JP2000325293A - 内視鏡システム - Google Patents

内視鏡システム

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JP2000325293A
JP2000325293A JP11142145A JP14214599A JP2000325293A JP 2000325293 A JP2000325293 A JP 2000325293A JP 11142145 A JP11142145 A JP 11142145A JP 14214599 A JP14214599 A JP 14214599A JP 2000325293 A JP2000325293 A JP 2000325293A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単かつコンパクトに、複数の信号処理機器
を効率的に操作する。 【解決手段】 キーボード8は、制御されるプロセッサ
2及びデジタルファイル装置28において、共通の機能
として使用される文字入力・文字消去・カーソル移動・
モニタ24又はファイル用モニタ29の画面の制御など
の、内視鏡関連情報操作キー及び画面制御キーであるキ
ー30、31及び各外部接続機器で専用に使われる制御
キーであるキー32、33より構成され、キー33はキ
ー30,31を、プロセッサとデジタルファイル装置で
共通して使用できるように切替制御するセレクトキー4
7を備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は内視鏡システム、更
に詳しくは複数の信号処理機器の制御部分に特徴のある
内視鏡システムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、複数の装置を制御するための、操
作手段を備えた装置が使用されている。
【0003】例えば、特開平3−198117号公報で
は、ワークステーションからの出力情報と他の映像機器
の出力映像とを表示可能な表示部に対して操作装置とし
て、キーボードと電子タッチパネルとを有し、電子タッ
チパネルからの操作によって制御可能なスイッチを有
し、該スイッチによってキーボードと電子タッチパネル
の操作入力を排他選択的にワークステーションに接続す
る操作部入力制御部を設けている。
【0004】また、特開平7−124174号公報で
は、専用の集中設定制御パネルを設け、このパネルと前
記医療機器とを通信ケーブルで接続することにより、複
数の医療機器の一括集中制御が可能な医療制御システム
を提供している。
【0005】さらに、体腔内を撮像する内視鏡システム
において、前記内視鏡システムから出力される内視鏡画
像、及び内視鏡関連情報を記録したファイリング装置に
より出力される内視鏡関連情報をプリンタにより印刷す
る場合、印刷枚数や表示される分割枚数等の設定はプリ
ンタ本体側において行うことが一般的である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記特
開平3−198117公報では、機能毎に操作部が分割
されており(キーボードと電子タッチパネル)、操作す
る際に非効率であると共に、装置の大型化につながり、
問題であった。
【0007】また、上記特開平7−124174公報で
は、専用の集中設定制御パネルを設けたために、装置が
大型化すると共に、装置が高価なものになってしまうと
いう問題があった。
【0008】さらに、従来の体腔内を撮像する内視鏡シ
ステムにおいて、前記内視鏡システムから出力される内
視鏡画像、及び内視鏡関連情報を記録したファイリング
装置により出力される内視鏡関連情報をプリンタにより
印刷する場合、印刷枚数や表示される分割枚数等の設定
はプリンタ本体側において行うことが一般的である。こ
れは、プロセッサの他にプリンタを操作することになる
ため、操作する際に非効率であった。
【0009】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
であり、簡単かつコンパクトに、複数の信号処理機器を
効率的に操作することのできる内視鏡システムを提供す
ることを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1の内視
鏡システムは、内視鏡及び内視鏡関連情報を処理する複
数の内視鏡関連情報装置と、前記内視鏡及び前記複数の
内視鏡関連情報装置を制御するための入力を行う入力手
段と、前記入力手段が制御する機器を前記内視鏡及び前
記複数の内視鏡関連情報装置の中から選択するための選
択入力手段と、前記選択入力手段より信号を受けて前記
入力手段が制御する機器を選択するシステム制御手段と
を備えて構成される。
【0011】本発明の請求項1の内視鏡システムでは、
前記システム制御手段が前記選択入力手段より信号を受
けて前記入力手段が制御する機器を選択することで、簡
単かつコンパクトに、複数の信号処理機器を効率的に操
作することを可能とする。
【0012】本発明の請求項2の内視鏡システムは、少
なくとも、体腔内を撮像する内視鏡と、前記内視鏡から
の撮像信号を信号処理するプロセッサと、前記プロセッ
サから出力される内視鏡画像及び内視鏡関連情報を記録
及び管理するファイリング装置と、前記内視鏡関連情報
を入力する入カキーおよび前記プロセッサとファイリン
グ装置とを制御する制御キーを有するキーボードからな
る、内視鏡システムにおいて、前記キーボード又は前記
プロセッサは、前記キーボード内の操作キー及び制御キ
ーの一部もしくは全てが、前記プロセッサ及び前記ファ
イリング装置で共通して使用されることを選択する選択
スイッチ及び選択手段を備えて構成される。
【0013】本発明の請求項2の内視鏡システムでは、
前記選択スイッチ及び前記選択手段が前記キーボード内
の操作キー及び制御キーの一部もしくは全てが、前記プ
ロセッサ及び前記ファイリング装置で共通して使用され
ることを選択することで、簡単かつコンパクトに、複数
の信号処理機器を効率的に操作することを可能とする。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明
の実施の形態について述べる。
【0015】図1ないし図9は本発明の第1の実施の形
態に係わり、図1は内視鏡システムの構成を示す構成
図、図2は図1のキーボードの構成を示す構成図、図3
は図2のプリンタを制御するキーの構成を示す構成図、
図4は図1の内視鏡システムの作用を説明する第1のフ
ローチャート、図5は図4の処理によりモニタに表示さ
れる表示例を示す第1の図、図6は図4の処理によりモ
ニタに表示される表示例を示す第2の図、図7は図1の
内視鏡システムの作用を説明する第2のフローチャー
ト、図8は図7の処理によりプリンタに印刷されたプリ
ント例を示す図、図9は図2のキーボードの変形例の構
成を示す構成図である。
【0016】本実施の形態の内視鏡システムは、図1に
示すように、体腔内を撮像する内視鏡1と、内視鏡1が
撮像した撮像信号を信号処理するプロセッサ2と、内視
鏡に照明光を供給する光源装置5とから構成され、光源
装置5は内視鏡1のコネクタ1aを介して内視鏡1に接
続され、プロセッサ2はコネクタ2a及びコネクタ1a
を介して内視鏡1に接続されている。
【0017】内視鏡1は、被検体を撮像して電気信号に
変換するために挿入部3の先端に配置された対物レンズ
4a及びCCD(固体撮像素子)4、レリーズスイッチ
1b及び図示しないライトガイド等から構成されてお
り、光源装置5のランプから供給された照明光は、前記
ライトガイドによって伝送され、挿入部3の先端部に設
けた図示しない照明窓に取り付けられた先端部から被検
体に出射される。
【0018】プロセッサ2は、複数の演算処理を行うC
PU6と、内視鏡1内のCCD4より光電変換された映
像信号の画像処理を行いCPU6によって制御される映
像信号処理回路7と、CPU6を動作させるプログラム
及びキーボード8や操作パネル9等によって設定される
ユーザ設定情報などを記憶保持する書き換え可能な不揮
発性ROM10と、演算等に用いられる演算用メモリR
AM11と、シリアルインターフェースで通信し後述す
る外部接続機器に制御コマンド又は複数のデータをシリ
アル変換して送受信を行うシリアル通信コントローラ
(SIO)12と、パラレルインターフェースで通信す
るパラレル通信コントローラ(PIO)13と、CPU
6の暴走を防止するためのウォッチドッグタイマ(WD
T)14と、カウンタタイマ(CTC)15と、映像信
号処理回路7により映像処理された内視鏡画像及び患者
データ・日時・コメントなどの前記内視鏡画像に関する
情報(以下内視鏡関連情報という)の表示を制御する表
示コントローラ16と、表示コントローラ用メモリであ
る表示メモリ17と、映像信号処理回路7からの内視鏡
画像と表示コントローラ16から出力される内視鏡関連
情報の表示データと後述する外部接続機器との入出力信
号を制御信号生成回路18及びCPU6により切り替え
る映像信号切替回路19と、CCD4を駆動するCCD
駆動電源20と、前記プロセッサ2の操作を行う操作パ
ネル9、LED21、ブザー22等から構成される。
【0019】プロセッサ2は、ROM10に格納されて
いるプログラムによりCPU6を制御し、以下の動作を
行う。
【0020】・PIO13を経由して、LED21・ブ
ザー22の制御 ・表示コントローラ16・表示メモリ17により内視鏡
関連情報データの作成 ・表示コントローラ16・表示メモリ17・制御信号生
成回路18・映像信号切替回路19により、モニタ24
・プリンタ25・VTR26・モニタ撮影装置27・デ
ジタルファイル装置28への内視鏡1の撮像画像及び内
視鏡関連情報の出力 ・映像信号処理回路7による内視鏡画像の画像処理 ・SIO12又はPIO13を経由してモニタ24・プ
リンタ25・VTR26・モニタ撮影装置27・デジタ
ルファイル装置28の制御 また、前記の動作は、操作パネル9、キーボード8によ
りCPU6を制御することによっても、制御される。
【0021】前記プロセッサ2は、複数の外部接続機器
(キーボード8、モニタ24、プリンタ25、VTR2
6、モニタ撮影装置27、デジタルファイル装置28)
と接続される。
【0022】モニタ24は、映像信号処理回路7及び表
示コントローラ16で生成される内視鏡画像・内視鏡関
連情報や、プリンタ25、VTR26、モニタ撮影装置
27、デジタルファイル装置28からプロセッサ2に入
力される画像を、映像信号切替回路19によって表示す
る画像を切り替えることによって表示する。
【0023】プリンタ25は、映像信号切替回路19に
よって切り替えられて入力される画像を複数記憶すると
共に、プリンタ25が1枚の印刷用紙に印刷する内視鏡
画像の数(以下、分割数という)、および1回の印刷操
作で印刷される印刷枚数の設定に従って、内視鏡画像を
印刷する。
【0024】また、内視鏡1内のレリーズスイッチ1b
により入力され、PIO13を経由してCPU6に入力
されるレリーズ信号により、CPU6は、SIO12を
経由してプリンタ25、VTR26、モニタ撮影装置2
7、デジタルファイル装置28に、レリーズ信号を送信
し、映像切替回路7から出力される動画像又は静止画像
の記録を行う。
【0025】デジタルファイル装置28は、図示しない
画像圧縮装置及び画像管理装置(パソコンを含む)から
構成され、モニタ24の他、ファイル用モニタ29で表
示可能である。
【0026】キーボード8は、SIO12を経由して、
プロセッサ2に接続される。キーボード8には、内視鏡
関連情報を入力又は操作する操作キーと、外部接続機器
を制御する制御キーを有し、コマンド又はデータを送受
信する。
【0027】図2は、キーボード8の詳細の構成を示す
ものであり、符号34はキーボード22の上面図、符号
35はキーボード8の側面図を示す。
【0028】キー30、31はキーボード8で制御され
るプロセッサ2及びデジタルファイル装置28におい
て、共通の機能として使用される文字入力・文字消去・
カーソル移動・モニタ24又はファイル用モニタ29の
画面の制御などの、内視鏡関連情報操作キー及び画面制
御キーを示し、各キースイッチを入力することによって
キーに対応したコマンド又はデータが送受信される。
【0029】キーボード8上のキー30は、例えば日本
工業規格(JIS)あるいはASCII配列に準拠した
キーボードであり、キーに印刷されている文字及び記号
を入力すると共に、文字消去や文字選択等の文字入力に
付随した各種関連操作を行う。
【0030】キー32、33は各外部接続機器で専用に
使われる制御キーを示し、各キーを入力することにより
各外部機器を制御するためのコマンド又はデータが送受
信される。
【0031】なお、キー30〜32は、メカニカルスイ
ッチのため、キーにストロークがあり、操作性に優れて
いる。
【0032】また、キー30〜32は、単一のキー入力
だけでなく、複数のキー(例えばCtrl+“C”)を
同時に押下した場合に、そのキーあるいはキー上部に印
刷された各キー機能以外の内視鏡関連操作又は画面制御
を行ってもよい。
【0033】また、キー32の各キー機能を示すための
印刷部位は、キーのキートップ部(キー自体の上辺部)
でもよく、キーの周囲部(例えば図2で示したようにキ
ーの上側)でもよい。キー32の各機能を以下の表1に
示す。
【0034】
【表1】 キー33は、複数のフラットキー47〜53及び複数の
LED36〜46とから、図3に示すように、構成され
ている。フラットキーは、払拭性がよく、防水性、耐薬
品性にも優れているため、消毒を容易に行うことができ
る。またメカニカルスイッチよりも安価に作成できる。
キー33及びLEDの機能を以下の表2及び表3に示
す。
【0035】
【表2】
【表3】 なお、キーボード8の上面(キーを押す面)全体には、
防水・防塵用にシートをかぶせ、シートの上から、キー
ボード8の各キーを押すことにより、制御を行ってもよ
い。
【0036】次に、このように構成された本実施の形態
の作用について説明する。
【0037】図4は、キーボード8のセレクトキー47
(図3参照)により、プロセッサ2又はデジタルファイ
ル装置28の制御の切替えを行う動作を示すフローチャ
ートを示す。
【0038】まず、図4に示すように、ステップS1で
プロセッサ2を電源ON後、ROM10に格納されてい
るプログラムにより、プリセットで選択されている機器
(例えばプロセッサ2)を制御するようにする。具体的
には、まず、CPU6から、SIO12を経由してキー
ボード8にコマンドを送信し、プロセッサ2の選択時に
点灯するLED36(図3参照)を点灯することによ
り、キーボード8がプロセッサ2を選択して制御するこ
とを表示する。
【0039】この時(プロセッサ2が選択されている
時)は、まずキーボード8内のキー30,31により、
共通の機能として使用される文字コード入力・文字消去
・カーソル移動・画面の制御(モニタ24)等の、内視
鏡関連情報操作及び画面制御が行われる。具体的には、
キー30、31の各キーを押下することによってキーに
対応したコマンド又はデータがSIO12を経由してC
PU6に入力される。
【0040】コマンド又はデータを受信したCPU6
は、 ・表示コントローラ16・表示メモリ17により表示す
る内視鏡関連情報データの作成 ・表示コントローラ16・表示メモリ17・制御信号生
成回路18・映像信号切替回路19により、モニタ24
・プリンタ25・VTR26・モニタ撮影装置27・デ
ジタルファイル装置28への内視鏡1の撮像画像及び内
視鏡関連情報の出力 ・映像信号処理回路7による内視鏡画像の画像処理 等、プロセッサ2の制御を行う。
【0041】モニタ24には、図5に示すように、内視
鏡画像表示部54と患者データ55とからなる画面上に
プロセッサ2が選択されたことを示す表示である「CV
select!」56を表示してもよい。また、この表
示は、一定時間後に自動的に消去されてもよく、又は操
作パネル9、キーボード8内のキーの入力により消去し
てもよい。
【0042】一方、キーボード8内のキー32、33
は、前に示した機器専用キーによるプロセッサ2の制御
及びプリンタ25の制御キー(キー33の全キー及びキ
ー32のうちF1〜F8)のみ機能し、その他の制御キ
ーは機能しないようにCPU6が制御する。
【0043】次に、ステップS2でキーボード8内のセ
レクトキー47(図3参照)を一回押下すると、キーボ
ード8から送信されたコマンドがSIO12を経由して
プロセッサ2内に入力され、CPU6は、コマンドを受
信後、ステップS3でまず現在選択されている機器を確
認する。
【0044】現在選択されているのがプロセッサ2の場
合は、CPU6はSIO12を経由してコマンドを送信
し、ステップS4でプロセッサ選択用のLED36(図
3参照)の消灯し、ステップS5でデジタルファイル装
置選択用のLED37(図3参照)の点灯を行い、デジ
タルファイル装置28が選択されたことを示す。
【0045】そしてステップS6で、モニタ24には、
図6に示すように、デジタルファイル装置28が選択さ
れたことを示す表示である「PC select!」5
7が表示される。この表示は、一定時間後に自動的に消
去されてもよく、又は操作パネル9、キーボード8内の
キーの入力により消去してもよい。
【0046】この時(デジタルファイル装置28が選択
されている時)は、ステップS7で、まずキーボード8
内のキー30,31により、共通の機能として使用され
る文字コード入力・文字消去・カーソル移動・画面の制
御(ファイル用モニタ29)などの、内視鏡関連情報操
作及び画面制御が行われる。具体的には、キーボード8
内のキー30,31から入力されたコマンド又はデータ
がSIO12を経由してCPU6に入力される。
【0047】コマンド又はデータを受信したCPU6
は、そのコマンドをSIO12を経由してデジタルファ
イル装置28に送信する。デジタルファイル装置28
は、前記コマンドを受信後にそのコマンドより、ファイ
ル用モニタ29へ表示する文字の制御、ファイル用モニ
タ29の画面制御などの動作を行う。
【0048】この時、プロセッサ2は、キーボード8か
ら送信されたコマンド又はデータをデジタルファイル装
置28に送信することのみ行い、キーボード8からのコ
マンド又はデータによるプロセッサ2自体の制御は行わ
ない(セレクトキー47による制御は除く)。
【0049】一方、キーボード8内のキー32、33
は、デジタルファイル装置28の制御キー(キー32の
内F9〜F12及びP.Scr/SysRq、ScrollLock、Pause/B
reakのみ)のみ機能し、その他め制御キーは機能しない
ようにCPU6が制御する。
【0050】現在選択されているのがデジタルファイル
装置28の場合は、ステップS3からステップS8に移
行し、CPU6からSIO12を経由してコマンドを送
信し、ステップS8でLED37(図3参照)の消灯
し、ステップS9でLED36(図3参照)の点灯を行
い、プロセッサ2が選択されたことを示す。
【0051】また、モニタ24には、図5に示したよう
に、ステップS10でプロセッサ2が選択されたことを
示す表示である「CV select! 」56が表示
される。この表示は、一定時間後に自動的に消去されて
もよく、又は操作パネル9、キーボード8内のキーの入
力により消去してもよい。
【0052】この後(プロセッサ2が選択された時)、
ステップS11で、前に記述したように、キーボード8
のキー30,31により、共通の機能として使用される
文字コード入力・文字消去・カーソル移動・画面の制御
(モニタ24)等の、内視鏡関連情報操作及び画面制御
が行われる。キーボード8内のキー32、33は、前に
示した機器専用キーによるプロセッサ2の制御及びプリ
ンタ24の制御キー(キー33の全キー及びキー32の
内F1〜F8)のみ機能し、その他の制御キーは機能し
ないようにCPU6が制御する。キーボード8から送信
されるコマンド又はデータをそのままSIO12を経由
してデジタルファイル装置28には送信しない。
【0053】ステップS7またはステップS11の処理
後はステップS2に戻り、セレクトキー47を続けて1
回ずつ押下する毎に、プロセッサ2又はデジタルファイ
ル装置28の制御の切替えを行うセレクト処理を繰り返
す。
【0054】図7は、キーボード22内のプリンタ制御
キー48〜50によるプリンタ25の制御の詳細を示す
フローチャートである。
【0055】電源ON後、ステップS21でプリンタ2
5内に格納された画像枚数(N)は0枚とする。その
後、ステップS22でキーボード8上のキー32内のシ
ステムセットアップキー(F6)、又は操作パネル9上
のシステム設定キー(図示せず)を押下することによ
り、モニタ24にシステム設定画面を表示する。このシ
ステム設定画面上で、ユーザが独自に設定する分割数
(LED41点灯時に有効となる:図3参照)、および
印刷枚数(LED45点灯時に有効となる:図3参照)
を設定する。分割数は8/9/16の中から、印刷枚数
は4〜9枚の中からユーザが適宜選択を行う。
【0056】その後、ステップS23でキーボード8上
のMultiPix.キー48の押下により、プリンタ印刷時の
分割数(例えば4分割なら、1枚のプリント用紙に4つ
までの内視鏡画像が印刷される)を設定し、PrintQtyキ
ー50の押下より、プリンタ内のメモリに格納された内
視鏡画像をプリントアウトする枚数(例えば5枚)を設
定する(図3参照)。
【0057】その後、ステップS24で内視鏡1内のレ
リーズスイッチ1bによるレリーズ信号がPIO13を
経由して入力されるか、キーボード8上のレリーズキー
52(図3参照)によるレリーズ信号がSIO12を経
由して入力されることにより、ステップS25でメモリ
内に格納されている画像枚数Nが+1加算されると共
に、ステップS26で前記レリーズ信号がCPU6によ
り、SIO12を経由してプリンタ25に送信され、プ
リンタ25は映像信号切替回路19から送信された画像
を内部のメモリ(図示しない)に1画像分取り込む。
【0058】次に、ステップS27において、ステップ
S23で設定した分割数Yとレリーズ操作によりメモリ
内に格納されている画像枚数Nとの比較を行う。
【0059】ステップS27でN<Yであれば、ステッ
プS28でキーボード8上のプリントキー49(図3参
照)が押下されたか否かを判別し、プリントキー49が
押下されていない場合はステップS29でレリーズスイ
ッチ1bが押下されたか否かを判別する。
【0060】ステップS28でプリントキー49が押下
されれば、ステップS30においてステップS23で設
定した枚数(X)をプリントアウトし、内視鏡1内のレ
リーズスイッチ1bあるいはキーボード8上のレリーズ
キー52が押下されるまで待機する(ステップS28ま
たはステップS29)。プリントキー49が押下されず
に前記レリーズキー52が押下されれば、ステップS2
5の工程へフィードバックしNの値を1増加させる。
【0061】ステップS27でN>Yであれば、ステッ
プS31において直ちにステップS23で設定した枚数
(X枚)を印刷し、ステップS32でNをクリアしステ
ップS24に戻る。
【0062】図8は、図7のステップS23において設
定された分割数(ここでは4分割)と印刷枚数(ここで
は3枚)で印刷されたプリント用紙を示す。符号66は
プリンタ24に取り込まれた1画像を示し、符号68は
内視鏡1より撮像された内視鏡画像、符号69は内視鏡
関連情報を示す。分割数設定および枚数設定は、それぞ
れMultiPix.キー48およびPrintQty.キー50の押下に
より行う(図3参照)。
【0063】このようにキーボード8にプリンタ専用キ
ー(48〜50)を使用することにより、プリンタ25
の制御を容易に行うことができるため、ユーザは効率よ
く要望通りに内視鏡画像印刷を行うことが可能となる。
【0064】なお、本実施の形態において、キーボード
8のプリントキー49が押された後(ステップS28,
ステップS30)、破線で示すようにステップS32の
工程へ移行し、プリンタ25内のメモリの画像及びレリ
ーズ回数Nを初期化し(N=0)、ステップS24の工
程へ移行してもよい。
【0065】また、ステップS32の工程で画像枚数N
=0となった後、ステップS22及びステップS23の
設定を常に行ってもよく、前回の設定値を保持すること
により省略してもよく、ユーザの必要に応じて適宜行っ
てもよい。
【0066】また、ステップS32の工程に到達した時
点で、直ちにプリンタ25内のメモリをクリア(N=
0)してもよく、N=0とせずに再び処理がステップS
26に達した際に新たな内視鏡画像をメモリに上書きし
て格納してもよい。
【0067】また、メモリは複数個設けてもよく、1つ
のメモリ内に複数個のデータ格納領域を設けて、内視鏡
画像の保存先を適宜切り替えてもよい。
【0068】また、本実施の形態において、プリンタ印
刷時のユーザ設定による分割数(LED41)および印
刷枚数(LED45)は(図3参照)、 ・分割数:8または9または16分割 ・枚数 :4〜9枚 としたが、前記分割数および印刷枚数は、この数値に限
られるものではなく、前記数値以外の任意の値であって
もよい。
【0069】また、前記分割数および印刷枚数の数値
は、本実施の形態と同様に予め本内視鏡システムによっ
て選択肢が与えられていてもよく、ユーザが自由に設定
してもよい。
【0070】また、ExamEndスイッチ53(図3参照)
の押下により内視鏡関連文字情報をクリアする際、プリ
ンタ25内のメモリに保存されている未印刷の内視鏡画
像を強制印刷せずにクリアしてもよく、ユーザがクリア
するか否かを指定してもよい。
【0071】また、キーボード8上のプリントキー49
は、キーボード8に具備する他、プロセッサ2の操作パ
ネル9に具備してもよい。
【0072】更に、プリントキー49は、画像の印刷キ
ーのみに限定せず、例えば、プリンタ25内の画像を格
納するメモリを複数個設ける、あるいはメモリ内の画像
格納領域を複数設けた場合の、前記メモリあるいはメモ
リ領域の切り替えスイッチとして用いてもよい。
【0073】以上説明したように本実施の形態では、キ
ーボード8内のセレクトキー47による切替により、キ
ー30,31を、プロセッサ2とデジタルファイル装置
28で共通して使用できるようにしたので、双方の装置
を使用する場合に1つのキーボードで作業が行えるた
め、作業の効率化がはかれ、かつ装置の小型化をはかれ
る。また、キー32、33は、セレクトキー47により
選択された装置でのみ使用されるように制限されている
ので、キーの誤入力による誤動作の防止をはかれる。
【0074】なお、本実実施の形態では、セレクトキー
47により、プロセッサ2とデジタルファイル装置28
のみがセレクトされるように制御しているが、他の外部
機器であるプリンタ25、VTR26、モニタ撮影装置
27を選択して制御してもよい。
【0075】また、キー32、33は外部機器毎に複数
用意する場合の他、更なる小型化を図るため、同一キー
を共通して使用してもよく、その際にはセレクトキー4
7により切り替わってもよい。
【0076】また、キー30、31の一部が、外部機器
専用の制御キーになってもよい。その際には、小型化を
図るため、同一キーを共通して使用してもよく、セレク
トキー47により切り替わってもよい。
【0077】また、キー32、33は、セレクトキー4
7に依存することなく、各外部接続機器を制御してもよ
い。その際には、セレクトキー47を押すことにより機
器を選択することなく、制御可能となるため、より簡易
かつ瞬時に前記外部接続機器の制御を行うことができ
る。
【0078】なお、キーボード8を、図9に示すよう
に、キー33及びキー33を制御する回路と、キー32
の機能を示した印刷部を具備したカバーケース71と、
キー30〜32を具備したキーボード本体72とから構
成してよい。この場合、カバーケース71とキーボード
本体72は分離可能で、キーボード8をキーボード本体
72の上にカバーケース71をかぶせるように接続して
構成し、キーボード本体72のケーブルをキーボード8
内に格納するようにすれば、一体型にすることができ
る。これより、カバーケース71をオプションとし、キ
ーボード本体72のみを有するユーザが、キー33の機
能を追加したい場合は、カバーケース71とキーボード
本体72とを一体にして使用することにより、容易に機
能拡張を図ることができ、作業の効率化が図れる。
【0079】図10及び図11は本発明の第2の実施の
形態に係わり、図10は操作パネルの構成を示す構成
図、図11は図10の操作パネルを備えた内視鏡システ
ムの作用を説明するフローチャートである。
【0080】第2の実施の形態は、第1の実施の形態と
ほとんど同じであるので、異なる点のみ説明し、同一の
構成には同じ符号をつけ説明は省略する。
【0081】本実施の形態は、プロセッサ2の操作パネ
ル9内のスイッチにより、プリンタ25の制御を行う場
合の実施の形態であって、操作パネル9のキー部分及び
制御回路以外の構成は、第1実施の形態と同じである。
【0082】図10は、プロセッサ2の操作パネル9を
示す。デジタルファイルスイッチ81、VTRスイッチ
82、プリンタスイッチ83、スコープスイッチ84
は、モニタ24及びプリンタ25に出力される画像を選
択するためのスイッチであって、プリントスイッチ85
はプリンタ25にプリントを指示するスイッチである。
【0083】デジタルファイルスイッチ81が押された
時は、PIO13を経由してCPU6に入力され、CP
U6は、表示コントローラ16、制御信号生成回路1
8、映像信号切替回路19を制御することにより、デジ
タルファイル装置28から入力された画像をモニタ24
・プリンタ25・VTR26・モニタ撮影装置27に出
力する。
【0084】VTRスイッチ82が押された時は、PI
O13を経由してCPU6に入力され、CPU6は、表
示コントローラ16、制御信号生成回路18、映像信号
切替回路19を制御することにより、VTR26から入
力された画像をモニタ24・プリンタ25・モニタ撮影
装置27、デジタルファイル装置28に出力する。
【0085】プリンタスイッチ83が押された時は、P
IO13を経由してCPU6に入力され、CPU6は、
表示コントローラ16、制御信号生成回路18、映像信
号切替回路19を制御することにより、プリンタ25か
ら入力された画像をモニタ24・VTR26・モニタ撮
影装置27、デジタルファイル装置28に出力する。
【0086】スコープスイッチ84が押された時は、P
IO13を経由してCPU6に入力され、CPU6は、
表示コントローラ16、制御信号生成回路18、映像信
号切替回路19を制御することにより、内視鏡1から入
力された画像及び内視鏡関連情報をモニタ24・プリン
タ25・VTR26・モニタ撮影装置27、デジタルフ
ァイル装置28に出力する。
【0087】プリントスイッチ85は、内視鏡1内のレ
リーズスイッチ1bと同じように、スイッチを一回押下
する毎にPIO13を経由してCPU6にレリーズ信号
が入力され、CPU6からPIO13を経由して、プリ
ンタ25にレリーズ信号を入力し、プリンタ25内部の
メモリに1画像分格納される。図10において符号86
はLEDを示し、プリントスイッチ85が押された時
に、一定時間点灯又は点滅してもよく、後述するように
プリンタ25がプリント用紙を印刷している間一定時間
の間点灯又は点滅してもよい。
【0088】図11は本実施の形態のうち、プリンタ制
御キー48〜50及び操作パネル9のキーによる、プリ
ンタ25の制御の詳細を示すフローチャートである。
【0089】図11に示すように、本実施の形態では、
図7で説明したキーボード22内のプリンタ制御キー4
8〜50によるプリンタ25の制御の詳細を示すフロー
チャートにおいて、ステップS23とステップS24と
の間に、本実施の形態の操作パネル9によるステップS
41が追加されており、その他の工程は第1の実施の形
態と同じであるので、説明は省略する。
【0090】追加されたステップS41では、操作パネ
ル9にあるモニタ出力選択キーであるデジタルファイル
スイッチ81、VTRスイッチ82、プリンタスイッチ
83、スコープスイッチ84の押下により、プロセッサ
2への入力画像、およびモニタ24への出力画像を選択
し、ステップS24に処理を移行する。
【0091】このように、操作パネル9上のデジタルフ
ァイルスイッチ81、VTRスイッチ82、プリンタス
イッチ83、スコープスイッチ84でモニタ出力選択の
制御を行うことにより、選択された周辺装置が提供する
内視鏡画像を容易に印刷することが可能となる。
【0092】なお、ステップS41における操作パネル
9のデジタルファイルスイッチ81、VTRスイッチ8
2、プリンタスイッチ83、スコープスイッチ84によ
るプロセッサ2の入出力制御は、一度設定した後はRO
M10、RAM11に格納することにより設定状態を保
持しておいてもよく、電源をOFF→ONにしても保持
されているようにしてもよい。
【0093】また、キーボード8内のプリントキー49
は、強制的にプリント印刷を行う方法の他、操作パネル
9内のプリントスイッチ85と同じようにレリーズ信号
を出力し、プリンタ25内のメモリに格納するようにし
てもよい。逆に、操作パネル9内のプリントスイッチ8
5は、レリーズ信号を出力する方法の他、キーボード8
内のプリントキー49と同じように強制的にプリント印
刷を行ってもよい。
【0094】図12ないし図14は本発明の第3の実施
の形態に係わり、図12は内視鏡システムの構成を示す
構成図、図13は図12の内視鏡システムの作用を説明
するフローチャート、図14は図13の処理によるモニ
タの表示例を示す図である。
【0095】第3の実施の形態は、第1の実施の形態と
ほとんど同じであるので、異なる点のみ説明し、同一の
構成には同じ符号をつけ説明は省略する。
【0096】図12に示すように、本実施の形態では、
内視鏡1は、被検体を撮像し電気信号に変換するために
挿入部3の先端に配置された対物レンズ4a及びCCD
4と、プロセッサ2内のCCD駆動電源20から供給さ
れたCCD駆動電圧を所望の電圧に変換するレギュレー
タ91と、内視鏡1の種類やCCD4の種類や累積され
た通電回数等の内視鏡1に関する複数のデータを記憶し
保持するEEPROM又はフラッシュROMなどの書き
換え可能な不揮発性メモリ92と、通電回数の累積を行
う処理、前記の複数のデータをプロセッサ2との間で送
受信するシリアル通信処理、前記の複数のデータを前記
不揮発性メモリ92に書き込みあるいは読み出しを行う
処理等の複数の演算処理を行い、且つ、ROM、RA
M、ウォッチドッグタイマ(WDT)、シリアル通信コ
ントローラ(SIO)、パラレル通信コントローラ(P
IO)、カウンタ(CTC)等を内蔵したワンチップマ
イコンであるCPU93と、前記シリアル通信を行うた
めにCPU93の制御により送信/受信の切り替えを行
うセレクタ(SEL)94と、CPU93及び不揮発性
メモリ92の誤動作を防ぐために電源電圧を監視する電
源電圧検出器95と、レリーズスイッチ1b、及びコネ
クタ1a等とから構成される。
【0097】図13は、本実施例における内視鏡システ
ムの動作を示すフローチャートである。
【0098】ステップS51でプロセッサ2の電源を投
入すると、コネクタ1aとコネクタ2aとを接続するケ
ーブル(図示せず)を経由して、プロセッサ2内のCC
D駆動電源20から内視鏡1内のCCD4に電源が供給
されると共に、前記の供給された電圧はレギュレータ9
1で所望の電圧に変換され、ステップS52でCPU9
3及び不揮発性メモリ92等のICに供給されることに
より前記ICが起動する。
【0099】そして、ステップS53でプロセッサ2内
のCPU6は、内視鏡種別や内視鏡のID等、接続され
ている内視鏡1に関する表4に示すような各種データを
得るために、内視鏡1に対し内視鏡データ読み出しコマ
ンドを内視鏡1内のCPU93に送信する。
【0100】
【表4】 ステップS54で内視鏡1内のCPU93は、前記内視
鏡データ読み出しコマンドの受信を確認すると、前記内
視鏡データをプロセッサ2に対して送信する。プロセッ
サ2は受け取った内視鏡データをRAM11もしくはR
OM10に格納する。
【0101】そして、ステップS55でキーボード8上
の「Scope Info.」キー(F8)が押下された場合、ス
テップS56でプロセッサ2はステップS54で受信し
た内視鏡データをモニタ23に表示する。
【0102】図14は、内視鏡データが表示されたモニ
タ24を示すものであり、符号101は内視鏡画像、符
号102は表示された前記内視鏡データを示す。モニタ
24に表示される前記内視鏡データは、一定時間後に自
動的に消去されてもよく、操作パネル9あるいはキーボ
ード8内のキー入力により消去されてもよい。また、モ
ニタ24に表示される前記内視鏡データは、表4に示し
た複数のデータ全てを表示してもよく、その一部のみを
表示してもよい。図14は、表4で挙げた各種内視鏡デ
ータのうち、以下の4つのデータをモニタ上に表示した
場合の表示例である。
【0103】・スコープ種別 ・CCD種別 ・スコープID ・初検査日 また、ステップS52〜ステップS55の処理の全て、
あるいはその一部は、図13に示したようにプロセッサ
2の電源投入(ステップS51)の後、自動的に行って
もよく、キーボード8上の「Scope Info.」キー(F
8)押下(ステップS56)の後に行ってもよく、キー
ボード8上あるいは操作パネル9上に専用キーを設け、
この専用キーの押下により行ってもよい。
【0104】ステップS52の後にRAM11もしくは
ROM10に格納された前記内視鏡データは、プロセッ
サ2の電源を切った後もROM10に格納することでそ
のまま保持されてもよく、保持せずともよい。
【0105】また、プロセッサ2の電源投入時(ステッ
プS51)に、内視鏡1とプロセッサ2とが既に接続さ
れていてもよく、プロセッサ2の電源投入後に内視鏡1
を接続してもよい。前者の場合は上記の通りステップS
52〜ステップS56の処理が行われ、後者の場合はプ
ロセッサ2内のCCD駆動電源20により内視鏡1に電
圧が供給された後、ステップS52〜ステップS56の
処理が行われる。後者の場合、内視鏡1とプロセッサ2
とが接続された後、直ちに内視鏡1への電圧供給を行っ
てもよく、キーボード8上の任意のキー、あるいは操作
パネル9上の任意のスイッチ等の、本内視鏡システム内
の任意の入力手段を用いて内視鏡1への電圧供給操作を
行ってもよい。更に後者における処理は、プロセッサ2
起動中に接続中の内視鏡1を脱着する、あるいは別の内
視鏡1との交換を行う場合においても、同様に適用され
てもよい。
【0106】このように本実施の形態では、内視鏡1の
各種情報をプロセッサ2へ伝送し内視鏡情報をモニタ2
4へ表示するという処理を、キーボード8上の専用キー
の押下のみによって実現できるため、内視鏡1に関する
情報を極めて容易に確認することができる。
【0107】なお、上記の第1ないし第3の実施の形態
において、キーボード8内のキー33は、キーボード8
に具備する他、プロセッサ2の操作パネル9に具備して
もよい。また、キー33内のスイッチ47、48、50
の機能は、システムセットアップ画面で設定してもよ
い。
【0108】[付記] (付記項1) 少なくとも、体腔内を撮像する内視鏡
と、前記内視鏡からの撮像信号を信号処理するプロセッ
サと、前記プロセッサから出力される内視鏡画像及び内
視鏡関連情報を記録及び管理するファイリング装置と、
前記内視鏡関連情報を入力する入カキーおよび前記プロ
セッサとファイリング装置とを制御する制御キーを有す
るキーボードからなる、内視鏡システムにおいて、前記
キーボード又は前記プロセッサは、前記キーボード内の
操作キー及び制御キーの一部もしくは全てが、前記プロ
セッサ及び前記ファイリング装置で共通して使用される
ことを選択する選択スイッチ及び選択手段を備えたこと
を特徴とする内視鏡システム。
【0109】(付記項2) 前記選択スイッチを含んだ
前記制御キーの一部が、前記プロセッサ又は前記キーボ
ードと分離可能であることを特徴とする付記項1に記載
の内視鏡システム。
【0110】(付記項3) 前記キーボードは、前記内
視鏡内のメモリに格納されている、前記内視鏡に関する
1つあるいは複数の情報を読み出すことを目的としたス
イッチを有することを特徴とする付記項1に記載の内視
鏡システム。
【0111】
【発明の効果】以上説明したように本発明の請求項1の
内視鏡システムによれば、システム制御手段が選択入力
手段より信号を受けて入力手段が制御する機器を選択す
るので、簡単かつコンパクトに、複数の信号処理機器を
効率的に操作することができるという効果がある。
【0112】また、本発明の請求項2の内視鏡システム
によれば、選択スイッチ及び選択手段がキーボード内の
操作キー及び制御キーの一部もしくは全てが、前記プロ
セッサ及び前記ファイリング装置で共通して使用される
ことを選択するので、簡単かつコンパクトに、複数の信
号処理機器を効率的に操作することができるという効果
がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る内視鏡システ
ムの構成を示す構成図
【図2】図1のキーボードの構成を示す構成図
【図3】図2のプリンタを制御するキーの構成を示す構
成図
【図4】図1の内視鏡システムの作用を説明する第1の
フローチャート
【図5】図4の処理によりモニタに表示される表示例を
示す第1の図
【図6】図4の処理によりモニタに表示される表示例を
示す第2の図
【図7】図1の内視鏡システムの作用を説明する第2の
フローチャート
【図8】図7の処理によりプリンタに印刷されたプリン
ト例を示す図
【図9】図2のキーボードの変形例の構成を示す構成図
【図10】本発明の第2の実施の形態に係る操作パネル
の構成を示す構成図
【図11】図10の操作パネルを備えた内視鏡システム
の作用を説明するフローチャート
【図12】本発明の第3の実施の形態に係る内視鏡シス
テムの構成を示す構成図
【図13】図12の内視鏡システムの作用を説明するフ
ローチャート
【図14】図13の処理によるモニタの表示例を示す図
【符号の説明】
1…内視鏡 2…プロセッサ 4…CCD 5…光源装置 6…CPU 7…映像信号処理回路 8…キーボード 9…操作パネル 10…ROM 11…RAM 12…SIO 13…PIO 14…WDT 15…CTC 16…表示コントローラ 17…表示メモリ 18…制御信号生成回路 19…映像信号切替回路 20…CCD駆動電源 21…LED 22…ブザー 24…モニタ 25…プリンタ 26…VTR 27…モニタ撮影装置 28…デジタルファイル装置 29…ファイル用モニタ 30〜33…キー 36〜46…LED 47…セレクトキー

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内視鏡及び内視鏡関連情報を処理する複
    数の内視鏡関連情報装置と、 前記内視鏡及び前記複数の内視鏡関連情報装置を制御す
    るための入力を行う入力手段と、 前記入力手段が制御する機器を前記内視鏡及び前記複数
    の内視鏡関連情報装置の中から選択するための選択入力
    手段と、 前記選択入力手段より信号を受けて前記入力手段が制御
    する機器を選択するシステム制御手段とを備えたことを
    特徴とする内視鏡システム。
  2. 【請求項2】 少なくとも、体腔内を撮像する内視鏡
    と、前記内視鏡からの撮像信号を信号処理するプロセッ
    サと、前記プロセッサから出力される内視鏡画像及び内
    視鏡関連情報を記録及び管理するファイリング装置と、
    前記内視鏡関連情報を入力する入カキーおよび前記プロ
    セッサとファイリング装置とを制御する制御キーを有す
    るキーボードからなる、内視鏡システムにおいて、 前記キーボード又は前記プロセッサは、 前記キーボード内の操作キー及び制御キーの一部もしく
    は全てが、前記プロセッサ及び前記ファイリング装置で
    共通して使用されることを選択する選択スイッチ及び選
    択手段を備えたことを特徴とする内視鏡システム。
  3. 【請求項3】 少なくとも前記プロセッサ又はファイリ
    ング装置から出力される内視鏡画像又は内視鏡関連情報
    を印刷するプリンタを有し、 前記キーボード又は前記プロセッサに、少なくとも、1
    枚の印刷用紙に印刷される内視鏡画像数の設定と、前記
    プリンタの印刷枚数の設定とを行う設定手段を設けたこ
    とを特徴とする請求項2に記載のの内視鏡システム。
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