JP2000332459A - ジャンクションブロック、及び該ジャンクションブロックに対する電装品の装着方法 - Google Patents
ジャンクションブロック、及び該ジャンクションブロックに対する電装品の装着方法Info
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Abstract
電装品の不完全装着をも検知することのできるジャンク
ションブロックを提供する。 【解決手段】ブロック本体2の表面に形成された各ハウ
ジング3a,3bには、コネクタ21,22が装着可能
になっている。各ハウジング3a,3bの両側面には、
突起7a,7bがそれぞれ突設されている。そして、こ
れら各突起7a,7bには検知部材11が取り付けら
れ、同検知部材11は矢印M1,M2方向に往復動可能
となっている。また、ハウジング3aの両側にはバネ収
容部4が形成され、その内部には圧縮コイルバネ5が収
容されている。このバネ5は、一端がバネ収容部4の内
壁面に当接し、他端が検知部材11の一部に当接してい
る。このため、検知部材11は、バネ5によって矢印M
2方向に常時付勢され、これによりハウジング3aへの
コネクタ21の装着が可能な位置に固定されている。
Description
載されるジャンクションブロックに係り、詳しくは、電
装品をジャンクションブロックに装着する際に、電装品
が不完全装着状態となることを防止するための検知部材
を備えたジャンクションブロックに関するものである。
装品は、専用のジャンクションブロックに収容された状
態で車両内に搭載される。
に設けられた装着部に装着されることにより、ジャンク
ションブロック内に敷設されたバスバー等と電気的に接
続される。電装品を装着部に装着させる際には、同電装
品に対して所定の押圧力を付与する必要がある。しかし
ながら、電装品に対する押圧力が不足していると、電装
品が不完全な状態で装着されてしまう場合がある。こう
した不完全装着時には、電装品と装着部との電気的な接
続状態も不安定となってしまい、ひいては接続不良を生
じるおそれがある。このため、作業者は、電装品の装着
状態を確認する必要がある。ところが、電装品が完全に
装着されているか否かの判別は一般に困難である。
に示すように、ジャンクションブロック51のブロック
本体52の表面にリテーナ53を別途設けている。そし
て、このリテーナ53によって電装品としてのコネクタ
54aの不完全装着を検知できるようにしている。
体52の表面52aには、ガイド孔55が透設されてい
る。このガイド孔55は、該表面52aに隣接して形成
された両装着部56a,56b間に透設されている。リ
テーナ53の下面には、スライド部57が突設されてい
る。このスライド部57はガイド孔55に挿着される。
そして、図10にて矢印M1,M2で示すように、リテ
ーナ53は、ガイド孔55の延びる方向に沿って移動可
能となる。
56a内に完全に装着されていないと、リテーナ53を
矢印M1方向に移動させた際に、上板58にコネクタ5
4aの上縁が引っかかる。したがって、リテーナ53を
矢印M1方向に移動できなくなり、次工程で他方のコネ
クタ54bを装着部56b内に装着することができな
い。これにより、コネクタ54aの不完全装着を検知す
ることができる。
クションブロック51では、コネクタ54aの不完全装
着を検知することができるものの、コネクタ54bにつ
いては不完全装着を検知することができない。このた
め、コネクタ54bが完全に装着されているか否かの判
別は困難である。
であり、その目的は、特定の電装品の不完全装着の検知
に加え、他の電装品の不完全装着をも検知することので
きるジャンクションブロック、及び該ジャンクションブ
ロックに対する電装品の装着方法を提供することにあ
る。
めに、請求項1に記載の発明では、電装品を装着可能な
複数の装着部と、装着部形成面に沿って移動可能に設け
られ前記電装品の不完全装着を検知する検知部材とを備
え、特定の電装品が完全に装着されていないときには、
前記検知部材によって他の電装品の装着が阻害されるよ
うにしたジャンクションブロックにおいて、前記装着部
の近辺には、前記他の電装品の装着を阻害する位置に前
記検知部材の位置を維持すべく、その検知部材を常時付
勢する弾性部材が設けられていることを要旨とする。
載のジャンクションブロックにおいて、前記弾性部材
は、前記装着部における前記検知部材の取り付け箇所に
設けられたコイルバネであることを要旨とする。
は請求項2に記載のジャンクションブロックに対する電
装品の装着方法であって、前記特定の電装品を対応する
前記装着部に装着した後、前記他の電装品の装着が可能
な位置に前記検知部材を移動させ、その状態で該他の電
装品を対応する前記装着部に装着することを要旨とす
る。
る。請求項1〜3に記載の発明によると、特定の電装品
が、対応する装着部に完全に装着されていなければ、検
知部材によって他の電装品の装着が阻害される。このた
め、特定の電装品の不完全装着を確実に検知することが
できる。
時付勢され、これにより他の電装品の装着を阻害する位
置に維持されている。このため、他の電装品を装着可能
な位置まで検知部材を移動させ、その状態で他の電装品
を対応する装着部に装着した後には、検知部材が元の位
置に戻ろうとする。このとき、他の電装品が対応する装
着部に完全に装着していれば検知部材は元の位置に戻
り、不完全装着であれば検知部材は他の電装品に引っか
かって元の位置に戻らない。したがって、検知部材が元
の位置に戻っているか否かによって他の電装品の不完全
装着をも確実に検知することができる。
として、装着部における検知部材の取り付け箇所に設け
られたコイルバネを用いている。このため、簡単な構成
で検知部材に付勢力を付与することができる。
具体化した第1実施形態を図1〜図5に基づき詳細に説
明する。なお、本実施形態においては、ジャンクション
ブロックを、車両に搭載されるコネクタブロックに具体
化している。
クとしてのコネクタブロック1は、合成樹脂からなるブ
ロック本体2を備えている。ブロック本体2の表面2a
には、装着部としての4つのコネクタハウジング(以
下、単に「ハウジング」という)3a〜3dが形成され
ている。したがって、ブロック本体2の表面2aが装着
部形成面となっている。各ハウジング3a〜3dは、そ
れぞれ有底無蓋の箱状に形成されている。また、ブロッ
ク本体2の内部には、種々のパターンをなすバスバー
(図示略)が敷設されており、その一部が端子としてハ
ウジング3a〜3dの底面から上方に突出している。
応する電装品が装着されるようになっている。例えば図
3〜図5に示すように、ハウジング3aには電装品とし
てのコネクタ21が装着され、ハウジング3bにはコネ
クタ22が装着される。そして、各コネクタ21,22
に取り付けられた電線23,24の端子(図示略)とバ
スバーとが嵌合して、両者が電気的に接続される。
1,22には、それぞれ図示しない係合部が形成されて
いる。このため、各コネクタ21,22が各ハウジング
3a,3bに完全に装着されたときには、それら係合部
同士が係合する。そして、各コネクタ21,22は、各
ハウジング3a,3bに抜け出し不能に保持される。な
お、各係合部同士を係合させるために必要な押圧力は、
各電線23,24の端子をバスバーに完全に嵌合させる
際に必要な押圧力よりも大きくなるように設定されてい
る。すなわち、各係合部同士を係合させた際には、自ず
と各電線23,24の端子とバスバーとが完全に嵌合す
るようになっている。
3aの両側には、一対のバネ収容部4が形成されてい
る。各バネ収容部4内には、それぞれ弾性部材としての
圧縮コイルバネ(以下、単に「バネ」という)5が収容
されている。このバネ5は、一端がバネ収容部4の内壁
面に当接し、他端が後記する検知部材11に当接した状
態で収容されている。
ガイド壁6が、表面2aから上方に向かって突設されて
いる。各ハウジング3a,3bの両側面には、突起7
a,7bがそれぞれ突設されている。
知部材11が取り付けられている。検知部材11は、図
2に示すように、上板12と、その上板12の両側縁か
ら下方に延びる一対の被保持片13,14とから構成さ
れている。上板12の上面には、把持部12aが、両側
縁に延びる状態で突設されている。各被保持片13,1
4は、それぞれ基部15と、その基部15の両側に延設
された係合片16,17とから構成されている。各係合
片16の先端には、前記バネ5と当接可能な凹所16a
が設けられている。また、各係合片16,17には、各
係合片16,17間を結ぶ方向に延びる長孔状のガイド
孔18a,18bが透設されている。
間に各係合片17が配置され、かつ各ガイド孔18a,
18bに前記各突起7a,7bが係合された状態でブロ
ック本体2に取り付けられている。すなわち、検知部材
11は、各突起7a,7bに係合することによって保持
されている。
ているため、各突起7a,7bは、各ガイド孔18a,
18bの長手方向に相対的に移動可能となっている。す
なわち、検知部材11は、図3に矢印M1,M2で示す
方向に、所定範囲内だけ往復動可能となっている。
に保持されると、前記バネ5によって矢印M2方向に常
時付勢される。このため、検知部材11は、図3に示す
ように、ハウジング3aへのコネクタ21の装着が可能
な位置に固定されている。
グ3a,3bに装着する手順について説明する。まず、
図3に示すように、コネクタ21をハウジング3aに装
着する。
11に対して矢印M1方向の押圧力を付与する。このと
き、コネクタ21がハウジング3aに完全に装着されて
いれば、図4に示すように、バネ5を圧縮しながら検知
部材11は矢印M1方向に移動し、上板12の下面がコ
ネクタ21の上面にほぼ接した状態となる。
ング3bに装着した後、把持部12aを放して検知部材
11に対する押圧力を解除する。このとき、コネクタ2
2がハウジング3bに完全に装着されていれば、図5に
示すように、検知部材11は元の位置に戻り、上板12
の下面がコネクタ22の上面にほぼ接した状態となる。
子と、ハウジング3aに突出するバスバーの各端子とが
完全に嵌合していない状態(半嵌合状態)では、コネク
タ21はハウジング3aに完全に装着されない。そし
て、こうしたコネクタ21の不完全装着時には、検知部
材11を矢印M1方向に移動させる際に、上板12がコ
ネクタ21の上縁に衝突してしまう。このため、検知部
材11を矢印M1方向に移動できなくなり、ハウジング
3bにコネクタ22を装着することができない。したが
って、コネクタ21の不完全装着を確実に検知すること
ができる。
と、ハウジング3bに突出するバスバーの各端子とが完
全に嵌合していない状態においても同様に、上板12が
コネクタ22の上縁に衝突してしまう。このため、検知
部材11に対する押圧力を解除しても、検知部材11
は、元の位置に戻らない。したがって、コネクタ22の
不完全装着をも確実に検知することができる。
うな効果を得ることができる。 (1)コネクタ21がハウジング3aに完全に装着され
ていないときには、コネクタ22のハウジング3bへの
装着が阻害される。このため、コネクタ22のハウジン
グ3bへの装着が不能となる。これにより、コネクタ2
1の不完全装着を確実に検知することができる。
時付勢され、これによりコネクタ22の装着を阻害する
位置に維持されている。このため、検知部材11に押圧
力を付与してコネクタ22をハウジング3bに装着可能
な位置に検知部材11を移動させ、その状態を維持する
ことにより、コネクタ22の装着が可能となる。そし
て、その後、検知部材11への押圧力を解除すると、検
知部材11は、元の位置に戻ろうとする。このとき、コ
ネクタ22がハウジング3bに完全に装着されていれ
ば、検知部材11は元の位置に戻る。しかし、コネクタ
22がハウジング3bに完全に装着されていなければ、
検知部材11はコネクタ22の上縁に引っかかって元の
位置に戻らない。したがって、検知部材11が元の位置
に戻っているか否かによってコネクタ22の不完全装着
をも確実に検知することができる。
られている。このため、ハウジング3aの両側にバネ収
容部4を形成し、その内部にコイルバネ5を収容するだ
けで検知部材11に付勢力を付与することができる。し
たがって、コイルバネ5を用いることにより、簡単な構
成で検知部材11に付勢力を付与することができる。
した矢印M1方向に移動されても、バネ作用によって自
動的に元の位置(コネクタ22の装着を阻害する位置)
に戻る。このため、コネクタ22をハウジング3bに装
着した後、作業者の手によって検知部材11を元の位置
に戻す必要がない。したがって、コネクタ22の不完全
装着を簡単に検知することができる。
時一方向に付勢されている。すなわち、検知部材11
は、常に一方向に付勢された位置に固定されている。こ
のため、コネクタブロック1の搬送時や車両走行時に検
知部材11がガタつくことを確実に防止することができ
る。
形成されている。このため、把持部12aを把持するこ
とにより、検知部材11を矢印M1,M2方向に容易に
往復動させることができる。
れた各被保持片13,14が、各突起7a,7bによっ
て保持されている。すなわち、前述した従来のジャンク
ションブロック51のリテーナ53とは異なり、検知部
材11は、複数の箇所で保持されている。このため、検
知部材11を、図3〜図5に示した矢印M1,M2方向
にスムーズに移動させることができる。したがって、検
知部材11がスムーズに移動しないことに起因する組付
け作業性の悪化を防止することができる。
それぞれ個別に配置されている。このため、検知部材1
1を、図3〜図5に示した矢印M1方向にスムーズに移
動させることができる。したがって、検知部材11がス
ムーズに移動しないことに起因する組付け作業性の悪化
を防止することができる。
更してもよい。 ・ 弾性部材は、前記圧縮コイルバネ5に限定されず、
例えば引っ張りバネを用いてもよい。この場合には、例
えば図6に示すように、前記バネ収容部4をハウジング
3bの両側に形成し、引っ張りバネ25をそのバネ収容
部3b内に収容する。そして、引っ張りバネ25の一端
をバネ収容部3bの内壁面に固定し、他端を前記係合片
17の先端に固定する。このようにしても、前記実施形
態と同様の効果を得ることができる。 (第2実施形態)次に、本発明を具体化した第2実施形
態を図7及び図8に基づいて説明する。
ロックとして、車両に搭載されるリレーブロックに具体
化している。本実施形態において、検知部材11は、本
体31、被保持片32、2つの検出片33、規制片3
4、及び把持部35から構成されている。本体31は板
状に形成され、被保持片32は本体31の下端に突設さ
れている。各検出片33及び規制片34は、本体31の
上縁から、同本体31の面方向に対して直角をなす方向
に延設されている。把持部35は、一方の検出片33の
上面に立設されている。
1におけるブロック本体2の表面2a上には、装着部と
しての4つのリレー装着部41a,41bと、検知部材
11を保持可能な保持部42とが形成されている。図8
(b)に示すように、各リレー装着部41には、それぞ
れ対応するリレー43,44が装着可能になっている。
保持部42は、ガイド孔45とバネ収容部46とを備え
ている。ガイド孔45は、表面2aに透設された2つの
透孔であり、それぞれ長孔状をなしている。バネ収容部
46は、一方のガイド孔45と連通して設けられ、内部
に前記圧縮コイルバネ5が収容されている。
1におけるブロック本体2の表面2a上に取り付けられ
ている。詳しくは、検知部材11は、被保持片32を保
持部42に保持させることによって、ブロック本体2に
取り付けられている。このため、検知部材11は、本体
31が立てた状態になるとともに、図8に矢印M1,M
2で示す方向に移動可能になっている。
取り付けられると、前記バネ5によって付勢される。し
たがって、検知部材11は、バネ5によって図8(a)
に矢印M2で示す方向に常時付勢され、所定の位置に固
定されている。
図8(a)に示すように、検知部材11が矢印M2方向
に移動されたとき、すなわち検知部材11が前記所定位
置に固定されているときに、一方のリレー装着部41b
の上方を覆うようになっている。換言すれば、この状態
において規制片34は、リレー装着部41bに対するリ
レー44の装着を阻害するようになっている。また、こ
の状態においては、各リレー装着部41aに対するリレ
ー43の装着が可能となっている。
ように、検知部材11が矢印M1方向に移動されたとき
に、各リレー装着部41aに装着されたリレー43の上
面部分を覆うようになっている。そして、この状態にお
いて、前記リレー装着部41bに対するリレー44の装
着が可能となっている。
部41a,41bに装着する手順について説明する。ま
ず、図8(a)に示すように、各リレー43をリレー装
着部41aに装着する。
1に対して矢印M1方向の押圧力を付与する。このと
き、各リレー43が各リレー装着部41aに完全に装着
されていれば、図8(b)に示すように、バネ5を圧縮
しながら検知部材11は矢印M1方向に移動する。これ
により、各検出片33が各リレー43の上面を覆った状
態となる。
着部41bに装着した後、把持部35を放して検知部材
11に対する押圧力を解除する。このとき、リレー44
がリレー装着部41bに完全に装着されていれば、検知
部材11は元の位置(図8(a)の位置)に戻り、規制
片34がリレー44の上面を覆った状態となる。
41aのどちらか一方でも完全に装着されていないと、
検知部材11を矢印M1方向に移動させる際に、検出片
13がリレー43の上縁に衝突してしまう。このため、
検知部材11を矢印M1方向に移動できなくなり、リレ
ー装着部41bにリレー44を装着することができな
い。すなわち、規制片34によってリレー44の装着が
阻害される。したがって、各リレー43の不完全装着を
確実に検知することができる。
完全に装着されていない状態においては、検知部材11
に対する押圧力を解除しても、規制片34がリレー44
の上縁に衝突してしまう。このため、検知部材11は、
元の位置に戻らない。したがって、リレー44の不完全
装着をも確実に検知することができる。
1の実施形態における上記(1)〜(5)に記載の効果
に加えて、以下のような効果を得ることができる。 (8)検知部材11は、板状の本体31と、その本体3
1から延設された検出片33及び規制片34とから構成
されている。このため、検知部材11の構成を簡単化す
ることができる。
表面2a上に立てた状態で取り付けられることによって
保持部42に保持される。このため、表面2a上におけ
る検知部材11の取付スペースを小さく抑えることがで
き、省スペース化を図ることができる。
のリレー43,44の不完全装着を検知することができ
る。しかも、そのための構成が、本体31に延設された
2つの検出片33と1つの規制片34とである。よっ
て、簡単な構成で複数のリレーの不完全装着を検知する
ことができる。
ーも検知する必要がある場合には、そのリレーと対応す
る箇所に検出片33または規制片34を設ければよく、
本体31を別個に設ける必要もない。したがって、検知
部材11の製造コストをより低く抑えることができ、省
スペース化を図ることができる。
してもよい。 ・ 弾性部材は、前記コイルバネ5,25に限定されな
い。すなわち、板バネ等に変更してもよい。
ブロックをコネクタブロック1及びリレーブロック1に
具体化して、電装品としてコネクタ21,22及びリレ
ー43,44に具体化している。しかし、これに限ら
ず、例えば、ジャンクションブロックをヒュージブルリ
ンクブロック等に具体化し、電装品としてヒュージブル
リンク等に具体化してもよい。
された把持部12a,35を省略してもよい。次に、特
許請求の範囲に記載された技術的思想のほかに、前述し
た実施形態によって把握される技術的思想をその効果と
ともに以下に列挙する。
ブロックにおいて、前記コイルバネは、圧縮コイルバネ
であること。 (2) 請求項2に記載のジャンクションブロックにお
いて、前記コイルバネは、引っ張りバネであること。
ブロックにおいて、前記弾性部材は、バネ材であるこ
と。この技術的思想(3)に記載の発明によれば、弾性
部材として、板バネやジャバラ状のバネを適用すること
ができる。そして、いずれの場合においても、特定の電
装品の不完全装着及び他の電装品の不完全装着を確実に
検知することができる。
〜(3)のいずれか1項に記載のジャンクションブロッ
クにおいて、前記弾性部材は、前記装着部の両側にそれ
ぞれ設けられていること。この技術的思想(4)に記載
の発明によれば、検知部材を装着部形成面に沿ってスム
ーズに移動させることができる。したがって、検知部材
がスムーズに移動しないことに起因する組付け作業性の
悪化を防止することができる。
載の発明によれば、特定の電装品の不完全装着及び他の
電装品の不完全装着を確実に検知することができる。
成で検知部材に付勢力を付与することができる。
形態を示す斜視図。
図、(b)はその正面図。
図、(b)はその正面図。
図、(b)はその正面図。
施形態の一部を拡大して示す平面図。
施形態に用いられる検知部材を示す斜視図。
視図。
ク、2…ブロック本体、3a,3b…装着部としてのコ
ネクタハウジング、4…バネ収容部、5…弾性部材とし
ての圧縮コイルバネ、11…検知部材、21…特定の電
装品としてのコネクタ、22…他の電装品としてのコネ
クタ、25…弾性部材としての引っ張りバネ、43…特
定の電装品としてのリレー、44…他の電装品としての
リレー。
Claims (3)
- 【請求項1】 電装品を装着可能な複数の装着部と、装
着部形成面に沿って移動可能に設けられ前記電装品の不
完全装着を検知する検知部材とを備え、特定の電装品が
完全に装着されていないときには、前記検知部材によっ
て他の電装品の装着が阻害されるようにしたジャンクシ
ョンブロックにおいて、 前記装着部の近辺には、前記他の電装品の装着を阻害す
る位置に前記検知部材の位置を維持すべく、その検知部
材を常時付勢する弾性部材が設けられていることを特徴
とするジャンクションブロック。 - 【請求項2】 前記弾性部材は、前記装着部における前
記検知部材の取り付け箇所に設けられたコイルバネであ
ることを特徴とする請求項1に記載のジャンクションブ
ロック。 - 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載のジャン
クションブロックに対する電装品の装着方法であって、 前記特定の電装品を対応する前記装着部に装着した後、
前記他の電装品の装着が可能な位置に前記検知部材を移
動させ、その状態で該他の電装品を対応する前記装着部
に装着することを特徴とするジャンクションブロックに
対する電装品の装着方法。
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---|---|---|---|
JP13686199A JP3687410B2 (ja) | 1999-05-18 | 1999-05-18 | ジャンクションブロック、及び該ジャンクションブロックに対する電装品の装着方法 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP13686199A JP3687410B2 (ja) | 1999-05-18 | 1999-05-18 | ジャンクションブロック、及び該ジャンクションブロックに対する電装品の装着方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000332459A true JP2000332459A (ja) | 2000-11-30 |
JP3687410B2 JP3687410B2 (ja) | 2005-08-24 |
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JP13686199A Expired - Fee Related JP3687410B2 (ja) | 1999-05-18 | 1999-05-18 | ジャンクションブロック、及び該ジャンクションブロックに対する電装品の装着方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3687410B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006331994A (ja) * | 2005-05-30 | 2006-12-07 | Mitsubishi Cable Ind Ltd | 電気コネクタハウジング |
-
1999
- 1999-05-18 JP JP13686199A patent/JP3687410B2/ja not_active Expired - Fee Related
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