JP2000324911A - 播種装置 - Google Patents

播種装置

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JP2000324911A
JP2000324911A JP11141588A JP14158899A JP2000324911A JP 2000324911 A JP2000324911 A JP 2000324911A JP 11141588 A JP11141588 A JP 11141588A JP 14158899 A JP14158899 A JP 14158899A JP 2000324911 A JP2000324911 A JP 2000324911A
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久也 山田
Toshio Hashimoto
敏雄 橋本
Masanao Kamiyama
正直 上山
Kazuhiro Tsukayoshi
一弘 塚由
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Yanmar Agricultural Equipment Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 種子ホッパ内より種子台上端に吸着さ
せて取出した種子(A)を、加圧空気の噴射によって確
実に搬送部材に送り込んで高精度な播種を可能とさせ
る。 【解決手段】 種子ホッパ(4)内に下側から種子台
(5)を突入させてこの上端のノズル孔(20)に種子
(A)を吸着させて取出すと共に、前記ノズル孔(2
0)よりの加圧噴射空気でもって種子(A)を搬送部材
(6)内を流通させて播種位置まで搬送して播種を行う
播種装置において、種子台(5)上端のノズル孔(2
0)近傍位置に加圧空気を噴射する空気孔(48)を開
設する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は例えばキュウリ或い
はカボチャ或いはカンピョウ等の野菜苗の接ぎ木作業の
前工程にあって、これら偏平状種子の整列播種を行っ
て、苗の子葉を略一定方向に揃えるようにした播種装置
に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】従来、種子台上端のノ
ズル孔に吸着させる種子を、ノズル内からの加圧噴射空
気によって上方の搬送部材内に送り込んで播種位置まで
搬送しているが、ノズルから噴射した加圧空気が種子台
上端面と種子の隙間より横方向に高速で流出する状態と
なるときには、エゼクタ効果によりノズル孔と種子との
間に真空部が発生する結果、種子が吸着されたままとな
って搬送部材内に送り込むことができないという不都合
があった。このためノズル孔を傾斜させたり、種子台上
端面を傾斜させて、このエゼクタ効果による種子の吸着
を解消させようとしたが、今一つ完全なものではなかっ
た。
【0003】
【課題を解決するための手段】したがって本発明は、種
子ホッパ内に下側から種子台を突入させてこの上端のノ
ズル孔に種子を吸着させて取出すと共に、前記ノズル孔
よりの加圧噴射空気でもって種子を搬送部材内を流通さ
せて播種位置まで搬送して播種を行う播種装置におい
て、種子台上端のノズル孔近傍位置に加圧空気を噴射す
る空気孔を開設して、ノズル孔より加圧空気噴射時には
空気孔よりも同時に加圧空気を噴射させて、ノズル孔を
中心として種子台上端面と種子の隙間より外方に流出す
る空気流のバランスを崩し、エゼクタ効果による種子の
吸着を解消させ、種子の播種位置までの確実な搬送を可
能とさせて、欠株を防止し播種精度を向上させるもので
ある。
【0004】また、ノズル孔より空気孔を小径に設ける
と共に、ノズル孔に空気孔を連通接続させて、ノズル孔
に近接させて小径の空気孔を開設するだけの簡単な構成
手段によって、種子の確実な搬送を可能とさせて、欠株
を防止するものである。
【0005】さらに、種子ホッパ内に下側から種子台を
突入させてこの上端のノズル孔に種子を吸着させて取出
すと共に、前記ノズル孔よりの加圧噴射空気でもって種
子を搬送部材内を流通させて播種位置まで搬送して播種
を行う播種装置において、種子台上端のノズル孔を非対
称形状に設けて、ノズル孔の一側に切欠きなど形成して
ノズル孔を非対称形状とする簡単な構成手段のもので、
種子の確実な搬送を可能とさせて、欠株を防止するもの
である。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面に基
づいて詳述する。図1は播種装置の側面図、図2は同正
面図、図3は播種部の側面説明図、図4は同正面説明図
であり、例えば8×16穴のポットを有するトレイ
(1)を搬送する播種コンベア(2)上に播種装置
(3)を配備させるもので、前記播種装置(3)は、キ
ュウリ或いはカボチャなどの偏平種子(A)を貯留する
種子ホッパ(4)と、前記ホッパ(4)内から一粒の種
子(A)を吸着して一定高さ上昇させる横一列8つの種
子台(5)と、一定高さ上昇させる種子台(5)上端の
種子(A)をコンプレッサからの送風圧でもって播種位
置まで搬送する種子搬送部材である逆U字形の搬送パイ
プ(6)と、前記搬送パイプ(6)の出口下方位置に配
設して該パイプ(6)からの種子(A)を投入する播種
ガイド(7)と、前記播種ガイド(7)の下端開口部を
開閉する播種シャッタ(8)と、図8に示す如く前記播
種シャッタ(8)の前方位置に配設して播種トレイ
(1)の各ポット(1a)内に充填される養土(B)表
面に側面視V字形の播種溝(C)を形成する鎮圧具
(9)とを備え、前記鎮圧具(9)によって形成される
播種溝(C)上に、前記シャッタ(8)の開時に播種ガ
イド(7)より放出される種子(A)を落下させて播種
を行うように構成している。
【0007】図5乃至図7にも示す如く、前記種子ホッ
パ(4)は側面及び正面からの断面形状をV字形状に形
成し、上部及び下部の開口部(10)(11)を平面視
略長方形状に形成する一方、下部開口部(11)に正面
視山形の仕切り板(12)を設けて、各種子台(5)に
対応する開口(11a)を仕切り板(12)間及びホッ
パ(4)側板と仕切り板(12)間にそれぞれ形成して
いる。そして空気流通孔(13)を中央部に貫設する円
柱形の各種子台(5)下端を連結フレーム(14)に立
設固定させると共に、播種装置(3)のホッパ台(1
5)に固設する種子昇降シリンダ(16)のピストンロ
ッド(17)先端に連結フレーム(14)を介して前記
種子台(5)下端を連結支持させて、前記ホッパ(4)
内に下部開口(11a)より種子台(5)を上下動自在
に臨ませるように構成している。
【0008】前記種子台(5)上端には、ネジ部(1
8)を介し種子吸着ノズル(19)を取外し自在に固着
させるもので、該ノズル(19)の上端面(19a)は
一定の傾斜角(β)を有して上端面(19a)の中央に
は前記流通孔(13)に連通させる小さな直径(D)
(約0.7mm以上)の種子吸着用のノズル孔(20)
を開設する一方、前記流通孔(13)下部をホース(2
1)などを介し真空ポンプなど吸引機やコンプレッサー
或いは送風機に連通接続させて、前記シリンダ(16)
により種子台(5)の一定高さ上昇時に各ノズル(1
9)のノズル孔(20)に真空力で各一粒毎の種子を吸
着して上昇させるように構成している。またノズル孔
(20)の孔径及び図11に示す如き傾斜角(β)(β
≒0)の異なるノズル(19)との取替えを容易とさせ
て、種子(A)の品種や形状に対応させたノズル孔(2
0)及び傾斜角(β)を有するノズル(19)を用い
て、該ノズル(19)の一粒吸着精度を向上させるよう
に構成している。
【0009】そして、種子台(5)の一定高さ上昇時に
おいては、ノズル孔(20)の真空吸引による吸着を停
止させると共に、ノズル孔(20)から空気を加圧噴射
させて、種子(A)をこの上方に臨ませる搬送パイプ
(6)の送り始端部内に送り込んで播種位置まで気流搬
送するように構成している。
【0010】図3、図8に示す如く、前記播種ガイド
(7)は搬送パイプ(6)の出口側に一体接続する放出
ガイド(22)の出口下方に、内側の種子投入穴(2
3)を臨ませ、該投入穴(23)の下側をシャッタ開閉
シリンダ(24)によりシャッタ(8)で閉塞すると
き、搬送パイプ(6)からの種子(A)を投入穴(2
3)内でシャッタ(8)上に滞留させ、シャッタ開閉シ
リンダ(24)によってシャッタ(8)を開とさせると
き、投入穴(23)内で種子(A)の姿勢を整えてトレ
イ(1)内に落下させ、前記鎮圧具(9)の昇降シリン
ダ(25)の下降動作時に鎮圧具(9)によって形成さ
れる播種溝(C)上に種子(A)の播種を行うように構
成している。
【0011】前記種子ホッパ(4)及び播種シャッタ
(8)とをそれぞれ別個に播種装置(3)の枠フレーム
を構成する支柱(26)に支持させるもので、前記支柱
(26)にホッパ及びシャッタ取付剛体(27)(2
8)をそれぞれボルト(29)を介し取外し自在に固定
させると共に、ホッパ取付剛体(27)の上面に防振ゴ
ム或いはバネなど防振部材(30)を介し前記ホッパ台
(15)を、またシャッタ取付剛体(28)の上面にベ
ース(31)を介し前記シャッタ(8)及び開閉シリン
ダ(24)の取付枠(32)を固定させ、前記シャッタ
(8)及び開閉シリンダ(24)の取付フレーム(3
3)を上下調節ネジ軸(34)及びスライドガイド軸
(35)を介し取付枠(32)に取付高さ調節自在に連
結させるように構成している。
【0012】そして前記昇降シリンダ(16)で種子台
(5)を上下動させるときにホッパ(4)及びホッパ台
(15)に発生する振動や衝撃がシャッタ(8)に伝わ
るのを、防振部材(30)及び取付剛体(27)(2
8)によって最小に防止して、種子台(5)の上下動作
とシャッタ(8)の開閉動作がラップしても、シャッタ
(8)上の種子(A)には振動や衝撃で種子姿勢に乱れ
を生じさせることのない整列精度良好の播種を可能とさ
せて、ホッパ(4)から種子(A)を取出してシャッタ
(8)の開動作で播種を行うまでのサイクルタイムを短
縮化して作業能率を向上させるように構成している。
【0013】図13に示す如く、前記種子台(5)の上
昇速度を調整する上昇制御弁(流量制御弁)(36)
と、種子台(5)を上昇及び下降制御する上昇及び下降
切換弁(37)とをコンプレッサー(38)と前記昇降
シリンダ(16)の空圧回路間に介設すると共に、前記
種子台(5)の空気流通孔(13)に送り込む空気圧及
び真空圧の切換えを行う空気及び真空圧切換弁(39)
と、空気圧及び真空圧のそれぞれの調整を行う空気圧及
び真空圧調整弁(40)(41)とを前記種子台(5)
とコンプレッサー(38)及び真空ポンプ(42)との
接続回路間に介設して、種子ホッパ(4)内から種子台
(5)を介し搬送パイプ(6)に種子1粒の取出しを行
うように構成している。
【0014】そして図14に示す如く、播種作業の自動
を開始する自動スイッチ(43)と、種子台(5)の上
昇速度を設定する前記上昇制御弁(36)の種子台上昇
速度設定器(44)と、前記種子台(5)のノズル(1
9)の空気吸込圧及び空気吹出圧を調整する前記調整弁
(41)(40)の空気吸込圧及び噴射圧設定器(4
5)(46)とをコントローラ(47)に接続させると
共に、前記種子台上昇制御弁(36)及び上昇及び下降
切換弁(37)と、空気及び真空圧切換弁(39)と、
空気圧及び真空圧調整弁(40)(41)とにコントロ
ーラ(47)を接続させて、前記種子ホッパ(4)内の
種子(A)の1粒をノズル(19)で取出してから播種
位置まで搬送して播種するまでの一連の作業を自動で行
うように構成している。
【0015】ところで、図7、図9、図10にも示す如
く、前記ノズル(19)の上端面(19a)中央のノズ
ル孔(20)に近接して、ノズル孔(20)の直径
(D)(D>0.7mm)より小さな直径(d)(d≒
0.3mm)の空気孔(48)を開設するもので、前記
流通孔(13)に空気孔(48)を連通させて、ノズル
孔(20)と空気孔(48)とを連通接続状態とさせ、
図10に示す如くノズル孔(20)から加圧空気噴射時
には空気孔(48)からも加圧空気を同時に噴射させ
て、ノズル上端面(19a)と種子(A)の隙間よりノ
ズル孔(20)からの空気が高速で流出するときの空気
流のバランスを崩し、ノズル孔(20)から高速で空気
が流出するときのエゼクタ効果でノズル孔(20)と種
子(A)との間に真空部が発生し種子(A)がノズル孔
(20)方向に吸引される不都合を解消させ、ノズル孔
(20)及び空気孔(48)からの噴射空気によって搬
送パイプ(6)内に確実に種子(A)を送り込むように
構成している。
【0016】なお、前記空気孔(48)は図11に示す
如く上端面(19a)を水平平坦状とする傾斜角(β)
が0のものなど各種傾斜角(β)を有するノズル(1
9)に形成しても良く、またノズル孔(20)及び空気
孔(48)に傾斜角を有する構造でも良く、さらに空気
孔(48)を複数を設ける構成でも良い。
【0017】また、前述実施例にあってはノズル孔(2
0)と別個に空気孔(48)を設ける構成を示したが、
図12に示す如く、ノズル孔(20)の一側に切欠き
(20a)を形成してノズル孔(20)を真円以外の非
対称形状に設けても、ノズル孔(20)から空気が高速
で流出するときの空気流のバランスを崩して、前述実施
例と同様の効果を奏するものである。
【0018】而して図15、図16に示す如く、自動ス
イッチ(43)のオン操作によって種子(A)の自動整
列播種作業を行うに際しては、前記各設定器(44)〜
(46)によって、種子台(5)の上昇速度、種子台
(5)の空気吸込圧及び吹出圧のそれぞれの設定を行う
と共に、設定後で前記ノズル(19)上端面がホッパ
(4)底部と略一致する種子台(5)の最下位置(図1
6の1)のとき、ホッパ(4)内の上下略中間高さ位置
まで種子台(5)を上昇(図16の2)させた後、最下
位置まで種子台(5)を下降(図16の3)させ、さら
に種子台(5)をホッパ(4)内の上下略中間高さ位置
まで上昇(図16の4)させた後、再度最下位置まで下
降(図16の5)させ、この下降時に一粒の種子(A)
をノズル(19)のノズル孔(20)に吸着させ、その
後種子台(5)を最上位置まで上昇(図16の6)させ
て、ノズル(19)上端に吸着させる一粒の種子(A)
を前記搬送パイプ(6)の下端部に近接させる(上昇及
び下降の反覆回数は2回以上任意で良い)。このように
種子台(5)を最下位置から最上位置まで上昇させる間
に下降及び上昇の一定量の昇降動作を繰り返すことによ
って、ホッパ(4)内の種子(A)が掻き回されて、種
子(A)の流動性が良好となって前記ノズル(19)に
対する種子(A)一粒の吸着精度を向上させることがで
きると共に、一定傾斜角(β)を有するノズル上端面
(19a)によって1粒以外の種子(A)を上端面(1
9a)より自然落下させる状態とさせて、2粒吸着など
防止して1粒吸着精度をより向上させることができる。
【0019】そして、種子台(5)が最上位置に上昇し
たときには前記切換弁(39)によって真空吸着が停止
されると共に、ノズル孔(20)及び空気孔(48)か
らは加圧空気が噴射(図16の7)されて、ノズル(1
9)上端の種子(A)を空気圧で搬送パイプ(6)内に
送り込んで、播種位置まで搬送するものである。
【0020】このように該実施例の場合、播種台(5)
における真空吸引力及び加圧噴射力のみで、種子(A)
の取出し及び搬送を可能とさせることができ、搬送パイ
プ(6)側からの吸込力などを必要とさせないので、部
品点数や配管工数を削減させてコスト低減を図りメンテ
ナンス性を向上させることができると共に、ノズル孔
(20)からの空気の加圧噴射によってノズル孔(2
0)の塵詰まりなども低減させることができる。
【0021】またノズル孔(20)からの加圧空気噴射
のみの場合、ノズル孔(20)を中心としてノズル上端
面(19a)と種子(A)の隙間より4方に高速で空気
が流出するときのエゼクタ効果により、ノズル孔(2
0)と種子(A)との間に真空部が発生して、この真空
吸引力によって種子(A)がノズル(19)側に吸い寄
せられたままとなって搬送パイプ(6)側に移動しない
ことがあるが、前記空気孔(48)から加圧空気を同時
噴射させることによって、ノズル孔(20)からの空気
の流れに乱れを生じさせてエゼクタ効果の発生を解消さ
せ、ノズル上端面(19a)の種子(A)を確実に搬送
パイプ(6)内に送り込んで、欠株を防止して播種精度
を向上させることができるものである。
【0022】
【発明の効果】以上実施例から明らかなように本発明
は、種子ホッパ(4)内に下側から種子台(5)を突入
させてこの上端のノズル孔(20)に種子(A)を吸着
させて取出すと共に、前記ノズル孔(20)よりの加圧
噴射空気でもって種子(A)を搬送部材(6)内を流通
させて播種位置まで搬送して播種を行う播種装置におい
て、種子台(5)上端のノズル孔(20)近傍位置に加
圧空気を噴射する空気孔(48)を開設したものである
から、ノズル孔(20)より加圧空気噴射時には空気孔
(48)よりも同時に加圧空気を噴射させて、ノズル孔
(20)を中心として種子台(5)上端面と種子(A)
の隙間より外方に流出する空気流のバランスを崩し、エ
ゼクタ効果による種子(A)の吸着を解消させ、種子
(A)の播種位置までの確実な搬送を可能とさせて、欠
株を防止し播種精度を向上させることができるものであ
る。
【0023】また、ノズル孔(20)より空気孔(4
8)を小径に設けると共に、ノズル孔(20)に空気孔
(48)を連通接続させたものであるから、ノズル孔
(20)に近接させて小径の空気孔(48)を開設する
だけの簡単な構成手段によって、種子(A)の確実な搬
送を可能とさせて、欠株を防止することができるもので
ある。
【0024】さらに、種子ホッパ(4)内に下側から種
子台(5)を突入させてこの上端のノズル孔(20)に
種子(A)を吸着させて取出すと共に、前記ノズル孔
(20)よりの加圧噴射空気でもって種子(A)を搬送
部材(6)内を流通させて播種位置まで搬送して播種を
行う播種装置において、種子台(5)上端のノズル孔
(20)を非対称形状に設けたものであるから、ノズル
孔(20)の一側に切欠き(20a)など形成してノズ
ル孔(20)を非対称形状とする簡単な構成手段のもの
で、種子(A)の確実な搬送を可能とさせて、欠株を防
止することができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】播種装置の側面図である。
【図2】播種装置の正面図である。
【図3】播種部の側面説明図である。
【図4】播種部の正面説明図である。
【図5】種子ホッパの種子取出説明図である。
【図6】種子ホッパの断面説明図である。
【図7】ノズル部の説明図である。
【図8】播種シャッタの説明図である。
【図9】ノズルの断面説明図である。
【図10】ノズルの空気噴射説明図である。
【図11】平坦上端面を有するノズルの説明図である。
【図12】ノズル孔を非対称形状とするノズルの説明図
である。
【図13】空圧系統図である。
【図14】制御回路図である。
【図15】種子吸引制御のフローチャートである。
【図16】種子台による種子取出説明図である。
【符号の説明】
(4) 種子ホッパ (5) 種子台 (6) 搬送パイプ(搬送部材) (20) ノズル孔 (48) 空気孔 (A) 種子
フロントページの続き (72)発明者 橋本 敏雄 大阪市北区茶屋町1番32号 ヤンマー農機 株式会社内 (72)発明者 上山 正直 尼崎市塚口本町五丁目三番一号 昭和精機 工業株式会社内 (72)発明者 塚由 一弘 尼崎市塚口本町五丁目三番一号 昭和精機 工業株式会社内 Fターム(参考) 2B054 AA05 BA01 BB04 CA06 DD12 DD13 DD22 DE06

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 種子ホッパ内に下側から種子台を突入さ
    せてこの上端のノズル孔に種子を吸着させて取出すと共
    に、前記ノズル孔よりの加圧噴射空気でもって種子を搬
    送部材内を流通させて播種位置まで搬送して播種を行う
    播種装置において、種子台上端のノズル孔近傍位置に加
    圧空気を噴射する空気孔を開設したことを特徴とする播
    種装置。
  2. 【請求項2】 ノズル孔より空気孔を小径に設けると共
    に、ノズル孔に空気孔を連通接続させたことを特徴とす
    る請求項1記載の播種装置。
  3. 【請求項3】 種子ホッパ内に下側から種子台を突入さ
    せてこの上端のノズル孔に種子を吸着させて取出すと共
    に、前記ノズル孔よりの加圧噴射空気でもって種子を搬
    送部材内を流通させて播種位置まで搬送して播種を行う
    播種装置において、種子台上端のノズル孔を非対称形状
    に設けたことを特徴とする播種装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008289366A (ja) * 2007-05-22 2008-12-04 Akita Prefecture 直播用高速点播機構
JP2017127239A (ja) * 2016-01-20 2017-07-27 株式会社サカタのタネ 育苗トレイ用播種装置
CN111937542A (zh) * 2020-07-29 2020-11-17 东莞恩茁智能科技有限公司 播种模块及应用其的育苗播种设备

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