JP2000326993A - ヘッダー付き商品包装袋 - Google Patents
ヘッダー付き商品包装袋Info
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- JP2000326993A JP2000326993A JP11139185A JP13918599A JP2000326993A JP 2000326993 A JP2000326993 A JP 2000326993A JP 11139185 A JP11139185 A JP 11139185A JP 13918599 A JP13918599 A JP 13918599A JP 2000326993 A JP2000326993 A JP 2000326993A
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- bag
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Abstract
(57)【要約】
【課題】商品包装袋の袋体部表フイルム側から収納商品
が鮮明に見え、印刷模様によって収納商品の見栄えが良
くなる包装袋を提供するものである。 【解決手段】透明袋体表フイルムと薄手印刷内面フイル
ムがヒートシールによって溶着されて袋体部上縁を形成
してなり、当該袋体側縁部の溶着及び当該袋体部上縁の
溶着によって、透明袋体表フイルム及び薄手印刷内面フ
イルムの間に商品を収納できる袋体部を形成されてな
り、同時にヘッダー部の側縁部及び下縁の溶着によって
袋体部上縁より上部にヘッダー部を形成してなるヘッダ
ー付き商品包装袋。
が鮮明に見え、印刷模様によって収納商品の見栄えが良
くなる包装袋を提供するものである。 【解決手段】透明袋体表フイルムと薄手印刷内面フイル
ムがヒートシールによって溶着されて袋体部上縁を形成
してなり、当該袋体側縁部の溶着及び当該袋体部上縁の
溶着によって、透明袋体表フイルム及び薄手印刷内面フ
イルムの間に商品を収納できる袋体部を形成されてな
り、同時にヘッダー部の側縁部及び下縁の溶着によって
袋体部上縁より上部にヘッダー部を形成してなるヘッダ
ー付き商品包装袋。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、ヘッダー付き商品
包装袋、詳しくは、商品包装袋の表側から見たときに、
収納商品の背景に印刷模様が施工されているヘッダー付
き商品包装袋に関する。
包装袋、詳しくは、商品包装袋の表側から見たときに、
収納商品の背景に印刷模様が施工されているヘッダー付
き商品包装袋に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来より、ヘッダー付き商品包装袋は、
文房具、化粧品、小物雑貨の商品包装袋として広く使用
されている。しかし、従来のヘッダー付き商品包装袋
は、表フイルムに印刷を施工しているものが多く、その
印刷模様で収納されている商品が鮮明に見えない欠点が
あった。また、商品の形状を良く見えるような包装体と
して、立体的なブリスター包装体があるが透明な塩化ビ
ニル樹脂を使用しており、焼却問題の観点及び省資源の
観点からブリスター包装の見直しが叫ばれている。
文房具、化粧品、小物雑貨の商品包装袋として広く使用
されている。しかし、従来のヘッダー付き商品包装袋
は、表フイルムに印刷を施工しているものが多く、その
印刷模様で収納されている商品が鮮明に見えない欠点が
あった。また、商品の形状を良く見えるような包装体と
して、立体的なブリスター包装体があるが透明な塩化ビ
ニル樹脂を使用しており、焼却問題の観点及び省資源の
観点からブリスター包装の見直しが叫ばれている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】商品包装袋の袋体部表
フイルム側から収納商品が鮮明に見え、印刷模様によっ
て収納商品の見栄えが良くなる包装袋を提供するもので
ある。
フイルム側から収納商品が鮮明に見え、印刷模様によっ
て収納商品の見栄えが良くなる包装袋を提供するもので
ある。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、商品包装
袋の表フイルムを透明フイルムとして、印刷を施工しな
いことによって、内部の商品が鮮明に外から見えるよう
にし、また、収納商品を体裁よく見せるための印刷を袋
体内面に施工することによって、収納商品が印刷模様の
前にあるようにして上記課題を解決した。すなわち、本
発明は次の各項の発明よりなる。 （１）透明袋体表フイルム及び薄手印刷内面フイルムで
形成される袋体部を有し、該袋体部の上にヘッダー部を
有し、該袋体部の下に開口部を有し、該袋体部の裏面に
厚手芯材シートを有する包装袋であって、該厚手芯材シ
ートの内側面に薄手印刷内面フイルムが重合され、該薄
手印刷内面フイルムの上に透明袋体表フイルムが重合さ
れた状態での袋体部側縁線上の溶断工程によって、袋体
部側縁線上で厚手芯材シート、薄手印刷内面フイルム、
透明袋体表フイルムが一体的に溶着して袋体側縁部を形
成してなり、袋体部の上縁において、透明袋体表フイル
ムと薄手印刷内面フイルムがヒートシールによって溶着
されて袋体部上縁を形成してなり、当該袋体側縁部の溶
着及び当該袋体部上縁の溶着によって、透明袋体表フイ
ルム及び薄手印刷内面フイルムの間に商品を収納できる
袋体部を形成されてなり、同時にヘッダー部の側縁部及
び下縁の溶着によって袋体部上縁より上部にヘッダー部
を形成してなり、該袋体部の下方に開口部を設け、透明
袋体表フイルムの下縁若しくは薄手印刷内面フイルムの
下縁が開口部の縁より下方に延設されてなる封口片を有
し、該封口片の先端縁に沿って平行に剥離紙が貼着され
た感圧接着剤層を設けてなることを特徴とするヘッダー
付き商品包装袋。 （２）透明袋体表フイルム及び薄手印刷内面フイルムで
形成される袋体部を有し、該袋体部の上にヘッダー部を
有し、該袋体部の下に開口部を有し、該袋体部の裏面に
厚手芯材シートを有する包装袋であって、厚手芯材シー
トの内側面に薄手印刷内面フイルムが重合され、該薄手
印刷内面フイルムを厚手芯材シートの外側に折り返して
連続的に延設されてなる薄手印刷外面フイルムを設け、
該薄手印刷内面フイルムの上に透明袋体表フイルムが重
合された状態での袋体部側縁線上の溶断工程によって、
袋体部側縁線上で厚手芯材シート、薄手印刷内面フイル
ム、薄手印刷外面フイルム、透明袋体表フイルムが一体
的に溶着して袋体側縁部を形成し、袋体部の上縁におい
て、透明袋体表フイルムと薄手印刷内面フイルムがヒー
トシールによって溶着されて袋体部上縁を形成し、当該
袋体側縁部の溶着及び当該袋体部上縁の溶着によって、
透明袋体表フイルム及び薄手印刷内面フイルムの間に商
品を収納できる袋体部を形成してなり、同時にヘッダー
部の側縁部及び下縁の溶着によって袋体部上縁より上部
にヘッダー部を形成してなり、該袋体部の下方に開口部
を設け、透明袋体表フイルムの下縁若しくは薄手印刷内
面フイルムの下縁が開口部の縁より下方に延設されてな
る封口片を有し、該封口片の先端縁に沿って平行に剥離
紙が貼着された感圧接着剤層を設けてなることを特徴と
するヘッダー付き商品包装袋。 （３）透明袋体表フイルム及び薄手印刷内面フイルムで
形成される袋体部を有し、該袋体部の上にヘッダー部を
有し、該袋体部の下に開口部を有する包装袋であって、
該薄手印刷内面フイルムを延長してヘッダー用芯材シー
トの外側に折り返して薄手印刷外面フイルムとして、該
薄手印刷内面フイルムの上に透明袋体表フイルムが重合
された状態での袋体部側縁線上の溶断工程によって、袋
体部側縁線上で、薄手印刷内面フイルム、薄手印刷外面
フイルム、透明袋体表フイルムが一体的に溶着して袋体
側縁部を形成し、袋体部の上縁であって、ヘッダー用芯
材シートの下縁において、透明袋体表フイルムと薄手印
刷内面フイルムがヒートシールによって溶着されて袋体
部上縁を形成し、当該袋体側縁部の溶着及び当該袋体部
上縁の溶着によって、透明袋体表フイルム及び薄手印刷
内面フイルムの間に商品を収納できる袋体部を形成して
なり、同時にヘッダー部の側縁部及び下縁の溶着によっ
て袋体部上縁より上部にヘッダー部を形成してなり、該
袋体部の下方に開口部を設け、透明袋体表フイルムの下
縁又は薄手印刷内面フイルムの下縁若しくは薄手印刷外
面フイルムの下縁が開口部の縁より下方に延設されてな
る封口片を有し、該封口片の先端縁に沿って平行に剥離
紙が貼着された感圧接着剤層を設けてなることを特徴と
するヘッダー付き商品包装袋。
袋の表フイルムを透明フイルムとして、印刷を施工しな
いことによって、内部の商品が鮮明に外から見えるよう
にし、また、収納商品を体裁よく見せるための印刷を袋
体内面に施工することによって、収納商品が印刷模様の
前にあるようにして上記課題を解決した。すなわち、本
発明は次の各項の発明よりなる。 （１）透明袋体表フイルム及び薄手印刷内面フイルムで
形成される袋体部を有し、該袋体部の上にヘッダー部を
有し、該袋体部の下に開口部を有し、該袋体部の裏面に
厚手芯材シートを有する包装袋であって、該厚手芯材シ
ートの内側面に薄手印刷内面フイルムが重合され、該薄
手印刷内面フイルムの上に透明袋体表フイルムが重合さ
れた状態での袋体部側縁線上の溶断工程によって、袋体
部側縁線上で厚手芯材シート、薄手印刷内面フイルム、
透明袋体表フイルムが一体的に溶着して袋体側縁部を形
成してなり、袋体部の上縁において、透明袋体表フイル
ムと薄手印刷内面フイルムがヒートシールによって溶着
されて袋体部上縁を形成してなり、当該袋体側縁部の溶
着及び当該袋体部上縁の溶着によって、透明袋体表フイ
ルム及び薄手印刷内面フイルムの間に商品を収納できる
袋体部を形成されてなり、同時にヘッダー部の側縁部及
び下縁の溶着によって袋体部上縁より上部にヘッダー部
を形成してなり、該袋体部の下方に開口部を設け、透明
袋体表フイルムの下縁若しくは薄手印刷内面フイルムの
下縁が開口部の縁より下方に延設されてなる封口片を有
し、該封口片の先端縁に沿って平行に剥離紙が貼着され
た感圧接着剤層を設けてなることを特徴とするヘッダー
付き商品包装袋。 （２）透明袋体表フイルム及び薄手印刷内面フイルムで
形成される袋体部を有し、該袋体部の上にヘッダー部を
有し、該袋体部の下に開口部を有し、該袋体部の裏面に
厚手芯材シートを有する包装袋であって、厚手芯材シー
トの内側面に薄手印刷内面フイルムが重合され、該薄手
印刷内面フイルムを厚手芯材シートの外側に折り返して
連続的に延設されてなる薄手印刷外面フイルムを設け、
該薄手印刷内面フイルムの上に透明袋体表フイルムが重
合された状態での袋体部側縁線上の溶断工程によって、
袋体部側縁線上で厚手芯材シート、薄手印刷内面フイル
ム、薄手印刷外面フイルム、透明袋体表フイルムが一体
的に溶着して袋体側縁部を形成し、袋体部の上縁におい
て、透明袋体表フイルムと薄手印刷内面フイルムがヒー
トシールによって溶着されて袋体部上縁を形成し、当該
袋体側縁部の溶着及び当該袋体部上縁の溶着によって、
透明袋体表フイルム及び薄手印刷内面フイルムの間に商
品を収納できる袋体部を形成してなり、同時にヘッダー
部の側縁部及び下縁の溶着によって袋体部上縁より上部
にヘッダー部を形成してなり、該袋体部の下方に開口部
を設け、透明袋体表フイルムの下縁若しくは薄手印刷内
面フイルムの下縁が開口部の縁より下方に延設されてな
る封口片を有し、該封口片の先端縁に沿って平行に剥離
紙が貼着された感圧接着剤層を設けてなることを特徴と
するヘッダー付き商品包装袋。 （３）透明袋体表フイルム及び薄手印刷内面フイルムで
形成される袋体部を有し、該袋体部の上にヘッダー部を
有し、該袋体部の下に開口部を有する包装袋であって、
該薄手印刷内面フイルムを延長してヘッダー用芯材シー
トの外側に折り返して薄手印刷外面フイルムとして、該
薄手印刷内面フイルムの上に透明袋体表フイルムが重合
された状態での袋体部側縁線上の溶断工程によって、袋
体部側縁線上で、薄手印刷内面フイルム、薄手印刷外面
フイルム、透明袋体表フイルムが一体的に溶着して袋体
側縁部を形成し、袋体部の上縁であって、ヘッダー用芯
材シートの下縁において、透明袋体表フイルムと薄手印
刷内面フイルムがヒートシールによって溶着されて袋体
部上縁を形成し、当該袋体側縁部の溶着及び当該袋体部
上縁の溶着によって、透明袋体表フイルム及び薄手印刷
内面フイルムの間に商品を収納できる袋体部を形成して
なり、同時にヘッダー部の側縁部及び下縁の溶着によっ
て袋体部上縁より上部にヘッダー部を形成してなり、該
袋体部の下方に開口部を設け、透明袋体表フイルムの下
縁又は薄手印刷内面フイルムの下縁若しくは薄手印刷外
面フイルムの下縁が開口部の縁より下方に延設されてな
る封口片を有し、該封口片の先端縁に沿って平行に剥離
紙が貼着された感圧接着剤層を設けてなることを特徴と
するヘッダー付き商品包装袋。
【０００５】
【発明の実施の形態】本発明に用いる透明袋体表フイル
ムは、内部が鮮明に見える熱可塑性樹脂フイルムを使用
することができる。例えば、ポリプロピレン、ポリエチ
レン等のポリオレフィンフイルムを使用することがで
き、透明性の点でポリプロピレンフイルムが最も適して
いる。本発明に用いる透明袋体表フイルムと袋体側縁部
及び袋体上縁部で溶着して袋体部を形成する薄手印刷内
面フイルムは、透明袋体表フイルムと同質の材質を使用
することが望ましく、従って、ポリプロピレンフイルム
の印刷フイルムが望ましいフイルムとして使用すること
ができる。本発明に用いる薄手印刷内面フイルムは、片
面に印刷が施工されている。印刷は、袋体の内部に面す
る面又はその反対面に印刷することができるが、反対面
に印刷する方が印刷面が収納商品に触れないので好まし
い。厚手シートには印刷が困難であるのでこれに積層す
る薄手フイルムに印刷することによって厚手シートに印
刷したものと同じ効果が得られる。本発明に用いる厚手
の芯材シートは、厚さ１００〜５００μｍ程度の厚手の
プラスチックシート又は合成紙を使用することができ
る。厚手芯材シートは、白色又は薄色の着色がある方が
薄手印刷フイルムの印刷模様が良く映えるので望まし
い。本発明に用いる厚手芯材シートは、薄手印刷内面フ
イルムと同質の樹脂フイルムでないときは、厚手シート
に薄手印刷内面フイルムと同一のフイルムをラミネート
して、溶着部の強度を大きくするのが望ましい。本発明
の第１項及び第２項発明では、厚手芯材シートは、袋体
部の開口部からヘッダー部の上縁まで、一体的に連続し
ており、袋体部の芯材及びヘッダー部の芯材となってい
て、ヘッダー部及び袋体部に剛性を付与している。本発
明第３項の発明では、芯材シートはヘッダー部のみにあ
って、袋体部には厚手の芯材シートによる裏打ちはな
い。
ムは、内部が鮮明に見える熱可塑性樹脂フイルムを使用
することができる。例えば、ポリプロピレン、ポリエチ
レン等のポリオレフィンフイルムを使用することがで
き、透明性の点でポリプロピレンフイルムが最も適して
いる。本発明に用いる透明袋体表フイルムと袋体側縁部
及び袋体上縁部で溶着して袋体部を形成する薄手印刷内
面フイルムは、透明袋体表フイルムと同質の材質を使用
することが望ましく、従って、ポリプロピレンフイルム
の印刷フイルムが望ましいフイルムとして使用すること
ができる。本発明に用いる薄手印刷内面フイルムは、片
面に印刷が施工されている。印刷は、袋体の内部に面す
る面又はその反対面に印刷することができるが、反対面
に印刷する方が印刷面が収納商品に触れないので好まし
い。厚手シートには印刷が困難であるのでこれに積層す
る薄手フイルムに印刷することによって厚手シートに印
刷したものと同じ効果が得られる。本発明に用いる厚手
の芯材シートは、厚さ１００〜５００μｍ程度の厚手の
プラスチックシート又は合成紙を使用することができ
る。厚手芯材シートは、白色又は薄色の着色がある方が
薄手印刷フイルムの印刷模様が良く映えるので望まし
い。本発明に用いる厚手芯材シートは、薄手印刷内面フ
イルムと同質の樹脂フイルムでないときは、厚手シート
に薄手印刷内面フイルムと同一のフイルムをラミネート
して、溶着部の強度を大きくするのが望ましい。本発明
の第１項及び第２項発明では、厚手芯材シートは、袋体
部の開口部からヘッダー部の上縁まで、一体的に連続し
ており、袋体部の芯材及びヘッダー部の芯材となってい
て、ヘッダー部及び袋体部に剛性を付与している。本発
明第３項の発明では、芯材シートはヘッダー部のみにあ
って、袋体部には厚手の芯材シートによる裏打ちはな
い。
【０００６】本発明を実施例の図面によってさらに詳細
に説明する。図１及び図２の実施例の商品包装袋は、薄
手印刷内面フイルム１が厚手芯材シート２に重合され、
下縁で下縁ヒートシール１０によって固定している。薄
手印刷内面フイルム１の上に透明袋体表フイルム３が重
合されて、上縁ヒートシール６によって、薄手印刷内面
フイルムに溶着している。透明袋体表フイルム３の下縁
は薄手印刷内面フイルム１及び厚手芯材シート２の下縁
の開口部７の縁より、下方に延設された封口片８を形成
しており、該封口片８には、慣用の感圧接着剤層４及び
剥離紙５が設けられている。透明袋体表フイルム３は、
透明性の良いポリプロピレンフイルムであり、これには
印刷は施工されていない。薄手印刷内面フイルム１は、
同じくポリプロピレンフイルムであり、薄手印刷内面フ
イルム１の厚手芯材シート２に面する側に印刷が施工さ
れている。厚手芯材シート２は、ポリプロピレン製合成
紙であり、白色を呈している。このように重合された透
明袋体表フイルム３、薄手印刷内面フイルム１及び厚手
芯材シート２の積層構造の袋体部側縁線上の溶断によっ
て溶着して、図２の袋体側縁部９の溶着が形成され、同
時にヘッダー部の側縁の薄手印刷内面フイルム１と厚手
芯材シート２との溶着も形成される。このとき、上縁ヒ
ートシール６は、袋体部上縁及びヘッダー部下縁とな
る。ヘッダーには吊り下げ穴１２が設けられている。
に説明する。図１及び図２の実施例の商品包装袋は、薄
手印刷内面フイルム１が厚手芯材シート２に重合され、
下縁で下縁ヒートシール１０によって固定している。薄
手印刷内面フイルム１の上に透明袋体表フイルム３が重
合されて、上縁ヒートシール６によって、薄手印刷内面
フイルムに溶着している。透明袋体表フイルム３の下縁
は薄手印刷内面フイルム１及び厚手芯材シート２の下縁
の開口部７の縁より、下方に延設された封口片８を形成
しており、該封口片８には、慣用の感圧接着剤層４及び
剥離紙５が設けられている。透明袋体表フイルム３は、
透明性の良いポリプロピレンフイルムであり、これには
印刷は施工されていない。薄手印刷内面フイルム１は、
同じくポリプロピレンフイルムであり、薄手印刷内面フ
イルム１の厚手芯材シート２に面する側に印刷が施工さ
れている。厚手芯材シート２は、ポリプロピレン製合成
紙であり、白色を呈している。このように重合された透
明袋体表フイルム３、薄手印刷内面フイルム１及び厚手
芯材シート２の積層構造の袋体部側縁線上の溶断によっ
て溶着して、図２の袋体側縁部９の溶着が形成され、同
時にヘッダー部の側縁の薄手印刷内面フイルム１と厚手
芯材シート２との溶着も形成される。このとき、上縁ヒ
ートシール６は、袋体部上縁及びヘッダー部下縁とな
る。ヘッダーには吊り下げ穴１２が設けられている。
【０００７】薄手印刷内面フイルム１の印刷は、透明袋
体表フイルム３を通して、鮮明に袋体の外から見える。
商品は、開口部７から挿入して、封口片８を厚手芯材シ
ート２の裏面側に折り返して感圧接着剤層４によって封
口片８の先端を固定する。このとき、収納商品は透明袋
体表フイルム３を通して良く見え、また、薄手印刷内面
フイルム１の印刷模様が収納商品を際立たせるようにで
きるので、商品の購買意欲を向上させることができる。
図３の実施例の商品包装袋は、図１の薄手印刷内面フイ
ルム１を延設してヘッダーの上で折り返して、厚手芯材
シート２の裏面に薄手印刷外面フイルム１１となって重
合されている点以外は図１及び図２の商品包装袋と同一
である。この薄手印刷外面フイルム１１には、内面に印
刷が施工されていて、厚手芯材シート２の裏面にも印刷
模様又は説明文章を掲載することができる。図４の実施
例の商品包装袋は、図３の商品包装袋の厚手芯材シート
２をヘッダー部を残して除去したものであり、他の構造
は図３の実施例と同一である。この商品包装袋の場合
は、薄手印刷外面フイルム１１の裏面は、例えば白色、
青色、赤色又は他の色をベタ印刷して、薄手印刷内面フ
イルム１の印刷の背景として薄手印刷内面フイルム１の
印刷模様を鮮明にすることができる。
体表フイルム３を通して、鮮明に袋体の外から見える。
商品は、開口部７から挿入して、封口片８を厚手芯材シ
ート２の裏面側に折り返して感圧接着剤層４によって封
口片８の先端を固定する。このとき、収納商品は透明袋
体表フイルム３を通して良く見え、また、薄手印刷内面
フイルム１の印刷模様が収納商品を際立たせるようにで
きるので、商品の購買意欲を向上させることができる。
図３の実施例の商品包装袋は、図１の薄手印刷内面フイ
ルム１を延設してヘッダーの上で折り返して、厚手芯材
シート２の裏面に薄手印刷外面フイルム１１となって重
合されている点以外は図１及び図２の商品包装袋と同一
である。この薄手印刷外面フイルム１１には、内面に印
刷が施工されていて、厚手芯材シート２の裏面にも印刷
模様又は説明文章を掲載することができる。図４の実施
例の商品包装袋は、図３の商品包装袋の厚手芯材シート
２をヘッダー部を残して除去したものであり、他の構造
は図３の実施例と同一である。この商品包装袋の場合
は、薄手印刷外面フイルム１１の裏面は、例えば白色、
青色、赤色又は他の色をベタ印刷して、薄手印刷内面フ
イルム１の印刷の背景として薄手印刷内面フイルム１の
印刷模様を鮮明にすることができる。
【０００８】
【発明の効果】本発明は、商品包装袋の表フイルムが透
明で、収納商品の形状構造が消費者に良く見える上に、
収納商品の背景に商品を浮かび上がらせる印刷が施工さ
れているので、消費者の購買意欲を向上させる効果があ
る。特に、同様の目的で使用されているブリスター包装
体と比較して、塩化ビニル樹脂の焼却問題を解消してお
り、また樹脂の省資源の観点からも有効である。
明で、収納商品の形状構造が消費者に良く見える上に、
収納商品の背景に商品を浮かび上がらせる印刷が施工さ
れているので、消費者の購買意欲を向上させる効果があ
る。特に、同様の目的で使用されているブリスター包装
体と比較して、塩化ビニル樹脂の焼却問題を解消してお
り、また樹脂の省資源の観点からも有効である。
【図１】図１は、本発明の実施例のヘッダー付き商品包
装袋の断面図である。
装袋の断面図である。
【図２】図２は、図１のヘッダー付き商品包装袋の平面
図である。
図である。
【図３】図３は、本発明の他の実施例の断面図である。
【図４】図４は、本発明の他の実施例の断面図である。
１ 薄手印刷内面フイルム ２ 厚手芯材シート ３ 透明袋体表フイルム ４ 感圧接着剤層 ５ 剥離紙 ６ 上縁ヒートシール ７ 開口部 ８ 封口片 ９ 袋体側縁部 １０ 下縁ヒートシール １１ 薄手印刷外面フイルム １２ 吊り下げ穴
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 藤本 茂 東京都中央区日本橋馬喰町２−７−９ 目 黒産業株式会社内 Ｆターム(参考） 3E064 AA01 BA26 BA30 BB03 HA06 HB05 HL01 HN02
Claims (3)
- 【請求項１】透明袋体表フイルム及び薄手印刷内面フイ
ルムで形成される袋体部を有し、該袋体部の上にヘッダ
ー部を有し、該袋体部の下に開口部を有し、該袋体部の
裏面に厚手芯材シートを有する包装袋であって、該厚手
芯材シートの内側面に薄手印刷内面フイルムが重合さ
れ、該薄手印刷内面フイルムの上に透明袋体表フイルム
が重合された状態での袋体部側縁線上の溶断工程によっ
て、袋体部側縁線上で厚手芯材シート、薄手印刷内面フ
イルム、透明袋体表フイルムが一体的に溶着して袋体側
縁部を形成してなり、袋体部の上縁において、透明袋体
表フイルムと薄手印刷内面フイルムがヒートシールによ
って溶着されて袋体部上縁を形成してなり、当該袋体側
縁部の溶着及び当該袋体部上縁の溶着によって、透明袋
体表フイルム及び薄手印刷内面フイルムの間に商品を収
納できる袋体部を形成されてなり、同時にヘッダー部の
側縁部及び下縁の溶着によって袋体部上縁より上部にヘ
ッダー部を形成してなり、該袋体部の下方に開口部を設
け、透明袋体表フイルムの下縁若しくは薄手印刷内面フ
イルムの下縁が開口部の縁より下方に延設されてなる封
口片を有し、該封口片の先端縁に沿って平行に剥離紙が
貼着された感圧接着剤層を設けてなることを特徴とする
ヘッダー付き商品包装袋。 - 【請求項２】透明袋体表フイルム及び薄手印刷内面フイ
ルムで形成される袋体部を有し、該袋体部の上にヘッダ
ー部を有し、該袋体部の下に開口部を有し、該袋体部の
裏面に厚手芯材シートを有する包装袋であって、厚手芯
材シートの内側面に薄手印刷内面フイルムが重合され、
該薄手印刷内面フイルムを厚手芯材シートの外側に折り
返して連続的に延設されてなる薄手印刷外面フイルムを
設け、該薄手印刷内面フイルムの上に透明袋体表フイル
ムが重合された状態での袋体部側縁線上の溶断工程によ
って、袋体部側縁線上で厚手芯材シート、薄手印刷内面
フイルム、薄手印刷外面フイルム、透明袋体表フイルム
が一体的に溶着して袋体側縁部を形成し、袋体部の上縁
において、透明袋体表フイルムと薄手印刷内面フイルム
がヒートシールによって溶着されて袋体部上縁を形成
し、当該袋体側縁部の溶着及び当該袋体部上縁の溶着に
よって、透明袋体表フイルム及び薄手印刷内面フイルム
の間に商品を収納できる袋体部を形成してなり、同時に
ヘッダー部の側縁部及び下縁の溶着によって袋体部上縁
より上部にヘッダー部を形成してなり、該袋体部の下方
に開口部を設け、透明袋体表フイルムの下縁若しくは薄
手印刷内面フイルムの下縁が開口部の縁より下方に延設
されてなる封口片を有し、該封口片の先端縁に沿って平
行に剥離紙が貼着された感圧接着剤層を設けてなること
を特徴とするヘッダー付き商品包装袋。 - 【請求項３】透明袋体表フイルム及び薄手印刷内面フイ
ルムで形成される袋体部を有し、該袋体部の上にヘッダ
ー部を有し、該袋体部の下に開口部を有する包装袋であ
って、該薄手印刷内面フイルムを延長してヘッダー用芯
材シートの外側に折り返して薄手印刷外面フイルムとし
て、該薄手印刷内面フイルムの上に透明袋体表フイルム
が重合された状態での袋体部側縁線上の溶断工程によっ
て、袋体部側縁線上で、薄手印刷内面フイルム、薄手印
刷外面フイルム、透明袋体表フイルムが一体的に溶着し
て袋体側縁部を形成し、袋体部の上縁であって、ヘッダ
ー用芯材シートの下縁において、透明袋体表フイルムと
薄手印刷内面フイルムがヒートシールによって溶着され
て袋体部上縁を形成し、当該袋体側縁部の溶着及び当該
袋体部上縁の溶着によって、透明袋体表フイルム及び薄
手印刷内面フイルムの間に商品を収納できる袋体部を形
成してなり、同時にヘッダー部の側縁部及び下縁の溶着
によって袋体部上縁より上部にヘッダー部を形成してな
り、該袋体部の下方に開口部を設け、透明袋体表フイル
ムの下縁又は薄手印刷内面フイルムの下縁若しくは薄手
印刷外面フイルムの下縁が開口部の縁より下方に延設さ
れてなる封口片を有し、該封口片の先端縁に沿って平行
に剥離紙が貼着された感圧接着剤層を設けてなることを
特徴とするヘッダー付き商品包装袋。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11139185A JP2000326993A (ja) | 1999-05-19 | 1999-05-19 | ヘッダー付き商品包装袋 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11139185A JP2000326993A (ja) | 1999-05-19 | 1999-05-19 | ヘッダー付き商品包装袋 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000326993A true JP2000326993A (ja) | 2000-11-28 |
Family
ID=15239549
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11139185A Pending JP2000326993A (ja) | 1999-05-19 | 1999-05-19 | ヘッダー付き商品包装袋 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000326993A (ja) |
-
1999
- 1999-05-19 JP JP11139185A patent/JP2000326993A/ja active Pending
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20060511 |
|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20080806 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20080812 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20090204 |