JP2000334756A - ウレタンスポンジロールの製造方法 - Google Patents

ウレタンスポンジロールの製造方法

Info

Publication number
JP2000334756A
JP2000334756A JP15203299A JP15203299A JP2000334756A JP 2000334756 A JP2000334756 A JP 2000334756A JP 15203299 A JP15203299 A JP 15203299A JP 15203299 A JP15203299 A JP 15203299A JP 2000334756 A JP2000334756 A JP 2000334756A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
roll
sponge
layer
sponge layer
skin layer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP15203299A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshihiro Takeyama
可大 竹山
Akitoshi Nozawa
明敏 野沢
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Riko Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Riko Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Riko Co Ltd filed Critical Sumitomo Riko Co Ltd
Priority to JP15203299A priority Critical patent/JP2000334756A/ja
Publication of JP2000334756A publication Critical patent/JP2000334756A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Dry Development In Electrophotography (AREA)
  • Rolls And Other Rotary Bodies (AREA)
  • Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ロール寸法精度や表面セル開口率に優れ、表
面セル径の均一なスポンジ層を一体的に有するウレタン
スポンジロールを、容易に且つ工業的に有利に製造し得
る方法の提供。 【解決手段】 モールド成形操作によって長手棒状の芯
金の周りに軟質ポリウレタンフォームからなるスポンジ
層42が一体的に形成され、且つ該スポンジ層42の表
面にスキン層44が形成されてなるモールド成形品40
を準備し、次いで、かかるモールド成形品40のスポン
ジ層42表面を加熱せしめて、該スポンジ層42表面に
存在するスキン層44を溶融・消失させ、該スキン層4
4直下のセル46を外周面に開口せしめることにより、
目的とするウレタンスポンジロール60を得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】本発明は、ウレタンスポンジロールの製造
方法に係り、特に、複写装置、画像記録装置、プリンタ
ー、ファクシミリ等の画像形成装置におけるトナー供給
ロール、現像ロール、帯電ロール、転写ロール、給紙ロ
ール、クリーニングロール等として好適に用いられ得る
ウレタンスポンジロールを有利に製造し得る方法に関す
るものである。
【0002】
【背景技術】従来から、複写装置や画像記録装置、プリ
ンター、ファクシミリ等の画像形成装置においては、電
子写真感光体や静電記録誘電体等からなる像担持体上に
形成した静電潜像を、現像装置の現像ロールから供給さ
れるトナー(現像剤)により現像して、トナー像として
可視化することが行なわれているが、そのような現像装
置においては、また、ホッパー内に収容された所定のト
ナーを現像ロールに供給し、更に像担持体側に供給する
ための、軟質の弾性ロールからなるトナー供給ロールが
内蔵せしめられており、更に、形成されたトナー像を転
写紙に転写せしめるための転写ロールや、そのような転
写紙を供給するための給紙ロール、像担持体表面を帯電
せしめるための帯電ロール、像担持体表面の転写残像や
残存トナーを除去するためのクリーニング装置における
クリーニングロール等にも、所定の弾性ロールが用いら
れている。
【0003】そして、このような画像形成装置において
用いられる各種の弾性ロールの一つのタイプのものとし
て、ロール軸となる長手棒状の芯金の周りに、ポリウレ
タンフォームからなる所定厚さのスポンジ層を有するウ
レタンスポンジロールが、提案されているのである。例
えば、特開平3−155575号公報や特開平6−30
1281号公報等には、そのようなスポンジ層のセル径
や1インチ当たりのセル数を規定したウレタンスポンジ
ロールからなるトナー供給ロールが明らかにされてお
り、また特開平2−287576号公報や特開平4−5
5873号公報、特開平7−36273号公報等には、
現像装置における現像ロールとして、ウレタンスポンジ
ロールを用いることが明らかにされている。更に、特開
平5−35110号公報には、トナー搬送ロール、帯電
ロール、転写ロール、クリーニングロール等の、静電気
的に対象物をコントロールする目的で用いられる導電性
ロールに使用される、ロール用発泡体の製造方法とし
て、ロール形状の成形型内において、芯金と一体で発泡
成形せしめることにより、かかる芯金の周りにポリウレ
タンフォームからなるスポンジ層を一体的に形成せしめ
る手法も明らかにされている。
【0004】ところで、このウレタンスポンジロール
は、一般に、そのスポンジ層のスポンジ構造を与えるセ
ルがスポンジ層外周面に開口せしめられて、表面多孔性
のロールとして用いられるものであって、そのために、
上記で提案されているウレタンスポンジロールは、芯金
の周りに所定厚さで設けられたポリウレタンフォームか
らなるスポンジ層の表層部を、砥石を用いて高速回転研
磨することにより、ロール外径を出しつつ、セルを外部
に開口せしめる方法や、ニクロム線等の熱線を用いてカ
ットしたり、更には特開平8−156144号公報や特
開平10−104937号公報等に明らかにされている
ように、回転する円筒状刃物やバンドナイフを用いてス
ポンジ層を円筒状にカットしたりする方法等によって、
スポンジ層のセルが外周面に開口せしめられて、目的と
する表面多孔質ロールとされているのであるが、そのよ
うにして得られた研磨品やカット品の何れのロールにあ
っても、表面セルの開口率が大きくなるという利点があ
るものの、ロール表面に開口するセルの大きさがスポン
ジ層内部のセルの大きさに対応して不均一となる問題に
加えて、それぞれの加工方法に応じた各種の問題を内在
するものであった。
【0005】例えば、スポンジ層の表層部を高速回転研
磨することによって、研磨品(表面多孔性ロール)を得
る、前記した方法にあっては、スポンジ層(ポリウレタ
ンフォーム)が軟質となれば、なる程、砥石の押圧にて
スポンジ層が変形するために、ロール寸法の精度を出す
のが難しく、また大量に発生する研磨屑は、ロールを精
密部材として取り扱う必要がある場合において、極めて
取扱の面倒なものとなり、そのような研磨屑をロール表
面から徹底的に除去する必要が生じ、作業工数の増大や
面倒な作業を招来している。
【0006】また、熱線や刃物を用いてスポンジ層の表
層部をカット(切削)して、円形外周面を備えたスポン
ジ層を形成することにより、カット品(表面多孔性ロー
ル)を得る方法にあっては、上記の高速回転研磨方法の
如き微細な切削屑の発生の問題はないものの、スポンジ
層が軟質となるに従って、ロール寸法精度を出し難いこ
とは、上記と同様であり、またロール寸法精度を維持す
るためには、切削刃物の交換頻度が必然的に多くなり、
コスト的に問題を生じるものであった。
【0007】このため、本願出願人にあっては、先に、
特開平9−274373号公報において、トナー供給ロ
ール及びその製造方法として、芯金の周りに、硬度が3
50g以下の、連続した滑らかな表面を形成するスキン
層を有する、軟質のポリウレタンフォームからなるスポ
ンジ層を形成し、且つ該スキン層の直下に位置する各セ
ルが、それぞれ100〜800μmの開口径において独
立して外部に開口し、更にそれらセルの開口全面積がス
キン層表面の20%以上を占めるように構成したウレタ
ンスポンジロール、更にはそのようなウレタンスポンジ
ロールを、最終ロール形状を呈する成形キャビティ内で
のポリウレタンフォーム原料の発泡成形操作(モールド
成形操作)により、製造する手法を明らかにした。
【0008】しかしながら、かかる本願出願人の提案に
なるモールド成形手法を採用したウレタンスポンジロー
ルの製造手法によれば、前記した研磨屑やロール寸法精
度の問題等は悉く解消され得ることとなったが、スポン
ジ層の表層部の各セルを独立してスキン層表面において
外部に開口させるには、スキン層を貫通する開口部を設
ける必要があるところから、必然的に限度があり、前記
した従来手法にて得られる研磨品やカット品の如く、ス
ポンジ層表面におけるセル開口率を、70%を越え、特
に80%以上、更には90%とすることは、容易なこと
ではなかったのである。
【0009】しかして、ウレタンスポンジロールにおけ
るスポンジ層の表面セルの開口率を高めることは、例え
ば、トナーの搬送性や供給の安定性、トナーの粉末化の
抑制等の点において有効であり、またトナーを均一に供
給するという点においても望ましいものであるところか
ら、かかるウレタンスポンジロールにおいても、その表
面セルの開口率を可及的に高めることが、要請されてい
る。
【0010】
【解決課題】ここにおいて、本発明は、かかる事情を背
景にして為されたものであって、その解決課題とすると
ころは、ロール寸法精度や表面セル開口率に優れた、更
には表面セル径(開口径)の均一なスポンジ層を一体的
に有するウレタンスポンジロールを、容易に且つ工業的
に有利に製造し得る方法を提供することにある。
【0011】
【解決手段】そして、そのような課題を解決するため
に、本発明は、(a)モールド成形操作によって長手棒
状の芯金の周りに軟質ポリウレタンフォームからなるス
ポンジ層が一体的に形成され、且つ該スポンジ層の表面
にスキン層が形成されてなるモールド成形品を準備する
工程と、(b)かかるモールド成形品のスポンジ層表面
を加熱せしめて、該スポンジ層表面に存在するスキン層
を溶融・消失させ、該スキン層直下のセルを外周面に開
口せしめる工程とを含むことを特徴とするウレタンスポ
ンジロールの製造方法を、その要旨とするものである。
【0012】すなわち、かくの如き本発明に従うウレタ
ンスポンジロールの製造手法にあっては、モールド成形
操作によって、軟質ポリウレタンフォームからなるスポ
ンジ層が芯金の周りに一体的に形成されることとなるこ
とにより、かかるスポンジ層の表層たるスキン層を除去
しても、ロール寸法精度は悪化せず、型寸法精度をその
まま出すことが出来るのであり、また、スポンジ層の表
面のスキン層を溶融・消失させて、除去せしめることに
よって、かかるスキン層直下のセルが開口せしめられ得
るものであるところから、スキン層を貫通して各セルを
それぞれ開口せしめる場合よりも遙かに高い開口率に
て、表層部のセルを開口せしめることが出来ると共に、
そのようなスキン層直下のセルが比較的セル径の均一な
ものであることによって、スポンジ層外表面のセル開口
の均一性も、より一層高められ得ることとなるのであ
る。
【0013】しかも、本発明によれば、かかる優れた特
徴を有するウレタンスポンジロールを、芯金の周りに一
体的にスポンジ層が形成されてなるモールド成形品のス
ポンジ層表面を単に加熱せしめるだけで、そのようなス
ポンジ層表面に存在するスキン層を溶融・消失(除去)
せしめることによって、容易に製造することが出来るの
であり、工業的生産性において、極めて有利となるもの
である。
【0014】なお、そのような本発明に従うウレタンス
ポンジロールの製造方法の望ましい態様の一つによれ
ば、前記加熱が、前記モールド成形品のスポンジ層表面
に熱風を吹き付けることによって、有利に行なわれるこ
ととなる。
【0015】また、そのような本発明に従う製造手法の
好ましい態様の他の一つによれば、前記スポンジ層が、
0.6g/cm3 以下の密度を有する軟質ポリウレタン
フォームにて構成されており、これによって、スキン層
のみの溶融を効果的に行なわしめることが出来る。
【0016】さらに、本発明に従うウレタンスポンジロ
ールの有利な製造手法によれば、前述せるモールド成形
品におけるスポンジ層表面の加熱によって、スキン層直
下のセルは、その合計開口面積において、ロール外周面
の少なくとも70%以上を占めるように開口せしめられ
ることとなる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しつつ、本発明
の構成について、更に具体的に明らかにすることとす
る。
【0018】先ず、図1は、本発明手法に従って得られ
るウレタンスポンジロールが用いられるフルカラーレー
ザービームプリンターの一例に係る概略構成を示す図で
あって、そこにおいて、2は感光体ドラムであり、この
感光体ドラム2の周りに、感光体ドラム2の表面を帯電
させる帯電ロール4と、画像情報をレーザー信号にて送
り、感光体ドラム2上に静電潜像を形成せしめる露光機
構部6と、感光体ドラム2表面に形成された静電潜像に
対応するトナー像を現像する現像部8と、かかる感光体
ドラム2上に現像されたトナー像が転写される転写ドラ
ム10と、更には、感光体ドラム2表面の転写残像や残
存トナーを除去するクリーニング装置12が設けられて
いる。そして、感光体ドラム2から転写ドラム10上に
転写されたトナー像は、給紙装置14から給紙ロール1
5によって供給される複写紙(転写紙)に対して、更に
転写ロール16にて転写せしめられた後、定着ロール1
8にて、複写紙に定着せしめられるようになっている。
【0019】具体的には、このレーザービームプリンタ
ーにおいて、現像部8は、フルカラープリントのため
に、シアン、イエロー、マゼンタ、ブラックの4色から
なるトナー(ここでは、非磁性一成分現像剤が用いられ
ている)を、それぞれ、別個に収容する現像ユニット2
0を有すると共に、それら4つの現像ユニット20が、
90度の位相差を持って、回転軸周りに配置されてなる
構造を有し、かかる回転軸周りの1/4回転毎に、各現
像ユニット20が感光体ドラム2に接して、それぞれの
色相のトナー(カラー現像剤)を感光体ドラム2上に供
給して、静電潜像の現像を行なうようになっている。
【0020】また、かかる現像部8における各現像ユニ
ット20は、図2に示される如く、ホッパー22内にカ
ラー現像剤たるトナー(非磁性一成分現像剤)24を収
容すると共に、該ホッパー22の下部に設けられたトナ
ー供給ロール26と現像ロール28とが、所定の圧接量
を以て相互に接触しつつ、互いに同一方向に回転せしめ
られることによって、そのような現像ロール28上に残
留するトナー24をトナー供給ロール26にて掻き取り
つつ、トナー供給ロール26との接触部から回転に伴い
離隔せしめられる側においては、かかる現像ロール28
上に、ホッパー22内のトナー24が供給せしめられる
ようになっている。なお、この現像ロール28上に形成
されるトナー層の厚さは、層形成ブレード29にて規制
されるようになっている。そして、かかる現像ロール2
8は、先述の如く、現像部8の回転軸周りの1/4回転
にて、感光体ドラム2に接触せしめられ、現像ロール2
8上に形成されたトナー層にて、感光体ドラム2上の静
電潜像が現像せしめられることとなるのである。
【0021】次いで、このようにして感光体ドラム2上
の静電潜像を現像せしめて形成されるトナー像は、かか
る感光体ドラム2に接して回転せしめられる転写ドラム
10上に移行され、更に、転写ドラム10の回転に合わ
せて給紙装置14から給紙ロール15によって供給され
る複写紙(転写紙)に対して、転写ドラム10と転写ロ
ール16との挟圧下において転写され、その後、転写像
は、定着ロール18による加熱加圧作用にて複写紙に定
着せしめられるのである。
【0022】ところで、本発明は、かくの如き構成のプ
リンターにおけるトナー供給ロール26、現像ロール2
8、帯電ロール4、給紙ロール15、転写ロール16、
更にはクリーニング装置12におけるクリーニングロー
ル等として用いられるウレタンスポンジロールを対象と
するものであり、そのようなロールを、以下のようにし
て作製するようにしたものである。
【0023】具体的には、先ず、発泡成形型として、例
えば図3に示される如き、パイプ形状を呈する型構造を
有する成形型30、所謂パイプ型が好適に用いられて、
通常のモールド成形操作によって、長手棒状の芯金36
の周りに軟質ポリウレタンフォームからなるスポンジ層
が一体的に形成され、且つ該スポンジ層の表面にスキン
層が形成されてなるモールド成形品(粗ロール体)が発
泡成形されて、準備されることとなる。
【0024】すなわち、そのような図3において、成形
型30は、目的とするウレタンスポンジロールの最終形
状におけるスポンジ層の軸方向長さに略等しい長さのパ
イプ32と、該パイプ32の両端に取り付けられて、そ
れぞれの端部を閉塞するキャップ34、34とから構成
されており、パイプ32内に所定の芯金36を位置せし
めた状態において、該パイプ32の両端をキャップ3
4、34にて閉塞すると共に、それらキャップ34、3
4にて、芯金36を支持せしめることによって、パイプ
32内に、目的とするウレタンスポンジロールの最終ロ
ール形状(外形)に略近い外形を与える成形キャビティ
38が形成されるようになっている。
【0025】そして、そのような成形型30における成
形キャビティ38内に、目的とする軟質ポリウレタンフ
ォームからなるスポンジ層を与えるポリウレタンフォー
ム原料が導かれて、通常の一体発泡成形操作によって、
モールド成形が行なわれることにより、図4に示される
如く、芯金36の周りに軟質ポリウレタンフォームから
なるスポンジ層42が一体的に形成されると共に、その
ようなスポンジ層42の表面に、スキン層44も同時に
形成されて、目的とするモールド成形品(粗ロール体)
40が得られるのである。また、この形成されたスポン
ジ層42においては、そのスキン層44直下のセル46
にて構成される第1層や第2層は、比較的セル径の揃っ
た構造となっているのである。
【0026】なお、かかる成形キャビティ38内に導か
れて、反応・発泡せしめられるポリウレタンフォーム原
料は、従来と同様な液状のものであって、型内で発泡硬
化する、従来から公知の反応性原料(ポリオール成分と
ポリイソシアネート成分との配合物)の何れもが、特に
限定されることなく、適宜に選択使用されることとな
る。例えば、そのような液状のポリウレタンフォーム原
料を構成するポリオール成分としては、一般に、軟質ポ
リウレタンフォームの製造に用いられているポリエーテ
ルポリオール、ポリエステルポリオール、ポリマーポリ
オール等の公知のポリオール類の何れもが用いられ得、
また、ポリイソシアネート成分としては、公知の少なく
とも2官能以上のポリイソシアネートの全てが用いられ
得、例えば2,4−及び2,6−トリレンジイソシアネ
ート(TDI)、オルトトルイジンジイソシアネート
(TODI)、ナフチレンジイソシアネート(ND
I)、キシリレンジイソシアネート(XDI)、4,
4′−ジフェニルメタンジイソシアネート(MDI)及
びカーボジイミド変性MDI、ポリメチレンポリフェニ
ルイソシアネート、ポリメリックポリイソシアネート等
が、単独で、又は組み合わせて使用され得るものであ
る。
【0027】尤も、本発明にあっては、後述せるよう
に、スポンジ層42表面に形成されるスキン層44を消
失乃至は除去せしめる必要があるところから、かかるス
ポンジ層42を与える軟質ポリウレタンフォームは加熱
溶融性が良好なものが望ましく、そのために、具体的に
はポリウレタンの架橋度が低い、例えばポリオール成分
やポリイソシアネート成分として、それらの官能基が2
官能であり、イソシアネートインデックスが100以下
のものが好適に選択されることとなるが、一般に、軟質
ポリウレタンフォームであれば、熱風の温度を適正に選
定することで、スキン層44の消失乃至は除去は可能で
ある。
【0028】また、それらポリオール成分とポリイソシ
アネート成分とが配合されてなるポリウレタンフォーム
原料には、更に、従来と同様に、架橋剤、発泡剤(水、
低沸点物質、ガス体等)、整泡剤、界面活性剤、触媒等
が、目標とする発泡成形後のスポンジ層のスポンジ構造
を生ぜしめ易い公知の配合となるように、適宜に添加さ
れて、反応性の発泡原料とされるが、また、そのような
原料には、必要に応じて、難燃剤や充填剤、更には所望
の導電性を付与するための導電性付与剤や帯電防止剤等
も、従来と同様に添加せしめられる。
【0029】特に、そのような発泡成形操作にて形成さ
れる前記モールド成形品(粗ロール体)40のスポンジ
層42の発泡構造において、そのセル46のサイズとし
ては、ウレタンスポンジロールの目的とする用途に応じ
て適宜の大きさが選定されることとなるが、そのような
セルサイズは、公知の各種の手法によって制御され、例
えば、成形型30の成形キャビティ38内へのポリウレ
タンフォーム原料の注入量によって制御される他、発泡
剤や整泡剤の配合量等によって制御されることとなる。
具体的には、例えば、発泡剤として水を用いる場合にあ
っては、その配合量が少なくなると、生成するセルが細
かくなるところから、一般に、0.5〜5phrの範囲
内において配合され、また、整泡剤の場合にあっては、
それは、0.1〜3phrの割合において配合され、更
に、原料注入量としては、一般に、0.05〜0.5g
/cm3 程度の割合とされることとなる。
【0030】また、かかる発泡成形操作にて形成される
スポンジ層42は、一般に、アスカーC硬度で、70度
以下の硬度であることが望ましく、それよりも大きな硬
度では、後述するスキン層44の溶融・消失(除去)操
作に困難を生じ、例えばスキン層44を溶融し難くなる
問題がある。更に、そのようなスポンジ層42の密度
は、小さい程好ましく、特に、密度が0.6g/cm3
以下の軟質ポリウレタンフォームにて、そのようなスポ
ンジ層42が構成されていることが望ましいのであり、
かかる密度が0.6g/cm3 を越えるようになると、
スキン層44のみをきれいに溶融させることが難しく、
好ましくないものであるところから、そのような特性の
スポンジ層42を与えるように、原料成分の種類や発泡
条件が適宜に選定されるのである。
【0031】なお、上述の如きポリウレタンフォーム原
料を用いた発泡成形によるモールド成形操作において用
いられる成形型30の材質としては、そのような成形型
30の少なくとも内面を、かかるポリウレタンフォーム
原料、更にはそれの発泡成形操作にて生じるポリウレタ
ンフォーム(スポンジ層42)が接着し難い材質(例え
ば、フッ素樹脂材料、シリコーン樹脂材料、ポリプロピ
レン、ポリエチレンの如きポリオレフィン材料等)にて
構成するか、或いは成形型30のキャビティ内面(パイ
プ32の内面)に、適当な離型剤、例えばシリコーン系
若しくはフッ素系の離型剤を塗布して、発泡成形操作を
行なうことが望ましく、これによって得られたモールド
成形品(粗ロール体)40の成形型30、特にパイプ3
2内面からの取り出しが、効果的に行なわれ得るのであ
る。また、同様な意味において、かかる成形型30(パ
イプ32)の内面は、僅かに粗面とされていることが好
ましいが、そのような成形型30からのモールド成形品
40の取り出しが容易である限りにおいて、また鏡面と
されていても何等差し支えない。尤も、その粗面化の程
度が大きく、表面粗さ(Rz)が50μmを越えるよう
になると、成形表面の凹凸が著しくなる等の問題を新た
に生じるようになるところから、そのような表面粗さ
(Rz)以下となるように、ショットブラスト加工等の
通常の粗面化加工が施されることとなる。
【0032】そして、このような成形型30を用いた発
泡成形によるモールド成形操作によって、図4に示され
る如きモールド成形品(粗ロール体)40、即ち長手棒
状の芯金36の周りに所定の軟質ポリウレタンフォーム
からなるスポンジ層42が一体的に形成され、且つ該ス
ポンジ層42の表面に、スキン層44が、通常1〜10
0μm程度の所定厚さにおいて同時に形成されてなるモ
ールド成形品が成形されるのであるが、そのようなモー
ルド成形品40において、そのスポンジ層42表面のス
キン層44は、後述するように、加熱によって溶融・消
失(除去)せしめられるものであるところから、その直
下に位置するセル46を外部に開口せしめる孔のない、
完全な膜として形成されている必要は全くなく、ピンホ
ールやセル開口部等が存在していても、何等差し支えな
いものであり、むしろ、そのようなピンホールやセル開
口部等が多数存在して、スポンジ層42表面のスキン層
44部分が少なくなれば、それだけ、その溶融・消失操
作が容易となり、それによって、スキン層表面における
セル開口部の合計割合、換言すればセル開口率を、より
一層高めることが出来る。
【0033】そして、かくの如くして得られたモールド
成形品40には、本発明に従って、更に、そのスポンジ
層42表面のスキン層44の溶融・消失(除去)操作が
施されて、以て、かかるスキン層44の直下に位置する
セル46が外周面に開口せしめられることとなるのであ
るが、その際のスキン層44の溶融・消失操作として
は、かかるスポンジ層42表面のみを局部的に加熱せし
める手法が採用され、特に、本発明にあっては、そのよ
うなモールド成形品40のスポンジ層42表面に熱風を
吹き付け、スキン層44のみを溶融せしめて、消失せし
める手法が、有利に採用されることとなるが、勿論、か
かるスポンジ層42表面のスキン層44のみの加熱が有
効に行なわれ得ることとなるならば、他の何れの手法を
も採用可能であり、例えば、スポンジ層42表面を熱板
や熱ロール等の適当な加熱体に接触せしめて、スポンジ
層42表面のスキン層44を溶融せしめて、それを消失
させるようにすることも可能である。
【0034】具体的には、かかる加熱によるスキン層4
4の溶融・消失操作において、加熱手段として熱風を用
いた場合においては、例えば、図5に示されるように、
モールド成形品40のスポンジ層42表面に対して熱風
を吹き付けることにより、スポンジ層42表面のスキン
層44部分を加熱、溶融せしめて、消失させることによ
り、図示の如く、そのようなスキン層44の直下に位置
するセル46を外周面に開口させるようにするのであ
る。なお、ここで吹き付けられる熱風の温度は、スキン
層44部分のみが加熱、溶融せしめられ得るように、そ
の吹き付け速度(風速)や吹き付け量(風量)等を考慮
して、適宜に決定されることとなるが、一般に、比較的
高温の200〜300℃程度の熱風温度が採用されるこ
ととなる。また、そのような熱風の吹き付け方式として
は、モールド成形品(粗ロール体)40を回転させつ
つ、そのスポンジ層42の表面に対して、噴射ノズルか
ら所定の熱風を吹き付けるようにする方式や、熱風の噴
射ノズルをモールド成形品40の軸方向の一端側から他
端側に向かって相対的に移動させつつ、かかる噴射ノズ
ルから熱風の吹き付けを行なうことによって、モールド
成形品40のスポンジ層42表面全体を均一に加熱せし
めて、そのスキン層44を溶融、除去せしめるようにす
る方式等が、適宜に採用されることとなる。
【0035】そして、かくの如き加熱によるスキン層4
4部分の溶融・消失(除去)操作にて、モールド成形品
40のスポンジ層42表面を構成するスキン層44部分
が除去せしめられることにより、そのようなスキン層4
4の直下に位置するセル46が開口せしめられ、以て、
図6に示される如き、スポンジ層42の全外周面におい
て、セル46が開口せしめられてなる構造の、従来の研
磨品等と同等の極めてセル開口率の高いウレタンスポン
ジロール60が形成されるのである。しかも、そのよう
なウレタンスポンジロール60にあっては、全体として
成形型30によって寸法精度が確保され得て、そのスキ
ン層44部分が除去されても、寸法バラツキの少ない製
品とすることが出来るのであり、更にスキン層44部分
(一般に1〜100μm程度の厚さ)のみの除去によ
り、そのようなスキン層44の直下に位置する比較的均
一なセル46から構成される内部第一層のセルにおい
て、開口せしめられることとなるところから、ロール表
面のセル開口状態が、従来の研磨品等より均一となり、
以てスポンジ層42の特性を高めたウレタンスポンジロ
ールを得ることが出来るのである。
【0036】なお、このようにして得られるウレタンス
ポンジロール60における表面セルの開口径は、用途に
応じて適宜に決定されるものであり、例えば、トナー供
給ロールにあっては500μm以下、また現像ロールや
帯電ロールにあっては200μm以下、更に転写ロール
にあっては300μm以下となるように調整される。ま
た、スポンジ層42の軟質度合いにおいても、用途に応
じて適宜に決定され、例えば硬度表示において、トナー
供給ロールにあっては、特開平9−274373号公報
の図5に示される測定方式に従って、面長方向50mm
を1mm圧縮した荷重において、350g以下となるよ
うな硬度とされ、また現像ロールや帯電ロールにあって
は、アスカーC硬度にて、20〜70度のものが望まし
く、更に転写ロールにあっては、アスカーC硬度にて、
40〜70度のものが、好適に用いられることとなる。
【0037】
【実施例】以下に、本発明の実施例を示し、本発明を更
に具体的に明らかにすることとするが、本発明が、その
ような実施例の記載によって、何等の制約をも受けるも
のでないことは、言うまでもないところである。また、
本発明には、以下の実施例の他にも、更には上記した具
体的記述以外にも、本発明の趣旨を逸脱しない限りにお
いて、当業者の知識に基づいて種々なる変更、修正、改
良等を加え得るものであることが、理解されるべきであ
る。
【0038】先ず、成形型として、図3に示される如き
パイプ型(30)を用い、その型内面に相当する金属製
パイプ(32)の内面に対して、ショットブラスト加工
を施し、その表面を、表面粗さ:Rzが10μmとなる
ように粗面化した後、シリコーン系離型剤(変性シリコ
ーン樹脂を主成分とし、樹脂固形分が3〜5%の溶液)
を用いてコーティングを行ない、更に加熱硬化せしめる
ことにより、該シリコーン系離型剤の硬化層(厚さ:5
μm)を、型内面に形成せしめた。なお、かかるパイプ
型(30)の金属製パイプ(32)の内径は16mmφ
であり、また、その軸方向長さは250mmであり、そ
して、このパイプ型(30)を50℃に加熱する一方、
その内部に、図示の如く、外径が5mmφの芯金(3
6)をセットした。
【0039】一方、EP−828(三井化学株式会社製
ポリエーテルポリオール、OH価=28)90重量部、
POP−31−28(三井化学株式会社製ポリマーポリ
オール、OH価=28)10重量部、カオライザーNo.
31(花王株式会社製3級アミン触媒)0.5重量部、
トヨキャットHX−35(東ソー株式会社製3級アミン
触媒)0.1重量部、水(発泡剤)2重量部、SZ−1
142(日本ユニカー株式会社製シリコーン系整泡剤)
0.1重量部、及びスミジュールVT−80(住友バイ
エルウレタン株式会社製イソシアネート、NCO%=4
5)26.9重量部を配合せしめることにより、目的と
するポリウレタンフォーム原料を調製した。
【0040】次いで、かくの如き配合組成のポリウレタ
ンフォーム原料を用いて、その5gを、前記パイプ型
(30)内に投入し、50℃のオーブン内で30分保持
することにより、発泡、硬化せしめた後、パイプ型(3
0)から、発泡成形されたモールド成形品(40)を取
り出した。
【0041】次いで、かくして得られたモールド成形品
(40)を用いて、それをその軸周りに200rpmで
回転させながら、出口温度が400℃の熱風を、20m
m径の噴射ノズルにより、約10cmの距離を隔てて、
モールド成形品(40)のスポンジ層(42)の表面
に、吹き付けることにより、かかるスポンジ層(42)
の表層の厚さが10〜20μmのスキン層(44)部分
を加熱、溶融せしめて、消失(除去)せしめることによ
り、図6に示される如きスキン層(44)直下のセル
(46)が外周面に開口せしめられた、目的とするウレ
タンスポンジロール(60)を得た。
【0042】そして、このようにして得られたウレタン
スポンジロール(60)は、そのロール外周面におい
て、スキン層(44)直下のセル(46)が全面に開口
せしめられることによって、その表面セル開口率は約8
0%と、研磨品やカット品に略匹敵する開口率のもので
あると共に、その表面セル(46)の開口も、均一性が
高いものであることを認めた。また、かくして得られた
ウレタンスポンジロール(60)のスポンジ層(42)
の硬度は、面長方向50mmを1mm圧縮した荷重が3
00gであった。
【0043】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、表面セル開口率の極めて高い、且つロール寸
法精度の良好なウレタンスポンジロールが有利に提供さ
れ得るのであり、また、従来の研磨品やカット品では実
現の困難であった、表面セル径の均一な多孔性表面を有
するウレタンスポンジロールが提供され得、更には、そ
のような特徴を有するウレタンスポンジロールを簡単な
工程にて、安価に製造することが出来る等という特徴が
発揮され得るのである。
【0044】そして、表面セルの開口が均一であること
によって、本発明に従って得られるウレタンスポンジロ
ールをトナー供給ロールとして用いることにより、トナ
ーの供給と掻き取りのムラが出難いという特徴があり、
また現像ロールとして用いることにより、トナーの担持
性が良好で且つ均一であり、画像ムラが出難くなる特徴
があり、更に帯電ロールでは、均一な帯電特性が発揮さ
れ、また転写ロールでは、転写ムラが出難い等の特徴が
発揮されることとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るウレタンスポンジロールが用いら
れるフルカラーレーザープリンターの機構を明らかにす
る概略説明図である。
【図2】図1における現像ユニットの一つを拡大して示
す断面説明図である。
【図3】本発明に従うウレタンスポンジロールの製造方
法において用いられる成形型の一例を示す縦断面説明図
である。
【図4】図3に示される成形型を用いて得られたモール
ド成形品を示す説明図である。
【図5】本発明に従って、モールド成形品から、そのス
キン層を除去する手法の一例を示す部分拡大断面説明図
である。
【図6】本発明に従って得られたウレタンスポンジロー
ルの一例を示す説明図である。
【符号の説明】
2 感光体ドラム 4 帯電ロール 6 露光機構部 8 現像部 10 転写ドラム 12 クリーニン
グ装置 14 給紙装置 15 給紙ロール 16 転写ロール 18 定着ロール 20 現像ユニット 22 ホッパー 24 トナー 26 トナー供給
ロール 28 現像ロール 29 層形成ブレ
ード 30 成形型 32 パイプ 34 キャップ 36 芯金 38 成形キャビティ 40 モールド成
形品 42 スポンジ層 44 スキン層 46 セル 60 ウレタンス
ポンジロール
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B29K 105:04 B29L 31:32 Fターム(参考) 2H077 AC04 AD06 AD13 EA14 EA15 FA22 GA13 3J103 AA02 AA13 AA23 BA41 EA11 FA15 FA18 GA02 GA33 GA57 GA58 GA60 GA64 GA74 HA03 HA12 HA18 HA48 4F204 AA42 AD08 AD17 AD18 AG20 AH04 AR15 FA01 FB01 FB11 FB13 FB23 FG02 FH06

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モールド成形操作によって長手棒状の芯
    金の周りに軟質ポリウレタンフォームからなるスポンジ
    層が一体的に形成され、且つ該スポンジ層の表面にスキ
    ン層が形成されてなるモールド成形品を準備する工程
    と、 かかるモールド成形品のスポンジ層表面を加熱せしめ
    て、該スポンジ層表面に存在するスキン層を溶融・消失
    させ、該スキン層直下のセルを外周面に開口せしめる工
    程とを含むことを特徴とするウレタンスポンジロールの
    製造方法。
  2. 【請求項2】 前記加熱が、前記モールド成形品のスポ
    ンジ層表面に熱風を吹き付けることによって、行なわれ
    る請求項1に記載のウレタンスポンジロールの製造方
    法。
  3. 【請求項3】 前記スポンジ層が、0.6g/cm3
    下の密度を有する軟質ポリウレタンフォームにて構成さ
    れている請求項1又は請求項2に記載のウレタンスポン
    ジロールの製造方法。
  4. 【請求項4】 前記セルの合計開口面積が、ロール外周
    面の少なくとも70%以上を占めるように構成されてい
    る請求項1乃至請求項3の何れかに記載のウレタンスポ
    ンジロールの製造方法。
JP15203299A 1999-05-31 1999-05-31 ウレタンスポンジロールの製造方法 Pending JP2000334756A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15203299A JP2000334756A (ja) 1999-05-31 1999-05-31 ウレタンスポンジロールの製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15203299A JP2000334756A (ja) 1999-05-31 1999-05-31 ウレタンスポンジロールの製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000334756A true JP2000334756A (ja) 2000-12-05

Family

ID=15531576

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15203299A Pending JP2000334756A (ja) 1999-05-31 1999-05-31 ウレタンスポンジロールの製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000334756A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004094101A (ja) * 2002-09-03 2004-03-25 Canon Chemicals Inc トナー搬送ローラ
US6776745B2 (en) * 2002-01-24 2004-08-17 Nitto Kogyo Co., Ltd. Toner supply roller
WO2006105927A1 (de) * 2005-04-07 2006-10-12 Sartorius Biotech Gmbh Verfahren zum öffnen der hautschicht von kunststoffschaumbahnen

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6776745B2 (en) * 2002-01-24 2004-08-17 Nitto Kogyo Co., Ltd. Toner supply roller
US7152322B2 (en) 2002-01-24 2006-12-26 Nitto Kogyo Co., Ltd. Toner supply roller
CN100338534C (zh) * 2002-01-24 2007-09-19 日东工业株式会社 色粉供应辊
JP2004094101A (ja) * 2002-09-03 2004-03-25 Canon Chemicals Inc トナー搬送ローラ
WO2006105927A1 (de) * 2005-04-07 2006-10-12 Sartorius Biotech Gmbh Verfahren zum öffnen der hautschicht von kunststoffschaumbahnen

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6149564A (en) Toner supply roll including porous cylindrical polyurethane sponge structure having skin layer having openings and alternate protrusions and recesses, and method of producing the same
US5768668A (en) Toner supply roll having openings in skin layer of porous cylindrical polyurethane sponge structure, and method of producing the same
JP3736102B2 (ja) ウレタンスポンジロール及びその製造方法
EP0962834B1 (en) Toner supply roll including cylindrical polyurethane sponge structure having helical protrusions on its outer surface
US5930570A (en) Oriented foamed rotary member, and developing device using same
JP3536598B2 (ja) トナー供給ロール及びその製造方法
JP5043395B2 (ja) 現像ローラ及びその製造方法、現像装置及び画像形成装置
JP3994576B2 (ja) トナー供給ロール
JP3770060B2 (ja) ウレタンスポンジロールの製造方法
JP2000334756A (ja) ウレタンスポンジロールの製造方法
JP4222752B2 (ja) トナー搬送ローラの製造方法
JP2000337356A (ja) ウレタンスポンジロール及びその製造法
JP2005186323A (ja) ウレタンスポンジロール及びその製造方法
JP2001105440A (ja) ウレタンスポンジロールの製造方法
JP2004233817A (ja) スポンジロール
JP3511830B2 (ja) トナー供給ロール
JP2007144658A (ja) 画像形成装置用ローラおよびその製造方法ならびに成形型
JP3001913B2 (ja) 現像装置
JP3705196B2 (ja) トナー供給ロールの製法
JP5037993B2 (ja) トナー供給ロールの製造方法
JP2007121698A (ja) トナー供給ロール
JP2003287951A (ja) トナー供給ロール
JP4692248B2 (ja) トナー供給ロールおよびその製法
JP2004094101A (ja) トナー搬送ローラ
EP1091262A2 (en) Toner supply roll and production method therefore