JP2000328800A - 複数の扉を有する部屋 - Google Patents
複数の扉を有する部屋Info
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- JP2000328800A JP2000328800A JP11142088A JP14208899A JP2000328800A JP 2000328800 A JP2000328800 A JP 2000328800A JP 11142088 A JP11142088 A JP 11142088A JP 14208899 A JP14208899 A JP 14208899A JP 2000328800 A JP2000328800 A JP 2000328800A
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- Japan
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- door
- doors
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 この発明の目的は、例えばトイレの個室やシ
ャワー室などの部屋において、利用効率の向上を可能と
する複数扉を有する部屋を提供することである。 【解決手段】 開放可能な状態とロックした状態とに制
御可能な複数の扉21,22を有する部屋1である。そ
して、入室者を検知する入室者検知器40と、1つの扉
を外側から開いた時に他の扉をロックした状態に保持す
るよう制御すると共に、入室者が退出するまで入室して
きた扉以外の扉をロックした状態に制御する制御手段と
を備えている。
ャワー室などの部屋において、利用効率の向上を可能と
する複数扉を有する部屋を提供することである。 【解決手段】 開放可能な状態とロックした状態とに制
御可能な複数の扉21,22を有する部屋1である。そ
して、入室者を検知する入室者検知器40と、1つの扉
を外側から開いた時に他の扉をロックした状態に保持す
るよう制御すると共に、入室者が退出するまで入室して
きた扉以外の扉をロックした状態に制御する制御手段と
を備えている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の扉を有する
部屋に関するものである。
部屋に関するものである。
【0002】
【従来の技術】共同トイレや公衆トイレは、一般にあら
かじめ男性用トイレと女性用トイレに分けられている。
男性用トイレは、大便器のある個室と小便器を備えてお
り、一方女性用トイレは、大便器のある個室のみを備え
ている。
かじめ男性用トイレと女性用トイレに分けられている。
男性用トイレは、大便器のある個室と小便器を備えてお
り、一方女性用トイレは、大便器のある個室のみを備え
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】共同トイレや公衆トイ
レでは、一般に男女別々であるため、混雑時などに空き
トイレの効率的な利用ができないという問題がある。一
般に、男性用トイレは女性用トイレと比べて個室(大便
器)の使用頻度が低く、複数個ある場合には同時使用率
も低い、一方で、便器数を大小用トータルで考えると、
女性用トイレで便器数が不足し混雑する場合が多い。例
えば、高速道路のサービスエリアなど一時に多人数が利
用するトイレにおいて、女性用トイレが混雑しているた
め、女性が、男性用トイレを利用することがあるが、こ
れは男性用トイレの個室(大便器)が空いており、男性
用と女性用の便器数と必要数のバランスが合っていない
ことを示している。また、このような男性用と女性用と
で必要数のバランスが合わないことは、シャワー室でも
起こることがある。
レでは、一般に男女別々であるため、混雑時などに空き
トイレの効率的な利用ができないという問題がある。一
般に、男性用トイレは女性用トイレと比べて個室(大便
器)の使用頻度が低く、複数個ある場合には同時使用率
も低い、一方で、便器数を大小用トータルで考えると、
女性用トイレで便器数が不足し混雑する場合が多い。例
えば、高速道路のサービスエリアなど一時に多人数が利
用するトイレにおいて、女性用トイレが混雑しているた
め、女性が、男性用トイレを利用することがあるが、こ
れは男性用トイレの個室(大便器)が空いており、男性
用と女性用の便器数と必要数のバランスが合っていない
ことを示している。また、このような男性用と女性用と
で必要数のバランスが合わないことは、シャワー室でも
起こることがある。
【0004】そこで、本発明の目的は、例えばトイレの
個室やシャワー室などの部屋において、利用効率の向上
を可能とする複数扉を有する部屋を提供することにあ
る。
個室やシャワー室などの部屋において、利用効率の向上
を可能とする複数扉を有する部屋を提供することにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】以上の課題を解決すべく
請求項1記載の発明は、開放可能な状態とロックした状
態とに制御可能な複数の扉(21,22)を有する部屋
(1)であって、1つの扉を外側から開いた時に他の扉
をロックした状態に保持するよう制御する制御手段を備
えた構成を特徴としている。
請求項1記載の発明は、開放可能な状態とロックした状
態とに制御可能な複数の扉(21,22)を有する部屋
(1)であって、1つの扉を外側から開いた時に他の扉
をロックした状態に保持するよう制御する制御手段を備
えた構成を特徴としている。
【0006】以上のように、請求項1記載の発明によれ
ば、複数の扉を有する部屋において、外から扉を開く
と、他の扉は開かなくなるので、入室者が複数の扉から
同時に入室することを阻止することができる。ここで、
上記部屋とは、具体的にはトイレの個室やシャワー室な
どである。開放可能な状態とロックした状態とに制御可
能な扉とは、例えば、電子錠つき扉などにより構成でき
る。
ば、複数の扉を有する部屋において、外から扉を開く
と、他の扉は開かなくなるので、入室者が複数の扉から
同時に入室することを阻止することができる。ここで、
上記部屋とは、具体的にはトイレの個室やシャワー室な
どである。開放可能な状態とロックした状態とに制御可
能な扉とは、例えば、電子錠つき扉などにより構成でき
る。
【0007】請求項2記載の発明は、請求項1記載の複
数の扉を有する部屋(1)であって、入室者を検知する
入室者検知手段(検出器40)を備え、前記制御手段
は、入室者が退出するまで入室してきた扉以外の扉をロ
ックした状態に制御する構成を特徴としている。
数の扉を有する部屋(1)であって、入室者を検知する
入室者検知手段(検出器40)を備え、前記制御手段
は、入室者が退出するまで入室してきた扉以外の扉をロ
ックした状態に制御する構成を特徴としている。
【0008】このように、請求項2記載の発明によれ
ば、請求項1記載の複数の扉を有する部屋において、入
室者が扉を開けてから部屋を使用し退出するまで、他の
扉がロックされた状態にあるので、この間、他の扉から
他人が入室してくることが阻止される。すなわち、使用
者は1つの扉しかない部屋と同じ感覚でこの発明の部屋
を使用することが出来る。従って、例えば、扉の内側に
手動でロックできる錠などを設けておくことで、使用者
は入ってきた扉のみロック/解錠することで、他人の入
室の阻止をしたり、部屋からの退出を行うことが出来
る。また、入室した扉以外の扉がロックされるので、入
室者は入ってきた扉からしか退出できないことになり、
すなわち、入室者が他の扉から退出するのを防ぐことが
出来る。
ば、請求項1記載の複数の扉を有する部屋において、入
室者が扉を開けてから部屋を使用し退出するまで、他の
扉がロックされた状態にあるので、この間、他の扉から
他人が入室してくることが阻止される。すなわち、使用
者は1つの扉しかない部屋と同じ感覚でこの発明の部屋
を使用することが出来る。従って、例えば、扉の内側に
手動でロックできる錠などを設けておくことで、使用者
は入ってきた扉のみロック/解錠することで、他人の入
室の阻止をしたり、部屋からの退出を行うことが出来
る。また、入室した扉以外の扉がロックされるので、入
室者は入ってきた扉からしか退出できないことになり、
すなわち、入室者が他の扉から退出するのを防ぐことが
出来る。
【0009】請求項3記載の発明は、請求項1記載の複
数の扉を有する部屋(1)において、前記複数の扉(2
1,22)は、内側からと外側からとでそれぞれ別々に
開放可能な状態と開放不可な状態とに制御可能であり、
入室者を検知する入室者検知手段(検出器40)を備
え、前記制御手段は、入室者がある場合に、前記複数の
扉を外側から開けることを不可とし、前記複数の扉のう
ち少なくとも何れか1つを内側から開けることを可能に
制御する構成を特徴としている。
数の扉を有する部屋(1)において、前記複数の扉(2
1,22)は、内側からと外側からとでそれぞれ別々に
開放可能な状態と開放不可な状態とに制御可能であり、
入室者を検知する入室者検知手段(検出器40)を備
え、前記制御手段は、入室者がある場合に、前記複数の
扉を外側から開けることを不可とし、前記複数の扉のう
ち少なくとも何れか1つを内側から開けることを可能に
制御する構成を特徴としている。
【0010】このように、請求項3記載の発明によれ
ば、入室して扉を閉めれば外側からは扉を開けることが
出来なくなり、他の使用者が間違って入室してきてしま
うといった不都合を回避できる。一方、内側からは扉が
開けられるので、入室者は部屋を使用した後、自由なタ
イミングで退出することが出来る。ここで、上記の内側
からと外側からとでそれぞれ別々に開放可能な状態と開
放不可な状態とに制御可能な扉とは、例えば、扉の内側
と外側の両方に扉を開くためのノブを設け、これら内側
のノブと外側のノブとをそれぞれ別個に電子錠により制
御することで構成できる。
ば、入室して扉を閉めれば外側からは扉を開けることが
出来なくなり、他の使用者が間違って入室してきてしま
うといった不都合を回避できる。一方、内側からは扉が
開けられるので、入室者は部屋を使用した後、自由なタ
イミングで退出することが出来る。ここで、上記の内側
からと外側からとでそれぞれ別々に開放可能な状態と開
放不可な状態とに制御可能な扉とは、例えば、扉の内側
と外側の両方に扉を開くためのノブを設け、これら内側
のノブと外側のノブとをそれぞれ別個に電子錠により制
御することで構成できる。
【0011】請求項4記載の発明は、請求項3記載の複
数の扉を有する部屋(1)において、前記複数の扉の開
閉をそれぞれ検出する扉開閉検出手段(検出器41,4
2)を備え、前記制御手段は、前記入室者検知手段およ
び扉開閉検出手段の検出に基づいて、入室者がある場合
に、入室してきた扉のみを内側から開けることを可能に
制御する構成を特徴としている。
数の扉を有する部屋(1)において、前記複数の扉の開
閉をそれぞれ検出する扉開閉検出手段(検出器41,4
2)を備え、前記制御手段は、前記入室者検知手段およ
び扉開閉検出手段の検出に基づいて、入室者がある場合
に、入室してきた扉のみを内側から開けることを可能に
制御する構成を特徴としている。
【0012】このように、請求項4記載の発明によれ
ば、入室してきた扉のみが内側から開けられるので、入
室者が入ってきた扉以外の他の扉から退出するのを防ぐ
ことが出来る。
ば、入室してきた扉のみが内側から開けられるので、入
室者が入ってきた扉以外の他の扉から退出するのを防ぐ
ことが出来る。
【0013】請求項5記載の発明は、請求項1〜4の何
れかに記載の複数の扉を有する部屋(1)において、前
記複数の扉(21,22)は、停電時に、外側から扉が
開放不可で、内側から扉が開放可能な構造に設けられて
いる構成を特徴としている。
れかに記載の複数の扉を有する部屋(1)において、前
記複数の扉(21,22)は、停電時に、外側から扉が
開放不可で、内側から扉が開放可能な構造に設けられて
いる構成を特徴としている。
【0014】このように、請求項5記載の発明によれ
ば、万が一停電が生じて電気的な扉のロック制御が不能
になった場合でも、上記の構造により、部屋の使用中に
間違って扉を開けられてしまうといった不都合が回避さ
れると共に、使用者が部屋の中に閉じ込められてしまう
といった不都合も回避される。
ば、万が一停電が生じて電気的な扉のロック制御が不能
になった場合でも、上記の構造により、部屋の使用中に
間違って扉を開けられてしまうといった不都合が回避さ
れると共に、使用者が部屋の中に閉じ込められてしまう
といった不都合も回避される。
【0015】
【発明の実施の形態】以下に、本発明に係る複数扉を有
する部屋の実施の形態例を図面に基づいて説明する。先
ず、図1は、本発明の一例としての2方向2扉を有する
トイレブース(複数の扉を有する部屋)1の概略平面図
である。図1において、1はトイレブース、10は外
壁、21,22は扉、30は大便器(設備)、31はト
イレの水槽(設備)、40は入室者検知手段としての検
出器,41,42は開閉検出器としての検出器、51,
52,53,54は制御ボタン、61,62はランプで
ある。
する部屋の実施の形態例を図面に基づいて説明する。先
ず、図1は、本発明の一例としての2方向2扉を有する
トイレブース(複数の扉を有する部屋)1の概略平面図
である。図1において、1はトイレブース、10は外
壁、21,22は扉、30は大便器(設備)、31はト
イレの水槽(設備)、40は入室者検知手段としての検
出器,41,42は開閉検出器としての検出器、51,
52,53,54は制御ボタン、61,62はランプで
ある。
【0016】トイレブース1は、トイレの外壁10と、
大便器30と、トイレの水槽31と、ロック可能な扉2
1,22と、扉21の内側に備えられた制御ボタン51
と、扉21の外側に備えられた制御ボタン52と、扉2
2の内側に備えられた制御ボタン53と、扉22の外側
に備えられた制御ボタン54と、入室者を検出する検出
器40と、ドアの開閉を検出する検出器41,42と、
これら検出器40,41,42からの信号を受け制御ボ
タン51,52,53,54を制御する制御装置(図示
略)とから構成される。
大便器30と、トイレの水槽31と、ロック可能な扉2
1,22と、扉21の内側に備えられた制御ボタン51
と、扉21の外側に備えられた制御ボタン52と、扉2
2の内側に備えられた制御ボタン53と、扉22の外側
に備えられた制御ボタン54と、入室者を検出する検出
器40と、ドアの開閉を検出する検出器41,42と、
これら検出器40,41,42からの信号を受け制御ボ
タン51,52,53,54を制御する制御装置(図示
略)とから構成される。
【0017】このトイレブース1は、男子トイレ室と女
子トイレ室との中間に配置し、一方の扉21を男子トイ
レ室側に臨ませ、他方の扉22を女子トイレ室側に臨ま
せるように設置される。制御ボタン51,52,53,
54は,オンとオフの2つの状態をとることができる。
子トイレ室との中間に配置し、一方の扉21を男子トイ
レ室側に臨ませ、他方の扉22を女子トイレ室側に臨ま
せるように設置される。制御ボタン51,52,53,
54は,オンとオフの2つの状態をとることができる。
【0018】扉21(22)は、1つの制御ボタン5
1,52(53,54)をオンにした後、このオンした
制御ボタン51,52(53,54)がある側からのみ
開けられるように制御されている。
1,52(53,54)をオンにした後、このオンした
制御ボタン51,52(53,54)がある側からのみ
開けられるように制御されている。
【0019】扉21,22の外側に設置されている制御
ボタン51,54は、全ての制御ボタン51,52,5
3,54がオフである時、オン入力可能である。また、
一方の扉21(22)に対応して設けられた2個の制御
ボタン51,52(53,54)のうち、内側の制御ボ
タン52(53)をオンにすると外側の制御ボタン51
(54)が自動的にオフになると共に、内側のみから扉
21(22)を開けることが可能になる。
ボタン51,54は、全ての制御ボタン51,52,5
3,54がオフである時、オン入力可能である。また、
一方の扉21(22)に対応して設けられた2個の制御
ボタン51,52(53,54)のうち、内側の制御ボ
タン52(53)をオンにすると外側の制御ボタン51
(54)が自動的にオフになると共に、内側のみから扉
21(22)を開けることが可能になる。
【0020】扉21,22の内側に設置されている制御
ボタン52,53は、入室者がなく全ての制御ボタン5
1,52,53,54がオフの状態で、外側の制御ボタ
ン51(54)をオン操作して1つの扉21(22)を
開いてから閉めた時点で、検出器40が入室者を検出し
たときに、オン状態に変更されオン状態を保持する。そ
して、扉21(22)が内側から開けられるようにな
り、同時に外側の制御ボタン51(54)をオフ状態と
する。
ボタン52,53は、入室者がなく全ての制御ボタン5
1,52,53,54がオフの状態で、外側の制御ボタ
ン51(54)をオン操作して1つの扉21(22)を
開いてから閉めた時点で、検出器40が入室者を検出し
たときに、オン状態に変更されオン状態を保持する。そ
して、扉21(22)が内側から開けられるようにな
り、同時に外側の制御ボタン51(54)をオフ状態と
する。
【0021】次に、この実施の形態に係るトイレブース
1の一使用例を説明する。ここでは、一方の扉22から
入室する場合についてのみ説明するが、他方の扉21に
ついても同様である。図2にはトイレブース1の1使用
例を示す流れ図を、図3には制御ボタン51〜54のオ
ン/オフの状態の凡例を示す図を示す。図3の(a)は
オン状態、(b)はオフ状態を示している。先ず、図2
(a)(b)に示すように、トイレブース1への出入り
については、入室者が、外側の制御ボタン54を押し、
これにより制御ボタン54がオン状態になったところで
扉22を開けることができると同時に、他方の扉21の
外側にある制御ボタン51がオフ状態に保持されオン操
作出来ないように制御される。
1の一使用例を説明する。ここでは、一方の扉22から
入室する場合についてのみ説明するが、他方の扉21に
ついても同様である。図2にはトイレブース1の1使用
例を示す流れ図を、図3には制御ボタン51〜54のオ
ン/オフの状態の凡例を示す図を示す。図3の(a)は
オン状態、(b)はオフ状態を示している。先ず、図2
(a)(b)に示すように、トイレブース1への出入り
については、入室者が、外側の制御ボタン54を押し、
これにより制御ボタン54がオン状態になったところで
扉22を開けることができると同時に、他方の扉21の
外側にある制御ボタン51がオフ状態に保持されオン操
作出来ないように制御される。
【0022】次に、図2(c)に示すように、入室者が
トイレブース1に入り、扉22を閉じると、検出器42
が扉22が閉じられたことを検出し、更に、検出器40
が入室者を検出するので、外側の制御ボタン51,54
と、入室した方でない扉21に対応する内側の制御ボタ
ン53が、オン入力不可な状態に保持される。このた
め、他方の扉21は開けることができなく、かつ入室し
た扉22は外から開けることができないので、他の入室
者が出入りすることはできない。この状態は入室者がト
イレブース1の内部にいる間中保持される。また、入室
者が検出されると、トイレブースが使用中であることを
示すべく両方のランプが点灯され、入室者がトイレブー
ス1の内部にいる間中保持される。一方、扉21を閉じ
た時点で、検出器40が入室者を検出しない時には、全
ての制御ボタン51,52,53,54がオフ状態にさ
れ、どの扉21,22からも入室可能となる。
トイレブース1に入り、扉22を閉じると、検出器42
が扉22が閉じられたことを検出し、更に、検出器40
が入室者を検出するので、外側の制御ボタン51,54
と、入室した方でない扉21に対応する内側の制御ボタ
ン53が、オン入力不可な状態に保持される。このた
め、他方の扉21は開けることができなく、かつ入室し
た扉22は外から開けることができないので、他の入室
者が出入りすることはできない。この状態は入室者がト
イレブース1の内部にいる間中保持される。また、入室
者が検出されると、トイレブースが使用中であることを
示すべく両方のランプが点灯され、入室者がトイレブー
ス1の内部にいる間中保持される。一方、扉21を閉じ
た時点で、検出器40が入室者を検出しない時には、全
ての制御ボタン51,52,53,54がオフ状態にさ
れ、どの扉21,22からも入室可能となる。
【0023】図2(d)に示すように、入室者がトイレ
ブース1を出るときは、制御装置53のみがオン状態で
あるので、入室した扉22を内から開けることができる
が、他方の扉21は開けることができない。すなわち、
入室者は、所望のタイミングで扉22の内側のノブを操
作して入室した扉22からのみトイレブース1を出るこ
とができる。次いで、図2(e)に示すように、入室者
がトイレブース1を出た後に扉22を閉めると、検出器
40が入室者を検出せず、この検出結果に基づき、全て
の制御ボタン51,52,53,54がオフ状態にさ
れ、どの扉21,22からも入室可能な状態となる。ま
た、点灯していたランプ61,62も消灯される。一
方、入室者が一旦扉22を開けた後トイレブース1を出
ずに再び扉22を閉めたり、または、扉22を一旦閉じ
る前に次の入室者が入室して扉22を閉めてしまった場
合には、検出器40が入室者を検出し、再び、制御ボタ
ン53をオン状態に保持する。また、ランプ61,62
は警告を示して点灯したままの状態を続ける。また、こ
の場合、警告を示してブザーを鳴動させることも出来
る。
ブース1を出るときは、制御装置53のみがオン状態で
あるので、入室した扉22を内から開けることができる
が、他方の扉21は開けることができない。すなわち、
入室者は、所望のタイミングで扉22の内側のノブを操
作して入室した扉22からのみトイレブース1を出るこ
とができる。次いで、図2(e)に示すように、入室者
がトイレブース1を出た後に扉22を閉めると、検出器
40が入室者を検出せず、この検出結果に基づき、全て
の制御ボタン51,52,53,54がオフ状態にさ
れ、どの扉21,22からも入室可能な状態となる。ま
た、点灯していたランプ61,62も消灯される。一
方、入室者が一旦扉22を開けた後トイレブース1を出
ずに再び扉22を閉めたり、または、扉22を一旦閉じ
る前に次の入室者が入室して扉22を閉めてしまった場
合には、検出器40が入室者を検出し、再び、制御ボタ
ン53をオン状態に保持する。また、ランプ61,62
は警告を示して点灯したままの状態を続ける。また、こ
の場合、警告を示してブザーを鳴動させることも出来
る。
【0024】このように、上記実施の形態の2方向2扉
を有するトイレブース1(複数の扉を有する部屋)によ
れば、2方向2扉を有するトイレブース1において、1
つの扉21(22)が外から開けられた時点で、他の扉
22(21)は開けることができなくなるので、2つの
扉からの入室者が同時にトイレブース1に入室すること
を阻止できる。
を有するトイレブース1(複数の扉を有する部屋)によ
れば、2方向2扉を有するトイレブース1において、1
つの扉21(22)が外から開けられた時点で、他の扉
22(21)は開けることができなくなるので、2つの
扉からの入室者が同時にトイレブース1に入室すること
を阻止できる。
【0025】扉21,22を外から開けた後、入室せず
扉21,22を閉めると、検出器40,41,42によ
り入室者が検出されないので、全ての制御ボタン51,
52,53,54はオフ状態となり、どちらの扉21,
22からも入室できる状態となる。
扉21,22を閉めると、検出器40,41,42によ
り入室者が検出されないので、全ての制御ボタン51,
52,53,54はオフ状態となり、どちらの扉21,
22からも入室できる状態となる。
【0026】入室する際に外から開けた扉21(22)
のみがトイレブース1の内から再び開けることができる
ので、入室者は、入室した扉21(22)と同じ扉21
(22)からのみトイレブース1を出ることができる。
のみがトイレブース1の内から再び開けることができる
ので、入室者は、入室した扉21(22)と同じ扉21
(22)からのみトイレブース1を出ることができる。
【0027】たとえ、入室者が内から扉21(22)を
開けその後トイレブース1から出ないで扉21(22)
を閉じたという場合においても、扉を閉じた時点で、検
出器40,41,42が入室者を検出した時には、内か
ら扉21(22)を開ける前の制御ボタン51,52,
53,54の状態を保持するので、入室者は、常に入室
した扉21(22)からトイレブース1を出ることにな
る。
開けその後トイレブース1から出ないで扉21(22)
を閉じたという場合においても、扉を閉じた時点で、検
出器40,41,42が入室者を検出した時には、内か
ら扉21(22)を開ける前の制御ボタン51,52,
53,54の状態を保持するので、入室者は、常に入室
した扉21(22)からトイレブース1を出ることにな
る。
【0028】外壁10の扉21,22付近に入室者の有
無を知らせるランプ61,62を備えることにより、外
からトイレブース1に入室者がいることを知ることがで
きる。
無を知らせるランプ61,62を備えることにより、外
からトイレブース1に入室者がいることを知ることがで
きる。
【0029】内から扉21,22を開け外に出ないで扉
21,22を閉じると、検出器40,41,42により
入室者が検出され、警告を兼ねたランプ61,62とブ
ザーが作動するようにすることによって、いたずらを防
止できる。
21,22を閉じると、検出器40,41,42により
入室者が検出され、警告を兼ねたランプ61,62とブ
ザーが作動するようにすることによって、いたずらを防
止できる。
【0030】なお、上記例においては、基本的に、制御
ボタン51,52,53,54と、検出器40、41,
42からの信号に基づき、制御装置が制御ボタン51,
52,53,54のオン可能状態とオン不可状態とを制
御するとともに、扉21,22のロックを制御すものと
したが、ここで、上記扉21,22のロックの一例と、
停電時のロックの動作とについて説明する。扉21,2
2は、その内側の面と外側の面とにそれぞれドアノブ
(図示略)が設けられるている。そして、ドアノブを回
転することにより、扉21,22端面から壁の扉枠に延
出して扉21,22をロックする周知のデッドボルト
(図示略)を扉21,22に引き込めるようになってい
る。
ボタン51,52,53,54と、検出器40、41,
42からの信号に基づき、制御装置が制御ボタン51,
52,53,54のオン可能状態とオン不可状態とを制
御するとともに、扉21,22のロックを制御すものと
したが、ここで、上記扉21,22のロックの一例と、
停電時のロックの動作とについて説明する。扉21,2
2は、その内側の面と外側の面とにそれぞれドアノブ
(図示略)が設けられるている。そして、ドアノブを回
転することにより、扉21,22端面から壁の扉枠に延
出して扉21,22をロックする周知のデッドボルト
(図示略)を扉21,22に引き込めるようになってい
る。
【0031】また、ドアノブには、それぞれ、上述の電
子錠が設けられている。なお、この電子錠は、例えば、
アクチュエータにより、ストッパをドアノブ側に前後移
動させ、ストッパをドアノブ側に延出した状態で、ドア
ノブの回転を規制するものであり、制御部の制御により
作動するようになっている。従って、制御部によりアク
チュエータを作動させてドアノブの回転を規制すること
により、扉21,22が開けられない状態(ロックされ
た状態)となる。また、外側のドアノブの回転を規制
し、内側のドアノブの回転を規制しない状態とすること
で、扉21,22を内側だけから開閉できるようにする
ことができる。また、アクチュエータは、エアシリンダ
装置でも良いが、基本的に電磁式のソレノイドである。
子錠が設けられている。なお、この電子錠は、例えば、
アクチュエータにより、ストッパをドアノブ側に前後移
動させ、ストッパをドアノブ側に延出した状態で、ドア
ノブの回転を規制するものであり、制御部の制御により
作動するようになっている。従って、制御部によりアク
チュエータを作動させてドアノブの回転を規制すること
により、扉21,22が開けられない状態(ロックされ
た状態)となる。また、外側のドアノブの回転を規制
し、内側のドアノブの回転を規制しない状態とすること
で、扉21,22を内側だけから開閉できるようにする
ことができる。また、アクチュエータは、エアシリンダ
装置でも良いが、基本的に電磁式のソレノイドである。
【0032】また、電子錠のアクチュエータは、扉2
1,22の外側のドアノブと内側のドアノブとで通電時
の状態が逆となっている。すなわち、外側のドアノブの
電子錠においては、通電時にアクチュエータのプランジ
ャが後退して、ドアノブの回転を可能とし、通電停止時
にアクチュエータのプランジャが前進して、ドアノブの
回転を不可としている。一方、内側のドアノブの電子錠
においては、通電時にアクチュエータのプランジャが前
進して、ドアノブの回転を不可とし、通電停止時にアク
チュエータのプランジャが後退して、ドアノブの回転を
可能としている。
1,22の外側のドアノブと内側のドアノブとで通電時
の状態が逆となっている。すなわち、外側のドアノブの
電子錠においては、通電時にアクチュエータのプランジ
ャが後退して、ドアノブの回転を可能とし、通電停止時
にアクチュエータのプランジャが前進して、ドアノブの
回転を不可としている。一方、内側のドアノブの電子錠
においては、通電時にアクチュエータのプランジャが前
進して、ドアノブの回転を不可とし、通電停止時にアク
チュエータのプランジャが後退して、ドアノブの回転を
可能としている。
【0033】そして、正常な状態では、外側のドアノブ
の電子錠は、通電を停止することでロックされ、内側の
ドアノブの電子錠は通電することによりロックされるこ
とになり、これに基づいて電子錠への電流のオン・オフ
を制御装置により制御することで、上述のように扉2
1,22の開閉が制御されることになる。そして、停電
等のため電力の供給が断たれた場合には、外側のドアノ
ブの電子錠は、通電が停止した状態となりロックされ、
内側のドアノブの電子錠は、通電が停止した状態となり
ロックが解除されることになる。従って、停電時には、
扉21,22は、外側からは開けられない状態とされ、
内側のみからドアノブを操作して開けられるようになっ
ている。すなわち、停電時に、内部に人がいるのに、ト
イレブース1内に人が入ってくるのを防止するととも
に、停電時にトイレブース1内に閉じこめられるような
事態を防止することができる。
の電子錠は、通電を停止することでロックされ、内側の
ドアノブの電子錠は通電することによりロックされるこ
とになり、これに基づいて電子錠への電流のオン・オフ
を制御装置により制御することで、上述のように扉2
1,22の開閉が制御されることになる。そして、停電
等のため電力の供給が断たれた場合には、外側のドアノ
ブの電子錠は、通電が停止した状態となりロックされ、
内側のドアノブの電子錠は、通電が停止した状態となり
ロックが解除されることになる。従って、停電時には、
扉21,22は、外側からは開けられない状態とされ、
内側のみからドアノブを操作して開けられるようになっ
ている。すなわち、停電時に、内部に人がいるのに、ト
イレブース1内に人が入ってくるのを防止するととも
に、停電時にトイレブース1内に閉じこめられるような
事態を防止することができる。
【0034】また、上述のドアノブにより操作されるデ
ッドボルトは、例えば、扉21,22の外側から鍵によ
って周知のように操作可能となっている。すなわち、扉
21,22の外側に鍵穴を設け、鍵によりデッドボルト
の操作が行えるようになっていることで、内部で入室者
が動けないような状態となった場合に、外部から鍵によ
り扉21,22を開放して、入室者を助け出すことがで
きる。
ッドボルトは、例えば、扉21,22の外側から鍵によ
って周知のように操作可能となっている。すなわち、扉
21,22の外側に鍵穴を設け、鍵によりデッドボルト
の操作が行えるようになっていることで、内部で入室者
が動けないような状態となった場合に、外部から鍵によ
り扉21,22を開放して、入室者を助け出すことがで
きる。
【0035】なお、以上の実施の形態例においては、ト
イレとしたが、本発明はこれに限定されるものではな
く、例えばシャワー室など、他の設備を有する部屋でも
良い。また、扉の数等も任意であり、その他、具体的な
細部構造等についても適宜に変更可能であることは勿論
である。
イレとしたが、本発明はこれに限定されるものではな
く、例えばシャワー室など、他の設備を有する部屋でも
良い。また、扉の数等も任意であり、その他、具体的な
細部構造等についても適宜に変更可能であることは勿論
である。
【0036】
【発明の効果】以上のように、請求項1記載の発明に係
る複数の扉を有する部屋によれば、入室者は複数の扉か
ら入室することが出来ると共に、外から扉を開くと、他
の扉は開かなくなるので、入室者が複数の扉から同時に
入室することを阻止することができる。従って、個人で
部屋を使用したい人が、順次、複数の扉から効率良く部
屋に出入りして部屋を使用できる。つまり、部屋の使用
効率を向上できる。
る複数の扉を有する部屋によれば、入室者は複数の扉か
ら入室することが出来ると共に、外から扉を開くと、他
の扉は開かなくなるので、入室者が複数の扉から同時に
入室することを阻止することができる。従って、個人で
部屋を使用したい人が、順次、複数の扉から効率良く部
屋に出入りして部屋を使用できる。つまり、部屋の使用
効率を向上できる。
【0037】請求項2記載の発明に係る複数の扉を有す
る部屋によれば、入室者が扉を開けてから部屋を使用し
退出するまで、他の扉がロックされた状態にあるので、
使用者は1つの扉しかない部屋と同じ感覚でこの発明の
部屋を使用することが出来る。従って、例えば、扉の内
側に手動でロックできる錠などを設けておくことで、使
用者は入ってきた扉のみロック/解錠することで、他人
の入室の阻止をしたり、部屋からの退出を行うことが出
来る。また、入室した扉以外の扉がロックされるので、
入室者は入ってきた扉からしか退出できないことにな
り、すなわち、入室者が他の扉から退出するのを防ぐこ
とが出来る。従って、例えば、本発明の部屋が別の複数
の部屋と隣接して設置され、且つ、複数の扉が隣接する
複数の部屋に別々につながるように設置された場合、本
発明の部屋を介して隣接する複数の部屋間を往来すると
云った事態を回避することが出来る。
る部屋によれば、入室者が扉を開けてから部屋を使用し
退出するまで、他の扉がロックされた状態にあるので、
使用者は1つの扉しかない部屋と同じ感覚でこの発明の
部屋を使用することが出来る。従って、例えば、扉の内
側に手動でロックできる錠などを設けておくことで、使
用者は入ってきた扉のみロック/解錠することで、他人
の入室の阻止をしたり、部屋からの退出を行うことが出
来る。また、入室した扉以外の扉がロックされるので、
入室者は入ってきた扉からしか退出できないことにな
り、すなわち、入室者が他の扉から退出するのを防ぐこ
とが出来る。従って、例えば、本発明の部屋が別の複数
の部屋と隣接して設置され、且つ、複数の扉が隣接する
複数の部屋に別々につながるように設置された場合、本
発明の部屋を介して隣接する複数の部屋間を往来すると
云った事態を回避することが出来る。
【0038】請求項3記載に係る複数の扉を有する部屋
によれば、入室して扉を閉めれば外側からは扉を開ける
ことが出来なくなり、他の使用者が間違って入室してき
てしまうと行った不都合を確実に回避できる一方、内側
からは扉が開けられるので、入室者は部屋を使用した
後、自由なタイミングで退出することが出来る。
によれば、入室して扉を閉めれば外側からは扉を開ける
ことが出来なくなり、他の使用者が間違って入室してき
てしまうと行った不都合を確実に回避できる一方、内側
からは扉が開けられるので、入室者は部屋を使用した
後、自由なタイミングで退出することが出来る。
【0039】請求項4記載に係る複数の扉を有する部屋
によれば、請求項3記載の発明の効果に加え、入室して
きた扉のみが内側から開けられるので、入室者が入って
きた扉以外の他の扉から退出するのを防ぐことが出来
る。従って、例えば、本発明の部屋が別の複数の部屋と
隣接して設置され、且つ、複数の扉が隣接する複数の部
屋に別々につながるように設置された場合、本発明の部
屋を介して隣接する複数の部屋間を往来すると云った事
態を回避することが出来る。
によれば、請求項3記載の発明の効果に加え、入室して
きた扉のみが内側から開けられるので、入室者が入って
きた扉以外の他の扉から退出するのを防ぐことが出来
る。従って、例えば、本発明の部屋が別の複数の部屋と
隣接して設置され、且つ、複数の扉が隣接する複数の部
屋に別々につながるように設置された場合、本発明の部
屋を介して隣接する複数の部屋間を往来すると云った事
態を回避することが出来る。
【0040】請求項5記載に係る複数の扉を有する部屋
によれば、万が一停電が生じて電気的な扉のロック制御
が不能になった場合でも、部屋の使用中に間違って扉を
開けられてしまうといった不都合が回避されると共に、
使用者が部屋の中に閉じ込められてしまうといった不都
合も回避される。
によれば、万が一停電が生じて電気的な扉のロック制御
が不能になった場合でも、部屋の使用中に間違って扉を
開けられてしまうといった不都合が回避されると共に、
使用者が部屋の中に閉じ込められてしまうといった不都
合も回避される。
【図1】本発明を適用した一例としての2方向2扉を有
するトイレ(複数の扉を有する部屋)の概略平面図であ
る。
するトイレ(複数の扉を有する部屋)の概略平面図であ
る。
【図2】同、トイレの使用例を説明する流れ図である。
【図3】制御ボタンのオン/オフ状態の凡例を示す模式
図で、(a)はオン状態のもの(b)オフ状態のもので
ある。
図で、(a)はオン状態のもの(b)オフ状態のもので
ある。
1トイレ 10 外壁 21,22 扉 30 大便器 31 水槽 40,41,42 検出器 51,52,53,54 制御ボタン 61,62 ランプ
Claims (5)
- 【請求項1】開放可能な状態とロックした状態とに制御
可能な複数の扉を有する部屋であって、 1つの扉を外側から開いた時に他の扉をロックした状態
に保持するよう制御する制御手段を備えることを特徴と
する複数の扉を有する部屋。 - 【請求項2】入室者を検知する入室者検知手段を備え、 前記制御手段は、入室者が退出するまで入室してきた扉
以外の扉をロックした状態に制御することを特徴とする
請求項1記載の複数の扉を有する部屋。 - 【請求項3】前記複数の扉は、内側からと外側からとで
それぞれ別々に開放可能な状態と開放不可な状態とに制
御可能であり、 入室者を検知する入室者検知手段を備え、 前記制御手段は、入室者がある場合に、前記複数の扉を
外側から開けることを不可とし、前記複数の扉のうち少
なくとも何れか1つを内側から開けることを可能に制御
することを特徴とする請求項1記載の複数の扉を有する
部屋。 - 【請求項4】前記複数の扉の開閉をそれぞれ検出する扉
開閉検出手段を備え、 前記制御手段は、前記入室者検知手段および扉開閉検出
手段の検出に基づいて、入室者がある場合に、入室して
きた扉のみを内側から開けることを可能に制御すること
を特徴とする請求項3記載の複数の扉を有する部屋。 - 【請求項5】前記複数の扉は、停電時に、外側から扉が
開放不可で、内側から扉が開放可能な構造に設けられて
いることを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載の複
数の扉を有する部屋。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11142088A JP2000328800A (ja) | 1999-05-21 | 1999-05-21 | 複数の扉を有する部屋 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11142088A JP2000328800A (ja) | 1999-05-21 | 1999-05-21 | 複数の扉を有する部屋 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000328800A true JP2000328800A (ja) | 2000-11-28 |
Family
ID=15307162
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11142088A Pending JP2000328800A (ja) | 1999-05-21 | 1999-05-21 | 複数の扉を有する部屋 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000328800A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB2403232A (en) * | 2003-06-28 | 2004-12-29 | W B Bawn & Co Ltd | Cubicle |
JP2009179985A (ja) * | 2008-01-30 | 2009-08-13 | Toyota Home Kk | 建物 |
CN106812391A (zh) * | 2017-03-24 | 2017-06-09 | 王萍 | 一种电子联锁门锁机构 |
CN106930617A (zh) * | 2017-03-24 | 2017-07-07 | 王萍 | 一种电磁铁联锁门锁机构 |
JP2017128972A (ja) * | 2016-01-22 | 2017-07-27 | 株式会社サムコーポレーション | ドアロックユニット及びこれを用いた部屋 |
JP2017193890A (ja) * | 2016-04-21 | 2017-10-26 | トヨタホーム株式会社 | 二世帯住宅の共用空間管理システム |
-
1999
- 1999-05-21 JP JP11142088A patent/JP2000328800A/ja active Pending
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB2403232A (en) * | 2003-06-28 | 2004-12-29 | W B Bawn & Co Ltd | Cubicle |
GB2403232B (en) * | 2003-06-28 | 2007-02-07 | W B Bawn & Co Ltd | Cubicle |
JP2009179985A (ja) * | 2008-01-30 | 2009-08-13 | Toyota Home Kk | 建物 |
JP2017128972A (ja) * | 2016-01-22 | 2017-07-27 | 株式会社サムコーポレーション | ドアロックユニット及びこれを用いた部屋 |
JP2017193890A (ja) * | 2016-04-21 | 2017-10-26 | トヨタホーム株式会社 | 二世帯住宅の共用空間管理システム |
CN106812391A (zh) * | 2017-03-24 | 2017-06-09 | 王萍 | 一种电子联锁门锁机构 |
CN106930617A (zh) * | 2017-03-24 | 2017-07-07 | 王萍 | 一种电磁铁联锁门锁机构 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20060207 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20080402 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20080603 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20081007 |