JP2000338238A - レーダ装置 - Google Patents

レーダ装置

Info

Publication number
JP2000338238A
JP2000338238A JP11146721A JP14672199A JP2000338238A JP 2000338238 A JP2000338238 A JP 2000338238A JP 11146721 A JP11146721 A JP 11146721A JP 14672199 A JP14672199 A JP 14672199A JP 2000338238 A JP2000338238 A JP 2000338238A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
doppler
wind speed
observation
doppler wind
smoothing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11146721A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Nakatani
崇史 中谷
Fukuyoshi Asano
福吉 浅野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP11146721A priority Critical patent/JP2000338238A/ja
Publication of JP2000338238A publication Critical patent/JP2000338238A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A90/00Technologies having an indirect contribution to adaptation to climate change
    • Y02A90/10Information and communication technologies [ICT] supporting adaptation to climate change, e.g. for weather forecasting or climate simulation

Landscapes

  • Radar Systems Or Details Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明はレーダビームの反射波から得られる
ドップラ情報に基づいて観測領域の風向および風速を測
定するレーダ装置に関し、個々の観測点で得られるドッ
プラ情報のばらつきに影響されることなく、精度良く風
速および風向を測定することを目的とする。 【解決手段】 監視領域に照射するビームの方向を制御
する空中線制御装置1を設ける。所定のビームに起因し
て時系列で受信される反射波に基づいて、距離方向に並
ぶ複数の観測点におけるドップラ風速を検出する信号処
理部4を設ける。信号処理部4で検出された複数のドッ
プラ風速を平滑化して平滑ドップラ風速を求める平滑部
7を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、レーダ装置に係
り、特に、レーダビームの反射波(電波、または音波)
から得られるドップラ情報に基づいて、観測領域の風向
および風速を測定するレーダ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図6は、レーダビームの反射波から得ら
れるドップラ情報に基づいて観測領域の風向および風速
を検出する従来のレーダ装置のブロック図を示す。図6
において符号1は空中線装置、符号2は空中線制御装
置、符号3は送受信装置、符号4は信号処理部、符号5
は風速算出部を示す。
【0003】図7は、レーダ装置がドップラ情報に基づ
いて観測領域の風向および風速を検出する原理を説明す
るための図を示す。図7に示すX軸、Y軸、およびZ軸
は、レーダ装置の観測領域中に仮想的に設定された直交
座標系の座標軸である。また、図7において、αは空中
線装置1の観測仰角、βは空中線装置1の観測方位、R
は観測点までの距離、rは観測点までの水平距離であ
る。更に、Vβは、レーダ装置によって検出されるドッ
プラ成分(以下、この成分を「ドップラ風速」と称
す)、θは観測点における風向、Vhは観測点における
風速、Vfは観測点に鉛直方向に生じているドップラ成
分(以下、この成分を「鉛直方向ドップラ風速」と称
す)である。
【0004】次に、図6および図7を参照して、従来の
レーダ装置の動作について説明する。従来のレーダ装置
において、空中線装置1は空中線制御装置2によって指
定される方向にビームを照射する。空中線制御装置2
は、観測方位βがZ軸回りを1回転する毎に所定の規則
に従って観測仰角αを変化させることにより、ビームの
照射方向を変化させる。
【0005】観測仰角αおよび観測方位βで特定される
所定の方向に照射されたビームは、空中に散乱する雨滴
等の物質により反射される。その結果、空中線装置1か
ら送信されたビームの一部は再び空中線装置1に受信さ
れる。ビームの反射波が空中線装置1に受信されると、
送受信装置3の内部で実行される受信処理によりその反
射波が検波される。
【0006】検波された反射波は信号処理部4に供給さ
れ、その内部で所定の演算処理に付される。その結果、
信号処理部4によって反射波の強度信号と、反射波の位
相情報とが演算される。この位相情報には、反射波に重
畳しているドップラシフトの大きさ、すなわち、レーダ
装置の観測方向に存在する物質の移動速度が反映されて
いる。従って、従来のレーダ装置は、上記の位相情報よ
りドップラ風速Vβを検出することができる。
【0007】従来のレーダ装置は、観測領域の風向およ
び風速を所定の高度毎に検出する。上記の検出を可能と
するため、従来のレーダ装置は、上述したドップラ風速
Vβを、所定の高度毎に、所定の3方向について、すな
わち、レーダ装置から鉛直上方に向かう方向と、レーダ
装置からそれぞれ所定の仰角方向に向かう2つの方向と
について測定する。このようにして高度毎に測定された
3方向のドップラ風速Vβは、風速算出部5に供給され
る。
【0008】所定高度の観測点におけるドップラ風速V
βは、観測点の仰角αおよび方位β、観測点における鉛
直方向ドップラ風速Vf、観測点における風速Vh、お
よび観測点における風向θを用いて、以下に示す単純な
三角関数計算式により表すことができる(図7参照)。 Vβ=Vf・sinα−Vh・cosα・cos(β−θ) …(1)
【0009】風速算出部5は、所定高度毎に測定される
3つのドップラ風速Vβのそれぞれについて上記(1)
式の関係を生成する。尚、従来のレーダ装置において、
(1)式に含まれる鉛直方向ドップラ風速Vfには、予
め仮定された所定値が代入される。風速算出部5は、そ
れら3つの関係式を用いて風速Vhおよび風向θを求め
る。従来のレーダ装置は、上述した処理を実行すること
により、観測領域内の風速Vhおよび風向θを所定高度
毎に求める。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】従来のレーダ装置は以
上のように構成されており、個々の観測点で測定された
ドップラ風速Vβをそのまま用いて風速Vhおよび風向
θを演算している。しかし、個々の観測点について観測
されるドップラ情報には観測誤差等に起因するばらつき
が存在する。このため、それらのドップラ情報が風速V
hや風向θの演算処理にそのまま用いられた場合、その
演算結果には誤差が重畳し易くなる。上述した理由によ
り、従来のレーダ装置は、風速Vhや風向θの演算結果
に誤差を重畳させ易いという問題を有していた。
【0011】本発明は、上記のような課題を解決するた
めになされたもので、個々の観測点で得られるドップラ
情報のばらつきに影響されることなく、観測領域におけ
る風速Vhおよび風向θを精度良く測定することのでき
るレーダ装置を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
監視領域に照射したビームの反射波に重畳しているドッ
プラシフト量に基づいて前記ビームの照射方向における
ドップラ風速を検出するレーダ装置であって、前記ビー
ムの照射方向を制御する制御装置と、所定のビームに起
因して時系列で受信される反射波に基づいて、距離方向
に並ぶ複数の観測点におけるドップラ風速を検出する信
号処理部と、信号処理部で検出された複数のドップラ風
速を平滑化して平滑ドップラ風速を求める平滑部と、を
備えることを特徴とするものである。
【0013】請求項2記載の発明は、請求項1記載のレ
ーダ装置であって、前記平滑部は、方位方向に並ぶ複数
の観測点におけるドップラ風速を平滑化し、その結果得
られた平滑値を、前記複数の観測点の中央に位置する観
測点に対応する平滑ドップラ風速とすることを特徴とす
るものである。
【0014】請求項3記載の発明は、請求項1記載のレ
ーダ装置であって、前記平滑部は、距離方向に並ぶ複数
の観測点におけるドップラ風速を平滑化し、その結果得
られた平滑値を、前記複数の観測点の中央に位置する観
測点に対応する平滑ドップラ風速とすることを特徴とす
るものである。
【0015】請求項4記載の発明は、請求項1記載のレ
ーダ装置であって、前記平滑部は、所定空間内に並ぶ複
数の観測点におけるドップラ風速を平滑化し、その結果
得られた平滑値を、前記複数の観測点の中央に位置する
観測点に対応する平滑ドップラ風速とすることを特徴と
するものである。
【0016】請求項5記載の発明は、請求項4記載のレ
ーダ装置であって、前記所定空間は、距離方向と方位方
向とで定義される平面内に区分された閉領域であること
を特徴とするものである。
【0017】請求項6記載の発明は、請求項1記載のレ
ーダ装置であって、前記制御装置は、監視領域が繰り返
しビームにより走査されるように所定の処理を実行し、
前記平滑部は、ある観測点の所定の走査回数分のドップ
ラ風速を平滑化し、その結果得られた平滑値を、前記観
測点に対応する平滑ドップラ風速とすることを特徴とす
るものである。
【0018】請求項7記載の発明は、請求項1乃至6の
何れか1項記載のレーダ装置であって、前記平滑部は、
加算平均の手法で前記平滑ドップラ風速を求めることを
特徴とするものである。
【0019】請求項8記載の発明は、請求項1乃至6の
何れか1項記載のレーダ装置であって、前記平滑部は、
自乗平均の手法で前記平滑ドップラ風速を求めることを
特徴とするものである。
【0020】請求項9記載の発明は、請求項1乃至8の
何れか1項記載のレーダ装置であって、高度毎に所定数
の観測点について前記平滑ドップラ風速を求めると共
に、それらの平滑ドップラ風速に基づいて、観測領域に
おける風速および風向を高度毎に算出する風速算出部を
備えることを特徴とするものである。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照してこの発明の
実施の形態について説明する。尚、各図において共通す
る要素には、同一の符号を付して重複する説明を省略す
る。
【0022】実施の形態1.図1は、本実施形態のレー
ダ装置のブロック図を示す。図6において符号1は空中
線装置、符号2は空中線制御装置、符号3は送受信装
置、符号4は信号処理部、符号5は風速算出部、符号6
はデータ蓄積部、符号7は平滑部示す。
【0023】次に、図1と共に、風速Vhおよび風向θ
の観測概念を表す上記図7を参照して本実施形態のレー
ダ装置の動作について説明する。本実施形態のレーダ装
置において、空中線装置1、空中線制御装置2、送受信
装置3、信号処理部4、および風速算出部5は、図6に
示す従来のレーダ装置が備える対応部分と同様の処理を
行う。
【0024】すなわち、空中線装置1は空中線制御装置
2によって指定される方向にビームを照射する。空中線
制御装置2は、観測方位βがZ軸回りを1回転する毎に
所定の規則に従って観測仰角αを変化させることによ
り、ビームの照射方向を変化させる。
【0025】観測仰角αおよび観測方位βで特定される
所定の方向に照射されたビームは、空中に散乱する雨滴
等の物質により反射される。その結果、空中線装置1か
ら送信されたビームの一部は再び空中線装置1に受信さ
れる。空中線装置1からビームが発せられた後、そのビ
ームの反射波が空中線装置1に受信されるまでの時間
は、反射波が生成された観測点とレーダ装置との距離、
すなわち、観測点の高度に対応している。このため、レ
ーダ装置は、所定方向に向けてビームを照射した後、時
系列で受信される反射波を、高度の異なる複数の観測点
でそれぞれ生成された反射波としてサンプリングする。
【0026】空中線装置1から発せられたビームの反射
波が空中線装置1に受信されると、送受信装置3の内部
で所定の受信処理が実行されることにより、その反射波
が検波される。検波された反射波は信号処理部4に供給
され、その内部で所定の演算処理に付される。その結
果、信号処理部4では、時系列でサンプリングされる反
射波毎に強度信号と位相情報とが演算される。
【0027】信号処理部4で演算される反射波の位相情
報には、反射波に重畳しているドップラシフトの大き
さ、すなわち、反射波が生成された観測点における物質
の移動速度が反映されている。従って、信号処理部4
は、時系列で順次得られる位相情報に基づいて、ビーム
の照射された方向におけるドップラ風速Vβを所定の高
度毎に求めることができる。
【0028】上述した従来のレーダ装置(図6)は、あ
る観測点におけるドップラ風速Vβを、信号処理部4で
演算される単一の位相情報に基づいて求める。しかしな
がら、このような手法によれば、ドップラ風速Vβに観
測誤差等に起因するばらつきが重畳する。このため、本
実施形態のレーダ装置は、ある観測点のドップラ風速V
βを、複数の観測点で得られたドップラ風速Vβの平滑
値に基づいて求める。
【0029】上記の機能を実現するため、本実施形態に
おいて、信号処理部4でビーム毎に求められる一連のド
ップラ風速Vβは、データ蓄積部6に供給される。デー
タ蓄積部6は、それら一連のドップラ風速Vβを、所定
範囲にわたる複数の方位について蓄積する。平滑部7
は、データ蓄積部6に蓄積されているドップラ風速Vβ
を高度毎に平滑化して、その結果得られる高度毎の平滑
値を、上記所定範囲の中心におけるドップラ風速とす
る。以下、そのドップラ風速を平滑ドップラ風速Vsmβ
と称す。
【0030】平滑部7で求められた平滑ドップラ風速V
smβは、風速算出部5に供給される。風速算出部5は、
従来のレーダ装置(図6参照)の場合と同様の処理を行
うことで、観測領域の風速Vhおよび風向θを所定の高
度毎に検出する。すなわち、本実施形態のレーダ装置
は、上述した高度毎の平滑ドップラ風速Vsmβを、所定
の3方向について、すなわち、レーダ装置から鉛直上方
に向かう方向と、レーダ装置からそれぞれ所定の仰角方
向に向かう2つの方向とについて測定する。
【0031】風速算出部5は、このようにして測定され
る3方向のドップラ風速Vβのそれぞれについて上記
(1)式に示す関係式を生成する。尚、(1)式に含ま
れる鉛直方向ドップラ風速Vfには、従来のレーダ装置
の場合と同様に、予め仮定された所定値が代入される。
風速算出部5は、高度毎に得られるそれら3つの関係式
を用いて、風速Vhおよび風向θを高度毎に求める。
【0032】次に、図2を参照して、平滑部7で実行さ
れる平滑化処理の内容を詳細に説明する。図2は、平滑
部7で実行される平滑化処理の概念図である。図2にお
いて、n点はドップラ風速Vβを求めようとする観測点
を示す。また、n1点およびn2点は、それぞれ、点n
と高度が同じであり、かつ、方位方向に点nに隣接する
観測点である。
【0033】本実施形態のレーダ装置において、データ
蓄積部6には、観測点n,n1,n2に対応して測定さ
れたドップラ周波数Vβn,Vβn1,Vβn2が蓄積
されている。平滑部7は、それらのドップラ周波数を次
式(2)に代入して、加算平均により平滑値Vsmβを算
出する。 Vsmβ=(Vβn+Vβn1+Vβn2)/3 …(2) 本実施形態においては、このようにして算出された平滑
値が観測点nにおける平滑ドップラ風速Vsmβとされ
る。
【0034】平滑ドップラ風速Vsmβは、複数の観測点
n,n1,n2におけるドップラ風速Vβの平滑値であ
るため、単一のドップラ風速Vβに比して観測誤差に起
因するばらつきが抑制されている。このため、本実施形
態のレーダ装置によれば、個々の観測点のドップラ風速
Vβをそのまま演算処理に用いる装置に比して、観測誤
差の影響を受けずに、精度良く風速Vhおよび風向θを
求めることができる。
【0035】また、本実施形態のレーダ装置に要求され
る一連の処理は、従来のレーダ装置(図6参照)で実行
される処理に方位方向の加算平均を追加するのみで実現
することができる。このため、本実施形態のレーダ装置
は、従来のレーダ装置の構成を大きく変更することなく
実現することができる。
【0036】ところで、上記の実施形態においては、平
滑ドップラ風速Vsmβを求める際に、3つの観測点のド
ップラ風速Vβを加算平均することとしているが、加算
平均する観測点の数はこれに限定されるものではなく、
より多くのドップラ風速Vβを加算平均することとして
もよい。
【0037】また、上記の実施形態においては、仰角お
よび方位が可変の空中線装置1を用いてビームを照射す
ることとしているが、本発明はこれに限定されるもので
はなく、フェーズドアレイ型の送受信器を用いてビーム
を照射することとしてもよい。
【0038】実施の形態2.次に、図3および図4を参
照して、本発明の実施の形態2のレーダ装置について説
明する。図3は、本実施形態のレーダ装置のブロック図
を示す。本実施形態のレーダ装置においては、実施の形
態1(図1参照)で用いられていたデータ蓄積部6が省
略されており、信号処理部4の演算結果が平滑部7に直
接供給されている。信号処理部4は、実施の形態1の場
合と同様に、所定方位に向けて照射されるビーム毎に、
所定高度の観測点に対応する複数のドップラ風速Vβを
演算する。平滑部7には、それら一連のドップラ風速V
βが信号処理部4から順次供給される。
【0039】平滑部7は、所定方位において距離方向に
検出された複数のドップラ風速Vβを平滑化して、その
結果得られた平滑値を所定高度におけるドップラ風速、
すなわち、平滑ドップラ風速Vsmβとする。平滑部7で
求められた平滑ドップラ風速Vsmβは、風速算出部5に
供給される。風速算出部5は、実施の形態1の場合と同
様の手法により、3つの方位についてそれぞれ高度毎に
検出された平滑ドップラ風速Vsmβに基づいて、風速V
hおよび風向θを高度毎に求める。
【0040】次に、図4を参照して、平滑部7で実行さ
れる平滑化処理の内容を詳細に説明する。図4は、平滑
部7で実行される平滑化処理の概念図である。図4にお
いて、n点はドップラ風速Vβを求めようとする観測点
を示す。また、n1点およびn2点は、それぞれ、点n
と方位が同じであり、かつ、距離方向(高度方向)で点
nに隣接する観測点である。
【0041】本実施形態のレーダ装置において、平滑部
7は、観測点n,n1,n2に対応して信号処理部4か
ら順次供給されるドップラ周波数Vβn,Vβn1,V
βn2を上記(2)式に代入して、加算平均により平滑
値Vsmβを算出する。本実施形態においては、このよう
にして算出された平滑値が観測点nにおける平滑ドップ
ラ風速Vsmβとされる。
【0042】平滑ドップラ風速Vsmβは、複数の観測点
n,n1,n2におけるドップラ風速Vβの平滑値であ
るため、単一のドップラ風速Vβに比して観測誤差に起
因するばらつきが抑制されている。このため、本実施形
態のレーダ装置によれば、実施の形態1の場合と同様
に、観測誤差の影響を受けずに、精度良く風速Vhおよ
び風向θを求めることができる。
【0043】また、本実施形態では、信号処理部4で順
次演算される複数のドップラ風速Vβが平滑ドップラ風
速Vsmβの基礎とされるため、データ蓄積部7を用いる
ことなく平滑ドップラ風速Vsmβを求めることができ
る。このため、本実施形態のレーダ装置は、実施の形態
1のレーダ装置に比して小型化、および低価格化するこ
とができる。
【0044】ところで、上記の実施形態においては、平
滑ドップラ風速Vsmβを求める際に、距離方向に隣接す
る3つの観測点のドップラ風速Vβを加算平均している
が、加算平均する観測点の数はこれに限定されるもので
はなく、より多くのドップラ風速Vβを加算平均するこ
ととしてもよい。
【0045】実施の形態3.次に、図1と共に図5を参
照して、本発明の実施の形態3のレーダ装置について説
明する。本実施形態のレーダ装置は、実施の形態1の装
置と同様に、図1に示すシステム構成を用いて実現する
ことができる。
【0046】本実施形態において、データ処理部6に
は、実施の形態1の場合と同様に、距離方向に並ぶ複数
の観測点に対応するドップラ風速Vβが、複数の方位に
ついて蓄積されている。実施の形態1の装置では、それ
らの蓄積データから方位方向に並ぶ複数の観測点につい
てのドップラ風速Vβが抽出され、それらが平滑される
ことにより平滑ドップラ風速Vsmβが演算される。
【0047】これに対して、本実施形態のレーダ装置
は、データ蓄積部6に蓄積されたデータから、所定の観
測点を中心とする数キロメートル平方程度の平面内(方
位軸および距離軸で定まる平面内)に存在する複数の観
測点についてのドップラ風速Vβを抽出し、それらを平
滑することで平滑ドップラ風速Vsmβを演算する。平滑
部7で求められた平滑ドップラ風速Vsmβは風速算出部
5に供給される。風速算出部5は、実施の形態1の場合
と同様の手法により、3つの方位についてそれぞれ高度
毎に検出された平滑ドップラ風速Vsmβに基づいて、風
速Vhおよび風向θを高度毎に求める。
【0048】次に、図5を参照して、平滑部7で実行さ
れる平滑化処理の内容を詳細に説明する。図5は、平滑
部7で実行される平滑化処理の概念図である。図5にお
いて、n点は平滑ドップラ風速Vsmβを求めようとする
観測点を示す。また、n1点乃至n8点は、それぞれ、
観測点nを中心として方位方向および距離方向に並んだ
観測点である。
【0049】本実施形態のレーダ装置において、平滑部
7は、観測点nおよびn1〜n8のそれぞれに対応する
ドップラ周波数Vβn,Vβn1〜Vβn8を次式
(3)に代入して、加算平均により平滑値Vsmβを算出
する。本実施形態においては、このようにして算出され
た平滑値が観測点nにおける平滑ドップラ風速Vsmβと
される。 Vsmβ=(Vβn+Vβn1+・・+Vβn8)/9 …(3)
【0050】平滑ドップラ風速Vsmβは、平面的に配置
された複数の観測点n,n1〜n8におけるドップラ風
速Vβの平滑値であるため、観測誤差に起因するばらつ
きが十分に抑制されている。このため、本実施形態のレ
ーダ装置によれば、実施の形態1または2の場合に比し
て更に精度良く風速Vhおよび風向θを求めることがで
きる。
【0051】ところで、上記の実施形態においては、観
測点nを中心とする円形の所定範囲内に含まれる観測点
のドップラ風速Vβを加算平均して平滑ドップラ周波数
Vsmβを求めているが、加算平均の対象とする観測点を
決める範囲の形状は円形に限定されるものではなく、四
角形、或いは扇型等であってもよい。
【0052】また、上記の実施形態においては、観測点
nを中心とする円形の範囲を、平滑処理の対象範囲とし
ているが、本発明はこれに限定されるものではなく、観
測点nを中心とする3次元的な空間の範囲(例えば球形
の範囲)を平滑処理の対象範囲としてもよい。
【0053】実施の形態4.次に、本発明の実施の形態
4のレーダ装置について説明する。本実施形態のレーダ
装置は、実施の形態1の装置と同様に、図1に示すシス
テム構成を用いて実現することができる。
【0054】本実施形態のレーダ装置は、実施の形態1
のレーダ装置と同様に、観測方位βがZ軸回りを一回り
する度に観測仰角αを変化させることにより観測領域の
全域を走査する。本実施形態において、データ処理部6
には、平滑ドップラ風速Vsmβを算出しようとする観測
点についての過去数走査分のドップラ風速Vβが記憶さ
れる。
【0055】本実施形態において、平滑部7は、それら
過去数走査分のドップラ風速Vβを加算平均すること
で、所定の観測点についての平滑ドップラ風速Vsmβを
算出する。平滑部7で求められた平滑ドップラ風速Vsm
βは風速算出部5に供給される。風速算出部5は、実施
の形態1の場合と同様の手法により、3つの方位につい
てそれぞれ高度毎に検出された平滑ドップラ風速Vsmβ
に基づいて、風速Vhおよび風向θを高度毎に求める。
【0056】本実施形態において演算される平滑ドップ
ラ風速Vsmβは、同一の観測点において、異なる時間に
測定された複数のドップラ風速Vβの平滑値であるた
め、観測誤差に起因するばらつきが抑制されている。こ
のため、本実施形態のレーダ装置によれば、観測領域に
おける風速Vhおよび風向θを精度良く求めることがで
きる。
【0057】実施の形態5.次に、本発明の実施の形態
5のレーダ装置について説明する。本実施形態のレーダ
装置は、実施の形態1のレーダ装置と同様に、図1に示
すシステム構成を用いて実現することができる。
【0058】上述の如く、実施の形態1のレーダ装置
は、方位方向に隣接する複数の観測点n,n1,n2で
得られたドップラ風速Vβn,Vβn1,Vβn2を加
算平均することにより平滑ドップラ風速Vsmβを算出す
る。これに対して、本実施形態のレーダ装置は、それら
のドップラ風速Vβを次式(4)に代入することで、自
乗平均により平滑ドップラ風速Vsmβを算出する。 Vsmβ={√(Vβn12+Vβn2+Vβn22)}/3 …(4)
【0059】上記の処理によれば、実施の形態1の場合
と同様に、ある観測点について、観測誤差に起因するば
らつきの抑制された平滑ドップラ風速Vavβを求めるこ
とができる。このため、本実施形態のレーダ装置によれ
ば、実施の形態1の装置と同様に、観測領域における風
速Vhおよび風向θを精度良く求めることができる。
【0060】ところで、上記の実施形態においては、平
滑ドップラ風速Vsmβを求める際に、3つの観測点のド
ップラ風速Vβを自乗平均することとしているが、自乗
平均する観測点の数はこれに限定されるものではなく、
より多くのドップラ風速Vβを自乗平均することとして
もよい。
【0061】実施の形態6.次に、本発明の実施の形態
6のレーダ装置について説明する。本実施形態のレーダ
装置は、実施の形態2のレーダ装置と同様に、図2に示
すシステム構成を用いて実現することができる。
【0062】上述の如く、実施の形態2のレーダ装置
は、距離方向に隣接する複数の観測点で得られたドップ
ラ風速Vβを加算平均することにより平滑ドップラ風速
Vsmβを算出する。これに対して、本実施形態のレーダ
装置は、それらのドップラ風速Vβを上記(4)式に代
入することで、自乗平均により平滑ドップラ風速Vsmβ
を算出する。
【0063】上記の処理によれば、実施の形態2の場合
と同様に、ある観測点について、観測誤差に起因するば
らつきの抑制された平滑ドップラ風速Vavβを求めるこ
とができる。このため、本実施形態のレーダ装置によれ
ば、実施の形態2の装置と同様に、観測領域における風
速Vhおよび風向θを精度良く求めることができる。
【0064】ところで、上記の実施形態においては、平
滑ドップラ風速Vsmβを求める際に、3つの観測点のド
ップラ風速Vβを自乗平均することとしているが、自乗
平均する観測点の数はこれに限定されるものではなく、
より多くのドップラ風速Vβを自乗平均することとして
もよい。
【0065】実施の形態7.次に、本発明の実施の形態
7のレーダ装置について説明する。本実施形態のレーダ
装置は、実施の形態3のレーダ装置と同様に、図1に示
すシステム構成を用いて実現することができる。
【0066】上述の如く、実施の形態3のレーダ装置
は、方位方向および距離方向で定義される平面内の所定
の円内に含まれる複数の観測点n,n1〜n8で得られ
たドップラ風速Vβn,Vβn1〜Vβn8を加算平均
することにより平滑ドップラ風速Vsmβを算出する。こ
れに対して、本実施形態のレーダ装置は、それらのドッ
プラ風速Vβを次式(5)に代入することで、自乗平均
により平滑ドップラ風速Vsmβを算出する。 Vsmβ={√(Vβn2+Vβn12+・・+Vβn82)}/9 …(5)
【0067】上記の処理によれば、実施の形態3の場合
と同様に、ある観測点について、観測誤差に起因するば
らつきが十分に抑制された平滑ドップラ風速Vavβを求
めることができる。このため、本実施形態のレーダ装置
によれば、実施の形態3の装置と同様に、観測領域にお
ける風速Vhおよび風向θを精度良く求めることができ
る。
【0068】ところで、上記の実施形態においては、観
測点nを中心とする円形の所定範囲内に含まれる観測点
のドップラ風速Vβを自乗平均して平滑ドップラ周波数
Vsmβを求めているが、自乗平均の対象とする観測点を
決める範囲の形状は円形に限定されるものではなく、四
角形、或いは扇型等であってもよい。
【0069】実施の形態8.次に、本発明の実施の形態
8のレーダ装置について説明する。本実施形態のレーダ
装置は、実施の形態4のレーダ装置と同様に、図1に示
すシステム構成を用いて実現することができる。
【0070】上述の如く、実施の形態4のレーダ装置
は、ある観測点についての過去数走査分のドップラ風速
Vβnを加算平均することにより平滑ドップラ風速Vsm
βを算出する。これに対して、本実施形態のレーダ装置
は、それらのドップラ風速Vβを自乗平均することで平
滑ドップラ風速Vsmβを算出する。
【0071】上記の処理によれば、実施の形態4の場合
と同様に、ある観測点について、観測誤差に起因するば
らつきの抑制された平滑ドップラ風速Vavβを求めるこ
とができる。このため、本実施形態のレーダ装置によれ
ば、実施の形態4の装置と同様に、観測領域における風
速Vhおよび風向θを精度良く求めることができる。
【0072】尚、上述した実施の形態1乃至8のレーダ
装置においては、空中線制御装置2が、前記請求項1に
記載の「制御装置」に相当している。
【0073】
【発明の効果】この発明は以上説明したように構成され
ているので、以下に示すような効果を奏する。請求項1
記載の発明によれば、複数の観測点のそれぞれで検出さ
れるドップラ風速を平滑化することで、ある観測点につ
いての平滑ドップラ風速を求めることができる。平滑ド
ップラ風速は、単一のドップラ風速に比して、観測誤差
の影響などを受けにくい。このため、本発明によれば、
特定の観測点について、その点の風速状態を精度良く表
す特性値(平滑ドップラ風速)を得ることができる。
【0074】請求項2記載の発明によれば、方位方向に
並ぶ複数の観測点におけるドップラ風速を平滑化するこ
とで、容易かつ正確に、それらの中央に位置する観測点
に対する平滑ドップラ風速を求めることができる。
【0075】請求項3記載の発明によれば、距離方向に
並ぶ複数の観測点におけるドップラ風速を平滑化するこ
とで、容易かつ正確に、それらの中央に位置する観測点
に対する平滑ドップラ風速を求めることができる。
【0076】請求項4記載の発明によれば、所定の空間
内に並ぶ複数の観測点におけるドップラ風速を平滑化す
ることで、容易かつ正確に、それらの中央に位置する観
測点に対する平滑ドップラ風速を求めることができる。
【0077】請求項5記載の発明によれば、所定の平面
内に並ぶ複数の観測点におけるドップラ風速を平滑化す
ることで、容易かつ正確に、それらの中央に位置する観
測点に対する平滑ドップラ風速を求めることができる。
【0078】請求項6記載の発明によれば、同一の観測
点についてのドップラ風速として異なる時間に検出され
た複数の値を平滑化することで、容易かつ正確に、その
観測点に対する平滑ドップラ風速を求めることができ
る。
【0079】請求項7記載の発明によれば、加算平均の
手法により、容易、かつ、正確に、平滑ドップラ風速を
求めることができる。
【0080】請求項8記載の発明によれば、自乗平均の
手法により、容易、かつ、正確に、平滑ドップラ風速を
求めることができる。
【0081】請求項9記載の発明によれば、観測領域内
の風速および風向を求めるために、特定の観測点の風速
状態を正確に表す平滑ドップラ風速を用いた演算処理が
行われるため、それらの値を高度毎に正確に求めること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1および3乃至8のレー
ダ装置のシステム構成を表すブロック図である。
【図2】 本発明の実施の形態1のレーダ装置で実行さ
れる平滑化処理の内容を説明するための図である。
【図3】 本発明の実施の形態2のレーダ装置のブロッ
ク図である。
【図4】 本発明の実施の形態2のレーダ装置で実行さ
れる平滑化処理の内容を説明するための図である。
【図5】 本発明の実施の形態3のレーダ装置で実行さ
れる平滑化処理の内容を説明するための図である。
【図6】 従来のレーダ装置のブロック図である。
【図7】 観測領域における風速および風向を測定する
方法を説明するための概念図である。
【符号の説明】 1 空中線装置、 2 空中線制御装置、 3 送
受信装置、 4 信号処理部、 5 風速算出部、
6 データ蓄積部、 7 平滑部、Vβ ドップ
ラ風速、 Vf 鉛直方向ドップラ風速、 α 観
測仰角、β 観測方位、 θ 風向、 Vh 風
速、 Vavβ 平滑ドップラ風速、 n,n1〜n8
観測点。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5J070 AA04 AA14 AB01 AC06 AC20 AE12 AF01 AG07 AH01 AH19 AH23 AH33 AH34 AH50 AJ13 AK22 AK40 BA01

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 監視領域に照射したビームの反射波に重
    畳しているドップラシフト量に基づいて前記ビームの照
    射方向におけるドップラ風速を検出するレーダ装置であ
    って、 前記ビームの照射方向を制御する制御装置と、 所定のビームに起因して時系列で受信される反射波に基
    づいて、距離方向に並ぶ複数の観測点におけるドップラ
    風速を検出する信号処理部と、 信号処理部で検出された複数のドップラ風速を平滑化し
    て平滑ドップラ風速を求める平滑部と、 を備えることを特徴とするレーダ装置。
  2. 【請求項2】 前記平滑部は、方位方向に並ぶ複数の観
    測点におけるドップラ風速を平滑化し、その結果得られ
    た平滑値を、前記複数の観測点の中央に位置する観測点
    に対応する平滑ドップラ風速とすることを特徴とする請
    求項1記載のレーダ装置。
  3. 【請求項3】 前記平滑部は、距離方向に並ぶ複数の観
    測点におけるドップラ風速を平滑化し、その結果得られ
    た平滑値を、前記複数の観測点の中央に位置する観測点
    に対応する平滑ドップラ風速とすることを特徴とする請
    求項1記載のレーダ装置。
  4. 【請求項4】 前記平滑部は、所定空間内に並ぶ複数の
    観測点におけるドップラ風速を平滑化し、その結果得ら
    れた平滑値を、前記複数の観測点の中央に位置する観測
    点に対応する平滑ドップラ風速とすることを特徴とする
    請求項1記載のレーダ装置。
  5. 【請求項5】 前記所定空間は、距離方向と方位方向と
    で定義される平面内に区分された閉領域であることを特
    徴とする請求項4記載のレーダ装置。
  6. 【請求項6】 前記制御装置は、監視領域が繰り返しビ
    ームにより走査されるように所定の処理を実行し、 前記平滑部は、ある観測点の所定の走査回数分のドップ
    ラ風速を平滑化し、その結果得られた平滑値を、前記観
    測点に対応する平滑ドップラ風速とすることを特徴とす
    る請求項1記載のレーダ装置。
  7. 【請求項7】 前記平滑部は、加算平均の手法で前記平
    滑ドップラ風速を求めることを特徴とする請求項1乃至
    6の何れか1項記載のレーダ装置。
  8. 【請求項8】 前記平滑部は、自乗平均の手法で前記平
    滑ドップラ風速を求めることを特徴とする請求項1乃至
    6の何れか1項記載のレーダ装置。
  9. 【請求項9】 高度毎に所定数の観測点について前記平
    滑ドップラ風速を求めると共に、それらの平滑ドップラ
    風速に基づいて、観測領域における風速および風向を高
    度毎に算出する風速算出部を備えることを特徴とする請
    求項1乃至8の何れか1項記載のレーダ装置。
JP11146721A 1999-05-26 1999-05-26 レーダ装置 Pending JP2000338238A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11146721A JP2000338238A (ja) 1999-05-26 1999-05-26 レーダ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11146721A JP2000338238A (ja) 1999-05-26 1999-05-26 レーダ装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000338238A true JP2000338238A (ja) 2000-12-08

Family

ID=15414063

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11146721A Pending JP2000338238A (ja) 1999-05-26 1999-05-26 レーダ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000338238A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002048866A (ja) * 2000-08-01 2002-02-15 Mitsubishi Electric Corp 乱気流検出装置及び乱気流検出方法
US6456227B2 (en) 2000-07-14 2002-09-24 Kabushiki Kaisha Toshiba Weather radar
JP2007033034A (ja) * 2005-07-22 2007-02-08 Kansai Electric Power Co Inc:The 風速計測方法及び装置
JP2007316439A (ja) * 2006-05-26 2007-12-06 Furuno Electric Co Ltd 3次元投影法および3次元図形表示装置
JP2014081331A (ja) * 2012-10-18 2014-05-08 Mitsubishi Electric Corp 風計測装置

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6456227B2 (en) 2000-07-14 2002-09-24 Kabushiki Kaisha Toshiba Weather radar
JP2002048866A (ja) * 2000-08-01 2002-02-15 Mitsubishi Electric Corp 乱気流検出装置及び乱気流検出方法
JP2007033034A (ja) * 2005-07-22 2007-02-08 Kansai Electric Power Co Inc:The 風速計測方法及び装置
JP4649284B2 (ja) * 2005-07-22 2011-03-09 関西電力株式会社 風速計測方法及び装置
JP2007316439A (ja) * 2006-05-26 2007-12-06 Furuno Electric Co Ltd 3次元投影法および3次元図形表示装置
JP2014081331A (ja) * 2012-10-18 2014-05-08 Mitsubishi Electric Corp 風計測装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN108169511B (zh) 三维空间来风的风速测量系统及方法
JPH063453B2 (ja) 風向・風速・気温の高度分布の測定方法及びその装置
CN105467369B (zh) 一种目标回波仿真方法和装置
CN108490443A (zh) 基于解析解及NUFFT的多子阵合成孔径声纳ωk成像算法
JP2009271086A (ja) レーダ装置
JP2012088163A (ja) パルスレーダ装置、パルスレーダ装置制御方法およびその制御用プログラム
CN111431644B (zh) 面向频谱认知的无人机路径自主规划装置及方法
RU2444757C1 (ru) Устройство для определения координат движущихся целей
CN115524674A (zh) 毫米波雷达天线相位校准方法、装置、设备及存储介质
CN109581384B (zh) 基于多普勒天气雷达的晴空垂直风廓线探测方法及系统
CN103890605B (zh) 雷达信号处理装置和雷达信号处理方法
JP5450936B2 (ja) 目標高度計測方法、目標高度計測方式及びレーダ装置
JP2000338238A (ja) レーダ装置
CN111090094B (zh) 脉冲多普勒雷达的双波束角度测量方法、系统及存储介质
CN115856809B (zh) 校准系统、方法、雷达芯片、集成电路及无线电器件
JP5277693B2 (ja) レーダ装置
CN113093125B (zh) 雷达的干扰源定位方法、系统及信号处理设备、存储介质
RU109869U1 (ru) Устройство для определения параметров движения цели
WO2016032361A1 (ru) Радиолокационный способ и устройство для дистанционного измерения полного вектора скорости метеорологического объекта
JP6192915B2 (ja) ゲイン設定方法、ゲイン設定プログラム、及びゲイン設定装置
US5048528A (en) Alias suppression in pulsed doppler systems
CN111859255A (zh) 一种地形遮蔽影响下雷达探测范围计算方法
JP3467836B2 (ja) 航法装置
CN117434296B (zh) 激光双雷达测量风机叶轮面风速的方法、设备、存储介质
JP3930915B2 (ja) 高度と速度の検出システム