JP2000325392A - 使いすておむつ - Google Patents

使いすておむつ

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JP2000325392A
JP2000325392A JP11144709A JP14470999A JP2000325392A JP 2000325392 A JP2000325392 A JP 2000325392A JP 11144709 A JP11144709 A JP 11144709A JP 14470999 A JP14470999 A JP 14470999A JP 2000325392 A JP2000325392 A JP 2000325392A
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JP
Japan
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sheet
layer sheet
absorber
inner layer
length
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JP11144709A
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Inventor
Izumi Tashiro
和泉 田代
Shigemi Iijima
茂美 飯島
Keiko Miyata
桂子 宮田
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New Oji Paper Co Ltd
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Oji Paper Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 蒸れ及び漏れ防止効果に優れ、極めて良好な
着用感を有する使いすておむつを提供する。 【解決手段】 液透過性の表面シートと、液不透過性の
裏面シートと、これら両シート間に配置された吸収体
と、吸収体の側縁から外側へ延出するサイドフラップと
を有してなり、前記裏面シートは、通気性不織布からな
る外層シートと、その内面に積層された不透水性シート
からなる内層シートにより形成されており、前記サイド
フラップは、前記吸収体の側縁から外側へ延出する前記
外層シート部分と、この上に配置された通気性不織布か
らなるサイドシートにより形成されており、前記外層シ
ートとサイドシートの間には脚周り伸縮弾性体が伸長状
態で接着剤により固定されており、前記接着剤の塗布領
域は、前記脚周り伸縮弾性体の領域にのみ設けられてお
り、該接着剤塗布領域のJIS L1092に準じて測
定される耐水圧が200mmH20以上であることを特
徴とする使いすておむつ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、乳幼児又は失禁者
用おむつとして供される使いすておむつであって、更に
詳しくは漏れを防ぐとともに、高い通気性を有する使い
すておむつに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、液透過性の表面シートと、液不透
過性の裏面シートと、これら両シートの間に配置された
吸収体と、吸収体の側縁から外側へ延出するサイドフラ
ップとからなる使いすておむつにおいて、液不透過性の
裏面シートとしては不透明性のプラスチックフィルムが
一般的に用いられてきた。しかし、裏面シートにプラス
チックフィルムを用いると、フィルムがごわごわして着
用者に不快感を与えてしまう。裏面シートに通気性がな
い場合には、着用者の汗や排泄物による湿気で蒸れてし
まう。また、裏面シートに通気性を付与するために不織
布等を用いると、防水性が不十分で漏れてしまうことに
なる。通気性を有するプラスチックフィルムを用いる
と、強度が足りずに破けてしまい、そのためにフィルム
を厚くして強度を維持すると、ごわごわして使用者に不
快感を与えてしまう。さらに、脚周り伸縮弾性体を挟持
するシートが厚かったり、何層も積層されていると、そ
の伸縮性が十分に発揮されず、着用者へのフィット性が
不十分になり、使いすておむつが着用中にずれ落ちてし
まったり、排泄物が漏れてしまう。
【0003】実開昭59−149903号公報には、不
織布の片面にプラスチックフィルムを接合した裏面シー
トの技術が提案されている。この裏面シートによりおむ
つの外観を向上させたものであるが、通気性を有してお
らず、十分なものではなかった。
【0004】また、実開昭62−191805号公報で
は、吸収体の下面から側端縁にかけて不透水性シートで
覆い、この防水吸収体の上面および下面を通気性シート
で覆う紙おむつが開示されている。上下面間に通気性を
与えたものであるが、防水性と着用者へのフィット性が
不十分であった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記従来の
使いすておむつの有する課題を解決し、漏れおよび蒸れ
を防止し、裏面シートが破れることがなく、ごわごわし
た不快感を与えず、着用者への十分なフィット性を有
し、かつ、良好な肌触りを有する使いすておむつを提供
することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明は、以下に記載されるような発明を包含す
る。 (1)液透過性の表面シートと、液不透過性の裏面シー
トと、これら両シートの間に配置された吸収体と、吸収
体の幅方向両側縁から外側へ延出するサイドフラップと
を有する使いすておむつにおいて、前記裏面シートは、
通気性不織布からなる外層シートと、その内面に積層さ
れた不透水性シートからなる内層シートにより形成され
ており、かつ、該内層シートは前記吸収体が配置されて
いる領域を含んで該吸収体の近傍にのみ配置され、該外
層シートは該内層シートの領域を含んで該内層シートの
側縁から外側に延出しており、前記サイドフラップは、
前記吸収体の側縁から外側へ延出する前記外層シート部
分と、この部分の上に配置された通気性不織布からなる
サイドシートにより形成されており、前記外層シートと
サイドシートの間には脚周り伸縮弾性体が伸長状態で接
着剤により固定されており、前記接着剤の塗布領域は、
前記脚周り伸縮弾性体の領域にのみ設けられており、該
接着剤塗布領域のJIS L1092に準じて測定され
る耐水圧が200mmH20以上であることを特徴とす
る使いすておむつ。
【0007】(2)脚周り伸縮弾性体を固定するための
接着剤塗布領域において、前記接着剤は間欠的に設けら
れていることを特徴とする前記(1)に記載の使いすて
おむつ。
【0008】(3)おむつ縦長さと吸収体の縦長さの比
率が1:0.7〜1:0.9の範囲にあり、かつ、前記
おむつ縦長さと内層シート縦長さの比率が1:0.75
〜1:0.95の範囲にあり、さらに、前記内層シート
縦長さはおむつ縦長さより短く、吸収体縦長さより長い
ことを特徴とする前記(1)に記載の使いすておむつ。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の使いすておむつは、裏面
シートが、不織布からなる外層シートと、この上に積層
された不透水性シートからなる内層シートにより形成さ
れ、内層シートは吸収体が配置された領域に配置され、
外層シートは内層シートの側縁から外側に延出してお
り、この延出した外層シート部分の上にサイドシートが
配置されてサイドフラップが形成されている。前記サイ
ドフラップ部を形成する外層シートとサイドシートの間
には脚周り伸縮弾性体が伸長状態で接着剤により固定さ
れており、前記接着剤の塗布領域は、前記伸縮弾性体の
領域にのみ設けられており、前記接着剤塗布領域のJI
S L1092に準じて測定される耐水圧は200mm
20以上である。
【0010】このような構成を有する本発明の使いすて
おむつは、おむつの外面(裏面シートの外側面である外
層シート)が不織布であるため、乳幼児を抱き上げた
人、あるいは着用者自身が太股部に接触する部分におい
て、柔らかく肌触りが良好である。さらに、脚周り伸縮
弾性体は不織布の外層シートとサイドシートにより挟持
されているので、伸縮性を有効に発揮することができ、
良好なフィット性を有する。また、サイドフラップ部は
通気性不織布で構成されるため、おむつ内外の空気の出
入りが自由になり、その結果排泄物や汗によるおむつ内
湿度の上昇を抑え、着用者に快適な着用感を付与するこ
とができる。
【0011】また、脚周り伸縮弾性体を固定する接着剤
の塗布領域において、耐水圧を200mmH20以上に
することで、着用者が液体状排泄物を排泄した際に、吸
収体の吸収速度に追いつけずに排泄物があふれた場合に
も、脚周りから排泄物が染み出すのを防ぐことができ
る。
【0012】本発明において、裏面シートは、不織布か
らなる外層シートの上に不透水性シートからなる内層シ
ートを積層して形成される。本発明の外層シートとして
は、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエステル等の
熱可塑性樹脂を原料とした合成繊維からなる通気性を有
する不織布を使用することができる。使用する不織布の
製法としては、例えば乾式法、湿式法、スパンレース
法、スパンボンド法、メルトブロー法、スパンボンド不
織布の片面あるいは両面にメルトブロー不織布を積層し
た不織布等が挙げられる。
【0013】本発明の内層シートとしては、ポリエチレ
ン等の液不透過性フィルム等を用いることができる。透
湿性を付与するための微孔を設けたポリエチレンシート
や、熱可塑性樹脂にフィラーを加えて延伸したシート等
の液不透過性のシートを用いても構わない。
【0014】上記外層シートと内層シートの積層方法と
しては、硬化している内層シートと不織布を接着剤によ
り接着する方法が好ましい。また、内層シートは、吸収
体の配置されている領域を含む吸収体側縁近傍にのみ配
置されており、外層シートは内層シートの側縁から外側
に延出するように配置されている。
【0015】本発明において、表面シートとしては、ポ
リエチレン、ポリプロピレン、ポリエステル、あるいは
その他の熱可塑性樹脂を原料とした合成繊維からなる不
織布等の液透過性のシートを用いることができる。
【0016】本発明において、サイドフラップは、上記
内層シートの側縁から延出した外層シート上に不織布か
らなるサイドシートを積層して形成される。本発明のサ
イドシートとしては、ポリエチレン、ポリプロピレン、
ポリエステル等の熱可塑性樹脂を原料とした合成繊維か
らなる通気性を有する不織布を使用することができる。
このような不織布は、例えば、乾式法、湿式法、スパン
レース法、スパンボンド法、メルトブロー法等により製
造したものをそのまま用いてもよく、あるいは、スパン
ボンド不織布の片面あるいは両面にメルトブロー不織布
を積層したものを用いても良い。本発明において、サイ
ドシートは、外層シートの側縁から吸収体上の側縁にか
けて配置されていても良く、あるいは、吸収体側縁の外
層シート上にのみ配置されていても良い。外層シートと
サイドシートは、接着剤により、霧状、網状、ドット状
やスパイラル状等に接着され、この部分の通気性を阻害
しないように構成されている。
【0017】本発明において、脚周り伸縮弾性体として
は、ウレタン糸、糸ゴム等の通常の使いすておむつに使
用される伸縮弾性体をそのまま使用することができ、こ
れらの伸縮弾性体はそれぞれ伸長状態で、ホットメルト
接着剤等の接着剤により外層シートとサイドシートの間
に接着固定される。前記接着剤の塗布領域は、前記脚周
り伸縮弾性体の領域にのみ設けられており、JIS L
1092に準じて測定される耐水圧が200mmH2
以上になるよう、接着剤の塗布方法、塗布量を適宜選択
することにより調整される。耐水圧が200mmH2
未満では、液体排泄物が脚周り伸縮弾性体近傍まで漏れ
でた状態で圧力がかかった場合に、液体排泄物が脚周り
伸縮弾性体領域を通って滲みだしてくる。また、前記接
着剤の塗布領域において、接着剤は間欠的に設けられる
ことが好ましい。このことにより、前記接着剤塗布領域
における通気性を完全に阻害するのを防ぎ、また、着用
者への十分なフィット性を付与することができる。本発
明において、耐水圧の測定は、外層シートとサイドフラ
ップの間に脚周り伸縮弾性体を接着剤により固定された
状態の脚周り伸縮弾性体領域を伸長状態にして行う。
【0018】本発明で使用される吸収体は、綿状パル
プ、高吸収性高分子物質、合成繊維、熱溶融成分、接着
剤及び親水性シート等からなる液体保持性を有するもの
であるが、特に制限されるものではない。前記吸収体の
形状は、砂時計型、矩形、T字型等特に制限はなく、股
下にフィットする形状であればよい。必要に応じて、吸
収体を圧縮してもよい。
【0019】吸収体の構成は、例えば、綿状パルプを主
成分とする層単独でも構わない。また、この層の下部に
綿状パルプに高吸収性高分子物質を均一に混合した層を
設けてもよい。さらに、この二層間に高吸収性高分子物
質を層状に散布しても構わない。こうすることで更に多
量の尿を吸収、保持することができる。上記のように、
本発明の吸収体の層構成は、必要に応じて複数層になっ
ても構わない。
【0020】綿状パルプとしては、化学パルプ、機械パ
ルプ、あるいは化学機械パルプのシートを粉砕機で綿状
にしたものが挙げられる。パルプ原料としては、針葉樹
に限らず広葉樹の木材パルプ、麻等の非木材パルプも適
用される。パルプ原料は、目的とする吸収体により、単
独又は複数を混合、積層して用いてもよい。
【0021】綿状パルプとともに、合成繊維、熱溶融成
分、接着剤等が入っていてもよく、3〜60重量%の熱
融着物質を混合して、熱圧着してもよい。熱溶融成分と
しては、ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリエステ
ル、ポリビニリデン、アクリル樹脂、ナイロン樹脂等が
挙げられる。または、ポリエステル、ポリプロピレン、
ポリエチレン等の二成分以上からなる複合繊維でもよ
い。
【0022】高吸収性高分子物質としては、例えばデン
プン系、セルロース系、合成ポリマー系等が挙げられる
が、自重の20倍以上の尿、体液及び水を吸収するもの
で、ポリアクリル酸ナトリウム系のものが吸収性能の点
から最も好ましい。高吸収性高分子物質は、層状に散布
してもよいし、綿状パルプに均一に、あるいは不均一に
分布していてもよい。
【0023】本発明において、おむつ縦長さと吸収体の
縦長さの比率が1:0.7〜1:0.9の範囲にあり、
かつ、前記おむつ縦長さと内層シート縦長さの比率が
1:0.75〜1:0.95の範囲にあり、さらに、前
記内層シート縦長さはおむつ縦長さより短く、吸収体縦
長さより長いことが好ましい。おむつ縦長さを1とした
ときに、吸収体縦長さが0.7未満の場合、吸収体が十
分な吸収力を得るためには、吸収体を厚くしたり、幅方
向に広くしなければならず、その結果フィット性に劣る
ものとなってしまう。また、吸収体縦長さが0.9を越
えて長くなるとウエスト周りのフィット性に劣るものと
なってしまう。おむつ縦長さを1としたときに、内層シ
ート縦長さが0.75未満の場合、吸収体領域端部と不
透水性領域端部がほぼ同じ位置になるか、もしくは吸収
体領域端部が不透水性領域端部を越えてはみ出すことに
なる。このようなおむつは、吸収体が排泄物を吸収した
状態で圧力がかかった場合に、吸収体から滲みでた排泄
物が裏面シートを通って漏れるため、好ましくない。ま
た、内層シート縦長さが0.95を越えて長くなると、
吸収体端部の腹側及び背側にできる高通気領域が非常に
狭くなり、おむつ内の蒸れを軽減する効果が得られな
い。内層シート縦長さは、おむつ縦長さより短く、吸収
体縦長さより長い範囲で適宜選択されるが、できるだけ
短い方が好ましい。このようなおむつは、吸収体端部の
腹側及び背側に高通気領域ができるため、おむつ内の蒸
れを更に軽減することができ、着用者により快適な着用
感を与えることができる。
【0024】本発明において、表面シートと吸収体の間
に、着用者の排泄物をより早く拡散させるための拡散層
を形成しても良い。該拡散層は、ポリエステル、ポリプ
ロピレン等からなる液透過性の不織布、織布、多孔性プ
ラスチックフィルム、多孔性フォーム、網状フォーム等
が使用できる。その製造方法及び形状は特に限定されな
いが、表面シートを通過した尿や排泄物を素早くかつ、
残留させることなく吸収体へ移行できる素材であれば良
い。
【0025】
【実施例】以下、本発明の実施例を示す図面により、本
発明の使いすておむつをより具体的に説明するが、勿論
本発明はこれらによって限定されるものではない。
【0026】図1は、本発明の使いすておむつの平面図
である。図1において、本発明の使いすておむつ1は、
液透過性の表面シート2と、液不透過性の裏面シート3
と、吸収体4と、サイドフラップ5とからなる。そし
て、裏面シート3は内層シート6と外層シート7とから
形成されている。また、サイドフラップ5は外層シート
7とサイドシート8とから形成され、両シートの間には
脚周り伸縮弾性体9が配置されている。この脚周り伸縮
弾性体9を固定する接着剤は、脚周り伸縮弾性体の接着
剤塗布領域10に間欠的に設けられている。表面シート
2の両側縁には伸縮弾性体11が配置されており、立体
ギャザー12が形成されている。
【0027】また、使いすておむつ1のサイドフラップ
5において脚周り開口部に相当する領域には、脚周り開
口部を形成するためのくりぬき部13が形成されてお
り、使いすておむつ1の端縁部のウエスト周り開口部に
相当する領域には、ウエスト周り伸縮弾性体14が配置
されており、さらに、後身頃14の端縁部近傍の中央領
域には補強テープ18が配置されている。なお、ファス
ニングテープ16を介して後身頃15を前身頃17に接
合することにより、ウエスト周り開口部と一対の脚周り
開口部が形成される。
【0028】図2は、図1に示した本発明の使いすてお
むつ1を長手方向に垂直なX−X’線に沿って切断した
状態を示す横断面図である。図2において、裏面シート
3を形成する内層シート6は吸収体4から吸収体側縁の
近傍においてのみ配置され、外層シート7は内層シート
6より外側に延出しており、延出した外層シート7上に
サイドシート8が積層されてサイドフラップ5が形成さ
れ、両シートの間には脚周り伸縮弾性体9が脚周り伸縮
弾性体の接着剤塗布領域10内に配置されている。ま
た、表面シート2の側縁には伸縮弾性体11が配置され
ており、サイドシート8上を起立点として、上方に起立
する立体ギャザー12が形成されている。
【0029】
【発明の効果】本発明の使いすておむつによれば、積層
領域を特定した内・外層シートからなる裏面シートを用
い、サイドフラップは通気性の不織布のみで構成するこ
とで、蒸れを防止し、また脚周り伸縮弾性体を固定する
ための接着剤塗布領域の耐水圧を200mmH20以上
にすることで、漏れを防止し、着用者への十分なフィッ
ト性を有し、かつ、良好な肌触りを有する使いすておむ
つを提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の使いすておむつの平面図。
【図2】図1の使いすておむつを長手方向に垂直なX−
X’線に沿って切断した状態を示す横断面図。
【符号の説明】
1.使いすておむつ 2.表面シート 3.裏面シート 4.吸収体 5.サイドフラップ 6.内層シート 7.外層シート 8.サイドシート 9.脚周り伸縮弾性体 10.脚周り伸縮弾性体の接着剤塗布領域 11.伸縮弾性体 12.立体ギャザー 13.くりぬき部 14.ウエスト周り伸縮弾性体 15.後身頃 16.ファスニングテープ 17.前身頃 18.補強テープ
フロントページの続き Fターム(参考) 3B029 BC02 BC06 BC07 BD12 BD13 4C098 AA09 CC07 CC10 CC12 CC15 CE06 DD01 DD10

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液透過性の表面シートと、液不透過性の
    裏面シートと、これら両シートの間に配置された吸収体
    と、吸収体の幅方向両側縁から外側へ延出するサイドフ
    ラップとを有する使いすておむつにおいて、前記裏面シ
    ートは、通気性不織布からなる外層シートと、その内面
    に積層された不透水性シートからなる内層シートにより
    形成されており、かつ、該内層シートは前記吸収体が配
    置されている領域を含んで該吸収体の近傍にのみ配置さ
    れ、該外層シートは該内層シートの領域を含んで該内層
    シートの側縁から外側に延出しており、前記サイドフラ
    ップは、前記吸収体の側縁から外側へ延出する前記外層
    シート部分と、この部分の上に配置された通気性不織布
    からなるサイドシートにより形成されており、前記外層
    シートとサイドシートの間には脚周り伸縮弾性体が伸長
    状態で接着剤により固定されており、前記接着剤の塗布
    領域は、前記脚周り伸縮弾性体の領域にのみ設けられて
    おり、該接着剤塗布領域のJIS L1092に準じて
    測定される耐水圧が200mmH20以上であることを
    特徴とする使いすておむつ。
  2. 【請求項2】 脚周り伸縮弾性体を固定するための接着
    剤塗布領域において、前記接着剤は間欠的に設けられて
    いることを特徴とする請求項1記載の使いすておむつ。
  3. 【請求項3】 おむつ縦長さと吸収体の縦長さの比率が
    1:0.7〜1:0.9の範囲にあり、かつ、前記おむ
    つ縦長さと内層シート縦長さの比率が1:0.75〜
    1:0.95の範囲にあり、さらに、前記内層シート縦
    長さはおむつ縦長さより短く、吸収体縦長さより長いこ
    とを特徴とする請求項1記載の使いすておむつ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1106151A2 (en) * 1999-11-30 2001-06-13 Uni-Charm Corporation Disposable diaper

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1106151A2 (en) * 1999-11-30 2001-06-13 Uni-Charm Corporation Disposable diaper
EP1106151A3 (en) * 1999-11-30 2004-08-11 Uni-Charm Corporation Disposable diaper

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