JP2000332298A - 発光ダイオード駆動回路 - Google Patents

発光ダイオード駆動回路

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JP2000332298A
JP2000332298A JP13509299A JP13509299A JP2000332298A JP 2000332298 A JP2000332298 A JP 2000332298A JP 13509299 A JP13509299 A JP 13509299A JP 13509299 A JP13509299 A JP 13509299A JP 2000332298 A JP2000332298 A JP 2000332298A
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light emitting
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Shigeru Momose
滋 百瀬
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Kenwood KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】低電圧の電源で済み、かつ温度変化にかかわら
ず光量が大きく変化しない発光ダイオード駆動回路を提
供する。 【解決手段】発光ダイオード2を駆動するトランジスタ
1と発光ダイオード2に直列に電流検出用の抵抗3を接
続し、駆動電圧の印加にて駆動されるトランジスタ5に
よりトランジスタ1を駆動し、抵抗3の電圧降下に応じ
てトランジスタ1に負帰還をかけてトランジスタ1によ
る発光ダイオード駆動電流を制御して抵抗3の電圧降下
を一定値に維持し、低電圧の電源電圧で駆動できるよう
にした。さらに、トランジスタ5とベースを共通接続し
たダイオード接続のトランジスタ6を同一パッケージ内
に設けて、トランジスタ6のベースに駆動電圧を印加し
て、トランジスタ5と6を同時に駆動しトランジスタ5
の温度補償をトランジスタ6によって行い、温度変化に
基づく発光ダイオード2の光量の変化を抑制するように
した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は発光ダイオード駆動
回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の発光ダイオードは、図4に示すよ
うに、制御回路30の端子Tを高電位に制御することに
よって、ダイオード21、22、抵抗23、トランジス
タ24からなる定電流回路を、抵抗26,27、29お
よびトランジスタ28からなる駆動回路で駆動して、定
電流回路の出力電流によって発光ダイオード25を駆動
している。
【0003】さらにいえば、発光ダイオード25を駆動
するトランジスタ24のベース電位を直列接続したダイ
オード21と22の順方向電圧によって設定し、電源電
圧Vccとトランジスタ24のエミッタとの間に接続し
た抵抗23の抵抗値によって発光ダイオード25に流す
駆動電流を定めている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記したよう
な従来の発光ダイオード駆動回路によるときは、ダイオ
ード21および22の順方向電圧はそれぞれ0.6Vあ
り、発光ダイオード25の順方向電圧が2.2Vあっ
て、トランジスタ24のエミッタ.コレクタ間の飽和電
圧を0.1Vとしても、電源電圧Vccを2.9V程度
にまでしか下げることができないという問題点があっ
た。
【0005】さらに、従来の発光ダイオード駆動回路に
よるときは、トランジスタ24のベース・エミッタ間電
圧VBEとダイオード21、22の順方向電圧VFはそれ
ぞれ温度特性を持っており、温度特性が一致していない
と定電流回路の出力電流、すなわち発光ダイオード25
の駆動電流IFのばらつきが大きくなって、発光ダイオ
ードの光量が一定しないという問題点もあった。
【0006】本発明は、低電圧の電源電圧ですみ、また
温度変化にかかわらず光量が大きく変化しない発光ダイ
オード駆動回路を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1にかか
る発光ダイオード駆動回路は、電源電圧が印加されて発
光ダイオードを駆動する第1のトランジスタと、発光ダ
イオードに直列列接続された電流検出用の抵抗と、駆動
指示信号に基づき第1のトランジスタを駆動すると共
に、電流検出用の抵抗による電圧降下に応じて第1のト
ランジスタに負帰還をかけて第1のトランジスタに発光
ダイオード駆動電流を制御させる第2のトランジスタ
と、を備えたことを特徴とする。
【0008】本発明の請求項1にかかる発光ダイオード
駆動回路によれば、駆動指示されていないときは第2の
トランジスタがオフ状態に制御され、第1のトランジス
タがオフ状態に駆動されて、発光ダイオードは駆動され
ない。駆動指示されているときは第2のトランジスタは
駆動され、第1のトランジスタが駆動状態にされて電流
検出用の抵抗を通して発光ダイオードに発光ダイオード
駆動電流が流れて発光ダイオードは発光駆動される。
【0009】同時に電流検出用の抵抗における電圧降下
に応じて第1のトランジスタに負帰還がかって第1のト
ランジスタによる発光ダイオード駆動電流が制御され
て、電流検出用の抵抗の電圧降下が予め定めた一定値に
維持されるように作用し、電流検出用の抵抗の電圧降下
を設定することにより低電圧の電源電圧によって発光ダ
イオードを駆動することができる。
【0010】本発明の請求項2にかかる発光ダイオード
駆動回路は、電源電圧が印可されて発光ダイオードを駆
動する第1のトランジスタと、発光ダイオードに直列列
接続された電流検出用の抵抗と、駆動指示信号に基づき
第1のトランジスタを駆動すると共に、電流検出用の抵
抗による電圧降下に応じて第1のトランジスタに負帰還
をかけて第1のトランジスタに発光ダイオード駆動電流
を制御させる第2のトランジスタと、前記駆動指示信号
を受けて駆動されると共に、第2のトランジスタと熱的
に結合された第3のトランジスタと、を備えたことを特
徴とする。
【0011】本発明の請求項2にかかる発光ダイオード
駆動回路によれば、駆動指示されていないときは第2お
よび第3のトランジスタがオフ状態に制御され、第1の
トランジスタがオフ状態に駆動されて、発光ダイオード
は駆動されない。駆動指示されているときは第2および
第3のトランジスタは駆動され、第1のトランジスタが
駆動状態にされて電流検出用の抵抗を通して発光ダイオ
ードに発光ダイオード駆動電流が流れて発光ダイオード
は発光駆動される。
【0012】同時に電流検出用の抵抗における電圧降下
に応じて第1のトランジスタに負帰還がかって第1のト
ランジスタによる発光ダイオード駆動電流が制御され
て、電流検出用の抵抗の電圧降下が予め定めた一定値に
維持されるように作用し、電流検出用の抵抗の電圧降下
を設定することにより低電圧の電源電圧によって発光ダ
イオードを駆動することができる。また、第2のトラン
ジスタと第3のトランジスタとが熱的に結合されている
ために、第2および第3のトランジスタの温度の変化に
よって発光ダイオードの光量が大きく変化することはな
い。
【0013】本発明の請求項3にかかる発光ダイオード
駆動回路は、第2のトランジスタと第3のトランジスタ
を同一のパッケージ内に設けたことを特徴とする。
【0014】本発明の請求項3にかかる発光ダイオード
駆動回路において、第2のトランジスタと第3のトラン
ジスタを同一のパッケージ内に設けたことによって熱的
に結合されることになって、第2および第3のトランジ
スタの温度が変化しても発光ダイオードの光量の変化が
抑制される。
【0015】本発明の請求項4にかかる発光ダイオード
駆動回路において、第3のトランジスタに代わって第2
のトランジスタに熱的に結合されたダイオードを用いて
もよい。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明にかかる発光ダイオ
ード駆動回路を実施の形態によって説明する。
【0017】図1は本発明の実施の一形態にかかる発光
ダイオード駆動回路の構成を示すブロック図である。
【0018】本発明の実施の一形態にかかる発光ダイオ
ード駆動回路10は、電源電圧Vccがエミッタに印加
された発光ダイオード駆動用のトランジスタ(PNP)
1のコレクタに発光ダイオード2のアノードを接続し、
発光ダイオード2のカソードを電流検出用の抵抗3を介
してアースして、トランジスタ1のコレクタ電流によっ
て発光ダイオード2を駆動する。ここで、トランジスタ
1は発光ダイオードを駆動する第1のトランジスタに対
応している。
【0019】一方、発光ダイオードの発光、消光を制御
するための電圧出力を送出するマイクロコンピュータ等
からなる制御回路30の端子Tの電圧は抵抗7を介し
て、コレクタとベースを共通に接続したいわゆるダイオ
ード接続された温度補償のためのトランジスタ(NP
N)6のベースに印加し、トランジスタ6のエミッタは
抵抗8を通してアースしてある。ここで、トランジスタ
6は第3のトランジスタに対応している。
【0020】さらに、トランジスタ1のベースに抵抗4
を通してコレクタが接続され、トランジスタ6のベース
にベースが接続されたトランジスタ(NPN)5のエミ
ッタを発光ダイオード2のカソードに接続して、トラン
ジスタ5によってトランジスタ1を駆動すると共に、ト
ランジスタ1による発光ダイオード2の駆動電流に加え
てトランジスタ5のエミッタ電流を電流検出用の抵抗3
にも流して、抵抗3の電圧降下に基づいてトランジスタ
1のコレクタ電流を制御する。
【0021】ここで、トランジスタ5は第2のトランジ
スタに対応し、トランジスタ1を駆動し、抵抗3の電圧
降下に応じてトランジスタ1に負帰還をかけてトランジ
スタ1によって発光ダイオード駆動電流を制御させる。
【0022】なお、トランジスタ5および6は同一のパ
ッケージ内に設けて、熱的に結合して互いに同一の温度
になるようにしてある。
【0023】以上のように構成された発光ダイオード駆
動回路10の作用について説明する。制御回路30の端
子Tの電圧が低電位にされたときは発光ダイオード2に
対して消光を指示するときであって、トランジスタ5お
よび6のベースは低電位にされて、トランジスタ5およ
び6はオフ状態に制御される。トランジスタ5がオフ状
態に制御されたことによってトランジスタ1もオフ状態
に制御されて、発光ダイオード2は駆動されず消光され
る。
【0024】制御回路30の端子Tの電圧が高電位にさ
れたときは発光ダイオード2に対して発光を指示すると
きであって、トランジスタ5および6のベースは高電位
にされて、トランジスタ5および6は駆動される。トラ
ンジスタ5が駆動されたことによってトランジスタ1も
駆動される。トランジスタ1の駆動によって発光ダイオ
ード2および抵抗3にトランジスタ1のコレクタ電流が
流れて、発光ダイオード2は駆動されて発光する。
【0025】同時に、発光ダイオード2の駆動電流、す
なわち、トランジスタ1のコレクタ電流が抵抗3に流れ
る。トランジスタ5のエミッタ電流は発光ダイオード2
の駆動電流に対して無視できる小さな値であり、以後こ
の電流は無視する。
【0026】この場合において、制御回路30の端子T
の電圧は、抵抗7の抵抗値、トランジスタ6のエッミッ
タ・ベース間電圧VBE、抵抗8の抵抗値によって分圧さ
れ、抵抗8に印加される電圧とトランジスタ6のエッミ
ッタ・ベース間電圧VBEとの和である基準電圧VSがト
ランジスタ5のベースに印加される。トランジスタ5の
ベース・エミッタ間の電圧降下をVBE2としたとき、こ
の状態において抵抗3の電圧降下が(VS−VBE2)より
も低下すると、トランジスタ5のコレクタ電流は増加す
る。同時に、トランジスタ1のコレクタ電流も増加させ
られる。
【0027】この結果、抵抗3の電圧降下は増加して、
トランジスタ5のエミッタ電流を減少させるように作用
する。このようにして、抵抗3の電圧降下が(VS−V
BE2)になるように制御される。したがって、トランジ
スタ1のコレクタ電流およびトランジスタ5のエミッタ
電流は一定値に制御されることになって、発光ダイオー
ド2の駆動電流は一定値になる。
【0028】このとき、抵抗3の電圧降下VR1を例えば
0.2Vに設定したとすれば、トランジスタ1のエミッ
タ・コレクタ間の飽和電圧VCE1を0.1V、発光ダイ
オード2の順方向電圧VFを2,2Vとしたとき、電源
電圧VCCは、VCC>VCE1+VF+VR1=0.1+2.2
+0.2=2.5Vとなって、電源電圧VCCは低電圧で
も発光ダイオード2を駆動することができる。
【0029】さらに、トランジスタ5および6は同一の
パッケージ内に設けられているために、共にほぼ同一の
温度になる温度補償がなされ、トランジスタ5および6
の温度が変化しても発光ダイオード2の光量が変化する
ことはなくなる。さらに、説明すれば、ここで、抵抗3
の電圧降下VR1を0.2Vという低い電圧に設定してい
るために、もし、温度補償がないとするとトランジスタ
5のVBE2は±0.1V(−10〜50度)変化するた
め、抵抗3の電圧降下が±0.1V変化すると、抵抗3
の電圧降下は0.1〜0.3Vになり、この電圧降下に
より抵抗3に流れる電流は3倍変化することになって、
発光ダイオード2の光量変化が大きくなってしまう。
【0030】そこで、トランジスタ5および6を同一パ
ッケージ内に設けることによって、トランジスタ5のベ
ース・エミッタ間電圧VBE2が+0.1V変化したとし
ても、トランジスタ6のベース・エミッタ間電圧VBE3
も+0.1V変化するため、抵抗3の電圧降下は変化し
ない。したがって、トランジスタ5および6の温度変化
に対しても発光ダイオード2の光量が変化することはな
くなる。
【0031】次に、本発明の実施の一形態にかかる発光
ダイオード駆動回路の変形例について説明する。
【0032】図2は本変形例の発光ダイオード駆動回路
10Aの構成を示すブロック図である。
【0033】本変形例の発光ダイオード駆動回路10A
は発光ダイオード駆動回路10におけるトランジスタ6
に代わってダイオード61を用いたものであって、この
場合にトランジスタ5とダイオード61とは相互にメッ
キ銅線などによって縛られて、熱的に結合され、互いに
ほぼ同一の温度になるようにされており、その他の構成
は発光ダイオード駆動回路10と同一である。従って、
発光ダイオード駆動回路10Aの作用も、発光ダイオー
ド駆動回路10の作用と同一である。
【0034】次に、本発明の実施の一形態にかかる他の
発光ダイオード駆動回路について説明する。
【0035】図3は本発明の実施の一形態にかかる他の
発光ダイオード駆動回路10Bの構成を示すブロック図
である。
【0036】発光ダイオード駆動回路10Bは、発光ダ
イオード駆動回路10におけるトランジスタ1に代わっ
てトランジスタ11(NPN)を用い、トランジスタ5
および6に代わってトランジスタ15および16(PN
P)を用いて、電源とアースとを入れ替えた構成の発光
ダイオード駆動回路である。
【0037】発光ダイオード駆動回路10Bは、図3に
示すように、電源電圧Vccとアースとの間に抵抗3に
代わる電流検出用の抵抗13、発光ダイオード12、ト
ランジスタ11の順序で直列に接続して、トランジスタ
11のコレクタ電流によって発光ダイオード12を駆動
するように構成してある。
【0038】一方、電源端子とマイクロコンピュータ等
からなる制御回路31の端子Tとの間に、抵抗18と、
ベースとコレクタが接続されたトランジスタ16と、抵
抗17との順序で直列に接続してある。トランジスタ1
6のベースにはトランジスタ15のベースが接続してあ
る。
【0039】トランジスタ15のエミッタを発光ダイオ
ード12のアノードに接続すると共に、抵抗14を通し
てトランジスタ15のコレクタをトランジスタ11のベ
ースに接続して、トランジスタ15によってトランジス
タ11を駆動すると共に、抵抗13に発光ダイオード1
2の駆動電流に加えてトランジスタ15のエミッタ電流
を流すようにして、抵抗13の電圧降下に基づいてトラ
ンジスタ11のコレクタ電流を制御する。なお、トラン
ジスタ15および16は同一のパッケージ内に設けて、
熱的に結合してある。
【0040】以上のように構成された発光ダイオード駆
動回路10Bの作用を説明する。制御回路31の端子T
の電圧が高電位にされたときは発光ダイオード12に対
して消光を指示するときであって、トランジスタ15お
よび16のベースは高電位にされて、トランジスタ15
および16はオフ状態に制御される。トランジスタ15
がオフ状態に制御されたことによってトランジスタ11
もオフ状態に制御されて、発光ダイオード12は消光さ
れる。
【0041】制御回路31の端子Tの電圧が低電位にさ
れたときは発光ダイオード12に対して発光を指示する
ときであって、トランジスタ15および16のベースは
低電位にされて、トランジスタ15および16は駆動さ
れる。トランジスタ15が駆動されたことによってトラ
ンジスタ11も駆動される。トランジスタ11の駆動に
よって発光ダイオード12および抵抗13にトランジス
タ11のコレクタ電流が流れて、発光ダイオード12は
駆動されて発光する。
【0042】同時に、発光ダイオード12の駆動電流、
すなわちトランジスタ11のコレクタ電流が抵抗13に
流れる。
【0043】この場合において、電源電圧VCCと制御回
路31の端子Tの電圧との間の電圧を、抵抗18の抵抗
値、トランジスタ16のエッミッタ・ベース間電圧
BE、抵抗8の抵抗値によって分圧され、抵抗18に印
加される電圧とトランジスタ16のエッミッタ・ベース
間電圧VBEとの和に基づく基準電圧した電圧に基づく電
圧VSがトランジスタ15のベースに印加される。トラ
ンジスタ15のベース・エミッタ間の電圧降下をVBE13
としたとき、この状態において抵抗3の電圧降下が(V
S−VBE13)よりも低下すると、同時に、トランジスタ
11のコレクタ電流も増加させられる。
【0044】この結果、抵抗13の電圧降下もさらに増
加して、トランジスタ15のエミッタ電流を減少させる
ように作用する。このようにして、抵抗13の電圧降下
が(VS−VBE13)になるように制御される。したがっ
て、トランジスタ11のコレクタ電流およびトランジス
タ15のエミッタ電流は一定値に制御されることになっ
て、発光ダイオード12の駆動電流は一定値になる。
【0045】こことき、抵抗13の電圧降下VR13を例
えば0.2Vに設定したとすれば、トランジスタ11の
エミッタコレクタ間の飽和電圧VCE11を0.1V、発光
ダイオード12の順方向電圧VF12を2,2Vとしたと
き、電源電圧VCCは、 VCC>VCE11+VF12+VR13=0.1+2.2+0.2
=2.5V となって、低電圧でも発光ダイオード12を駆動するこ
とができる。
【0046】さらに、トランジスタ15および16は同
一のパッケージに設けられているために、共に同一の温
度になされる温度補償がなされ、トランジスタ15およ
び16の温度が変化しても発光ダイオード12の光量が
変化することはなくなる。
【0047】
【発明の効果】以上説明したように本発明にかかる発光
ダイオード駆動回路によれば、低電源電圧で発光ダイオ
ードを駆動することができる。また、温度が変化しても
発光ダイオードの光量の変化を抑制することができると
いう効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態にかかる発光ダイオード
駆動回路の構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の実施の一形態にかかる発光ダイオード
駆動回路の変形例の構成を示すブロック図である。
【図3】本発明の実施の一形態にかかる他の発光ダイオ
ード駆動回路の構成を示すブロック図である。
【図4】従来の発光ダイオード駆動回路の構成を示すブ
ロック図である。
【符号の説明】
1、5、6、11、15および16 トランジスタ 2および12 発光ダイオード 10、10Aおよび10B 発光ダイオード駆動回路 30および31 制御回路

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電源電圧が印加されて発光ダイオードを駆
    動する第1のトランジスタと、 発光ダイオードに直列列接続された電流検出用の抵抗
    と、 駆動指示信号に基づき第1のトランジスタを駆動すると
    共に、電流検出用の抵抗による電圧降下に応じて第1の
    トランジスタに負帰還をかけて第1のトランジスタに発
    光ダイオード駆動電流を制御させる第2のトランジスタ
    と、 を備えたことを特徴とする発光ダイオード駆動回路。
  2. 【請求項2】電源電圧が印加されて発光ダイオードを駆
    動する第1のトランジスタと、 発光ダイオードに直列列接続された電流検出用の抵抗
    と、 駆動指示信号に基づき第1のトランジスタを駆動すると
    共に、電流検出用の抵抗による電圧降下に応じて第1の
    トランジスタに負帰還をかけて第1のトランジスタに発
    光ダイオード駆動電流を制御させる第2のトランジスタ
    と、 前記駆動指示信号を受けて駆動されると共に、第2のト
    ランジスタと熱的に結合された第3のトランジスタと、 を備えたことを特徴とする発光ダイオード駆動回路。
  3. 【請求項3】請求項2記載の発光ダイオード駆動回路に
    おいて、第2のトランジスタと第3のトランジスタを同
    一のパッケージ内に設けたことを特徴とする発光ダイオ
    ード駆動回路。
  4. 【請求項4】請求項2記載の発光ダイオード駆動回路に
    おいて、第3のトランジスタに代わって第2のトランジ
    スタに熱的に結合されたダイオードを用いたことを特徴
    とする発光ダイオード駆動回路。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014220455A (ja) * 2013-05-10 2014-11-20 豊田合成株式会社 Led駆動回路および配線基板

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JP2014220455A (ja) * 2013-05-10 2014-11-20 豊田合成株式会社 Led駆動回路および配線基板

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