JP2000337635A - 加熱調理器 - Google Patents
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Abstract
する。 【解決手段】 熱風用モータ42を、調理室23の奥壁
の後方に設けず、調理室23外の操作パネル26側部分
の奥部に設けることで、調理室23の奥壁の後方に配設
する部品を減じ、その分、全体の奥行を小さくすること
を可能ならしめた。又、この場合、熱風用モータ42が
ヒータ30から周側方に離れ、ヒータ30の発する高熱
の影響を受けにくくなるため、調理室23の奥壁の後方
に配設する部品には、奥行方向の距離を大きく確保する
必要がなくなり、これによって、全体の奥行を一層小さ
くすることを可能ならしめた。
Description
熱調理する加熱調理器に関する。
は、図6に示すごとく構成されたものが供されている。
このものの場合、外箱1の内部に内箱2が配設されて、
この内箱2により調理室3が形成されている。調理室3
(内箱2)の奥壁には、多数の通風孔4,5が中心部
(通風孔4)と周囲部(通風孔5)とに分けて形成され
ており、その後方に、ヒータ6と熱風ファン7とが配設
されている。ヒータ6と熱風ファン7は、調理室3の背
面に取付けたケーシング8に覆われており、更に、その
ケーシング8が、同じく調理室3の背面に取付けたケー
シングカバー9に覆われている。
取付板10が取付けられており、このモータ取付板10
の背面に熱風用モータ11が取付けられている。熱風用
モータ11の回転軸11aは、あらかじめ、モータ取付
板10からケーシングカバー9及びケーシング8の奥壁
を通してケーシング8内に挿入されており、その先端部
に上述の熱風ファン7が取付けられている。そして又、
熱風用モータ11の回転軸11aには、モータ取付板1
0内に位置して、冷却ファン12が取付けられており、
熱風用モータ11の後方を、外箱1に取付けた背板13
により覆っている。
熱風用モータ11が起動されることにより、熱風ファン
7が、矢印で示すように、調理室3内の空気を中心部の
通風孔4から吸入してヒータ6に接触させ、そして、周
囲部の通風孔5から調理室3内に戻す循環を行わしめ
る。これにより、調理室3内には熱風が循環供給される
ようになり、熱風による加熱調理が調理室3内で行われ
る。又、冷却ファン12がケーシングカバー9後方の空
気を動かし、その近辺及び熱風用モータ11の冷却をす
る。
合、調理室3の奥壁の後方にヒータ6と熱風ファン7と
が配設され、その後方に冷却ファン12が配設されて、
更にその後方に熱風用モータ11が配設された構造であ
り、この結果、全体の奥行が大きくなり、その奥行方向
に余裕のない場所には設置できないという、置き場所の
制約を生じていた。
その近辺の部品は、冷却ファン12で冷却するようにし
ているものの、ヒータ6が位置したケーシング8内の例
えば約400℃ほどにもなる高熱の影響を受けやすい構
造であり、そのために、ヒータ6部分から熱風用モータ
11部分までを極力離間させる必要があって、その距離
が奥行方向に確保されることにより、全体の奥行が一層
大きくなる事情にあった。
であり、従ってその目的は、主として、全体の奥行を小
さくできる加熱調理器を提供するにある。
に、本発明の加熱調理器においては、奥壁に通風孔を形
成した調理室と、この調理室の奥壁の後方に配設された
ヒータと、前記調理室の奥壁の後方に配設され、調理室
内の空気を前記通風孔を通してヒータに接触させ調理室
内に戻す循環を行わしめる熱風ファンと、前記調理室外
の操作パネル側部分の奥部に配設された熱風用モータ
と、この熱風用モータと前記熱風ファンとの間に設けら
れ、熱風用モータの回転動力を熱風ファンに伝える伝動
機構とを具備して成ることを特徴とする(請求項1の発
明)。
室の奥壁の後方に存在せず、調理室外の操作パネル側部
分の奥部に位置することで、調理室の奥壁の後方に配設
する部品が減り、その分、全体の奥行を小さくすること
が可能となる。又、この場合、熱風用モータがヒータか
ら周側方に離れ、ヒータの発する高熱の影響を受けにく
くなるため、調理室の奥壁の後方に配設する部品には、
奥行方向の距離を大きく確保する必要がなくなり、これ
によって、全体の奥行を一層小さくすることが可能とな
る。
冷却ファンが設けられると共に、この冷却ファンを覆う
ケーシングが設けられ、この冷却ファン及びケーシング
により、熱風用モータ側から吸気して伝動機構の熱風フ
ァン側伝動車方向へ送風するようにすると良い(請求項
2の発明)。
風用モータの部分は、従来のヒータ後方の部分より低温
の部分であり、この位置で、熱風用モータ側から吸気し
て伝動機構の熱風ファン側伝動車方向へ送風することに
より、熱風用モータの冷却が効果的になされると共に、
伝動機構の冷却も効果的になされ、更に、ヒータの発す
る高熱を受けて熱くなる部分(調理室の奥壁の後方に配
設した部品の部分)の冷却も効果的になされるようにな
る。これにより、調理室の奥壁の後方に配設する部品の
奥行方向の距離を一層小さくすることが可能となり、更
に、背板を調理室の背面に近付けることが可能となっ
て、全体の奥行を一段と小さくすることが可能となる。
ン取付部と、熱風用モータを取付けた熱風用モータ取付
部との間には、冷却ファン及びケーシングにより送出さ
れた風を調理室側に通す通風口が存すると良い(請求項
3の発明)。このものでは、冷却風が通風口により、調
理室の奥壁の後方に配設した部品の部分の中でも、ヒー
タ近辺の部品部分に取り入れられて、それの冷却がより
効果的になされるようになる。
部とは1枚の取付板に設けられ、その取付板が、熱風フ
ァン取付部より前方に熱風用モータ取付部を有する段付
き形状で、その段差部分に通風口が形成されていても良
い(請求項4の発明)。このものでは、冷却風がヒータ
近辺の部品部分に一層効果的に取り入れられて、それの
冷却がより効果的になされるようになる。
ケーシングにより送出された風を調理室側に導き入れる
導風壁を設けると良い(請求項5の発明)。このもので
も、冷却風がヒータ近辺の部品部分に一層効果的に取り
入れられて、それの冷却がより効果的になされるように
なる。
ーシングを覆うケーシングカバーの背面に臨んでいると
良い(請求項6の発明)。このものでは、冷却風が、通
風口を通った後、ケーシングカバーに沿ってスムーズに
流れ、これによっても、ヒータ近辺の部品部分の冷却が
より効果的になされるようになる。
モータ側伝動車と熱風ファン側伝動車との間の中間部材
に沿う導風壁を設けても良い(請求項7の発明)。この
ものでは、冷却風が伝動機構の中間部材に沿って流れ、
その中間部材の冷却が効果的になされると共に、ヒータ
の発する高熱を受けて熱くなる部分にも効率良く導か
れ、その冷却が効果的になされるようになる。
は、ともに調理室の背面の上下部に取付けられていると
良い(請求項8の発明)。このものでは、熱風ファン取
付部と熱風用モータ取付部とを調理室の背面という共通
の部材に取付けることによって、別々の部材に取付ける
より、それらを組立誤差少なく取付けることができ、そ
れだけ、熱風用モータから熱風ファンへの回転動力の伝
達が安定してできると共に、全体の奥行を小さくするこ
とも、より精度良くできるようになる。
に伝動機構の熱風用モータ側伝動車が取付けられ、他方
側に操作パネル裏側の機械室の冷却をする冷却ファンが
取付けられていると良い(請求項9の発明)。このもの
では、熱風用モータで、機械室の冷却まで行い得るよう
になり、熱風用モータ自身の冷却にも一層の効果が得ら
れるようになる。
動するのに代わり、熱風用モータの前方に、操作パネル
裏側の機械室の冷却をする冷却ファンを回転駆動する別
のモータが配設されていても良い(請求項10の発
明)。このものでも、機械室の冷却が効果的に行われ、
且つ熱風用モータの冷却も効果的行われるようになる。
併せ有する加熱調理器に適用した第1実施例につき、図
1ないし図4を参照して説明する。まず、図1には、加
熱調理器全体の構成を示しており、外箱21の内部に内
箱22を配設して、この内箱22により調理室23を包
囲形成している。調理室23(内箱22)は前面が開口
しており(図示せず)、この開口部と合う開口部(これ
も図示せず)を出入口として有する前面板24を、外箱
21及び内箱22の前縁に取付け、この前面板24に
は、その出入口としての開口部を開閉する扉25を枢着
すると共に、それの側方(図中右側)に位置して操作パ
ネル26を装着している。
を行うに必要な操作を使用者が前方より行うためのもの
で、種々の操作部を有している(図示せず)。又、扉2
5は下端部がヒンジとなっているもので、上端部に取手
27を有している。一方、調理室23の奥壁には、多数
の通風孔28,29を例えばパンチングにより形成して
おり、そのうちの通風孔28は中心部に位置し、通風孔
29は周囲部に位置している。
と熱風ファン31とを配設しており、そのうちのヒータ
30は周囲部に位置し、熱風ファン31は中心側に位置
している。この場合、ヒータ30には、例えば環状のシ
ーズヒータを使用しており、熱風ファン31には、遠心
ファンを使用している。ヒータ30と熱風ファン31
は、調理室23の背面に取付けた第1のケーシング32
により覆っており、更に、その第1のケーシング32
を、同じく調理室23の背面に取付けたケーシングカバ
ー33により覆っている。
4を配設しており、この取付板34は、図2に示すよう
に、第1の取付部35と第2の取付部36とを段部37
で横並びに連ねて一体に有する、1枚の金属板から成っ
ている。しかして、その第1の取付部35には、図1及
び図3に示すように、前記熱風ファン31をこれの軸3
8により軸受39を介して回転可能に取付けており、こ
の場合、軸受39は、第1の取付部35に固定板40を
介してねじ41により取付けている。
42をモータ台43を介して取付けており、この場合、
モータ台43は第1の取付部35にねじ44によって取
付け、このモータ台43に熱風用モータ42をねじ45
により取付けている。従って、第1の取付部35は熱風
ファン取付部であり、第2の取付部36は熱風用モータ
取付部である。
を通す孔46を有しており、第2の取付部36は中心部
に熱風用モータ42の回転軸47を通す孔48を有して
いる。又、軸38は、第1のケーシング32及びケーシ
ングカバー33の各奥壁中心部を貫通している。
36のそれぞれ上下部には、図2に示すようにフランジ
49,50を形成しており、更に、その各フランジ4
9,50には取付孔51,52を形成していて、この取
付孔51,52により、第1の取付部35及び第2の取
付部36を、ともに調理室23の背面の上下部に図4に
示すねじ53によって取付けている。
2の取付部36の取付けは、前記調理室23の背面に対
する第1のケーシング32及びケーシングカバー33の
各取付けに供したそれらのフランジ54及び55に、フ
ランジ49,50を後方から重ねて行っている。この結
果、第2の取付部36は、第1の取付部35の側方(前
記操作パネル26側)であって且つそれよりも前方に位
置しており、これに伴い、熱風用モータ42も、調理室
23外の操作パネル26側部分の奥部に位置している。
には伝動機構56を設けており、この伝動機構56は、
この場合、第2の取付部36の後方に位置して熱風用モ
ータ42の回転軸47に取付けた熱風用モータ側伝動車
たる駆動側プーリ57と、第1の取付部35の後方に位
置して熱風ファン31の軸38に取付けた熱風ファン側
伝動車たる従動側プーリ58、並びにこれら両プーリ5
7,58間に張架した中間部材たるベルト59から成
る、ベルト伝動機構であり、熱風用モータ42の回転動
力を、駆動側プーリ57、ベルト59、従動側プーリ5
8を順に経て熱風ファン31に伝えるようになってい
る。
却ファン60を例えば一体に設けており、この第1の冷
却ファン60にも、遠心ファンを使用している。第2の
取付部36には、この第1の冷却ファン60を覆う第2
のケーシング61を取付けている。この第2のケーシン
グ61は図4に示すうず形室状を成しており、駆動側プ
ーリ57が位置する切欠部63を有すると共に、従動側
プーリ58方向に指向する吐出口63を有している。
又、この吐出口63に対し、吸入口は前記熱風用モータ
42の回転軸47を通した第2の取付部36の孔48で
あり、この関係上、孔48は図3に示すように回転軸4
7よりも充分に径大に形成している。
6との間には、通風口64を形成しており、この通風口
64は、この場合、詳細には取付板34の段差部分であ
る、段部37から第1の取付部35及び第2の取付部3
6にかけた、段部37一帯の部分に形成している。この
通風口64は、前記第1のケーシング32を覆ったケー
シングカバー33の背面に臨んでいる。
ファン31側の縁部には、後方であって且つ第1の冷却
ファン60方向に指向する第1の導風壁65を、例えば
通風口64の形成と合わせた切起こしにより設けてい
る。又、第2の取付部36には第2の導風壁66を設け
ており、この第2の導風壁66は、図4に示すように、
前記伝動機構56のベルト59より上方に位置して該ベ
ルト59に沿うように、同じく切起こしにより設けてお
り、その突出寸法は、図3に示すように、後端がベルト
59より後方に位置するものとしている。
47が前後の両方に突出する両軸形であり、その後方の
端部に前記伝動機構56の駆動側プーリ57を取付け、
一方、前方の端部には第2の冷却ファン67を取付けて
いる。この第2の冷却ファン67は、前記操作パネル2
6の裏側の、外箱21と内箱22との間の機械室68内
に位置しており、この機械室68内には、図1に示すよ
うに、マグネトロン69やトランス70など、必要な電
気部品を配設している。
のため調理室23内に供給するマイクロ波を発振するマ
イクロ波発振器であり、トランス70はそれの作動に必
要な変圧を行うもので、第2の冷却ファン67は、機械
室68の冷却をすることにより、それら電気部品の冷却
をするようになっている。この場合、第2の冷却ファン
67には、軸流ファンを使用している。又、前記外箱2
1の側部や底部、及び前記伝動機構56の後方に位置し
て外箱21の背面の開口部を閉塞した背板71には、通
気孔72,73をそれぞれ多数形成している。
用者が操作パネル26を操作することによりオーブン調
理が開始されると、ヒータ30が発熱すると共に、熱風
用モータ42が起動される。この熱風用モータ42の回
転動力は伝動機構56により熱風ファン31に伝えら
れ、該熱風ファン31が回転駆動される。駆動された熱
風ファン31は、図1及び図3に実線矢印で示すよう
に、調理室23内の空気を中心部の通風孔28から吸入
してヒータ30に接触させ、そして、周囲部の通風孔2
9から調理室23内に戻す循環を行わしめる。これによ
り、調理室23内には熱風が循環供給されるようにな
り、熱風による加熱調理(オーブン調理)が調理室23
内で行われる。
リ57と一体に第1の冷却ファン60が回転駆動され、
駆動された第1の冷却ファン60は、第2のケーシング
61と協働して、図3に破線矢印で示すように、熱風用
モータ42側から取付板34の第2の取付部36の孔4
8を通じて吸気し、伝動機構56の従動側プーリ58方
向へ送風する。
沿って流れ、軸受39、軸38、及び従動側プーリ58
部分に達して、更にその先方へと流れると共に、通風口
64から取付板34の前面側(調理室23側)に取り入
れられてケーシングカバー33の後側を流れ、同じく軸
受39、軸38部分に達して、更にその先方へと流れ
る。このとき、その風を第1の導風壁65が調理室23
側に効果的に導き入れる。又、第2の導風壁66は、そ
の風を伝動機構56のベルト59に沿って流す。これら
により、熱風用モータ42が冷却されると共に、伝動機
構56の駆動側プーリ57、ベルト59、及び従動側プ
ーリ58が冷却され、更に、前記ヒータ30の発する高
熱を受けて熱くなる部分である軸受39や、軸38、ケ
ーシングカバー33、及び背板71が冷却される。
0と共に第2の冷却ファン67が熱風用モータ42によ
って回転駆動され、駆動された第2の冷却ファン67
は、図3に二点鎖線矢印で示すように、熱風用モータ4
2側から吸気して機械室68内の前方へと送風すること
により、熱風用モータ42及び機械室68(機械室68
内の電気部品)の冷却をする。
タ42が、調理室23の奥壁の後方に存在せず、調理室
23外の操作パネル26側部分の奥部に位置するもので
あり、それによって、調理室23の奥壁の後方に配設す
る部品を従来のものより減じ、その分、全体の奥行を小
さくすることができ、置き場所の制約を少なくすること
ができる。しかも、この場合、操作パネル26の裏側は
一般的に機械室68であって、スペースに比較的余裕の
ある部分であり、そのスペースを有効に利用して、上述
の全体の奥行を小さくすることができる。
30から周側方に離れ、ヒータ30の発する高熱の影響
を受けにくくなるため、調理室23の奥壁の後方に配設
する第1のケーシング32や、ケーシングカバー33、
取付板34といった部品には、奥行方向の距離を大きく
確保する必要がなく、これによって、全体の奥行を一層
小さくすることができる。
に配設する上述の部品の最後端までの寸法を、従来のそ
れらと同様の部品の最後端までの寸法と同等に保つなら
ば、それらの部品に奥行方向の距離を大きく確保する必
要がない分、調理室23の奥行を増すことが可能であ
り、これによって、より多くの、あるいはより大きな被
調理物を加熱調理することができるようになる。
離れた熱風用モータ42の部分は、従来のヒータ後方の
部分より低温の部分であり、この位置で、第1の冷却フ
ァン60及び第2のケーシング61により、熱風用モー
タ42側から吸気して伝動機構56の従動側プーリ58
方向へ送風することにより、熱風用モータ42の冷却が
効果的にできると共に、伝動機構56の冷却も効果的に
でき、更に、ヒータ30の発する高熱を受けて熱くなる
部分(調理室23の奥壁の後方に配設した部品の部分)
の冷却も効果的にできる。
後方に配設する部品の奥行方向の距離を一層小さくする
ことが可能となり、更に、背板71を調理室23の背面
に近付けることが可能となって、全体の奥行を一段と小
さくすることができる(一例として、従来のものより4
0〔mm〕以上の短寸化ができる)。又、この場合、ヒ
ータ30の発する高熱を受けて熱くなる部分の冷却が効
果的にできることにより、調理温度を上げても差支えな
くなり、これによって、加熱調理の迅速さを増すことが
できると共に、調理のでき具合を良くすることもでき
る。
取付部35と、熱風用モータ42を取付けた第2の取付
部36との間には、通風口64を設け、これによって、
上述の第1の冷却ファン60及び第2のケーシング61
により送出された風を調理室23側に通すようにしてい
るので、冷却風が、調理室23の奥壁の後方に配設した
部品の部分の中でも、ヒータ30近辺の部品部分に取り
入れられて、それの冷却をより効果的に行うことができ
る。
の取付部36は別々の部材で構成されていても良いが、
上記構成のものでは、それらを1枚の取付板34に設
け、この取付板34を、第1の取付部35より前方に第
2の取付部36が存する段付き形状として、その段差部
分に通風口64を形成していることにより、上述の冷却
風をヒータ30近辺の部品部分に一層効果的に取り入れ
ることができて、それの冷却がより効果的にできる。
又、この場合、取付板34の段は全体の奥行の短寸化に
も効果を奏する。
壁65を設けており、これによって、上記第1の冷却フ
ァン60及び第2のケーシング61により送出された風
を調理室23側に導き入れることができるので、上述の
冷却風をヒータ30近辺の部品部分に一層効果的に取り
入れることができて、それの冷却が一層効果的にでき
る。
た第1のケーシング32を覆うケーシングカバー33の
背面に臨ませており、これによって、通風口64を通っ
た冷却風が、ケーシングカバー33に沿ってスムーズに
流れ、これによっても、ヒータ30近辺の部品部分の冷
却をより効果的に行うことができる。
6のベルト59に沿う第2の導風壁66を設けており、
これによって、冷却風がベルト59に沿って流れるか
ら、ベルト59の冷却を効果的に行うことができると共
に、ヒータ30の発する高熱を受けて熱くなる部分にも
冷却風を効率良く導いて、その冷却を効果的に行うこと
ができる。又、この場合、後方や上方からの外力がベル
ト59に及ぶ前に第2の導風壁66に当たってベルト5
9に及ぶことを阻止できるので、その外力に対するベル
ト59の保護も第2の導風壁66によってできる。
付部36は、ともに調理室23の背面の上下部に取付け
ており、このように調理室23の背面という共通の部材
に取付けることによって、別々の部材に取付けるより、
それらを組立誤差少なく取付けることができ、それだ
け、熱風用モータ42から熱風ファン31への回転動力
の伝達が安定してできると共に、全体の奥行を小さくす
ることも、より精度良くできる。
転軸47の一方側に伝動機構56の駆動側プーリ57を
取付け、他方側に操作パネル26裏側の機械室68の冷
却をする第2の冷却ファン67を取付けているので、熱
風用モータ42により、機械室68の冷却まで行うこと
ができ、且つ、熱風用モータ42自身の冷却にも一層の
効果を得ることができる。
を示すもので、上記第1実施例と同一の部分には同一の
符号を付して説明を省略し、異なる部分のみを述べる。
この場合、前記第2の冷却ファン67に代わって、熱風
用モータ42の前方に、第2の冷却ファン81を配設す
ると共に、この冷却ファン81を回転駆動する別のモー
タ82を配設している。
定したステータ84の外周に、ロータ85を支承して設
けたアウターロータ形のDCブラシレスモータで、その
ロータ85に冷却ファン81を一体に設けており、全体
として薄形となっている。このようにしたものでも、冷
却ファン81は、二点鎖線矢印で示すように、熱風用モ
ータ42側から吸気して機械室68内の前方へと送風す
るものであり、これによって、機械室68の冷却を効果
的に行うことができ、且つ熱風用モータ42の冷却も効
果的に行うことができる。
動機構に限られず、例えばチェーン伝動機構やギヤ伝動
機構等であっても良い。又、電子レンジ機能は必ずしも
具えられていなくても良い。更に、操作パネル26は、
調理室23の前面部の側方ではなく、下方又は上方に設
けられていても良いもので、それに伴い、熱風用モータ
42も調理室23より下方又は上方に設けられていても
良い。
下記の効果を奏する。請求項1の加熱調理器によれば、
熱風用モータが、調理室の奥壁の後方に存在せず、調理
室外の操作パネル側部分の奥部に位置することにより、
全体の奥行を小さくすることができ、置き場所の制約を
少なくすることができる。
ータから、伝動機構、及びヒータの発する高熱を受けて
熱くなる部分の冷却が効果的にできることにより、調理
室の奥壁の後方に配設する部品の奥行方向の距離を一層
小さくすることができ、更に、背板を調理室の背面に近
付けることもできて、全体の奥行を一段と小さくするこ
とができる。
を、熱風ファン取付部と熱風用モータ取付部との間の通
風口から、調理室の奥壁の後方に配設した部品の部分の
中でも、ヒータ近辺の部品部分に取り入れることができ
て、それの冷却をより効果的に行うことができる。
を、上記熱風ファン取付部と熱風用モータ取付部とを有
する1枚の取付板の段差部分に設けた通風口から、ヒー
タ近辺の部品部分に一層効果的に取り入れることができ
て、それの冷却をより効果的に行うことができる。
を、上記通風口の縁部に設けた導風壁により、ヒータ近
辺の部品部分に一層効果的に取り入れることができて、
それの冷却を一層効果的に行うことができる。請求項6
の加熱調理器によれば、通風口を通った冷却風を、ケー
シングカバーに沿ってスムーズに流し得ることにより、
ヒータ近辺の部品部分の冷却をより効果的に行うことが
できる。
を、熱風用モータ取付部に設けた導風壁にて、伝動機構
の中間部材に沿って流し得ることにより、その中間部材
の冷却と、ヒータの発する高熱を受けて熱くなる部分の
冷却を効果的に行うことができる。
ン取付部と熱風用モータ取付部の取付けが組立誤差少な
くできて、熱風用モータから熱風ファンへの回転動力の
伝達が安定してできると共に、全体の奥行を小さくする
ことも、精度良くできる。請求項9の加熱調理器によれ
ば、熱風用モータにより、機械室の冷却まで行うことが
でき、且つ、熱風用モータ自身の冷却も一層効果的に行
うことができる。請求項10の加熱調理器によっても、
機械室の冷却を効果的に行うことができ、且つ熱風用モ
ータの冷却も効果的に行うことができる。
孔、30はヒータ、31は熱風ファン、32は第1のケ
ーシング(ケーシング)、33はケーシングカバー、3
4は取付板、35は第1の取付部(熱風ファン取付
部)、36は第2の取付部(熱風用モータ取付部)、3
7は段部、42は熱風用モータ、47は回転軸、56は
伝動機構、57は駆動側プーリ(熱風ファン側伝動
車)、58は従動側プーリ(熱風用モータ側伝動車)、
59はベルト(中間部材)、60は第1の冷却ファン
(冷却ファン)、61は第2のケーシング(ケーシン
グ)、64は通風口、65は第1の導風壁(導風壁)、
66は第2の導風壁(導風壁)、67は第2の冷却ファ
ン(冷却ファン)、68は機械室、81は第2の冷却フ
ァン(冷却ファン)、82はモータを示す。
Claims (10)
- 【請求項1】 奥壁に通風孔を形成した調理室と、 この調理室の奥壁の後方に配設されたヒータと、 前記調理室の奥壁の後方に配設され、調理室内の空気を
前記通風孔を通してヒータに接触させ調理室内に戻す循
環を行わしめる熱風ファンと、 前記調理室外の操作パネル側部分の奥部に配設された熱
風用モータと、 この熱風用モータと前記熱風ファンとの間に設けられ、
熱風用モータの回転動力を熱風ファンに伝える伝動機構
とを具備して成ることを特徴とする加熱調理器。 - 【請求項2】 伝動機構の熱風用モータ側伝動車に冷却
ファンが設けられると共に、この冷却ファンを覆うケー
シングが設けられ、この冷却ファン及びケーシングによ
り、熱風用モータ側から吸気して伝動機構の熱風ファン
側伝動車方向へ送風するようにしたことを特徴とする請
求項1記載の加熱調理器。 - 【請求項3】 熱風ファンを取付けた熱風ファン取付部
と、熱風用モータを取付けた熱風用モータ取付部との間
に、冷却ファン及びケーシングにより送出された風を調
理室側に通す通風口が存することを特徴とする請求項2
記載の加熱調理器。 - 【請求項4】 熱風ファン取付部と熱風用モータ取付部
とが1枚の取付板に設けられ、その取付板が、熱風ファ
ン取付部より前方に熱風用モータ取付部を有する段付き
形状で、その段差部分に通風口が形成されていることを
特徴とする請求項3記載の加熱調理器。 - 【請求項5】 通風口の縁部に、冷却ファン及びケーシ
ングにより送出された風を調理室側に導き入れる導風壁
を設けたことを特徴とする請求項3又は4記載の加熱調
理器。 - 【請求項6】 通風口が、熱風ファンを覆ったケーシン
グを覆うケーシングカバーの背面に臨んでいることを特
徴とする請求項3又は4記載の加熱調理器。 - 【請求項7】 熱風ファン取付部に、伝動機構の熱風用
モータ側伝動車と熱風ファン側伝動車との間の中間部材
に沿う導風壁を設けたことを特徴とする請求項3又は4
記載の加熱調理器。 - 【請求項8】 熱風ファン取付部及び熱風用モータ取付
部が、ともに調理室の背面の上下部に取付けられている
ことを特徴とする請求項3又は4記載の加熱調理器。 - 【請求項9】 熱風用モータが両軸形で、その軸の一方
側に伝動機構の熱風用モータ側伝動車が取付けられ、他
方側に操作パネル裏側の機械室の冷却をする冷却ファン
が取付けられていることを特徴とする請求項1記載の加
熱調理器。 - 【請求項10】 熱風用モータの前方に、操作パネル裏
側の機械室の冷却をする冷却ファンを回転駆動する別の
モータが配設されていることを特徴とする請求項1記載
の加熱調理器。
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---|---|---|---|
JP14489199A JP3715466B2 (ja) | 1999-05-25 | 1999-05-25 | 加熱調理器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP14489199A JP3715466B2 (ja) | 1999-05-25 | 1999-05-25 | 加熱調理器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP2000337635A true JP2000337635A (ja) | 2000-12-08 |
JP3715466B2 JP3715466B2 (ja) | 2005-11-09 |
Family
ID=15372763
Family Applications (1)
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---|---|---|---|
JP14489199A Expired - Fee Related JP3715466B2 (ja) | 1999-05-25 | 1999-05-25 | 加熱調理器 |
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JP (1) | JP3715466B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014228264A (ja) * | 2013-05-27 | 2014-12-08 | 東芝ホームテクノ株式会社 | 加熱調理器 |
JP2014231972A (ja) * | 2013-05-30 | 2014-12-11 | 東芝ホームテクノ株式会社 | 加熱調理器 |
JP2016217584A (ja) * | 2015-05-18 | 2016-12-22 | 象印マホービン株式会社 | 加熱調理器 |
JP2017194174A (ja) * | 2016-04-18 | 2017-10-26 | 東芝ホームテクノ株式会社 | 加熱調理器 |
-
1999
- 1999-05-25 JP JP14489199A patent/JP3715466B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JP2014228264A (ja) * | 2013-05-27 | 2014-12-08 | 東芝ホームテクノ株式会社 | 加熱調理器 |
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JP3715466B2 (ja) | 2005-11-09 |
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