JP2000325496A - ペダル式回動運動装置 - Google Patents

ペダル式回動運動装置

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JP2000325496A
JP2000325496A JP11135318A JP13531899A JP2000325496A JP 2000325496 A JP2000325496 A JP 2000325496A JP 11135318 A JP11135318 A JP 11135318A JP 13531899 A JP13531899 A JP 13531899A JP 2000325496 A JP2000325496 A JP 2000325496A
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crankshaft
pedal
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Kiyotsugu Fukui
清緝 福井
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Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ペダル6及び7の1回動中における踏下げ力
を略一定として目標のクランク軸トルクに滑らかに漸近
させることができるペダル式回動運動装置を提供するこ
とを目的とする。 【解決手段】 クランク軸8のクランク軸トルクに対し
て目標値を設定し、この目標値と計測されたクランク軸
トルクとを比較し、この比較結果に基づいてクランク軸
トルクの計測値を漸増又は漸減させた値を新たな負荷ト
ルクとして設定することによりクランク軸トルクを目標
値に漸近させるようにしたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、筋力によって抵
抗に抗してペダルを回動させることによって人に運動効
果を与えるペダル式回動運動装置に係る。
【0002】
【従来の技術】従来のペダル式回動運動装置としては、
例えば実願昭59−9908号(実開昭60−1221
31号公報)の明細書及び図面で開示されたものがあ
る。図18は、上記出願内容と同様なペダル式回動運動
装置1を示す。即ち、人は、本体フレーム2に立設され
たサドル4に跨乗し、ハンドル3を把持して足をペダル
6及び7の踏面に載置して踏み下げることにより、クラ
ンク軸8にクランク軸トルクを発生させる。また、この
クランク軸8には小プーリ11が固着されていてペダル
6及び7の回動によって回動する。一方、本体フレーム
2には大プーリ13が回動自在に軸支され、Vベルト1
2を介して小プーリ11によって駆動される。この大プ
ーリ13には渦電流式ブレーキ14が係合していて、設
定手段21で設定することにより、負荷トルク制御器2
5を介して任意の負荷トルクを発生させることができ
る。
【0003】ところで、負荷(W)=負荷トルク(T)
×ペダル回動数(N)であり、従って、負荷トルク
(T)=負荷(W)/ペダル回動数(N)となる。ペダ
ル回動数(N)を回動計24で検出し、その変動に応じ
て渦電流式ブレーキ14の励磁電流を変動させることに
より、回動数(N)に追従させて負荷(W)を変化さ
せ、これにより負荷トルク(T)が一定となるように制
御されていた。これに対し、クランク軸トルクは、図1
8に示すようにペダル6が垂直方向に対して回動角度θ
だけ時計方向に回動したとする。このペダル6を垂直方
向に一定力Fで踏み下げたとすると、ギヤクランク6a
の長さをLとしてクランク軸トルクTc=L・Fsin
θとなる。即ち、θ=0゜である上死点とθ=180゜
である下死点では共にTc=0となる。このように、踏
下げ力を一定とした場合、ペダル6、7が1回動する間
にクランク軸トルクは大きく変動する。
【0004】このようなクランク軸トルクの変動に対
し、従来は、ペダル6、7の回動角度に応じて負荷トル
クを変動させていなかったので、ペダル6、7の上死点
及び下死点では極端に重くなっていた。そこで、こうし
た極端な変動を軽減するために、大プーリ13にフライ
ホイール効果を与え、小さいクランク軸トルクで各死点
を通過できるようにしていた。しかし、クランク軸トル
クの変動に対する根本対策ではないので、起動時は各死
点で依然として大きな踏下げ力を必要とした。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来のペダル式回動運
動装置は、上記のとおり負荷トルクがペダル6、7の回
動角度に無関係に一定であった。このように一定の負荷
トルクに抗してペダル6、7を回動させる場合、上死点
では大きな踏下げ力を必要とし、上死点から90゜回動
したときは最小の踏下げ力となって大きく変動する。筋
力訓練は、個人毎に筋力目標が設定されるが、この筋力
目標は、通常1回動中の最大値で設定されるため、筋力
のばらつきが大きい場合は平均的筋力はかなり低くな
る。このため、踏下げ力の変動の著しい従来のペダル式
回動運動装置による筋力訓練では、筋力のばらつきが大
きく、しかも平均的筋力が低くなって、運動効果が低
い、という問題があった。
【0006】この発明は、上記問題点を解決するために
なされたものであり、略一定の踏下げ力でペダルを踏込
んだときのクランク軸トルクを測定し、負荷トルクを上
記測定されたクランク軸トルクの波形に合わせて変化さ
せ、かつ、上記測定値を漸増又は漸減した値を新たに負
荷トルクとして設定するようにして、ペダルの1回動中
における踏下げ力を略一定として目標のクランク軸トル
クに滑らかに漸近させることができるペダル式回動運動
装置を提供することを目的とする。また、この発明は、
クランク軸の回動数を検出し、この検出結果に基づいて
負荷トルクを増減させて設定回動数に一致させた状態で
ペダルの踏下げ力一定の筋力訓練が可能となるペダル式
回動運動装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明に係る第1のペ
ダル式回動運動装置は、ペダルを踏み下げることにより
ペダルの位置によって変化するクランク軸トルクをクラ
ンク軸に発生させ、このクランク軸トルクの変動に合せ
て任意設定された値の負荷トルクに抗して回動体を回動
させることにより人の運動の用に供されるペダル式回動
運動装置であって、クランク軸トルクに対して目標値を
設定し、この目標値と計測されたクランク軸トルクとを
比較し、この比較結果に基づいてクランク軸トルクの計
測値を漸増又は漸減させた値を新たな負荷トルクとして
設定することによりクランク軸トルクを目標値に漸近さ
せるようにしたものである。
【0008】この発明に係る第2のペダル式回動運動装
置は、クランク軸の回動数に対して目標値を設定し、こ
の目標値と計測された回動数とを比較し、この比較結果
に基づいて計測されたクランク軸トルクを漸増又は漸減
して得られた値を新たな負荷トルクとして設定すること
により回動数を目標値に漸近させるようにしたものであ
る。
【0009】この発明に係る第3のペダル式回動運動装
置は、クランク軸の回動数に対して目標値を設定し、こ
の目標値を上回った場合は、負荷トルクを漸増させて目
標値の下でクランク軸を回動するようにしておいて、ク
ランク軸が回動するごとに負荷トルクを漸増させてい
き、クランク軸の回動数が目標値よりも減少したときの
クランク軸トルクを最大のクランク軸トルクとしてトル
ク波形表示手段に表示するようにしたものである。
【0010】この発明に係る第4のペダル式回動運動装
置は、運動者の生体情報に対して目標値を設定し、この
目標値と検知された生体情報とを比較し、この比較結果
に基づいてクランク軸トルクの計測値を漸増又は漸減さ
せた値を新たな負荷トルクとして設定することにより運
動者の生体情報を目標値に漸近させるようにしたもので
ある。
【0011】この発明に係る第5のペダル式回動運動装
置は、ペダルに帯体が設けられ、踏面を踏み下げること
によってペダルを上死点から下死点まで半回動させ、帯
体を足の甲に当ててペダルを引き上げることにより下死
点から上死点まで半回動させることにより、それぞれペ
ダルの位置によって変化するクランク軸トルクを上記ク
ランク軸に発生させ、このクランク軸トルクの変動に合
せて任意設定された値の負荷トルクに抗して回動体を回
動させることにより人の運動の用に供されるペダル式回
動運動装置であって、クランク軸トルクに対して半回動
ごとにそれぞれ目標値を設定し、この目標値と計測され
たクランク軸トルク値とを半回動ごとにそれぞれ比較
し、この比較結果に基づいてクランク軸トルクの計測値
を半回動ごとにそれぞれ漸増又は漸減させた値を新たな
負荷トルクとしてそれぞれ設定することによりクランク
軸トルクを半回動ごとに目標値にそれぞれ漸近させるよ
うにしたものである。
【0012】この発明に係る第6のペダル式回動運動装
置は、第1又は第5のペダル式回動運動装置において、
クランク軸トルクの目標値に対する計測値の最大値の比
を演算し、この演算結果から得られた所定の係数を計測
値に乗算し、この乗算結果を新たな負荷トルクとして設
定することによりクランク軸トルクを目標値に漸近させ
るようにしたものである。
【0013】この発明に係る第7のペダル式回動運動装
置は、第1から第5のいずれかのペダル式回動運動装置
において、ペダルを回動する際に人が跨座するサドル
と、このサドルの前方に人が把持するハンドルとを本体
フレームに立設したものである。
【0014】この発明に係る第8のペダル式回動運動装
置は、第1から第5のいずれかのペダル式回動運動装置
において、本体フレームのペダル装着部の後方に低床部
を設け、この低床部に人が横行可能な空間を隔てて椅子
を載置し、この椅子に座ってペダルを回動するようにし
たものである。
【0015】この発明に係る第9のペダル式回動運動装
置は、第8のペダル式回動運動装置において、椅子の両
側にペダルを回動する際に人が把持する把持体を取り付
けたものである。
【0016】この発明に係る第10のペダル式回動運動
装置は、第8のペダル式回動運動装置において、椅子の
前方の本体フレームにペダルを回動させる際に人が把持
するハンドルを立設したものである。
【0017】
【発明の実施の形態】実施の形態1.実施の形態1は、
略一定の力でペダルを踏み下げてクランク軸に正弦波状
のクランク軸トルクXを発生させ、このクランク軸トル
クXに合わせて負荷トルクXpを発生させ、かつ、この
負荷トルクXpを漸増又は漸減させることにより、ペダ
ル6及び7の踏下げ力を一定にしてクランク軸トルクX
を目標値Yに漸近させるようにしたものである。図1か
ら図6は、この発明の実施の形態1を示す。図におい
て、1はペダル式回動運動装置を示し、2は本体フレー
ム、3は本体フレーム2に立設されたハンドル、4はハ
ンドル3の後方の本体フレーム2に立設されて人が跨座
するサドルである。詳細を図2に示し、5は本体フレー
ム2内に収納された第1ギヤ、6は第1ギヤ5の一側に
設けられたギヤクランク6aの端部に取り付けられて回
動するペダル、7は第1ギヤ5の他側でペダル6と18
0゜ずれた位置に設けられたギヤクランク7aの端部に
取り付けられて回動するペダル、8は本体フレーム1に
回動自在に軸支されたクランク軸で、第1ギヤ5が固着
されてギヤクランク6a及び7aを介してそれぞれペダ
ル6及び7によって駆動される。
【0018】詳細を図3に示し、9は第1ギヤ5と歯合
する第2ギヤ、9aは第2ギヤ9を遊貫して本体フレー
ム1に回動自在に軸支された軸、10は軸9aを介して
軸支されたトルク計測手段であって、一側に第2ギヤ9
が固着され、他側には小プーリ11が固着されており、
トルクが第2ギヤ9から小プーリ11へ伝達される際に
トルク計測手段10に歪が発生し、この歪量を歪ゲージ
で、又はインダンタンスの変化として検出し、印加され
るトルク値に比例した電圧値を出力することにより、ク
ランク軸トルクを計測する。12は小プーリ11に巻き
掛けられたVベルトである。
【0019】詳細を図4に示し、13aは本体フレーム
2に回動自在に軸支された軸、13は軸13a固着され
た回動体であって、ここではVベルト12が巻き掛けら
れた大プーリが使用される。14は大プーリ13に係合
して任意設定された値の負荷トルクを生じさせるトルク
発生手段で、電磁式トルク発生器が使用される。即ち、
固定部14aは本体フレーム2に固着され、この固定部
14aに内包された回動部14bは軸13aに固着され
て、内部に磁粉が封入されている。更に、固定部14a
にはコイル14cが装着されていて、このコイル14c
を付勢することにより電流に比例した負荷トルクが軸1
3aに発生し、ペダル6及び7によるクランク軸トルク
に対する負荷トルクとなる。
【0020】21はハンドル3に装着された設定手段
で、ここではクランク軸トルクに対して目標値を設定す
る設定手段である。22はギヤクランク7aに取り付け
られた突起片、23はこの突起片22と対向する毎にパ
ルス信号を発するセンサ、24は軸9aが所定の微小角
度回動する毎にパルス信号を発する回動計で、円周に沿
って鋸歯状に細隙が刻まれて軸9aに固着されて回動す
る円板24aと、円板24aの細隙を計数するカウンタ
24bとからなる。従って、センサ23のパルス信号を
始点とするカウンタ24bの計数値からペダル6及び7
の回動角度を検知できる。
【0021】25はトルク発生手段14の負荷トルクを
制御する負荷トルク制御手段で、詳細を図5に示す。設
定手段21には、クランク軸トルクの目標値Yが設定さ
れる。31は正弦波状のクランク軸トルクの計測値の最
大値Xを、その時のペダル6及び7の回動角度と共に検
出するピークホールド回路からなる最大トルク検出回
路、32は上記回動角度における目標値Yに対する計測
値の最大値Xの比A、即ちA=X/Yを演算する倍率演
算回路、33は演算結果から計測値Xに乗ずる係数αを
演算する係数演算回路、34は係数αを次にペダル7が
一回動し終える迄記憶するメモリ、35は前回の計測値
Xを、回動角度と共に一回動に亙って記憶するメモリ、
36は電圧値で計測された計測値Xを等価な電流値に変
換する変換回路、37は計測値Xに係数αを乗じた値負
荷トルクをトルク発生手段14に発生させるパワーアン
プである。
【0022】次に、図5及び図6に従って動作について
述べる。 回動角度が0゜から360゜のとき 設定手段21には、クランク軸トルクの目標値Yが設定
されているとする。メモリ34及びメモリ35は、トル
ク発生手段14が、図6に符号Xp1で示すとおり、ペ
ダル7の回動角度0゜から360゜に亙って低レベルの
正弦波状の負荷トルクを発生するように初期設定されて
いる。ペダル6及び7を略一定の力で踏み込んで図6に
符号X1で示すクランク軸トルクを発生させて負荷トル
クXp1に抗してペダル6又は7を1回動させる。この
ときのクランク軸トルクX1がメモリ35に記録され
る。また、最大値は目標値YよりもΔ1だけ小さい。こ
こで、倍率演算回路32は、A<0.95を出力したと
すると、係数演算回路33は係数α1=1.05を演算
してメモリ34に記録して次回に備える。
【0023】回動角度が360゜から720゜のとき メモリ35にはクランク軸トルクX1が記録されてお
り、メモリ34には係数α1が記録されている。このた
め、トルク発生手段14は、回動計24から回動角度が
出力される毎にメモリ35からは対応する角度のクラン
ク軸トルクX1が出力される。また、メモリ34には係
数α1(=1.05)が出力される。パワーアンプ37
では両者が乗算され、この乗算値(α1・X1)が、ト
ルク発生手段14から負荷トルクXp2として発生す
る。ペダル7はクランク軸トルクX2によって負荷トル
クXp2に抗して1回動する。また、このクランク軸ト
ルクX2は、回動計24からの回動角度と共にメモリ3
5に記録される。クランク軸トルクX2は最大値が目標
値Yに対してΔ2だけ小さい。このため、係数α2も同
様にα2>1となり、この値がメモリ34に記録され
る。
【0024】回動角度が720゜から1080゜のとき メモリ35にはクランク軸トルクX2が記録されてお
り、メモリ34には係数α2が記録されている。上記の
とおり、回動計24から回動角度が出力される毎にメモ
リ35からは対応する角度のクランク軸トルクX2が出
力される。パワーアンプ37からはメモリ34に記録さ
れている係数α2との乗算結果(=α2・X2)が出力
され、トルク発生手段14からは負荷トルクXp3が出
力される。クランク軸トルクX3によって負荷トルクX
p3に抗してペダル7が1回動する。このクランク軸ト
ルクX3は、回動計24からの回動角度と共にメモリ3
5に記録される。ところで、クランク軸トルクX3は最
大値が目標値Yに対してΔ3だけ大きい。このため、係
数α3はα3<1となり、この値がメモリ34に記録さ
れる。
【0025】回動角度が1080゜から1260゜のと
き 同様に、パワーアンプ37からは乗算結果(=α3・X
3)が出力され、トルク発生手段14からは負荷トルク
Xp4が出力される。クランク軸トルクX4によって負
荷トルクXp4に抗してペダル7が1回動する。このク
ランク軸トルクX4の最大値は目標値Yと一致したとす
る。次回では係数α4は「1」となる。即ち、クランク
軸トルクXの最大値を目標値Yに一致させた状態でペダ
ル6及び7を回動し、この状態が継続される。
【0026】上記実施の形態1によれば、負荷トルクX
pを測定されたクランク軸トルクXの波形に合わせて変
化させたので、略一定の踏下げ力で筋力訓練をすること
ができる。また、クランク軸トルクXを測定し、この測
定値を漸増又は漸減した値を新たに負荷トルクとして設
定するようにしたので、クランク軸トルクXを目標値Y
に滑らかに漸近させることができる。
【0027】なお、上記実施の形態1では、目標値Yは
計測値の最大値Xと比較されるものとしたが、最大値に
は限らない。所定の回動角度における計測値と比較され
るものとして設定された目標値であれば、上記回動角度
における計測値と比較される。また、計測値の平均値を
対象として設定された目標値であれば、上記計測値の平
均値と目標値とが比較される。
【0028】実施の形態2.実施の形態2は、クランク
軸8の回動数Pを目標の回動数Qに一致させた状態でペ
ダル6及び7の踏下げ力一定の筋力訓練を可能とするも
のである。図7及び図8は、実施の形態2を示す。な
お、全体構成は図1による。図中、図1から図6と同符
号は同一又は相当部分を示す。41は回動計24が単位
時間に発するパルス信号を計数することによりクランク
軸8の回動数Pを計測する回動数検出回路、42は設定
手段21で設定された回動数の目標値Qに対する計測値
Pの比B、即ちB=P/Qを演算する倍率演算回路、4
3は演算結果から計測値Pに乗ずる係数βを演算する係
数演算回路である。
【0029】図8に基づいて動作を説明する。回動数P
はトルクの変動によって変動するものであるが、説明の
都合上、ここではクランク軸8の回動数Pは1回動中は
一定とした。なお、図8に示すとおり、クランク軸8の
回動数の目標値は設定手段21によって値Qに設定され
ているとする。 1.回動角度が0゜から360゜のとき メモリ34及びメモリ35は、トルク発生手段14が、
図8に符号Xp1で示すとおり、ペダル7の回動角度0
゜から360゜に亙って正弦波状の負荷トルクを発生す
るように初期設定されているとする。ペダル6及び7を
略一定の力で踏み込んで図8に符号X1で示すクランク
軸トルクを発生させて負荷トルクXp1に抗してペダル
7を1回動させる。このときのクランク軸トルクX1が
メモリ35に記録される。また、クランク軸8の回動数
P1は目標値QよりもΔ1だけ小さい。このため、倍率
演算回路42は、B<1を出力し、係数演算回路43は
係数β1<1を演算してメモリ34に記録して次の回動
に備える。
【0030】2.回動角度が360゜から720゜のと
き メモリ35には回動角度と共にクランク軸トルクX1が
記録されており、メモリ34には係数β1が記録されて
いる。このため、回動計24から回動角度が出力される
毎にメモリ35からは対応する角度のクランク軸トルク
X1が出力される。また、メモリ34からは係数β1
(<1)が出力される。パワーアンプ37では両者が乗
算され、この乗算値(β1・X1)が入力されてトルク
発生手段14から負荷トルクXp2が発生する。ペダル
7はクランク軸トルクX2によって負荷トルクXp2に
抗して1回動する。なお、このクランク軸トルクX2
は、回動計24からの回動角度と共にメモリ35に記録
される。負荷トルクXp2は前回の負荷トルクXp1よ
りも小さいので、クランク軸8は増速されて回動数P2
となり、目標値Qとの差は縮小されてΔ2となり、係数
β2は、β2≒1となってメモリ34に記録される。
【0031】3.回動角度がが720゜から1080゜
のとき 上記と同様に、メモリ35からはクランク軸トルクX2
が回動角度と共に出力され、メモリ34からは係数β2
が出力される。パワーアンプ37では両者が乗算され、
この結果に基づいてトルク発生手段14から負荷トルク
Xp3が発生する。ペダル7はクランク軸トルクX3に
よって負荷トルクXp3に抗して1回動する。このとき
のクランク軸8の回動数P3は目標値Qと一致したとす
る。従って係数β3は「1」となる。クランク軸トルク
X3は回動角度と共にメモリ25に記録され、係数β3
はメモリ34に記録される。
【0032】4.回動角度がが1080〜のとき 上記と同様に、メモリ35からはクランク軸トルクX3
が回動角度と共に出力され、メモリ34からは係数β3
が出力される。係数β3=1であるから、負荷トルクX
p4=X3となる。途中の損失を無視すればクランク軸
トルクX4も、X4=X3となり、以後、ペダル6及び
7は、目標値の回動数Qで回動することになる。
【0033】上記実施の形態2によれば、クランク軸8
の回動数Pを計測し、この計測値に基づいて負荷トルク
を増減させて目標の回動数Qに一致させたので、目標の
回動数Qへの移行が滑らかにできると共に、目標の回動
数Qでペダル6及び7の踏下げ力一定の筋力訓練が可能
となる。
【0034】実施の形態3.実施の形態3は、クランク
軸8の回動数Pを目標値に収斂させながら負荷トルクを
漸増させていき、クランク軸の回動数を目標値にした状
態で最大のクランク軸トルクを検出し、表示するように
したものである。図9及び図10は、実施の形態3を示
す。なお、全体構成は図1による。図中、図1から図8
と同符号は同一又は相当部分を示す。45は初回の1回
動は「1」に設定され、以後ペダル7が1回動するごと
に所定値だけ段階的に増加する係数γを演算する係数演
算回路、47はクランク軸トルクの前回動の計測値に係
数βと係数γを乗じた値を負荷トルクとしてトルク発生
手段14に発生させるパワーアンプ、48はクランク軸
トルクの波形が1回転ごに記録されるトルク波形メモ
リ、49はトルク波形メモリ48の内容を表示する表示
手段である。
【0035】図10に基づいて動作を説明する。回動数
Pはトルクの変動によって変動するものであるが、説明
の都合上、ここではクランク軸8の回動数Pは1回動中
は一定とした。なお、図10に示すとおり、クランク軸
8の目標値は、設定手段21によって慣性力の影響を抑
えた適当な値Qに設定されている。また、測定に先立っ
てクランク軸8の回動数Pは、目標値Qよりも大きいP
11になっているとする。
【0036】1.回動角度が0゜から360゜のとき 負荷トルク制御手段25が制御を開始する前は、クラン
ク軸8の回動数P11は目標値QよりもΔ1だけ大き
い。開始直後の0゜から360゜までは、開始前の回動
数P11が維持されるとする。係数βとγは、共に
「1」に初期設定されていて、トルク発生手段14が、
図10に符号Xp1で示すとおり、ペダル7の回動角度
0゜から360゜に亙って正弦波状の負荷トルクを発生
する。ペダル6及び7を略一定の力で踏み込んで図10
に符号X1で示すクランク軸トルクを発生させて負荷ト
ルクXp1に抗してペダル7を1回動させる。このとき
のクランク軸トルクX1がメモリ35に記録される。ま
た、クランク軸8の回動数P11は目標値QよりもΔ1
だけ大きい。このため、倍率演算回路42は、B>1.
05を出力し、係数演算回路43は係数β1>1を演算
してメモリ34に記録し、次の回動に備えるものとす
る。また、係数演算回路45は、クランク軸8が1回動
する毎に係数γの値を所定量ずつ増加していく。上記の
とおり、初回動では係数γ1は「1」に初期設定されて
いる。
【0037】2.回動角度が360゜から720゜のと
き メモリ35には回動角度と共にクランク軸トルクX1が
記録されており、メモリ34には係数β1が記録されて
いる。このため、回動計24から回動角度が出力される
毎にメモリ35からは対応する角度のクランク軸トルク
X1が出力される。また、メモリ34からは係数β1
(>1.05)が出力される。更に、係数演算回路45
からは、クランク軸8の回動回数に応じて係数γ2が出
力される。パワーアンプ47からは乗算値(β1・γ2
・X1)が出力され、トルク発生手段14から負荷トル
クXp2として発生する。ペダル7はクランク軸トルク
X2によって負荷トルクXp2に抗して1回動する。な
お、このクランク軸トルクX2は、回動計24からの回
動角度と共にメモリ35に記録される。また、前回動で
は回動数P11が目標値Qに比べて大幅に大きいので、
負荷トルクXp2は前回のクランク軸トルクX1を係数
γ2と係数β1の双方によって増幅している。このた
め、この回動数P12は大幅に低下して目標値Qを僅か
にΔ2だけ超えることになる。このため、係数演算回路
43ではβ2=1となってメモリ34に記録され、次回
では係数βによる負荷トルクの増大はない。
【0038】3.回動角度がが720゜から1080゜
のとき 上記と同様に、メモリ35からはクランク軸トルクX2
が回動角度と共に出力され、メモリ34からは係数β2
が出力される。更に、係数演算回路45からは、クラン
ク軸8の回動回数に応じて係数γ3が出力される。係数
β2=1であるからパワーアンプ47からは乗算値(γ
3・X2)が出力され、トルク発生手段14から負荷ト
ルクXp3として発生する。ペダル7はクランク軸トル
クX3によって負荷トルクXp3に抗して1回動する。
ここでクランク軸8の回動数P13は目標値Qと一致し
たとする。以後、ペダル7が回動するごとに係数γが増
大し、これに伴って負荷トルクも増大していく。
【0039】4.回動角度がが1080〜のとき 上記のとおり負荷トルクが増大していき、Xp4になっ
たとする。クランク軸トルクX4は、回動数Qの下では
負荷トルクXp4に抗し得ず回動数P14は目標値Qを
大きく下回ったとすると、それ迄のクランク軸トルクX
3が回動数Qにおける最大クランク軸トルクとなる。な
お、この最大クランク軸トルクX3はトルク波形メモリ
48に記録されていて表示手段49に表示される。
【0040】上記実施の形態3によれば、係数演算回路
43によって目標回動数Qを維持しつつ、係数演算回路
45で負荷トルクを徐々に増大するようにしたので、任
意に設定した目標回動数Qにおける最大クランク軸トル
クを検知することができる。
【0041】実施の形態4.実施の形態4は、脈拍数等
の生体情報を目標値に維持した状態でペダル6及び7の
踏下げ力一定の筋力訓練を可能とするものである。図1
1及び図12は、実施の形態4を示す。なお、全体構成
は図1による。図中、図1から図10と同符号は同一又
は相当部分を示す。51は生体情報である脈拍を検出す
る脈拍検出器、52は生体情報検知手段である脈拍数検
出回路で、脈拍検出器51の出力を計数して単位時間当
たりの脈拍数Tを検出し、センサ23の信号によってリ
セットされる。21は生体情報の目標値Rを設定する設
定手段、53は目標値Rに対する脈拍数Tの比C、即ち
C=T/Rを演算する倍率演算回路、54は演算結果か
らクランク軸トルクの計測値に乗ずる係数δを演算する
係数演算回路、55は係数δを記録するメモリである。
【0042】図12に基づいて動作を説明する。脈拍数
Tはペダル7、従ってクランク軸8の1回動で急変する
ことはないが、説明の都合上、ここでは図12に示すと
おり変化するものとし、各1回動の終了時点の脈拍数T
を検出する。 1.回動角度が0゜から360゜のとき メモリ34及びメモリ35は、トルク発生手段14が、
図12に符号Xp1で示すとおり、ペダル7の回動角度
0゜から360゜に亙って正弦波状の負荷トルクを発生
するように初期設定されているとする。ペダル6及び7
を略一定の力で踏み込んで図12に符号X1で示すクラ
ンク軸トルクを発生させて負荷トルクXp1に抗してペ
ダル7を1回動させる。このときのクランク軸トルクX
1がメモリ35に記録される。また、回動角度が360
゜のときの脈拍数T1は目標値RよりもΔ1だけ小さ
い。このため、倍率演算回路53は、B<1を出力し、
係数演算回路54は係数δ1>1を演算してメモリ55
に記録し、次の回動に備える。
【0043】2.回動角度が360゜から720゜のと
き メモリ35には回動角度と共にクランク軸トルクX1が
記録されており、メモリ55には係数δ1が記録されて
いる。このため、回動計24から回動角度が出力される
毎にメモリ35からは対応する角度のクランク軸トルク
X1が出力される。また、メモリ55からは係数δ1
(>1)が出力される。パワーアンプ37では両者が乗
算され、この乗算値(δ1・X1)が入力されてトルク
発生手段14から負荷トルクXp2が発生する。ペダル
6及び7の踏下げによってクランク軸トルクX2を発生
させ負荷トルクXp2に抗して1回動する。なお、この
クランク軸トルクX2は、回動計24からの回動角度と
共にメモリ35に記録される。負荷トルクXp2は前回
の負荷トルクXp1よりも大きいので、回動角度が72
0゜のときの脈拍数Tは目標値RよりもΔ2だけ大きく
なり、脈拍数T2となる。これに伴って係数δ2は
「1」よりも小さい値となりメモリ55に記録される。
【0044】3.回動角度がが720゜から1080゜
のとき 上記と同様に、メモリ35からはクランク軸トルクX2
が回動角度と共に出力され、メモリ55からは係数δ2
が出力される。パワーアンプ37では両者が乗算され、
この結果に基づいてトルク発生手段14から負荷トルク
Xp3が発生する。ペダル7はクランク軸トルクX3に
よって負荷トルクXp3に抗して1回動する。また、回
動角度が1080゜のときの脈拍数T3は目標値Rと一
致したとする。従って係数δ3は「1」となる。クラン
ク軸トルクX3は回動角度と共にメモリ35に記録さ
れ、係数δ3はメモリ55に記録される。
【0045】4.回動角度がが1080〜のとき 上記と同様に、メモリ35からはクランク軸トルクX3
が回動角度と共に出力され、メモリ55からは係数δ3
が出力される。係数δ3=1であるから、負荷トルクX
p4=X3となる。途中の損失を無視すればクランク軸
トルクX4も、X4=X3となり、以後、ペダル6及び
7は、目標の脈拍数Rで回動することになる。
【0046】上記実施の形態4によれば、脈拍数Tを計
測し、この計測値Tに基づいて負荷トルクを増減させる
ようにしたので、目標の脈拍数Rに一致させた状態でペ
ダル6及び7の踏下げ力一定の筋力訓練が可能となる。
【0047】なお、上記実施の形態4では、生体情報と
して脈拍数を例示したが、生体情報はこれに限られるも
のではなく、呼吸数であってもよく、呼気中の炭酸ガス
量であってもよい。
【0048】実施の形態5.実施の形態5は、ペダル6
を一定の踏下げ力と一定の引上げ力によって半周する毎
に異なるクランク軸トルクで回動するようにし、各クラ
ンク軸トルクに対してそれぞれ目標値を設定して、負荷
トルクを各別に増減させてそれぞれの目標値に漸近させ
るようにしたものである。図13から図15は、実施の
形態5を示す。図中、図1から図12と同符号は同一又
は相当部分を示す。図13に示すペダル式回動運動装置
1は、ペダル6のみ使用され、図1に示すペダル7は取
り外されている。しかも、ペダル6には踏面を覆う帯体
Maが設けられていて、踏面を踏み下げることによって
ペダル6を上死点から下死点まで半回動させ、帯体を足
Mの甲に当ててペダル6を引上げることにより下死点か
ら上死点まで半回動させる。23aは22ペダル6が上
死点にあるとき突起片22と対向して作動するセンサ、
23bはペダル6が下死点にあるときに突起片22と対
向して作動するセンサである。
【0049】図14は、負荷トルク制御手段25の詳細
を示す。21はペダル6の踏下げと引上げの両方につい
てクランク軸トルクの目標値を各別に設定するための設
定手段、61はR−Sフリップフロップからなる切替器
で、図15に示すとおり端子Q1は第1センサ23aの
作動信号が端子Sに入力されることによってセットされ
てHレベルを保持し、第2センサ23bの作動信号が端
子Rに入力されることによってリセットされてLレベル
となる。また、端子Q2は第2センサ23bの作動信号
が端子Rに入力されることによってセットされてHレベ
ルを保持し、第1センサ23aの作動信号が端子Sに入
力されることによってリセットされてLレベルとなる。
62aはAND素子からなるゲート回路、63及び64
はOR素子である。なお、図14において、符号の末尾
が「a」の構成部分は上死点から下死点までの半回動を
制御し、符号の末尾が「b」の構成部分は下死点から上
死点までの半回動を制御する構成部分である。各構成部
分の詳細は、実施の形態1と同様であり説明を省略す
る。
【0050】次に、図15に基づいて動作を説明する。
なお、クランク軸トルクの目標値として踏下げ時はY1
に、引上げ時はY2にそれぞれ設定されているとする。
また、踏下げ時及び引上げ時は、それぞれ各別の回路に
よって制御されるものの、各回路は実施の形態1と同様
であり、ここでは各動作の詳細な説明は省略する。回動
角度が0゜から180゜のとき(踏下げ時)回動角度が
0゜のときに第1センサ23aが作動し、切替器61の
端子Q1がHレベルとなる。このため最大トルク検出回
路31a、倍率演算回路32a、計数演算回路33a、
メモリ34a、メモリ35aが有効となる。メモリ34
a及びメモリ35aは初期設定されており、この初期設
定値に基づいてトルク発生手段14は、図15に符号Z
p11で示す負荷トルクを発生する。ペダル6を略一定
の力で踏み下げてクランク軸トルクZ11を発生させ、
負荷トルクZp11に抗してペダル6を半回動させる。
クランク軸トルクZ11は回動角度と共にメモリ35a
に記録される。また、目標値Y1とクランク軸トルクZ
11の最大値との比の基づいて計数ε11が演算されて
メモリ34aに記録される。
【0051】回動角度が180゜から360゜のとき
(引上げ時) 回動角度が180゜のときに第2センサ23bが作動
し、切替器61の端子Q1がLレベルとなり、端子Q2
がHレベルとなる。このため最大トルク検出回路31
b、倍率演算回路32b、計数演算回路33b、メモリ
34b、メモリ35bが有効となる。メモリ34b及び
メモリ35bは初期設定されており、この初期設定値に
基づいてトルク発生手段14は、図15に符号Zp21
で示す負荷トルクを発生する。ペダル6を略一定の力で
引き上げてクランク軸トルクZ21を発生させて負荷ト
ルクZp21に抗してペダル6を半回動させる。クラン
ク軸トルクZ21は回動角度と共にメモリ35bに記録
される。また、目標値Y2とクランク軸トルクZ21の
最大値との比に基づいて計数ε21が演算されてメモリ
34bに記録される。
【0052】回動角度が360゜から540゜のとき
(踏下げ時) 回動角度が360゜のときに第1センサ23aが作動
し、切替器61の端子Q1がHレベルとなり、端子Q2
がLレベルとなる。メモリ34aからは計数ε11が出
力され、また、メモリ35aからは回転計24からの回
動角度信号によってクランク軸トルクZ11が出力され
る。パワーアンプ37を介してトルク発生手段14から
はZp12の負荷トルクが出力され、これに抗してZ1
2のクランク軸トルクが発生し、メモリ35aに記録さ
れる。また、計数ε12が演算されてメモリ34a記録
される。
【0053】回動角度が540゜から720゜のとき
(引上げ時) 同様に、回動角度が540゜のときに第2センサ23b
が作動し、切替器61の端子Q2がHレベルとなり、端
子Q1がLレベルとなる。メモリ34bからは計数ε2
1が出力され、また、メモリ35bからは回転計24か
らの回動角度信号によってクランク軸トルクZ21が出
力される。パワーアンプ37を介してトルク発生手段1
4からはZp22の負荷トルクが出力され、これに抗し
てクランク軸トルクZ22が発生し、メモリ35bに記
録される。また、計数ε22が演算されてメモリ34b
記録される。
【0054】回動角度720゜〜(踏下げ時)(引上げ
時) 以下、同様にして、踏下げ時は負荷トルクZp13が発
生し、これに抗してクランク軸トルクZ13が発生す
る。引上げ時は負荷トルクZp23が発生し、これに抗
してクランク軸トルクZ23が発生する。このようにし
て負荷トルクが制御されて、クランク軸トルクZ23の
最大値が目標値Y2と一致する。目標値Y1はクランク
軸トルクZ14の最大値と一致する。以下、一致した状
態で筋力訓練が継続される。
【0055】上記実施の形態5によれば、踏下げ力と引
上げ力によってペダル6を半周させる毎にクランク軸ト
ルクの波形が異なる場合に、上記波形に合せて負荷トル
クの波形を変化させたので、それぞれ略一定の踏下げ力
と一定の引上げ力で筋力訓練をすることができる。ま
た、クランク軸トルクを各別に測定し、この測定値を漸
増又は漸減した値を新たに負荷トルクとして設定するよ
うにしたので、クランク軸トルクを各目標値に滑らかに
漸近させることができる。
【0056】実施の形態6.実施の形態6は、図16に
示すように、サドル4に跨座する替わりに椅子に腰掛け
てペダル6及び7を踏むようにしたものである。即ち、
本体フレーム2のペダル装着部71の後方に低床部72
が設けられ、ペダル6及び7を回動する際に腰掛ける椅
子73が、低床部72上にペダル装着部71との間に人
MMが横行可能な空間74を隔てて載置され、かつ、ハ
ンドル75が本体フレーム2に前後方向に進退自在に取
り付けられたものである。このものにあっても、実施の
形態1から5と同様に機能すると共に、跨座を必要とし
ないこと、更にハンドル75が進退することのために、
乗降が容易であり、かつ、楽な姿勢でペダル操作ができ
る。更に、サドルに比べて安定感があり、高齢者や病人
等であっても利用し易い。
【0057】実施の形態7.実施の形態7は、図17に
示すように、ハンドル75に替えて椅子73の両側に把
持体76を固着したもので、人MMはこの把持体76を
把持してペダル6及び7を回動させるようにしたもので
ある。このものにあっても利用し易いことに加えて、把
持体76を肘掛と兼用できるので見栄えがよい。
【0058】
【発明の効果】この発明は以上述べたとおり構成されて
いるので、以下の効果を奏する。この発明に係る第1の
ペダル式回動運動装置は、ペダルを踏み下げることによ
りペダルの位置によって変化するクランク軸トルクをク
ランク軸に発生させ、このクランク軸トルクの波形に合
わせて負荷トルクを変化させたので、略一定の踏下げ力
で筋力訓練をすることができる、という効果を奏する。
また、クランク軸トルクに対して目標値を設定し、この
目標値と計測されたクランク軸トルクとを比較し、この
比較結果に基づいてクランク軸トルクの計測値を漸増又
は漸減させた値を新たな負荷トルクとして設定すること
によりクランク軸トルクを目標値に漸近させるようにし
たので、目標値に滑らかに漸近させることができる、と
いう効果も併せ奏する。
【0059】この発明に係る第2のペダル式回動運動装
置は、クランク軸の回動数に対して目標値を設定し、こ
の目標値と計測された回動数とを比較し、この比較結果
に基づいて計測されたクランク軸トルクを漸増又は漸減
して得られた値を新たな負荷トルクとして設定すること
により回動数を目標値に漸近させるようにしたものであ
る。このため、目標値への移行が滑らかにできると共
に、目標の回動数でペダルの踏下げ力一定の筋力訓練が
可能となる、という効果も併せ奏する。
【0060】この発明に係る第3のペダル式回動運動装
置は、クランク軸の回動数に対して目標値を設定し、こ
の目標値を上回った場合は、負荷トルクを漸増させて目
標値の下でクランク軸を回動するようにしておいて、ク
ランク軸が回動するごとに負荷トルクを漸増させてい
き、クランク軸の回動数が目標値よりも減少したときの
クランク軸トルクを最大のクランク軸トルクとしてトル
ク波形表示手段に表示するようにしたものである。この
ため、任意に設定した目標回動数における最大クランク
軸トルクを検知することができる、という効果を奏す
る。
【0061】この発明に係る第4のペダル式回動運動装
置は、運動者の生体情報に対して目標値を設定し、この
目標値と検知された生体情報とを比較し、この比較結果
に基づいてクランク軸トルクの計測値を漸増又は漸減さ
せた値を新たな負荷トルクとして設定することにより運
動者の生体情報を目標値に漸近させるようにしたもので
ある。このため、生体情報を目標値に一致させた状態で
ペダルの踏下げ力一定の筋力訓練が可能となる、という
効果を奏する。
【0062】この発明に係る第5のペダル式回動運動装
置は、ペダルに帯体が設けられ、踏面を踏み下げること
によってペダルを上死点から下死点まで半回動させ、帯
体を足の甲に当ててペダルを引き上げることにより下死
点から上死点まで半回動させることにより、それぞれペ
ダルの位置によって変化するクランク軸トルクを上記ク
ランク軸に発生させ、このクランク軸トルクの波形に合
わせて負荷トルクを変化させたので、それぞれ略一定の
踏下げ力と一定の引上げ力で筋力訓練をすることができ
る、という効果を奏する。。また、クランク軸トルクに
対して各半回動ごとにそれぞれ目標値を設定し、この目
標値と計測されたクランク軸トルク値とを半回動ごとに
それぞれ比較し、この比較結果に基づいてクランク軸ト
ルクの計測値を半回動ごとにそれぞれ漸増又は漸減させ
た値を新たな負荷トルクとしてそれぞれ設定してクラン
ク軸トルクを半回動ごとに目標値にそれぞれ漸近させる
ようにしたものである。このため、クランク軸トルクを
各目標値に滑らかに漸近させることができる、という効
果を併せ奏する。
【0063】この発明に係る第6のペダル式回動運動装
置は、第1又は第5のペダル式回動運動装置において、
目標値に対する計測値の最大値の比を演算し、この演算
結果から得られた所定の係数を計測値に乗算し、この乗
算結果を新たな負荷トルクとして設定することによりク
ランク軸トルクを目標値に漸近させるようにしたもので
ある。このため、最大値は検出が容易であり、かつ、比
較がこの最大値に限られるので、制御回路が簡単にな
る、という効果を奏する。
【0064】この発明に係る第7のペダル式回動運動装
置は、第1から第5のいずれかのペダル式回動運動装置
において、ペダルを回動する際に人が跨座するサドル
と、このサドルの前方に人が把持するハンドルとを本体
フレームに立設したものである。このため、ペダルを踏
下する際に体重を乗せて大きな力を掛けることができ
る、という効果を奏する。
【0065】この発明に係る第8のペダル式回動運動装
置は、第1から第5のいずれかのペダル式回動運動装置
において、本体フレームのペダル装着部の後方に低床部
を設け、この低床部に人が横行可能な空間を隔てて椅子
を載置し、この椅子に座ってペダルを回動するようにし
たものである。このため、跨座を必要とせず乗降が容易
であって、高齢者や病人等にも利用し易い、という効果
を奏する。
【0066】この発明に係る第9のペダル式回動運動装
置は、第8のペダル式回動運動装置において、椅子の両
側にペダルを回動する際に人が把持する把持体を取り付
けたものである。このものにあっても利用し易いことに
加えて、把持体を肘掛と兼用できるので見栄えがよい、
という効果を併せ奏する。
【0067】この発明に係る第10のペダル式回動運動
装置は、第8のペダル式回動運動装置において、椅子の
前方の本体フレームにペダルを回動させる際に人が把持
するハンドルを立設したものである。このものにあって
も利用し易いことに加えて、腕力の訓練もできる、とい
う効果を併せ奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1におけるペダル式回
動運動装置の全体構成図。
【図2】 図1のII−II線断面を図示矢印方向から
見た断面図。
【図3】 図1のIII−III線断面を図示矢印方向
から見た断面図。
【図4】 図1のIV−IV線断面を図示矢印方向から
見た断面図。
【図5】 この発明の実施の形態1における制御回路の
ブロック図。
【図6】 この発明の実施の形態1における動作説明
図。
【図7】 この発明の実施の形態2におけるペダル式回
動運動装置の制御回路のブロック図。
【図8】 この発明の実施の形態2における動作説明
図。
【図9】 この発明の実施の形態3におけるペダル式回
動運動装置の制御回路のブロック図。
【図10】 この発明の実施の形態3における動作説明
図。
【図11】 この発明の実施の形態4におけるペダル式
回動運動装置の制御回路のブロック図。
【図12】 この発明の実施の形態4における動作説明
図。
【図13】 この発明の実施の形態5におけるペダル式
回動運動装置の全体構成図。
【図14】 この発明の実施の形態5における制御回路
のブロック図。
【図15】 この発明の実施の形態5における動作説明
図。
【図16】 この発明の実施の形態6におけるペダル式
回動運動装置の全体構成図。
【図17】 この発明の実施の形態7におけるペダル式
回動運動装置の全体構成図。
【図18】 従来のペダル式回動運動装置の全体構成
図。
【符号の説明】
1 ペダル式回動運動装置、 2 本体フレーム、 3
ハンドル、 4 サドル、 5 第1ギヤ、 6 ペ
ダル、 6a ギヤクランク 7 ペダル、7a ギヤ
クランク、 8 クランク軸、 9 第2ギヤ、 9a
軸、 10トルク計測手段、 11 小プーリ、 1
2 Vベルト、 13 大プーリ、13a 軸、 14
トルク発生手段、 14a 固定部、 14b 回転
部、 14c コイル、 21 設定手段、 22 突
起片、 23 センサ、23a 第1センサ、 23b
第2センサ、 24 回転計、 24a 円板、 2
4b カウンタ、 25 負荷トルク制御手段、 61
切替回路、 62a ゲート回路、 62b ゲート
回路、 71 ペダル装着部、 72 低床部、 73
椅子、 74 空間、 75 ハンドル、 76 把
持体、 M足、 Ma 帯体、 MM 人。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体フレームに回動自在に軸支された回
    動体に、任意設定された値の負荷トルクを生じさせるト
    ルク発生手段を係合させると共に、上記本体フレームに
    取り付けられたクランク軸に係止されたペダルを踏み下
    げることにより上記ペダルの位置によって変化するクラ
    ンク軸トルクを上記クランク軸に発生させ、このクラン
    ク軸トルクによって上記負荷トルクに抗して上記回動体
    を回動させることにより人の筋力訓練の用に供されるペ
    ダル式回動運動装置において、上記クランク軸トルクに
    対して目標値を設定するトルク設定手段と、上記クラン
    ク軸トルクを計測するトルク計測手段と、上記クランク
    軸トルクの上記目標値と上記計測値とを比較し、この比
    較結果に基づいて上記計測された上記クランク軸トルク
    を漸増又は漸減させた値を新たな上記負荷トルクとして
    発生するように上記トルク発生手段を設定することによ
    り上記クランク軸トルクを上記目標値に漸近させる負荷
    トルク制御手段とを備えたペダル式回動運動装置。
  2. 【請求項2】 本体フレームに回動自在に軸支された回
    動体に、任意設定された値の負荷トルクを生じさせるト
    ルク発生手段を係合させると共に、上記本体フレームに
    取り付けられたクランク軸に係止されたペダルを踏み下
    げることにより上記ペダルの位置によって変化するクラ
    ンク軸トルクを上記クランク軸に発生させ、このクラン
    ク軸トルクによって上記負荷トルクに抗して上記回動体
    を回動させることにより人の筋力訓練の用に供されるペ
    ダル式回動運動装置において、上記クランク軸の回動数
    に対して目標値を設定する回動数設定手段と、上記クラ
    ンク軸の上記回動数を計測する回動数計測手段と、上記
    クランク軸トルクを計測するトルク計測手段と、上記回
    動数の上記目標値と上記計測値とを比較し、この比較結
    果に基づいて上記計測された上記クランク軸トルクを漸
    増又は漸減させた値を新たな上記負荷トルクとして発生
    するように上記トルク発生手段を設定することにより上
    記回動数を上記目標値に漸近させる負荷トルク制御手段
    とを備えたペダル式回動運動装置。
  3. 【請求項3】 本体フレームに回動自在に軸支された回
    動体に、任意設定された値の負荷トルクを生じさせるト
    ルク発生手段を係合させると共に、上記本体フレームに
    取り付けられたクランク軸に係止されたペダルを踏み下
    げることにより上記ペダルの位置によって変化するクラ
    ンク軸トルクを上記クランク軸に発生させ、このクラン
    ク軸トルクによって上記負荷トルクに抗して上記回動体
    を回動させることにより人の筋力訓練の用に供されるペ
    ダル式回動運動装置において、上記クランク軸の回動数
    を所定値に設定する回動数設定手段と、上記クランク軸
    の上記回動数を計測する回動数計測手段と、上記クラン
    ク軸が回動するごとに上記クランク軸トルクを漸増させ
    るトルク漸増手段と、上記クランク軸トルクを計測する
    トルク計測手段と、このトルク計測手段によって計測さ
    れた上記クランク軸トルクを表示するトルク波形表示手
    段と、上記トルク計測手段によって計測された上記クラ
    ンク軸トルクを上記トルク漸増手段に従って漸増させる
    と共に、上記クランク軸の上記回動数が上記所定値を上
    回った場合は、上記トルク漸増手段による漸増分に、上
    記回動数の増加による漸増分を加重して漸増させた値を
    新たな上記負荷トルクとして発生するように上記トルク
    発生手段を設定することにより上記所定値の回動数で上
    記クランク軸トルクを漸増させ、上記クランク軸の回動
    数が上記所定値よりも減少したときの上記クランク軸ト
    ルクを最大の上記クランク軸トルクとして上記トルク波
    形表示手段に表示する負荷トルク制御手段とを備えたペ
    ダル式回動運動装置。
  4. 【請求項4】 本体フレームに回動自在に軸支された回
    動体に、任意設定された値の負荷トルクを生じさせるト
    ルク発生手段を係合させると共に、上記本体フレームに
    取り付けられたクランク軸に係止されたペダルを踏み下
    げることにより上記ペダルの位置によって変化するクラ
    ンク軸トルクを上記クランク軸に発生させ、このクラン
    ク軸トルクによって上記負荷トルクに抗して上記回動体
    を回動させることにより人の筋力訓練の用に供されるペ
    ダル式回動運動装置において、上記クランク軸トルクを
    計測するトルク計測手段と、上記人の生体情報を検知す
    る生体情報検知手段と、上記生体情報に対して目標値を
    設定する生体情報設定手段と、上記生体情報の上記目標
    値と上記検知値とを比較し、この比較結果に基づいて上
    記計測された上記クランク軸トルクを漸増又は漸減させ
    た値を新たな上記負荷トルクとして発生するように上記
    トルク発生手段を設定することにより上記生体情報を上
    記目標値に漸近させる負荷トルク制御手段とを備えたペ
    ダル式回動運動装置。
  5. 【請求項5】 本体フレームに回動自在に軸支された回
    動体に、任意設定された値の負荷トルクを生じさせるト
    ルク発生手段を係合させると共に、上記本体フレームに
    取り付けられたクランク軸に係止されたペダルに帯体が
    設けられて、上記踏面を踏み下げることによって上記ペ
    ダルを上死点から下死点まで半回動させ、上記帯体を足
    の甲に当てて上記ペダルを引き上げることにより上記下
    死点から上記上死点まで半回動させることにより、それ
    ぞれ上記ペダルの位置によって変化するクランク軸トル
    クを上記クランク軸に発生させ、このクランク軸トルク
    によって上記負荷トルクに抗して上記回動体を回動させ
    ることにより人の筋力訓練の用に供されるペダル式回動
    運動装置において、上記クランク軸トルクに対して上記
    半回動ごとにそれぞれ目標値を設定するトルク設定手段
    と、上記クランク軸トルクを上記半回動ごとにそれぞれ
    計測するトルク計測手段と、上記クランク軸トルクの上
    記目標値と上記計測値とを上記半回動ごとにそれぞれ比
    較し、この比較結果に基づいて上記計測された上記クラ
    ンク軸トルクを上記半回動ごとにそれぞれ漸増又は漸減
    させた値を新たな上記負荷トルクとして発生するように
    それぞれ上記トルク発生手段を設定することにより上記
    クランク軸トルクを上記目標値に上記半回動ごとにそれ
    ぞれ漸近させる負荷トルク制御手段とを備えたペダル式
    回動運動装置。
  6. 【請求項6】 負荷トルク制御手段を、クランク軸トル
    クの目標値に対する計測値の最大値の比を演算し、この
    演算結果から得られた係数を上記計測値に乗算し、この
    乗算結果を新たな負荷トルクとして発生するようにトル
    ク発生手段を設定することにより上記クランク軸トルク
    を上記目標値に漸近させるものとした請求項1又は請求
    項5に記載のペダル式回動運動装置。
  7. 【請求項7】 本体フレームに、ペダルを回動する際に
    人が跨座するサドルと、このサドルの前方に上記人が把
    持するハンドルとがそれぞれ立設された請求項1から5
    のいずれかに記載のペダル式回動運動装置。
  8. 【請求項8】 本体フレームのペダル装着部の後方に低
    床部が設けられ、上記ペダルを回動する際に座する椅子
    が、上記低床部上に上記ペダル装着部との間に人が横行
    可能な空間を隔てて載置された請求項1から5のいずれ
    かに記載のペダル式回動運動装置。
  9. 【請求項9】 椅子の両側にペダルを回動させる際に人
    が把持する把持体が固着された請求項8に記載のペダル
    式回動運動装置。
  10. 【請求項10】 椅子の前方の本体フレームにペダルを
    回動させる際に人が把持するハンドルが立設された請求
    項8に記載のペダル式回動運動装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008055995A (ja) * 2006-08-30 2008-03-13 Sanyo Electric Co Ltd 電動自転車
JP2009213656A (ja) * 2008-03-10 2009-09-24 Sanyo Electric Co Ltd 受動型運動機器及び制御装置

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