JP2000327134A - 円柱状長尺物の貯蔵設備。 - Google Patents
円柱状長尺物の貯蔵設備。Info
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- JP2000327134A JP2000327134A JP11139646A JP13964699A JP2000327134A JP 2000327134 A JP2000327134 A JP 2000327134A JP 11139646 A JP11139646 A JP 11139646A JP 13964699 A JP13964699 A JP 13964699A JP 2000327134 A JP2000327134 A JP 2000327134A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】横にした円柱状長尺物を、比較的狭い土地で一
時貯蔵するとともに必要に応じて所要本数ずつ容易に切
り出すことができる設備を提供する。 【解決手段】巻き取り装置3を逆転駆動して長尺物支持
用可撓性長尺部材4を巻き戻し、ガイドプーリ1・2と
長尺物支持用可撓性長尺部材4とで断面U字状の長尺物
支持機構を構成する。長尺物支持機構内に横にした円柱
状長尺物を転がし入れて貯蔵する。長尺物が装入された
ことを装入状態検出手段5で検出する。貯蔵した円柱状
長尺物の切り出しは、巻き取り装置3を正転駆動して長
尺物支持用可撓性長尺部材4を巻き取り、長尺物支持機
構を次第に底の浅い形状にして、円柱状長尺物を押し上
げながら順次転がし排出するようにして行なう。長尺物
が全部排出されたことを装入状態検出手段5で検出す
る。
時貯蔵するとともに必要に応じて所要本数ずつ容易に切
り出すことができる設備を提供する。 【解決手段】巻き取り装置3を逆転駆動して長尺物支持
用可撓性長尺部材4を巻き戻し、ガイドプーリ1・2と
長尺物支持用可撓性長尺部材4とで断面U字状の長尺物
支持機構を構成する。長尺物支持機構内に横にした円柱
状長尺物を転がし入れて貯蔵する。長尺物が装入された
ことを装入状態検出手段5で検出する。貯蔵した円柱状
長尺物の切り出しは、巻き取り装置3を正転駆動して長
尺物支持用可撓性長尺部材4を巻き取り、長尺物支持機
構を次第に底の浅い形状にして、円柱状長尺物を押し上
げながら順次転がし排出するようにして行なう。長尺物
が全部排出されたことを装入状態検出手段5で検出す
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、横にした長尺の丸
棒材、断面多角形状の角棒材等の転がり易い円柱状長尺
物を、一時貯蔵するとともに必要に応じて所要本数を切
り出すのに好適な設備に関する。
棒材、断面多角形状の角棒材等の転がり易い円柱状長尺
物を、一時貯蔵するとともに必要に応じて所要本数を切
り出すのに好適な設備に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば、上述した円柱状長尺物を
ブラスト処理するに当たっては、これらの円柱状長尺物
を一時貯蔵した後、所要本数を切り出してブラスト設備
に送り出す必要があるが、円柱状長尺物を、一時貯蔵す
るとともに必要に応じて所要本数を切り出すのに好適な
設備は、ほとんど存在しなかった。そのため、円柱状長
尺物の貯蔵は、地上に敷設された複数のレール上に、多
数の円柱状長尺物を横にして並べるとともに重ねて行
い、また、円柱状長尺物のブラスト設備への送り込み
は、円柱状長尺物をレール上を転がして行なっていた。
ブラスト処理するに当たっては、これらの円柱状長尺物
を一時貯蔵した後、所要本数を切り出してブラスト設備
に送り出す必要があるが、円柱状長尺物を、一時貯蔵す
るとともに必要に応じて所要本数を切り出すのに好適な
設備は、ほとんど存在しなかった。そのため、円柱状長
尺物の貯蔵は、地上に敷設された複数のレール上に、多
数の円柱状長尺物を横にして並べるとともに重ねて行
い、また、円柱状長尺物のブラスト設備への送り込み
は、円柱状長尺物をレール上を転がして行なっていた。
【0003】したがった、円柱状長尺物の貯蔵には、広
い土地が必要であり、しかも、円柱状長尺物のブラスト
設備への送り込みは、非常に厄介であるとともに生産性
が悪かった。
い土地が必要であり、しかも、円柱状長尺物のブラスト
設備への送り込みは、非常に厄介であるとともに生産性
が悪かった。
【0004】本発明は上記の事情に鑑みてなされたもの
で、その目的は、横にした円柱状長尺物を、比較的狭い
空間で一時貯蔵するとともに必要に応じて所要本数ずつ
容易に切り出すことができる設備を提供することにあ
る。
で、その目的は、横にした円柱状長尺物を、比較的狭い
空間で一時貯蔵するとともに必要に応じて所要本数ずつ
容易に切り出すことができる設備を提供することにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明円柱状長尺物の貯蔵設備は、横にした円柱状
長尺物を一時貯蔵するとともに必要に応じて所要本数を
切り出すこともできる設備であって、2個で対を成して
前記円柱状長尺物の切り出し方向へ所要の間隔をおき相
対向するとともに前記円柱状長尺物の切り出し方向へ向
かって下り勾配を成すように高さを相違させて所要高さ
に配設され、かつ、一対ずつ前記円柱状長尺物の切り出
し方向と直交する方向へ所要の間隔をおき配設されると
ともに垂直面内であって前記円柱状長尺物の切り出し方
向へ回転自在に軸着された複数対のガイドプーリと、対
を成す前記ガイドプーリの間毎に掛けられ、かつ、一端
が固定されるとともに他端が巻き取り装置に装着されて
前記円柱状長尺物を支持する複数の長尺物支持用可撓性
長尺部材と、これら複数の長尺物支持用可撓性長尺部材
を巻き取り巻き戻す巻き取り装置と、前記長尺物支持用
可撓性長尺部材が構成する断面U字状の長尺物支持機構
における円柱状長尺物の装入状態を検出する装入状態検
出手段と、を具備したことを特徴とする。
めに本発明円柱状長尺物の貯蔵設備は、横にした円柱状
長尺物を一時貯蔵するとともに必要に応じて所要本数を
切り出すこともできる設備であって、2個で対を成して
前記円柱状長尺物の切り出し方向へ所要の間隔をおき相
対向するとともに前記円柱状長尺物の切り出し方向へ向
かって下り勾配を成すように高さを相違させて所要高さ
に配設され、かつ、一対ずつ前記円柱状長尺物の切り出
し方向と直交する方向へ所要の間隔をおき配設されると
ともに垂直面内であって前記円柱状長尺物の切り出し方
向へ回転自在に軸着された複数対のガイドプーリと、対
を成す前記ガイドプーリの間毎に掛けられ、かつ、一端
が固定されるとともに他端が巻き取り装置に装着されて
前記円柱状長尺物を支持する複数の長尺物支持用可撓性
長尺部材と、これら複数の長尺物支持用可撓性長尺部材
を巻き取り巻き戻す巻き取り装置と、前記長尺物支持用
可撓性長尺部材が構成する断面U字状の長尺物支持機構
における円柱状長尺物の装入状態を検出する装入状態検
出手段と、を具備したことを特徴とする。
【0006】このように構成された設備は、巻き取り装
置を逆転駆動して複数の長尺物支持用可撓性長尺部材を
巻き戻し、複数対のガイドプーリと複数の長尺物支持用
可撓性長尺部材とで断面U字状の長尺物支持機構を構成
する。次いで、この長尺物支持機構内に横にした円柱状
長尺物を転がし入れて貯蔵する。そして、長尺物が所定
本装入されたことを装入状態検出手段で検出する。ま
た、貯蔵した円柱状長尺物の切り出しは、巻き取り装置
を正転駆動して複数の長尺物支持用可撓性長尺部材を巻
き取り、長尺物支持機構を次第に底の浅い形状にして、
円柱状長尺物を押し上げながら順次転がし排出するよう
にして行なう。そして、長尺物が全部排出されたことを
装入状態検出手段で検出する。
置を逆転駆動して複数の長尺物支持用可撓性長尺部材を
巻き戻し、複数対のガイドプーリと複数の長尺物支持用
可撓性長尺部材とで断面U字状の長尺物支持機構を構成
する。次いで、この長尺物支持機構内に横にした円柱状
長尺物を転がし入れて貯蔵する。そして、長尺物が所定
本装入されたことを装入状態検出手段で検出する。ま
た、貯蔵した円柱状長尺物の切り出しは、巻き取り装置
を正転駆動して複数の長尺物支持用可撓性長尺部材を巻
き取り、長尺物支持機構を次第に底の浅い形状にして、
円柱状長尺物を押し上げながら順次転がし排出するよう
にして行なう。そして、長尺物が全部排出されたことを
装入状態検出手段で検出する。
【0007】
【発明の実施の形態】次に、本発明の一実施例について
図1〜図4に基づき詳細に説明する。本発明の円柱状長
尺物の貯蔵設備は、図1および図2に示すように、2個
で対を成して円柱状長尺物の切り出し方向である前後方
向へ所要の間隔をおき相対向するとともに前方向へ向か
って下り勾配を成すように高さを相違させて所要高さに
配設され、かつ、一対ずつ前記円柱状長尺物の切り出し
方向と直交する方向である左右方向へ所要の間隔をおき
配設されるとともに垂直面内であって前後方向へ回転自
在に軸着された複数対のガイドプーリ1・2・1・2
と、対を成す前記ガイドプーリ1・2の間毎に掛けら
れ、かつ、一端が固定されるとともに他端が巻き取り装
置3に装着されて前記円柱状長尺物を支持する複数の長
尺物支持用可撓性長尺部材としてのベルト4・4と、こ
れらベルト4・4を巻き取り巻き戻す巻き取り装置3
と、前記ベルト4・4が構成する断面U字状の長尺物支
持機構における円柱状長尺物の装入状態を検出する装入
状態検出手段5と、で構成してある。
図1〜図4に基づき詳細に説明する。本発明の円柱状長
尺物の貯蔵設備は、図1および図2に示すように、2個
で対を成して円柱状長尺物の切り出し方向である前後方
向へ所要の間隔をおき相対向するとともに前方向へ向か
って下り勾配を成すように高さを相違させて所要高さに
配設され、かつ、一対ずつ前記円柱状長尺物の切り出し
方向と直交する方向である左右方向へ所要の間隔をおき
配設されるとともに垂直面内であって前後方向へ回転自
在に軸着された複数対のガイドプーリ1・2・1・2
と、対を成す前記ガイドプーリ1・2の間毎に掛けら
れ、かつ、一端が固定されるとともに他端が巻き取り装
置3に装着されて前記円柱状長尺物を支持する複数の長
尺物支持用可撓性長尺部材としてのベルト4・4と、こ
れらベルト4・4を巻き取り巻き戻す巻き取り装置3
と、前記ベルト4・4が構成する断面U字状の長尺物支
持機構における円柱状長尺物の装入状態を検出する装入
状態検出手段5と、で構成してある。
【0008】そして、前記複数対のガイドプーリ1・2
・1・2のそれぞれは、図1に示すように、支持軸6・
7・6・7に嵌着してあり、支持軸6・7は、図3に示
すように、縦断面U字状に構成された複数の支持部材8
・8の上端部に、複数対の軸受9・9・10・10を介
して回転自在に支持して設けてある。
・1・2のそれぞれは、図1に示すように、支持軸6・
7・6・7に嵌着してあり、支持軸6・7は、図3に示
すように、縦断面U字状に構成された複数の支持部材8
・8の上端部に、複数対の軸受9・9・10・10を介
して回転自在に支持して設けてある。
【0009】また、前記巻き取り装置3は、図1および
図2に示すように、前記支持部材8・8の前面の中段に
軸受11・11を介して回転自在に装架された左右方向
へ延びる回転軸12と、この回転軸12における前記複
数のガイドプーリ1・2と対応する部位に嵌着されて前
記ベルト4・4の他端がそれぞれ固着された複数の巻き
取りドラム13・13と、前記支持部材8に装着された
減速機付きモータ14と、前記回転軸12の右端と前記
減速機付きモータ14の出力軸とを連結する伝動機構と
しての鎖車15・16・ローラーチェーン17と、で構
成してある。
図2に示すように、前記支持部材8・8の前面の中段に
軸受11・11を介して回転自在に装架された左右方向
へ延びる回転軸12と、この回転軸12における前記複
数のガイドプーリ1・2と対応する部位に嵌着されて前
記ベルト4・4の他端がそれぞれ固着された複数の巻き
取りドラム13・13と、前記支持部材8に装着された
減速機付きモータ14と、前記回転軸12の右端と前記
減速機付きモータ14の出力軸とを連結する伝動機構と
しての鎖車15・16・ローラーチェーン17と、で構
成してある。
【0010】また、複数のベルト4・4は、図3に示す
ように、右側の一端が固定機構18を介して前記支持部
材8に固着してある。
ように、右側の一端が固定機構18を介して前記支持部
材8に固着してある。
【0011】また、前記装入状態検出手段5は、図4お
よび図2に示すように、前記一対のガイドプーリ1・2
とほぼ同じ状態に配置されるとともに垂直面内であって
前後方向へ回転自在に軸着された2個の検出用ガイドプ
ーリ19・20と、2個の検出用ガイドプーリ19・2
0に掛けられ両端が2個の検出用ガイドプーリ19・2
0付近にそれぞれ固定された検出用可撓性長尺部材とし
てのワイヤロープ21と、前記支持部材8に固着されて
前記ワイヤロープ21の両端を固定する2個の固定手段
22・23と、前記ワイヤロープ21における相互に接
近している前記検出用ガイドプーリ19と固定手段22
の間位置に動滑車24を介して上下動可能に配設された
重り25と、この重りの上昇端および下降端を検知する
2個の検知するセンサ26・27と、で構成してある。
なお、前記複数のベルト4・4が構成する長尺物支持機
構内に装入された円柱状長尺物の一端は、前記ワイヤロ
ープ21に係合するようになっている。
よび図2に示すように、前記一対のガイドプーリ1・2
とほぼ同じ状態に配置されるとともに垂直面内であって
前後方向へ回転自在に軸着された2個の検出用ガイドプ
ーリ19・20と、2個の検出用ガイドプーリ19・2
0に掛けられ両端が2個の検出用ガイドプーリ19・2
0付近にそれぞれ固定された検出用可撓性長尺部材とし
てのワイヤロープ21と、前記支持部材8に固着されて
前記ワイヤロープ21の両端を固定する2個の固定手段
22・23と、前記ワイヤロープ21における相互に接
近している前記検出用ガイドプーリ19と固定手段22
の間位置に動滑車24を介して上下動可能に配設された
重り25と、この重りの上昇端および下降端を検知する
2個の検知するセンサ26・27と、で構成してある。
なお、前記複数のベルト4・4が構成する長尺物支持機
構内に装入された円柱状長尺物の一端は、前記ワイヤロ
ープ21に係合するようになっている。
【0012】次に、このように構成された設備により、
円柱状長尺物として、例えば、長尺丸棒Wを貯蔵すると
ともに所要本数ずつ切り出す作動について説明する。図
3において、まず、巻き取り装置3の減速機付きモータ
14を逆転駆動して複数の巻き取りドラム13・13を
逆回転させて複数のベルト4・4を巻き戻して、複数対
のガイドプーリ1・2・1・2と複数のベルト4・4と
で断面U字状の長尺物支持機構を構成する。次いで、こ
の長尺物支持機構内に、横にした長尺丸棒Wを、適宜の
慣用手段により、複数本転がし入れて貯蔵する。
円柱状長尺物として、例えば、長尺丸棒Wを貯蔵すると
ともに所要本数ずつ切り出す作動について説明する。図
3において、まず、巻き取り装置3の減速機付きモータ
14を逆転駆動して複数の巻き取りドラム13・13を
逆回転させて複数のベルト4・4を巻き戻して、複数対
のガイドプーリ1・2・1・2と複数のベルト4・4と
で断面U字状の長尺物支持機構を構成する。次いで、こ
の長尺物支持機構内に、横にした長尺丸棒Wを、適宜の
慣用手段により、複数本転がし入れて貯蔵する。
【0013】なお、長尺丸棒Wが装入されると、状態検
出手段5のワイヤロープ21の一部が長尺丸棒Wにより
下降に押し下げられてU字状にされるとともに、装入状
態検出手段5の重り25がワイヤロープ21により吊り
上げられて上昇する。そして、長尺丸棒Wが所定本数装
入されると、重り25が所定高さまで上昇し、この事が
センサ26により検知される。
出手段5のワイヤロープ21の一部が長尺丸棒Wにより
下降に押し下げられてU字状にされるとともに、装入状
態検出手段5の重り25がワイヤロープ21により吊り
上げられて上昇する。そして、長尺丸棒Wが所定本数装
入されると、重り25が所定高さまで上昇し、この事が
センサ26により検知される。
【0014】また、貯蔵した長尺丸棒Wの切り出しは、
巻き取り装置3の減速機付きモータ14を正転駆動して
複数の巻き取りドラム13・13を正回転させて複数の
ベルト8・8を巻き取り、断面U字状の長尺物支持機構
を次第に底の浅い形状にする。これにより、長尺丸棒W
は押し上げられながら順次転がし切り出されることとな
る。そして、長尺丸棒Wが切り出されると、断面U字状
を成しているワイヤロープ21の一部も、次第に底の浅
い形状にされるとともに、重り25が下降する。そし
て、長尺丸棒Wが全本数切り出されると、重り25が所
定高さまで下降し、この事がセンサ27により検知され
る。
巻き取り装置3の減速機付きモータ14を正転駆動して
複数の巻き取りドラム13・13を正回転させて複数の
ベルト8・8を巻き取り、断面U字状の長尺物支持機構
を次第に底の浅い形状にする。これにより、長尺丸棒W
は押し上げられながら順次転がし切り出されることとな
る。そして、長尺丸棒Wが切り出されると、断面U字状
を成しているワイヤロープ21の一部も、次第に底の浅
い形状にされるとともに、重り25が下降する。そし
て、長尺丸棒Wが全本数切り出されると、重り25が所
定高さまで下降し、この事がセンサ27により検知され
る。
【0015】なお、上記の実施例では、長尺物支持用可
撓性長尺部材としてベルト4・4を用いているが、これ
に限定されるものではなく、チェーンやワイヤロープで
も同様の作用効果を有する。また、上記の実施例では、
検出用可撓性長尺部材としてワイヤロープ21を用いて
いるが、これに限定されるものではなく、チェーンやベ
ルトでもよい。
撓性長尺部材としてベルト4・4を用いているが、これ
に限定されるものではなく、チェーンやワイヤロープで
も同様の作用効果を有する。また、上記の実施例では、
検出用可撓性長尺部材としてワイヤロープ21を用いて
いるが、これに限定されるものではなく、チェーンやベ
ルトでもよい。
【0016】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように本発明
は、横にした円柱状長尺物を一時貯蔵するとともに必要
に応じて所要本数を切り出すこともできる設備であっ
て、2個で対を成して前記円柱状長尺物の切り出し方向
へ所要の間隔をおき相対向するとともに前記円柱状長尺
物の切り出し方向へ向かって下り勾配を成すように高さ
を相違させて所要高さに配設され、かつ、一対ずつ前記
円柱状長尺物の切り出し方向と直交する方向へ所要の間
隔をおき配設されるとともに垂直面内であって前記円柱
状長尺物の切り出し方向へ回転自在に軸着された複数対
のガイドプーリと、対を成す前記ガイドプーリの間毎に
掛けられ、かつ、一端が固定されるとともに他端が巻き
取り装置に装着されて前記円柱状長尺物を支持する複数
の長尺物支持用可撓性長尺部材と、これら複数の長尺物
支持用可撓性長尺部材を巻き取り巻き戻す巻き取り装置
と、前記長尺物支持用可撓性長尺部材が構成する断面U
字状の長尺物支持機構における円柱状長尺物の装入状態
を検出する装入状態検出手段と、を具備したから、横に
した円柱状長尺物を、比較的狭い空間で一時貯蔵すると
ともに必要に応じて所要本数ずつ容易かつ確実に切り出
すことができるなどの優れた実用的効果を奏する。
は、横にした円柱状長尺物を一時貯蔵するとともに必要
に応じて所要本数を切り出すこともできる設備であっ
て、2個で対を成して前記円柱状長尺物の切り出し方向
へ所要の間隔をおき相対向するとともに前記円柱状長尺
物の切り出し方向へ向かって下り勾配を成すように高さ
を相違させて所要高さに配設され、かつ、一対ずつ前記
円柱状長尺物の切り出し方向と直交する方向へ所要の間
隔をおき配設されるとともに垂直面内であって前記円柱
状長尺物の切り出し方向へ回転自在に軸着された複数対
のガイドプーリと、対を成す前記ガイドプーリの間毎に
掛けられ、かつ、一端が固定されるとともに他端が巻き
取り装置に装着されて前記円柱状長尺物を支持する複数
の長尺物支持用可撓性長尺部材と、これら複数の長尺物
支持用可撓性長尺部材を巻き取り巻き戻す巻き取り装置
と、前記長尺物支持用可撓性長尺部材が構成する断面U
字状の長尺物支持機構における円柱状長尺物の装入状態
を検出する装入状態検出手段と、を具備したから、横に
した円柱状長尺物を、比較的狭い空間で一時貯蔵すると
ともに必要に応じて所要本数ずつ容易かつ確実に切り出
すことができるなどの優れた実用的効果を奏する。
【図1】本発明の一実施例を示す平面図である。
【図2】図1の一部断面正面図である。
【図3】図2の右側面図である。
【図4】図2の左側面図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3F070 AA25 BA01 BA09 BG04 3F075 AA03 BA08 CA06 CA08 CB06 DA17
Claims (2)
- 【請求項1】横にした円柱状長尺物を一時貯蔵するとと
もに必要に応じて所要本数を切り出すこともできる設備
であって、2個で対を成して前記円柱状長尺物の切り出
し方向へ所要の間隔をおき相対向するとともに前記円柱
状長尺物の切り出し方向へ向かって下り勾配を成すよう
に高さを相違させて所要高さに配設され、かつ、一対ず
つ前記円柱状長尺物の切り出し方向と直交する方向へ所
要の間隔をおき配設されるとともに垂直面内であって前
記円柱状長尺物の切り出し方向へ回転自在に軸着された
複数対のガイドプーリと、対を成す前記ガイドプーリの
間毎に掛けられ、かつ、一端が固定されるとともに他端
が巻き取り装置に装着されて前記円柱状長尺物を支持す
る複数の長尺物支持用可撓性長尺部材と、これら複数の
長尺物支持用可撓性長尺部材を巻き取り巻き戻す巻き取
り装置と、前記長尺物支持用可撓性長尺部材が構成する
断面U字状の長尺物支持機構における円柱状長尺物の装
入状態を検出する装入状態検出手段と、を具備したこと
を特徴とする円柱状長尺物の貯蔵設備。 - 【請求項2】請求項1に記載の円柱状長尺物の貯蔵設備
において、前記装入状態検出手段は、前記一対のガイド
プーリとほぼ同じ状態に配置されるとともに垂直面内で
あって前記円柱状長尺物の切り出し方向へ回転自在に軸
着された2個の検出用ガイドプーリと、2個の検出用ガ
イドプーリに掛けられ両端が2個の検出用ガイドプーリ
付近にそれぞれ固定された検出用可撓性長尺部材と、こ
の検出用可撓性長尺部材の両端を固定する2個の固定手
段と、前記検出用可撓性長尺部材における一組の相互に
接近している前記検出用ガイドプーリと固定手段の間位
置に動滑車を介して上下動可能に配設された重りと、こ
の重りの上昇端および下降端を検知する2個のセンサ
と、を備えたことを特徴とする円柱状長尺物の貯蔵設
備。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11139646A JP2000327134A (ja) | 1999-05-20 | 1999-05-20 | 円柱状長尺物の貯蔵設備。 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11139646A JP2000327134A (ja) | 1999-05-20 | 1999-05-20 | 円柱状長尺物の貯蔵設備。 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000327134A true JP2000327134A (ja) | 2000-11-28 |
Family
ID=15250132
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11139646A Pending JP2000327134A (ja) | 1999-05-20 | 1999-05-20 | 円柱状長尺物の貯蔵設備。 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000327134A (ja) |
-
1999
- 1999-05-20 JP JP11139646A patent/JP2000327134A/ja active Pending
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Legal Events
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A02 | Decision of refusal |
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