JP2000329023A - エンジン用燃料ポンプの制御装置 - Google Patents
エンジン用燃料ポンプの制御装置Info
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Abstract
力少なくすること。 【解決手段】ゴルフカートに使用されるエンジン1は、
スタータ7により始動が補助されると共に、アクセルペ
ダル15により運転が操作される。燃料ポンプ19はエ
ンジン1に設けられたインジェクタ17へ燃料を圧送す
る。コントローラ40は、スタータ7及び燃料ポンプ1
9等を制御する。コントローラ40は、エンジン1を始
動させるためにアクセルペダル15が始動要求ストロー
クまで操作されたとき、スタータ7と同時に燃料ポンプ
19を起動させる。一方、コントローラ40は、エンジ
ン1を停止させるためにアクセルストロークが停止要求
ストロークまで戻ったとき、スタータ7と同時に燃料ポ
ンプ19を停止させる。
Description
両用エンジンに燃料を圧送するために使用される燃料ポ
ンプに係り、特に詳しくは、燃料ポンプをエンジンの運
転操作に合わせて制御するようにしたエンジン用燃料ポ
ンプの制御装置に関する。
に付随して設けられ、エンジンに燃料を圧送するために
使用される燃料ポンプがある。ある種のエンジンに設け
られる燃料ポンプとして、エンジンの運転操作に応じて
制御されるものがあり、そのための制御装置、制御方法
が幾つか提案されている。従来の燃料ポンプの多くは、
スタータによるエンジンのクランキングに先だって起動
され、エンジン停止直後に停止されるようになってい
た。
種の燃料ポンプの制御装置、制御方法の一例が開示され
ている。この公報の制御では、エンジンの始動を容易か
つ短時間に行うために、スタータの起動に先だって事前
に燃料ポンプが運転されると共に、その事前の運転時間
が調節されるようになっている。又、この公報の制御で
は、エンジンキーの「オフ」から「オン」への遷移等の
瞬間に直ちに「遅延時間」と呼ばれる時間だけ前もって
燃料ポンプが駆動される。そして、この「遅延時間」
が、予め定められた評価基準に基づいて調節又は変更さ
れるようになっている。この公報の制御では、予め定め
られた二つの「遅延時間」、即ち、最初に空の燃料供給
回路を加圧するために第1回のみの行われる約30秒の
「長遅延時間」と、それ以後の始動のために行われる約
1秒の「短遅延時間」とが設定されている。そして、
「長遅延時間」は、エンジンがそれ以前に全く運転され
ていないことと、運転者によるアクセルペダルの床面位
置操作があったこととの二つの条件が成立したときに選
択されるようになっている。
ートにおいては。アクセルペダルの操作によってスター
タスイッチをオン・オフすることにより、スタータを起
動・停止させ、エンジンを起動・停止させるようになっ
ている。
燃料ポンプ制御では、エンジンキーの操作に伴うスター
タの始動に先だって事前に「遅延時間」だけ燃料ポンプ
が運転されることになる。このため、その「遅延時間」
の分だけバッテリに対する負担が大きくなり、充電状態
によっては、バッテリ上がりを誘発させるおそれがあ
る。電動式の燃料ポンプは、エンジンの電気系統の中で
も、バッテリへの負担が大きくなるものの一つだからで
ある。ここで、一般に、エンジン用バッテリには、エン
ジンを駆動源とした充電装置が設けられる。このため、
スタータが起動された後に、燃料ポンプへの給電がバッ
テリの負担となることはない。
のエンジンに適用した場合、アクセルペダルの操作に伴
うスタータの始動に先だって事前に「遅延時間」の分だ
け燃料ポンプを起動させることが考えられる。この場合
にも、上記と同様の問題が考えられる。
ペダルの操作によってスタータを起動・停止させ、エン
ジンを起動・停止させるものでは、アクセルペダルの操
作に対するエンジンの運転フィーリングが問題になる。
例えば、アクセルペダルの操作が開始されると同時にエ
ンジンが唐突に起動したり、アクセルペダルの操作を解
除したにも拘わらず、ペダルが元位置復帰するまでエン
ジンがなかなか止まらなかったりすることがある。
ものであって、その第1の目的は、電源に対する負担を
低減させ、電源の消耗を極力少なくすることを可能にし
たエンジン用燃料ポンプの制御装置を提供することにあ
る。この発明の第2の目的は、上記第1の目的に加え、
運転操作手段の操作に対するエンジンの運転フィーリン
グを向上させることを可能にしたエンジン用燃料ポンプ
の制御装置を提供することにある。
るために、請求項1に記載の発明は、電動式の始動補助
機により始動が補助されると共に、運転操作手段により
運転が操作されるエンジンに設けられ、エンジンへ燃料
を圧送する電動式の燃料ポンプを制御するエンジン用燃
料ポンプの制御装置において、エンジンを始動させるた
めに運転操作手段が操作されたとき、始動補助機と共に
燃料ポンプを起動させる起動制御手段を備えたことを趣
旨とする。
させるために運転操作手段が操作されたとき、起動制御
手段により、電動式の始動補助機と共に電動式の燃料ポ
ンプが起動される。これにより、始動補助機によりエン
ジンの始動が補助されると同時に、燃料ポンプによりエ
ンジンへの燃料の圧送が開始される。従って、始動補助
機の起動に先だって燃料ポンプのみが事前に起動される
ことがない。
2に記載の発明は、電動式の始動補助機により始動が補
助されると共に、運転操作手段により運転が操作される
エンジンに設けられ、そのエンジンへ燃料を圧送する電
動式の燃料ポンプを制御するエンジン用燃料ポンプの制
御装置において、エンジンを始動させるために運転操作
手段が操作されたとき、始動補助機と共に燃料ポンプを
起動させる起動制御手段と、エンジンを停止させるため
に運転操作手段が操作されたとき、燃料ポンプを停止さ
せる停止制御手段とを備えたことを趣旨とする。
させるために運転操作手段が操作されたとき、起動制御
手段により、電動式の始動補助機と共に電動式の燃料ポ
ンプが起動される。これにより、始動補助機によりエン
ジンの始動が補助されると同時に、燃料ポンプによりエ
ンジンへの燃料の圧送が開始される。従って、始動補助
機の起動に先だって燃料ポンプのみが事前に起動される
ことがない。一方、エンジンを停止させるために運転操
作手段が操作されたとき、停止制御手段により燃料ポン
プが停止される。従って、エンジンの停止が要求された
後に、電源から燃料ポンプへ給電が続けられることがな
い。
3に記載の発明は、請求項1又は請求項2の発明の構成
において、起動制御手段は、運転操作手段の操作量が無
操作状態を除く所定の始動要求操作量に達したときに始
動補助機と共に燃料ポンプを起動させることを趣旨とす
る。
求項2の発明の作用に加え、運転操作手段が無操作状態
から操作され、その操作量が所定の始動要求操作量に達
したときに、初めて始動補助機及び燃料ポンプが起動さ
れる。従って、運転操作手段の操作と同時に唐突にエン
ジンの起動が開始されることがない。
載の発明は、請求項2の発明の構成において、起動制御
手段は、運転操作手段の操作量が無操作状態を除く所定
の始動要求操作量に達したときに始動補助機と共に燃料
ポンプを起動させ、停止制御手段は、運転操作手段の操
作量が無操作状態を除く所定の停止要求操作量に戻った
ときに燃料ポンプを停止させることを趣旨とする。
の作用に加え、運転操作手段が無操作状態から操作さ
れ、その操作量が所定の始動要求操作量に達したとき
に、初めて始動補助機及び燃料ポンプが起動される。従
って、運転操作手段の操作と同時に唐突にエンジンの起
動が開始されることがない。一方、運転操作手段の操作
量が無操作状態を除く所定の停止要求操作量に戻ったと
きに、燃料ポンプが停止される。従って、運転操作手段
が無操作状態に戻るまでエンジンの停止が遅れることが
ない。
4に記載の発明)のエンジン用燃料ポンプの制御装置を
具体化した一実施の形態を図面を参照して詳細に説明す
る。
ートに搭載されたエンジンシステムの概略構成を示す。
エンジン1は周知の構造を有する単気筒レシプロエンジ
ンである。エンジン1は、吸気通路2を通じて供給され
る燃料及び空気、即ち可燃混合気を、燃焼室3で爆発・
燃焼させ、その燃焼後の排気ガスを排気通路4を通じて
排出させることにより、ピストン5を駆動させ、クラン
クシャフト6を回転させて動力を得るものである。
ータ7は、本発明の始動補助機を構成するものである。
このスタータ7は、エンジン1の始動を補助するために
駆動制御されるものである。スタータ7に付随して設け
られたスタータリレー8は、スタータ7に対する給電を
制御するためにオン・オフされるものである。このスタ
ータ7は、エンジン1の始動が完了した後は、エンジン
1の動力によって駆動されることにより、発電機として
機能するようになっている。スタータ7で発生した電力
は、電源線(図示しない)を通じて後述するバッテリ9
に充電されるようになっている。
は、同通路2に取り込まれる空気を浄化するためのもの
である。吸気通路2に設けられた電子スロットル装置1
2は、同通路2を流れ燃焼室3に吸入される空気量(吸
気量)を調節するために開閉されるものである。この電
子スロットル装置12は、吸気通路2に配置されたスロ
ットルバルブ13と、そのバルブ13を駆動するための
DCモータ14と、スロットルバルブ13の開度(スロ
ットル開度)TAを検出するためのスロットルセンサ3
1とを備える。スロットルセンサ31は、スロットル開
度TAを検出し、その検出値に応じた電気信号を出力す
るものである。この電子スロットル装置12は、運転席
に設けられたアクセルペダル15の操作(踏み込み)に
基づいて作動するものである。アクセルペダル15は、
周知のように、エンジン1の加速、減速等を含む運転を
操作するためのものである。アクセルペダル15は、そ
の踏み込みを解除することにより、無操作状態である元
位置に復帰するようになっている。アクセルペダル15
に付随して設けられたアクセルセンサ32は、アクセル
ペダル15の踏み込み量、即ち、アクセルストロークA
Sを検出し、その検出値に応じた電気信号を出力するも
のである。
インジェクタ17は、燃料タンク18から燃料ポンプ1
9及び燃料パイプ20により圧送される燃料を吸気ポー
トへ噴射供給するためのものである。インジェクタ1
7、燃料タンク18及び燃料ポンプ19等は燃料供給装
置を構成する。燃料タンク18に内蔵された電動式の燃
料ポンプ19は、同タンク18に貯溜された燃料を汲み
上げ、吐出してインジェクタ17へ圧送するためのもの
である。燃料ポンプ19に付随して設けられた燃料フィ
ルタ21は燃料を濾過するためのものである。同じく燃
料ポンプ19に付随して設けられたプレッシャーレギュ
レータ22は、インジェクタ17へ圧送される燃料の圧
力を一定に調整するためのものである。燃料ポンプ19
に付随して設けられたポンプリレー23は、燃料ポンプ
19への給電を制御するためにオン・オフされるもので
ある。ここで、ポンプリレー23がオンされて燃料ポン
プ19が作動することにより、燃料タンク18の中の燃
料が、燃料フィルタ21、燃料ポンプ19及び燃料パイ
プ20を通じてインジェクタ17へ圧送される。インジ
ェクタ17へ圧送された燃料は、同インジェクタ17の
作動に伴い吸気ポートへと噴射され、吸気通路2を流れ
る空気と共に燃焼室3へ供給される。
た点火プラグ24は、点火コイル25から出力される高
電圧を受けて作動する。点火コイル25は、クランクシ
ャフト6の回転角の変化に対応して点火プラグ24へ点
火のための高電圧を出力するためのものである。点火プ
ラグ24の作動時期、即ち、点火時期は、点火コイル2
5から出力される高電圧の出力タイミングにより決定さ
れる。つまり、点火コイル25を制御することにより、
点火プラグ24の作動が制御される。
6が設けられる。このフライホイール26の外周に対向
配置された電磁ピックアップよりなるクランク角センサ
33は、クランクシャフト6の回転速度、即ちエンジン
回転速度NEを検出し、その検出値に応じた電気信号を
出力するものである。フライホイール26の外周には一
対の突起26a,26bが隣接して設けられる。クラン
クシャフト6の回転に伴いフライホイール26が回転し
てクランク角センサ33が各突起26a,26bの通過
を検出する毎に、同センサ33は一つのパルス信号を出
力する。この実施の形態では、クランクシャフト6が1
回転する毎に、クランク角センサ33から二つのパルス
信号が連続的に出力されることになる。
ンスミッション27には、ゴルフカートの車速SPを検
出するための車速センサ34が設けられる。トランスミ
ッション27は、クランクシャフト6の回転を変速して
駆動輪(図示しない)に伝達するためのものである。ト
ランスミッション27のギア軸27a上には、ロータ2
8が設けられる。このロータ28の外周には、四つの突
起28aが等角度間隔に設けられる。車速センサ34
は、このロータ28の外周に対向配置された電磁ピック
アップよりなる。ギア軸27aの回転に伴いロータ28
が回転して車速センサ34が各突起28aの通過を検出
する毎に、同センサ34は一つのパルス信号を出力す
る。
エンジン1の内部を流れる潤滑油の温度(油温)THO
を検出し、その検出値に応じた電気信号を出力するもの
である。この油温THOは、エンジン1の暖機状態を反
映するものである。吸気通路2に設けられ吸気圧センサ
36は、吸気通路2における圧力(吸気圧)PMを検出
し、その検出値に応じた電気信号を出力するものであ
る。
ルセンサ31、クランク角センサ33、車速センサ3
4、油温センサ35及び吸気圧センサ36等は、エンジ
ン1の運転状態を検出するための運転状態検出手段を構
成する。又、アクセルセンサ32は、アクセルストロー
クASをエンジン1の運転操作量として検出するための
運転操作量検出手段を構成する。
上記した各電気機器及び後述するコントローラ40の電
源を構成するものである。このバッテリ9に付随して設
けられた電源キースイッチ29は、コントローラ40へ
の電源投入を操作するためのものである。運転席に設け
られたチェックランプ30は、電源キースイッチ29に
よりコントローラ40に電源が投入されていることを示
すために点灯されるものである。
前述したスロットルセンサ31、アクセルセンサ32、
クランク角センサ33、車速センサ34、油温センサ3
5及び吸気圧センサ36から出力される各種信号を入力
する。同じく、コントローラ40は、スタータ7の端子
間で発生する電圧を検出線10を介して入力する。コン
トローラ40は、これら入力信号に基づき、燃料噴射制
御、点火制御、電子スロットル制御及び燃料ポンプ制御
等を実行するために、スタータリレー8、DCモータ1
4、インジェクタ17、点火コイル25、ポンプリレー
23及びチェックランプ30をそれぞれ制御する。この
実施の形態で、コントローラ40は、本発明における起
動制御手段および停止制御手段を構成する。
央処理装置(CPU)、読み出し専用メモリ(RO
M)、ランダムアクセスメモリ(RAM)、バックアッ
プRAM、外部入力回路及び外部出力回路等を備える。
コントローラ40は、CPU、ROM、RAM及びバッ
クアップRAMと、外部入力回路及び外部出力回路等と
をバスにより接続してなる論理演算回路を構成する。R
OMは、上記各種制御に関する所定の制御プログラムを
予め記憶したものである。RAMは、CPUの演算結果
を一時記憶するものである。バックアップRAMは、予
め記憶したデータを保存するものである。CPUは、入
力回路を介して入力される各種センサ31〜36の検出
値に基づき、所定の制御プログラムに従って前述した各
種制御等を実行する。
運転状態に応じてインジェクタ17から噴射される燃料
量(燃料噴射量)及びその噴射タイミングを制御するこ
とである。点火制御とは、クランクシャフト4の回転に
応じて点火コイル25を制御することにより、点火プラ
グ24による点火動作を制御することである。電子スロ
ットル制御とは、検出されるアクセルストロークASに
基づいて目標開度を算出し、スロットル開度TAがその
目標開度となるようにDCモータ14を制御することで
ある。この実施の形態では、アクセルセンサ32により
アクセルペダル15の踏み込みが検出されるのを待って
燃料噴射制御、点火時期制御及び電子スロットル制御の
それぞれが開始されるようになっている。従って、電源
キースイッチ29によりコントローラ40に電源が投入
されても、アクセルペダル15が踏み込まれない限り、
エンジン1が起動することはない。従って、このエンジ
ン1の運転には、アイドリング状態が存在しない。
ストロークASに基づいてスタータリレー8及びポンプ
リレー23を制御することにより、スタータ7と共に燃
料ポンプ19を制御することである。
御のうち、燃料ポンプ制御を中心にその処理内容につい
て詳しく説明する。図2にその処理内容をフローチャー
トに示す。
を所定期間毎に周期的に実行する。先ずステップ100
で、コントローラ40は、電源キースイッチ29がオン
されているか否かを判断する。即ち、コントローラ40
に対する電源投入が行われているか否かを判断する。こ
こで、電源キースイッチ29がオンされていない場合、
コントローラ40は、そのままその後の処理を一旦終了
する。一方、電源キースイッチ29がオンされている場
合、コントローラ40は、処理をステップ110へ移行
する。ステップ110で、コントローラ40は、アクセ
ルセンサ32により検出されるアクセルストロークAS
の値を読み込む。ステップ115で、コントローラ40
は、読み込まれたアクセルストロークASの値が、本発
明の始動要求操作量としての始動要求ストロークTSS
の値(例えば、最大ストロークを100%とする「10
%」)以上であるか否かを判断する。この判断が肯定で
ある場合、コントローラ40は、処理をそのままステッ
プ120へ移行する。この判断が否定である場合、コン
トローラ40は、処理をステップ160へ移行する。
読み込まれたアクセルストロークASの値が、本発明の
停止要求操作量としての停止要求ストロークTESの値
(例えば、最大ストロークを100%とする「1%」)
以下であるか否かを判断する。この判断が否定である場
合、コントローラ40は、処理をステップ120へ移行
する。
行してステップ120で、コントローラ40は、スター
タ7を起動させるためにスタータリレー8をオンする。
その後、ステップ125で、コントローラ40は、検出
線10を通じて入力されるスタータ端子間電圧STEの
値が所定の基準値E1以上であるか否かを判断する。そ
して、この端子間電圧STEの値が基準値E1以上にな
るのを待って、コントローラ40は、処理をステップ1
30へ移行し、エンジン1を起動させるために、ステッ
プ130〜ステップ150の処理を実行する。
0は、燃料ポンプ19を起動させるためにポンプリレー
23をオンする。更に、コントローラ40は、ステップ
140で、前述した点火制御を実行し、ステップ150
で、前述した燃料噴射制御を実行し、その後の処理を一
旦終了する。
る場合、コントローラ40は、処理をステップ170へ
移行し、エンジン1を停止させるために、ステップ17
0〜ステップ200の処理を実行する。即ち、ステップ
170で、コントローラ40は、スタータ7を停止させ
るためにスタータリレー8をオフする。ステップ180
で、コントローラ40は、燃料ポンプ19を停止させる
ためにポンプリレー23をオフする。このように、コン
トローラ40は、エンジン1を停止させるためにアクセ
ルペダル15が操作されたとき、即ち、アクセルストロ
ークASが停止要求ストロークTES以下まで操作され
たときに、スタータ7と共に燃料ポンプ19を停止させ
るようになっている。更に、コントローラ40は、ステ
ップ190で、燃料噴射制御を停止させ、ステップ20
0で、点火制御を停止させ、その後の処理を一旦終了す
る。
をタイムチャートに示す。図3に示すように、この実施
の形態の制御装置によれば、エンジン1を始動させるた
めに、時刻t1又は時刻t3でアクセルペダル15が踏
み込まれたとき、即ち、アクセルストロークASが始動
要求ストロークTSS以上になったとき、スタータ7と
共に燃料ポンプ19が起動され、これと同時に燃料噴射
制御及び点火制御が実行されるようになっている。そし
て、燃料ポンプ19等が起動された後は、アクセルスト
ロークASの変化に応じてエンジン回転速度NEが上昇
・低下することになる。一方、エンジン1を停止させる
ために、アクセルペダル15の踏み込みが解除されたと
き、即ち、アクセルストロークASが停止要求ストロー
クTES以下に戻されたとき、スタータ7と共に燃料ポ
ンプ19が停止され、これと同時に燃料噴射制御及び点
火制御が停止されるようになっている。そして、燃料ポ
ンプ19等が停止されることにより、エンジン回転速度
NEは零に向かって急速に低下することになる。
ジン用燃料ポンプの制御装置の構成によれば、エンジン
1を始動させるためにアクセルペダル15が踏み込まれ
たとき、コントローラ40により、電動式のスタータ7
と共に電動式の燃料ポンプ19が起動される。これによ
り、スタータ7によりエンジン1の始動が補助されると
同時に、燃料ポンプ19によりエンジン1のインジェク
タ17への燃料の圧送が開始される。従って、スタータ
7の起動に先だって燃料ポンプ19のみが事前に起動さ
れることがない。このため、バッテリ9に対する負担を
低減させることができ、バッテリ9の消耗を極力少なく
することができ、バッテリ上がり等の不具合の発生を防
止することができる。一方、エンジン1を停止させるた
めにアクセルペダル15の踏み込みが解除されたとき、
コントローラ40により燃料ポンプ19が停止される。
従って、エンジン1の停止が要求された後に、バッテリ
9から燃料ポンプ19へ給電が続けられることがない。
この意味でも、バッテリ9に対する負担を低減させるこ
とができ、バッテリ9の消耗を極力少なくすることがで
きる。
れば、アクセルペダル15が無操作状態から操作され、
アクセルストロークASが所定の始動要求ストロークT
SSに達したときに、初めてスタータ7及び燃料ポンプ
19が起動させるようになっている。従って、アクセル
ペダル15の踏み込みと同時に唐突にエンジン1の起動
が開始されることがない。このため、アクセルペダル1
5の操作に対するエンジン1の運転フィーリングを向上
させることもできる。一方、アクセルペダル15の操作
が解除されてアクセルストロークASが無操作状態を除
く所定の停止要求ストロークTESに戻ったときに、燃
料ポンプ19が停止される。従って、アクセルペダル1
5が無操作状態に戻るまでエンジン1の停止が遅れるこ
とがない。この意味でも、アクセルペダル15の操作に
対するエンジン1の運転フィーリングを向上させること
もできる。
るものではなく、発明の趣旨を逸脱することのない範囲
で構成の一部を適宜に変更して実施することもできる。
補助機としてスタータ7を設けたが、スタータ7の代わ
りにセルダイナモを設けてもよい。
としてアクセルペダル15を設けたが、アクセルペダル
15の代わりに、手で操作するアクセルレバー等の別の
操作部材を設けてもよい。
補助機として、エンジン1の始動完了後には発電機とし
て機能するスタータ7を設けたが、エンジン1の始動時
にその始動を補助するだけのために機能するスタータを
設けてもよい。
始動補助機の起動に先だって燃料ポンプのみが事前に起
動されることがない。このため、電源に対する負担を低
減させることができ、電源の消耗を極力少なくすること
ができるという効果を発揮する。
動補助機の起動に先だって燃料ポンプのみが事前に起動
されることがなく、エンジンの停止が要求された後に、
電源から燃料ポンプへ給電が続けられることがない。こ
のため、電源に対する負担を低減させることができ、電
源の消耗を極力少なくすることができるという効果を発
揮する。
転操作手段の操作と同時に唐突にエンジンの起動が開始
されることがない。このため、請求項1又は請求項2の
発明の効果に加え、運転操作手段の操作に対するエンジ
ンの運転フィーリングを向上させることができるという
効果を発揮する。
転操作手段の操作と同時に唐突にエンジンの起動が開始
されることがなく、運転操作手段が無操作状態に戻るま
でエンジンの停止が遅れることがない。このため、請求
項2の発明の効果に加え、運転操作手段の操作に対する
エンジンの運転フィーリングを向上させることができる
という効果を発揮する。
概略構成図である。
ーチャートである。
ャートである。
Claims (4)
- 【請求項1】 電動式の始動補助機により始動が補助さ
れると共に、運転操作手段により運転が操作されるエン
ジンに設けられ、前記エンジンへ燃料を圧送する電動式
の燃料ポンプを制御するエンジン用燃料ポンプの制御装
置において、 前記エンジンを始動させるために前記運転操作手段が操
作されたとき、前記始動補助機と共に前記燃料ポンプを
起動させる起動制御手段を備えたことを特徴とするエン
ジン用燃料ポンプの制御装置。 - 【請求項2】 電動式の始動補助機により始動が補助さ
れると共に、運転操作手段により運転が操作されるエン
ジンに設けられ、前記エンジンへ燃料を圧送する電動式
の燃料ポンプを制御するエンジン用燃料ポンプの制御装
置において、 前記エンジンを始動させるために前記運転操作手段が操
作されたとき、前記始動補助機と共に前記燃料ポンプを
起動させる起動制御手段と、 前記エンジンを停止させるために前記運転操作手段が操
作されたとき、前記燃料ポンプを停止させる停止制御手
段とを備えたことを特徴とするエンジン用燃料ポンプの
制御装置。 - 【請求項3】 請求項1又は請求項2に記載のエンジン
用燃料ポンプの制御装置において、 前記起動制御手段は、前記運転操作手段の操作量が無操
作状態を除く所定の始動要求操作量に達したときに前記
始動補助機と共に前記燃料ポンプを起動させることを特
徴とするエンジン用燃料ポンプの制御装置。 - 【請求項4】 請求項2に記載のエンジン用燃料ポンプ
の制御装置において、 前記起動制御手段は、前記運転操作手段の操作量が無操
作状態を除く所定の始動要求操作量に達したときに前記
始動補助機と共に前記燃料ポンプを起動させ、前記停止
制御手段は、前記運転操作手段の操作量が前記無操作状
態を除く所定の停止要求操作量に戻ったときに前記燃料
ポンプを停止させることを特徴とするエンジン用燃料ポ
ンプの制御装置。
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---|---|---|---|
JP13654499A JP3854426B2 (ja) | 1999-05-18 | 1999-05-18 | 産業車両用エンジンシステムの制御装置 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP13654499A JP3854426B2 (ja) | 1999-05-18 | 1999-05-18 | 産業車両用エンジンシステムの制御装置 |
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Publication Number | Publication Date |
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JP2000329023A true JP2000329023A (ja) | 2000-11-28 |
JP3854426B2 JP3854426B2 (ja) | 2006-12-06 |
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ID=15177692
Family Applications (1)
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JP13654499A Expired - Fee Related JP3854426B2 (ja) | 1999-05-18 | 1999-05-18 | 産業車両用エンジンシステムの制御装置 |
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JP (1) | JP3854426B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009167891A (ja) * | 2008-01-16 | 2009-07-30 | Tcm Corp | 産業用車両における燃料供給システム |
US7803088B2 (en) * | 2005-06-30 | 2010-09-28 | Yamaha Motor Electronics Co., Ltd. | Golf car with fuel injected engine and method for starting same |
JP2012031759A (ja) * | 2010-07-29 | 2012-02-16 | Bosch Corp | 内燃機関の制御装置 |
JP2020101120A (ja) * | 2018-12-21 | 2020-07-02 | 株式会社デンソー | バルブタイミング制御装置およびバルブタイミング制御方法 |
-
1999
- 1999-05-18 JP JP13654499A patent/JP3854426B2/ja not_active Expired - Fee Related
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