JP2000328709A - 建築用防震天井吊木 - Google Patents

建築用防震天井吊木

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JP2000328709A
JP2000328709A JP11142319A JP14231999A JP2000328709A JP 2000328709 A JP2000328709 A JP 2000328709A JP 11142319 A JP11142319 A JP 11142319A JP 14231999 A JP14231999 A JP 14231999A JP 2000328709 A JP2000328709 A JP 2000328709A
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Hiroki Kanai
宏樹 金井
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の吊り木は、防震性も、高さの調節機能
も有していないが、一部防震材を有する天井吊木はある
が、高さの調節はできない。また、防震材を有し、高さ
の調節が可能な吊り木もあるが、振動や音の伝達の遮断
が不十分であり、高さの調節に緩みが生じ易く、また、
微妙な高さの調整ができないという問題がある。 【解決手段】 吊木部材に固定されたボルトが、吊受け
部材に設けられた防震材を貫通し、少なくとも2個のナ
ットを用いて固定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、建築用防震天井吊
木に関する。更に詳しくは、建築用防震天井吊木におい
て、防震性を有するとともに、高さを調節する機能を有
する建築用防震天井吊木に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、木造建築において天井を吊るため
に野縁を吊木(釣木)を用いて梁、桁や根太等に固定し
ており、近年建築工程の合理化、迅速化のために金属製
等の吊り木が市販されている。これらの吊木には、吊り
ボルトと称して天井等を吊り支えるためのボルト金物
(1)や、本願発明者と同一の創作者による防震性を有
する天井吊木(意匠登録965245号、意匠登録第9
65245の類似1号)(2)が知られている。また、
吊りボルトと調節ハンガーとからなる吊木(3)が知ら
れている。更にツーバイフォー工法における2階床と1
階天井の間の吊り木として、防震材を有し、バックルリ
ングによる高さ調節機能を備えた強化プラスチック製の
防震吊木(4)が知られている。
【0003】しかしながら、(1)の吊りボルトは、天
井等に固定するためのボルトと釘やネジによる固定部を
有するもので、一定した高さの箇所以外には使用できな
い。また、(2)の吊木は、防震性を有するが、防震材
と部材との間に遊びがあり、動かないように固定するこ
とができず、固定するには該吊木を上下に引いて固定す
る必要があり、そのために手間を要する。更に、高さの
異なる個所に用いる時には、高さの異なるいく種類もの
吊り木を用意しておかなければならない。また、(3)
の吊り木は、調節ハンガーが上下して、高さの調節がで
きるようになっているが、防震性を有しない。また更
に、(4)の吊り木は、材質がプラスチック製であるた
め強度的に劣り、また、高さの調節にバックリング方式
を採用しているために振動等により緩むおそれがある。
更に、防震材が使用されているが、吊り木の上下の部材
が直接接する構造を有するため、防震性が不十分である
等の問題を有する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本願発明は、上記の問
題点を解決し、強度が高く、防震材によって天井吊木の
吊受け部材と吊木部材の各々の素材が直接接触していな
いので、防震性に優れ、衝撃音等による騒音も低減さ
れ、上記天井吊木を固定し、高さの調整した後の微振動
による緩みもなく、従って、調節後の高さは常に一定の
高さを保つことのできるとともに、高さの調節及びひず
みの微調整等を精度高く行うことができる建築用防震天
井吊木を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】すなわち、本願発明は、
(1)防震材を設けた吊受け部材と吊木部材とからなる
建築用防震天井吊木において、ボルトの一方は上記吊木
部材に固定され、該ボルトの他方は上記吊受け部材に設
けられた防震材を貫通し、ナットにより上記吊り木を上
記吊受け部材に固定してなることを特徴とする建築用防
震天井吊木、及び(2)上記吊木部材を少なくとも2個
のナットにより上記吊受け部材に固定してなる上記
(1)記載の建築用防震吊木、を要旨とする。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本願発明を実施例に基づき
詳細に説明する。
【0007】図1は、本願発明の建築用防震天井吊木1
の一例を示す組立前の斜視図であり、図2は、その組立
後の斜視図であり、防震材4の片側に2個のナット7を
用いて固定する例を示す。また、図3は、本願発明の他
の一例を示す組立前の斜視図であり、図4は、その組立
後の斜視図であり、防震材4を挟んで両側にナット7を
用いて固定する例を示す。
【0008】本願発明の建築用防震天井吊木1は、図
1、3に示すように、吊受け板5に防震材4を設けた吊
受け部材2と、ボルト6の一方が吊木板8の一方に固定
されてなる吊木部材3と、ナット7とからなり、上記防
震材4を貫通した上記ボルト6の他方をナット7を用い
て固定するよう構成されている。上記ボルト6と該ナッ
ト7を用いて固定する位置を変えることによって、上記
天井吊木1の高さを調節することができ、任意の高さに
設定することができる。また、図3,4にしめすよう
に、防震材4を挟んで少なくとも2個のナット7を用い
て高さを調節することができ、更に、2個のナット7を
重ねて用いることにより、上記天井吊木1を緩みなくし
っかりと固定することができる。その際に上記防震材4
を貫通したボルトは、上記吊受け板5と直接接触しない
ように防震材4によって隔てられていることが必要であ
る。
【0009】本願発明の防震材4を除く天井吊木1の材
質は、金属製、プラスチック製のものが用いられる。金
属製の場合の金属には、鉄、鋼鉄、鋳鉄、ステンレス、
アルミニウム鋳物等が挙げられ、鉄、鋼鉄、ステンレス
が好ましい。プラスチック製のものとしては、炭素繊維
又はガラス繊維を用いた強化プラスチック、ポリアセタ
ール等が挙げられる。
【0010】図1〜4の吊受け部材2の吊受け板5に
は、L字型の吊受け板5を用いているが、該吊受け板5
はL字型に限定されるものではなく、逆T字型、或いは
コの字型であってもよく、防震材4を設け、ボルト6と
ナット7により連結するために貫通孔11(図5)を有
する水平面の存在することが必要であり、さらに、床根
太等に接して縦に固定するために、垂直面の存在するこ
とが必要である。また、吊受け板5の大きさは、L字型
の右水平面の方向から見て、横25〜60mm、縦40〜
60mm、奥行き幅30〜40mm及び厚み2.3〜4.5
mm程度であるのが好ましく、床根太等に接する垂直面に
は、該床根太等に固定するための釘孔9が設けられてい
ることが必要であり、さらに、仮止め用の爪10が設け
られていてもよい。
【0011】防震材4の材質としては、防震用に用いら
れているゴム、プラスチック製防震材等が挙げられ、ゴ
ムとしては天然ゴム及びSBR、CR等の合成ゴムに加
硫等の加工を行って得られる防震ゴムが挙げられる。
【0012】上記防震材4は、一体に形成されたもの、
又は、2個のリング状成型物から形成されたもの、のい
ずれも用いることができる。一体に形成されている例と
しては、図5、6に示すように、一方を円錐状にした防
震材4を円錐状部から、上記吊受け板5の水平面部に設
けられた貫通孔11に押し込んで、上記防震材4の外周
に設けた溝12にはめ込んで防震材4を固定する。
【0013】また、2個のリング状の防震材4a、4b
からなる防震材を用いる場合には、図7に示すように、
上記防震材4aの内径の円周に沿って、上記吊受け板5の
水平面部に設けた貫通孔11の径に丁度はめ込むことが
できる段差を設けておき、該段差を上記貫通孔11の内
径面を覆うようにはめ込む。その際段差の高さは、上記
吊受け板5の厚みと同じであるのが好ましい。上記防震
材4bは、段差を有さず、内径は上記防震材4aの内径
と同一にし、これを該防震材4aをはめ込んだ反対の面
からあてがって、上記一体の場合と同様に用いることが
できる。その際に上記吊受け板5と上記防震材4a、4
bの各々が接する面には接着剤を用いるのが好ましい。
【0014】防震材4の形状は、上記した形状に限定さ
れず、一体型の場合には、四角柱状、五角柱状等及びそ
れらの角柱の一方が角錐状に形成したもの等も挙げられ
る。また、2体型の場合にも、円柱状に限定されず、四
角柱状、五角柱状の防震材を2体にしたものを用いるこ
とができる。防震材4の大きさは、該吊受け板5の大き
さに合わせたものとなるが、吊受け板5の水平面の横の
長さ25〜60mmに対し、径が15〜35mm,、高さが
15〜55mm程度であるのが好ましく、上記吊受け板5
の水平面の横の長さに対し、4:1〜1.5:1の比率
であるのが好ましい。
【0015】上記のように、上記吊受け板5と上記ボル
ト6の各々を構成する素材の間には、上記吊受け板5と
上記ボルト6の接触面に、防震材4が介在して、両者が
直接接触しないようにすることが重要であり、そうする
ことによって、防震性が向上し、振動音の伝達を防ぐこ
とができる。
【0016】吊木部材3は、吊木板8とボルト6とより
構成され、該吊木板8の一方の端(上部)と該ボルト6
の一方とは、取り外し可能にボルト6とナット7等によ
り固定することもできるが、緩みの原因になったり、ま
た、両者は取り外すことがないので、リベット止め、か
しめ止め等の方法により固定しておく方が好ましい。吊
木板8とボルト6が金属の場合には溶接により固定する
こともできる。また、プラスチック製の場合には、両部
材を一体に成形することもできる。
【0017】吊木板8の大きさは、横13〜30mm、縦
60〜450mm、厚み1〜2.3mmであるのが好まし
い。吊木板8には、天井野縁等に取り付けるための釘孔
9を設けておく必要があり、また、仮止め用の爪10が
設けられていてもよい。釘孔9及び仮止め用の爪10の
数は、吊木板8の長さにもよるが、いずれも2〜10の
間の任意の数に設けることができる。爪10の形状は、
特に限定されないが、図1,2の吊受け板5に示すよう
に、該板5の外部に突出して上記板5を叩いて打ち込む
ようにしたものであってもよく、また、図1,2の吊木
板8に示すように、爪10の頭を打って打ち込むように
したものであってもよい。
【0018】ボルト6は、径5〜10mm、長さ60〜2
40mm程度であるのが好ましく、該ボルト6のネジ部
は、長さ30〜200mmであるのが好ましく、ネジ部の
短い、30〜60mmのものは、防震材4の上部のみにて
ナット7により固定する場合に用いるのによく、ネジ部
の長い、60〜200mmのものは、防震材4を挟んで上
部と下部から2個以上のナット7を用いて固定する場合
に使用するのが好ましい。
【0019】上記吊受け部材2と吊木部材3を固定する
に用いるナット7としては、六角ナット、四角ナット、
ローレットナット(円盤型をし、周囲にネジ込み方向に
平行に細かい溝が切られている。)、蝶ナット等を用い
ることができる。ナット7を用いて螺着するに際し、固
定する一方に1個のナット7で螺着することもできる
が、2個のナット7を重ねて用いることもできる。2個
用いた場合には、1個目のナット7でまず既定の高さに
螺着し、次いで2個目のナット7でしっかりと締着する
ことで。緩みなく固定される。ナットを一方に2個用い
る場合には、2個目のロック用に蝶ナットを用いるのが
好ましい。
【0020】
【実施例】以下に具体的実施例によって本願発明をさら
に詳細に説明する。
【0021】実施例1 鉄製で一方にネジ部(直径6mm、長さ40mm)を有し、
他方を平板状にしたボルト6(全長80mm)の平板状の
他方を、ステンレス製の吊木板8(横15mm、縦180
mm、厚み1.0mm)の一方と、リベット止めして吊木部
材3を形成する。次に、吊受け板5(L字水平面方向か
らの大きさ、横40mm、縦50mm、奥行30mm、厚み
2.5mm)の水平面に設けた直径12mmの貫通孔11
に、図5に示す防震ゴム(商品名「クッションゴム」)
製の防震材4(長外径18mm、短外径9mm、高さ18m
m、挿通孔内径7mm)を短外径の方から押し込み、上記
防震材4に設けられた溝12に上記貫通孔11をはめ込
んで、図1、6に示すような吊受け部材2を形成した。
【0022】上で得られた吊り木部材3のネジ部を、吊
受け部材2の防震材4の挿通孔13に貫通した後、該ボ
ルトにローレットナットが内側に、蝶型ナットが外側に
くるようネジ込んで仮止めし、図2に示すような建築用
防震天井吊木1セットが得られた。上記天井吊木1を2
0セットを用い、25平方米に、床根太と野縁の間隔を
910mmに固定する工事を行った。先ず爪10を用いて
床根太又は梁の背に仮止めし、次いで釘孔9に釘打ちを
行って天井吊木1を取り付け箇所に固定した。次にロー
レットナット7を用いて高さの調節を行い螺着した後、
蝶型ナットによってしっかりと締着を行って、床根太と
野縁を固定した。
【0023】上記の工事後、その上にフローリングを敷
設して上階とし、該フローリング上にて床衝撃音発生器
で衝撃音を発生させ、階下にて受音装置(騒音計、周波
数分析計)を用いて、床衝撃音レベル,室間音圧レベル
差、振動特性の測定を行った。尚、床衝撃音レベル及び
床衝撃音レベルの測定は、JIS A 1418に準じて行っ
た。また、振動特性は、上階でタイヤを落下させた時の
下室天井の振動加速度レベルを測定した。その結果を表
1に示す。
【0024】実施例2 鋼鉄製の吊木板8(横18mm、縦400mm、厚み1mm)
に、鋼鉄製のボルト6(直径6mm、長さ80mm)の一方
を溶接して吊木部材3を形成し、また、吊受け板5(L
字水平面方向からの大きさ、横40mm、縦50mm、奥行
30mm、厚み2.5mm)の水平面に直径12mmの貫通孔
11を設けておく。2体の防震ゴム(商品名「クッショ
ンゴム」)製の、リング状の防震材4a(外径18mm、
内径9 mm、全高さ12.5mmの内径の円周に沿って外
径11mm、内径9mm、高さ2.5mmの段差が設けられて
いる)と、リング状の防震材4b(外径18mm、内径9m
m、高さ6mm)を用意する。図7に示すように、上記防
震材4aの段差部を吊受け板5の上部(釘孔9及び爪1
0が設けられている面のある方向)から、吊受け板5に
設けた貫通孔11にはめ込み、次いで上記防震材4bを
上記防震材4aをはめ込んだ反対側の面から、上記防震
材4aの内径と一致するように当てがう。その際に上記
防震材4a、4bが吊受け板5の水平面と接触する面に
は、接着材を付着させておくのが好ましい。
【0025】上で得られた吊り木部材3のボルト6の他
方に1個のローレットナット7を螺入させた後、該ボル
ト6の他方を吊受け部材2の防震材4の貫通孔13に貫
通させ、次いで上記ボルトの他方にローレットナットを
内側に、蝶型ナットが外側にくるよう螺入させる。いず
れのナットも緩く止めた状態にしておく。以上のように
して図4に示すような建築用防震天井吊木1セットが得
られた。上記天井吊木1を20セット用い、該天井吊木
1を既定の高さにして、爪10及び釘孔9に釘を打って
固定し、次いで二つのローレットナットにより高さを微
調整して螺着し、更に蝶型ナットにより締着して、床根
太と野縁を固定した。
【0026】上記の工事後、実施例1と同様の試験を同
条件にて行い、その結果を表1に示す。
【0027】比較例1 実施例1と同じ大きさのステンレス製吊受け板5の水平
面に設けた直径12mmの貫通孔11に実施例1に用いた
と同じ防震剤4をはめ込んで、吊受け部材2を形成し
た。鉄製の丸棒(直径6mm、長さ80mm)の一方の先端
を直径18mmの円平状に成形しておき、該丸棒の他方を
上記吊受け部材2の防震材4に設けた貫通孔に挿通し、
上記丸棒の他方の先端を吊木板5(ステンレス製で、実
施例1に用いたと同じ大きさ)にリベット止めして固定
し、天井吊木セットを得た。
【0028】上記天井吊木20セットを用いて、高さの
調節を行わないことを除いて、実施例1と同様に床根太
と野縁の固定工事を行った。工事後、実施例1と同様の
試験を行い、その結果を表1に示す。
【0029】以上の試験の結果、重量衝撃音レベルにお
いては、実施例と比較例の差は少なく、実施例2に1ラ
ンク良い結果が得られた。これに対し、軽量衝撃音レベ
ルでは、実施例の方が1〜2ランク優れた結果が得られ
ており、重量衝撃音より軽量衝撃音に効果が高いことが
認められる。また、室間音圧レベル差では、実施例2が
1ランク良い結果が得られているが、結果の差は小さか
った。また更に、振動加速度レベルは、比較例に対し、
実施例はいずれも4〜6dbの差で良い結果が得られてお
り、物を落とした時の振動に対し効果があることが認め
られる。
【0030】
【表1】
【0031】
【発明の効果】本願発明は、ボルトの一方が吊木部材に
固定され、該ボルトの他方が吊受け部材に設けられた防
震材を貫通し、且つ、ナットにより上記吊木部材を上記
吊受け部材に固定してなる構成を採用したことにより、
防震性を有すると共に、高さの調節ができるので、高さ
の異なる天井吊木をいくつも準備する必要がなくなると
いう効果が得られる。
【0032】また、防震材をボルトとナットにより固定
しているので、振動等による固定部の緩みもなく、施工
後極めて長時間にわたって天井と梁の間の高さを一定に
保持することができると同時に、床衝撃音の発生による
階下への騒音も、また、タイヤを落下させたときの階下
への振動や重低音等の発生音による振動も減少させるこ
とができるという効果が得られる。
【0033】また更に、天井吊木を固定するのに少なく
とも2個のボルトを防震材を挟んで用いることにより、
高さを精度高く微調整を容易に行うことができ、調整後
は、更に振動等による緩みが防止され、更に長時間一定
の高さを保つことができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の一例を示す分解斜視図である。
【図2】図1に示す例の組立斜視図である。
【図3】本願発明の他の一例を示す分解斜視図である。
【図4】図3に示す例の組立斜視図である。
【図5】図1に示す例の吊受け部材の分解斜視図であ
る。
【図6】図1に示す例の吊受け部材のA−A線切断面図で
ある。
【図7】図3に示す例の吊受け部材のB−B線切断面図で
ある。
【符号の説明】
1 建築用防震天井吊木 2 吊受け部材 3 吊木部材 4 防震材 6 ボルト 7 ナット

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 防震材を設けた吊受け部材と吊木部材と
    からなる建築用防震天井吊木において、ボルトの一方は
    上記吊木部材に固定され、該ボルトの他方は上記吊受け
    部材に設けられた防震材を貫通し、ナットにより上記吊
    木部材を上記吊受け部材に固定してなることを特徴とす
    る建築用防震天井吊木。
  2. 【請求項2】 上記吊木部材を少なくとも2個のナット
    により上記吊受け部材に固定してなる請求項1記載の建
    築用防震天井吊木。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002371665A (ja) * 2001-06-18 2002-12-26 Yakumo Kk 穴遮音施封具
JP2007170009A (ja) * 2005-12-21 2007-07-05 Asahi Kasei Construction Materials Co Ltd 天井材の防振吊木金具及び天井材の防振吊構造

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