JP2000334915A - ドクタブレード取付装置およびその取付方法 - Google Patents

ドクタブレード取付装置およびその取付方法

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JP2000334915A
JP2000334915A JP11154145A JP15414599A JP2000334915A JP 2000334915 A JP2000334915 A JP 2000334915A JP 11154145 A JP11154145 A JP 11154145A JP 15414599 A JP15414599 A JP 15414599A JP 2000334915 A JP2000334915 A JP 2000334915A
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田 猛 太
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ドクタ押え下板とドクタ押え上板との間にド
クタブレードを挟持して取付ける際に、ドクタブレード
の波打ち状態を防止すること。 【解決手段】 ドクタブレード取付装置はドクタホルダ
10のドクタ押え下板14を載置する架台21と、架台
21上に設けられドクタ押え下板14上に載置されたド
クタブレード16の長手方向両側部を把持する一対のブ
ロック23,31とを備えている。一対のブロック2
3,31によりドクタブレード16の両側部を把持して
互いに引張り、ドクタブレード16を緊張状態とする。
次にドクタブレード16上にバックプレート18とドク
タ押え上板12を重ねて、ドクタ押え下板14とドクタ
押え上板12をボルト15により固定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、グラビア印刷機等
において使用されるドクタブレードをドクタホルダに取
付けるためのドクタホルダ取付装置およびその取付方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】例えばグラビア印刷では、流動性のある
インキを版面に付着させ、ドクタブレードと呼ばれる鋼
鉄製の薄い刃を版胴の表面に押し当てることによって版
面の過剰のインキをかき取り、グラビア製版された凹部
のみにインキを残して印刷を行うようになっている。
【0003】このようなグラビア印刷において、ドクタ
ブレードはドクタ押え下板と、ドクタ押え上板とからな
るドクタホルダにより保持される。
【0004】このようなドクタブレードを保持するドク
タホルダは、印刷ユニット1台あたりに少なくとも2組
準備されていることが多い。この場合、機外においてド
クタブレードを交換したり、あるいは刃先が研磨された
ドクタブレードをドクタホルダに予め保持しておき、オ
ーダ替え等のときに、交換作業を人手によりユニットご
とに行っている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ドクタブレ
ードは薄い板で形成されるとともに、版胴の長さに対応
可能な長さを有するものとなっている。一方で、ドクタ
ブレードは版面に均一に押し当てることが必要条件とな
っている。ドクタブレードの刃先が波うち状態となって
いると、ドクタブレードの刃先を版面に均一に押し当て
ることができないので、掻きムラが生じ、これにより、
カスや汚れ等が版面に残り、結果的に印刷品質を低下さ
せることになる。
【0006】従来のドクタホルダはドクタ押え下板と、
ドクタ押え下板との間でドクタブレードを挟持するドク
タ押え上板とからなり、ドクタ押え下板とドクタ押え上
板とをボルト等の固定具により固定するものである。し
かしながらボルト等の固定具により取付ける際、長手方
向に配列した複数本のボルトを順々に締め上げていくこ
とによってドクタブレードの刃先に波うちが生じる場合
もあり、この場合は上述のような問題が生じてしまう。
【0007】本発明はこのような点を考慮してなされた
ものであり、ドクタホルダに対するドクタブレードの着
脱を熟練を必要とせず短時間でかつ容易に行えるととも
に、ドクタブレードの刃先の波打ち状態を防止できるよ
うなドクタブレード取付装置およびその取付方法を提供
することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、帯状に延びる
ドクタブレードをドクタ押え下板とドクタ押え上板とか
らなるドクタホルダに取付けるためのドクタブレード取
付装置において、ドクタホルダのドクタ押え下板を載置
するとともに、ドクタ押え下板を固定する手段を有する
架台と、架台上に設けられ、ドクタ押え下板上に配置さ
れたドクタブレードの長手方向両側部を把持して引張る
一対の引張ブロックと、を備えたことを特徴とするドク
タブレード取付装置、および帯状に延びるドクタブレー
ドをドクタ押え下板とドクタ押え上板とからなるドクタ
ホルダに取付けるためのドクタブレード取付方法におい
て、ドクタホルダのドクタ押え下板を架台上に載置し固
定する工程と、架台上に設けられた一対の引張ブロック
により、ドクタ押え下板上に配置されたドクタブレード
の長手方向両側を把持して引張る工程と、ドクタブレー
ド上にドクタ押え上板を載置して、ドクタ押え下板とド
クタ押え上板を固定具により固定する工程と、を備えた
ことを特徴とするドクタブレード取付方法である。
【0009】本発明によれば、架台上にドクタ押え下板
を載置し固定するとともに、このドクタ押え下板上に配
置されたドクタブレードの長手方向両側部を一対の引張
ブロックにより把持して引張る。この状態で、ドクタ押
え下板とドクタ押え上板との間でドクタブレードを取付
けることにより、ドクタブレードの刃先の波打ち状態を
防止することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施例について説明する。まず図8乃至図10によりドク
タブレードを保持するドクタブレードホルダ10につい
て説明する。図8に示すようにグラビア版胴1の側方に
ドクタブレードホルダ10が配置されている。このドク
タブレードホルダ10はドクタブレード16を保持する
ドクタ押え下板14と、ドクタ押え上板12とを有し、
ブレード移動装置55によって上下移動するようになっ
ている。
【0011】図8に示すように、版胴1は鉄製ロール等
の外周に胴メッキを施し、この胴メッキ層に写真製版で
図柄を焼付、後でエッチングして製版し、さらにクロム
メッキを施して構成されている。したがって版胴1の表
面には、図柄に応じて細かい凹部が存在している。イン
キはこの版胴1に図柄とは無関係に全幅にわたって供給
されるので、インキ塗布後にドクタブレード16を版胴
1の全幅にわたって接触させ、上記凹部以外の余分なイ
ンキを掻取る。
【0012】次に図9および図10によりドクタホルダ
10を示す。ドクタホルダ10は、帯状に延びるドクタ
ブレード16を保持するドクタ押え上板12と、ドクタ
押え下板14とからなり、ドクタ押え上板12とドクタ
押え下板14は長手方向に等間隔で配置した六角ボルト
15によりボルト締めされている。またドクタ押え上板
12とドクタ押え下板14の間に、ドクタブレード16
とバックプレート18が挟持されている。ドクタ押え下
板14の挟持する合せ面部には下向きに僅かの傾斜が形
成され、薄板(約0.2mm程度)のドクタブレード1
6に腰を持たせることができる。なおバックプレート1
8は約0.4mm程度のバネ鋼板からなっている。
【0013】ドクタブレード16およびバックプレート
18はドクタ押え上板12およびドクタ押え下板14か
ら突出しており、この突出する寸法は、ドクタブレード
16のインキ掻き取り効果に密接な影響を与える。突出
寸法は例えばドクタブレード16が25mm、バックプ
レート18が18mmとなっている。
【0014】ドクタ押え上板12およびドクタ押え下板
14のうちドクタブレード16の反対側に、合せ用の凹
部12aと凸部14aが各々設けられている。また、ド
クタ押え上板12に持ち運びのための把っ手20が設け
られている。
【0015】一方、ドクタ押え上板12とドクタ押え下
板14の長手方向寸法Lは、印刷機通しウェブ幅寸法仕
様により決まる。またドクタ押え上板12およびドクタ
押え下板14の奥行寸法Wおよび断面形状も機種によっ
て異なり、1ユーザが複数種類のドクタホルダ10を保
有することもある。また六角ボルト15は1000mm
用のもので9本使用している例がある。
【0016】次にドクタブレード16およびバックプレ
ート18を、ドクタ押え下板14とドクタ押え上板12
とからなるドクタホルダ10に取付けるための本発明に
よるドクタブレード取付装置について図1乃至図7によ
り説明する。
【0017】ドクタブレード取付装置は図1に示すよう
にドクタ押え下板を載置する架台21と、架台21上に
設けられドクタ押え下板14上に載置されたドクタブレ
ードの長手方向両側部を把持して互いに引張る一対のブ
ロック(引張ブロック)23,31とを備えている。
【0018】このうち架台21は作業台となるもので、
作業がし易い高さを有し、本装置のベースを構成し、ド
クタ押え下板14を一対の受け台22a,22bを介し
て載置するとともに、後述する各部材を支持している。
また架台21上の受け台22a,22bは、作業性を考
慮して前上がりに傾斜している。
【0019】また受け台22bに、ドクタ押え下板14
の他端をコマ29を介して押圧するエアシリンダ28が
設けられている。エアシリンダ28によりコマ29を進
退させることによりドクタ押え下板14をブロック23
側面に押付け固定することができる。
【0020】また一対のブロック23,31のうち、図
1および図2の左側のブロック23はドクタ押え下板1
4を受け台22a,22bに固定するための機能も併せ
持ち、ドクタ押え下板14の一端(図2の左端)がブロ
ック23の側面60に当接するようになっている。また
ブロック23は把持台26と、エアシリンダ24aによ
り降下し把持台26との間でドクタブレード16の先側
を把持するブレード把持部材25aとを有している(図
3)。
【0021】また、ブロック23は受け台22aに取付
けられており、またドクタ押え下板14とドクタ押え上
板12の長手寸法Lの変化に対応するために、ブロック
23の受け台22aへの取付位置はドクタ押え下板14
とドクタ押え上板12の長手方向に移動可能となってい
る。さらに位置決めを容易にするためブロック23は、
受け台22a側に複数設けられた凹部27に係合する凸
部23aを有している。
【0022】また、ドクタ押え下板14を受け台22
a,22bに載置したときの奥行方向の位置決めを行う
ため、ドクタ押え下板14のドクタブレード16と反対
側の面にガイド部材30が設けられている。このガイド
部材30は一対の受け台22a,22bに埋め込み保持
されている。このガイド部材30は奥行寸法Wが異なる
機種のドクタホルダ10に対応可能なように一対の受け
台22a,22bの複数箇所に取付・移動できるように
する。
【0023】また、図1および図2の右側のブロック3
1は、把持台32と、エアシリンダ24bにより降下し
把持台32との間でドクタブレード16の先側を把持す
るブレード把持部25bとを有している(図4および図
5)。
【0024】ここで、ドクタブレード16の先側を把持
するブロック31は、受け台22bに設けられたガイド
溝33に沿って移動可能となっており、受け台22bに
ブラケット34aを介して設けられたエアシリンダ34
により図1の左右方向に進退するようになっている。す
なわち、ドクタブレード16を元側と先側とでブロック
23,31により把持したうえで、ドクタブレード16
の先側を把持するブロック31を図1および図2の右側
へ移動させドクタブレード16を引張り緊張状態に保持
することができる。
【0025】また図1および図6に示すように、一対の
受け台22a,22b間であって一対の受け台22a,
22b近傍に一対のクリップ留め部材35が設けられて
いる。このクリップ留め部材35はドクタブレード16
の上にバックプレート18を重ね合せ、これらをドクタ
押え下板14とドクタ押え上板12との間で挟持・締付
けを行う際、ドクタ押え下板14とドクタ押え上板12
から所定の突き出し寸法にセッティングされたドクタブ
レード16とバックプレート18をボルト15による締
め付け完了まで保持するためのものである。一対のクリ
ップ留め部材35はエアチャック36により開閉すると
ともに、アーム37に取付けられ、このアーム37はエ
アシリンダ38により支軸43回りに使用位置と待避位
置との間を揺動するようになっている。なお、クリップ
留め部材35の代わりに通常のクリップを用いてもよ
い。
【0026】さらに図1および図7に示すように、ドク
ターブレード16を挾持してドクタ押え下板14とドク
タ押え上板12をボルト15により締め付けた後、ドク
タブレード16のうち長手方向に突き出た部分(図1の
左側および右側への突出部分)を切断するため、一対の
受け台22a,22b近傍にエアチャック39の作動で
ドクタブレード16をシェアカットする切断部40が設
けられている。この切断部40はアーム41に取付けら
れ、このアーム41はエアシリンダ38により支軸43
回りに使用位置と待避位置に揺動するようになってい
る。なお、この切断部40が無い場合は手動で金切り鋏
を用いることも可能である。
【0027】なお、ドクタブレード16は市販品の長尺
物の巻体45を巻出して使用することができ、このドク
タブレード16の巻体45は架台21の図2の左側に取
付けられた箱42に収納されている。なお、箱42上に
箱42内の巻体45から巻出されたドクタブレード16
をニップする一対のコロ61を設け、この一対のコロ6
1によりドクタブレード16の送り出しを容易とするこ
とができる。また一対のコロ61に手回しハンドル62
を取付けても良い。
【0028】また、上記エアシリンダ24a,24b,
28,34,38およびエアチャック36,39へエア
を供給するため、エア配管等が設けられ、このエア配管
等は手動入切弁およびレギュレータを有している。これ
らのエア配管等は、エア源からホース接続する供給口ま
で架台21に適宜レイアウトして設けられている。ま
た、ドクタ押え下板14とドクタ押え上板12をボルト
15でボルト締めする工具としてエアレンチを使用する
ことが好ましく、このためのエアも上記エア配管等から
供給することができる。
【0029】次にドクタブレード16をドクタホルダ1
0に取付けるためのドクタブレード取付方法について説
明する。
【0030】まず、架台21に設けられた一対の受け台
22a,22b上に、ドクタ押え下板14を押え下板1
4のドクタブレード16と反対側の面がガイド部材30
に当接するようにして載置する。この場合、受け台22
a,22bはガイド部材30側が下にくるようにして傾
斜にしているので、自重を利用して押え下板14をガイ
ド部材30に容易に当てることができる。その後、図1
および図2の右側の受け台22b近傍に設けられたエア
シリンダ28を作動してコマ29をドクタ押え下板14
の他端(図1および図2の右側端)に押付け、ドクタ押
え下板14の一端(図1および図2の左側端)をブロッ
ク23の側面60に当接させて、ドクタ押え下板14を
ブロック23とコマ29との間で固定する。このとき、
ブロック23は受け台22a上において、ドクタ押え下
板14の長手寸法Lに応じた位置に予め取付けられてい
る。
【0031】次に、ドクタブレード16が収納箱42内
の巻体45から巻出され、ドクタブレード16がドクタ
押え下板14上に配置されるとともに、ドクタブレード
16の両端部がブロック23,31において、把持台2
6,32と、エアシリンダ24a,24bにより降下す
る把持部25a,25bとの間で把持される。
【0032】この場合、把持台26,32の肩部26
a,32aにドクタブレード16を当接することによ
り、ドクタ押え下板14から平行に突出するドクタブレ
ード16の突き出し寸法を所定の値に定めることができ
る。その後、ブロック31側のエアシリンダ34を作動
させ、ブロック31を図1および図2の右側へ移動さ
せ、ブロック23,31間においてドクタブレード16
を引っ張り緊張状態に保持する。
【0033】次にドクタブレード16上にバックプレー
ト18を重ね、ドクタブレード16の刃先と反対側にバ
ックプレート18の端部を揃え、クリップ留め部材35
をエアチャック36の作動により閉としてドクタブレー
ド16にバックプレート18を保持させる。
【0034】その後、ドクタ押え下板14上にドクタ押
え上板12を重ね、ドクタ押え下板14とドクタ押え上
板12の元側から先側へ(図1および図2の左側から右
側)へ向って順にボルト15によるボルト締めを行う。
この場合、エアレンチを使用すると作業が一層容易であ
る。
【0035】次にボルト締めが完了したら、ドクタブレ
ード16の両端部のドクタ押え下板14とドクタ押え上
板12からはみ出した部分を、切断部40によりカット
する。
【0036】以上の作業が終わったら、次に各エアシリ
ンダ24a,24b,34,38およびエアチャック3
6,39を解除する。またエアシリンダ28を図2の右
方向に作動して受け台22a,22b上におけるドクタ
押え下板14の固定を解除する。そこでドクターブレー
ド16およびバックプレード18の取付が完了したドク
タホルダ10を架台21の受け台22a,22bから取
外すことができる。
【0037】なお、印刷運転で使用済みの摩耗・損傷し
たドクタブレード16を交換する場合は、別の作業場所
でドクタホルダ10をバラバラに分解してあれば、上記
の手順でドクタブレード16を取付けたドクタホルダを
準備することができる。またドクタホルダ10を分解す
ることなく持って来た際には、架台21の手前側の空い
たスペースで解体したり、組んだまま受け台22a,2
2b上に載置し、ドクタ押え下板14を固定した後、ボ
ルト15を緩めて解体することもできる。
【0038】以上のように本実施の形態によれば、ドク
タブレード16を一対のブロック23,31間で緊張状
態に保持した状態で、ドクタ押え下板14とドクタ押え
上板12を端から順にボルト15によりボルト締めする
ことができ、熟練者でなくても、ドクタブレード16を
波打ちが起こさないようにしながらドクタホルダ10に
容易に取付けることができる。またドクタブレード16
およびバックプレート18の突き出し寸法を常に一定に
保ってドクタホルダ10毎にバラツキが発生すること無
く安定してドクタブレード16を取付けることができ
る。
【0039】このためドクタブレード16による掻取不
良発生の減少、ブレード摩耗の低下を達成することがで
き、ドクタブレード16を用いた印刷品質の向上を図る
ことができる。さらにドクタブレード16を扱う上での
作業性(安全・簡単・時間)が向上する。
【0040】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、ドクタ押
え下板とドクタ押え上板との間でドクタブレードを挟持
した場合に、ドクタブレードの刃先の波打ち状態を防止
することができる。このため、このドクタブレードによ
る印刷胴に対するインキの掻取りを精度良く行うことが
でき、印刷品質の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるドクタブレード取付装置の一実施
の形態を示す平面図。
【図2】本発明によるドクタブレード取付装置の一実施
の形態を示す正面図。
【図3】図2のA−A線断面図。
【図4】図2のB−B線断面図。
【図5】先側ブロックの拡大図。
【図6】クリップ留め部を示す拡大図。
【図7】切断部を示す拡大図。
【図8】ドクタホルダとグラビア版胴を示す図。
【図9】ドクタホルダの拡大図。
【図10】ドクタホルダの平面図。
【符号の説明】
10 ドクタホルダ 12 ドクタ押え上板 14 ドクタ押え下板 16 ドクタブレード 18 バックプレート 21 架台 22a,22b 受け台 23,31 ブロック 24a,24b,28,34 エアシリンダ 25a,25b ブレード把持部材 29 コマ 35 クリップ留め部材 40 切断部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 本 田 栄 二 神奈川県座間市ひばりが丘4−5676 東芝 機械プレスエンジニアリング株式会社内 Fターム(参考) 2C034 CA04 CA11 2C250 DC10

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】帯状に延びるドクタブレードをドクタ押え
    下板とドクタ押え上板とからなるドクタホルダに取付け
    るためのドクタブレード取付装置において、 ドクタホルダのドクタ押え下板を載置するとともに、ド
    クタ押え下板を固定する手段を有する架台と、 架台上に設けられ、ドクタ押え下板上に配置されるドク
    タブレードの長手方向両側部を把持して引張る一対の引
    張ブロックと、を備えたことを特徴とするドクタブレー
    ド取付装置。
  2. 【請求項2】ドクタブレード上に配置されたバックプレ
    ートをドクタブレートに保持するクリップ留め部材を設
    けたことを特徴とする請求項1記載のドクタブレード取
    付装置。
  3. 【請求項3】架台上においてドクタ押え下板とドクタ押
    え上板との間に取付けられたドクタブレードの長手方向
    両端部を切断する切断部を設けたことを特徴とする請求
    項1記載のドクタブレード取付装置。
  4. 【請求項4】帯状に延びるドクタブレードをドクタ押え
    下板とドクタ押え上板とからなるドクタホルダに取付け
    るためのドクタブレード取付方法において、 ドクタホルダのドクタ押え下板を架台上に載置し固定す
    る工程と、 架台上に設けられた一対の引張ブロックにより、ドクタ
    押え下板上に配置されたドクタブレードの長手方向両側
    を把持して引張る工程と、 ドクタブレード上にドクタ押え上板を載置して、ドクタ
    押え下板とドクタ押え上板を固定具により固定する工程
    と、を備えたことを特徴とするドクタブレード取付方
    法。
  5. 【請求項5】ドクタブレードの長手方向両側を把持して
    引張った後、ドクタブレード上にバックプレートを配置
    して、クリップ留め部材によりバックプレートをドクタ
    ブレードに保持する工程を更に備えたことを特徴とする
    請求項4記載のドクタブレード取付方法。
  6. 【請求項6】ドクタ押え下板とドクタ押え上板とを固定
    具により固定した後、ドクタブレードの長手方向両端部
    を切断部により切断する工程を更に備えたことを特徴と
    する請求項4記載のドクタブレード取付方法。
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