JP2000330047A - 光走査装置 - Google Patents
光走査装置Info
- Publication number
- JP2000330047A JP2000330047A JP14005899A JP14005899A JP2000330047A JP 2000330047 A JP2000330047 A JP 2000330047A JP 14005899 A JP14005899 A JP 14005899A JP 14005899 A JP14005899 A JP 14005899A JP 2000330047 A JP2000330047 A JP 2000330047A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- light source
- main scanning
- inclination
- scanned
- photodetector
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Laser Beam Printer (AREA)
- Mechanical Optical Scanning Systems (AREA)
Abstract
関して傾いた方向に並んだ複数のビームスポットで被走
査面上を走査する光走査装置において、構成要素の簡素
化及びコスト削減を図ることを目的とする。特に、光源
の位置及び傾きの調整のための手段と工数のコスト削減
を図ることを目的とする。 【解決手段】 本発明の光走査装置は、前記被走査面の
走査すべき領域以外で主走査方向と直交する方向に対し
て前記各々のビームスポットと同じ位置となるように複
数の光検出素子が配置された光検出器を有し、該光検出
器の検出結果に基づいて各々のビームスポットの主走査
同期信号を生成する主走査同期信号生成手段と、前記主
走査同期信号生成手段の光検出器の検出結果に基づいて
光源部の位置及び傾きの調整を行う手段とを備えた構成
とする。
Description
トで被走査面を同時に走査する光走査装置に関するもの
である。
ジタル化に伴い、レーザービームプリンタの高速化が強
く望まれてきている。このレーザービームプリンタの高
速化を図る手段の一つとして、走査用のポリゴンミラー
の回転の高速化があげられる。ところが、現状では5万
回転近くになると、遠心力によりポリゴン面に歪みが生
じるため、これ以上の高速化には限度があるとされてい
る。
度のさらなる高速化を図るため、複数のレーザービーム
で被走査面を走査することが従来より行われている。
レーザービームを用いる場合には、単一ビームを用いる
場合と比較して、複数の光源を用いる点以外にもさまざ
まな点で制御が複雑になるとともに、コストがかかると
いう問題点がある。以下、この問題点について一例を挙
げて説明する。
査面上で主走査方向及び主走査方向に垂直な方向に関し
て傾いた方向に並んでいる。傾けて配置することで、よ
り微小なピッチの画像形成が可能となるからである。こ
の場合、製造時もしくは走査開始前のレーザービームア
レイの傾きの調整が重要であり、光源部の位置及び傾き
調整のための手段を備える必要がある。単一ビームの場
合は、傾き調整の必要がなく、位置調整も容易に行うこ
とができる。
ームスポットで被走査面を走査する方式の光走査装置に
おいて、構成要素の簡素化及びコスト削減を図ることを
目的とする。特に、光源の位置及び傾きの調整のための
手段と工数のコスト削減を図ることを目的とする。
に、本発明は、光源部から複数のビームを偏向器及び光
学系を介して被走査面上に入射させ、該ビームの主走査
方向及び主走査方向と直交する方向に関して傾いた方向
に並んだ複数のビームスポットで被走査面上を走査する
光走査装置において、前記被走査面の走査すべき領域以
外で主走査方向と直交する方向に対して前記各々のビー
ムスポットと同じ位置となるように複数の光検出素子が
配置された光検出器を有し、該光検出器の検出結果に基
づいて各々のビームスポットの主走査同期信号を生成す
る主走査同期信号生成手段と、前記主走査同期信号生成
手段の光検出器の検出結果に基づいて光源部の位置及び
傾きの調整を行う手段とを備えた構成とする。
段は被走査面上の走査すべき領域あるいはラインの走査
を開始するタイミングを知るための目的で設けられたも
のであり、該タイミングを知らせる信号が主走査同期信
号(以下、SOS(start ofscanning)信号と称す)で
ある。SOS信号により、ビームスポットに与えるべき
記録のための変調信号の同期等を取る。SOS信号を生
成するためには、ビームスポット位置を知る必要があ
る。上記構成においては、これをビームスポットが所定
位置を通過する時刻を検出することにより得ている。所
定位置には、各ビームスポットに対応する複数の光検出
素子が配置されており、各光検出素子の出力を観察する
ことにより、各ビームスポットの通過時刻がわかる。S
OS信号生成用の前記複数の光検出素子からなる光検出
器をSOS用光検出器ということにする。SOS用光検
出器は、各ビームスポット位置を知らせるためのもので
あるが、この検出結果から、各ビームスポットが適切位
置を通過しているか否かを判定することも可能である。
すなわち、検出されるべき出力が検出されない場合は、
適切位置を通過していないことになる。このことを利用
して、上記構成においては、光源部の位置及び傾きの調
整を行っている。
する。図1は、本発明の光走査装置を適用した一実施形
態としてのレーザープリンタの概略構成を示す平面図で
ある。図中、3は3本のレーザービームを同時に発生す
る光源部、5はコリメータレンズ、6は前記光源部3か
らのレーザービームを同時に偏向するポリゴンミラー、
7は走査用結像レンズ、8は感光体ドラム、2はSOS
用光検出器である。図2は、光源部3の詳細な構成を示
す平面図である。3個の半導体レーザー31a、32
a、33aからなる発光部3aは、円形の固定板3bに
固定されており、固定板3bを動かして光源部3の位置
及び傾き調整を行う。尚、発光部3aは、図面上右端の
半導体レーザー31aが固定板3bの中心に位置するよ
うに固定されている。
のレーザービームは、コリメータレンズ5を介してポリ
ゴンミラー6に入射され、ポリゴンミラー6の回転によ
り時間変化する方向に偏向され、走査用結像レンズ7を
介して感光体ドラム8の表面及びSOS用光検出器2の
受光面を含む被走査面上に集光される。
ーザービームスポットによる被走査面の平面図である。
図より左側が感光体ドラム8の被走査面となるが、ここ
では省略する。本装置においては、3つのビームスポッ
ト31、32、33により、被走査面を主走査方向Aに
走査する。ビームスポット31、32、33の主走査方
向Aへの移動はポリゴンミラー6の回転による。各ビー
ムスポット31、32、33は、被走査面上で直線j1
上に等間隔で配置されている。
の光検出素子21、22、23を有し、各光検出素子2
1、22、23の位置は、主走査方向Aで等しく、副走
査方向Bで各ビームスポット31、32、33が通過す
べき位置となっている。すなわち、走査間隔をdとする
と、3個の光検出素子21、22、23の副走査方向B
の間隔もdとなる。光源部3が適切な位置及び傾きに調
整されている場合、ビームスポット31、32、33の
副走査方向Bの間隔もdとなる。このときの直線j1の
主走査方向Aに対する傾きをθとする。
は、入射されるレーザービーム31、32、33が検知
される。各光検出素子21、22、23は1本のレーザ
ービームを検知できるものであればよいので、動作速度
の速い小さな検出素子を用いる。各光検出素子21、2
2、23の検知結果に基づいて、不図示の手段により各
レーザービーム31、32、33のSOS信号が生成さ
れる。
び傾き調整すなわちマルチビーム列j1の傾きの調整の
ために、SOS用光検出器2で検出されるデータを用い
ることとする。調整方法の一実施例について説明する。
置及び傾き調整のフローチャートを示す。まず、ステッ
プ#1で固定板3bの中心位置を固定する。具体的に
は、固定板3bを光軸に垂直な2方向(X方向、Y方
向)に移動させて、半導体レーザー31aから発光され
るレーザービーム31を対応する光検出素子21に入射
させる。そして、光検出素子21の出力が最大となる位
置で固定板3bの中心位置を固定する。次に、ステップ
#2で固定板3bの傾きを調整する。具体的には、固定
板3bを回転させ、半導体レーザー33aから発光され
るレーザービーム33を対応する光検出素子23に入射
させ、光検出素子23の出力が最大となる位置で固定板
3bの傾きを固定する。両端のビーム31、33を用い
て、上記のような調整を行えば、光源部3は自動的に最
適位置に最適な傾きで固定されることになる。すなわ
ち、マルチビーム列j1が主走査方向Aに対してθ傾い
た状態であり、各ビームの副走査方向Bのピッチはdと
なる状態で固定される。
を光源部3の位置及び傾き調整にも兼用することによ
り、部品点数を少なくできる。また、上記のように簡便
な方法で光源部3の位置及び傾き調整が可能となる。
ことはなく、例えば光ファイバーあるいは光導波路を用
いて任意の形状の2次光源を形成するマルチ光源ユニッ
トであってもよい。
ると、光源部の位置及び傾き調整用に、SOS用光検出
器を兼用するので、光源部の調整用として別個に検出器
を設ける場合より、部品点数が少なくコストを削減でき
る。また、SOS用光検出器は、複数のビームをそれぞ
れ別々の光検出素子で検出するように構成されているの
で、各光検出素子は応答速度の速い小さな構成とするこ
とが可能である。よって、ビームの高速制御が可能とな
る。
てのレーザープリンタの概略構成を示す平面図。
平面図。
き調整のフローチャートを示す図。
Claims (1)
- 【請求項1】 光源部から複数のビームを偏向器及び光
学系を介して被走査面上に入射させ、該ビームの主走査
方向及び主走査方向と直交する方向に関して傾いた方向
に並んだ複数のビームスポットで被走査面上を走査する
光走査装置において、 前記被走査面の走査すべき領域以外で主走査方向と直交
する方向に対して前記各々のビームスポットと同じ位置
となるように複数の光検出素子が配置された光検出器を
有し、該光検出器の検出結果に基づいて各々のビームス
ポットの主走査同期信号を生成する主走査同期信号生成
手段と、 前記主走査同期信号生成手段の光検出器の検出結果に基
づいて光源部の位置及び傾きの調整を行う手段とを備え
たことを特徴とする光走査装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14005899A JP4378787B2 (ja) | 1999-05-20 | 1999-05-20 | 光走査装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14005899A JP4378787B2 (ja) | 1999-05-20 | 1999-05-20 | 光走査装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000330047A true JP2000330047A (ja) | 2000-11-30 |
JP4378787B2 JP4378787B2 (ja) | 2009-12-09 |
Family
ID=15260019
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14005899A Expired - Fee Related JP4378787B2 (ja) | 1999-05-20 | 1999-05-20 | 光走査装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4378787B2 (ja) |
-
1999
- 1999-05-20 JP JP14005899A patent/JP4378787B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP4378787B2 (ja) | 2009-12-09 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2001004948A (ja) | マルチビーム光源走査装置 | |
JPH0150886B2 (ja) | ||
JP2676518B2 (ja) | 走査光学装置 | |
JPH06164070A (ja) | 光走査用光源装置 | |
US7425975B2 (en) | Multi-beam image forming apparatus | |
JPH02188713A (ja) | 画像形成装置 | |
JP3367313B2 (ja) | 光学走査装置 | |
JP4378787B2 (ja) | 光走査装置 | |
JP3672420B2 (ja) | 広域光走査装置 | |
US20020118428A1 (en) | Scanning beam separation optical system for optical scanning device | |
JPH1010446A (ja) | マルチ光ビーム走査の同期検出方法及びマルチ光ビーム走査装置 | |
JPH10177145A (ja) | マルチビーム光走査装置 | |
JPH0357453B2 (ja) | ||
JP5070559B2 (ja) | 光走査装置および画像形成装置 | |
JPH0743462B2 (ja) | 同期光検出装置 | |
JPH03131817A (ja) | 光ビーム走査光学装置 | |
JPH01128033A (ja) | 画像形成装置 | |
JPS62164015A (ja) | 複数ビ−ムを用いた走査装置 | |
JP2502300B2 (ja) | 光ビ−ム走査装置 | |
JPH06160746A (ja) | レーザ走査装置 | |
JP2002250882A (ja) | マルチビーム走査装置 | |
JP3492902B2 (ja) | 走査光学装置 | |
JP3526375B2 (ja) | 光スポット間隔検出方法・走査線ピッチ設定方法・光スポット間隔検出装置・走査線ピッチ設定装置およびマルチビーム走査装置 | |
JP3493451B2 (ja) | レーザビーム走査装置 | |
JPH0532824Y2 (ja) |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712 Effective date: 20050613 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20060424 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20090811 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20090825 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20090907 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121002 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131002 Year of fee payment: 4 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |