JP2000334684A - 木材印字装置および木材印字方法 - Google Patents
木材印字装置および木材印字方法Info
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- JP2000334684A JP2000334684A JP11144418A JP14441899A JP2000334684A JP 2000334684 A JP2000334684 A JP 2000334684A JP 11144418 A JP11144418 A JP 11144418A JP 14441899 A JP14441899 A JP 14441899A JP 2000334684 A JP2000334684 A JP 2000334684A
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41J—TYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
- B41J3/00—Typewriters or selective printing or marking mechanisms characterised by the purpose for which they are constructed
- B41J3/407—Typewriters or selective printing or marking mechanisms characterised by the purpose for which they are constructed for marking on special material
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 印字崩れがないインクジェットを用いた木材
の印字装置及び木材印字方法を提供する。 【解決手段】 印字ヘッド40から横架材W1側に噴出
されたインクが飛散し、印字ヘッド40側に付着して固
化しても、印字ヘッド40が固定され可動部がないの
で、適正に印字を継続することができる。このため、印
字ヘッド40の清掃等の保守が不要になる。
の印字装置及び木材印字方法を提供する。 【解決手段】 印字ヘッド40から横架材W1側に噴出
されたインクが飛散し、印字ヘッド40側に付着して固
化しても、印字ヘッド40が固定され可動部がないの
で、適正に印字を継続することができる。このため、印
字ヘッド40の清掃等の保守が不要になる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、プレカット用木
材の位置情報を印字するための木材印字装置および木材
印字方法に関するものである。
材の位置情報を印字するための木材印字装置および木材
印字方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、木造住宅の建設の際に、柱材や横
架材の軸組み工法においては、大工などの現場作業者
が、作業現場において柱材や横架材等を所定の寸法に加
工したり、木材相互の継手、仕口部分としてホゾ、ホゾ
孔の形成を行っていた。近年、これら材木の加工にいわ
ゆるプレカット工法が導入され、専用のプレカット工場
にて材木に対する所用の加工が予めなされ、加工された
材木が建設現場に運搬され、木材相互の組立が行われて
いる。
架材の軸組み工法においては、大工などの現場作業者
が、作業現場において柱材や横架材等を所定の寸法に加
工したり、木材相互の継手、仕口部分としてホゾ、ホゾ
孔の形成を行っていた。近年、これら材木の加工にいわ
ゆるプレカット工法が導入され、専用のプレカット工場
にて材木に対する所用の加工が予めなされ、加工された
材木が建設現場に運搬され、木材相互の組立が行われて
いる。
【0003】組立のためには、どの横架材が他のどの横
架材や柱材と組合せられるのかを表した位置情報が必要
になる。位置情報は、構架材や柱材の側面や仕口に印字
される。位置情報の印字は、自動化が進んでおり、例え
ば特開昭62−297079号や特開平3−82501
号公報に開示がある。これらの従来技術において、印字
は、対象となる木材が吸湿性を備えるため、インクジェ
ットにより行われている。
架材や柱材と組合せられるのかを表した位置情報が必要
になる。位置情報は、構架材や柱材の側面や仕口に印字
される。位置情報の印字は、自動化が進んでおり、例え
ば特開昭62−297079号や特開平3−82501
号公報に開示がある。これらの従来技術において、印字
は、対象となる木材が吸湿性を備えるため、インクジェ
ットにより行われている。
【0004】
【発明か解決しようとする課題】しかしなから、このよ
うなインクジェットによる印字は、インクジェットブリ
ンタのヘッドを見ても理解できるように、印字ヘッド
が、被印字体の搬送方向に対して垂直に送られながら行
われる。木材への印字は数cm角という広い印字領域に
渡り、また、平坦で表面に光沢処理の施された紙と異な
り、印字を明瞭にするためには多くのインクを必要とす
る。このために、多量のインクを噴霧しており、このよ
うなインクジェットでは、付着したインクが固化して印
字ヘッドの駆動速度が遅くなり、木材搬送速度に印字が
追従しないために、印字が崩れてしまうという問題が発
生した。
うなインクジェットによる印字は、インクジェットブリ
ンタのヘッドを見ても理解できるように、印字ヘッド
が、被印字体の搬送方向に対して垂直に送られながら行
われる。木材への印字は数cm角という広い印字領域に
渡り、また、平坦で表面に光沢処理の施された紙と異な
り、印字を明瞭にするためには多くのインクを必要とす
る。このために、多量のインクを噴霧しており、このよ
うなインクジェットでは、付着したインクが固化して印
字ヘッドの駆動速度が遅くなり、木材搬送速度に印字が
追従しないために、印字が崩れてしまうという問題が発
生した。
【0005】本発明は、上述した課題を解決するために
なされたものであり、その目的は、印字崩れがないイン
クジェットを用いた木材の印字装置及び木材印字方法を
提供することにある。
なされたものであり、その目的は、印字崩れがないイン
クジェットを用いた木材の印字装置及び木材印字方法を
提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1の木材印字装置では、木材の搬送手段、複
数のインク噴射口を持つ固定されたインクジェット式印
字ヘッド、木材を感知するセンサ、前記印字ヘッドの各
インク噴射口の噴射を制御する印字制御部を備えてなる
とともに、印字情報および印字制御データを記憶する記
憶部、当該印字情報から印字制御データを演算する演算
部を有することを技術的特徴とする。
め、請求項1の木材印字装置では、木材の搬送手段、複
数のインク噴射口を持つ固定されたインクジェット式印
字ヘッド、木材を感知するセンサ、前記印字ヘッドの各
インク噴射口の噴射を制御する印字制御部を備えてなる
とともに、印字情報および印字制御データを記憶する記
憶部、当該印字情報から印字制御データを演算する演算
部を有することを技術的特徴とする。
【0007】請求項1の発明では、印字ヘッドが固定さ
れているため、印字ヘッドにインクが付着しても、印字
の字崩れが起きない。
れているため、印字ヘッドにインクが付着しても、印字
の字崩れが起きない。
【0008】また、請求項2の木材印字装置では、木材
の搬送手段、複数のインク噴射口を持つ固定されたイン
クジェット式印字ヘッド、木材を感知するセンサ、前記
印字ヘッドの各インク噴射口の噴射を制御する印字制御
部、前記搬送手段を制御する搬送制御部を備えてなると
ともに、印字情報、搬送制御データおよび印字制御デー
タを記憶する記憶部、当該印字情報から印字制御データ
および搬送制御データを演算する演算部を有することを
技術的特徴とする。
の搬送手段、複数のインク噴射口を持つ固定されたイン
クジェット式印字ヘッド、木材を感知するセンサ、前記
印字ヘッドの各インク噴射口の噴射を制御する印字制御
部、前記搬送手段を制御する搬送制御部を備えてなると
ともに、印字情報、搬送制御データおよび印字制御デー
タを記憶する記憶部、当該印字情報から印字制御データ
および搬送制御データを演算する演算部を有することを
技術的特徴とする。
【0009】請求項2では、印字ヘッドが固定されてい
るため、印字ヘッドにインクが付着しても、印字の字崩
れが起きない。また、搬送制御部により木材の搬送速度
を変えることで、印字の大きさを調整することができ
る。
るため、印字ヘッドにインクが付着しても、印字の字崩
れが起きない。また、搬送制御部により木材の搬送速度
を変えることで、印字の大きさを調整することができ
る。
【0010】更に、請求項3の発明では、木材の搬送手
段、複数のインク噴射口を持つ固定されたインクジェッ
ト式印字ヘッド、木材を感知するセンサ、前記印字ヘッ
ドの各インク噴射口の噴射を制御する印字制御部を備え
てなるとともに、印字情報および印字制御データを記憶
する記憶部、当該印字情報から印字制卸データを演算す
る演算部を有する印字装置を使用した木材の印字方法で
あって、前記記憶部の印字情報を前記演算部に送信し、
当該演算部にて木材の搬送速度から前記印字ヘッドの各
インク噴射口を制御する印字制御データを発生させてこ
れを当該記憶部に格納し、前記搬送手段により木材を搬
送し、前記センサにより木材を認識した後、前記記憶部
から印字制御データを印字制御部へ送信して、木材を搬
送させながら前記印字ヘッドの各噴射口からインクを噴
射させて印字を行うことを技術的特徴とする。
段、複数のインク噴射口を持つ固定されたインクジェッ
ト式印字ヘッド、木材を感知するセンサ、前記印字ヘッ
ドの各インク噴射口の噴射を制御する印字制御部を備え
てなるとともに、印字情報および印字制御データを記憶
する記憶部、当該印字情報から印字制卸データを演算す
る演算部を有する印字装置を使用した木材の印字方法で
あって、前記記憶部の印字情報を前記演算部に送信し、
当該演算部にて木材の搬送速度から前記印字ヘッドの各
インク噴射口を制御する印字制御データを発生させてこ
れを当該記憶部に格納し、前記搬送手段により木材を搬
送し、前記センサにより木材を認識した後、前記記憶部
から印字制御データを印字制御部へ送信して、木材を搬
送させながら前記印字ヘッドの各噴射口からインクを噴
射させて印字を行うことを技術的特徴とする。
【0011】請求項3の発明では、印字ヘッドが固定さ
れているため、印字ヘッドにインクが付着しても、印字
の字崩れが起きない。
れているため、印字ヘッドにインクが付着しても、印字
の字崩れが起きない。
【0012】請求項4の発明では、木材の搬送手段、複
数のインク噴射口を持つ固定されたインクジェット式印
字ヘッド、木材を感知するセンサ、前記印字ヘッドの各
インク射口の噴射を制御する印字制御部、前記搬送手段
を制御する搬送制御部を備えてなるとともに、印字情
報、搬送制卿データおよび印字制御データを記憶する記
憶部、当該印字情報から印字制御データおよび搬送制御
データを演算する演算部を有する印字装置を使用した木
材の印字方法であって、前記記憶部から印字情報を前記
演算部に送信し、当該演算部にて木材を印字に対応した
搬送速度で搬送する搬送制御データと、搬送速度に対応
するように前記印字ヘッドの各インク噴射口を制卸する
印字制御データを発生させてこれを前記記憶部に格納
し、前記搬送手段により木材を搬送し、前記センサによ
り木材を認識した後、搬送制御データを前記搬送制御部
に送信して木材の搬送を行い、また、前記記憶部から印
字制御データを前記印字制御部へ送信して、木材を搬送
させながら前記印字ヘッドの各噴射口からインクを噴射
させて印字を行うことを技術的特徴とする。
数のインク噴射口を持つ固定されたインクジェット式印
字ヘッド、木材を感知するセンサ、前記印字ヘッドの各
インク射口の噴射を制御する印字制御部、前記搬送手段
を制御する搬送制御部を備えてなるとともに、印字情
報、搬送制卿データおよび印字制御データを記憶する記
憶部、当該印字情報から印字制御データおよび搬送制御
データを演算する演算部を有する印字装置を使用した木
材の印字方法であって、前記記憶部から印字情報を前記
演算部に送信し、当該演算部にて木材を印字に対応した
搬送速度で搬送する搬送制御データと、搬送速度に対応
するように前記印字ヘッドの各インク噴射口を制卸する
印字制御データを発生させてこれを前記記憶部に格納
し、前記搬送手段により木材を搬送し、前記センサによ
り木材を認識した後、搬送制御データを前記搬送制御部
に送信して木材の搬送を行い、また、前記記憶部から印
字制御データを前記印字制御部へ送信して、木材を搬送
させながら前記印字ヘッドの各噴射口からインクを噴射
させて印字を行うことを技術的特徴とする。
【0013】請求項4では、印字ヘッドが固定されてい
るため、印字ヘッドにインクが付着しても、印字の字崩
れが起きない。また、搬送制御部により木材の搬送速度
を変えることで、印字の大きさを調整することができ
る。
るため、印字ヘッドにインクが付着しても、印字の字崩
れが起きない。また、搬送制御部により木材の搬送速度
を変えることで、印字の大きさを調整することができ
る。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態に係る木
材印字装置および木材印字方法について詳細に説明す
る。本実施形態の木材印字装置の説明に先立ち、プレカ
ット工法に於ける番付付与に付いて、図5(A)を参照
して説明する。図5(A)は、いわゆる伏図であり、組
立現場での施工が容易なように木材配置位置を示す番付
を表している。この例では、南側から見て、水平方向に
“イ”、“ロ”、“ハ”等と表示され、また、垂直方向
にアラビア数字の“1”、“2”、“3”等と表示さ
れ、これにより各横架材及び柱材の配置位置、及び、接
続が分かるようにされている。例えば、横架材W1は、
番付イ1で横架材W2と接続され、番付ハ1で柱材W3
と接続され、番付ホ1にて柱材W4と接続されることが
分かる。
材印字装置および木材印字方法について詳細に説明す
る。本実施形態の木材印字装置の説明に先立ち、プレカ
ット工法に於ける番付付与に付いて、図5(A)を参照
して説明する。図5(A)は、いわゆる伏図であり、組
立現場での施工が容易なように木材配置位置を示す番付
を表している。この例では、南側から見て、水平方向に
“イ”、“ロ”、“ハ”等と表示され、また、垂直方向
にアラビア数字の“1”、“2”、“3”等と表示さ
れ、これにより各横架材及び柱材の配置位置、及び、接
続が分かるようにされている。例えば、横架材W1は、
番付イ1で横架材W2と接続され、番付ハ1で柱材W3
と接続され、番付ホ1にて柱材W4と接続されることが
分かる。
【0015】図1は、実施形態に係る本木材印字装置1
0を用いるプレカット施設を構成を示している。ここ
で、制御用のコンピュータ70と、該コンピュータ70
からの指令により木材の加工を行う木材加工装置80
と、当該木材加工装置80により加工された木材への印
刷を行う木材印字装置10とを備える。この制御用コン
ピュータ70は、加工データ、後述する印字データや演
算された印字制御データ、搬送制御データ等を記憶する
記憶部74と、種々の演算を行う演算部72と、モニタ
ー76と、キーボード78とを備える。
0を用いるプレカット施設を構成を示している。ここ
で、制御用のコンピュータ70と、該コンピュータ70
からの指令により木材の加工を行う木材加工装置80
と、当該木材加工装置80により加工された木材への印
刷を行う木材印字装置10とを備える。この制御用コン
ピュータ70は、加工データ、後述する印字データや演
算された印字制御データ、搬送制御データ等を記憶する
記憶部74と、種々の演算を行う演算部72と、モニタ
ー76と、キーボード78とを備える。
【0016】図5(B)に示すように、木材(角材)W
1が図示しない加工ラインに投入されると、コンピュー
タ70からの加工データに基づき、木材加工装置80が
図5(C)に示すように、横架材W2と接続するための
ホゾS2と、柱材W3と接続するためのホゾ孔S3と、
柱材W4と接続するためのホゾS4とを形成する仕口加
工を行う。そして、仕口S2,S3,S4の形成された
横架材W1が、木材印字装置10に搬送され、該ホゾS
1に番付イ1が、ホゾ孔S3に番付ハ1が、ホゾ孔S4
に番付ホ1が印刷される。
1が図示しない加工ラインに投入されると、コンピュー
タ70からの加工データに基づき、木材加工装置80が
図5(C)に示すように、横架材W2と接続するための
ホゾS2と、柱材W3と接続するためのホゾ孔S3と、
柱材W4と接続するためのホゾS4とを形成する仕口加
工を行う。そして、仕口S2,S3,S4の形成された
横架材W1が、木材印字装置10に搬送され、該ホゾS
1に番付イ1が、ホゾ孔S3に番付ハ1が、ホゾ孔S4
に番付ホ1が印刷される。
【0017】この木材印字装置10の構成について、図
2を参照して更に詳細に説明する。この印字装置10
は、木材の搬送手段としてベルトコンベア32、34を
有する。ベルトコンベア32、34は、それぞれドラム
35、35の間に金属製のバーコンベア33を懸架して
なる。ベルトコンベア32、34の間は、インクジェッ
ト方式の印字ヘッド40が配設されている。各ベルトコ
ンベア32、34の印字ヘッド40側のドラム35、3
5には、ベルト37が掛け渡され、1台の駆動モータ3
6により回動されることで、印字ヘッド40の両側での
搬送速度、即ち、ベルトコンベア32、34の同期が保
たれている。なお、ベルトコンベア32、34に用いら
れるベルト33としては、金属製、樹脂製のバーコンベ
ア(ラダー)が望ましい。これは、木材面との接触が線
接触になるため、印字した後にベルトとの接触で印字面
か汚染されないからである。本実施形態の印字装置10
では、ベルトコンベアを用いる例を示しているが、ロー
ルなどを用いることもできる。
2を参照して更に詳細に説明する。この印字装置10
は、木材の搬送手段としてベルトコンベア32、34を
有する。ベルトコンベア32、34は、それぞれドラム
35、35の間に金属製のバーコンベア33を懸架して
なる。ベルトコンベア32、34の間は、インクジェッ
ト方式の印字ヘッド40が配設されている。各ベルトコ
ンベア32、34の印字ヘッド40側のドラム35、3
5には、ベルト37が掛け渡され、1台の駆動モータ3
6により回動されることで、印字ヘッド40の両側での
搬送速度、即ち、ベルトコンベア32、34の同期が保
たれている。なお、ベルトコンベア32、34に用いら
れるベルト33としては、金属製、樹脂製のバーコンベ
ア(ラダー)が望ましい。これは、木材面との接触が線
接触になるため、印字した後にベルトとの接触で印字面
か汚染されないからである。本実施形態の印字装置10
では、ベルトコンベアを用いる例を示しているが、ロー
ルなどを用いることもできる。
【0018】印字装置10には、制御装置20が設けら
れている。該制御装置20には、印字ヘッド40を制御
する印字制御部22と、駆動モータ36を制御すること
で、木材Wの搬送速度を調整する搬送制御部24とを備
えてなる。本実施形態の印字装置10においては、搬送
制御部24が備えられているが、これを省略することも
できる。即ち、駆動モータ36の速度を一定にすること
で、印字を行う際に、当該一定速度で印字制御データを
生成させることで適切に印字を行い得るからである。
れている。該制御装置20には、印字ヘッド40を制御
する印字制御部22と、駆動モータ36を制御すること
で、木材Wの搬送速度を調整する搬送制御部24とを備
えてなる。本実施形態の印字装置10においては、搬送
制御部24が備えられているが、これを省略することも
できる。即ち、駆動モータ36の速度を一定にすること
で、印字を行う際に、当該一定速度で印字制御データを
生成させることで適切に印字を行い得るからである。
【0019】図3(A)に図2中の印字ヘッド40の斜
視図を示す。該印字ヘッド40は、インク噴射用の独立
した7個の噴射口N1、N2、N3、N4、N5、N
6、N7が上面に一列に配置されてなる。本実施形態の
印字ヘッド40としては、インクを噴射するインクジェ
ット方式であればいずれのものも用いることができる。
該印字ヘッド40は、印字装置10に固定されている。
即ち、従来技術の印字装置においては、印字ヘッド40
が木材の搬送方向に対して垂直に駆動されていたのに対
して、本実施形態では、固定されている。なお、印字ヘ
ッドとして、本実施形態では、一列に噴射口を並べたも
のを用いているが、噴射口が千鳥状に複数配列したもの
や噴射口が複数列配列したものを用いて、文字解像度を
向上させることもできる。なお、噴射口は、5〜30
個、望ましくは10〜20個が好適である。
視図を示す。該印字ヘッド40は、インク噴射用の独立
した7個の噴射口N1、N2、N3、N4、N5、N
6、N7が上面に一列に配置されてなる。本実施形態の
印字ヘッド40としては、インクを噴射するインクジェ
ット方式であればいずれのものも用いることができる。
該印字ヘッド40は、印字装置10に固定されている。
即ち、従来技術の印字装置においては、印字ヘッド40
が木材の搬送方向に対して垂直に駆動されていたのに対
して、本実施形態では、固定されている。なお、印字ヘ
ッドとして、本実施形態では、一列に噴射口を並べたも
のを用いているが、噴射口が千鳥状に複数配列したもの
や噴射口が複数列配列したものを用いて、文字解像度を
向上させることもできる。なお、噴射口は、5〜30
個、望ましくは10〜20個が好適である。
【0020】図3(B)は、図2中のセンサ42を、木
材の搬送方向(図2中の矢印B)に沿って見た図であ
る。該センサ42は、一対のセンサ保持部材42A、4
2Bからなり、センサ保持部材42A側には、赤外線発
光器42αが備えられ、センサ保持部材42B側には、
赤外線発光器42αからの赤外線を受光する赤外線受光
器42βが備えられてなる。ここで、木材が該センサ4
2に差し掛かると、赤外線が遮断され、これを検出した
赤外線受光器42βからの信号が図1に示す制御用コン
ピュータ70側へ出力される。なお、センサとしては、
X線センサ、その他木材の有無を検出できるいかなるも
のも用いることもできる。
材の搬送方向(図2中の矢印B)に沿って見た図であ
る。該センサ42は、一対のセンサ保持部材42A、4
2Bからなり、センサ保持部材42A側には、赤外線発
光器42αが備えられ、センサ保持部材42B側には、
赤外線発光器42αからの赤外線を受光する赤外線受光
器42βが備えられてなる。ここで、木材が該センサ4
2に差し掛かると、赤外線が遮断され、これを検出した
赤外線受光器42βからの信号が図1に示す制御用コン
ピュータ70側へ出力される。なお、センサとしては、
X線センサ、その他木材の有無を検出できるいかなるも
のも用いることもできる。
【0021】制御用コンピュータ70による位置情報
(印字データ)の生成は、特開平3−82501号公報
に準じて行う。先ず、ディスプレイ76に基本格子(座
標、例えば横軸が1、2、3、・・・で縦軸がイ、ロ、
ハ、ニ・・・・で標記される)を表示させ、ここに、伏
図を参照して横架材及び柱材の位置を入力する(図5
(A)参照)。そして、各横架材及び柱材に識別子であ
る通番号(W1,W2,・・)を付与し、各通番号に対
応させて各横架材の仕口部分の位置情報(印字位置及び
印字内容(番付))を演算部で発生させて、これを印字
データとして記憶部74に記憶するのである。なお、こ
の印字データは、キーボード78等の入力装置を介して
入力することもできる。また、フロッピーディスク(F
D)等の補助記憶媒体を介して供給することもでき、更
に、LANネットワーク等のオンラインにより他のコン
ピュータから供給することもできる。
(印字データ)の生成は、特開平3−82501号公報
に準じて行う。先ず、ディスプレイ76に基本格子(座
標、例えば横軸が1、2、3、・・・で縦軸がイ、ロ、
ハ、ニ・・・・で標記される)を表示させ、ここに、伏
図を参照して横架材及び柱材の位置を入力する(図5
(A)参照)。そして、各横架材及び柱材に識別子であ
る通番号(W1,W2,・・)を付与し、各通番号に対
応させて各横架材の仕口部分の位置情報(印字位置及び
印字内容(番付))を演算部で発生させて、これを印字
データとして記憶部74に記憶するのである。なお、こ
の印字データは、キーボード78等の入力装置を介して
入力することもできる。また、フロッピーディスク(F
D)等の補助記憶媒体を介して供給することもでき、更
に、LANネットワーク等のオンラインにより他のコン
ピュータから供給することもできる。
【0022】引き続き、該印字データに基づく制御用コ
ンピュータ70による印字処理について、図6のフロー
チャートを参照して説明する。ここで、図1を参照して
上述したように材木は、木材加工装置80にて仕口加工
がなされた後、印字される面が下向きになるようにして
から、木材印字装置10まで搬送される。なお、加工は
通番号(W1,W2、W3)に従って行われるので、木
材印字装置10においても、加工された材木にどの位置
情報が対応するかを容易に認識できる。
ンピュータ70による印字処理について、図6のフロー
チャートを参照して説明する。ここで、図1を参照して
上述したように材木は、木材加工装置80にて仕口加工
がなされた後、印字される面が下向きになるようにして
から、木材印字装置10まで搬送される。なお、加工は
通番号(W1,W2、W3)に従って行われるので、木
材印字装置10においても、加工された材木にどの位置
情報が対応するかを容易に認識できる。
【0023】図2において横架材W1が印字装置10へ
到達し、センサ42から検出信号が送出されると(S1
04:Yes)、演算部72は、通番号(ここでは、W
1)に対応した位置情報(印字データ)を記憶部74か
ら読み出す(S106)。そして、演算部72は、印字
データから印字制御データ及び搬送制御データを作成し
て、記憶部74に記憶する(S108)。
到達し、センサ42から検出信号が送出されると(S1
04:Yes)、演算部72は、通番号(ここでは、W
1)に対応した位置情報(印字データ)を記憶部74か
ら読み出す(S106)。そして、演算部72は、印字
データから印字制御データ及び搬送制御データを作成し
て、記憶部74に記憶する(S108)。
【0024】この印字制御データの作成について、図4
(A)を参照して説明する。搬送速度Vの時、上記セン
サ42にて検出した横架材W1の先端からのL分(図5
(D)参照)離れた位置に「イ」を印字しようとする
と,t1=L/Vに噴射口N4を起動させ、時間t2で
N3、時間t3で噴射口N2、N3、N4、N5、N
6、N7を同時に起動させ、時間t4で噴射口N2を起
動させ、時間t5で噴射口N1を起動させるように印字
制御データを作成する。
(A)を参照して説明する。搬送速度Vの時、上記セン
サ42にて検出した横架材W1の先端からのL分(図5
(D)参照)離れた位置に「イ」を印字しようとする
と,t1=L/Vに噴射口N4を起動させ、時間t2で
N3、時間t3で噴射口N2、N3、N4、N5、N
6、N7を同時に起動させ、時間t4で噴射口N2を起
動させ、時間t5で噴射口N1を起動させるように印字
制御データを作成する。
【0025】上記搬送制御データの作成について、図4
(B)を参照して説明する。図5(B)は、搬送速度を
上記Vよりも高い速度で印字した際の「イ」の印字文字
を示している。即ち、木材の搬送速度を高めることで、
文字の搬送方向(ここでは、横方向)の大きさ(幅)を
大きくし、また、搬送速度を下げることで、文字の搬送
方向の大きさ(幅)を小さくすることができる。このよ
うに、搬送速度を指示する搬送制御データを文字の大き
さに合わせて調整する。
(B)を参照して説明する。図5(B)は、搬送速度を
上記Vよりも高い速度で印字した際の「イ」の印字文字
を示している。即ち、木材の搬送速度を高めることで、
文字の搬送方向(ここでは、横方向)の大きさ(幅)を
大きくし、また、搬送速度を下げることで、文字の搬送
方向の大きさ(幅)を小さくすることができる。このよ
うに、搬送速度を指示する搬送制御データを文字の大き
さに合わせて調整する。
【0026】引き続き、演算部72は、印字装置10の
制御装置20の搬送制御部24に搬送制御データを送出
し(S110)、また、印字制御部22へ印字制御デー
タを送出する(S112)。これにより、搬送制御部2
0が駆動モータ36の速度を制御し、印字制御部22が
印字制御データにて指定された時間に木材を搬送させな
がら印字ヘッド40の各噴射口N1〜N7を起動するこ
とで、図5(D)を参照して上述したように印字を実行
する。なお、この実施の形態では、搬送速度が制御され
ているが、搬送速度を制御せずに、搬送速度を一定のま
まとし、この搬送速度に対応する印字データで、印字ヘ
ッド40の各噴射口を起動することもできる。
制御装置20の搬送制御部24に搬送制御データを送出
し(S110)、また、印字制御部22へ印字制御デー
タを送出する(S112)。これにより、搬送制御部2
0が駆動モータ36の速度を制御し、印字制御部22が
印字制御データにて指定された時間に木材を搬送させな
がら印字ヘッド40の各噴射口N1〜N7を起動するこ
とで、図5(D)を参照して上述したように印字を実行
する。なお、この実施の形態では、搬送速度が制御され
ているが、搬送速度を制御せずに、搬送速度を一定のま
まとし、この搬送速度に対応する印字データで、印字ヘ
ッド40の各噴射口を起動することもできる。
【0027】本実施形態の木材印字装置及び上記印字方
法においては、木材側へ上向きにインクを大量に噴出さ
せるため、飛散したインクが印字ヘッド40側に付着し
て固化し易い。しかしながら、印字ヘッド40が固定さ
れ可動部がないので、適正に印字を継続することができ
る。このため、印字ヘッド40の清掃等の保守が不要に
なる。
法においては、木材側へ上向きにインクを大量に噴出さ
せるため、飛散したインクが印字ヘッド40側に付着し
て固化し易い。しかしながら、印字ヘッド40が固定さ
れ可動部がないので、適正に印字を継続することができ
る。このため、印字ヘッド40の清掃等の保守が不要に
なる。
【0028】図4(A)は、印字ヘッド40の噴射口N
1〜N7を、木材の搬送方向に対して垂直に配置した際
の印刷例を示している。これに対して、図4(C)は、
印字ヘッド40を傾けて固定することで、噴射口N1〜
N7を、木材の搬送方向に対して40度傾けた際の印刷
例を示している。このように、噴射口を傾けることで、
文字の搬送方向に垂直な方向の大きさを調整することが
できる。即ち、図4(B)を参照して上述したように搬
送速度と、印字ヘッド40の角度とを調整することで所
望の大きさの文字を印字することができる。
1〜N7を、木材の搬送方向に対して垂直に配置した際
の印刷例を示している。これに対して、図4(C)は、
印字ヘッド40を傾けて固定することで、噴射口N1〜
N7を、木材の搬送方向に対して40度傾けた際の印刷
例を示している。このように、噴射口を傾けることで、
文字の搬送方向に垂直な方向の大きさを調整することが
できる。即ち、図4(B)を参照して上述したように搬
送速度と、印字ヘッド40の角度とを調整することで所
望の大きさの文字を印字することができる。
【0029】なお、上述した例では、印字装置10の制
御装置20側に搬送制御部24を設け、搬送制御データ
により印字装置での木材の搬送速度を可変にしたが、当
該印字装置での搬送速度を一定にすることで、上述した
搬送制御データを生成を省略することも可能である。
御装置20側に搬送制御部24を設け、搬送制御データ
により印字装置での木材の搬送速度を可変にしたが、当
該印字装置での搬送速度を一定にすることで、上述した
搬送制御データを生成を省略することも可能である。
【0030】なお、印字装置10における搬送速度は1
〜20m/分が望ましい。木材の印字に適しているから
である。また、上述した例では、印字ヘッド40により
1回のみ印字を行った。この代わりに、印字後に、搬送
制御データを送信して材木を逆搬送し、再度印字を行う
ことも可能である。この際には全く別の情報を印字して
もよい。
〜20m/分が望ましい。木材の印字に適しているから
である。また、上述した例では、印字ヘッド40により
1回のみ印字を行った。この代わりに、印字後に、搬送
制御データを送信して材木を逆搬送し、再度印字を行う
ことも可能である。この際には全く別の情報を印字して
もよい。
【0031】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、印
字ヘッドに可動部分がないため、印字の字崩れかない。
字ヘッドに可動部分がないため、印字の字崩れかない。
【図1】本発明の実施形態に係る木材印字装置を用いる
プレカット工法の施設を示す説明図である。
プレカット工法の施設を示す説明図である。
【図2】図1中の木材印字装置のブロック図である。
【図3】図3(A)は、印字ヘッドの斜視図であり、図
3(B)は、図2中のセンサのB矢視図である
3(B)は、図2中のセンサのB矢視図である
【図4】図4(A)、図4(B)、図4(C)は、印刷
例の説明図である。
例の説明図である。
【図5】図5(A)は、プレカット工法に用いる伏図で
あり、図5(B)、図5(C)、図5(D)は、横架材
の底面図である。
あり、図5(B)、図5(C)、図5(D)は、横架材
の底面図である。
【図6】図1中の制御用コンピュータの印字処理を示す
フローチャートである。
フローチャートである。
10 木材印字装置 20 制御装置 22 印字制御部 24 搬送制御部 32、34 ベルトコンベア(搬送手段) 40 印字ヘッド 42 センサ 70 制御用コンピュータ 72 演算部 74 記憶部 80 木材加工装置
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成12年2月14日(2000.2.1
4)
4)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0006
【補正方法】変更
【補正内容】
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1の木材印字装置では、木材の搬送手段、複
数のインク噴射口を持つ固定されたインクジェット式印
字ヘッド、木材を感知するセンサ、前記印字ヘッドの各
インク噴射口の噴射を制御する印字制御部を備えてなる
とともに、 印字情報および印字制御データを記憶する記憶部、当該
印字情報から印字制御データを演算する演算部を有する
木材印字装置であって、 前記記憶部の印字情報を前記演算部へ送信し、当該演算
部にて木材の搬送速度から前記印字ヘッドの各インク噴
射口を制御する印字制御データを発生させて、これを当
該記憶部に格納し、 前記搬送手段により加工された木材を搬送し、前記セン
サにより加工された木材を認識した後、前記記憶部から
印字制御データを印字制御部へ送信して、加工された木
材を搬送させながら前記印字ヘッドの各インク噴射口か
らインクを噴射させて印字を行うことを 技術的特徴とす
る。
め、請求項1の木材印字装置では、木材の搬送手段、複
数のインク噴射口を持つ固定されたインクジェット式印
字ヘッド、木材を感知するセンサ、前記印字ヘッドの各
インク噴射口の噴射を制御する印字制御部を備えてなる
とともに、 印字情報および印字制御データを記憶する記憶部、当該
印字情報から印字制御データを演算する演算部を有する
木材印字装置であって、 前記記憶部の印字情報を前記演算部へ送信し、当該演算
部にて木材の搬送速度から前記印字ヘッドの各インク噴
射口を制御する印字制御データを発生させて、これを当
該記憶部に格納し、 前記搬送手段により加工された木材を搬送し、前記セン
サにより加工された木材を認識した後、前記記憶部から
印字制御データを印字制御部へ送信して、加工された木
材を搬送させながら前記印字ヘッドの各インク噴射口か
らインクを噴射させて印字を行うことを 技術的特徴とす
る。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0007
【補正方法】変更
【補正内容】
【0007】請求項1の発明では、印字ヘッドが固定さ
れているため、印字ヘッドにインクが付着しても、印字
の字崩れが起きない。また、加工後の木材に適切に印字
を行うことができる。
れているため、印字ヘッドにインクが付着しても、印字
の字崩れが起きない。また、加工後の木材に適切に印字
を行うことができる。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0008
【補正方法】変更
【補正内容】
【0008】また、請求項2の木材印字装置では、木材
の搬送手段、複数のインク噴射口を持つ固定されたイン
クジェット式印字ヘッド、木材を感知するセンサ、前記
印字ヘッドの各インク噴射口の噴射を制御する印字制御
部、前記搬送手段を制御する搬送制御部を備えてなると
ともに、印字情報および印字制御データを記憶する記憶
部、当該印字情報から印字制御データを演算する演算部
を有する木材印字装置であって、前記記憶部の印字情報
を前記演算部へ送信し、当該演算部にて木材を印字に対
応した搬送速度で搬送する搬送制御データと、搬送速度
に対応するように前記印字ヘッドの各インク噴射口を制
御する印字制御データを発生させて、これを当該記憶部
に格納し、前記搬送手段により加工された木材を搬送
し、前記センサにより加工された木材を認識した後、搬
送制御データを前記搬送制御部に送信して加工された木
材の搬送を行い、また、前記記憶部から印字制御データ
を印字制御部へ送信して、加工された木材を搬送させな
がら前記印字ヘッドの各インク噴射口からインクを噴射
させて印字を行うことを技術的特徴とする。
の搬送手段、複数のインク噴射口を持つ固定されたイン
クジェット式印字ヘッド、木材を感知するセンサ、前記
印字ヘッドの各インク噴射口の噴射を制御する印字制御
部、前記搬送手段を制御する搬送制御部を備えてなると
ともに、印字情報および印字制御データを記憶する記憶
部、当該印字情報から印字制御データを演算する演算部
を有する木材印字装置であって、前記記憶部の印字情報
を前記演算部へ送信し、当該演算部にて木材を印字に対
応した搬送速度で搬送する搬送制御データと、搬送速度
に対応するように前記印字ヘッドの各インク噴射口を制
御する印字制御データを発生させて、これを当該記憶部
に格納し、前記搬送手段により加工された木材を搬送
し、前記センサにより加工された木材を認識した後、搬
送制御データを前記搬送制御部に送信して加工された木
材の搬送を行い、また、前記記憶部から印字制御データ
を印字制御部へ送信して、加工された木材を搬送させな
がら前記印字ヘッドの各インク噴射口からインクを噴射
させて印字を行うことを技術的特徴とする。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】変更
【補正内容】
【0009】請求項2では、印字ヘッドが固定されてい
るため、印字ヘッドにインクが付着しても、印字の字崩
れが起きない。また、搬送制御部により木材の搬送速度
を変えることで、印字の大きさを調整することができ
る。更に、加工後の木材に適切に印字を行うことができ
る。
るため、印字ヘッドにインクが付着しても、印字の字崩
れが起きない。また、搬送制御部により木材の搬送速度
を変えることで、印字の大きさを調整することができ
る。更に、加工後の木材に適切に印字を行うことができ
る。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0010
【補正方法】変更
【補正内容】
【0010】更に、請求項3の発明では、木材の搬送手
段、複数のインク噴射口を持つ固定されたインクジェッ
ト式印字ヘッド、木材を感知するセンサ、前記印字ヘッ
ドの各インク噴射口の噴射を制御する印字制御部を備え
てなるとともに、印字情報および印字制御データを記憶
する記憶部、当該印字情報から印字制卸データを演算す
る演算部を有する印字装置を使用した木材の印字方法で
あって、前記記憶部の印字情報を前記演算部に送信し、
当該演算部にて木材の搬送速度から前記印字ヘッドの各
インク噴射口を制御する印字制御データを発生させて、
これを当該記憶部に格納し、前記搬送手段により加工さ
れた木材を搬送し、前記センサにより加工された木材を
認識した後、前記記憶部から印字制御データを印字制御
部へ送信して、加工された木材を搬送させながら前記印
字ヘッドの各噴射口からインクを噴射させて印字を行う
ことを技術的特徴とする。
段、複数のインク噴射口を持つ固定されたインクジェッ
ト式印字ヘッド、木材を感知するセンサ、前記印字ヘッ
ドの各インク噴射口の噴射を制御する印字制御部を備え
てなるとともに、印字情報および印字制御データを記憶
する記憶部、当該印字情報から印字制卸データを演算す
る演算部を有する印字装置を使用した木材の印字方法で
あって、前記記憶部の印字情報を前記演算部に送信し、
当該演算部にて木材の搬送速度から前記印字ヘッドの各
インク噴射口を制御する印字制御データを発生させて、
これを当該記憶部に格納し、前記搬送手段により加工さ
れた木材を搬送し、前記センサにより加工された木材を
認識した後、前記記憶部から印字制御データを印字制御
部へ送信して、加工された木材を搬送させながら前記印
字ヘッドの各噴射口からインクを噴射させて印字を行う
ことを技術的特徴とする。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0011
【補正方法】変更
【補正内容】
【0011】請求項3の発明では、印字ヘッドが固定さ
れているため、印字ヘッドにインクが付着しても、印字
の字崩れが起きない。また、加工後の木材に適切に印字
を行うことができる。
れているため、印字ヘッドにインクが付着しても、印字
の字崩れが起きない。また、加工後の木材に適切に印字
を行うことができる。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0012
【補正方法】変更
【補正内容】
【0012】請求項4の発明では、木材の搬送手段、複
数のインク噴射口を持つ固定されたインクジェット式印
字ヘッド、木材を感知するセンサ、前記印字ヘッドの各
インク射口の噴射を制御する印字制御部、前記搬送手段
を制御する搬送制御部を備えてなるとともに、印字情
報、搬送制卿データおよび印字制御データを記憶する記
憶部、当該印字情報から印字制御データおよび搬送制御
データを演算する演算部を有する印字装置を使用した木
材の印字方法であって、前記記憶部の印字情報を前記演
算部に送信し、当該演算部にて木材を印字に対応した搬
送速度で搬送する搬送制御データと、搬送速度に対応す
るように前記印字ヘッドの各インク噴射口を制卸する印
字制御データを発生させて、これを前記記憶部に格納
し、前記搬送手段により加工された木材を搬送し、前記
センサにより加工された木材を認識した後、搬送制御デ
ータを前記搬送制御部に送信して加工された木材の搬送
を行い、また、前記記憶部から印字制御データを前記印
字制御部へ送信して、加工された木材を搬送させながら
前記印字ヘッドの各噴射口からインクを噴射させて印字
を行うことを技術的特徴とする。
数のインク噴射口を持つ固定されたインクジェット式印
字ヘッド、木材を感知するセンサ、前記印字ヘッドの各
インク射口の噴射を制御する印字制御部、前記搬送手段
を制御する搬送制御部を備えてなるとともに、印字情
報、搬送制卿データおよび印字制御データを記憶する記
憶部、当該印字情報から印字制御データおよび搬送制御
データを演算する演算部を有する印字装置を使用した木
材の印字方法であって、前記記憶部の印字情報を前記演
算部に送信し、当該演算部にて木材を印字に対応した搬
送速度で搬送する搬送制御データと、搬送速度に対応す
るように前記印字ヘッドの各インク噴射口を制卸する印
字制御データを発生させて、これを前記記憶部に格納
し、前記搬送手段により加工された木材を搬送し、前記
センサにより加工された木材を認識した後、搬送制御デ
ータを前記搬送制御部に送信して加工された木材の搬送
を行い、また、前記記憶部から印字制御データを前記印
字制御部へ送信して、加工された木材を搬送させながら
前記印字ヘッドの各噴射口からインクを噴射させて印字
を行うことを技術的特徴とする。
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0013
【補正方法】変更
【補正内容】
【0013】請求項4では、印字ヘッドが固定されてい
るため、印字ヘッドにインクが付着しても、印字の字崩
れが起きない。また、搬送制御部により木材の搬送速度
を変えることで、印字の大きさを調整することができ
る。更に、加工後の木材に適切に印字を行うことができ
る。
るため、印字ヘッドにインクが付着しても、印字の字崩
れが起きない。また、搬送制御部により木材の搬送速度
を変えることで、印字の大きさを調整することができ
る。更に、加工後の木材に適切に印字を行うことができ
る。
Claims (4)
- 【請求項1】 木材の搬送手段、複数のインク噴射口を
持つ固定されたインクジェット式印字ヘッド、木材を感
知するセンサ、前記印字ヘッドの各インク噴射口の噴射
を制御する印字制御部を備えてなるとともに、 印字情報および印字制御データを記憶する記憶部、当該
印字情報から印字制御データを演算する演算部を有する
ことを特徴とする木材印字装置。 - 【請求項2】 木材の搬送手段、複数のインク噴射口を
持つ固定されたインクジェット式印字ヘッド、木材を感
知するセンサ、前記印字ヘッドの各インク噴射口の噴射
を制御する印字制御部、前記搬送手段を制御する搬送制
御部を備えてなるとともに、 印字情報、搬送制御データおよび印字制御データを記憶
する記憶部、当該印字情報から印字制御データおよび搬
送制御データを演算する演算部を有することを特徴とす
る木材印字装置。 - 【請求項3】 木材の搬送手段、複数のインク噴射口を
持つ固定されたインクジェット式印字ヘッド、木材を感
知するセンサ、前記印字ヘッドの各インク噴射口の噴射
を制御する印字制御部を備えてなるとともに、 印字情報および印字制御データを記憶する記憶部、当該
印字情報から印字制卸データを演算する演算部を有する
印字装置を使用した木材の印字方法であって、 前記記憶部の印字情報を前記演算部に送信し、当該演算
部にて木材の搬送速度から前記印字ヘッドの各インク噴
射口を制御する印字制御データを発生させてこれを当該
記憶部に格納し、 前記搬送手段により木材を搬送し、前記センサにより木
材を認識した後、前記記憶部から印字制御データを印字
制御部へ送信して、木材を搬送させながら前記印字ヘッ
ドの各噴射口からインクを噴射させて印字を行うことを
特徴とする木材印字方法。 - 【請求項4】 木材の搬送手段、複数のインク噴射口を
持つ固定されたインクジェット式印字ヘッド、木材を感
知するセンサ、前記印字ヘッドの各インク射口の噴射を
制御する印字制御部、前記搬送手段を制御する搬送制御
部を備えてなるとともに、 印字情報、搬送制卿データおよび印字制御データを記憶
する記憶部、当該印字情報から印字制御データおよび搬
送制御データを演算する演算部を有する印字装置を使用
した木材の印字方法であって、 前記記憶部から印字情報を前記演算部に送信し、当該演
算部にて木材を印字に対応した搬送速度で搬送する搬送
制御データと、搬送速度に対応するように前記印字ヘッ
ドの各インク噴射口を制卸する印字制御データを発生さ
せてこれを前記記憶部に格納し、 前記搬送手段により木材を搬送し、前記センサにより木
材を認識した後、搬送制御データを前記搬送制御部に送
信して木材の搬送を行い、また、前記記憶部から印字制
御データを前記印字制御部へ送信して、木材を搬送させ
ながら前記印字ヘッドの各噴射口からインクを噴射させ
て印字を行うことを特徴とする木材印字方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11144418A JP3050870B1 (ja) | 1999-05-25 | 1999-05-25 | 木材印字装置および木材印字方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11144418A JP3050870B1 (ja) | 1999-05-25 | 1999-05-25 | 木材印字装置および木材印字方法 |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000034738A Division JP2000334685A (ja) | 2000-01-01 | 2000-02-14 | 木材印字装置および木材印字方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3050870B1 JP3050870B1 (ja) | 2000-06-12 |
JP2000334684A true JP2000334684A (ja) | 2000-12-05 |
Family
ID=15361723
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11144418A Expired - Lifetime JP3050870B1 (ja) | 1999-05-25 | 1999-05-25 | 木材印字装置および木材印字方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3050870B1 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002287813A (ja) * | 2001-03-26 | 2002-10-04 | Sumitomo Forestry Co Ltd | 材料加工管理システム |
EP1872959A1 (en) | 2006-06-26 | 2008-01-02 | Dante Frati | Process for printing surfaces of wood-based flat elements |
DE102010008295A1 (de) | 2010-02-17 | 2011-08-18 | Dieffenbacher System Automation GmbH, 75031 | Vorrichtung und Verfahren zum Bedrucken von Oberflächen von Werkstoffplatten, insbesondere Holzplatten, mit einer mehrfarbigen Abbildung |
-
1999
- 1999-05-25 JP JP11144418A patent/JP3050870B1/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (17)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002287813A (ja) * | 2001-03-26 | 2002-10-04 | Sumitomo Forestry Co Ltd | 材料加工管理システム |
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