JPH05131093A - 衣類乾燥機 - Google Patents
衣類乾燥機Info
- Publication number
- JPH05131093A JPH05131093A JP3296822A JP29682291A JPH05131093A JP H05131093 A JPH05131093 A JP H05131093A JP 3296822 A JP3296822 A JP 3296822A JP 29682291 A JP29682291 A JP 29682291A JP H05131093 A JPH05131093 A JP H05131093A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heat exchanger
- air
- cooling
- wind tunnel
- drum
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Detail Structures Of Washing Machines And Dryers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 室内に温湿風を排出しないで、且つ、乾燥時
間の短縮、除湿性能の向上、冷却用水道水の節減を目的
とする。 【構成】 ドラム１の空気排出側に、送風風洞と内設す
る熱交換器７を設け、冷却パイプ９に冷却水を間欠給水
し、除湿された空気は加熱ヒーター６を通って加熱され
た後、ドラム１の前方より、再度、ドラム１内に送風す
る様にして衣類を乾燥する。 【効果】 熱交換器７の配置は送風風洞内の送風方向に
対して冷却フィン１０の方向を傾斜して送風風洞内に配
置したことにより、送風風洞内を通る循環空気は冷却フ
ィン１０の間を迂回して流れ、乱流となり、熱交換効率
がよく、冷却水の節減と乾燥時間短縮が可能となると共
に、熱交換面積の大きい熱交換器を場所をとらず、狭い
空間に設置でき、省スペースがはかれる。
間の短縮、除湿性能の向上、冷却用水道水の節減を目的
とする。 【構成】 ドラム１の空気排出側に、送風風洞と内設す
る熱交換器７を設け、冷却パイプ９に冷却水を間欠給水
し、除湿された空気は加熱ヒーター６を通って加熱され
た後、ドラム１の前方より、再度、ドラム１内に送風す
る様にして衣類を乾燥する。 【効果】 熱交換器７の配置は送風風洞内の送風方向に
対して冷却フィン１０の方向を傾斜して送風風洞内に配
置したことにより、送風風洞内を通る循環空気は冷却フ
ィン１０の間を迂回して流れ、乱流となり、熱交換効率
がよく、冷却水の節減と乾燥時間短縮が可能となると共
に、熱交換面積の大きい熱交換器を場所をとらず、狭い
空間に設置でき、省スペースがはかれる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は乾燥作用に供した循環空
気中の湿気を熱交換器の冷却により除湿する所謂除湿タ
イプの衣類乾燥機に関するものである。
気中の湿気を熱交換器の冷却により除湿する所謂除湿タ
イプの衣類乾燥機に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来の除湿タイプの衣類乾燥機は乾燥循
環空気経路に設けた熱交換器に室内の空気を送風冷却し
て除湿するものが主流であった。この方式において問題
になるのは、熱交換器を冷却した空気は温風となって室
内に排出されるので、室内の温度が著しく高くなり、夏
期や雨期などには使用者に強い不快感を与えるととも
に、室温が上昇するため、乾燥除湿性能が著しく低下す
ることであった。
環空気経路に設けた熱交換器に室内の空気を送風冷却し
て除湿するものが主流であった。この方式において問題
になるのは、熱交換器を冷却した空気は温風となって室
内に排出されるので、室内の温度が著しく高くなり、夏
期や雨期などには使用者に強い不快感を与えるととも
に、室温が上昇するため、乾燥除湿性能が著しく低下す
ることであった。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】これらの問題点を解決
するために、水冷式の熱交換器を用いた除湿タイプの衣
類乾燥機が既に提案されているが、従来のものは使用水
量が極めて多く乾燥除湿性能にも難点があった。本発明
は、これらの問題を解決し、乾燥効率と除湿性能の向上
をはかった水冷除湿タイプの衣類乾燥機を提供するもの
である。
するために、水冷式の熱交換器を用いた除湿タイプの衣
類乾燥機が既に提案されているが、従来のものは使用水
量が極めて多く乾燥除湿性能にも難点があった。本発明
は、これらの問題を解決し、乾燥効率と除湿性能の向上
をはかった水冷除湿タイプの衣類乾燥機を提供するもの
である。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明は前記課題を解決
するために、衣類乾燥ドラムの後方に送風ファンを設
け、この送風ファンの空気排出側に送風風洞とこれに内
設する熱交換器を設け、熱交換器は一本の冷却パイプの
連通管に冷却水を間欠給水し、冷却パイプの連通管の外
側に設けた冷却フィンに送風風洞を通って来た湿気を含
んだ循環空気を触れさせて除湿し、除湿された循環空気
は加熱ヒーターを通って加熱された後、衣類乾燥ドラム
の前方より、再度、衣類乾燥ドラム内に送風する様にし
て衣類を乾燥し、前記の熱交換器の配置は送風風洞内の
送風方向に対して冷却フィン方向を傾斜して送風風洞内
に配置した水冷除湿タイプの衣類乾燥機である。更に、
送風ファンの空気排出側（熱交換器入口側）の送風風洞
内に第一の温度検知用サーミスターと熱交換器の送風出
口側の風洞内に第二の温度検知用サーミスターを設け、
この２個のサーミスターの検知温度差により、電磁給水
弁の間欠給水制御と乾燥運転制御をする衣類乾燥機であ
る。
するために、衣類乾燥ドラムの後方に送風ファンを設
け、この送風ファンの空気排出側に送風風洞とこれに内
設する熱交換器を設け、熱交換器は一本の冷却パイプの
連通管に冷却水を間欠給水し、冷却パイプの連通管の外
側に設けた冷却フィンに送風風洞を通って来た湿気を含
んだ循環空気を触れさせて除湿し、除湿された循環空気
は加熱ヒーターを通って加熱された後、衣類乾燥ドラム
の前方より、再度、衣類乾燥ドラム内に送風する様にし
て衣類を乾燥し、前記の熱交換器の配置は送風風洞内の
送風方向に対して冷却フィン方向を傾斜して送風風洞内
に配置した水冷除湿タイプの衣類乾燥機である。更に、
送風ファンの空気排出側（熱交換器入口側）の送風風洞
内に第一の温度検知用サーミスターと熱交換器の送風出
口側の風洞内に第二の温度検知用サーミスターを設け、
この２個のサーミスターの検知温度差により、電磁給水
弁の間欠給水制御と乾燥運転制御をする衣類乾燥機であ
る。
【０００５】
【作用】本発明は前述した様な構成であり、熱交換器の
冷却パイプへの水道水の給水は電磁給水弁やコントロー
ラーなどの制御装置により間欠的に給水することで、送
風温度や衣類の量に応じて無駄のない最適なコントロー
ルをして節水ができる。又、熱交換器の配置は送風風洞
内の送風方向に対して冷却フィン方向を傾斜して送風風
洞内に配置しているので、送風風洞内を通る循環空気は
冷却フィンの間を迂回して流れ、乱流となり、熱交換効
率が向上すると共に、熱交換面積の大きい熱交換器を場
所をとらず、狭い空間に設置でき、省スペースがはかれ
る。更に、熱交換器の空気入口側と出口側にそれぞれ温
度検知用のサーミスターを設け、この２個のサーミスタ
ーの温度差により電磁給水弁の間欠給水制御と乾燥運転
制御ができる。
冷却パイプへの水道水の給水は電磁給水弁やコントロー
ラーなどの制御装置により間欠的に給水することで、送
風温度や衣類の量に応じて無駄のない最適なコントロー
ルをして節水ができる。又、熱交換器の配置は送風風洞
内の送風方向に対して冷却フィン方向を傾斜して送風風
洞内に配置しているので、送風風洞内を通る循環空気は
冷却フィンの間を迂回して流れ、乱流となり、熱交換効
率が向上すると共に、熱交換面積の大きい熱交換器を場
所をとらず、狭い空間に設置でき、省スペースがはかれ
る。更に、熱交換器の空気入口側と出口側にそれぞれ温
度検知用のサーミスターを設け、この２個のサーミスタ
ーの温度差により電磁給水弁の間欠給水制御と乾燥運転
制御ができる。
【０００６】
【実施例】図１は本発明における一実施例の衣類乾燥機
断面図、図２は同じく回路図、図３は同じく循環空気の
温度曲線図である。
断面図、図２は同じく回路図、図３は同じく循環空気の
温度曲線図である。
【０００７】図１、図２において、ドラム１はモーター
２及びプーリー（図示省略）、ベルト３より駆動されて
いる。ドラム１の後方に設けられた送風ファン４は同じ
くモーター２、ベルト５により駆動されている。ヒータ
ー６はドラム１の前方吸気口部に図の様に設けられてお
り、ドラム内に入る空気を加熱して、ドラム１内の衣類
の乾を促進する様になっている。熱交換器７はドラム１
の後方排気部とドラム１の前方吸気部を連結する風洞８
内に図１に示すように送風方向に対して傾斜して取り付
けられている。熱交換器７は熱伝導率の高い冷却パイプ
９とこれに直角に挿入した冷却フィン１０より構成して
いる。冷却パイプ９の水道水の入口側には電磁給水弁１
１を設け、熱交換器７の循環空気の入口側にサーミスタ
ー１２と出口側にサーミスター１３を設けている。１５
はフィルターで衣類１６よりでる埃を捕捉している。
２及びプーリー（図示省略）、ベルト３より駆動されて
いる。ドラム１の後方に設けられた送風ファン４は同じ
くモーター２、ベルト５により駆動されている。ヒータ
ー６はドラム１の前方吸気口部に図の様に設けられてお
り、ドラム内に入る空気を加熱して、ドラム１内の衣類
の乾を促進する様になっている。熱交換器７はドラム１
の後方排気部とドラム１の前方吸気部を連結する風洞８
内に図１に示すように送風方向に対して傾斜して取り付
けられている。熱交換器７は熱伝導率の高い冷却パイプ
９とこれに直角に挿入した冷却フィン１０より構成して
いる。冷却パイプ９の水道水の入口側には電磁給水弁１
１を設け、熱交換器７の循環空気の入口側にサーミスタ
ー１２と出口側にサーミスター１３を設けている。１５
はフィルターで衣類１６よりでる埃を捕捉している。
【０００８】次に、乾燥行程について説明する。ドラム
１の前方吸気部に設けられたヒーター６によって加熱さ
れた循環空気ａはドラム１内に入り衣類１６を乾燥す
る。衣類を乾燥した循環空気は湿った空気ｂとなり、ド
ラム１の後方の送風ファン４、風洞８を通り熱交換器７
に送り込まれ、冷却フィン１０に直接触れて効率よく冷
却され、湿気は結露水となり排水口１７より排出する。
湿気が取れた循環空気ｃは再度ヒーター６を通り加熱さ
れた空気ａとなりドラム１内に入り衣類１６を乾燥す
る。これをくり返して衣類の乾燥行程が進行する。この
間、熱交換器７の冷却パイプ９に送られる冷却水は熱交
換器７の循環空気の入口側サーミスター１２と出口側サ
ーミスター１３の温度を検知し、コントローラー１４の
制御によって電磁弁１１を開閉し無駄のない最適な間欠
給水コントロールをしている。
１の前方吸気部に設けられたヒーター６によって加熱さ
れた循環空気ａはドラム１内に入り衣類１６を乾燥す
る。衣類を乾燥した循環空気は湿った空気ｂとなり、ド
ラム１の後方の送風ファン４、風洞８を通り熱交換器７
に送り込まれ、冷却フィン１０に直接触れて効率よく冷
却され、湿気は結露水となり排水口１７より排出する。
湿気が取れた循環空気ｃは再度ヒーター６を通り加熱さ
れた空気ａとなりドラム１内に入り衣類１６を乾燥す
る。これをくり返して衣類の乾燥行程が進行する。この
間、熱交換器７の冷却パイプ９に送られる冷却水は熱交
換器７の循環空気の入口側サーミスター１２と出口側サ
ーミスター１３の温度を検知し、コントローラー１４の
制御によって電磁弁１１を開閉し無駄のない最適な間欠
給水コントロールをしている。
【０００９】乾燥行程が進み、衣類が乾燥してくると、
図３に示す様に熱交換器７の循環空気の入口側サーミス
ター１２部と出口側サーミスター１３部の温度差△ｔが
大きくなってくることが実験的に判明しており、△ｔが
一定値になると、例えば図３のＰ点で乾燥運転を終了す
るなど微妙な乾燥制御ができる。
図３に示す様に熱交換器７の循環空気の入口側サーミス
ター１２部と出口側サーミスター１３部の温度差△ｔが
大きくなってくることが実験的に判明しており、△ｔが
一定値になると、例えば図３のＰ点で乾燥運転を終了す
るなど微妙な乾燥制御ができる。
【００１０】
【発明の効果】以上の様に、本発明では熱交換器の配置
は送風風洞内の送風方向に対して冷却冷却フィンの方向
を傾斜して送風風洞内に配置したことにより、送風風洞
内を通る循環空気は冷却フィンの間を迂回して流れ、乱
流となり、熱交換効率がよく、乾燥時間短縮が可能にな
ると共に、熱交換面積の大きい熱交換器を場所をとら
ず、狭い空間に設置でき、省スペースがはかれる。更
に、熱交換器に送る冷却水は２個のサーミスターとコン
トローラーの最適制御により、電磁弁の開閉を間欠的に
行い、水道水の節減ができ、室内に温湿風を排出するこ
となく、適正な乾燥運転制御ができるなどの効果を有す
る。
は送風風洞内の送風方向に対して冷却冷却フィンの方向
を傾斜して送風風洞内に配置したことにより、送風風洞
内を通る循環空気は冷却フィンの間を迂回して流れ、乱
流となり、熱交換効率がよく、乾燥時間短縮が可能にな
ると共に、熱交換面積の大きい熱交換器を場所をとら
ず、狭い空間に設置でき、省スペースがはかれる。更
に、熱交換器に送る冷却水は２個のサーミスターとコン
トローラーの最適制御により、電磁弁の開閉を間欠的に
行い、水道水の節減ができ、室内に温湿風を排出するこ
となく、適正な乾燥運転制御ができるなどの効果を有す
る。
【図１】本発明における一実施例の衣類乾燥機の断面図
【図２】本発明における一実施例の回路図
【図３】本発明における一実施例の循環空気の温度曲線
図
図
１ ドラム ２ モーター ３ ベルト ４ 送風ファン ５ ベルト（送風ファン用） ６ ヒーター ７ 熱交換器 ８ 風洞 ９ 冷却パイプ １０ 冷却フィン １１ 電磁給水弁 １２ サーミスター（熱交換器入口側） １３ サーミスター（熱交換器出口側） １４ コントローラー １５ フィルター １６ 衣類
Claims (2)
- 【請求項１】衣類乾燥ドラムの後方に送風ファンを設
け、この送風ファンの空気排出側に送風風洞とこれに内
設する熱交換器を設け、熱交換器は一本の冷却パイプの
連通管に冷却水を電磁給水弁により間欠給水し、冷却パ
イプの連通管の外側に設けた冷却フィンに送風風洞を通
って来た湿気を含んだ循環空気を触れさせて除湿し、除
湿された循環空気は加熱ヒーターを通って加熱された
後、衣類乾燥ドラムの前方より、再度、衣類乾燥ドラム
内に送風されるようにし、前記の熱交換器の配置は送風
風洞内の送風方向に対して冷却フィン方向を傾斜して送
風風洞内に配置した水冷除湿タイプの衣類乾燥機。 - 【請求項２】送風ファンの空気排出側（熱交換器入口
側）の送風風洞内に第一の温度検知用サーミスターと熱
交換器の送風出口側の風洞内に第二の温度検知用サーミ
スターを設け、この２個のサーミスターの検知温度差に
より、電磁給水弁の間欠給水制御と乾燥運転制御をする
請求項１に記載の衣類乾燥機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3296822A JPH05131093A (ja) | 1991-11-13 | 1991-11-13 | 衣類乾燥機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3296822A JPH05131093A (ja) | 1991-11-13 | 1991-11-13 | 衣類乾燥機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05131093A true JPH05131093A (ja) | 1993-05-28 |
Family
ID=17838606
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3296822A Pending JPH05131093A (ja) | 1991-11-13 | 1991-11-13 | 衣類乾燥機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05131093A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008220814A (ja) * | 2007-03-15 | 2008-09-25 | Sanyo Electric Co Ltd | 乾燥機 |
-
1991
- 1991-11-13 JP JP3296822A patent/JPH05131093A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008220814A (ja) * | 2007-03-15 | 2008-09-25 | Sanyo Electric Co Ltd | 乾燥機 |
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