JP2000334903A - ポリエチレンラミネートシート - Google Patents
ポリエチレンラミネートシートInfo
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- JP2000334903A JP2000334903A JP11154074A JP15407499A JP2000334903A JP 2000334903 A JP2000334903 A JP 2000334903A JP 11154074 A JP11154074 A JP 11154074A JP 15407499 A JP15407499 A JP 15407499A JP 2000334903 A JP2000334903 A JP 2000334903A
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- Japan
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- yarn
- warp
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 柔軟性を有し、かつ引裂強力にすぐれたポリ
エチレンラミネートシートを提供する。 【解決手段】 ポリエチレンスプリットヤーンを経糸お
よび/または緯糸に用いて得られた織布の両面にメタロ
セン触媒を用いて製造された密度が0.90g/cm3
以下のエチレン・α−オレフィン共重合体からなるラミ
ネート層を設けたラミネートシートであって、前記織布
の経糸および/または緯糸の一部を、少なくとも2本の
ポリエチレンスプリットヤーンの引揃糸で構成する。
エチレンラミネートシートを提供する。 【解決手段】 ポリエチレンスプリットヤーンを経糸お
よび/または緯糸に用いて得られた織布の両面にメタロ
セン触媒を用いて製造された密度が0.90g/cm3
以下のエチレン・α−オレフィン共重合体からなるラミ
ネート層を設けたラミネートシートであって、前記織布
の経糸および/または緯糸の一部を、少なくとも2本の
ポリエチレンスプリットヤーンの引揃糸で構成する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ポリエチレンラミ
ネートシートに関し、さらに詳しくは、建築用資材カバ
ーなどのカバー類、防水シートなどのシート類、テン
ト、包装袋、フレキシブルコンテナ等に用いられるポリ
エチレンラミネートシートに関する。
ネートシートに関し、さらに詳しくは、建築用資材カバ
ーなどのカバー類、防水シートなどのシート類、テン
ト、包装袋、フレキシブルコンテナ等に用いられるポリ
エチレンラミネートシートに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ポリエチレンラミネートシートは
ポリエチレンフラットヤーンの平織の原反に低密度ポリ
エチレンをラミネートしたものが用いられてきた。この
ポリエチレンラミネートシートは、ポリエステルマルチ
フィラメントからなる原反にポリ塩化ビニルをコーティ
ングしたターポリンと比較して柔軟性に欠けるという欠
点があるため、柔軟性を必要とする用途には通常使用さ
れていない。しかしながら、フィラメント成形性にすぐ
れ安価なポリエチレンを用いて、上記ターポリンと同等
の強力および柔軟性を有するポリエチレンラミネートシ
ートを供給することが要望されていた。
ポリエチレンフラットヤーンの平織の原反に低密度ポリ
エチレンをラミネートしたものが用いられてきた。この
ポリエチレンラミネートシートは、ポリエステルマルチ
フィラメントからなる原反にポリ塩化ビニルをコーティ
ングしたターポリンと比較して柔軟性に欠けるという欠
点があるため、柔軟性を必要とする用途には通常使用さ
れていない。しかしながら、フィラメント成形性にすぐ
れ安価なポリエチレンを用いて、上記ターポリンと同等
の強力および柔軟性を有するポリエチレンラミネートシ
ートを供給することが要望されていた。
【0003】従来のポリエチレンからなるフラットヤー
ンは、空冷インフレーション法により幅の広いフラット
ヤーンの成形が可能で、柔軟性にはすぐれているが引張
強力が不十分であり、Tダイ法では薄肉のフラットヤー
ンの成形は困難で、同一デニールのフラットヤーンでは
インフレーション法に比較して厚肉となり、引張強力は
十分であるが柔軟性に劣るという問題があった。
ンは、空冷インフレーション法により幅の広いフラット
ヤーンの成形が可能で、柔軟性にはすぐれているが引張
強力が不十分であり、Tダイ法では薄肉のフラットヤー
ンの成形は困難で、同一デニールのフラットヤーンでは
インフレーション法に比較して厚肉となり、引張強力は
十分であるが柔軟性に劣るという問題があった。
【0004】また、これらのポリエチレンフラットヤー
ンからなる織布にポリエチレン層をラミネートしたシー
トは、柔軟性に劣り取扱いが困難であるうえに、引裂強
力が充分でないという問題があった。引裂強力は、経緯
糸に用いられるフラットヤーンの強力が大きいほど高く
なる。このため高デニールのフラットヤーンを使用する
方が有利であるが、高デニールのフラットヤーンを全面
に使用した場合は、基布が強くなり、柔軟性に欠け、か
つ高価となる。また、ラミネート時の接着強力において
も、同一条件下では、低デニールのフラットヤーンから
なる織布に比較し接着強力が劣るという問題もあった。
ンからなる織布にポリエチレン層をラミネートしたシー
トは、柔軟性に劣り取扱いが困難であるうえに、引裂強
力が充分でないという問題があった。引裂強力は、経緯
糸に用いられるフラットヤーンの強力が大きいほど高く
なる。このため高デニールのフラットヤーンを使用する
方が有利であるが、高デニールのフラットヤーンを全面
に使用した場合は、基布が強くなり、柔軟性に欠け、か
つ高価となる。また、ラミネート時の接着強力において
も、同一条件下では、低デニールのフラットヤーンから
なる織布に比較し接着強力が劣るという問題もあった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、このような
現状に鑑み、柔軟性を有し、かつ引裂強力にすぐれたポ
リエチレンラミネートシートの提供を目的とする。
現状に鑑み、柔軟性を有し、かつ引裂強力にすぐれたポ
リエチレンラミネートシートの提供を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
消するために、ポリエチレンスプリットヤーンを経緯糸
に用いて得られた織布の両面にメタロセン触媒を用いて
製造された密度が0.90g/cm3以下のエチレン・
α−オレフィン共重合体からなるラミネート層を設けた
ラミネートシートであって、前記織布の経糸および/ま
たは緯糸の一部を、少なくとも2本の前記ポリエチレン
スプリットヤーンからなる引揃糸とする構成であること
を特徴とするポリエチレンラミネートシートを提供す
る。
消するために、ポリエチレンスプリットヤーンを経緯糸
に用いて得られた織布の両面にメタロセン触媒を用いて
製造された密度が0.90g/cm3以下のエチレン・
α−オレフィン共重合体からなるラミネート層を設けた
ラミネートシートであって、前記織布の経糸および/ま
たは緯糸の一部を、少なくとも2本の前記ポリエチレン
スプリットヤーンからなる引揃糸とする構成であること
を特徴とするポリエチレンラミネートシートを提供す
る。
【0007】また、上記ポリエチレンスプリットヤーン
のテープ幅/デニールの比が3.8mm/1000デニ
ール以上であることが良好である。
のテープ幅/デニールの比が3.8mm/1000デニ
ール以上であることが良好である。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明をさらに詳しく説明
する。本発明に用いられるポリエチレンスプリットヤー
ンは、ポリエチレンを用いて形成されたフラットヤーン
を割繊してスプリットヤーンを得たものである。ポリエ
チレンとしては延伸効果にすぐれた高密度ポリエチレン
が好ましい。また、高密度ポリエチレンを中間層とし、
直鎖状低密度ポリエチレンまたは低密度ポリエチレンを
両外層に積層した並列型複合フラットヤーンを割繊して
得た複合スプリットヤーンがより好ましい。このような
複合スプリットヤーンを用いることにより、後述するラ
ミネート層を積層する際に、複合スプリットヤーンの外
層とラミネート層の樹脂の融点が近接し接着性が向上す
る。
する。本発明に用いられるポリエチレンスプリットヤー
ンは、ポリエチレンを用いて形成されたフラットヤーン
を割繊してスプリットヤーンを得たものである。ポリエ
チレンとしては延伸効果にすぐれた高密度ポリエチレン
が好ましい。また、高密度ポリエチレンを中間層とし、
直鎖状低密度ポリエチレンまたは低密度ポリエチレンを
両外層に積層した並列型複合フラットヤーンを割繊して
得た複合スプリットヤーンがより好ましい。このような
複合スプリットヤーンを用いることにより、後述するラ
ミネート層を積層する際に、複合スプリットヤーンの外
層とラミネート層の樹脂の融点が近接し接着性が向上す
る。
【0009】上記フラットヤーンを形成する方法として
は、原料ポリエチレンを単層フィルムの場合は1台の押
出機、複合フィルムの場合には2台の押出機にてそれぞ
れ溶融混練し、単層ダイまたは複合ダイを用いてTダイ
法またはインフレーション法にてフィルムを成形する。
フィルム冷却法には水冷式、ロール冷却式、空気冷却式
等があるが、冷却効率の点から水冷式が好ましい。これ
らの方法のうちでは、水冷式Tダイ法が最も好ましい。
冷却固化したフィルムは、スリットした後延伸し、次い
で熱処理してフラットヤーンを形成する。延伸処理は高
密度ポリエチレンの融点以下、軟化点以上の温度下に行
われるが、加熱法としては、熱ロール式、熱板式、熱風
式等いずれの法も採用でき、これらの内では熱ロール式
が延伸効率、高速生産性、安定性の上で好ましい。スリ
ットされたポリエチレンフィルムは加熱され、前後ロー
ルの周速度差により延伸を行う。延伸倍率は好ましくは
3〜15倍、より好ましくは5〜10倍である。このフ
ラットヤーンに割繊処理を施してスプリットヤーンを形
成する。割繊処理方法は公知の方法が採用できるが、割
繊処理工程中の強力劣化の少ない傾斜カッタを使用する
のが好ましい。
は、原料ポリエチレンを単層フィルムの場合は1台の押
出機、複合フィルムの場合には2台の押出機にてそれぞ
れ溶融混練し、単層ダイまたは複合ダイを用いてTダイ
法またはインフレーション法にてフィルムを成形する。
フィルム冷却法には水冷式、ロール冷却式、空気冷却式
等があるが、冷却効率の点から水冷式が好ましい。これ
らの方法のうちでは、水冷式Tダイ法が最も好ましい。
冷却固化したフィルムは、スリットした後延伸し、次い
で熱処理してフラットヤーンを形成する。延伸処理は高
密度ポリエチレンの融点以下、軟化点以上の温度下に行
われるが、加熱法としては、熱ロール式、熱板式、熱風
式等いずれの法も採用でき、これらの内では熱ロール式
が延伸効率、高速生産性、安定性の上で好ましい。スリ
ットされたポリエチレンフィルムは加熱され、前後ロー
ルの周速度差により延伸を行う。延伸倍率は好ましくは
3〜15倍、より好ましくは5〜10倍である。このフ
ラットヤーンに割繊処理を施してスプリットヤーンを形
成する。割繊処理方法は公知の方法が採用できるが、割
繊処理工程中の強力劣化の少ない傾斜カッタを使用する
のが好ましい。
【0010】このようにして得られたポリエチレンスプ
リットヤーンは、その単糸繊度が100〜3000デニ
ール(以下、dと略す)が好ましく、300〜1500
dがより好ましい。そして、ポリエチレンスプリットヤ
ーンの幅wがdに対して、w/d=3.8mm/100
0d以上であることが重要である。w/dがこの範囲よ
り小さいと、割繊処理における強力劣化が大きくなり好
ましくない。上記スプリットヤーンの引張強力は平均6
g/d以上であることが好ましく、6.5g/d以上が
より好ましい。
リットヤーンは、その単糸繊度が100〜3000デニ
ール(以下、dと略す)が好ましく、300〜1500
dがより好ましい。そして、ポリエチレンスプリットヤ
ーンの幅wがdに対して、w/d=3.8mm/100
0d以上であることが重要である。w/dがこの範囲よ
り小さいと、割繊処理における強力劣化が大きくなり好
ましくない。上記スプリットヤーンの引張強力は平均6
g/d以上であることが好ましく、6.5g/d以上が
より好ましい。
【0011】ついで、ポリエチレンスプリットヤーンを
経緯糸として織布を形成する。織組織はとくに限定する
ものではなく、平織、綾織、もじり織などが採用され
る。ここで、経糸および/または緯糸の一部を、少なく
とも2本の引揃糸とする構成とすることが肝要である。
引揃糸の配列方法は、糸群として通常のスプリットヤー
ンの中に部分的、かつ規則的に配列するのが好ましい。
具体的には引揃糸1条に対して通常のスプリットヤーン
が1〜5本程度として、交互に配列した状態である。こ
のように引揃糸を配列することにより、基布の柔軟性を
保持しつつ、引裂強力を向上させることができる。引揃
糸の代わりに、その位置に2倍の高デニールの糸を打ち
込むと、強力は同じであっても引揃糸に比較して糸の自
由度が劣るため柔軟性に劣るので好ましくない。また、
実生産面においても、2種類に糸を準備する必要性が生
じるうえ、経糸の整経、織機におけるオサ通しなどでの
作業性の悪さなどのため好ましくない。
経緯糸として織布を形成する。織組織はとくに限定する
ものではなく、平織、綾織、もじり織などが採用され
る。ここで、経糸および/または緯糸の一部を、少なく
とも2本の引揃糸とする構成とすることが肝要である。
引揃糸の配列方法は、糸群として通常のスプリットヤー
ンの中に部分的、かつ規則的に配列するのが好ましい。
具体的には引揃糸1条に対して通常のスプリットヤーン
が1〜5本程度として、交互に配列した状態である。こ
のように引揃糸を配列することにより、基布の柔軟性を
保持しつつ、引裂強力を向上させることができる。引揃
糸の代わりに、その位置に2倍の高デニールの糸を打ち
込むと、強力は同じであっても引揃糸に比較して糸の自
由度が劣るため柔軟性に劣るので好ましくない。また、
実生産面においても、2種類に糸を準備する必要性が生
じるうえ、経糸の整経、織機におけるオサ通しなどでの
作業性の悪さなどのため好ましくない。
【0012】一方、緯糸においては、複数の緯糸を交互
に挿入する多色織り、多層織りなどを採用することによ
り、ポリエチレンスプリットヤーンの強力のバラツキを
分散させる方法が好ましい。
に挿入する多色織り、多層織りなどを採用することによ
り、ポリエチレンスプリットヤーンの強力のバラツキを
分散させる方法が好ましい。
【0013】上記のような経緯糸の構成から、ポリエチ
レンスプリットヤーンの打込密度は、単糸繊度にもよる
が経緯糸とも6〜20本/インチが好ましい。
レンスプリットヤーンの打込密度は、単糸繊度にもよる
が経緯糸とも6〜20本/インチが好ましい。
【0014】本発明のポリエチレンラミネートシート
は、上記織布の両面にメタロセン触媒を用いて製造され
た密度が0.90g/cm3未満のエチレン・α−オレ
フィン共重合体からなるラミネート層を設けることによ
り形成される。
は、上記織布の両面にメタロセン触媒を用いて製造され
た密度が0.90g/cm3未満のエチレン・α−オレ
フィン共重合体からなるラミネート層を設けることによ
り形成される。
【0015】上記エチレン・α−オレフィン共重合体
は、密度が0.90g/cm3以下であることが肝要
で、密度が0.90g/cm3を超えると柔軟性に劣り
好ましくない。
は、密度が0.90g/cm3以下であることが肝要
で、密度が0.90g/cm3を超えると柔軟性に劣り
好ましくない。
【0016】上記エチレン・α−オレフィン共重合体
は、MFRが0.1〜30g/10min.が好ましく、
5〜20g/10min.がより好ましい。MFRが0.
1g/10min.未満では成形加工性が低下し、30
g/10min.を越えると強力が低下し好ましくな
い。
は、MFRが0.1〜30g/10min.が好ましく、
5〜20g/10min.がより好ましい。MFRが0.
1g/10min.未満では成形加工性が低下し、30
g/10min.を越えると強力が低下し好ましくな
い。
【0017】ラミネート層には、柔軟性を向上させる目
的で、上記エチレン・α−オレフィン共重合体に対して
エチレン−アクリル酸エチル共重合体、エチレン−アク
リル酸メチル共重合体等を配合することができる。これ
らの共重合体中のアクリル酸エチルまたはアクリル酸メ
チルの含有量は20〜30重量%が好ましく、これらの
共重合体の配合割合は30重量%以下であるのが好まし
い。配合割合が30重量%を超えると、耐摩耗性の低
下、ブロッキング性の上昇、摩擦抵抗の上昇などによる
作業性の低下などの問題が発生し好ましくない。
的で、上記エチレン・α−オレフィン共重合体に対して
エチレン−アクリル酸エチル共重合体、エチレン−アク
リル酸メチル共重合体等を配合することができる。これ
らの共重合体中のアクリル酸エチルまたはアクリル酸メ
チルの含有量は20〜30重量%が好ましく、これらの
共重合体の配合割合は30重量%以下であるのが好まし
い。配合割合が30重量%を超えると、耐摩耗性の低
下、ブロッキング性の上昇、摩擦抵抗の上昇などによる
作業性の低下などの問題が発生し好ましくない。
【0018】本発明のポリエチレンラミネートシートに
は、耐候性を向上させるためにヒンダードアミン系光安
定剤または紫外線吸収剤を配合するのが好ましい。ヒン
ダードアミン系光安定剤としては、公知の、ビス(2,
2,6,6-テトラメチル-4-ピペリジル)セバケート、
テトラキス(2,2,6,6-テトラメチル-4-ピペリジ
ル)-1,2,3,4-ブタンテトラカルボキシレート、ビ
ス(1,2,2,6,6-ペンタメチル-4-ピペリジル)・
ジ(トリデシル)-1,2,3,4-ブタンテトラカルボキ
シレート、1-(2-ヒドロキシエチル)-2,2,6,6-
テトラメチル-4-ピペリジノールとコハク酸ジエチルの
重縮合物、1,6-ビス(2,2,6,6-テトラメチル-4-
ピペリジルアミノ)ヘキサンと2,4-ジクロロ-6-第3
オクチルアミノ-s-トリアジンの重縮合物等が挙げられ
る。光安定剤の配合割合はポリエチレンに対して0.0
5〜5重量%が好ましく、0.1〜1重量%がより好ま
しい。
は、耐候性を向上させるためにヒンダードアミン系光安
定剤または紫外線吸収剤を配合するのが好ましい。ヒン
ダードアミン系光安定剤としては、公知の、ビス(2,
2,6,6-テトラメチル-4-ピペリジル)セバケート、
テトラキス(2,2,6,6-テトラメチル-4-ピペリジ
ル)-1,2,3,4-ブタンテトラカルボキシレート、ビ
ス(1,2,2,6,6-ペンタメチル-4-ピペリジル)・
ジ(トリデシル)-1,2,3,4-ブタンテトラカルボキ
シレート、1-(2-ヒドロキシエチル)-2,2,6,6-
テトラメチル-4-ピペリジノールとコハク酸ジエチルの
重縮合物、1,6-ビス(2,2,6,6-テトラメチル-4-
ピペリジルアミノ)ヘキサンと2,4-ジクロロ-6-第3
オクチルアミノ-s-トリアジンの重縮合物等が挙げられ
る。光安定剤の配合割合はポリエチレンに対して0.0
5〜5重量%が好ましく、0.1〜1重量%がより好ま
しい。
【0019】上記紫外線吸収剤としては、2,4-ジヒド
ロキシベンゾフェノン、2-ヒドロキシ-4-メトキシベ
ンゾフェノン、2-ヒドロキシ-4-オクトキシベンゾフ
ェノン、5,5′-メチレンビス(2-ヒドロキシ-4-メ
トキシベンゾフェノン)等のベンゾフェノン系紫外線吸
収剤、2-(2′-ヒドロキシ -5′-メチルフェニル)
ベンゾトリアゾール、2-(2′-ヒドロキシ-5′-t-オ
クチルフェニル)ベンゾトリアゾール、2-(2-ヒドロ
キシ-3′,5′-ジ-t-ブチルフェニル)-5-クロロベン
ゾトリアゾール、2-(2′-ヒドロキシ-3′-t-ブチル
-5′-メチルフェニル)-5-クロロベンゾトリアゾー
ル、2,2′-メチレンビス(4-t-オクチル-6-ベンゾ
トリアゾル)フェノール等のベンゾトリアゾール系紫外
線吸収剤、レゾルシノールモノベンゾエート、2,4-ジ
-t-ブチルフェニル-3′-5′-ジ-t-ブチル-4′-ヒド
ロキシベンゾエート、ヘキサデシル-3-5-ジ-t-ブチル
-4-ヒドロキシベンゾエート等のベンゾエート系紫外線
吸収剤などが挙げられる。紫外線吸収剤の配合割合はポ
リエチレンに対して0.05〜5重量%が好ましく、0.
1〜1重量%がより好ましい。
ロキシベンゾフェノン、2-ヒドロキシ-4-メトキシベ
ンゾフェノン、2-ヒドロキシ-4-オクトキシベンゾフ
ェノン、5,5′-メチレンビス(2-ヒドロキシ-4-メ
トキシベンゾフェノン)等のベンゾフェノン系紫外線吸
収剤、2-(2′-ヒドロキシ -5′-メチルフェニル)
ベンゾトリアゾール、2-(2′-ヒドロキシ-5′-t-オ
クチルフェニル)ベンゾトリアゾール、2-(2-ヒドロ
キシ-3′,5′-ジ-t-ブチルフェニル)-5-クロロベン
ゾトリアゾール、2-(2′-ヒドロキシ-3′-t-ブチル
-5′-メチルフェニル)-5-クロロベンゾトリアゾー
ル、2,2′-メチレンビス(4-t-オクチル-6-ベンゾ
トリアゾル)フェノール等のベンゾトリアゾール系紫外
線吸収剤、レゾルシノールモノベンゾエート、2,4-ジ
-t-ブチルフェニル-3′-5′-ジ-t-ブチル-4′-ヒド
ロキシベンゾエート、ヘキサデシル-3-5-ジ-t-ブチル
-4-ヒドロキシベンゾエート等のベンゾエート系紫外線
吸収剤などが挙げられる。紫外線吸収剤の配合割合はポ
リエチレンに対して0.05〜5重量%が好ましく、0.
1〜1重量%がより好ましい。
【0020】本発明において、前記織布の表面にポリエ
チレンラミネート層を設ける方法としては、公知の押出
ラミネート法が用いられる。ポリエチレンラミネート層
の厚みは任意とすることができるが、ポリエチレンラミ
ネートシート用途としては20〜150μmが好まし
く、30〜100μmがより好ましい。
チレンラミネート層を設ける方法としては、公知の押出
ラミネート法が用いられる。ポリエチレンラミネート層
の厚みは任意とすることができるが、ポリエチレンラミ
ネートシート用途としては20〜150μmが好まし
く、30〜100μmがより好ましい。
【0021】上記押出ラミネート法において、冷却ロー
ル表面温度は50℃以上に設定されることが好ましい。
表面温度が50℃未満では、冷却速度が上昇し、溶融樹
脂が織布の隙間に進入して投錨効果を発生する時間がな
く、織布とラミネート層との間の十分な剥離強力が得ら
れないので好ましくない。冷却ロール表面を50℃以上
に設定する方法としては、冷却ロールに通水する水温で
調節してもよいし、冷却ロールにシリコンゴム等の被覆
層を設けて調節してもよい。
ル表面温度は50℃以上に設定されることが好ましい。
表面温度が50℃未満では、冷却速度が上昇し、溶融樹
脂が織布の隙間に進入して投錨効果を発生する時間がな
く、織布とラミネート層との間の十分な剥離強力が得ら
れないので好ましくない。冷却ロール表面を50℃以上
に設定する方法としては、冷却ロールに通水する水温で
調節してもよいし、冷却ロールにシリコンゴム等の被覆
層を設けて調節してもよい。
【0022】本発明のポリエチレンラミネートシート
は、目付け量が好ましくは100〜500g/m2の範
囲で、より好ましくは150〜350g/m2の範囲
で、建築用資材カバーなどのカバー類、防水シートなど
のシート類、テント、包装袋、フレキシブルコンテナ等
に好適に用いられる。とくに、プールの未使用時に汚濁
防止用、安全用、プール保護用、美装用などのために用
いられるプールカバー用原反として好適である。
は、目付け量が好ましくは100〜500g/m2の範
囲で、より好ましくは150〜350g/m2の範囲
で、建築用資材カバーなどのカバー類、防水シートなど
のシート類、テント、包装袋、フレキシブルコンテナ等
に好適に用いられる。とくに、プールの未使用時に汚濁
防止用、安全用、プール保護用、美装用などのために用
いられるプールカバー用原反として好適である。
【0023】本発明に用いられるポリエチレンには、本
発明の趣旨を逸脱しない範囲において、酸化防止剤、紫
外線吸収剤、分散剤、滑剤、帯電防止剤、顔料、無機充
填剤、架橋剤、発泡剤、核剤等の通常用いられる添加剤
を配合してもよい。
発明の趣旨を逸脱しない範囲において、酸化防止剤、紫
外線吸収剤、分散剤、滑剤、帯電防止剤、顔料、無機充
填剤、架橋剤、発泡剤、核剤等の通常用いられる添加剤
を配合してもよい。
【0024】
【実施例】試験方法 1.引張強力:JISZ1651準拠 2.引張伸び:JISZ1651準拠 3.引裂強力:JISZ1651準拠 4.剛軟度:JISL1096準拠
【0025】実施例1:高密度ポリエチレン(MFR=
0.7g/10min.、密度=0.957g/cm3、
Tm=129℃)を用いて、Tダイ法を用いてフィルム
に押出し、水冷式で冷却してフィルムを形成した。この
フィルムを熱板接触延伸法で延伸倍率9倍で延伸し、割
繊処理を施して幅3.5mm、繊度875dのスプリッ
トヤーンを形成した。このスプリットヤーンの引張強力
は平均6.3g/dであった。このスプリットヤーンを
経緯糸として用い、打込密度を経緯糸として13.7×
13.7本/インチとし、縦・横とも2,1,1,2,1,
1,…の引揃糸を用いて平織の織布を得た。上記織布の
両面に、メタロセン触媒を用いて製造されたエチレン・
α−オレフィン共重合体(MFR=16.5g/10m
in.、密度=0.898g/cm3、Tm=90℃、M
w/Mn=2.8)にヒンダードアミン系光安定剤(商
品名:キマソーブ944)0.2重量%を添加した組成
物を溶融押出温度270℃で押出ラミネート法で、厚さ
各100μmのラミネート層を設けて、目付け量が29
0g/m2のポリエチレンラミネートシートを得た。得
られたポリエチレンラミネートシートは引張強力140
kgf/5cm、引張伸び15%、引裂強力26kg
f、剛軟度107mm、ウエザオメーター照射800H
r後引張伸び残率が90%で、機械的性質、柔軟性、耐
候性にすぐれ、建築用資材カバーなどのカバー類、防水
シートなどのシート類、テント、包装袋などの用途に好
適に用いられた。
0.7g/10min.、密度=0.957g/cm3、
Tm=129℃)を用いて、Tダイ法を用いてフィルム
に押出し、水冷式で冷却してフィルムを形成した。この
フィルムを熱板接触延伸法で延伸倍率9倍で延伸し、割
繊処理を施して幅3.5mm、繊度875dのスプリッ
トヤーンを形成した。このスプリットヤーンの引張強力
は平均6.3g/dであった。このスプリットヤーンを
経緯糸として用い、打込密度を経緯糸として13.7×
13.7本/インチとし、縦・横とも2,1,1,2,1,
1,…の引揃糸を用いて平織の織布を得た。上記織布の
両面に、メタロセン触媒を用いて製造されたエチレン・
α−オレフィン共重合体(MFR=16.5g/10m
in.、密度=0.898g/cm3、Tm=90℃、M
w/Mn=2.8)にヒンダードアミン系光安定剤(商
品名:キマソーブ944)0.2重量%を添加した組成
物を溶融押出温度270℃で押出ラミネート法で、厚さ
各100μmのラミネート層を設けて、目付け量が29
0g/m2のポリエチレンラミネートシートを得た。得
られたポリエチレンラミネートシートは引張強力140
kgf/5cm、引張伸び15%、引裂強力26kg
f、剛軟度107mm、ウエザオメーター照射800H
r後引張伸び残率が90%で、機械的性質、柔軟性、耐
候性にすぐれ、建築用資材カバーなどのカバー類、防水
シートなどのシート類、テント、包装袋などの用途に好
適に用いられた。
【0026】実施例2:実施例1で得られた織布の両面
に、メタロセン触媒を用いて製造されたエチレン・α−
オレフィン共重合体(MFR=16.5g/10mi
n.、密度=0.898g/cm3、Tm=90℃、Mw
/Mn=2.8)70重量%、エチレン−アクリル酸エ
チル共重合体(アクリル酸エチル含有量=25重量%、
MFR=5.0g/10min.)30重量%からなる組
成物を溶融押出温度270℃で押出ラミネート法で、厚
さ各100μmのラミネート層を設けてポリエチレンラ
ミネートシートを得た。得られたポリエチレンラミネー
トシートは引張強力136kgf/5cm、引張伸び1
6%、引裂強力25kgf、剛軟度105mm、ウエザ
オメーター照射800Hr後引張伸び残率が92%で、
機械的性質、柔軟性、耐候性にすぐれ、建築用資材カバ
ーなどのカバー類、防水シートなどのシート類、テン
ト、包装袋などの用途に好適に用いられた。
に、メタロセン触媒を用いて製造されたエチレン・α−
オレフィン共重合体(MFR=16.5g/10mi
n.、密度=0.898g/cm3、Tm=90℃、Mw
/Mn=2.8)70重量%、エチレン−アクリル酸エ
チル共重合体(アクリル酸エチル含有量=25重量%、
MFR=5.0g/10min.)30重量%からなる組
成物を溶融押出温度270℃で押出ラミネート法で、厚
さ各100μmのラミネート層を設けてポリエチレンラ
ミネートシートを得た。得られたポリエチレンラミネー
トシートは引張強力136kgf/5cm、引張伸び1
6%、引裂強力25kgf、剛軟度105mm、ウエザ
オメーター照射800Hr後引張伸び残率が92%で、
機械的性質、柔軟性、耐候性にすぐれ、建築用資材カバ
ーなどのカバー類、防水シートなどのシート類、テン
ト、包装袋などの用途に好適に用いられた。
【0027】実施例3:割繊処理を施して幅3.0m
m、繊度875dのスプリットヤーンを形成した他は実
施例1と同様に行った。得られたポリエチレンラミネー
トシートは引張強力138kgf/5cm、引張伸び1
7%、引裂強力27kgf、剛軟度115mm、ウエザ
オメーター照射800Hr後引張伸び残率が90%で、
機械的性質、耐候性にすぐれ、建築用資材カバーなどの
カバー類、防水シートなどのシート類、テント、包装袋
などの用途に好適に用いられたが、柔軟性にやや難点が
あった。
m、繊度875dのスプリットヤーンを形成した他は実
施例1と同様に行った。得られたポリエチレンラミネー
トシートは引張強力138kgf/5cm、引張伸び1
7%、引裂強力27kgf、剛軟度115mm、ウエザ
オメーター照射800Hr後引張伸び残率が90%で、
機械的性質、耐候性にすぐれ、建築用資材カバーなどの
カバー類、防水シートなどのシート類、テント、包装袋
などの用途に好適に用いられたが、柔軟性にやや難点が
あった。
【0028】比較例:実施例1で得られたポリエチレン
スプリットヤーンを用いて打込密度を経緯糸として14
×14本/インチの平織の織布を織成した他は実施例1
と同様に行った。得られたポリエチレンラミネートシー
トは、引張強力132kgf/5cm、引張伸び16
%、剥離強力800gf/15mm、剛軟度109mm
で、引張強力、剥離強力、柔軟性にはすぐれているが、
引裂強力が16kgfで不十分で、各種カバー類などの
用途に対しては好ましくなかった。
スプリットヤーンを用いて打込密度を経緯糸として14
×14本/インチの平織の織布を織成した他は実施例1
と同様に行った。得られたポリエチレンラミネートシー
トは、引張強力132kgf/5cm、引張伸び16
%、剥離強力800gf/15mm、剛軟度109mm
で、引張強力、剥離強力、柔軟性にはすぐれているが、
引裂強力が16kgfで不十分で、各種カバー類などの
用途に対しては好ましくなかった。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、ポリエ
チレンスプリットヤーンを経緯糸に用い、とくに経糸お
よび/または緯糸の一部を少なくとも2本の前記ポリエ
チレンスプリットヤーンからなる引揃糸とする構成であ
る織布の両面に、特定の樹脂からなるラミネート層を設
けることにより、柔軟性にすぐれ、かつ引裂強力にすぐ
れたポリエチレンラミネートシートを得ることができ
た。
チレンスプリットヤーンを経緯糸に用い、とくに経糸お
よび/または緯糸の一部を少なくとも2本の前記ポリエ
チレンスプリットヤーンからなる引揃糸とする構成であ
る織布の両面に、特定の樹脂からなるラミネート層を設
けることにより、柔軟性にすぐれ、かつ引裂強力にすぐ
れたポリエチレンラミネートシートを得ることができ
た。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4F100 AK04A AK62B AK62C BA03 BA06 BA15 DG12A GB07 GB16 GB87 GB90 JA13B JA13C JD05 JK03 JK13 YY00A YY00B YY00C 4L048 AA15 AA27 AA48 AB13 AB28 AC09 BA01 BA02 CA01 CA15 DA24 DA27 DA30 DA32 DA33 EB00
Claims (2)
- 【請求項1】 ポリエチレンスプリットヤーンを経緯糸
に用いて得られた織布の両面にメタロセン触媒を用いて
製造された密度が0.90g/cm3以下のエチレン・
α−オレフィン共重合体からなるラミネート層を設けた
ラミネートシートであって、前記織布の経糸および/ま
たは緯糸の一部を、少なくとも2本の前記ポリエチレン
スプリットヤーンからなる引揃糸とする構成であること
を特徴とするポリエチレンラミネートシート。 - 【請求項2】 前記ポリエチレンスプリットヤーンのテ
ープ幅/デニールの比が3.8mm/1000デニール
以上であることを特徴とする請求項1に記載のポリエチ
レンラミネートシート。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11154074A JP2000334903A (ja) | 1999-06-01 | 1999-06-01 | ポリエチレンラミネートシート |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11154074A JP2000334903A (ja) | 1999-06-01 | 1999-06-01 | ポリエチレンラミネートシート |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000334903A true JP2000334903A (ja) | 2000-12-05 |
Family
ID=15576331
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11154074A Pending JP2000334903A (ja) | 1999-06-01 | 1999-06-01 | ポリエチレンラミネートシート |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000334903A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016528397A (ja) * | 2013-06-20 | 2016-09-15 | 鄭州中遠防務材料有限公司Zhengzhou Zhongyuan Defense Material Co., Ltd | 高強度織物及びその製造方法 |
JP2021062582A (ja) * | 2019-10-16 | 2021-04-22 | 株式会社コバヤシ | 離型フィルム及び離型フィルムの製造方法 |
-
1999
- 1999-06-01 JP JP11154074A patent/JP2000334903A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016528397A (ja) * | 2013-06-20 | 2016-09-15 | 鄭州中遠防務材料有限公司Zhengzhou Zhongyuan Defense Material Co., Ltd | 高強度織物及びその製造方法 |
JP2021062582A (ja) * | 2019-10-16 | 2021-04-22 | 株式会社コバヤシ | 離型フィルム及び離型フィルムの製造方法 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20060412 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20080722 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20081118 |