JP2000326265A - 電池工具 - Google Patents
電池工具Info
- Publication number
- JP2000326265A JP2000326265A JP11140997A JP14099799A JP2000326265A JP 2000326265 A JP2000326265 A JP 2000326265A JP 11140997 A JP11140997 A JP 11140997A JP 14099799 A JP14099799 A JP 14099799A JP 2000326265 A JP2000326265 A JP 2000326265A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- battery
- control circuit
- terminal
- motor
- brake
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 使い勝手の良い電池工具を提供することであ
る。 【解決手段】 モータ２と直列にスイッチング素子１３
を接続し、電位パック９に並列に放電停止電圧制御回路
１５を接続し、この放電停止電圧制御回路１５の出力に
てスイッチング素子１３を電位パック９の電圧が規定値
以上のときはＯＮさせ規定値以下のときはＯＦＦさせる
と共に、電位パック９と並列にブレーキ制御回路１６を
設けスイッチ４の共通端子４ｃとブレーキ端子４ｂが接
続された時モータ２の運動エネルギーを電気エネルギー
として電位パック９に供給するようにした。
る。 【解決手段】 モータ２と直列にスイッチング素子１３
を接続し、電位パック９に並列に放電停止電圧制御回路
１５を接続し、この放電停止電圧制御回路１５の出力に
てスイッチング素子１３を電位パック９の電圧が規定値
以上のときはＯＮさせ規定値以下のときはＯＦＦさせる
と共に、電位パック９と並列にブレーキ制御回路１６を
設けスイッチ４の共通端子４ｃとブレーキ端子４ｂが接
続された時モータ２の運動エネルギーを電気エネルギー
として電位パック９に供給するようにした。
Description
【０００１】
【発明が属する技術分野】本発明は充電可能な電池を駆
動源とした電池工具に関するものである。
動源とした電池工具に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】電源コードの要らない手軽さから電池駆
動のドリル、ドライバ、インパクトドライバ、丸のこ等
の電池工具が多用されるようになってきた。これら工具
に使用される電池は高価であるうえ、充放電の繰り返し
使用回数が限られており、１回の充電当たりの使用時間
も限られている。前者は寿命の問題、後者は容量の問題
である。
動のドリル、ドライバ、インパクトドライバ、丸のこ等
の電池工具が多用されるようになってきた。これら工具
に使用される電池は高価であるうえ、充放電の繰り返し
使用回数が限られており、１回の充電当たりの使用時間
も限られている。前者は寿命の問題、後者は容量の問題
である。
【０００３】これまでは専ら上記問題に対し電池の性能
向上と充電制御技術で対応してきた。放電制御に関して
は取り組まれてないのが現状である。
向上と充電制御技術で対応してきた。放電制御に関して
は取り組まれてないのが現状である。
【０００４】図２は従来技術を示す回路図である。図に
おいて、電池工具１には電池パック９が接続されており
３端子スイッチ４の共通端子４ｃが駆動端子４ａに接続
されるとモータ２と電池パック９が接続され電流Ｉｍが
流れモータ２が回転する。その後、３端子スイッチ４の
共通端子４ｃがブレーキ端子４ｂに接続されると、モー
タ２は発電機として作用し電流Ｉｂが流れモータ２の回
転エネルギーが回路抵抗内で熱エネルギーとなって消費
され電磁ブレーキがかかる。
おいて、電池工具１には電池パック９が接続されており
３端子スイッチ４の共通端子４ｃが駆動端子４ａに接続
されるとモータ２と電池パック９が接続され電流Ｉｍが
流れモータ２が回転する。その後、３端子スイッチ４の
共通端子４ｃがブレーキ端子４ｂに接続されると、モー
タ２は発電機として作用し電流Ｉｂが流れモータ２の回
転エネルギーが回路抵抗内で熱エネルギーとなって消費
され電磁ブレーキがかかる。
【０００５】工具を連続的に使用し電池の容量が低下し
ても電池を休ませると電圧が回復するので更に追加使用
することができるものであるが、電池は過放電になり寿
命が著しく低下する。
ても電池を休ませると電圧が回復するので更に追加使用
することができるものであるが、電池は過放電になり寿
命が著しく低下する。
【０００６】従って従来技術においては、ブレーキ時の
運動エネルギーが無駄になるばかりでなく電池寿命も低
下するという欠点があった。
運動エネルギーが無駄になるばかりでなく電池寿命も低
下するという欠点があった。
【０００７】本発明の目的は、上記欠点を解消し、使い
勝手の良い電池工具を提供することである。
勝手の良い電池工具を提供することである。
【０００８】
【課題を解決するための手段】上記目的は、放電停止電
圧制御回路を設け電池電圧が低下した時放電を強制的に
停止させると共に、ブレーキ制御回路を設けブレーキ時
の運動エネルギーを電気エネルギーとして電池に供給す
るようにすることによって達成される。
圧制御回路を設け電池電圧が低下した時放電を強制的に
停止させると共に、ブレーキ制御回路を設けブレーキ時
の運動エネルギーを電気エネルギーとして電池に供給す
るようにすることによって達成される。
【０００９】
【発明の実施の形態】本発明電池工具の一実施形態を図
１、図３を用いて説明する。
１、図３を用いて説明する。
【００１０】図３は電池工具の全体構成を示すもので、
工具１の外枠５にはモータ２、機構部３、３端子スイッ
チ４、接続端子１ａ、１ｂ、９ａ、９ｂ、制御回路１０
およびスイッチング素子であるＦＥＴ１３が内蔵されて
いる。外枠５から突出した機構部３の先端にはソケット
７が結合しておりビット１１を着脱自在に把持してい
る。また外枠５にはダイヤル１２が回動自在に結合して
おり制御回路１０と電気的に接続されている。３端子ス
イッチ４からは使用者が指で３端子スイッチ４をＯＮ−
ＯＦＦするためのトリガ８が外枠５の外部に突き出てい
る。電池パック９は工具１に着脱自在であり、接続端子
１ａ、１ｂ、９ａ、９ｂを介して３端子スイッチ４と電
気的に接続されている。ネジ締め等の作業は、トリガ８
を操作し３端子スイッチ４をＯＮさせ電池パック９とモ
ータ２を電気的に接続してモータ２を回転させその動力
を機構部３、ソケット７を介してビット１１に伝達する
ことによって行われる。
工具１の外枠５にはモータ２、機構部３、３端子スイッ
チ４、接続端子１ａ、１ｂ、９ａ、９ｂ、制御回路１０
およびスイッチング素子であるＦＥＴ１３が内蔵されて
いる。外枠５から突出した機構部３の先端にはソケット
７が結合しておりビット１１を着脱自在に把持してい
る。また外枠５にはダイヤル１２が回動自在に結合して
おり制御回路１０と電気的に接続されている。３端子ス
イッチ４からは使用者が指で３端子スイッチ４をＯＮ−
ＯＦＦするためのトリガ８が外枠５の外部に突き出てい
る。電池パック９は工具１に着脱自在であり、接続端子
１ａ、１ｂ、９ａ、９ｂを介して３端子スイッチ４と電
気的に接続されている。ネジ締め等の作業は、トリガ８
を操作し３端子スイッチ４をＯＮさせ電池パック９とモ
ータ２を電気的に接続してモータ２を回転させその動力
を機構部３、ソケット７を介してビット１１に伝達する
ことによって行われる。
【００１１】図１は図３の電池工具の回路図である。図
において、電池パック９は複数の素電池６の直列接続、
正極端子９ａおよび負極端子９ｂから構成される。工具
１は正極端子１ａ、３端子スイッチ４、モータ２、ＦＥ
Ｔ１３および負極端子１ｂの直列接続、ＦＥＴ１３に並
列接続されブレーキ電流の帰路を形成するダイオード１
４、制御回路１０から構成される。
において、電池パック９は複数の素電池６の直列接続、
正極端子９ａおよび負極端子９ｂから構成される。工具
１は正極端子１ａ、３端子スイッチ４、モータ２、ＦＥ
Ｔ１３および負極端子１ｂの直列接続、ＦＥＴ１３に並
列接続されブレーキ電流の帰路を形成するダイオード１
４、制御回路１０から構成される。
【００１２】３端子スイッチ４は駆動端子４ａ、ブレー
キ端子４ｂ、共通端子４ｃからなり、駆動端子４ａと共
通端子４ｃが接続された時は電位パック９がモータ２に
接続され図示電流Ｉｍが流れる。ブレーキ端子４ｂと共
通端子４ｃが接続された時はモータ２が制御回路１０を
介して電位パック９に接続されブレーキ電流Ｉｂが電位
パック９に流れ込む。
キ端子４ｂ、共通端子４ｃからなり、駆動端子４ａと共
通端子４ｃが接続された時は電位パック９がモータ２に
接続され図示電流Ｉｍが流れる。ブレーキ端子４ｂと共
通端子４ｃが接続された時はモータ２が制御回路１０を
介して電位パック９に接続されブレーキ電流Ｉｂが電位
パック９に流れ込む。
【００１３】制御回路１０は放電停止電圧制御回路１５
とブレーキ制御回路１６から成る。放電停止電圧制御回
路１５は電池パック９に並列に接続されその出力はＦＥ
Ｔ１３のゲートに接続される。また、工具１のダイヤル
１２は放電停止電圧制御回路１５に電気的に接続されて
おりダイヤル１２を回すことにより停止電圧を適当な値
に設定することが出来る。ブレーキ制御回路１６は電池
パック９に並列に接続され入力はブレーキ端子４ｂに接
続されている。
とブレーキ制御回路１６から成る。放電停止電圧制御回
路１５は電池パック９に並列に接続されその出力はＦＥ
Ｔ１３のゲートに接続される。また、工具１のダイヤル
１２は放電停止電圧制御回路１５に電気的に接続されて
おりダイヤル１２を回すことにより停止電圧を適当な値
に設定することが出来る。ブレーキ制御回路１６は電池
パック９に並列に接続され入力はブレーキ端子４ｂに接
続されている。
【００１４】トリガ８が操作されると、３端子スイッチ
４の駆動端子４ａと共通端子４ｃが接続され、電池パッ
ク９→３端子スイッチ４→モータ２→ＦＥＴ１３→電池
パック９の経路で駆動電流Ｉｍが流れモータ２が回転す
る。次にトリガ８の操作が解除されると、ブレーキ端子
４ｂと共通端子４ｃが接続されモータ２は発電機として
作用する。この電圧をブレーキ制御回路１６にて適当に
昇圧することにより、モータ２→３端子スイッチ４→ブ
レーキ制御回路１６→電池パック９→ダイオード１４→
モータ２の経路でブレーキ電流Ｉｂが流れ電池パック９
が充電される。すなわち、モータ２の運動エネルギーが
電気エネルギーとなって電池パック９に供給されるよう
になる。
４の駆動端子４ａと共通端子４ｃが接続され、電池パッ
ク９→３端子スイッチ４→モータ２→ＦＥＴ１３→電池
パック９の経路で駆動電流Ｉｍが流れモータ２が回転す
る。次にトリガ８の操作が解除されると、ブレーキ端子
４ｂと共通端子４ｃが接続されモータ２は発電機として
作用する。この電圧をブレーキ制御回路１６にて適当に
昇圧することにより、モータ２→３端子スイッチ４→ブ
レーキ制御回路１６→電池パック９→ダイオード１４→
モータ２の経路でブレーキ電流Ｉｂが流れ電池パック９
が充電される。すなわち、モータ２の運動エネルギーが
電気エネルギーとなって電池パック９に供給されるよう
になる。
【００１５】工具１の使用につれて電池容量が少なくな
り電池電圧が規定値以下になると放電停止電圧制御回路
１５が働きＦＥＴ１３がＯＦＦし、これ以上の放電はで
きなくなる。作業中の電池電圧は負荷が大きければ低
く、小さければ高い。ダイヤル１２を操作し停止電圧を
変化させることにより放電停止電圧制御回路１５の作動
電圧を調整し適切な状態で放電停止させることが可能で
ある。
り電池電圧が規定値以下になると放電停止電圧制御回路
１５が働きＦＥＴ１３がＯＦＦし、これ以上の放電はで
きなくなる。作業中の電池電圧は負荷が大きければ低
く、小さければ高い。ダイヤル１２を操作し停止電圧を
変化させることにより放電停止電圧制御回路１５の作動
電圧を調整し適切な状態で放電停止させることが可能で
ある。
【００１６】
【発明の効果】本発明によれば、モータと直列にスイッ
チング素子を接続し、電池に並列に放電停止電圧制御回
路を接続し、この放電停止電圧制御回路の出力にてスイ
ッチング素子を電池の電圧が規定値以上のときはＯＮさ
せ規定値以下のときはＯＦＦさせると共に、電池と並列
にブレーキ制御回路を設けスイッチの共通端子とブレー
キ端子が接続された時モータの運動エネルギーを電気エ
ネルギーとして電池に供給するようにしたことにより、
ブレーキ時の運動エネルギーを無駄にすることがないと
共に電池寿命の低下を抑制することができ、使い勝手の
良い電池工具を提供することができるようになる。
チング素子を接続し、電池に並列に放電停止電圧制御回
路を接続し、この放電停止電圧制御回路の出力にてスイ
ッチング素子を電池の電圧が規定値以上のときはＯＮさ
せ規定値以下のときはＯＦＦさせると共に、電池と並列
にブレーキ制御回路を設けスイッチの共通端子とブレー
キ端子が接続された時モータの運動エネルギーを電気エ
ネルギーとして電池に供給するようにしたことにより、
ブレーキ時の運動エネルギーを無駄にすることがないと
共に電池寿命の低下を抑制することができ、使い勝手の
良い電池工具を提供することができるようになる。
【図１】本発明電池工具の一実施形態を示す回路図。
【図２】従来の電池工具の一例を示す回路図。
【図３】本発明電池工具の一実施形態を示す断面図。
１は工具、９は電池パック、２はモータ、４は３端子ス
イッチ、１３はＦＥＴ、１５は放電停止電圧制御回路、
１６はブレーキ制御回路である。
イッチ、１３はＦＥＴ、１５は放電停止電圧制御回路、
１６はブレーキ制御回路である。
Claims (1)
- 【請求項１】 充電可能な電池、電池によって駆動され
るモータ、共通端子と駆動端子及びブレーキ端子からな
り共通端子と駆動端子が接続された時は電池からモータ
へ電力を供給し、共通端子とブレーキ端子が接続された
時はモータの電機子を短絡する３端子スイッチからなる
電池工具であって、 前記モータと直列にスイッチング素子を接続し、電池に
並列に放電停止電圧制御回路を接続し、この放電停止電
圧制御回路の出力にてスイッチング素子を電池の電圧が
規定値以上のときはＯＮさせ規定値以下のときはＯＦＦ
させると共に、電池と並列にブレーキ制御回路を設けス
イッチの共通端子とブレーキ端子が接続された時モータ
の運動エネルギーを電気エネルギーとして電池に供給す
るようにしたことを特徴とする電池工具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11140997A JP2000326265A (ja) | 1999-05-21 | 1999-05-21 | 電池工具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11140997A JP2000326265A (ja) | 1999-05-21 | 1999-05-21 | 電池工具 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000326265A true JP2000326265A (ja) | 2000-11-28 |
Family
ID=15281768
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11140997A Withdrawn JP2000326265A (ja) | 1999-05-21 | 1999-05-21 | 電池工具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000326265A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008055563A (ja) * | 2006-08-31 | 2008-03-13 | Matsushita Electric Works Ltd | 電動工具 |
| JP2009296879A (ja) * | 2002-01-30 | 2009-12-17 | Robert Bosch Gmbh | バッテリ駆動される電気装置、再充電可能なバッテリユニットおよびバッテリ充電装置ならび該装置からなる装置システム |
| JP2010172980A (ja) * | 2009-01-27 | 2010-08-12 | Honda Motor Co Ltd | 多機能工具 |
| EP3666482A4 (en) * | 2017-08-18 | 2020-08-05 | Nanjing Chervon Industry Co., Ltd. | CIRCULAR SAW |
-
1999
- 1999-05-21 JP JP11140997A patent/JP2000326265A/ja not_active Withdrawn
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009296879A (ja) * | 2002-01-30 | 2009-12-17 | Robert Bosch Gmbh | バッテリ駆動される電気装置、再充電可能なバッテリユニットおよびバッテリ充電装置ならび該装置からなる装置システム |
| JP4691184B2 (ja) * | 2002-01-30 | 2011-06-01 | ローベルト ボツシユ ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング | バッテリ駆動される電気装置、再充電可能なバッテリユニットおよびバッテリ充電装置ならび該装置からなる装置システム |
| US8148941B2 (en) | 2002-01-30 | 2012-04-03 | Robert Bosch Gmbh | Equipment system comprising a battery-operated electrical device, a rechargeable battery unit, and a battery charger |
| US8922164B2 (en) | 2002-01-30 | 2014-12-30 | Robert Bosch Gmbh | Equipment system comprising a battery-operated electrical device, a rechargeable battery unit, and a battery charger |
| JP2008055563A (ja) * | 2006-08-31 | 2008-03-13 | Matsushita Electric Works Ltd | 電動工具 |
| US7703330B2 (en) | 2006-08-31 | 2010-04-27 | Matsushita Electric Works, Ltd. | Power tool |
| JP2010172980A (ja) * | 2009-01-27 | 2010-08-12 | Honda Motor Co Ltd | 多機能工具 |
| EP3666482A4 (en) * | 2017-08-18 | 2020-08-05 | Nanjing Chervon Industry Co., Ltd. | CIRCULAR SAW |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20060801 |