JP2000332686A - 光伝送装置、光伝送システム及び光伝送方法 - Google Patents

光伝送装置、光伝送システム及び光伝送方法

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JP2000332686A
JP2000332686A JP13543699A JP13543699A JP2000332686A JP 2000332686 A JP2000332686 A JP 2000332686A JP 13543699 A JP13543699 A JP 13543699A JP 13543699 A JP13543699 A JP 13543699A JP 2000332686 A JP2000332686 A JP 2000332686A
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optical
signal
monitoring
wavelength
light
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Daisuke Uehara
大輔 上原
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Original Assignee
NEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 WDM光伝送システムの受信端で各波長光の
パワーレベルを均一とすることが可能な光伝送装置、光
伝送システムを提供する。 【解決手段】 伝送されてきたWDM光信号の各波長の
パワーレベルを受信端でモニタし、その結果を監視光信
号に格納して、送信側に返送する。送信側では監視光信
号から知った、受信端でのパワーレベルのばらつきを補
正するように送信する各波長光のパワーを制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、波長多重光を伝送
するための光伝送装置、光伝送システム及び光伝送方法
に関し、特に、受信する波長多重光を構成する各波長光
のパワーを均一にすることが可能な光伝送装置、光伝送
システム及び光伝送方法に関する。
【0002】
【従来の技術】光通信システムのさらなる大容量化を目
指して、波長分割多重(WDM)伝送技術の開発が活発
化している。
【0003】WDM伝送系において、良好な伝送特性を
確保するためには、受信端での各波長光のパワーが均一
である必要がある。受信光パワーが各波長間で不均一と
なると、各波長成分に分離する際のクロストーク成分が
増大し、受信感度の劣化は避けられない。
【0004】受信光パワーの不均一は、送信側光源の経
年劣化、伝送路中に挿入される線形光中継器の波長特性
等により引き起こされる。このため、従来から送信側光
源、あるいは線形中継器にて個別に各波長光のパワーレ
ベルを均一化するための方策がとられている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、線形中
継器が伝送路中多段に接続されるような場合は、レベル
調整を行う回路がその都度必要となり、低コスト化、高
信頼化を目指す上での障害となりうる。
【0006】本発明は、受信側で各波長の信号光レベル
を監視し、その情報を逆方向の伝送路を介して伝達し、
その情報を基に送信側の光出力レベルを補正する事で受
信側の入力レベルを均一に保つシステムを提供すること
を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の光伝送装置は、互いに異なる波長を有する
少なくとも1つの主光信号と監視光信号を含む波長多重
光を送受信する光伝送装置であって、光受信端子を介し
て入力される受信波長多重光に含まれる前記少なくとも
1つの主光信号の各々の光パワーを監視し、その結果を
受信レベル監視信号として出力するレベル監視部と、前
記受信波長多重光に含まれる前記監視光信号を受信し、
前記監視光信号に含まれる送信レベル監視信号に基づき
生成された制御信号を出力する監視光信号受信部と、前
記制御信号に基づき各々の光パワーが調整された前記少
なくとも1つの主光信号、及び前記受信レベル監視信号
を含む変調信号により変調を施された前記監視光信号、
を含む送信波長多重光を光送信端子から出力する波長多
重光源とを備えている。
【0008】ここで、前記監視光信号受信部は、さらに
前記送信波長多重光に含まれる前記少なくとも1つの主
光信号の各々の光パワーを監視し、該光パワーと前記送
信レベル監視信号とを比較することが望ましい。
【0009】また、前記変調信号は、データフレームか
らなり、該データフレームを構成する各タイムスロット
に、前記受信レベル監視信号が前記少なくとも1つの主
光信号毎に格納されるようにしてもよい。
【0010】前記レベル監視部は、前記受信波長多重光
を各波長成分に分離する光分波器を備えていてもよい。
【0011】また、本発明の光伝送システムは、第1及
び第2の光伝送装置が光伝送路で接続された光伝送シス
テムであって、前記第1及び第2の光伝送装置の各々
は、上記の光伝送装置を備えている。
【0012】ここで、前記光伝送路は、両端に第1及び
第2の光サーキュレータの第1の入出力端子が各々接続
された単一の光ファイバ伝送路であって、前記第1の光
伝送装置の前記光送信端子及び前記光受信端子が、それ
ぞれ前記第1の光サーキュレータの第2及び第3の入出
力端子に接続され、前記第2の光伝送装置の前記光送信
端子及び前記光受信端子が、それぞれ前記第2の光サー
キュレータの第2及び第3の入出力端子に接続されてい
てもよい。
【0013】また、本発明による他の構成の光伝送装置
は、互いに異なる波長を有する複数の主光信号と監視光
信号を各々含む第1及び第2の送信波長多重光を送信
し、互いに異なる波長を有する複数の主光信号と監視光
信号を含む第1及び第2の受信波長多重光を受信する光
伝送装置であって、前記第1の受信波長多重光を第1の
複数の主光信号及び第1の監視光信号に分波する第1の
光分波器と、少なくとも2つの入力端子及び少なくとも
2つの出力端子を備え、前記第1の複数の主光信号の各
々が第1の入力端子に入力される第1の複数の光スイッ
チと、該第1の複数の光スイッチの第1の出力端子の出
力光を電気信号に変換し、互いに異なる波長を有する光
信号に変換する第1の複数の光/光変換器と、第1の光
受信端子を介して入力される前記第1の受信波長多重光
に含まれる前記複数の主光信号の各々の光パワーを監視
し、その結果を受信レベル監視信号として出力する第1
のレベル監視部と、前記第1の受信波長多重光に含まれ
る前記監視光信号を受信し、前記監視光信号に含まれる
第1の送信レベル監視信号に基づき生成された第1の制
御信号を出力する第1の監視光信号受信部と、前記第2
の受信波長多重光を第2の複数の主光信号及び第2の監
視光信号に分波する第2の光分波器と、少なくとも2つ
の入力端子及び少なくとも2つの出力端子を備え、前記
第2の複数の主光信号の各々が第1の入力端子に入力さ
れる第2の複数の光スイッチと、該第2の複数の光スイ
ッチの第1の出力端子の出力光を電気信号に変換し、互
いに異なる波長を有する光信号に変換する第2の複数の
光/光変換器と、第2の光受信端子を介して入力される
前記第2の受信波長多重光に含まれる前記複数の主光信
号の各々の光パワーを監視し、その結果を受信レベル監
視信号として出力する第2のレベル監視部と、前記第2
の受信波長多重光に含まれる前記監視光信号を受信し、
前記監視光信号に含まれる第2の送信レベル監視信号に
基づき生成された第2の制御信号を出力する第2の監視
光信号受信部とを備え、前記第1の制御信号に基づき、
パワーを調整された前記第1の複数の光/光変換器の出
力光信号と、前記受信レベル監視信号を含む変調信号に
より変調を施された前記監視光信号が、前記第1の送信
波長多重光として第1の光送信端子から出力され、前記
第2の制御信号に基づき、パワーを調整された前記第2
の複数の光/光変換器の出力光信号と、前記受信レベル
監視信号を含む変調信号により変調を施された前記監視
光信号が、前記第2の送信波長多重光として第1の光送
信端子から出力される。
【0014】また、本発明の第2の構成の光伝送システ
ムは、複数の光伝送装置が光伝送路で接続された光伝送
システムであって、前記複数の光伝送装置の各々は、上
記他の構成の光伝送装置を備えている。
【0015】本発明の第3の構成の光伝送システムは、
複数の光伝送装置が光伝送路で環状に接続された光伝送
システムであって、前記複数の光伝送装置の各々は、上
記他の構成の光伝送装置を備え、該光伝送装置は、さら
に、前記第1及び第2の複数の光スイッチの第2の入力
端子及び第2の出力端子が、出力端子及び入力端子にそ
れぞれ接続された光マトリクススイッチを備えている。
【0016】本発明の光伝送方法は、光送信器と光受信
器の間で伝送される波長多重光を構成する各波長光のパ
ワーを制御する光伝送方法であって、前記光受信器に到
来した受信波長多重光を構成する各波長光のパワーを監
視する受信パワー監視工程と、該受信パワー監視工程で
の監視結果を、監視光信号に格納して前記光送信器に向
けて送出する監視結果送出工程と、前記監視光信号から
抽出した前記監視結果に基づき、前記光送信器から送出
される送信波長多重光を構成する各波長光のパワーを制
御する制御工程とを含んでいる。
【0017】さらに、前記送信波長多重光のパワーを各
波長毎に監視し、その結果を前記監視結果と比較する送
信パワー監視工程を含んでいてもよい。
【0018】上述したように、本発明の光伝送装置及び
方法並びに光伝送システムでは、受信した波長多重光を
構成する各主光信号のパワーを監視し、その結果を監視
光信号に搭載して他の光伝送装置へ送出している。さら
に、この他の光伝送装置から受信した監視光信号に基づ
き、送出する波長多重光の各主信号のパワーレベルを設
定している。このようなの構成を採用したことにより、
受信側での受信パワーが所定のレベルとなるように送信
波長多重光の各主光信号のレベルを設定することが可能
となり、受信端での良好な受信特性の確保が期待でき
る。
【0019】
【発明の実施の形態】本発明の光伝送装置及び光伝送シ
ステムの構成及びその動作を図1乃至図9を用いて説明
する。
【0020】図1は本発明の原理的な構成を示したもの
である。図1に示す本発明の光伝送システムは、WDM
光送受信装置1、2が光伝送路14、15を介して接続
された構成を有している。
【0021】WDM光送受信装置1、2は、WDM光送
信器3及びWDM光受信器4で構成される。ここで、W
DM光送信器3は、レベル監視光信号送信部8と光波長
多重部9を有している。また、WDM光受信器4は、光
波長分離部10とWDM光受信部11とレベル監視光信
号受信部12とレベル監視処理部13を有している。
【0022】WDM光送信器3からは、複数の互いに異
なる波長を有する光信号が、波長分割多重されて出力さ
れる。出力された波長多重光信号は、光伝送路14を伝
搬し、WDM光送受信装置2のWDM光受信器5に入力
される。WDM光受信器5へ入力された波長多重光信号
は、まず、光波長分離部16で各波長成分に分離され
る。分離された各波長光のパワーレベルはレベル監視処
理部19でモニタされる。検出された光パワーレベル
は、基準レベルと比較され、両者の差が誤差信号とし
て、レベル監視部19から出力される。なお、この誤差
信号は、後の処理の便宜のため、A/D変換を施してか
ら出力される。
【0023】出力された誤差信号は、WDM光送信器6
のレベル監視光信号送信部21へ入力される。監視信号
送信部21では、ディジタル誤差信号を基にフレームを
構成する。このフレーム構成の信号で、WDM主光信号
波長(λ1〜λn)とは異なる波長(λsv)の光を変調
し、監視用の光信号を生成する。光波長多重部22で
は、WDM光送信部からの主信号と前記レベル監視光信
号送信部21からの監視用光信号を波長多重して光伝送
路15に送出する。
【0024】光伝送路15を伝搬した波長多重光は、W
DM光送受信装置1のWDM光受信器4へ入力される。
WDM光受信器4の光波長分離部10では、入力された
波長多重光を、各WDM主信号(λ1〜λn)及び監視用
光信号(λsv)に分離する。監視用光信号は、レベル監
視光信号受信部12で受信され、誤差信号が抽出され
る。この誤差信号は、WDM光送信器3内のWDM光送
信部7へ入力され、誤差が解消されるように各波長の出
力光のレベルを調整する。なお、この制御は定期的に行
う。以上はWDM光送受信装置1からWDM光送受信装
置2への光伝送についての光パワー調整を行う場合につ
き説明したが、逆方向の伝送に関しても同様のプロセス
で調整する。このような調整を施すことにより、各WD
M光送信器や線形中継器毎に、高精度のパワーレベル均
一化制御を施さなくても、WDM光受信器では各波長の
入力パワーレベルが均一に保たれ、良好な受信特性が得
られる。
【0025】図2に、本発明のより具体的な構成を示
す。図2では、図1と同様、point−to−poi
nt伝送を行うWDM光伝送系を想定している。
【0026】図2に示す光伝送系は、同じ機能を有する
2つの光伝送装置、すなわち、WDM光送受信装置23
及び24が、光伝送路42〜47と線形光中継器48〜
51を介して相互接続された構成を有している。このよ
うに接続されたWDM光送受信装置23及び24は双方
向伝送を行っている。
【0027】ここで、WDM光送受信装置23は、WD
M光送信器25、WDM光受信器26、レベル処理部4
1から構成される。さらに、WDM光送信器25は、W
DM光送信部29、レベル監視光信号送信部30、光波
長多重部32、光直接増幅部33、光分岐器31−1〜
31−n、及びレベル監視部34を有している。
【0028】ここで、WDM光送信部29は、互いにこ
となる波長を有する信号光から成るWDM主光信号を生
成する。レベル監視光信号送信部30は、WDM主光信
号のパワーレベルに関する情報を伝送するために用いる
レベル監視光信号を生成する。なお、レベル監視光信号
の波長としては、WDM主光信号の波長とは異なるもの
を選択する。光波長多重部32は、WDM光送信部29
及びレベル監視光信号送信部30からの信号光を光波長
多重する。光直接増幅部33は、光波長多重部32から
のWDM信号光を増幅する。光分岐器31−1〜31−
nは、WDM光送信部29からの出力光の各々を、パワ
ーレベル監視用に一部分岐する。レベル監視部34は、
光分岐器31−1〜31−nで分岐された光の各々のパ
ワーを検出する。
【0029】また、WDM光受信器26は、光直接増幅
部35、光波長分離部36、WDM光受信部38、レベ
ル監視光信号受信部39、レベル監視部40を有してい
る。
【0030】光直接増幅部35は、対向するWDM光送
受信装置24から伝送されたWDM信号光を増幅する。
光波長分離部36は、光直接増幅部35からのWDM信
号光を各波長毎に分離する。WDM光受信部38は、光
波長分離部36から出力されたWDM主光信号の各々を
受信する。レベル監視光信号受信部39は、光波長分離
部36から出力されたレベル監視光信号を受信する。光
分岐器37−1〜37−nは、光波長分離部36からの
WDM主光信号の各々を、パワーレベル監視用に一部分
岐する。レベル監視部40は、光分岐器37−1〜37
−nで分岐された光のパワーレベルを検出する。レベル
処理部41には、レベル監視部34から自装置のWDM
主信号送信レベルの情報が、また、レベル監視光信号受
信部39からは対向装置から受信したWDM主信号のパ
ワーレベルの情報が各々入力される。レベル処理部41
では、これらの入力情報に基づき、受信側のWDM主信
号を構成する各波長光のパワーレベルを均一化するため
の制御信号を生成し、WDM光送信部29に供給する。
【0031】図2において、WDM光送受信装置23か
ら出力されたWDM信号光は、光伝送路42〜44、線
形光中継器48、49を経由して、対向するWDM光送
受信装置24のWDM光受信器27へ入力される。WD
M光受信器27に入力されたWDM信号光は、光直接増
幅部52で増幅された後、光波長分離部53で各波長光
に分離される。分離された各波長の信号光は、光分岐器
54−1〜54−nによって分岐され、一方はWDM光
受信部55へ、他方はレベル監視光信号受信部57へ入
力される。
【0032】図3に、レベル監視光信号受信部57の構
成を示す。図3において、各波長のモニタ信号光は、光
検出器301−1〜301−nで電流信号に変換され
る。これら電流信号は、電流電圧変換部65−1〜65
−nで電圧信号に変換された後、AD変換部66−1〜
66−nでアナログ信号からディジタル信号に変換され
る。AD変換部66−1〜66−nから出力されたディ
ジタル信号である受信レベル監視情報は、レベル比較部
68で基準レベル発生部67から供給される制御目標と
比較され、両者の差であるレベル誤差データを算出す
る。このレベル誤差データは、データフレームに格納さ
れて、WDM光送信器28のレベル監視光信号送信部5
9へ送出される。レベル比較部68からは、この他、上
記受信レベル監視情報がそのまま出力され、これもデー
タフレームに格納される。
【0033】図4に、図3の前記レベル比較部67から
出力されるデータフレームの構成を示す。受信された各
波長の受信レベル監視情報および誤差情報は、ディジタ
ルデータとして(図4では2バイトデータ)1フレーム
内に挿入される。図2において、レベル監視光信号送信
部59ではレベル監視光信号受信部57から受信したレ
ベル監視情報を入力し、WDM主光信号波長とは異なる
波長のレベル監視光信号が生成される。光波長多重部6
1ではWDM光送信部58からのWDM主光信号と前記
レベル監視光信号送信部59からのレベル監視光信号を
波長多重し、光直接増幅部62へ出力する。光直接増幅
部62は入力されたWDM信号光を増幅し、光伝送路4
5〜47、線形中継器50〜51を介して対向側のWD
M光送受信装置23へ出力する。
【0034】WDM光送受信装置23のWDM光受信器
26は、光伝送路47から入力されたWDM信号光を受
信し、光直接増幅部35にて増幅後、光波長分離部36
でWDM主信号を構成する各波長光及びレベル監視光信
号に分離する。このうちレベル監視光信号は、レベル監
視光信号受信部39にて受信される。レベル監視光信号
受信部39では、レベル監視情報が抽出され、レベル処
理部41へ出力される。
【0035】一方、WDM光送信器25のWDM光送信
部29から出力されるWDM主光信号は、光分岐器31
−1〜31−nでその一部が分岐され、レベル監視部3
4に分岐光が供給される。レベル監視部34では、各波
長の出力信号光パワーレベルを監視し、その結果をレベ
ル監視情報としてレベル処理部41へ出力する。
【0036】レベル処理部41には、各波長の送信光パ
ワーレベルと、図4に示したような、対向側での各波長
の受信レベル監視情報及び対向側での基準受光レベルと
の誤差情報が入力される。このうち、受信側基準受光レ
ベルとの誤差情報に基づき、受信側での誤差信号が、”
誤差=0”に対応するものとなるように定期的に(連続
的にではなく)前記WDM光送信部29のWDM主光信
号パワーレベルの調節を行う。また、各波長の送信光パ
ワーレベルと対向側での各波長の受信レベル監視情報の
比を求めることにより、WDM光送信部29からWDM
光受信部55までのトータルゲインを知ることができ
る。WDM送受信装置23から24に至る伝送系に挿入
された光コンポーネント(光直接増幅部、光波長多重
部、光多重分離部等)の波長特性が経年劣化した場合、
トータルゲインの変動となって現れる。従って、トータ
ルゲインを監視することにより、光コンポーネントの劣
化が検出できる。この検出結果を用いれば、光伝送系が
完全に断となる前に、劣化した光コンポーネントの交換
する等の対策を施すことが可能となるため、伝送系の保
守を行う上でも有効である。
【0037】図5に、本実施例の動作を説明するための
レベルダイヤを示す。図5の上半分は、本実施例のパワ
ーレベルの制御を施さない従来技術による伝送を行った
場合、図5の下半分は、本実施例による制御を施した場
合である。図5においては、WDM主光信号を構成する
波長光の数を4と仮定している。
【0038】図5の上半分に示すように、従来技術にお
いては、通常各波長光のパワーレベルを、WDM光送信
部29から送出される際に、全て等しく、例えば0dB
m均一に設定される。この状態で出力されたWDM主光
信号は、光直接増幅部33、光伝送路42〜44、線形
光中継器48〜49を経由すると波長に対するパワーレ
ベル偏差が生じ、光波長分離部53の出力では、各波長
とも所望の基準レベルからのずれが大きくなる。
【0039】これに対し、本実施例では、受信側のWD
M光受信部55の入力端における各波長光のパワーレベ
ルを、レベル監視光信号に搭載して送信側にフィードバ
ックしている。この情報に基づき、送信側では送信する
WDM主光信号の各波長のパワーレベルを適宜調整し、
受信端で均一となるようにしている。この状態は図5の
下部のレベルダイヤが示している。このようにして、送
信側光源の経年劣化、線形光中継器の波長特性等による
受信端での入力パワーレベル変動を吸収し、受信パワー
レベルを均一化することが可能となる。
【0040】なお、上記の本実施例では、2つのWDM
光送受信装置23、24を2系統の光伝送路で接続する
構成につき説明した。しかし、光伝送路の構成はこれに
限られるものではなく、例えば図6に示すように1系統
の光伝送路で接続した構成を採用してもよい。この構成
では、2方向の光信号を光伝送路とWDM光送受信装置
の間に設けた光サーキュレータ601、602を使って
合流、分岐している。このような構成を用いることによ
り、光伝送路を半減することができ、低コスト化、高信
頼化を目指すに際し、より好ましい結果をもたらすこと
が期待できる。また、WDM光送信器から送出される光
信号の個数も複数個に限られず、1つであってもかまわ
ない。この場合は、WDM送信部に代えて単波長光源を
用いればよい。
【0041】次に、本発明の第2の実施例につき説明す
る。図7に、第2の実施例による光ADM装置の構成
を、また図8に本ADM装置を用いて構成した光ADM
機能付きpoint−to−pointのWDM伝送シ
ステムを示す。
【0042】図7の光ADM装置は、同様の機能を有す
る2つの光ADM部70、71と、レベル調整部98、
99から構成される。
【0043】ここで、光ADM部70は、光直接増幅部
72、光波長分離部73、OE/EO部75、レベル監
視光信号受信部79、2X2光スイッチ78−1〜78
−n、OE/EO部79、光波長多重部82、光直接増
幅部83、光分岐器74−1〜74−n、レベル監視部
77、光分岐器81−1〜81−n、レベル監視部84
から構成される。
【0044】光直接増幅部72は、入力されるWDM信
号光を増幅する。光波長分離部73は、光直接増幅部7
2から出力されるWDM信号光を各波長光に分離する。
OE/EO部75は、光波長分離部73からのWDM主
光信号を一旦光/電気変換し、引き続き電気/光変換す
る。レベル監視光信号受信部79は、光波長分離部73
から出力されるレベル監視光信号を受信する。2X2光
スイッチ78−1〜78−nは、OE/EO部75から
出力されるWDM主光信号を、外部から入力される制御
信号に基づきドロップし、別の光信号を挿入する。OE
/EO部79は、2X2光スイッチ78−1〜78−n
から出力されるWDM主光信号の各波長光を、光/電気
変換し、引き続き電気/光変換する。光波長多重部82
は、OE/EO部79からのWDM主光信号およびレベ
ル監視光信号送信部80からのレベル監視光信号を波長
多重する。光直接増幅部83は、光波長多重部82から
のWDM信号光を増幅する。光分岐器74−1〜74−
nは、光波長分離部73からのWDM主光信号の一部を
パワーレベルの監視用に分岐する。レベル監視部77
は、光分岐器74−1〜74−nから出力されるモニタ
光より各波長の受信レベルを検出する。光分岐器81−
1〜81−nは、OE/EO部79から出力されるWD
M主光信号をパワーレベルの監視用に一部分岐する。レ
ベル監視部84は、光分岐器81−1〜81−nから出
力されるモニタ光より各波長の受信レベルを検出する。
【0045】また、レベル処理部98は、光ADM部7
0のレベル監視光信号受信部76から供給される対向側
でのWDM主光信号の受信パワーレベルと基準レベルと
の誤差情報に基づき、光ADM部71のOE/EO部9
2の各波長の出力パワーレベルの調整を行う。また、光
ADM部71のレベル監視部97から供給される送信光
パワーレベルと、レベル監視光信号受信部76から供給
される対向側での受信パワーレベルから、対向側との送
受信間トータルゲインがわかり、その間に含まれる光コ
ンポーネントの経年劣化の検出に用いることができる。
【0046】同様に、レベル処理部99は、光ADM部
71のレベル監視光信号受信部89から供給される対向
側でのWDM主光信号の受信パワーレベルと基準レベル
との誤差情報に基づき、光ADM部70のOE/EO部
79の各波長の出力レベルの調整を行う。また、光AD
M部70のレベル監視部84から供給される送信光パワ
ーレベルと、レベル監視光信号受信部89から供給され
る対向側での受信パワーレベルから、対向側との送受信
間トータルゲインがわかり、その間に含まれる光コンポ
ーネントの経年劣化の検出に用いることができる。
【0047】以上の光ADM装置は、図8のWDM光伝
送システムを構成する光ADM装置108〜110とし
て用いられる。これらの光ADM装置は、図8に示すよ
うに、WDM端局装置100とWDM端局装置101の
間で光伝送路102〜107を介して相互に接続され、
WDM光信号を双方向に伝送する。本実施例でも、第1
の実施例と同様に、パワーレベルの受信端での均一化制
御が行われる。本実施例では、この制御は隣接する光A
DM装置相互の間で行われる。例えば、図8の2つの光
ADM装置108、109を例にとると、以下のように
なる。すなわち、光ADM装置108から送出されたW
DM信号光は光ADM装置109に入力され、光波長分
離部73で波長毎に分離される。このうち、レベル監視
光信号に格納されたレベルデータ(光ADM装置108
における、WDM光信号の受信パワーレベル)は、レベ
ル処理部98に送られ、OE/EO部92の出力光パワ
ーの制御に用いられる。この際、光ADM装置108で
の各波長光の受信パワーレベルが均一になるように制御
が施される。一方、光ADM装置108から光ADM装
置109が受信したWDM光信号の各波長のパワーレベ
ルは、レベル監視部77で検出され、レベル監視光信号
送信部93で、監視光信号に格納されて、光ADM装置
108に送られ、光ADM装置において、WDM主光信
号のパワーレベルの制御に用いられる。
【0048】このように、本実施例においても、WDM
伝送系におけるWDM主光信号のパワーレベルを、各受
信端で均一化することが可能となっている。
【0049】次に、本発明の第3の実施例につき説明す
る。図9に、本実施例によるWDM光ADMリングシス
テムの構成を示す。本実施例では、図7に示す光ADM
部70、71と同様の機能を有する光ADM部118、
119と、図7のレベル処理部98、99と同様の機能
を有するレベル処理部120、121と、光ADM部1
18、119の分離/挿入信号光を任意に切り替える光
マトリックススイッチ122で構成される光ADMノー
ドが伝送路127〜138を介して他の光ADMノード
123〜126とリング状に相互に接続され、WDM光
信号を双方向に伝送している。本実施例でも、第2の実
施例と同様に、隣接する2つの光ADMノードの間で、
WDM光信号のパワーレベルを互いに制御することによ
り、各々の受信端での各波長のパワーレベルを均一化す
ることが可能となっている。
【0050】
【発明の効果】以上説明したように、本発明では、受信
側で各波長の信号光パワーレベルを監視し、その情報を
逆方向の伝送路を介して、送信側に伝達し、その情報を
基に送信側では送出する光出力パワーレベルを補正して
おり、このような構成を採用したことにより受信側に到
来するWDM光信号の各波長のパワーレベルを均一に保
つことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による光伝送システムの原理的な構成
を表す図である。
【図2】 本発明の第1の実施例による光伝送システム
の構成を表す図である。
【図3】 図2の光伝送システムで用いるレベル監視光
信号受信部の構成を表す図である。
【図4】 図2の光伝送システムで用いる受信パワーレ
ベルに関するデータを格納するデータフレームの構成を
表す図である。
【図5】 光伝送システムのレベルダイヤを表す図であ
る。
【図6】 本発明の第1の実施例による光伝送システム
の他の構成を表す図である。
【図7】 本発明の第2の実施例による光ADM装置の
構成を表す図である。
【図8】 本発明の第2の実施例による光伝送システム
の構成を表す図である。
【図9】 本発明の第3の実施例による光伝送システム
の構成を表す図である。
【符号の説明】
1、2、23、24:WDM光送受信装置 3、6、25、28:WDM光送信器 4、5、26、27:WDM光受信器 7、20、29、58:WDM光送信部 8、21、30、59:レベル監視光信号送信部 9、22、32、61:光波長多重部 10、16、36、53:光波長分離部 11、17、38、55:WDM光受信部 12、18、39、56:レベル監視光信号受信部 13、19:レベル監視処理部 14、15、42、43、44、45、46、47:光
伝送路 31−1〜n、37−1〜n、54−1〜n、60−1
〜n:光分岐器 33、35、48、49、50、51、52、62:光
直接増幅部 34、40、57、63:レベル監視部 41、64:レベル処理部 65−1〜n:電流電圧変換部 66−1〜n:AD変換部 67:基準レベル発生部 68:レベル比較部 301−1〜n:光検出器 70、71:光ADM部 98、99:レベル調整部 72、83:光直接増幅部 73:光波長分離部 75:OE/EO部 79:レベル監視光信号受信部 78−1〜n:2X2光スイッチ 79:OE/EO部 82:光波長多重部 74−1〜n、81−1〜n:光分岐器 77:レベル監視部 84:レベル監視部 108〜110:光ADM装置 100、101:WDM端局装置 102〜107:光伝送路 118、119:光ADM部 120、121:レベル処理部 122:光マトリックススイッチ 127〜138:光伝送路 117、123〜126:光ADMノード 601、602:光サーキュレータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04L 12/42 Fターム(参考) 5K002 AA05 BA02 BA05 BA06 CA08 CA09 DA02 DA04 DA11 DA42 EA05 FA01 5K031 AA06 AA07 CA15 CC04 DA02 DA19 EA11 EA12 5K042 AA08 BA02 CA10 CA13 CA16 DA16 EA02 FA21 GA01 JA01 LA13 LA14 MA01 NA04

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに異なる波長を有する少なくとも1
    つの主光信号と監視光信号を含む波長多重光を送受信す
    る光伝送装置であって、 前記光伝送装置は、 光受信端子を介して入力される受信波長多重光に含まれ
    る前記少なくとも1つの主光信号の各々の光パワーを監
    視し、その結果を受信レベル監視信号として出力するレ
    ベル監視部と、 前記受信波長多重光に含まれる前記監視光信号を受信
    し、前記監視光信号に含まれる送信レベル監視信号に基
    づき生成された制御信号を出力する監視光信号受信部
    と、 前記制御信号に基づき各々の光パワーが調整された前記
    少なくとも1つの主光信号、及び前記受信レベル監視信
    号を含む変調信号により変調を施された前記監視光信
    号、を含む送信波長多重光を光送信端子から出力する波
    長多重光源とを備えていることを特徴とする光伝送装
    置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の光伝送装置であって、 前記監視光信号受信部は、さらに前記送信波長多重光に
    含まれる前記少なくとも1つの主光信号の各々の光パワ
    ーを監視し、該光パワーと前記送信レベル監視信号とを
    比較することを特徴とする光伝送装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の光伝送装置であって、 前記変調信号は、データフレームからなり、該データフ
    レームを構成する各タイムスロットに、前記受信レベル
    監視信号が前記少なくとも1つの主光信号毎に格納され
    ることを特徴とする光伝送装置。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の光伝送装置であって、 前記レベル監視部は、前記受信波長多重光を各波長成分
    に分離する光分波器を備えていることを特徴とする光伝
    送装置。
  5. 【請求項5】 第1及び第2の光伝送装置が光伝送路で
    接続された光伝送システムであって、 前記第1及び第2の光伝送装置の各々は、請求項1乃至
    請求項4のいずれかの請求項に記載された光伝送装置を
    備えていることを特徴とする光伝送システム。
  6. 【請求項6】 請求項5記載の光伝送システムであっ
    て、 前記光伝送路は、両端に第1及び第2の光サーキュレー
    タの第1の入出力端子が各々接続された単一の光ファイ
    バ伝送路であって、 前記第1の光伝送装置の前記光送信端子及び前記光受信
    端子が、それぞれ前記第1の光サーキュレータの第2及
    び第3の入出力端子に接続され、 前記第2の光伝送装置の前記光送信端子及び前記光受信
    端子が、それぞれ前記第2の光サーキュレータの第2及
    び第3の入出力端子に接続されていることを特徴とする
    光伝送システム。
  7. 【請求項7】 互いに異なる波長を有する複数の主光信
    号と監視光信号を各々含む第1及び第2の送信波長多重
    光を送信し、互いに異なる波長を有する複数の主光信号
    と監視光信号を含む第1及び第2の受信波長多重光を受
    信する光伝送装置であって、 前記光伝送装置は、 前記第1の受信波長多重光を第1の複数の主光信号及び
    第1の監視光信号に分波する第1の光分波器と、 少なくとも2つの入力端子及び少なくとも2つの出力端
    子を備え、前記第1の複数の主光信号の各々が第1の入
    力端子に入力される第1の複数の光スイッチと、 該第1の複数の光スイッチの第1の出力端子の出力光を
    電気信号に変換し、互いに異なる波長を有する光信号に
    変換する第1の複数の光/光変換器と、 第1の光受信端子を介して入力される前記第1の受信波
    長多重光に含まれる前記複数の主光信号の各々の光パワ
    ーを監視し、その結果を受信レベル監視信号として出力
    する第1のレベル監視部と、 前記第1の受信波長多重光に含まれる前記監視光信号を
    受信し、前記監視光信号に含まれる第1の送信レベル監
    視信号に基づき生成された第1の制御信号を出力する第
    1の監視光信号受信部と、 前記第2の受信波長多重光を第2の複数の主光信号及び
    第2の監視光信号に分波する第2の光分波器と、 少なくとも2つの入力端子及び少なくとも2つの出力端
    子を備え、前記第2の複数の主光信号の各々が第1の入
    力端子に入力される第2の複数の光スイッチと、 該第2の複数の光スイッチの第1の出力端子の出力光を
    電気信号に変換し、互いに異なる波長を有する光信号に
    変換する第2の複数の光/光変換器と、 第2の光受信端子を介して入力される前記第2の受信波
    長多重光に含まれる前記複数の主光信号の各々の光パワ
    ーを監視し、その結果を受信レベル監視信号として出力
    する第2のレベル監視部と、 前記第2の受信波長多重光に含まれる前記監視光信号を
    受信し、前記監視光信号に含まれる第2の送信レベル監
    視信号に基づき生成された第2の制御信号を出力する第
    2の監視光信号受信部と、 を備え、 前記第1の制御信号に基づき、パワーを調整された前記
    第1の複数の光/光変換器の出力光信号と、前記受信レ
    ベル監視信号を含む変調信号により変調を施された前記
    監視光信号が、前記第1の送信波長多重光として第1の
    光送信端子から出力され、 前記第2の制御信号に基づき、パワーを調整された前記
    第2の複数の光/光変換器の出力光信号と、前記受信レ
    ベル監視信号を含む変調信号により変調を施された前記
    監視光信号が、前記第2の送信波長多重光として第1の
    光送信端子から出力されることを特徴とする光伝送装
    置。
  8. 【請求項8】 複数の光伝送装置が光伝送路で接続され
    た光伝送システムであって、 前記複数の光伝送装置の各々は、請求項7記載の光伝送
    装置を備えていることを特徴とする光伝送システム。
  9. 【請求項9】 複数の光伝送装置が光伝送路で環状に接
    続された光伝送システムであって、 前記複数の光伝送装置の各々は、請求項7記載の光伝送
    装置を備え、 該光伝送装置は、さらに、 前記第1及び第2の複数の光スイッチの第2の入力端子
    及び第2の出力端子が、出力端子及び入力端子にそれぞ
    れ接続された光マトリクススイッチを備えていることを
    特徴とする光伝送システム。
  10. 【請求項10】 光送信器と光受信器の間で伝送される
    波長多重光を構成する各波長光のパワーを制御する光伝
    送方法であって、 前記光伝送方法は、 前記光受信器に到来した受信波長多重光を構成する各波
    長光のパワーを監視する受信パワー監視工程と、 該受信パワー監視工程での監視結果を、監視光信号に格
    納して前記光送信器に向けて送出する監視結果送出工程
    と、 前記監視光信号から抽出した前記監視結果に基づき、前
    記光送信器から送出される送信波長多重光を構成する各
    波長光のパワーを制御する制御工程とを含むことを特徴
    とする光伝送方法。
  11. 【請求項11】 請求項10記載の光伝送方法であっ
    て、 前記光伝送方法は、さらに、 前記送信波長多重光のパワーを各波長毎に監視し、その
    結果を前記監視結果と比較する送信パワー監視工程を含
    むことを特徴とする光伝送方法。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7489662B2 (en) 2003-03-12 2009-02-10 Nec Corporation Wireless terminal device
JP2009253426A (ja) * 2008-04-02 2009-10-29 Nec Corp 中継装置及びその光信号レベル補正方法
JP2011217412A (ja) * 2006-02-17 2011-10-27 Standard Microsystems Corp 電力消費を低下させ、製造コストを低下させ、送信効率を増大させるために、二つの給電ピンと一つのステータスピンとを用いた光受信器を有する送信ネットワーク
US9300426B2 (en) 2013-03-26 2016-03-29 Fujitsu Limited Transmission apparatus, transmission system, and method of controlling average optical input power

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