JP2000337774A - 穀物乾燥機の予熱装置 - Google Patents
穀物乾燥機の予熱装置Info
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- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
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- Y02P70/00—Climate change mitigation technologies in the production process for final industrial or consumer products
- Y02P70/10—Greenhouse gas [GHG] capture, material saving, heat recovery or other energy efficient measures, e.g. motor control, characterised by manufacturing processes, e.g. for rolling metal or metal working
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- Storage Of Harvested Produce (AREA)
- Drying Of Solid Materials (AREA)
- Adjustment And Processing Of Grains (AREA)
Abstract
て、乾燥効率を向上することにある。 【構成】 このため、この発明は、穀物を上段の貯留部
から中段の乾燥部を経て下段の集穀部に導いた後に前記
上段の貯留部に戻して循環させる間に前記乾燥部におい
て熱風により穀物を乾燥する穀物乾燥機を設け、前記乾
燥部内に通風部材により仕切られて上下方向に延びる流
穀路を設けるとともにこの流穀路の両側に前記通風部材
により仕切られる熱風路及び排風路を設け、前記排風路
に排風の熱を熱媒体により収集する集熱部を設け、前記
貯留部に前記排風の熱により昇温した熱媒体の熱を放出
する放熱部を設け、前記集熱部と放熱部との間に熱媒体
を循環・停止するよう動作される循環部を設け、前記集
熱部の熱媒体の温度が前記乾燥部の流穀路を流下する穀
物の温度以上となった場合に前記集熱部と放熱部の間に
熱媒体を循環させるよう前記循環部の動作を制御する制
御部を設けたことを特徴とする。
Description
装置に係り、特に、エネルギ効率を向上し得て、乾燥効
率を向上し得る穀物乾燥機の予熱装置に関する。
は、精米前の籾状態の米や麦等の穀物を乾燥するもので
あり、循環型や平型等の穀物乾燥機がある。
物の投入される貯留部と穀物を乾燥する乾燥部と乾燥し
た穀物を集める集穀部とを有し、穀物を上段の貯留部か
ら中段の乾燥部を経て下段の集穀部に導いた後に前記上
段の貯留部に戻して循環させる間に、前記乾燥部におい
てバーナ及び送風機の発生する熱風により穀物を乾燥す
る。
る通気性の通風部材により仕切られて上下方向に延びる
流穀路を設けるとともに、この流穀路の両側に前記通風
部材により仕切られる熱風路及び排風路を設けている。
バーナ及び送風機の発生する熱風は、熱風路から通風部
材を通過して流穀路に供給され、流穀路内の穀物の間を
通り抜ける間に穀物を乾燥し、通風部材を通過して排風
路に排出される。
5−137473号公報に開示されるものがある。この
公報に開示されるものは、ヒートポンプの凝縮器を乾燥
器の通風路中に設置して熱風を発生させ、得られた熱風
により穀物を乾燥するとともに、前記ヒートポンプの蒸
発器により得られた冷水を放熱器を介して循環させるこ
とにより、乾燥機を設置した室内を冷房するものであ
る。
の熱風は、熱風路から通風部材を通過して流穀路に供給
され、流穀路内の穀物の間を通り抜ける間に穀物を乾燥
し、通風部材を通過して排風路に排出される。排風路に
排出された排風は、穀物の乾燥により湿度が高いが温度
も高く、充分な熱エネルギを有している。
排出された排風をそのまま外部に排出していたため、エ
ネルギが無駄に廃棄されるという問題があった。
されるエネルギを回収するためにヒートポンプを設けて
いるものがある。
収効率が高い一方で、導入コストが高く、保守が困難で
ある不都合がある。
述不都合を除去するために、穀物を上段の貯留部から中
段の乾燥部を経て下段の集穀部に導いた後に前記上段の
貯留部に戻して循環させる間に前記乾燥部において熱風
により穀物を乾燥する穀物乾燥機を設け、前記乾燥部内
に通風部材により仕切られて上下方向に延びる流穀路を
設けるとともにこの流穀路の両側に前記通風部材により
仕切られる熱風路及び排風路を設け、前記排風路に排風
の熱を熱媒体により収集する集熱部を設け、前記貯留部
に前記排風の熱により昇温した熱媒体の熱を放出する放
熱部を設け、前記集熱部と放熱部との間に熱媒体を循環
・停止するよう動作される循環部を設け、前記集熱部の
熱媒体の温度が前記乾燥部の流穀路を流下する穀物の温
度以上となった場合に前記集熱部と放熱部との間に熱媒
体を循環させるよう前記循環部の動作を制御する制御部
を設けたことを特徴とする。
置は、乾燥部の排風路に排風の熱を熱媒体により収集す
る集熱部を設け、貯留部に排風の熱により昇温した熱媒
体の熱を放出する放熱部を設け、集熱部と放熱部との間
に熱媒体を循環・停止するよう動作される循環部を設
け、集熱部の熱媒体の温度が前記乾燥部の流穀路を流下
する穀物の温度以上となった場合に前記集熱部と放熱部
との間に熱媒体を循環させるよう前記循環部の動作を制
御する制御部を設けたことにより、排風路の排風の熱を
熱媒体によって回収することができ、この回収した熱を
貯留部の穀物に供給して予熱することができる。
明する。図1〜図2は、この発明の実施例を示すもので
ある。図1において、2は循環型の穀物乾燥機、4は貯
留部、6は乾燥部、8は集穀部である。穀物乾燥機2
は、上部から順次に穀物の投入される貯留部4と穀物を
乾燥する乾燥部6と乾燥した穀物を集める集穀部8とを
有している。
からなる通気性の通風部材10により仕切られて上下方
向に延びる流穀路12を設けるとともに、この流穀路1
2の両側に通風部材10により仕切られる熱風路14及
び排風路16を設けている。図1においては、乾燥部6
の幅方向中央部位に長手方向に指向する熱風路14を設
け、この熱風路14の幅方向外側にそれぞれ流穀路12
・12を設け、これら流穀路12・12の幅方向外側に
それぞれ排風路16・16を設けている。
発生するバーナ18を設け、長手方向の他端面に熱気を
送給する送風機20を設けている。バーナ18及び送風
機20は、バーナ18に付設された制御部22により制
御される。制御部22は、バーナ18及び送風機20を
制御して穀物の乾燥に必要な熱風を発生させて穀物を乾
燥し、また、図示しない揚穀機や上部搬送手段、下部搬
送手段等の各モータを制御して穀物を循環させる。
れた穀物を上部搬送手段により上段の貯留部4の上方中
央部位まで搬送して貯留部4内に均分落下させ、この貯
留部4から中段の乾燥部6を経て下段の集穀部8に導い
た後に、下部搬送手段により揚穀機の下方に搬送し、揚
穀機により再び揚上して前記上段の貯留部4に戻して循
環させる。
せる間に、乾燥部8において制御部22によって制御さ
れるバーナ18及び送風機20の発生する熱風により穀
物を乾燥する。
熱装置24を設けている。予熱装置24は、排風路16
に排風の熱を熱媒体により収集する集熱部26を設け、
貯留部4に排風の熱により昇温した熱媒体の熱を放出す
る放熱部28を設けている。
材により繰り返し折曲げ形成され、内部に熱媒体が流通
される流路(図示せず)を設けている。前記放熱部28
は、熱伝達率の高い管状素材により繰り返し折曲げ形成
され、内部に熱媒体が流通される流路(図示せず)を設
けている。
26と放熱部28との間に熱媒体を循環・停止するよう
動作される循環部30に接続されている。循環部30
は、集熱部26と放熱部28との間に熱媒体を循環させ
るように圧送するポンプ32を設け、集熱部26と放熱
部28との間の熱媒体の循環を停止するよう開閉される
開閉弁34を設けている。
は、穀物乾燥機2の前記制御部22に接続されている。
制御部22には、集熱部26の熱媒体の温度を検出する
熱媒体温度センサ36を接続して設け、乾燥部6の流穀
路12を流下する穀物の温度を検出する穀物温度センサ
38を接続して設けている。
制御される。制御部22は、集熱部26の熱媒体の温度
T1が乾燥部6の流穀路12を流下する穀物の温度T2
以上(T1≧T2)となった場合に、集熱部26と放熱
部28との間に熱媒体を循環させるよう循環部30のポ
ンプ32及び開閉弁34の動作を制御する。
部22によって、穀物を上段の貯留部4内に均分落下さ
せ、この貯留部4から中段の乾燥部6を経て下段の集穀
部8に導いた後に、再び揚上して前記上段の貯留部4に
戻して循環させる間に、乾燥部8の流穀路12において
バーナ18及び送風機20の発生する熱風により穀物を
乾燥する。
ている。予熱装置24は、排風路16に排風の熱を熱媒
体により収集する集熱部26を設け、貯留部4に排風の
熱により昇温した熱媒体の熱を放出する放熱部28を設
け、これら集熱部26と放熱部28と間に熱媒体を循環
・停止するよう動作される循環部30を設け、この循環
部30の動作を制御する制御部22を設けている。
転中に、排風路16の排風の熱により加温され、昇温さ
れる。
出する集熱部26の熱媒体の温度T1が、穀物温度セン
サ38の検出する乾燥部6の流穀路12を流下する穀物
T2未満(T1<T2)の場合に、集熱部26と放熱部
28との間の熱媒体の循環を阻止するよう循環部30の
ポンプ32を停止させるとともに開閉弁34を閉動作さ
せる。
出する集熱部26の熱媒体の温度T1が、穀物温度セン
サ38の検出する乾燥部6の流穀路12を流下する穀物
の温度T2以上(T1≧T2)になると、集熱部26と
放熱部28との間に熱媒体を循環させるよう循環部30
のポンプ32を駆動させるとともに開閉弁34を開動作
させる。
媒体の熱を放出し、乾燥部6の流穀路12を流下する穀
物を加温する。
センサ36によって集熱部26の熱媒体の温度を検出
し、穀物温度センサ38によって乾燥部6の流穀路12
を流下する穀物の温度を検出し、制御部22によって、
集熱部26の熱媒体の温度T1が乾燥部6の流穀路12
を流下する穀物の温度T2以上(T1≧T2)となった
場合に、集熱部26と放熱部28との間に熱媒体を循環
させるよう循環部30のポンプ32及び開閉弁34の動
作を制御する。
2の運転中に、排風路16の排風の熱を集熱部26の熱
媒体により回収することができ、集熱部26の熱媒体の
温度T1が流穀路12の穀物の温度T2以上(T1≧T
2)となった場合に、前記回収により昇温した熱媒体を
貯留部4の放熱部28に循環させて放熱させ、この放熱
により回収した熱を貯留部4の穀物に供給し、乾燥部6
の流穀路12に流下する穀物の温度を上昇させて予熱す
ることができる。
4は、排風路16の排風の熱を回収し得ることにより、
エネルギ効率を向上することができ、貯留部4の穀物を
予熱し得ることにより、乾燥部6における穀物の乾燥効
率を向上することができる。
予熱装置は、制御部によって、集熱部の熱媒体の温度が
乾燥部の流穀路を流下する穀物の温度以上となった場合
に、集熱部と放熱部との間に熱媒体を循環させるよう循
環部の動作を制御することにより、排風路の排風の熱を
熱媒体によって回収することができ、この回収した熱を
貯留部の穀物に供給して予熱することができる。
排風路の排風の熱を回収し得ることにより、エネルギ効
率を向上することができ、貯留部の穀物を予熱し得るこ
とにより、乾燥部における穀物の乾燥効率を向上するこ
とができる。
乾燥機の概略斜視図である。
Claims (1)
- 【請求項1】 穀物を上段の貯留部から中段の乾燥部を
経て下段の集穀部に導いた後に前記上段の貯留部に戻し
て循環させる間に前記乾燥部において熱風により穀物を
乾燥する穀物乾燥機を設け、前記乾燥部内に通風部材に
より仕切られて上下方向に延びる流穀路を設けるととも
にこの流穀路の両側に前記通風部材により仕切られる熱
風路及び排風路を設け、前記排風路に排風の熱を熱媒体
により収集する集熱部を設け、前記貯留部に前記排風の
熱により昇温した熱媒体の熱を放出する放熱部を設け、
前記集熱部と放熱部との間に熱媒体を循環・停止するよ
う動作される循環部を設け、前記集熱部の熱媒体の温度
が前記乾燥部の流穀路を流下する穀物の温度以上となっ
た場合に前記集熱部と放熱部の間に熱媒体を循環させる
よう前記循環部の動作を制御する制御部を設けたことを
特徴とする穀物乾燥機の予熱装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14293699A JP3780468B2 (ja) | 1999-05-24 | 1999-05-24 | 穀物乾燥機の予熱装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14293699A JP3780468B2 (ja) | 1999-05-24 | 1999-05-24 | 穀物乾燥機の予熱装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000337774A true JP2000337774A (ja) | 2000-12-08 |
JP3780468B2 JP3780468B2 (ja) | 2006-05-31 |
Family
ID=15327100
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14293699A Expired - Fee Related JP3780468B2 (ja) | 1999-05-24 | 1999-05-24 | 穀物乾燥機の予熱装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3780468B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN109012802A (zh) * | 2018-08-20 | 2018-12-18 | 湖北国宝桥米有限公司 | 一种节能型带双重烘干的大米抛光机 |
CN109173560A (zh) * | 2018-10-19 | 2019-01-11 | 吉林工商学院 | 一种冷凝循环增热连续式变温谷物干燥节能装置及其控制方法 |
CN110360830A (zh) * | 2019-08-13 | 2019-10-22 | 瀚能(苏州)节能科技有限公司 | 一种全密闭粉体流热泵干燥机 |
-
1999
- 1999-05-24 JP JP14293699A patent/JP3780468B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN109012802A (zh) * | 2018-08-20 | 2018-12-18 | 湖北国宝桥米有限公司 | 一种节能型带双重烘干的大米抛光机 |
CN109012802B (zh) * | 2018-08-20 | 2019-05-21 | 湖北国宝桥米有限公司 | 一种节能型带双重烘干的大米抛光机 |
CN109173560A (zh) * | 2018-10-19 | 2019-01-11 | 吉林工商学院 | 一种冷凝循环增热连续式变温谷物干燥节能装置及其控制方法 |
CN109173560B (zh) * | 2018-10-19 | 2023-10-24 | 吉林工商学院 | 一种冷凝循环增热连续式变温谷物干燥节能装置及其控制方法 |
CN110360830A (zh) * | 2019-08-13 | 2019-10-22 | 瀚能(苏州)节能科技有限公司 | 一种全密闭粉体流热泵干燥机 |
CN110360830B (zh) * | 2019-08-13 | 2024-05-17 | 瀚能(苏州)节能科技有限公司 | 一种全密闭粉体流热泵干燥机 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3780468B2 (ja) | 2006-05-31 |
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