JP2000326678A

JP2000326678A - ルーズリーフ

Info

Publication number: JP2000326678A
Application number: JP11135936A
Authority: JP
Inventors: Hiroshi Okawa; 博大川
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 1999-05-17
Filing date: 1999-05-17
Publication date: 2000-11-28

Abstract

(57)【要約】【課題】所望の位置に簡単に書類を綴じることがで
き、かつ、書類を簡単に見ることができるルーズリーフ
を提供すること。【解決手段】離型紙が貼付された少なくとも２枚の貼
付層と、該貼付層を固定するための接着層とを有し、該
接着層が１又は２以上の孔を有するように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明はルーズリーフに関す
る。

【０００２】

【従来の技術】従来、ルーズリーフは、自由に差し替え
できるという便利さがあるが、書類をルーズリーフに綴
じるために、書類にパンチで穴をあけなければならない
という煩わしさがある。そこで、袋の一端を接着して、
その接着部に穴をあけてルーズリーフとし、その袋の中
に書類を収納し、必要な位置に綴じることが考えられて
いる。しかし、袋に収納した場合、書類を読む際には、
袋から書類を取り出さなければならないという煩わしさ
がある。また、袋が破損し、書類が紛失するおそれがあ
る。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】そこで、所望の位置に
簡単に書類を綴じることができ、かつ、書類を簡単に見
ることができるルーズリーフが望まれている。

【０００４】

【課題を解決するための手段】本発明は、離型紙が貼付
された少なくとも２枚の貼付層と、該貼付層を固定する
ための接着層とを有し、該接着層が１又は２以上の孔を
有するルーズリーフに関する。

【０００５】

【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照しつつ、本
発明を説明する。図１は、本発明のルーズリーフの一例
を示す。図１は、２枚の貼付層からなるルーズリーフの
例である。図１Ａは、斜視図を、図１Ｂは上面図を示
す。ルーズリーフ１は、接着層２と貼付層３とを有し、
貼付層３の内側面４には接着剤が塗布され、該内側面４
には離型紙５が貼付されている。そして、接着層２を介
して、２枚の貼付層３が固定されている。そして、ルー
ズリーフ１は、複数の孔６を有している。

【０００６】このルーズリーフ１は、一つの貼付層３の
離型紙５を剥離し、接着剤が塗布された内側面４を露出
させ、この露出した内側面４に書類の一端を接着させ、
次いで、他方の貼付層３の離型紙４を剥離し、書類の裏
面と露出した貼付層３の内側面とを接着させる。これに
より、書類が、簡単にかつ強固にルーズリーフに固定さ
れる。

【０００７】図２は本発明のルーズリーフの、別の実施
例を示す。図２は、３枚の貼付層を有するルーズリーフ
であって、中央の貼付層２の両面には接着剤が塗布さ
れ、離型紙５が貼付されている。剥離紙５を剥離するこ
とにより、書類等を２枚挟むことができる。この内側の
貼付層の縦方向の長さをやや短くしておくことにより、
例えばホッチキスなどで上部の一個所を綴じた書類の何
枚目かをこの貼付層で固定すことによりやや厚手の書類
を、強固に挟むこともできる。

【０００８】本発明のルーズリーフに用いる貼付層と接
着層の材質は、特に制限がない。紙、プラスティック、
金属など、接着剤を塗布できるものであれば、なんでも
よい。また、着色されてもよく、透明であってもよく、
不透明であってもよい。自由な長さに切断する、あるい
は、接着する書類等が読めるように、切断可能で、透明
な材質が好ましい。

【０００９】貼付層と接着層は、同じ材質であってもよ
いし、異なっていてもよい。一枚の板を用い、片面を接
着層、他面を貼付層とするのが、最も好ましい。貼付層
は、少なくとも２つあれば、書類等を挟めるので、好都
合である。２以上でもよいのは、上記の通りである。ま
た、貼付層の幅も制限がない。貼付層の幅が大きいと接
着力は上がるが、接着の際、書類などにしわがよるなど
の不都合が生じる虞がある。また、用いる２以上の貼付
層の幅及び長さは同一であってもよいし、異なってもよ
い。やや厚手の書類等を接着する場合、一方が短い方が
よい場合もある。

【００１０】接着剤および離型紙は、接着層の外側、あ
るいは、貼付層の外側（例えば、図１の接着面あるいは
貼付面の外側）に設けてもよい。接着層又は貼付層に接
着剤と離型紙を設けた場合、外側の離型紙を剥離するこ
とにより、２つのバインダーを結合させることもでき
る。

【００１１】また、ルーズリーフの高さ（長さ）にも制
限はない。接着する書類等の長さに応じて決定すればよ
い。長いルーズリーフを切断して用いてもよい。また、
予めミシン目などの切り離し可能な切れ目を入れてお
き、適当な長さに切断できるようにしてもよい。

【００１２】接着剤は、書類等が剥離できない強固な接
着剤でもよく、剥離可能な接着剤であってもよい。

【００１３】ルーズリーフとして用いる孔は、ルーズリ
ーフを綴じるバインダーの間隔に合わせて適当に設けれ
ばよい。１つでもよいし、２以上あってもよい。複数個
設ける場合には、用いるバインダーの間隔に合わせれば
よい。

【００１４】

【発明の効果】本発明のルーズリーフは、所望の位置に
簡単に書類を綴じることができ、かつ、書類を簡単に見
ることができる

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明のルーズリーフの実施例である。

【図２】本発明のルーズリーフの別の実施例である。

【符号の説明】

１ルーズリーフ２接着層３貼付層４内側面５剥離紙６孔

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】離型紙が貼付された少なくとも２枚の貼
付層と、該貼付層を固定するための接着層とを有し、該
接着層が１又は２以上の孔を有する、ルーズリーフ。