JP2000338261A - 人体検知装置及び人体検知方法並びにその設置方法 - Google Patents
人体検知装置及び人体検知方法並びにその設置方法Info
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- JP2000338261A JP2000338261A JP11153289A JP15328999A JP2000338261A JP 2000338261 A JP2000338261 A JP 2000338261A JP 11153289 A JP11153289 A JP 11153289A JP 15328999 A JP15328999 A JP 15328999A JP 2000338261 A JP2000338261 A JP 2000338261A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明は、暖房便座の温度の影響を受けるこ
となく、便座に着座する人体の態様を含め病院や老人施
設等のトイレ内で発生する異常を検出でき、設置面積を
少なくして容易に設置することができる人体検知装置及
び人体検知方法並びにその設置方法を提供することを目
的とする。 【解決手段】 チョッパ5によって入射光を変調して静
止人体を検出する焦電赤外線センサと、予め設定された
距離内の人体を検出する測距型センサ部3とを備えたこ
とを特徴とする。
となく、便座に着座する人体の態様を含め病院や老人施
設等のトイレ内で発生する異常を検出でき、設置面積を
少なくして容易に設置することができる人体検知装置及
び人体検知方法並びにその設置方法を提供することを目
的とする。 【解決手段】 チョッパ5によって入射光を変調して静
止人体を検出する焦電赤外線センサと、予め設定された
距離内の人体を検出する測距型センサ部3とを備えたこ
とを特徴とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、病院や老人施設等
の個室トイレ内における人体の存在、位置情報や長時間
滞留等を高精度に検知して、警報やトイレ内情報を発信
することができる人体検知装置及び人体検知方法並びに
その設置方法に関するものである。
の個室トイレ内における人体の存在、位置情報や長時間
滞留等を高精度に検知して、警報やトイレ内情報を発信
することができる人体検知装置及び人体検知方法並びに
その設置方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、トイレ内の人体の存在を検知する
人体検知装置として種々のものが使用されている。
人体検知装置として種々のものが使用されている。
【0003】以下、焦電型赤外線センサを用いてトイレ
内の人体の存在を検知して、異常時の警報の発生やトイ
レ内の照明や換気扇等の機器の制御を行う従来の人体検
知装置について、図面を用いて説明する。
内の人体の存在を検知して、異常時の警報の発生やトイ
レ内の照明や換気扇等の機器の制御を行う従来の人体検
知装置について、図面を用いて説明する。
【0004】図11は従来の焦電型赤外線センサを用い
た人体検知装置の概略図である。
た人体検知装置の概略図である。
【0005】図11において、22はトイレのドア、2
3はトイレの照明、24はトイレの換気扇、25は便
器、26はトイレの入口付近の天井に配設された人体検
知装置、27は人体検知装置26に内蔵された焦電型赤
外線センサ、28は焦電型赤外線センサ27の検知範囲
である。
3はトイレの照明、24はトイレの換気扇、25は便
器、26はトイレの入口付近の天井に配設された人体検
知装置、27は人体検知装置26に内蔵された焦電型赤
外線センサ、28は焦電型赤外線センサ27の検知範囲
である。
【0006】以上のように構成された人体検知装置が配
設されたトイレについて、以下その動作を図11を参照
しながら説明する。
設されたトイレについて、以下その動作を図11を参照
しながら説明する。
【0007】人体がトイレのドア22に近づき焦電型赤
外線センサ27による検知範囲28に入ると、トイレの
ドア22手前の天井に設置され照明23及び換気扇24
に接続された人体検知装置26に内蔵された焦電型赤外
線センサ27が、人体の動きを熱変化として検知して電
圧を発生させ、発生した電圧を人体検知装置26内で電
気的に処理して、照明23を点灯させるとともに、換気
扇24を回転させる。ついで、予めタイマー設定された
時間が経過して、照明23が消灯されるとともに、換気
扇24の回転が停止し、人体の有無に対応して照明2
3,換気扇24を自動的にON、OFFして省エネルギ
ーを図ろうとするものである。
外線センサ27による検知範囲28に入ると、トイレの
ドア22手前の天井に設置され照明23及び換気扇24
に接続された人体検知装置26に内蔵された焦電型赤外
線センサ27が、人体の動きを熱変化として検知して電
圧を発生させ、発生した電圧を人体検知装置26内で電
気的に処理して、照明23を点灯させるとともに、換気
扇24を回転させる。ついで、予めタイマー設定された
時間が経過して、照明23が消灯されるとともに、換気
扇24の回転が停止し、人体の有無に対応して照明2
3,換気扇24を自動的にON、OFFして省エネルギ
ーを図ろうとするものである。
【0008】しかしながらこのような方法では、静止し
た人体を連続して検知し続けられないため、タイマーの
設定次第では人がいるのに照明が消され換気扇が止めら
れたりして安全上問題があったり、人が存在しないのに
照明が点灯され換気扇が運転され続けて電力が無駄に使
用される等の問題を有していた。
た人体を連続して検知し続けられないため、タイマーの
設定次第では人がいるのに照明が消され換気扇が止めら
れたりして安全上問題があったり、人が存在しないのに
照明が点灯され換気扇が運転され続けて電力が無駄に使
用される等の問題を有していた。
【0009】そこでこれらの問題を解決するものとし
て、例えば、特開昭64−39581号公報(以下、イ
号公報という)には、以下のような技術が開示されてい
る。
て、例えば、特開昭64−39581号公報(以下、イ
号公報という)には、以下のような技術が開示されてい
る。
【0010】以下に、イ号公報に開示された人体検知装
置について図面を用いて説明する。
置について図面を用いて説明する。
【0011】図12は従来の焦電型赤外線センサを用い
たもう一つの人体検知装置の概略図である。
たもう一つの人体検知装置の概略図である。
【0012】図12において、29は人体検知装置、3
0は人体検知装置29に内蔵された焦電型赤外線セン
サ、31はセンサ30の検知範囲、32はサーモパイ
ル、33はサーモパイル32の検知範囲、34は照明、
35は便座である。
0は人体検知装置29に内蔵された焦電型赤外線セン
サ、31はセンサ30の検知範囲、32はサーモパイ
ル、33はサーモパイル32の検知範囲、34は照明、
35は便座である。
【0013】以上のように構成されたイ号公報に開示さ
れた人体検知装置が配設されたトイレについて、以下そ
の動作を図12を用いて説明する。
れた人体検知装置が配設されたトイレについて、以下そ
の動作を図12を用いて説明する。
【0014】人体がトイレ内に入室し、焦電型赤外線セ
ンサ30の検知範囲31にかかると焦電型赤外線センサ
30のパルス的な電圧が入力され照明34が点灯する。
ここでは、焦電型赤外線センサ30からの出力を受けた
後、予めタイマーで設定された時間、連続して照明34
が点灯し続ける。続いて人体が便座35に着座し、人体
検知装置29に内蔵されたサーモパイル32の検知範囲
33に入ると、今度はサーモパイル32が人体を検知
し、その検知信号が伝送された照明34はさらに連続し
て点灯されることになる。つまり、焦電型赤外線センサ
30もしくはサーモパイル32のうちのいずれかが検知
すればその信号が伝送されて照明装置33が点灯され
る。つぎに、人体が便座35から立ち上がり、退出する
ときに今度は焦電型赤外線センサ30が検知して検知信
号を電送する。このとき最後に電送された検知信号によ
ってタイマーが作動し、所定時間が経過して照明34は
消灯されるのである。
ンサ30の検知範囲31にかかると焦電型赤外線センサ
30のパルス的な電圧が入力され照明34が点灯する。
ここでは、焦電型赤外線センサ30からの出力を受けた
後、予めタイマーで設定された時間、連続して照明34
が点灯し続ける。続いて人体が便座35に着座し、人体
検知装置29に内蔵されたサーモパイル32の検知範囲
33に入ると、今度はサーモパイル32が人体を検知
し、その検知信号が伝送された照明34はさらに連続し
て点灯されることになる。つまり、焦電型赤外線センサ
30もしくはサーモパイル32のうちのいずれかが検知
すればその信号が伝送されて照明装置33が点灯され
る。つぎに、人体が便座35から立ち上がり、退出する
ときに今度は焦電型赤外線センサ30が検知して検知信
号を電送する。このとき最後に電送された検知信号によ
ってタイマーが作動し、所定時間が経過して照明34は
消灯されるのである。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の人体検知装置では、以下のような課題を有してい
た。
来の人体検知装置では、以下のような課題を有してい
た。
【0016】まず検知範囲が便座を含んで広範囲になる
ため、例えば暖房便座の使用時には人体が居住する背景
温度を高くするため、人体と背景温度との温度差が小さ
くなって焦電型赤外線センサの検出信号が小さくなり、
人体の有無を誤って判定するという課題を有していた。
ため、例えば暖房便座の使用時には人体が居住する背景
温度を高くするため、人体と背景温度との温度差が小さ
くなって焦電型赤外線センサの検出信号が小さくなり、
人体の有無を誤って判定するという課題を有していた。
【0017】又、人体が便座に着座している間は、サー
モパイルのみで検出することになるが、ここでも例えば
暖房便座の使用時には、その温度を検知することになり
人体の有無の判別ができなかったり、着座後に暖房便座
を動作させた際に、退室後も暖房便座の温度を検知する
ことになって、便座上に人体が着座したままのような検
知信号を出力するため人体の有無を誤って判定するとい
う課題を有していた。
モパイルのみで検出することになるが、ここでも例えば
暖房便座の使用時には、その温度を検知することになり
人体の有無の判別ができなかったり、着座後に暖房便座
を動作させた際に、退室後も暖房便座の温度を検知する
ことになって、便座上に人体が着座したままのような検
知信号を出力するため人体の有無を誤って判定するとい
う課題を有していた。
【0018】更に、例えば病院や、痴呆性病棟のトイレ
内の異常を精度よく判定することが困難であるという課
題を有していた。
内の異常を精度よく判定することが困難であるという課
題を有していた。
【0019】本発明は暖房便座の温度の影響を受けるこ
となく、便座に着座する人体の態様を含め病院や老人施
設等のトイレ内で発生する異常を検出でき、設置面積を
少なくして容易に設置することができる人体検知装置及
び人体検知方法並びにその設置方法を提供することを目
的とする。
となく、便座に着座する人体の態様を含め病院や老人施
設等のトイレ内で発生する異常を検出でき、設置面積を
少なくして容易に設置することができる人体検知装置及
び人体検知方法並びにその設置方法を提供することを目
的とする。
【0020】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明の人体検知装置は、人体より放射される赤外線
を変調するチョッパと、前記チョッパによって変調され
た赤外線を検知処理する焦電型赤外線センサ部と、所定
の検知領域に赤外線を発射しその反射光を検知処理する
測距型センサ部と、前記焦電型赤外線センサ部と前記測
距型センサ部とを制御する制御部と、を備えた構成を有
している。
に本発明の人体検知装置は、人体より放射される赤外線
を変調するチョッパと、前記チョッパによって変調され
た赤外線を検知処理する焦電型赤外線センサ部と、所定
の検知領域に赤外線を発射しその反射光を検知処理する
測距型センサ部と、前記焦電型赤外線センサ部と前記測
距型センサ部とを制御する制御部と、を備えた構成を有
している。
【0021】この構成により、暖房便座の影響を受ける
ことなく精度よく人体の有無を判定できる人体検知装置
を提供することができる。
ことなく精度よく人体の有無を判定できる人体検知装置
を提供することができる。
【0022】また、本発明の人体検知方法は、測距セン
サが人体の便座への着座状態を検知し、焦電型赤外線セ
ンサがトイレ内への人体の入出を検知するとともに、ト
イレ内の人体の態様を検知する構成を有している。
サが人体の便座への着座状態を検知し、焦電型赤外線セ
ンサがトイレ内への人体の入出を検知するとともに、ト
イレ内の人体の態様を検知する構成を有している。
【0023】この構成により、便座に着座する人体の態
様を含め病院や老人施設等のトイレ内で発生する異常を
検出できる人体検知方法を提供することができる。
様を含め病院や老人施設等のトイレ内で発生する異常を
検出できる人体検知方法を提供することができる。
【0024】また、本発明の人体検知装置の設置方法
は、測距センサがトイレ室内の便座に対向して設けられ
るととともに、測距センサの検知可能距離が便座に到達
しない距離になる位置に設ける構成を有している。
は、測距センサがトイレ室内の便座に対向して設けられ
るととともに、測距センサの検知可能距離が便座に到達
しない距離になる位置に設ける構成を有している。
【0025】この構成により、設置面積を少なくして容
易に設置することができる人体検知装置の設置方法を提
供することができる。
易に設置することができる人体検知装置の設置方法を提
供することができる。
【0026】
【発明の実施の形態】この目的を達成するために、本発
明の請求項1に記載の人体検知装置は、人体より放射さ
れる赤外線を変調するチョッパと、前記チョッパによっ
て変調された赤外線を検知処理する焦電型赤外線センサ
部と、所定の検知領域に赤外線を発射しその反射光を検
知処理する測距型センサ部と、前記焦電型赤外線センサ
部と前記測距型センサ部とを制御する制御部と、を備え
たこととしたものであり、人体の動き、衣服の種類及び
環境温度に依らず高精度で人体を検知できるという作用
を有する。
明の請求項1に記載の人体検知装置は、人体より放射さ
れる赤外線を変調するチョッパと、前記チョッパによっ
て変調された赤外線を検知処理する焦電型赤外線センサ
部と、所定の検知領域に赤外線を発射しその反射光を検
知処理する測距型センサ部と、前記焦電型赤外線センサ
部と前記測距型センサ部とを制御する制御部と、を備え
たこととしたものであり、人体の動き、衣服の種類及び
環境温度に依らず高精度で人体を検知できるという作用
を有する。
【0027】本発明の請求項2に記載の発明は、請求項
1に記載の人体検知装置であって、人体が検知される空
間の温度が所定温度以上になると、前記制御部が、前記
焦電型赤外線センサ部の検知動作を停止させ、前記測距
型センサ部のみに検知動作を継続させることとしたもの
であり、請求項1の作用に加え、人体の存在する環境温
度の影響を少なく、高精度に人体の有無を検出できると
いう作用を有する。
1に記載の人体検知装置であって、人体が検知される空
間の温度が所定温度以上になると、前記制御部が、前記
焦電型赤外線センサ部の検知動作を停止させ、前記測距
型センサ部のみに検知動作を継続させることとしたもの
であり、請求項1の作用に加え、人体の存在する環境温
度の影響を少なく、高精度に人体の有無を検出できると
いう作用を有する。
【0028】本発明の請求項3に記載の発明は、請求項
1又は2に記載の人体検知装置であって、室内の予め設
定された所定位置のみを検知範囲とする測距型センサ部
と、前記所定位置以外を検知範囲とする焦電型赤外線セ
ンサ部と、前記測距型センサ部と前記焦電型赤外線セン
サ部とからの検知信号を受けて人体の存在の有無をそれ
ぞれ単独に判定する判定手段を備えたこととしたもので
あり、請求項1又は2の作用に加え、所定位置及びそれ
以外の検知範囲内に存在する人体の有無及びその態様を
精度よく検知して判定できるという作用を有する。
1又は2に記載の人体検知装置であって、室内の予め設
定された所定位置のみを検知範囲とする測距型センサ部
と、前記所定位置以外を検知範囲とする焦電型赤外線セ
ンサ部と、前記測距型センサ部と前記焦電型赤外線セン
サ部とからの検知信号を受けて人体の存在の有無をそれ
ぞれ単独に判定する判定手段を備えたこととしたもので
あり、請求項1又は2の作用に加え、所定位置及びそれ
以外の検知範囲内に存在する人体の有無及びその態様を
精度よく検知して判定できるという作用を有する。
【0029】本発明の請求項4に記載の発明は、請求項
1乃至3の内何れか一項に記載の人体検知装置であっ
て、前記測距型センサ部がトイレ内の便座上の空間のみ
を検知範囲とし、前記焦電赤外線センサが前記トイレ内
の前記便座以外を検知範囲とし、前記測距型センサ部と
前記焦電型赤外線センサ部からの検知信号を受けて人体
の存在の有無をそれぞれ単独に判定する判定手段を備え
たこととしたものであり、請求項1乃至3の内何れか一
項の作用に加え、便座及びそれ以外の検知範囲内に存在
する人体の有無及びその態様を精度よく検知して判定で
きるという作用を有する。
1乃至3の内何れか一項に記載の人体検知装置であっ
て、前記測距型センサ部がトイレ内の便座上の空間のみ
を検知範囲とし、前記焦電赤外線センサが前記トイレ内
の前記便座以外を検知範囲とし、前記測距型センサ部と
前記焦電型赤外線センサ部からの検知信号を受けて人体
の存在の有無をそれぞれ単独に判定する判定手段を備え
たこととしたものであり、請求項1乃至3の内何れか一
項の作用に加え、便座及びそれ以外の検知範囲内に存在
する人体の有無及びその態様を精度よく検知して判定で
きるという作用を有する。
【0030】本発明の請求項5に記載の発明は、請求項
3又は4に記載の人体検知装置であって、前記判定手段
の判定に基づいて人体の有無を表示する表示部を備えた
こととしたものであり、請求項3又は4の作用に加え、
人体検知装置の設置に際し、表示を確認しながら最適な
設置場所を確認できるという作用を有する。
3又は4に記載の人体検知装置であって、前記判定手段
の判定に基づいて人体の有無を表示する表示部を備えた
こととしたものであり、請求項3又は4の作用に加え、
人体検知装置の設置に際し、表示を確認しながら最適な
設置場所を確認できるという作用を有する。
【0031】本発明の請求項6に記載の発明は、前記焦
電型赤外線センサが、焦電赤外線素子の受光面に複数の
電極パターンがそれぞれ独立して形成されており、か
つ、前記電極パターンからの出力をそれぞれ単独に出力
することとしたものであり、請求項1乃至5の内何れか
一項の作用に加え、光学系を含めた人体検知装置を小型
にでき、1つのレンズと1つのセンサで検知範囲を任意
に設定することができるという作用を有する。
電型赤外線センサが、焦電赤外線素子の受光面に複数の
電極パターンがそれぞれ独立して形成されており、か
つ、前記電極パターンからの出力をそれぞれ単独に出力
することとしたものであり、請求項1乃至5の内何れか
一項の作用に加え、光学系を含めた人体検知装置を小型
にでき、1つのレンズと1つのセンサで検知範囲を任意
に設定することができるという作用を有する。
【0032】本発明の請求項7に記載の発明は、請求項
4乃至6の内何れか一項に記載の人体検知装置であっ
て、前記焦電型赤外線センサ部の検知範囲が、前記便座
を含まず前記便座に着座した人体のいずれかの部位を含
むこととしたものであり、暖房便座の温度の影響を全く
受けず、便座に着座した人体を検知することができると
いう作用を有する。
4乃至6の内何れか一項に記載の人体検知装置であっ
て、前記焦電型赤外線センサ部の検知範囲が、前記便座
を含まず前記便座に着座した人体のいずれかの部位を含
むこととしたものであり、暖房便座の温度の影響を全く
受けず、便座に着座した人体を検知することができると
いう作用を有する。
【0033】本発明の請求項8に記載の発明は、請求項
4乃至7の内何れか一項に記載の人体検知装置であっ
て、前記焦電型赤外線センサ部の検知範囲が、2以上に
独立して分割されていることとしたものであり、請求項
4乃至7の内何れか一項の作用に加え、人体の態様を検
知できるという作用を有する。
4乃至7の内何れか一項に記載の人体検知装置であっ
て、前記焦電型赤外線センサ部の検知範囲が、2以上に
独立して分割されていることとしたものであり、請求項
4乃至7の内何れか一項の作用に加え、人体の態様を検
知できるという作用を有する。
【0034】本発明の請求項9に記載の発明は、請求項
8に記載の人体検知装置であって、前記焦電型赤外線セ
ンサ部の検知範囲が、人体の移動方向に順に設けられて
いることとしたものであり、請求項4乃至8の内何れか
一項の作用に加え、人体のトイレからの退出に際し高精
度の確認ができるという作用を有する。
8に記載の人体検知装置であって、前記焦電型赤外線セ
ンサ部の検知範囲が、人体の移動方向に順に設けられて
いることとしたものであり、請求項4乃至8の内何れか
一項の作用に加え、人体のトイレからの退出に際し高精
度の確認ができるという作用を有する。
【0035】本発明の請求項10に記載の発明は、請求
項4乃至9の内何れか一項に記載の人体検知装置であっ
て、前記焦電型赤外線センサ部の検知範囲が、前記便座
の両側に設けられたトイレ内壁の一部を含むこととした
ものであり、請求項4乃至9の内何れか一項の作用に加
え、トイレの内壁によりかかる等の態様を検知すること
ができるという作用を有する。
項4乃至9の内何れか一項に記載の人体検知装置であっ
て、前記焦電型赤外線センサ部の検知範囲が、前記便座
の両側に設けられたトイレ内壁の一部を含むこととした
ものであり、請求項4乃至9の内何れか一項の作用に加
え、トイレの内壁によりかかる等の態様を検知すること
ができるという作用を有する。
【0036】本発明の請求項11に記載の発明は、請求
項1乃至10の何れか一項に記載の人体検知装置であっ
て、前記制御部が、前記測距型センサ部が人体の便座へ
の着座状態を検知し出力する着座状態検知信号と、前記
焦電型赤外線センサ部がトイレ内への人体の入出を検知
し出力する入出検知信号と、前記焦電型赤外線センサ部
がトイレ内の人体の態様を検知し出力する態様検知信号
と、から異常状態を検知することとしたものであり、請
求項1乃至10の作用に加え、トイレ内の人体の有無及
びその態様を遠隔地点で容易に監視できるという作用を
有する。
項1乃至10の何れか一項に記載の人体検知装置であっ
て、前記制御部が、前記測距型センサ部が人体の便座へ
の着座状態を検知し出力する着座状態検知信号と、前記
焦電型赤外線センサ部がトイレ内への人体の入出を検知
し出力する入出検知信号と、前記焦電型赤外線センサ部
がトイレ内の人体の態様を検知し出力する態様検知信号
と、から異常状態を検知することとしたものであり、請
求項1乃至10の作用に加え、トイレ内の人体の有無及
びその態様を遠隔地点で容易に監視できるという作用を
有する。
【0037】本発明の請求項12に記載の人体検知方法
は、測距型センサ部が人体の便座への着座状態を検知
し、焦電型赤外線センサ部がトイレ内への人体の入出を
検知し、トイレ内の人体の態様を検知することとしたも
のであり、それぞれのセンサが単独に検知信号を出力で
きるという作用を有する。
は、測距型センサ部が人体の便座への着座状態を検知
し、焦電型赤外線センサ部がトイレ内への人体の入出を
検知し、トイレ内の人体の態様を検知することとしたも
のであり、それぞれのセンサが単独に検知信号を出力で
きるという作用を有する。
【0038】本発明の請求項13に記載の人体検知装置
の設置方法は、前記測距型センサ部を、前記測距型セン
サ部の検知範囲の下端部が前記便座に到達しない位置に
配設することとしたものであり、便座に着座した人体の
有無を検知できるという作用を有する。
の設置方法は、前記測距型センサ部を、前記測距型セン
サ部の検知範囲の下端部が前記便座に到達しない位置に
配設することとしたものであり、便座に着座した人体の
有無を検知できるという作用を有する。
【0039】本発明の請求項14に記載の発明は、請求
項13に記載の人体検知装置の設置方法であって、前記
焦電型赤外線センサ部を、前記トイレ内の前記便座を含
まない領域を検知範囲とし、かつ、前記便座に着座した
人体の一部の部位を検知できる位置に配設することとし
たものであり、請求項13の作用に加え、測距型センサ
部が検知エラーを生じたときにも便座に着座した人体の
有無を検知できるという作用を有する。
項13に記載の人体検知装置の設置方法であって、前記
焦電型赤外線センサ部を、前記トイレ内の前記便座を含
まない領域を検知範囲とし、かつ、前記便座に着座した
人体の一部の部位を検知できる位置に配設することとし
たものであり、請求項13の作用に加え、測距型センサ
部が検知エラーを生じたときにも便座に着座した人体の
有無を検知できるという作用を有する。
【0040】以下、本発明の実施の形態について図面を
用いて説明する。
用いて説明する。
【0041】(実施の形態1)図1は本発明の実施の形
態1における人体検知装置の要部断面図であり、図2は
本発明の実施の形態1における人体検知装置の機能ブロ
ック図である。
態1における人体検知装置の要部断面図であり、図2は
本発明の実施の形態1における人体検知装置の機能ブロ
ック図である。
【0042】図1及び図2において1は本実施の形態に
おける人体検知装置、2は3素子独立の焦電型赤外線セ
ンサ部であり、焦電型赤外線センサ素子2a、焦電型赤
外線センサ素子2b及び焦電型赤外線センサ素子2cの
3つのセンサ素子がそれぞれ独立した検知範囲を持つ受
光エレメントと独立した制御回路及び出力端子を有し、
これを同一パッケージに収納したものである。3は任意
に設定された距離内の反射物体の存在を検知しフィルタ
機能、増幅機能等の信号処理機能がモジュール化された
測距型センサ部であり、反射物体を検知して接点出力を
発生する。4は短結晶シリコンからなる焦点距離4mm
の集光レンズであり、広範囲の赤外線を焦電型赤外線セ
ンサ部2に集光する。5は入射光を変調するために円板
にスリットが設けられたチョッパであり、焦電型赤外線
センサ部2に対し20Hzの周期で入射光に対する変調
を行う。6はチョッパ5を回転させるためのDCモー
タ、7aは厚さ0.5mmの高密度ポリエチレンからな
る第1の赤外線入射窓であり、この第1の赤外線入射窓
7aを通して人体から発生する波長9μm程度の赤外線
が集光レンズ4を介して焦電型赤外線センサ部2に入光
する。7bは厚さ1mmのポリカーボネート板からなる
第2の赤外線入射窓で、この第2の赤外線入射窓8を介
して人体から発生する赤外線が測距型センサ部3に入光
する。8は信号処理部であり、各焦電型赤外線センサ素
子2a、2b及び2cから送られる変調された交流波形
に対しそれぞれ独立して増幅、フィルタリング等を行
う。9aは測距型センサ部に対する判定処理部、9bは
焦電型赤外線センサ部2に対する判定処理部であり信号
処理部8から送られた信号の波高をサンプリング、デジ
タル変換し、各検知範囲に対応する背景のデジタル値を
常にモニターしながら、この背景のデジタル値に対し任
意のしきい値を越える変化が生じた場合各検知範囲にお
ける人体の存在や着座を判定する。ここで判定処理部9
a,9bの機能を以下に示す。それぞれの判定内容につ
いては後述する。
おける人体検知装置、2は3素子独立の焦電型赤外線セ
ンサ部であり、焦電型赤外線センサ素子2a、焦電型赤
外線センサ素子2b及び焦電型赤外線センサ素子2cの
3つのセンサ素子がそれぞれ独立した検知範囲を持つ受
光エレメントと独立した制御回路及び出力端子を有し、
これを同一パッケージに収納したものである。3は任意
に設定された距離内の反射物体の存在を検知しフィルタ
機能、増幅機能等の信号処理機能がモジュール化された
測距型センサ部であり、反射物体を検知して接点出力を
発生する。4は短結晶シリコンからなる焦点距離4mm
の集光レンズであり、広範囲の赤外線を焦電型赤外線セ
ンサ部2に集光する。5は入射光を変調するために円板
にスリットが設けられたチョッパであり、焦電型赤外線
センサ部2に対し20Hzの周期で入射光に対する変調
を行う。6はチョッパ5を回転させるためのDCモー
タ、7aは厚さ0.5mmの高密度ポリエチレンからな
る第1の赤外線入射窓であり、この第1の赤外線入射窓
7aを通して人体から発生する波長9μm程度の赤外線
が集光レンズ4を介して焦電型赤外線センサ部2に入光
する。7bは厚さ1mmのポリカーボネート板からなる
第2の赤外線入射窓で、この第2の赤外線入射窓8を介
して人体から発生する赤外線が測距型センサ部3に入光
する。8は信号処理部であり、各焦電型赤外線センサ素
子2a、2b及び2cから送られる変調された交流波形
に対しそれぞれ独立して増幅、フィルタリング等を行
う。9aは測距型センサ部に対する判定処理部、9bは
焦電型赤外線センサ部2に対する判定処理部であり信号
処理部8から送られた信号の波高をサンプリング、デジ
タル変換し、各検知範囲に対応する背景のデジタル値を
常にモニターしながら、この背景のデジタル値に対し任
意のしきい値を越える変化が生じた場合各検知範囲にお
ける人体の存在や着座を判定する。ここで判定処理部9
a,9bの機能を以下に示す。それぞれの判定内容につ
いては後述する。
【0043】1.測距型センサ部3からの出力に基づい
た便座への着座判定。
た便座への着座判定。
【0044】2.焦電型赤外線センサ素子2aの出力に
基づいた便座への着座判定。
基づいた便座への着座判定。
【0045】3.焦電型赤外線センサ素子2b及び2c
の出力に基づいた在室判定。
の出力に基づいた在室判定。
【0046】4.焦電型赤外線センサ素子2b及び2c
による在室判定が3分以上継続した場合の異常位置判
定。
による在室判定が3分以上継続した場合の異常位置判
定。
【0047】5.上記在室判定と、焦電型赤外線センサ
素子2a、2b及び2cと測距型センサ部3の無出力の
場合の退出判定。
素子2a、2b及び2cと測距型センサ部3の無出力の
場合の退出判定。
【0048】6.在室判定及び着座判定時刻から予め設
定された時間が経過しても退出信号が得られない場合の
異常判定。
定された時間が経過しても退出信号が得られない場合の
異常判定。
【0049】なお、ここでは便器のことを総称して便座
と表現している。10は判定結果を外部に出力するため
の出力部であり、出力部10は判定処理部9aで得られ
た測距型センサ部3の着座状態検知信号と、判定処理部
9bで得られた焦電型赤外線センサ部2の入出検知信号
と、態様検知信号とを集中して管理する管理部に伝達
し、送信機能と、接点に出力する機能を有する。この送
信機能にはRS232C形式を用いるのがよい。11は
電源のON,OFF状態、測距型センサ部3からの着座
中の判定、焦電型赤外線センサ部2からの在室及び着座
中判定をそれぞれ個別のLEDで表示する表示部であ
り、LEDが点灯する。
と表現している。10は判定結果を外部に出力するため
の出力部であり、出力部10は判定処理部9aで得られ
た測距型センサ部3の着座状態検知信号と、判定処理部
9bで得られた焦電型赤外線センサ部2の入出検知信号
と、態様検知信号とを集中して管理する管理部に伝達
し、送信機能と、接点に出力する機能を有する。この送
信機能にはRS232C形式を用いるのがよい。11は
電源のON,OFF状態、測距型センサ部3からの着座
中の判定、焦電型赤外線センサ部2からの在室及び着座
中判定をそれぞれ個別のLEDで表示する表示部であ
り、LEDが点灯する。
【0050】次に、焦電型赤外線センサ素子2a、2b
及び2cと測距型センサ部3のそれぞれに設定された検
知範囲について、人体検知装置1がトイレに配設された
場合について説明する。
及び2cと測距型センサ部3のそれぞれに設定された検
知範囲について、人体検知装置1がトイレに配設された
場合について説明する。
【0051】図3は本発明の実施の形態1における人体
検知装置の検知範囲を示す説明図であり、図4は本発明
の実施の形態1における人体検知装置の側面の検知範囲
を示す説明図であり、図5は本発明の実施の形態1にお
ける人体検知装置の正面の検知範囲を示す説明図であ
る。
検知装置の検知範囲を示す説明図であり、図4は本発明
の実施の形態1における人体検知装置の側面の検知範囲
を示す説明図であり、図5は本発明の実施の形態1にお
ける人体検知装置の正面の検知範囲を示す説明図であ
る。
【0052】図3乃至図5において、1は人体検知装
置、17は便座である。13は測距型センサ部3の検知
範囲である第1の検知範囲の最下端の検知範囲、13a
は第1の検知範囲の側面視、13bは第1の検知範囲の
正面視、14は便座に着座した人体のいずれかの部位を
含むように設けられた焦電型赤外線センサ素子2aの検
知範囲である第2の検知範囲の床面における検知範囲、
14aは便座17に着座した人体の頭部付近を検知する
ように設けられ、14b,14cは人体の両肩付近を検
知するように設けられ、14dは膝部付近及び立位状態
を検知するように設けられている。15は便座17に正
常に着座した人体のいずれの部位も含まないようにして
便座17の両側及び前方を検知する焦電型赤外線センサ
素子2bの検知範囲である第3の検知範囲の床面におけ
る検知範囲、15a,15bは人体がトイレの壁面にも
たれかかったような態様を検知するように設けられ、1
5cは人体の停留、通過及び転倒状態を検知できるよう
に設けられている。16はトイレ入口付近を検知する焦
電型赤外線センサ素子2cの検知範囲である第4の検知
範囲の床面における検知範囲、16aは第4の検知範囲
の側面視であり、第4の検知範囲は便座17に正常に着
座した人体のいずれの部位も含まないように設けられて
おり、トイレ内の人体の停留、通過及び転倒状態を検知
するように設けられている。
置、17は便座である。13は測距型センサ部3の検知
範囲である第1の検知範囲の最下端の検知範囲、13a
は第1の検知範囲の側面視、13bは第1の検知範囲の
正面視、14は便座に着座した人体のいずれかの部位を
含むように設けられた焦電型赤外線センサ素子2aの検
知範囲である第2の検知範囲の床面における検知範囲、
14aは便座17に着座した人体の頭部付近を検知する
ように設けられ、14b,14cは人体の両肩付近を検
知するように設けられ、14dは膝部付近及び立位状態
を検知するように設けられている。15は便座17に正
常に着座した人体のいずれの部位も含まないようにして
便座17の両側及び前方を検知する焦電型赤外線センサ
素子2bの検知範囲である第3の検知範囲の床面におけ
る検知範囲、15a,15bは人体がトイレの壁面にも
たれかかったような態様を検知するように設けられ、1
5cは人体の停留、通過及び転倒状態を検知できるよう
に設けられている。16はトイレ入口付近を検知する焦
電型赤外線センサ素子2cの検知範囲である第4の検知
範囲の床面における検知範囲、16aは第4の検知範囲
の側面視であり、第4の検知範囲は便座17に正常に着
座した人体のいずれの部位も含まないように設けられて
おり、トイレ内の人体の停留、通過及び転倒状態を検知
するように設けられている。
【0053】以上のように構成された本発明の実施の形
態におけるトイレに配設された人体検知装置の動作につ
いて、以下図面を用いて説明する。
態におけるトイレに配設された人体検知装置の動作につ
いて、以下図面を用いて説明する。
【0054】まずトイレに人体が入室してトイレ入口の
第4の検知範囲に入ると、人体からの赤外線が集光レン
ズ4で集光されて焦電型赤外線センサ素子2cに大きな
電圧出力が発生し、信号処理部8上で背景出力に比べて
大きなアナログ電圧の変化を生じる。判定処理部9bで
はこの変化が大きなデジタル値の変化としてとらえら
れ、判定処理部9bが人体の存在を判定し、同時にタイ
マーが計測を始める。同時に出力部10からはRS23
2C形式によってトイレ内に人体が在室中であることの
信号が発信され、表示部11のそれぞれのセンサに対応
したLEDが点灯する。次に人体は第3の検知範囲14
を通過して便座に接近するため、焦電型赤外線センサ素
子2bが検知し判定処理部9bが人体の存在を判定す
る。このとき第4の検知範囲15での在室判定動作は終
了するが、第2の検知範囲及び第3の検知範囲での在室
判定が継続されているためタイマーによる計時は継続さ
れている。次に、人体が便座17に着座すると第2の検
知範囲14に入り、焦電型赤外線センサ素子2aが人体
の存在を検知し、同時に測距型センサ部3も人体を検知
し、判定処理部9aがその存在を判定することになる。
このとき第3の検知範囲15の在室判定動作は終了する
が、第2の検知範囲14での在室判定が継続しているた
めタイマーによる計時は継続されている。第1の検知範
囲12内を検知する測距型センサ部3又は第2の検知範
囲14内を検知する焦電型赤外線センサ素子2aの人体
検知信号を受けて、出力部10からはRS232C形式
でトイレ着座中を示す信号が表示部11に伝達され、L
ED等の表示素子が点灯することになる。
第4の検知範囲に入ると、人体からの赤外線が集光レン
ズ4で集光されて焦電型赤外線センサ素子2cに大きな
電圧出力が発生し、信号処理部8上で背景出力に比べて
大きなアナログ電圧の変化を生じる。判定処理部9bで
はこの変化が大きなデジタル値の変化としてとらえら
れ、判定処理部9bが人体の存在を判定し、同時にタイ
マーが計測を始める。同時に出力部10からはRS23
2C形式によってトイレ内に人体が在室中であることの
信号が発信され、表示部11のそれぞれのセンサに対応
したLEDが点灯する。次に人体は第3の検知範囲14
を通過して便座に接近するため、焦電型赤外線センサ素
子2bが検知し判定処理部9bが人体の存在を判定す
る。このとき第4の検知範囲15での在室判定動作は終
了するが、第2の検知範囲及び第3の検知範囲での在室
判定が継続されているためタイマーによる計時は継続さ
れている。次に、人体が便座17に着座すると第2の検
知範囲14に入り、焦電型赤外線センサ素子2aが人体
の存在を検知し、同時に測距型センサ部3も人体を検知
し、判定処理部9aがその存在を判定することになる。
このとき第3の検知範囲15の在室判定動作は終了する
が、第2の検知範囲14での在室判定が継続しているた
めタイマーによる計時は継続されている。第1の検知範
囲12内を検知する測距型センサ部3又は第2の検知範
囲14内を検知する焦電型赤外線センサ素子2aの人体
検知信号を受けて、出力部10からはRS232C形式
でトイレ着座中を示す信号が表示部11に伝達され、L
ED等の表示素子が点灯することになる。
【0055】このとき着座する人体が反射率の極めて低
い衣服を着ているときや、髪の毛が長く前のめりの姿勢
のときには、測距型センサ部3がその人体を検知しない
ことが起こり得る。このような場合には、並行して第2
の検知範囲14内を検知する焦電型赤外線センサ素子2
aが人体の存在を検知して着座中の判定を行うことでタ
イマー動作も継続する。また、トイレ内の温度が異常に
上昇すると、背景温度と人体の温度差が小さくなって焦
電型赤外線センサ素子2aが人体を検知しなくなる。こ
のような場合は測距型センサ部3が人体の存在を並行に
判定して、タイマー動作も継続する。このように人体が
存在する空間が予め設定された所定温度以上になると、
焦電型赤外線センサ部2が検知動作を止めるとともに、
測距型センサ部3のみが検知動作を継続するよう設ける
こともできる。
い衣服を着ているときや、髪の毛が長く前のめりの姿勢
のときには、測距型センサ部3がその人体を検知しない
ことが起こり得る。このような場合には、並行して第2
の検知範囲14内を検知する焦電型赤外線センサ素子2
aが人体の存在を検知して着座中の判定を行うことでタ
イマー動作も継続する。また、トイレ内の温度が異常に
上昇すると、背景温度と人体の温度差が小さくなって焦
電型赤外線センサ素子2aが人体を検知しなくなる。こ
のような場合は測距型センサ部3が人体の存在を並行に
判定して、タイマー動作も継続する。このように人体が
存在する空間が予め設定された所定温度以上になると、
焦電型赤外線センサ部2が検知動作を止めるとともに、
測距型センサ部3のみが検知動作を継続するよう設ける
こともできる。
【0056】ここではその対策のために、第2の検知範
囲14内が便座17に着座している人体の頭部、側部及
び膝部を同時に含むように設けられている。このことに
より、第2の検知範囲14内の人体が占める割合が大き
くなるため、背景温度と人体の温度差が小さい場合でも
検知出力が得られ易くなる。また、人体が便座17上で
動いても、いずれかの部位が第2の検知範囲14内に含
まれることになるため、継続して人体の存在を検知する
ことができる。
囲14内が便座17に着座している人体の頭部、側部及
び膝部を同時に含むように設けられている。このことに
より、第2の検知範囲14内の人体が占める割合が大き
くなるため、背景温度と人体の温度差が小さい場合でも
検知出力が得られ易くなる。また、人体が便座17上で
動いても、いずれかの部位が第2の検知範囲14内に含
まれることになるため、継続して人体の存在を検知する
ことができる。
【0057】次に、人体が便座17を離れると、第1の
検知範囲13及び第2の検知範囲14の人体判定動作が
終了し、着座中を示す信号が在室中を示す信号へと変わ
って伝送され、測距型センサ部3の判定に対応した表示
部11のLEDが消灯する。さらに人体は移動して第3
の検知範囲15を通過し、第4の検知範囲16通過して
トイレから退出する。このとき、第3の検知範囲15に
対応する焦電型赤外線センサ素子2bに出力が発生した
後、一定の時間差をもって第4の検知範囲16に対応し
た焦電型赤外線センサ素子2cの出力が発生しつづいて
消滅することを設定条件にしたタイマーの動作が停止
し、つづいて判定処理部9a,9bで退出判定され、出
力部10を経て退出を示す信号が発信されて退出が確定
され、在室を示す表示部11のLEDが消灯される。
検知範囲13及び第2の検知範囲14の人体判定動作が
終了し、着座中を示す信号が在室中を示す信号へと変わ
って伝送され、測距型センサ部3の判定に対応した表示
部11のLEDが消灯する。さらに人体は移動して第3
の検知範囲15を通過し、第4の検知範囲16通過して
トイレから退出する。このとき、第3の検知範囲15に
対応する焦電型赤外線センサ素子2bに出力が発生した
後、一定の時間差をもって第4の検知範囲16に対応し
た焦電型赤外線センサ素子2cの出力が発生しつづいて
消滅することを設定条件にしたタイマーの動作が停止
し、つづいて判定処理部9a,9bで退出判定され、出
力部10を経て退出を示す信号が発信されて退出が確定
され、在室を示す表示部11のLEDが消灯される。
【0058】尚、全ての判定出力がなくなることで退出
を確定することも可能であるが、例えば痴呆性患者が便
座後方の水槽18の上に意図を持たずに移動したり、侵
入者が意図を持ってそれぞれの検知範囲を避けるべく退
避する等、検知範囲外に人体が存在することもあり得る
ため、上述したように人体の移動に追従した検知方法と
確定手段は判定精度を上げるために有効な手段となる。
を確定することも可能であるが、例えば痴呆性患者が便
座後方の水槽18の上に意図を持たずに移動したり、侵
入者が意図を持ってそれぞれの検知範囲を避けるべく退
避する等、検知範囲外に人体が存在することもあり得る
ため、上述したように人体の移動に追従した検知方法と
確定手段は判定精度を上げるために有効な手段となる。
【0059】また、入室前から背景温度上昇の影響で3
つの焦電型赤外線センサ素子2a、2b及び2cが人体
の存在を判定できない場合は、測距型センサ部3の出力
を基に人体の着座判定を行い、判定処理部9aは着座判
定を行いこの時点からタイマーが動作し、出力部10は
着座信号を発生し、測距型センサ部3に対応した表示部
11のLEDも点灯する。但し、退出時に第3の検知範
囲15と第4の検知範囲16に対応した退出出力が発生
しない場合、着座判定が継続し、タイマーが動作し続
け、あらかじめ設定された時間が経過すると判定処理部
9aは異常判定を下し、出力部10はRS232C及び
接点出力に警報出力を発生する。この場合、例えばデジ
タルナースコールシステムに接続されていると、ナース
ステーションに警報が伝わり、ナースが現場で人体の異
常ではないことを確認したうえで、環境の異常として、
空調の設定等の対処が行われる。
つの焦電型赤外線センサ素子2a、2b及び2cが人体
の存在を判定できない場合は、測距型センサ部3の出力
を基に人体の着座判定を行い、判定処理部9aは着座判
定を行いこの時点からタイマーが動作し、出力部10は
着座信号を発生し、測距型センサ部3に対応した表示部
11のLEDも点灯する。但し、退出時に第3の検知範
囲15と第4の検知範囲16に対応した退出出力が発生
しない場合、着座判定が継続し、タイマーが動作し続
け、あらかじめ設定された時間が経過すると判定処理部
9aは異常判定を下し、出力部10はRS232C及び
接点出力に警報出力を発生する。この場合、例えばデジ
タルナースコールシステムに接続されていると、ナース
ステーションに警報が伝わり、ナースが現場で人体の異
常ではないことを確認したうえで、環境の異常として、
空調の設定等の対処が行われる。
【0060】次に、前記入室からの課程を経て着座中に
人体が意識を失う等の異常が発生した際、最も多く発生
する状態はそのまま横壁にもたれかかる姿勢である。こ
のとき、第2の検知範囲14に対応する焦電型赤外線セ
ンサ素子2aが在室判定を行い、第1の検知範囲13に
対応する測距型センサ部3が着座判定を行うことが出来
る場合もあるが、極端な姿勢や衣服の状態等により両セ
ンサがともに判定できないこともあり得る。しかし、こ
の姿勢では上半身が第3の検知範囲15に入るため、第
3の検知範囲15に対応する焦電型赤外線センサ素子2
bに大きな出力が得られるためこの範囲で判定処理部9
bが在室判定を行いタイマー動作を連続する。タイマー
があらかじめ設定された時間経過すると判定処理部9
a,9bは異常判定を下し、出力部10はRS232C
及び接点出力に警報出力を発生する。この場合、例えば
信号がデジタルナースコールシステムに接続されている
と、ナースステーションに警報が伝わり、ナースが現場
で対処を行う。尚、このとき第3の検知範囲15からの
出力が3分以上継続した場合、判定処理部9bは異常位
置と判定し、出力部10は異常位置情報を送信し、ナー
スが即座に確認することもできる。
人体が意識を失う等の異常が発生した際、最も多く発生
する状態はそのまま横壁にもたれかかる姿勢である。こ
のとき、第2の検知範囲14に対応する焦電型赤外線セ
ンサ素子2aが在室判定を行い、第1の検知範囲13に
対応する測距型センサ部3が着座判定を行うことが出来
る場合もあるが、極端な姿勢や衣服の状態等により両セ
ンサがともに判定できないこともあり得る。しかし、こ
の姿勢では上半身が第3の検知範囲15に入るため、第
3の検知範囲15に対応する焦電型赤外線センサ素子2
bに大きな出力が得られるためこの範囲で判定処理部9
bが在室判定を行いタイマー動作を連続する。タイマー
があらかじめ設定された時間経過すると判定処理部9
a,9bは異常判定を下し、出力部10はRS232C
及び接点出力に警報出力を発生する。この場合、例えば
信号がデジタルナースコールシステムに接続されている
と、ナースステーションに警報が伝わり、ナースが現場
で対処を行う。尚、このとき第3の検知範囲15からの
出力が3分以上継続した場合、判定処理部9bは異常位
置と判定し、出力部10は異常位置情報を送信し、ナー
スが即座に確認することもできる。
【0061】また、着座中に人体が意識を失う等の異常
が発生し、前のめり状態、後方にそる状態等の姿勢とな
った場合には、第2の検知範囲14に対応する焦電型赤
外線センサ素子2aと第1の検知範囲13に対応する測
距型センサ部3で連続的に判定を行うことができるた
め、あらかじめ設定された、例えば在室検知から10分
間のタイマー時間が経過すると前記同様警報出力を発生
する。尚、在室検知から警報発生までのタイマー設定時
間は用途や状況に応じて5分〜60分の間で任意の時間
を選択出来る。
が発生し、前のめり状態、後方にそる状態等の姿勢とな
った場合には、第2の検知範囲14に対応する焦電型赤
外線センサ素子2aと第1の検知範囲13に対応する測
距型センサ部3で連続的に判定を行うことができるた
め、あらかじめ設定された、例えば在室検知から10分
間のタイマー時間が経過すると前記同様警報出力を発生
する。尚、在室検知から警報発生までのタイマー設定時
間は用途や状況に応じて5分〜60分の間で任意の時間
を選択出来る。
【0062】さらに、便座17から意識を失い床に倒れ
たり、移動中に意識を失い倒れてしまう、あるいは意識
があっても意図的に便座17以外のトイレ内に継続して
存在する場合、第2、3、4の検知範囲14、15、1
6のいずれかが在室判定を行うため、あらかじめ設定さ
れたタイマー時間が経過すると前記同様警報出力を発生
する。
たり、移動中に意識を失い倒れてしまう、あるいは意識
があっても意図的に便座17以外のトイレ内に継続して
存在する場合、第2、3、4の検知範囲14、15、1
6のいずれかが在室判定を行うため、あらかじめ設定さ
れたタイマー時間が経過すると前記同様警報出力を発生
する。
【0063】一方、例えば人体が何らかの大きな物体を
所持してトイレ内に入室し、最終的にその物体を便座1
7上において退出した場合や、ペット等の小動物が長時
間存在する場合、結果的にあらかじめ設定されたタイマ
ー設定時間を越えた場合、警報が発せられることになる
が、基本的にはこれらも異常な状態であり、警報により
ナースが現場にて対処すべき対象となる。
所持してトイレ内に入室し、最終的にその物体を便座1
7上において退出した場合や、ペット等の小動物が長時
間存在する場合、結果的にあらかじめ設定されたタイマ
ー設定時間を越えた場合、警報が発せられることになる
が、基本的にはこれらも異常な状態であり、警報により
ナースが現場にて対処すべき対象となる。
【0064】(実施例1)次に、実施の形態1における
第2の検知範囲14内の検知精度の調査結果について、
以下に図面を用いて説明する。
第2の検知範囲14内の検知精度の調査結果について、
以下に図面を用いて説明する。
【0065】図6は本実施の形態による第2の検知範囲
の背面部の検知範囲を示す上面図であり、図7は本実施
の形態による第2の検知範囲の側面部の検知範囲を示す
上面図であり、図8は本実施の形態による第2の検知範
囲の前面部の検知範囲を示す上面図である。
の背面部の検知範囲を示す上面図であり、図7は本実施
の形態による第2の検知範囲の側面部の検知範囲を示す
上面図であり、図8は本実施の形態による第2の検知範
囲の前面部の検知範囲を示す上面図である。
【0066】図6乃至図8において、19は人体の頭部
のみを検知できるように設けられた検知範囲、20は人
体の側部のみを検知できるように設けられた検知範囲、
21は人体の膝部のみを検知できるように設けられた検
知範囲である。
のみを検知できるように設けられた検知範囲、20は人
体の側部のみを検知できるように設けられた検知範囲、
21は人体の膝部のみを検知できるように設けられた検
知範囲である。
【0067】ここで(1)人体の背面部、(2)人体の
側面部及び(3)人体の前面部をそれぞれ単独で着座判
定した場合と、(4)これらを合わせて同時に着座判定
した場合(第2の検知範囲13で測距型センサ部3な
し)と、(5)測距型センサ部3のみで着座判定した場
合と、(6)測距型センサ部3を併用して第1の検知範
囲12と第2の検知範囲13内を同時に着座判定した場
合に分けてそれぞれ1万回のフィールドテストを実施
し、その正常判定率を(表1)に示した。なお、上記の
フィールドテストでは暖房便座の使用もランダムに実施
されているが、測距型センサ部3を併用して第1の検知
範囲12と第2の検知範囲13内を同時に着座判定した
ものについては、(6)暖房便座有り・(7)暖房便座
なしを区別してテストした。
側面部及び(3)人体の前面部をそれぞれ単独で着座判
定した場合と、(4)これらを合わせて同時に着座判定
した場合(第2の検知範囲13で測距型センサ部3な
し)と、(5)測距型センサ部3のみで着座判定した場
合と、(6)測距型センサ部3を併用して第1の検知範
囲12と第2の検知範囲13内を同時に着座判定した場
合に分けてそれぞれ1万回のフィールドテストを実施
し、その正常判定率を(表1)に示した。なお、上記の
フィールドテストでは暖房便座の使用もランダムに実施
されているが、測距型センサ部3を併用して第1の検知
範囲12と第2の検知範囲13内を同時に着座判定した
ものについては、(6)暖房便座有り・(7)暖房便座
なしを区別してテストした。
【0068】
【表1】
【0069】以上の結果から明らかなように(1)頭部
のみの検知範囲19、(2)側部のみの検知範囲20及
び(3)膝部のみの検知範囲21のそれぞれ単独では正
常判定率は80%以下と低いが、上記3つの検知範囲を
同時に検知した(4)では、95%以上の正常判定率を
示した。
のみの検知範囲19、(2)側部のみの検知範囲20及
び(3)膝部のみの検知範囲21のそれぞれ単独では正
常判定率は80%以下と低いが、上記3つの検知範囲を
同時に検知した(4)では、95%以上の正常判定率を
示した。
【0070】また、測距型センサ部3のみの場合(5)
の正常判定率は80%程度であったが、測距型センサ部
3を併用して第1の検知範囲13と第2の検知範囲14
内を同時に着座判定した場合(6)、(7)には、暖房
便座の有り・なしの差は認められず、ほぼ100%の正
常判定率を示している。このように、本発明による人体
検出装置は極めて高い精度で人体の存在を判定でき、し
かも暖房便座の影響を受けることもない。
の正常判定率は80%程度であったが、測距型センサ部
3を併用して第1の検知範囲13と第2の検知範囲14
内を同時に着座判定した場合(6)、(7)には、暖房
便座の有り・なしの差は認められず、ほぼ100%の正
常判定率を示している。このように、本発明による人体
検出装置は極めて高い精度で人体の存在を判定でき、し
かも暖房便座の影響を受けることもない。
【0071】(実施の形態2)次に、本発明における人
体検知装置の設置方法について図面を用いて説明する。
体検知装置の設置方法について図面を用いて説明する。
【0072】図9は本発明の実施の形態2における人体
検知装置が配設された天井高2.2mのトイレの要部側
面図及び要部正面図であり、図10は本発明の実施の形
態2における人体検知装置が配設された天井高2.5m
のトイレの要部側面図及び要部正面図である。
検知装置が配設された天井高2.2mのトイレの要部側
面図及び要部正面図であり、図10は本発明の実施の形
態2における人体検知装置が配設された天井高2.5m
のトイレの要部側面図及び要部正面図である。
【0073】図9及び図10において、1は人体検知装
置、13は第1の検知範囲、14は第2の検知範囲、1
7は便座、18は水槽であり、これらは実施の形態1と
同様のものであるので、同一の符号を付してその説明を
省略する。
置、13は第1の検知範囲、14は第2の検知範囲、1
7は便座、18は水槽であり、これらは実施の形態1と
同様のものであるので、同一の符号を付してその説明を
省略する。
【0074】トイレ内の天井高は一様でなく、多くの場
合2.2mから2.5m程度の範囲でばらつきを有して
おり、天井高が変動しても、特に着座位置を検知する第
2の検知範囲14と第1の検知範囲13が実施の形態1
と同様の機能を果たす必要がある。設置の基準としては
測距型センサ部3の第1の検知範囲13の検知下限が天
井から真下を見た場合、便座17の開口部の中心となれ
ば、常に第1の検知範囲13は人体をとらえ、且つ第2
の検知範囲14は人体の頭部、側部、膝部をとらえるこ
とができる。この基準で検知範囲を設定することによ
り、第2の検知範囲14の検知範囲は設置高が変わって
も暖房便座を含まず、且つ人体の頭部、側部、膝部に検
知範囲を有している。
合2.2mから2.5m程度の範囲でばらつきを有して
おり、天井高が変動しても、特に着座位置を検知する第
2の検知範囲14と第1の検知範囲13が実施の形態1
と同様の機能を果たす必要がある。設置の基準としては
測距型センサ部3の第1の検知範囲13の検知下限が天
井から真下を見た場合、便座17の開口部の中心となれ
ば、常に第1の検知範囲13は人体をとらえ、且つ第2
の検知範囲14は人体の頭部、側部、膝部をとらえるこ
とができる。この基準で検知範囲を設定することによ
り、第2の検知範囲14の検知範囲は設置高が変わって
も暖房便座を含まず、且つ人体の頭部、側部、膝部に検
知範囲を有している。
【0075】次に、設置方法について具体的に説明す
る。
る。
【0076】例えば、天井の基準高を2.35m、検知
下限から床までの距離が0.6mに設定されている測距
型センサ部3を使用する場合は、まず基準高と実際の天
井高の差を求め、これに検知下限から床までの距離0.
6mを加えた高さで測距型センサ部3の検知範囲が便座
17の開口部の中心となればよい。例えば、実際の天井
高が2.25mの場合、実際の天井の高さ2.25m−
基準高2.35m=−0.1mであり、床から−0.1
m+0.6m=0.5mの高さで測距型センサ部3の検
知範囲が便座開口部の中心となるように設定する。具体
的には床面から0.5mの高さでかつ便座開口部の中心
にφ3cmの金属製の反射板を設け、人体検知装置1の
位置を、表示部11の測距型センサ部3に対応したLE
Dが点灯する位置に調整する。この方法により容易な作
業で適切な位置に人体検知装置を施工することができ
る。
下限から床までの距離が0.6mに設定されている測距
型センサ部3を使用する場合は、まず基準高と実際の天
井高の差を求め、これに検知下限から床までの距離0.
6mを加えた高さで測距型センサ部3の検知範囲が便座
17の開口部の中心となればよい。例えば、実際の天井
高が2.25mの場合、実際の天井の高さ2.25m−
基準高2.35m=−0.1mであり、床から−0.1
m+0.6m=0.5mの高さで測距型センサ部3の検
知範囲が便座開口部の中心となるように設定する。具体
的には床面から0.5mの高さでかつ便座開口部の中心
にφ3cmの金属製の反射板を設け、人体検知装置1の
位置を、表示部11の測距型センサ部3に対応したLE
Dが点灯する位置に調整する。この方法により容易な作
業で適切な位置に人体検知装置を施工することができ
る。
【0077】尚、この方法はトイレ用の人体検知装置に
限られるものではなく、特定範囲を検知するすべての人
体検知装置に適用可能である。
限られるものではなく、特定範囲を検知するすべての人
体検知装置に適用可能である。
【0078】
【発明の効果】以上のように、本発明の人体検知装置及
び人体検知方法並びにその設置方法よれば、以下のよう
な優れた効果を有する。
び人体検知方法並びにその設置方法よれば、以下のよう
な優れた効果を有する。
【0079】請求項1に記載の発明によれば、検知用セ
ンサが暖房便座の使用有無の影響を受けることなく使用
状態や、衣服等の条件に依らずより確実に人体を検知す
る事ができるいう効果を有する。
ンサが暖房便座の使用有無の影響を受けることなく使用
状態や、衣服等の条件に依らずより確実に人体を検知す
る事ができるいう効果を有する。
【0080】請求項2に記載の発明によれば、請求項1
の効果に加え、人体が居住する空間が予め設定された所
定温度以上になると、焦電型赤外線センサ部が検知動作
を止めるとともに、測距型センサ部のみが検知動作を継
続するよう設けられているから、検知範囲の背景面積に
対して人体の占有率を上げることができるため焦電型赤
外線センサ部から大出力が得られ、また意識を失って壁
にもたれかかる姿勢でも体の一部が確実に検知範囲に入
り、センサからの出力が得られるという効果を有する。
の効果に加え、人体が居住する空間が予め設定された所
定温度以上になると、焦電型赤外線センサ部が検知動作
を止めるとともに、測距型センサ部のみが検知動作を継
続するよう設けられているから、検知範囲の背景面積に
対して人体の占有率を上げることができるため焦電型赤
外線センサ部から大出力が得られ、また意識を失って壁
にもたれかかる姿勢でも体の一部が確実に検知範囲に入
り、センサからの出力が得られるという効果を有する。
【0081】請求項3に記載の発明によれば、請求項1
又は2の効果に加え、検知用センサが暖房便座の使用有
無の影響を受けることなく使用状態や、衣服等の条件に
依らずより確実に人体を検知する事ができるいう効果を
有する。
又は2の効果に加え、検知用センサが暖房便座の使用有
無の影響を受けることなく使用状態や、衣服等の条件に
依らずより確実に人体を検知する事ができるいう効果を
有する。
【0082】請求項4に記載の発明によれば、請求項1
乃至3の内何れか一項の効果に加え、人体の動作方向
や、存在位置の判定ができるというを効果を有してい
る。
乃至3の内何れか一項の効果に加え、人体の動作方向
や、存在位置の判定ができるというを効果を有してい
る。
【0083】請求項5に記載の発明によれば、請求項3
又は4の効果に加え、確実に人体を検知する事ができる
いう効果を有する。
又は4の効果に加え、確実に人体を検知する事ができる
いう効果を有する。
【0084】請求項6に記載の発明によれば、請求項1
乃至5の内何れか一項の効果に加え、入退出に際する高
精度の確認を行うことができるという効果を有する。
乃至5の内何れか一項の効果に加え、入退出に際する高
精度の確認を行うことができるという効果を有する。
【0085】請求項7に記載の発明によれば、請求項4
乃至6の内何れか一項の効果に加え、便座上で意識を失
って壁にもたれた状態を検知できるという効果を有す
る。
乃至6の内何れか一項の効果に加え、便座上で意識を失
って壁にもたれた状態を検知できるという効果を有す
る。
【0086】請求項8に記載の発明によれば、請求項4
乃至7の内何れか一項の効果に加え、入退出に際する高
精度の確認を行うことができるという効果を有する。
乃至7の内何れか一項の効果に加え、入退出に際する高
精度の確認を行うことができるという効果を有する。
【0087】請求項9に記載の発明によれば、請求項8
の内何れか一項の効果に加え、入退出に際する高精度の
確認を行うことができるという効果を有する。
の内何れか一項の効果に加え、入退出に際する高精度の
確認を行うことができるという効果を有する。
【0088】請求項10に記載の発明によれば、請求項
4乃至9の内何れか一項の効果に加え、便座上で意識を
失って壁にもたれた状態を検知できるという効果を有す
る。
4乃至9の内何れか一項の効果に加え、便座上で意識を
失って壁にもたれた状態を検知できるという効果を有す
る。
【0089】請求項11に記載の発明によれば、請求項
1乃至10の効果に加え、デジタルナースコールシステ
ム等を介して人体検出器からリアルタイムに信号を受け
た介護人が状況に応じた早急な対応ができるという効果
を有する。
1乃至10の効果に加え、デジタルナースコールシステ
ム等を介して人体検出器からリアルタイムに信号を受け
た介護人が状況に応じた早急な対応ができるという効果
を有する。
【0090】請求項12に記載の発明によれば、検知用
センサが暖房便座の使用有無の影響を受けることなく使
用状態や、衣服等の条件に依らずより確実に人体を検知
する事ができるいう効果を有する。
センサが暖房便座の使用有無の影響を受けることなく使
用状態や、衣服等の条件に依らずより確実に人体を検知
する事ができるいう効果を有する。
【0091】請求項13に記載の発明によれば、暖房便
座の影響を受けない最適設置場所を割り出すことができ
るという効果を有する。
座の影響を受けない最適設置場所を割り出すことができ
るという効果を有する。
【0092】請求項14に記載の発明によれば、請求項
13の効果に加え、検知用センサが暖房便座の使用有無
の影響を受けることなく使用状態や、衣服等の条件に依
らずより確実に人体を検知する事ができるいう効果を有
する。
13の効果に加え、検知用センサが暖房便座の使用有無
の影響を受けることなく使用状態や、衣服等の条件に依
らずより確実に人体を検知する事ができるいう効果を有
する。
【図1】本発明の実施の形態1における人体検知装置の
要部断面図
要部断面図
【図2】本発明の実施の形態1における人体検知装置の
機能ブロック図
機能ブロック図
【図3】本発明の実施の形態1における人体検知装置の
検知範囲を示す概略図
検知範囲を示す概略図
【図4】本発明の実施の形態1における人体検知装置の
側面の検知範囲を示す概略図
側面の検知範囲を示す概略図
【図5】本発明の実施の形態1における人体検知装置の
正面の検知範囲を示す概略図
正面の検知範囲を示す概略図
【図6】実施例における第2の検知範囲の背面部の検知
範囲を示す上面図
範囲を示す上面図
【図7】実施例における第2の検知範囲の側面部の検知
範囲を示す上面図
範囲を示す上面図
【図8】実施例における第2の検知範囲の前面部の検知
範囲を示す上面図
範囲を示す上面図
【図9】本発明の実施の形態2に人体検知装置が配設さ
れた天井高2.2mのトイレの要部側面図及び要部正面
図
れた天井高2.2mのトイレの要部側面図及び要部正面
図
【図10】本発明の実施の形態2に人体検知装置が配設
された天井高2.5mのトイレの要部側面図及び要部正
面図
された天井高2.5mのトイレの要部側面図及び要部正
面図
【図11】従来の焦電型赤外線センサを用いた人体検知
装置の概略図
装置の概略図
【図12】従来の焦電型赤外線センサを用いたもう一つ
の人体検知装置の概略図
の人体検知装置の概略図
1 人体検知装置 2 焦電型赤外線センサ部 2a,2b,2c 焦電型赤外線センサ素子 3 測距型センサ部 4 集光レンズ 5 チョッパ 6 DCモータ 7a,7b 赤外線入射窓 8 信号処理部 9a,9b 判定処理部 10 出力部 11 表示部 13 測距型センサ部の検知範囲 13a 測距型センサ部の側面検知範囲 13b 測距型センサ部の側面検知範囲 14 焦電型赤外線センサ素子2aの床面検知範囲 14a 焦電型赤外線センサ素子2aの側面視検知範囲 14b 焦電型赤外線センサ素子2aの正面視検知範囲 14c 焦電型赤外線センサ素子2aの正面視検知範囲 15 焦電型赤外線センサ素素子2bの床面検知範囲 15a 焦電型赤外線センサ素子2bの正面視検知範囲 15b 焦電型赤外線センサ素子2bの正面視検知範囲 15c 焦電型赤外線センサ素子2bの側面検知範囲 16 焦電型赤外線センサ素子2cの床面検知範囲 16a 焦電型赤外線センサ素子2cの側面検知範囲 17 便座 18 水槽 19 人体の頭部を検知する検知範囲 20 人体の側部を検知する検知範囲 21 人体の膝部を検知する検知範囲 22 ドア 23 照明 24 換気扇 25 便座 26 人体検知装置 27 焦電型赤外線センサ 28 焦電型赤外線センサの検知範囲 29 人体検知装置 30 焦電型赤外線センサ 31 焦電型赤外線センサの検知範囲 32 サーモパイル 33 サーモパイルの検知範囲 34 照明 35 便座
Claims (14)
- 【請求項1】人体より放射される赤外線を変調するチョ
ッパと、前記チョッパによって変調された赤外線を検知
処理する焦電型赤外線センサ部と、所定の検知領域に赤
外線を発射しその反射光を検知処理する測距型センサ部
と、前記焦電型赤外線センサ部と前記測距型センサ部と
を制御する制御部と、を備えたことを特徴とする人体検
知装置。 - 【請求項2】人体が検知される空間の温度が所定温度以
上になると、前記制御部が、前記焦電型赤外線センサ部
の検知動作を停止させ、前記測距型センサ部のみに検知
動作を継続させることを特徴とする請求項1記載の人体
検知装置。 - 【請求項3】室内の予め設定された所定位置のみを検知
範囲とする測距型センサ部と、前記所定位置以外を検知
範囲とする焦電型赤外線センサ部と、前記測距型センサ
部と前記焦電型赤外線センサ部とからの検知信号を受け
て人体の存在の有無をそれぞれ単独に判定する判定手段
を備えたことを特徴とする請求項1又は2に記載の人体
検知装置。 - 【請求項4】前記測距型センサ部がトイレ内の便座上の
空間のみを検知範囲とし、前記焦電赤外線センサが前記
トイレ内の前記便座以外を検知範囲とし、前記測距型セ
ンサ部と前記焦電型赤外線センサ部からの検知信号を受
けて人体の存在の有無をそれぞれ単独に判定する判定手
段を備えたことを特徴とする請求項1乃至3の内何れか
一項に記載の人体検知装置。 - 【請求項5】前記判定手段の判定に基づいて人体の有無
を表示する表示部を備えたことを特徴とする請求項3又
は4に記載の人体検知装置。 - 【請求項6】前記焦電型赤外線センサが、焦電赤外線素
子の受光面に複数の電極パターンがそれぞれ独立して形
成されており、かつ、前記電極パターンからの出力をそ
れぞれ単独に出力することを特徴とする請求項1乃至5
の内何れか一項に記載の人体検知装置。 - 【請求項7】前記焦電型赤外線センサ部の検知範囲が、
前記便座を含まず前記便座に着座した人体のいずれかの
部位を含むことを特徴とする請求項4乃至6の内何れか
一項に記載の人体検知装置。 - 【請求項8】前記焦電型赤外線センサ部の検知範囲が、
2以上に独立して分離されていることを特徴とする請求
項4乃至7の内何れか一項に記載の人体検知装置。 - 【請求項9】前記焦電型赤外線センサ部の検知範囲が、
人体の移動方向に順に設けられていることを特徴とする
請求項8に記載の人体検知装置。 - 【請求項10】前記焦電型赤外線センサ部の検知範囲
が、前記便座の両側に設けられたトイレ内壁の一部を含
むことを特徴とする請求項4乃至9の内何れか一項に記
載の人体検知装置。 - 【請求項11】前記制御部が、前記測距型センサ部が人
体の便座への着座状態を検知し出力する着座状態検知信
号と、前記焦電型赤外線センサ部がトイレ内への人体の
入出を検知し出力する入出検知信号と、前記焦電型赤外
線センサ部がトイレ内の人体の態様を検知し出力する態
様検知信号と、から異常状態を検知することを特徴とす
る請求項1乃至10の内何れか一項に記載の人体検知装
置。 - 【請求項12】前記測距型センサ部が、人体の便座への
着座状態を検知し、焦電型赤外線センサ部が、トイレ内
への人体の入出を検知しトイレ内の人体の態様を検知す
ることを特徴とする人体検知方法。 - 【請求項13】前記測距型センサ部を、前記測距型セン
サ部の検知範囲の下端部が前記便座に到達しない位置に
配設することを特徴とする人体検知装置の設置方法。 - 【請求項14】前記焦電型赤外線センサ部を、前記トイ
レ内の前記便座を含まない領域を検知範囲とし、かつ、
前記便座に着座した人体の一部の部位を検知できる位置
に配設することを特徴とする請求項13に記載の人体検
知装置の設置方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11153289A JP2000338261A (ja) | 1999-06-01 | 1999-06-01 | 人体検知装置及び人体検知方法並びにその設置方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11153289A JP2000338261A (ja) | 1999-06-01 | 1999-06-01 | 人体検知装置及び人体検知方法並びにその設置方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000338261A true JP2000338261A (ja) | 2000-12-08 |
Family
ID=15559232
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11153289A Pending JP2000338261A (ja) | 1999-06-01 | 1999-06-01 | 人体検知装置及び人体検知方法並びにその設置方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000338261A (ja) |
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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-
1999
- 1999-06-01 JP JP11153289A patent/JP2000338261A/ja active Pending
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