JP2000324466A - 映像及び音声情報提供装置 - Google Patents

映像及び音声情報提供装置

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JP2000324466A
JP2000324466A JP11130333A JP13033399A JP2000324466A JP 2000324466 A JP2000324466 A JP 2000324466A JP 11130333 A JP11130333 A JP 11130333A JP 13033399 A JP13033399 A JP 13033399A JP 2000324466 A JP2000324466 A JP 2000324466A
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JP
Japan
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video
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JP11130333A
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English (en)
Inventor
Koichi Uchide
浩一 打出
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)
  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
  • Television Signal Processing For Recording (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】ディジタル映像及び音声情報データに基づいて
得られる映像及び音声信号を、CATVシステムにおけ
るチャンネル等を通じて提供できるものとなすにあた
り、製造コストの低減が図られて、価格の高騰が抑えら
れるものとする。 【解決手段】複数の映像信号に基づく複数の映像情報デ
ータの夫々に縮小変換処理を施し、縮小変換された複数
の映像情報データに基づく複合映像情報データについて
の圧縮符号化処理により圧縮複合映像情報データを得る
とともに、複数の音声信号に基づく複数の音声情報デー
タについての圧縮符号化処理により圧縮音声情報データ
を得て、圧縮複合映像情報データと圧縮音声情報データ
とが多重された圧縮映像及び音声情報データを得るエン
コーダ部24と、圧縮映像及び音声情報データを記録媒体
に記録し、記録媒体から再生された圧縮映像及び音声情
報データについての復号化処理により得られる複合映像
情報データと音声情報データとから、選択された映像情
報データ及び音声情報データを得て、それらを映像及び
音声信号に変換して提供するサーバー部25とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本願の特許請求の範囲に記載
された発明は、複数チャンネルのディジタル映像及び音
声情報データを受け、それらに基づいて得られる複数チ
ャンネルの映像及び音声信号の夫々を任意に送出して提
供することができる映像及び音声情報提供装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】映像及び音声情報を提供するテレビジョ
ン放送の分野にあっては、地上波放送及び、所謂、放送
衛星(BS)を用いたBS放送に加えて、所謂、通信衛
星(CS)を用いたディジタル多チャンネル放送である
CSディジタル放送の実用化が図られ、多彩な様相を呈
している状況にある。こうしたもとでの一つの方向とし
て捉えられる事柄は、放送情報のより一層の多チャンネ
ル化である。
【0003】CSディジタル放送の実用化に伴い、例え
ば、ケーブルテレビジョン(CATV)システムにおい
て、CSディジタル放送と結び付いた新たな情報提供形
態が提案されている。斯かる情報提供形態は、CSディ
ジタル放送により提供される複数チャンネルのディジタ
ル映像及び音声情報データを一旦受信し、受信された複
数チャンネルのディジタル映像及び音声情報データに基
づく複数チャンネルの映像及び音声信号を得て、それら
をCATVシステムにおけるチャンネルに割り当てて送
出することにより再提供するものと言うことができる。
【0004】CSディジタル放送により提供されるディ
ジタル映像及び音声情報データに基づいて得られる映像
及び音声信号が、CATVシステムにおけるチャンネル
を通じて再提供されるにあたっては、CSディジタル放
送により提供されるディジタル映像及び音声情報データ
の受信後直ちにそれに基づく映像及び音声信号が送出さ
れる場合のみならず、CSディジタル放送により提供さ
れるディジタル映像及び音声情報データが、例えば、圧
縮符号化が図られた映像及び音声情報データとされて、
一旦サーバーに登録され、その後、任意のタイミングを
もって、サーバーからそれに登録された映像及び音声情
報データに基づく映像及び音声信号が送出される場合も
ある。
【0005】図21は、CSディジタル放送により提供
されるディジタル映像及び音声情報データに基づいて得
られる映像及び音声信号のCATVシステムにおけるチ
ャンネルを通じての再提供を、サーバーを備えたもとで
行うものとして考えられる映像及び音声情報提供装置を
示す。
【0006】この図21に示される装置にあっては、通
信衛星からのディジタル映像及び音声情報データが、受
信アンテナ11及びディジタルデータ受信部12によっ
て受信される。通信衛星からのディジタル映像及び音声
情報データは、ここでは、例えば、第1チャンネル,第
2チャンネル,第3チャンネル及び第4チャンネルの合
計4チャンネルのディジタル映像及び音声情報データと
される。
【0007】受信アンテナ11及びディジタルデータ受
信部12によって受信された4チャンネルのディジタル
映像及び音声情報データは、ディジタルデータ受信部1
2から、4チャンネルの映像及び音声情報データDXと
されて送出され、デコーダ部13A,13B,13C及
び13Dの夫々に供給される。デコーダ部13A〜13
Dにあっては、4チャンネルの映像及び音声情報データ
DXについて各チャンネル毎のデコーディング処理が施
される。
【0008】デコーダ部13Aからは、第1チャンネル
の映像及び音声情報データに基づく映像情報信号SVA
及び音声情報信号SAAが得られて、それらがエンコー
ダ部14Aに供給される。同様にして、デコーダ部13
Bからは、第2チャンネルの映像及び音声情報データに
基づく映像情報信号SVB及び音声情報信号SABが得
られて、それらがエンコーダ部14Bに供給され、デコ
ーダ部13Cからは、第3チャンネルの映像及び音声情
報データに基づく映像情報信号SVC及び音声情報信号
SACが得られて、それらがエンコーダ部14Cに供給
され、さらに、デコーダ部13Dからは、第4チャンネ
ルの映像及び音声情報データに基づく映像情報信号SV
D及び音声情報信号SADが得られて、それらがエンコ
ーダ部14Dに供給される。
【0009】エンコーダ部14Aにおいては、映像情報
信号SVA及び音声情報信号SAAの夫々が再度ディジ
タル化され、符号化処理が施されて多重化され、映像及
び音声情報データDCAが形成されて、それがサーバー
部15に供給される。同様にして、エンコーダ部14B
においては、映像情報信号SVB及び音声情報信号SA
Bの夫々が再度ディジタル化され、符号化処理が施され
て多重化され、映像及び音声情報データDCBが形成さ
れて、それがサーバー部15に供給され、エンコーダ部
14Cにおいては、映像情報信号SVC及び音声情報信
号SACの夫々が再度ディジタル化され、符号化処理が
施されて多重化され、映像及び音声情報データDCCが
形成されて、それがサーバー部15に供給され、さら
に、エンコーダ部14Dにおいては、映像情報信号SV
D及び音声情報信号SADの夫々が再度ディジタル化さ
れ、符号化処理が施されて多重化され、映像及び音声情
報データDCDが形成されて、それがサーバー部15に
供給される。
【0010】サーバー部15においては、エンコーダ部
14A〜14Dから夫々供給される映像及び音声情報デ
ータDCA〜DCDが、例えば、ハードディスクとされ
る記録媒体に格納されて登録される。そして、登録され
た映像及び音声情報データDCA〜DCDの夫々は、任
意のタイミングをもって記録媒体から読み出され、復号
化処理が施されて、映像信号SVS及び音声信号SAS
としてRF変調部16に供給される。
【0011】上述のエンコーダ部14A〜14Dは、動
作制御部17からの制御信号PA,PB,PC及びPD
が夫々供給されて、動作制御部17による動作制御を受
け、また、サーバー部15も、動作制御部17からの制
御信号PSが供給されて、動作制御部17による動作制
御を受ける。
【0012】RF変調部16においては、映像信号SV
S及び音声信号SASを変調信号とする高周波信号変調
処理が行われて、映像信号SVS及び音声信号SASに
より変調された高周波搬送信号CXが形成され、それ
が、出力端子18を通じて、CATVシステムにおける
伝送ラインに送出される。伝送ラインには、CATVシ
ステムを構成する多数のテレビジョン受信機19が接続
されており、伝送ラインを通じて伝達される高周波搬送
信号CXが、各テレビジョン受信機19に備えられるチ
ューナ部によって受信される。それにより、各テレビジ
ョン受信機19において、高周波搬送信号CXにより伝
送される映像信号SVS及び音声信号SASに基づく再
生画像及び再生音声が得られる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】上述の図21に示され
る如くの映像及び音声情報提供装置においては、通信衛
星からのディジタル映像及び音声情報データのチャンネ
ル数に対応したデコーダ部(13A〜13D)が設けら
れるとともに、デコーダ部(13A〜13D)からの映
像情報信号及び音声情報信号の処理にあたる複数個のエ
ンコーダ部(14A〜14D)が、デコーダ部(13A
〜13D)の夫々に対応して個別に設けられることが必
要とされている。即ち、デコーダ部(13A〜13D)
のみならず、エンコーダ部(14A〜14D)も、通信
衛星からのディジタル映像及び音声情報データのチャン
ネル数に対応した数だけ必要とされることになる。
【0014】それゆえ、上述の図21に示される如くの
映像及び音声情報提供装置は、製造コストが嵩み、比較
的高価なものとなってしまうという不都合を伴う。しか
も、斯かる製造コストの高騰は、通信衛星からのディジ
タル映像及び音声情報データのチャンネル数が増加し、
サーバー部15において同時に登録されるべき、例え
ば、圧縮映像及び音声情報データのチャンネル数の増加
に伴って、増大していくことになってしまう。
【0015】斯かる点に鑑み、本願の特許請求の範囲に
記載された発明は、CSディジタル放送により提供され
るディジタル映像及び音声情報データに基づいて得られ
る映像及び音声信号を、サーバー部を用いて、例えば、
CATVシステムにおけるチャンネルを通じて送出すべ
く提供できるものとされるにあたり、製造コストの低減
が図られて、価格の高騰が抑えられることになる映像及
び音声情報提供装置を提供する。
【0016】
【課題を解決するための手段】本願の特許請求の範囲に
おける請求項1から請求項9までのいずれかに記載され
た発明に係る映像及び音声情報提供装置は、複数チャン
ネルのディジタル映像及び音声情報データを受ける受信
部と、受信部により受けられた複数チャンネルのディジ
タル映像及び音声情報データに各チャンネル毎のデコー
ディング処理を施して複数の映像及び音声情報信号を得
る複数のデコーダ部と、複数の映像及び音声情報信号に
基づく複数の映像情報データ及び複数の音声情報データ
を得て、複数の映像情報データの夫々に縮小変換処理を
施し、縮小変換された複数の映像情報データに基づく複
合映像情報データを得て、複合映像情報データについて
の圧縮符号化処理により圧縮複合映像情報データを得る
とともに、複数の音声情報データについての圧縮符号化
処理により圧縮音声情報データを得て、圧縮複合映像情
報データと圧縮音声情報データとに多重化処理を施して
圧縮映像及び音声情報データを得るエンコーダ部と、圧
縮映像及び音声情報データを記録媒体に記録し、必要に
応じて記録媒体から圧縮映像及び音声情報データを再生
し、再生された圧縮映像及び音声情報データについての
復号化処理により得られる複合映像情報データ及び音声
情報データから選択された映像情報データ及び音声情報
データを得て、選択された映像情報データ及び音声情報
データを映像及び音声信号に変換して提供するサーバー
部と、エンコーダ部及びサーバー部の制御を行う制御部
とを備えて構成される。
【0017】特に、本願の特許請求の範囲における請求
項2に記載された発明に係る映像及び音声情報提供装置
にあっては、エンコーダ部が、複数の映像情報信号の夫
々にアナログ/ディジタル変換処理を施して映像情報デ
ータを得る複数の第1のアナログ/ディジタル変換部
と、複数の音声情報信号の夫々にアナログ/ディジタル
変換処理を施して音声情報データを得る複数の第2のア
ナログ/ディジタル変換部と、複数の第1のアナログ/
ディジタル変換部から夫々得られる複数の映像情報デー
タの夫々に縮小変換処理を施し、縮小変換された複数の
映像情報データをメモリ部の所定の位置に格納するとと
もに、メモリ部に格納された縮小変換された複数の映像
情報データをメモリ部から複合映像情報データとして読
み出すメモリ制御部と、複合映像情報データに圧縮符号
化処理を施して圧縮複合映像情報データを得る映像デー
タエンコーディング処理部と、複数の音声情報データに
圧縮符号化処理を施して圧縮音声情報データを得る音声
データエンコーディング処理部と、圧縮複合映像情報デ
ータと圧縮音声情報データとに多重化処理を施して圧縮
映像及び音声情報データを得るデータ多重処理部とを備
えて構成される。
【0018】また、特に、本願の特許請求の範囲におけ
る請求項7に記載された発明に係る映像及び音声情報提
供装置にあっては、サーバー部が、データの記録及び読
出しが行われる記録媒体と、記録媒体に対する圧縮映像
及び音声情報データの記録及び記録媒体からの圧縮映像
及び音声情報データの再生を行う記録媒体制御部と、記
録媒体制御部により記録媒体から再生された圧縮映像及
び音声情報データに復号化処理を施して複合映像情報デ
ータ及び音声情報データを得、複合映像情報データ及び
音声情報データをメモリ部に格納するとともに、メモリ
部から選択された映像情報データ及び音声情報データの
読出しを行い、読み出された映像情報データ及び音声情
報データを映像及び音声信号に変換する復号化部と、記
録媒体制御部及び復号化部の動作を制御する動作制御部
とを備えて構成される。
【0019】さらに、本願の特許請求の範囲における請
求項9に記載された発明に係る映像及び音声情報提供装
置にあっては、エンコーダ部及びサーバー部の制御を行
う制御部が、エンコーダ部により得られる圧縮映像及び
音声情報データに関する各種の情報を整理して管理する
管理情報を生成し、サーバー部による映像及び音声信号
の提供状態を、管理情報に基づいて制御するものとされ
る。
【0020】上述の如くの本願の特許請求の範囲におけ
る請求項1から請求項9までのいずれかに記載された発
明に係る映像及び音声情報提供装置にあっては、複数の
デコーダ部から夫々得られる複数の映像及び音声情報信
号の処理に、それらの複数の映像及び音声情報信号に基
づく複数の映像情報データ及び複数の音声情報データを
得て、複数の映像情報データの夫々に縮小変換処理を施
し、縮小変換された複数の映像情報データに基づく複合
映像情報データを得て、複合映像情報データについての
圧縮符号化処理により圧縮複合映像情報データを得ると
ともに、複数の音声情報データについての圧縮符号化処
理により圧縮音声情報データを得て、圧縮複合映像情報
データと圧縮音声情報データとに多重化処理を施して圧
縮映像及び音声情報データを得る、1個のエンコーダ部
が用いられる。
【0021】また、それとともに、エンコーダ部から得
られる圧縮映像及び音声情報データを記録媒体に記録
し、必要に応じて記録媒体から圧縮映像及び音声情報デ
ータを再生し、再生された圧縮映像及び音声情報データ
についての復号化処理により得られる複合映像情報デー
タ及び音声情報データから選択された映像情報データ及
び音声情報データを得て、選択された映像情報データ及
び音声情報データを映像及び音声信号に変換して提供す
るサーバー部が用いられる。
【0022】そして、このうようなエンコーダ部とサー
バー部とが用いられた構成がとられて、例えば、通信衛
星ディジタル放送により提供されるディジタル映像及び
音声情報データに基づいて得られる映像及び音声信号
を、CATVシステムにおけるチャンネルを通じて送出
すべく提供できるものとされている。従って、複数のデ
コーダ部から夫々得られる複数の映像及び音声情報信号
の処理を行うにあたり、複数のデコーダ部の夫々に個別
に対応する複数のエンコーダ部が必要とされることな
く、エンコーダ部が1個で済み、それゆえ、製造コスト
の低減が図られて、価格の高騰が抑えられることにな
る。
【0023】それに加えて、エンコーダ部から得られる
圧縮映像及び音声情報データは、実質的に複数チャンネ
ルの映像情報データ及び音声情報データが多重化された
ものとなるので、それを記録媒体に記録するサーバー部
が具える記録容量が効率良く利用されることになる。
【0024】上述の如くの本願の特許請求の範囲におけ
る請求項1から請求項9までのいずれかに記載された発
明に係る映像及び音声情報提供装置に用いられるエンコ
ーダ部及びサーバー部は、夫々、例えば、本願の特許請
求の範囲における請求項2に記載された発明に係る映像
及び音声情報提供装置に備えられる如くのエンコーダ
部、及び、例えば、本願の特許請求の範囲における請求
項7に記載された発明に係る映像及び音声情報提供装置
に備えられる如くのサーバー部として具現される。
【0025】また、本願の特許請求の範囲における請求
項9に記載された発明に係る映像及び音声情報提供装置
にあっては、サーバー部による映像及び音声信号の提供
状態の管理が、制御部によって的確に行われることにな
る。
【0026】
【発明の実施の形態】図1は、本願の特許請求の範囲に
おける請求項1から請求項9までのいずれかに記載され
た発明に係る映像及び音声情報提供装置の一例を示す。
【0027】図1に示される例にあっては、通信衛星か
らのディジタル映像及び音声情報データが、受信アンテ
ナ21及びディジタルデータ受信部22によって受信さ
れる。通信衛星からのディジタル映像及び音声情報デー
タは、ここでは、例えば、第1チャンネル,第2チャン
ネル,第3チャンネル及び第4チャンネルの合計4チャ
ンネルのディジタル映像及び音声情報データとされる。
【0028】受信アンテナ21及びディジタルデータ受
信部22によって受信された4チャンネルのディジタル
映像及び音声情報データは、ディジタルデータ受信部2
2から、4チャンネルの映像及び音声情報データDXと
されて送出され、デコーダ部23A,23B,23C及
び23Dの夫々に供給される。デコーダ部23A〜23
Dにあっては、4チャンネルの映像及び音声情報データ
DXについて各チャンネル毎のデコーディング処理が施
される。
【0029】デコーダ部23Aからは、第1チャンネル
の映像及び音声情報データに基づく映像情報信号SVA
及び音声情報信号SAAが得られて、それらがエンコー
ダ部24に供給される。同様にして、デコーダ部23B
からは、第2チャンネルの映像及び音声情報データに基
づく映像情報信号SVB及び音声情報信号SABが得ら
れて、それらがエンコーダ部24に供給され、デコーダ
部23Cからは、第3チャンネルの映像及び音声情報デ
ータに基づく映像情報信号SVC及び音声情報信号SA
Cが得られて、それらがエンコーダ部24に供給され、
さらに、デコーダ部23Dからは、第4チャンネルの映
像及び音声情報データに基づく映像情報信号SVD及び
音声情報信号SADが得られて、それらがエンコーダ部
24に供給される。
【0030】エンコーダ部24は、複数の入力チャンネ
ルを備えていて、デコーダ部23A〜23Dに対して共
通に設けられている。そして、エンコーダ部24におい
ては、デコーダ部23A〜23Dから夫々供給される映
像情報信号SVA〜SVD、及び、デコーダ部23A〜
23Dから夫々供給される音声情報信号SAA〜SAD
の夫々が再度ディジタル化され、縮小変換処理,圧縮符
号化処理等が施されて多重化され、圧縮映像及び音声情
報データDSXが形成されて、それがサーバー部25に
供給される。
【0031】サーバー部25においては、エンコーダ部
24から供給される圧縮映像及び音声情報データDSX
が、例えば、ハードディスクとされる記録媒体に格納さ
れて登録される。そして、登録された圧縮映像及び音声
情報データDSXは、任意のタイミングをもって記録媒
体から読み出され、復号化処理が施されて、映像信号S
VT及び音声信号SATとしてRF変調部26に供給さ
れる。即ち、サーバー部25は、映像信号SVT及び音
声信号SATの提供をRF変調部26に対して行うので
ある。
【0032】上述のデコーダ部23A〜23Dは、動作
制御部27からの制御コマンドQA,QB,QC及びQ
Dが夫々供給されて、動作制御部27による動作制御を
受け、また、エンコーダ部24は、動作制御部27から
の制御コマンドQEが供給されて、動作制御部27によ
る動作制御を受け、さらに、サーバー部25も、動作制
御部27からの制御コマンドQSが供給されて、動作制
御部27による動作制御を受ける。
【0033】RF変調部26においては、映像信号SV
T及び音声信号SATを変調信号とする高周波信号変調
処理が行われて、映像信号SVT及び音声信号SATに
より変調された高周波搬送信号CZが形成され、それ
が、出力端子28を通じて、CATVシステムにおける
伝送ラインに送出される。伝送ラインには、CATVシ
ステムを構成する多数のテレビジョン受信機29が接続
されており、伝送ラインを通じて伝達される高周波搬送
信号CZが、各テレビジョン受信機29に備えられるチ
ューナ部によって受信される。それにより、各テレビジ
ョン受信機29において、高周波搬送信号CZにより伝
送される映像信号SVT及び音声信号SATに基づく再
生画像及び再生音声が得られる。
【0034】図2は、エンコーダ部24の一例を示す。
この例にあっては、デコーダ部23A〜23Dから供給
される映像情報信号SVA〜SVDが、夫々、アナログ
/ディジタル(A/D)変換部31A,31B,31C
及び31Dにおいてディジタル化され、映像情報データ
DVA,DVB,DVC及びDVDとしてフレームメモ
リ制御部32に供給される。映像情報データDVA〜D
VDの夫々は、所定のデータフォーマット、例えば、図
3に示される如くのデータフォーマットに準拠したデー
タとされる。図3に示されるデータフォーマットにあっ
ては、図3のAに示される水平制御信号SHに対して、
図3のBに示される如くに、水平制御信号SHの周期に
同期した1ライン期間分のデータが1,716バイトを
もって形成される。そして、1ライン期間分のデータ
は、水平制御信号SHの高レベル部に対応して、268
バイト構成のブランキング期間データを含むとともに、
水平制御信号SHの低レベル部に対応して、1,440
バイト構成の映像信号データを含むものとされる。
【0035】フレームメモリ制御部32は、映像情報デ
ータDVA〜DVDの夫々に所定の縮小変換処理を施し
て、縮小変換された映像情報データDvA,DvB,D
vC,及びDvDを形成する。そして、縮小変換された
映像情報データDvA〜DvDをフレームメモリ部33
における所定の記録領域に書き込むとともに、フレーム
メモリ部33に書き込まれた縮小変換された映像情報デ
ータDvA〜DvDを、複合映像情報データDRVとし
て読み出し、フレームメモリ部33から読み出された複
合映像情報データDRVを、映像データエンコーディン
グ処理部34に供給する。
【0036】映像データエンコーディング処理部34
は、複合映像情報データDRVに圧縮符号化処理を施し
て圧縮複合映像情報データDSRVを得て、それをデー
タ多重処理部35に供給する。映像データエンコーディ
ング処理部34における複合映像情報データDRVに対
する圧縮符号化処理は、所定の符号化フォーマット、例
えば、MPEG2によるものとされる。
【0037】一方、デコーダ部23A〜23Dから供給
される音声情報信号SAA〜SADが、夫々、A/D変
換部36A,36B,36C及び36Dにおいてディジ
タル化され、音声情報データDAA,DAB,DAC及
びDADとして音声データエンコーディング処理部37
に供給される。
【0038】音声データエンコーディング処理部37
は、音声情報データDAA〜DADに圧縮符号化処理を
施して圧縮音声情報データDSAを得て、それをデータ
多重処理部35に供給する。音声データエンコーディン
グ処理部37における音声情報データDAA〜DADに
対する圧縮符号化処理は、所定の符号化フォーマット、
例えば、MPEG1 Layer IIによるものとされる。
【0039】データ多重処理部35にあっては、映像デ
ータエンコーディング処理部34からの圧縮複合映像情
報データDSRVと音声データエンコーディング処理部
37からの圧縮音声情報データDSAとに多重化処理を
施して、圧縮映像及び音声情報データDSXを形成す
る。このようにして、データ多重処理部35から得られ
る圧縮映像及び音声情報データDSXは、出力インター
フェース(I/F)部38を通じて、サーバー部25へ
と伝送される。
【0040】図4は、フレームメモリ制御部32の一例
を示す。この例にあっては、A/D変換部31Aからの
映像情報データDVAが、映像信号データ抽出部41A
とブランキングデータ抽出部42Aとに供給され、A/
D変換部31Bからの映像情報データDVBが、映像信
号データ抽出部41Bとブランキングデータ抽出部42
Bとに供給され、A/D変換部31Cからの映像情報デ
ータDVCが、映像信号データ抽出部41Cとブランキ
ングデータ抽出部42Cとに供給され、さらに、A/D
変換部31Dからの映像情報データDVDが、映像信号
データ抽出部41Dとブランキングデータ抽出部42D
とに供給される。
【0041】映像情報データDVA〜DVDは、夫々、
図5に示される如くの、各々の各フレーム期間(2フィ
ールド期間)分による1画面画像としての映像A,映像
B,映像C及び映像Dをあらわすものとされる。
【0042】映像信号データ抽出部41Aにおいては、
映像情報データDVAにおける各ライン期間分中の映像
信号データDIAが抽出され、また、ブランキングデー
タ抽出部42Aにおいては、映像情報データDVAにお
ける各ライン期間分中のブランキング期間データDLA
が抽出される。映像信号データ抽出部41Aにより抽出
された映像信号データDIAは、画像縮小処理部43A
において画像縮小変換処理が施され、縮小変換された映
像信号データDiAとしてメモリ書込み制御部44に供
給される。また、ブランキングデータ抽出部42Aによ
り抽出されたブランキング期間データDLAは、直接に
メモリ書込み制御部44に供給される。
【0043】映像信号データ抽出部41Bにおいては、
映像情報データDVBにおける各ライン期間分中の映像
信号データDIBが抽出され、また、ブランキングデー
タ抽出部42Bにおいては、映像情報データDVBにお
ける各ライン期間分中のブランキング期間データDLB
が抽出される。映像信号データ抽出部41Bにより抽出
された映像信号データDIBは、画像縮小処理部43B
において画像縮小変換処理が施され、縮小変換された映
像信号データDiBとしてメモリ書込み制御部44に供
給される。また、ブランキングデータ抽出部42Bによ
り抽出されたブランキング期間データDLBは、直接に
メモリ書込み制御部44に供給される。
【0044】映像信号データ抽出部41Cにおいては、
映像情報データDVCにおける各ライン期間分中の映像
信号データDICが抽出され、また、ブランキングデー
タ抽出部42Cにおいては、映像情報データDVCにお
ける各ライン期間分中のブランキング期間データDLC
が抽出される。映像信号データ抽出部41Cにより抽出
された映像信号データDICは、画像縮小処理部43C
において画像縮小変換処理が施され、縮小変換された映
像信号データDiCとしてメモリ書込み制御部44に供
給される。また、ブランキングデータ抽出部42Cによ
り抽出されたブランキング期間データDLCは、直接に
メモリ書込み制御部44に供給される。
【0045】映像信号データ抽出部41Dにおいては、
映像情報データDVDにおける各ライン期間分中の映像
信号データDIDが抽出され、また、ブランキングデー
タ抽出部42Dにおいては、映像情報データDVDにお
ける各ライン期間分中のブランキング期間データDLD
が抽出される。映像信号データ抽出部41Dにより抽出
された映像信号データDIDは、画像縮小処理部43D
において画像縮小変換処理が施され、縮小変換された映
像信号データDiDとしてメモリ書込み制御部44に供
給される。また、ブランキングデータ抽出部42Dによ
り抽出されたブランキング期間データDLDは、直接に
メモリ書込み制御部44に供給される。
【0046】画像縮小処理部43Aにおける映像信号デ
ータDIAについての画像縮小変換処理は、例えば、映
像信号データDIAの各フィールド期間分について、ラ
イン期間分の数を半減し、かつ、半減されたライン期間
分の夫々における画素分の数を半減するデータ変換処理
を行うことにより、縮小変換された映像信号データDi
Aを得るものとされる。具体的には、映像信号データD
IAの各フィールド期間分における奇数ライン期間分
(バイト総数が1,440×2N+1から1,440×
(2N+1)まで,但しN=0,1,2,・・・)の夫
々について、4画素分に相当する8バイトづつの取出し
を行い、取り出された8バイトのデータ列の夫々を、所
定の縮小変換パターンに従って4バイトのデータ列に変
換し、4バイトのデータ列を順次保持していく。所定の
縮小変換パターンは、例えば、図6に示される如くに、
8バイトのデータ列を、各組が相関のある2バイトから
成るものとされる4組に区分するとともに4組の各々に
ついて平均をとることにより、4バイトのデータ列に変
換するものとされる。なお、図6において、CB及びC
Rは色差信号データをあらわし、Yは輝度信号データを
あらわす。一方、映像信号データDIAの各フィールド
期間分における偶数ライン期間分(バイト総数が1,4
40×(2N+1)+1から1,440×2(N+1)
まで)の夫々については、データを破棄する。それによ
り、映像信号データDIAに比して、各フィールド期間
分についてライン期間分の数が半減され、かつ、半減さ
れたライン期間分の夫々における画素分の数が半減され
たものとされる、縮小変換された映像信号データDiA
が得られる。
【0047】画像縮小処理部43Bにおける映像信号デ
ータDIBについての画像縮小変換処理,画像縮小処理
部43Cにおける映像信号データDICについての画像
縮小変換処理、及び、画像縮小処理部43Dにおける映
像信号データDIDについての画像縮小変換処理も、上
述の画像縮小処理部43Aにおける映像信号データDI
Aについての画像縮小変換処理と同様に行われ、それに
より、映像信号データDIBに比して、各フィールド期
間分についてライン期間分の数が半減され、かつ、半減
されたライン期間分の夫々における画素分の数が半減さ
れたものとされる、縮小変換された映像信号データDi
B,映像信号データDICに比して、各フィールド期間
分についてライン期間分の数が半減され、かつ、半減さ
れたライン期間分の夫々における画素分の数が半減され
たものとされる、縮小変換された映像信号データDi
C、及び、映像信号データDIDに比して、各フィール
ド期間分についてライン期間分の数が半減され、かつ、
半減されたライン期間分の夫々における画素分の数が半
減されたものとされる、縮小変換された映像信号データ
DiDが得られる。
【0048】メモリ書込み制御部44は、縮小変換され
た映像信号データDiA及びブランキング期間データD
LAを縮小変換された映像情報データDvAとし、縮小
変換された映像信号データDiB及びブランキング期間
データDLBを縮小変換された映像情報データDvBと
し、縮小変換された映像信号データDiC及びブランキ
ング期間データDLCを縮小変換された映像情報データ
DvCとし、さらに、縮小変換された映像信号データD
iD及びブランキング期間データDLDを縮小変換され
た映像情報データDvDとして、それらをフレームメモ
リ部33に書き込む。このとき、メモリ書込み制御部4
4には、メモリポインタ制御部45から、フレームメモ
リ部33の記憶領域における位置を示す書込み用のポイ
ンタPWが提供され、メモリ書込み制御部44による縮
小変換された映像情報データDvA,DvB,DvC及
びDvDのフレームメモリ部33への書込みは、メモリ
ポインタ制御部45からのポインタPWに従い、ポイン
タPWが示す記憶領域における位置になされる。
【0049】フレームメモリ部33は、例えば、記憶領
域を形成する2個のバンクとして第1バンク及び第2バ
ンクが設けられ、具体的には、図に7示される如くの構
造を有するものとされる。図7において、フレームメモ
リ部33の記憶領域における位置は、変数nとmとによ
る座標点(n,m)としてあらわされる。変数nは、n
0 からn3 まで1ずつ増加する変化を繰り返し、n0
0,n1 =275,n 2 =995,n3 =1715であ
り、また、変数mは、m0 からm6 まで1ずつ増加する
変化を繰り返し、m0 =0,m1 =19,m2 =14
1,m3 =262,m4 =281,m5 =403,m6
=524である。
【0050】そして、フレームメモリ部33における縮
小変換された映像情報データDvA〜DvDの書込み
は、縮小変換された映像情報データDvA〜DvDの夫
々の各フレーム期間分(2フィールド期間分)が第1バ
ンク及び第2バンクに交互に書き込まれる状態が繰り返
されることにより行われる。第1バンク及び第2バンク
の夫々への縮小変換された映像情報データDvA〜Dv
Dの夫々の各フレーム期間分の書込みは、各フレーム期
間分を形成する第1フィールド期間分(奇数フィールド
期間分)及び第2フィールド期間分(偶数フィールド期
間分)について、先ず第1フィールド期間分が書き込ま
れ、次に第2フィールド期間分が書き込まれるようにさ
れる。
【0051】その際、メモリ書込み制御部44は、各フ
レーム期間分のフレームメモリ部33への書込みにあた
り、先ず、縮小変換された映像情報データDvA〜Dv
Dの夫々の第1フィールド期間分が全て到来するまでデ
ータの溜込みを行い、その間フレームメモリ部33を書
込み不可の状態におく。そして、縮小変換された映像情
報データDvA〜DvDの夫々の第1フィールド期間分
が全て到来すると、フレームメモリ部33を書込み可能
の状態にして、縮小変換された映像情報データDvA〜
DvDの夫々の第1フィールド期間分のフレームメモリ
部33の第1バンクもしくは第2バンクへの書込みを行
う。続いて、メモリ書込み制御部44は、縮小変換され
た映像情報データDvA〜DvDの夫々の第2フィール
ド期間分が全て到来するまでデータの溜込みを行い、そ
の間フレームメモリ部33を書込み不可の状態におく。
そして、縮小変換された映像情報データDvA〜DvD
の夫々の第2フィールド期間分が全て到来すると、フレ
ームメモリ部33を書込み可能の状態にして、縮小変換
された映像情報データDvA〜DvDの夫々の第2フィ
ールド期間分のフレームメモリ部33の第1バンクもし
くは第2バンクへの書込みを行う。
【0052】さらに、メモリ書込み制御部44は、フレ
ームメモリ部33の第1バンクに、縮小変換された映像
情報データDvA〜DvDの夫々の1フレーム期間分が
全て書き込まれると、フレームメモリ部33の第1バン
クからのデータの読出しを可能とし、また、フレームメ
モリ部33の第2バンクに、縮小変換された映像情報デ
ータDvA〜DvDの夫々の1フレーム期間分が全て書
き込まれると、フレームメモリ部33の第2バンクから
のデータの読出しを可能とする。
【0053】このような、フレームメモリ部33の第1
バンク及び第2バンクの夫々への縮小変換された映像情
報データDvA〜DvDの夫々の各フレーム期間分の書
込みにあたって、メモリ書込み制御部44が実行する動
作プログラムの一例は、図8のフローチャートによって
あらわされる。
【0054】上述の縮小変換された映像情報データDv
A〜DvDの夫々の1フレーム期間分の第1バンクへの
書込みは、メモリポインタ制御部45からのポインタP
Wが、位置(n0 ,m0 )を示す状態で開始され、1バ
イトのデータの書込みがなされる毎にポインタPWが示
す位置が変化していくもとで進められる。斯かるポイン
タPWが示す位置の変化は、先ず、変数nがn3 まで1
づつ順次増加していき、変数nがn3 に達すると、変数
nがn0 に戻るとともに変数mが1だけ増加する。続い
て、再び変数nがn3 まで1づつ順次増加していくこと
となり、斯かる状態が、変数mがm6 に達したもとで変
数nがn3 となるまで繰り返される。そして、ポインタ
PWが示す位置が位置(m6 ,n3 )に達するとき、映
像情報データDvA〜DvDの夫々の1フレーム期間分
の第1バンクへの書込みが終了し、次には、ポインタP
Wが示す位置が、再び位置(n0 ,m0 )に戻り、映像
情報データDvA〜DvDの夫々の次の1フレーム期間
分の第2バンクへの書込みが開始され、その書込みが第
1バンクへの書込みと同様にして進められる。
【0055】縮小変換された映像情報データDvA〜D
vDの夫々の各フレーム期間分の第1バンク及び第2の
バンクへの交互書込みは、例えば、先ず、縮小変換され
た映像情報データDvAの垂直ブランキング期間分が書
き込まれ、次に縮小変換された映像情報データDvAの
第1フィールド期間分と縮小変換された映像情報データ
DvBの第1フィールド期間分における映像信号データ
DiBの部分とが、夫々の1ライン期間分ずつ順次書き
込まれ、さらに、縮小変換された映像情報データDvC
の第1フィールド期間分と縮小変換された映像情報デー
タDvDの第1フィールド期間分における映像信号デー
タDiDの部分とが、夫々の1ライン期間分ずつ順次書
き込まれ、続いて、再び、縮小変換された映像情報デー
タDvAの垂直ブランキング期間分が書き込まれ、次に
縮小変換された映像情報データDvAの第2フィールド
期間分と縮小変換された映像情報データDvBの第2フ
ィールド期間分における映像信号データDiBの部分と
が、夫々の1ライン期間分ずつ順次書き込まれ、さら
に、縮小変換された映像情報データDvCの第2フィー
ルド期間分と縮小変換された映像情報データDvDの第
2フィールド期間分における映像信号データDiDの部
分とが、夫々の1ライン期間分ずつ順次書き込まれるよ
うにして行われる。
【0056】このとき、メモリポインタ制御部45から
のポインタPWは、位置(n0 ,m 0 )と位置(n1
1 )とを結ぶ線を対角線とする矩形領域、及び、位置
(n 0 ,m3 +1)と位置(n1 ,m4 )とを結ぶ線を
対角線とする矩形領域を、縮小変換された映像情報デー
タDvAの垂直ブランキング期間分中のブランキング期
間データDLAの書込みに割り当て、位置(n1 +1,
0 )と位置(n3 ,m1 )とを結ぶ線を対角線とする
矩形領域、及び、位置(n1 +1,m3 +1)と位置
(n3 ,m4 )とを結ぶ線を対角線とする矩形領域を、
縮小変換された映像情報データDvAの垂直ブランキン
グ期間分中の映像信号データDIAの書込みに割り当
て、位置(n0 ,m1 +1)と位置(n1 ,m2 )とを
結ぶ線を対角線とする矩形領域を、縮小変換された映像
情報データDvAの第1フィールド期間分中のブランキ
ング期間データDLAの書込みに割り当て、位置(n1
+1,m1 +1)と位置(n2 ,m2 )とを結ぶ線を対
角線とする矩形領域を、縮小変換された映像情報データ
DvAの第1フィールド期間分中の映像信号データDi
Aの書込みに割り当て、位置(n2 +1,m1 +1)と
位置(n3 ,m2 )とを結ぶ線を対角線とする矩形領域
を、縮小変換された映像情報データDvBの第1フィー
ルド期間分中の映像信号データDiBの書込みに割り当
て、位置(n0 ,m2 +1)と位置(n1 ,m3 )とを
結i線を対角線とする矩形領域を、縮小変換された映像
情報データDvCの第1フィールド期間分中のブランキ
ング期間データDLCの書込みに割り当て、位置(n1
+1,m2 +1)と位置(n2 ,m 3 )とを結ぶ線を対
角線とする矩形領域を、縮小変換された映像情報データ
DvCの第1フィールド期間分中の映像信号データDi
Cの書込みに割り当て、位置(n2 +1,m2 +1)と
位置(n3 ,m3 )とを結ぶ線を対角線とする矩形領域
を、縮小変換された映像情報データDvDの第1フィー
ルド期間分中の映像信号データDiDの書込みに割り当
て、位置(n0 ,m4 +1)と位置(n1 ,m 5 )とを
結ぶ線を対角線とする矩形領域を、縮小変換された映像
情報データDvAの第2フィールド期間分中のブランキ
ング期間データDLAの書込みに割り当て、位置(n2
+1,m4 +1)と位置(n2 ,m5 )とを結ぶ線を対
角線とする矩形領域を、縮小変換された映像情報データ
DvAの第2フィールド期間分中の映像信号データDi
Aの書込みに割り当て、位置(n2 +1,m4 +1)と
位置(n3 ,m5 )とを結ぶ線を対角線とする矩形領域
を、縮小変換された映像情報データDvBの第2フィー
ルド期間分中の映像信号データDiBの書込みに割り当
て、位置(n0 ,m5 +1)と位置(n1 ,m6 )とを
結ぶ線を対角線とする矩形領域を、縮小変換された映像
情報データDvCの第2フィールド期間分中のブランキ
ング期間データDLCの書込みに割り当て、位置(n1
+1,m5 +1)と位置(n2 ,m6 )とを結ぶ線を対
角線とする矩形領域を、縮小変換された映像情報データ
DvCの第2フィールド期間分中の映像信号データDi
Cの書込みに割り当て、位置(n2 +1,m5 +1)と
位置(n3 ,m6 )とを結ぶ線を対角線とする矩形領域
を、縮小変換された映像情報データDvDの第2フィー
ルド期間分中の映像信号データDiDの書込みに割り当
てる。
【0057】斯かる際にメモリポインタ制御部45が、
メモリ書込み制御部44に対するフレームメモリ部33
の記憶領域における位置の割当てにあたって実行する動
作プログラムの一例は、図9のフローチャートによって
あらわされる。
【0058】その結果、フレームメモリ部33の第1バ
ンクには、図7に示される如くに、縮小変換された映像
情報データDvAの垂直ブランキング期間分と、縮小変
換された映像情報データDvAの第1フィールド期間分
及び第2フィールド期間分中の夫々のブランキング期間
データDLAと、縮小変換された映像情報データDvC
の第1フィールド期間分及び第2フィールド期間分中の
夫々のブランキング期間データDLCとが書き込まれ、
それに加えて、縮小変換された映像情報データDvA〜
DvDの夫々の第1フィールド期間分中の映像信号デー
タDiA,DiB,DiC及びDiDが、4個の相互隣
接する記憶領域に書き込まれ、さらに、縮小変換された
映像情報データDvA〜DvDの夫々の第2フィールド
期間分中の映像信号データDiA〜DiDが、4個の相
互隣接する記憶領域に書き込まれる。これらの縮小変換
された映像情報データDvA〜DvDの夫々の第1及び
第2フィールド期間分中の映像信号データDiA〜Di
Dは、図5に示される如くに1画面画像を形成する縮小
された映像A’,映像B’,映像C’及び映像D’をあ
らわす。
【0059】また、フレームメモリ部33の第2バンク
にも、第1バンクと同様に、縮小変換された映像情報デ
ータDvAの垂直ブランキング期間分と、縮小変換され
た映像情報データDvAの第1フィールド期間分及び第
2フィールド期間分中の夫々のブランキング期間データ
DLAと、縮小変換された映像情報データDvCの第1
フィールド期間分及び第2フィールド期間分中の夫々の
ブランキング期間データDLCとが書き込まれ、それに
加えて、縮小変換された映像情報データDvA〜DvD
の夫々の第1フィールド期間分中の映像信号データDi
A〜DiDが、4個の相互隣接する記憶領域に書き込ま
れ、さらに、縮小変換された映像情報データDvA〜D
vDの夫々の第2フィールド期間分中の映像信号データ
DiA〜DiDが、4個の相互隣接する記憶領域に書き
込まれる。
【0060】このようにして、フレームメモリ部33の
第1バンク及び第2バンクの夫々に書き込まれる縮小変
換された映像情報データDvA〜DvDの夫々の各フレ
ーム期間分は、メモリ読出し制御部46によってフレー
ムメモリ部33の第1バンク及び第2バンクの夫々から
読み出される。その際、フレームメモリ部33の第1バ
ンクからの縮小変換された映像情報データDvA〜Dv
Dの夫々の1フレーム期間分の読出しは、フレームメモ
リ部33の第2バンクからへの縮小変換された映像情報
データDvA〜DvDの夫々の1フレーム期間分の書込
みが行われている期間に行われ、また、フレームメモリ
部33の第2バンクからの縮小変換された映像情報デー
タDvA〜DvDの夫々の1フレーム期間分の読出し
は、フレームメモリ部33の第1バンクへの縮小変換さ
れた映像情報データDvA〜DvDの夫々の各フレーム
期間分の書込みが行われている期間に行われる。そし
て、フレームメモリ部33から読み出された縮小変換さ
れた映像情報データDvA〜DvDは、複合映像情報デ
ータDRVとしてメモリ読出し制御部46に供給され、
さらに、メモリ読出し制御部46から映像データエンコ
ーディング処理部34へと送出される。
【0061】このとき、メモリ読出し制御部46には、
メモリポインタ制御部45から、フレームメモリ部33
の記憶領域における位置を示す読出し用のポインタPR
が提供され、メモリ読出し制御部46による縮小変換さ
れた映像情報データDvA〜DvDのフレームメモリ部
33からの読出しは、フレームメモリ部33の第1バン
クもしくは第2バンクからのデータの読出しが可能とさ
れたもとで、メモリポインタ制御部45からのポインタ
PRに従い、ポインタPRが示すフレームメモリ部33
の第1バンクもしくは第2バンクにおける位置からなさ
れる。メモリポインタ制御部45からのポインタPRが
示す位置の変化は、前述のメモリポインタ制御部45か
らの書込み用のポインタPWが示す位置の変化と同様と
される。
【0062】斯かる際にメモリポインタ制御部45が、
メモリ読出し制御部46に対するフレームメモリ部33
の記憶領域における位置の割当てにあたって実行する動
作プログラムの一例は、図10のフローチャートによっ
てあらわされる。
【0063】図1に示される例における動作制御部27
は、制御コマンドQA〜QDによって、デコーダ部23
A〜23Dを、夫々、第1チャンネルの映像及び音声情
報データに基づく映像情報信号SVA及び音声情報信号
SAAが得られる状態,第2チャンネルの映像及び音声
情報データに基づく映像情報信号SVB及び音声情報信
号SABが得られる状態,第3チャンネルの映像及び音
声情報データに基づく映像情報信号SVC及び音声情報
信号SACが得られる状態、及び、第4チャンネルの映
像及び音声情報データに基づく映像情報信号SVD及び
音声情報信号SADが得られる状態にする、デコーダ部
23A〜23Dの夫々についてのチャンネル設定を行
う。また、エンコーダ部24における圧縮符号化処理の
開始にあたっては、エンコーダ部24に制御コマンドQ
Eによる符号化処理開始の指示を与えるとともに、サー
バー部25に制御コマンドQSによるデータ登録開始の
指示を与える。
【0064】そして、動作制御部27は、エンコーダ部
24により得られる圧縮映像及び音声情報データDSX
に関する各種の情報をあらわすデータDDをエンコーダ
部24から受けて、そのデータDDがあらわす圧縮映像
及び音声情報データDSXに関する各種の情報を整理し
て管理する管理情報を生成し、サーバー部25による映
像信号SVT及び音声信号SATの提供状態を、制御コ
マンドQSを用い、管理情報に基づいて制御する。管理
情報には、圧縮映像及び音声情報データDSXがあらわ
す番組を特定する番組IDが含まれており、動作制御部
27は、管理情報中の番組IDに基づいて番組を指定
し、サーバー部25から指定された番組をあらわす映像
信号SVT及び音声信号SATが提供されるようにすべ
く、サーバー部25に対して情報提供開始の指示及び情
報提供終了の指示を行う。
【0065】このような動作制御部27が、圧縮映像及
び音声情報データDSXがサーバー部25に登録される
ようになすにあたって実行する動作プログラムの一例
は、図11のフローチャートによってあらわされ、ま
た、動作制御部27が、サーバー部25により映像信号
SVT及び音声信号SATが提供されるようになすにあ
たって実行する動作プログラムの一例は、図12のフロ
ーチャートによってあらわされる。
【0066】図13は、図1に示される例におけるサー
バー部25の一例を示す。この例にあっては、外部I/
F50,動作制御部(CPU)51,ハードディスク制
御部52,ハードディスク部53及び復号化部54を備
えて構成されている。外部I/F50,ハードディスク
制御部52及び復号化部54は、データバスライン55
を介して連結されており、また、外部I/F50,動作
制御部51,ハードディスク制御部52及び復号化部5
4は、コマンドバスライン56を介して連結されてい
る。コマンドバスライン56は、動作制御部27にも連
結されている。ハードディスク部53は、例えば、記録
媒体としての複数のハードディスクを内蔵するメモリ部
として、ハードディスク制御部52に連結されており、
各ハードディスクにデータを記録する動作及び各ハード
ディスクからデータを再生する動作を、ハードディスク
制御部52による制御のもとに行う。
【0067】このようなもとで、エンコーダ部24から
の圧縮映像及び音声情報データDSXが、外部I/F5
0を通じ、さらに、データバスライン55を通じてハー
ドディスク制御部52に供給される。また、それととも
に、動作制御部27からの制御コマンドQSが、データ
登録を指示するものとして、外部I/F50を通じ、さ
らに、コマンドバスライン56を通じて動作制御部51
に供給される。動作制御部51は、データ登録を指示す
る制御コマンドQSに応じ、コマンドバスライン56を
通じて制御コマンドをハードディスク制御部52へと送
出し、ハードディスク制御部52に記録制御状態をとら
せる。
【0068】記録制御状態をとったハードディスク制御
部52は、ハードディスク部53に、エンコーダ部24
からの圧縮映像及び音声情報データDSXを供給して、
圧縮映像及び音声情報データDSXのハードディスク部
53に内蔵されたハードディスクへの記録を行わせる。
それにより、サーバー部25における圧縮映像及び音声
情報データDSXの登録がなされる。
【0069】そして、サーバー部25による映像信号S
VT及び音声信号SATの提供が必要とされるときに
は、動作制御部27からの制御コマンドQSが、データ
提供を指示するものとして、外部I/F50を通じ、さ
らに、コマンドバスライン56を通じて動作制御部51
に供給される。動作制御部51は、データ提供を指示す
る制御コマンドQSに応じ、コマンドバスライン56を
通じて制御コマンドをハードディスク制御部52へと送
出し、ハードディスク制御部52に再生制御状態をとら
せる。
【0070】再生制御状態をとったハードディスク制御
部52は、ハードディスク部53に、内蔵されたハード
ディスクに記録されて登録された圧縮映像及び音声情報
データDSXのうちの選択されたもののハードディスク
からの再生を行わせる。それにより、ハードディスクか
ら再生された圧縮映像及び音声情報データDSXが、ハ
ードディスク部53から得られ、ハードディスク制御部
52及びデータバスライン55を通じて、復号化部54
に供給される。
【0071】また、このとき、動作制御部51は、デー
タ提供を指示する制御コマンドQSに応じて、復号化部
54に対し、復号化処理に関する設定,復号化処理の開
始及び終了の指示等を行う制御コマンドを、コマンドバ
スライン56を通じて送出する。復号化部54は、動作
制御部51からの制御コマンドに応じて、ハードディス
ク部53からハードディスク制御部52及びデータバス
ライン55を通じて供給される圧縮映像及び音声情報デ
ータDSXに復号化処理を施して、複合映像情報データ
DRV及び音声情報データDAA〜DADを得、それら
をメモリ部に格納するとともに、メモリ部からの複合映
像情報データDRVを形成する縮小変換された映像情報
データDvA〜DvDのうちの選択されたものについて
のデータ変換読出しを行って、映像情報データDVTを
得、また、メモリ部からの音声情報データDAA〜DA
Dのうちから選択されたものの読出しを行って、音声情
報データDATを得る。そして、復号化部54は、さら
に、映像情報データDVT及び音声情報データDATに
基づいて、映像信号SVT及び音声信号SATを形成
し、それらをRF変調部26へと送出して提供する。
【0072】図14は、復号化部54における、圧縮映
像及び音声情報データDSXから分離される圧縮複合映
像情報データDSRVについての処理を行う映像情報デ
ータ復号化部の一例を示す。
【0073】図14に示される映像情報データ復号化部
の例にあっては、圧縮映像及び音声情報データDSXか
ら分離された圧縮複合映像情報データDSRVが復号化
処理部60に供給され、復号化処理部60から、圧縮複
合映像情報データDSRVに復号化処理が施されて得ら
れる複合映像情報データDRVが導出される。複合映像
情報データDRVは、縮小変換された映像情報データD
vA〜DvDによって形成されている。
【0074】復号化処理部60からの複合映像情報デー
タDRVは、メモリ制御部61に供給される。メモリ制
御部61は、複合映像情報データDRVについてのメモ
リ部62への書込みを行うとともに、メモリ部62から
の複合映像情報データDRVを形成する縮小変換された
映像情報データDvA〜DvDのうちの選択されたもの
についてのデータ変換読出しを行って、メモリ部62か
ら映像情報データDVTを導出する。映像情報データD
VTは、実質的に映像情報データDVA〜DVDのうち
の選択されたものとされる。
【0075】そして、メモリ部62から得られる映像情
報データDVTは、メモリ制御部61を通じて映像信号
形成部63に供給され、映像信号形成部63から、映像
情報データDVTに基づいて再構築された映像信号であ
る映像信号SVTが得られる。このようにして得られる
映像信号SVTは、図5に示される如くの、映像信号D
VA〜DVDが夫々あらわす画面画像を形成する映像A
〜Dのうちの選択されたものに対応する映像をあらわ
す。
【0076】メモリ部62は、エンコーダ部24におけ
るフレームメモリ33と同様に、例えば、記憶領域を形
成する2個のバンクとして第1バンク及び第2バンクが
設けられたものとされる。そして、第1バンクが、図1
5に示される如くのデータ格納容量を有した、2個の垂
直ブランキング期間データ領域,第1フィールド映像信
号データ領域及び第2フィールド映像信号データ領域を
含んで成り、第2バンクも第1バンクと同様に構成され
る。
【0077】また、斯かるメモリ部62の記憶領域にお
ける位置は、図16に示される如く、エンコーダ部24
におけるフレームメモリ33の場合と同様に、変数nと
mとによる座標点(n,m)としてあらわされる。変数
nは、n0 からn3 まで1ずつ増加する変化を繰り返
し、n0 =0,n1 =275,n2 =995,n3 =1
715であり、また、変数mは、m0 からm6 まで1ず
つ増加する変化を繰り返し、m0 =0,m1 =19,m
2 =141,m3 =262,m4 =281,m5=40
3,m6 =524である。
【0078】そして、メモリ部62における複合映像情
報データDRVの書込みは、複合映像情報データDRV
の各フレーム期間分(2フィールド期間分)が第1バン
ク及び第2バンクに交互に書き込まれる状態が繰り返さ
れることにより行われる。第1バンク及び第2バンクの
夫々への複合映像情報データDRVの各フレーム期間分
の書込みは、各フレーム期間分を形成する第1フィール
ド期間分(奇数フィールド期間分)及び第2フィールド
期間分(偶数フィールド期間分)について、先ず第1フ
ィールド期間分が書き込まれ、次に第2フィールド期間
分が書き込まれるようにされる。
【0079】そして、メモリ部62の第1バンクに、複
合映像情報データDRVの1フレーム期間分が全て書き
込まれると、メモリ部62の第1バンクからのデータの
読出しが可能とされ、また、メモリ部62の第2バンク
に、複合映像情報データDRVの1フレーム期間分が全
て書き込まれると、メモリ部62の第2バンクからのデ
ータの読出しが可能とされる。そして、メモリ部62の
第1バンクからのデータの読出しが、メモリ部62の第
2バンクへのデータの書込みがなされる期間に行われ、
また、メモリ部62の第2バンクからのデータの読出し
が、メモリ部62の第1バンクへのデータの書込みがな
される期間に行われる。
【0080】複合映像情報データDRVの1フレーム期
間分の第1バンクへの書込みは、メモリ制御部61によ
って、メモリ部62の記憶領域における位置を示すポイ
ンタが設定されて行われ、ポインタが位置(n0
0 )を示す状態で開始されて、1バイトのデータの書
込みがなされる毎にポインタが示す位置が変化していく
もとで進められる。斯かるポインタが示す位置の変化
は、先ず、変数nがn3 まで1づつ順次増加していき、
変数nがn3 に達すると、変数nがn0 に戻るとともに
変数mが1だけ増加する。続いて、再び変数nがn3
で1づつ順次増加していくこととなり、斯かる状態が、
変数mがm6 に達したもとで変数nがn3 となるまで繰
り返される。そして、ポインタが示す位置が位置
(m6 ,n3 )に達するとき、複合映像情報データDR
Vの1フレーム期間分の第1バンクへの書込みが終了
し、次には、ポインタが示す位置が、再び位置(n0
0 )に戻り、複合映像情報データDRVの次の1フレ
ーム期間分の第2バンクへの書込みが開始され、その書
込みが第1バンクへの書込みと同様にして進められる。
【0081】斯かる複合映像情報データDRVの各フレ
ーム期間分の第1バンク及び第2のバンクへの交互書込
みは、例えば、先ず、複合映像情報データDRVの垂直
ブランキング期間分が書き込まれ、次に複合映像情報デ
ータDRVの第1フィールド期間分を形成する縮小変換
された映像情報データDvA〜DvDが書き込まれ、続
いて、再度複合映像情報データDRVの垂直ブランキン
グ期間分が書き込まれ、次に複合映像情報データDRV
の第2フィールド期間分を形成する縮小変換された映像
情報データDvA〜DvDが書き込まれるようにされて
行われる。
【0082】そして、複合映像情報データDRVの第1
フィールド期間分を形成する縮小変換された映像情報デ
ータDvA〜DvDが書き込まれる際には、縮小変換さ
れた映像情報データDvAの第1フィールド期間分と縮
小変換された映像情報データDvBの第1フィールド期
間分における映像信号データDiBの部分とが、夫々の
1ライン期間分ずつ順次書き込まれ、続いて、縮小変換
された映像情報データDvCの第1フィールド期間分と
縮小変換された映像情報データDvDの第1フィールド
期間分における映像信号データDiDの部分とが、夫々
の1ライン期間分ずつ順次書き込まれる。また、複合映
像情報データDRVの第2フィールド期間分を形成する
縮小変換された映像情報データDvA〜DvDが書き込
まれる際には、縮小変換された映像情報データDvAの
第2フィールド期間分と縮小変換された映像情報データ
DvBの第2フィールド期間分における映像信号データ
DiBの部分とが、夫々の1ライン期間分ずつ順次書き
込まれ、さらに、縮小変換された映像情報データDvC
の第2フィールド期間分と縮小変換された映像情報デー
タDvDの第2フィールド期間分における映像信号デー
タDiDの部分とが、夫々の1ライン期間分ずつ順次書
き込まれる。
【0083】その結果、メモリ部62の第1バンクに
は、図16に示される如くに、複合映像情報データDR
Vにおける垂直ブランキング期間データ,縮小変換され
た映像情報データDvAの第1フィールド期間分におけ
るブランキング期間データDLAと映像信号データDi
A,縮小変換された映像情報データDvBの第1フィー
ルド期間分における映像信号データDiB,縮小変換さ
れた映像情報データDvCの第1フィールド期間分にお
けるブランキング期間データDLCと映像信号データD
iC、及び、縮小変換された映像情報データDvDの第
1フィールド期間分における映像信号データDiDが書
き込まれ、さらに、複合映像情報データDRVにおける
垂直ブランキング期間データ,縮小変換された映像情報
データDvAの第2フィールド期間分におけるブランキ
ング期間データDLAと映像信号データDiA,縮小変
換された映像情報データDvBの第2フィールド期間分
における映像信号データDiB,縮小変換された映像情
報データDvCの第2フィールド期間分におけるブラン
キング期間データDLCと映像信号データDiC、及
び、縮小変換された映像情報データDvDの第2フィー
ルド期間分における映像信号データDiDが書き込まれ
ることになる。
【0084】また、メモリ部62の第2バンクにも、複
合映像情報データDRVの第1フィールド期間分及び第
2フィールド期間分の書込みが、第1バンクの場合と同
様に行われる。
【0085】このような、メモリ部62の第1バンク及
び第2バンクの夫々への複合映像情報データDRVの各
フレーム期間分の書込みにあたって、メモリ制御部61
が実行する動作プログラムの一例は、図17のフローチ
ャートによってあらわされる。
【0086】上述の如くにして、メモリ部62の第1バ
ンク及び第2バンクの夫々に書き込まれる複合映像情報
データDRVの各フレーム期間分に対し、それについて
のメモリ部62からの読出しが、メモリ制御部61によ
り、複合映像情報データDRVを形成する縮小変換され
た映像情報データDvA〜DvDにおける映像信号デー
タDiA〜DiDのいずれかが選択され、縮小変換され
た映像信号データDiA〜DiDのうちの選択されたも
のと垂直ブランキング期間データ及びブランキング期間
データDLA及びDLCとが読み出されるように読出し
領域が設定されたもとで、所定の手順に従って行われ
る。
【0087】その際、縮小された映像信号データDiA
〜DiDのうちの選択されたものについての読出しにあ
たっては、2画素を構成する4バイトデータ列が4画素
を構成する8バイトデータ列に変換されるとともに、各
ライン期間分が2回ずつ繰り返して読み出されて成る、
データ変換読出しが行われる。それにより、縮小された
映像信号データDiA〜DiDのうちの選択されたもの
が、各ライン期間分の画素をあらわすデータ数が2倍と
されるとともに、ライン期間分の数が2倍にされて得ら
れ、それと読み出された垂直ブランキング期間データ及
びブランキング期間データDLA及びDLCとにより、
1フレーム期間分の映像情報データDVTが得られる。
【0088】このようなメモリ部62の第1バンク及び
第2バンクの夫々からの複合映像情報データDRVの各
フレーム期間分に対しての読出しにあたって、メモリ制
御部61が実行する動作プログラムの一例は、図18の
フローチャートによってあらわされる。
【0089】斯かるもとで、メモリ部62の第1バンク
もしくは第2バンクに記録された複合映像情報データD
RVの各フレーム期間分に対して、例えば、複合映像情
報データDRVを形成する縮小変換された映像情報デー
タDvA〜DvDにおける映像信号データDiA〜Di
Dのうちの映像信号データDiAが選択されたもとでの
データ変換読出しが行われるにあたり、メモリ制御部6
1が実行する動作プログラムの一例の詳細は、図19に
示されるフローチャートによってあらわされる。
【0090】図19のフローチャートによりあらわされ
る詳細動作プログラムにあっては、スタート後、ステッ
プ71において、メモリ部62の第1バンクもしくは第
2バンクの記憶領域における位置(以下、単に位置とい
う)P(no,o ) から位置P(n3,1)までにおける垂直
ブランキング期間データを1バイトづつ読み出す。次
に、ステップ72において、変数y及び変数yblk の夫
々をm1 +1に設定し、さらに、ステップ73におい
て、読出回数フラッグFyを1に設定して、ステップ7
4に進む。
【0091】ステップ74においては、位置P(no,
blk ) から位置P(n1,blk ) までにおけるブランキン
グ期間データDLAを1バイトづつ読み出す。続いて、
ステップ75において、変数xをn1 +1に設定すると
ともに、変数yblk を1だけ増加させて、ステップ76
に進む。ステップ76においては、位置P(x,y) から
位置P(x+3,y)までにおける映像信号データDiA
の第1フィールド期間分についてのデータ変換読出しを
行う。斯かる読出しの際には、図20に示される如く
に、位置P(x,y) から位置P(x+3,y)までの領域
における2画素を構成する4バイト(CB,Y,CR,
Y)が4画素を構成する8バイトのデータ列(CB,
Y,CR,Y,CB,Y,CR,Y)を形成すべく読み
出されて、データ変換が行われる。
【0092】次に、ステップ77において、変数xがn
2 −3に達したか否か、即ち、映像信号データDiAの
第1フィールド期間分における1ライン期間分の最後の
4バイトが読み出された状態か否かを判断し、変数xが
2 −3に達していない場合には、ステップ78におい
て、変数xをx+4に設定して、ステップ76に戻る。
それにより、映像信号データDiAの第1フィールド期
間分における1ライン期間分についての、4バイトづつ
のデータ変換読出しが行われる。
【0093】そして、ステップ77での判断の結果、変
数xがn2 −3に達した場合には、ステップ79におい
て、読出回数フラッグFyが0であるか否かを判断す
る。その結果、読出回数フラッグFyが0でない場合に
は、ステップ80において、読出回数フラッグFyを0
に設定した後、ステップ74に戻る。それにより、映像
信号データDiAの第1フィールド期間分における1ラ
イン期間分について2回のデータ変換読出しが行われる
ことになる。
【0094】ステップ79での判断の結果、読出回数フ
ラッグFyが0である場合には、ステップ81におい
て、変数yがm2 −1に達したか否か、即ち、映像信号
データDiAの第1フィールド期間分における最後より
1つ手前のライン期間分についての2回のデータ変換読
出しが行われたか否かを判断する。その結果、変数yが
2 −1に達した場合には、ステップ82において、変
数yを1だけ増加させて、ステップ74に戻る。それに
より、映像信号データDiAの第1フィールド期間分に
おける最後のライン期間分についてのデータ変換読出し
が1回行われることになる。
【0095】一方、ステップ81での判断の結果、変数
yがm2 −1に達していない場合には、ステップ83に
おいて、変数yがm2 に達したか否か、即ち、映像信号
データDiAの第1フィールド期間分における最後のラ
イン期間分についての1回のデータ変換読出しが行われ
た状態か否かを判断する。その結果、変数yがm2 に達
していない場合には、ステップ84において、変数yを
1だけ増加させて、ステップ73に戻り、変数yがm2
に達した場合には、ステップ85に進む。
【0096】ステップ85においては、位置P(no,3
+1)から位置P(n3,4)までにおける垂直ブランキン
グ期間データを1バイトづつ読み出す。次に、ステップ
86において、変数y及び変数yblk の夫々をm4 +1
に設定し、さらに、ステップ87において、読出回数フ
ラッグFyを1に設定して、ステップ88に進む。
【0097】ステップ88においては、位置P(no,
blk ) から位置P(n1,blk ) までにおけるブランキン
グ期間データDLAを1バイトづつ読み出す。続いて、
ステップ89において、変数xをn1 +1に設定すると
ともに、変数yblk を1だけ増加させて、ステップ90
に進む。ステップ90においては、位置P(x,y) から
位置P(x+3,y)までにおける映像信号データDiA
の第2フィールド期間分についてのデータ変換読出しを
行う。斯かる読出しの際にも、図20に示される如く
に、位置P(x,y) から位置P(x+3,y)までの領域
における2画素を構成する4バイト(CB,Y,CR,
Y)が4画素を構成する8バイトのデータ列(CB,
Y,CR,Y,CB,Y,CR,Y)を形成すべく読み
出されて、データ変換が行われる。
【0098】次に、ステップ91において、変数xがn
2 −3に達したか否か、即ち、映像信号データDiAの
第2フィールド期間分における1ライン期間分の最後の
4バイトが読み出された状態か否かを判断し、変数xが
2 −3に達していない場合には、ステップ92におい
て、変数xをx+4に設定して、ステップ90に戻る。
それにより、映像信号データDiAの第2フィールド期
間分における1ライン期間分についての、4バイトづつ
のデータ変換読出しが行われる。
【0099】そして、ステップ91での判断の結果、変
数xがn2 −3に達した場合には、ステップ93におい
て、読出回数フラッグFyが0であるか否かを判断す
る。その結果、読出回数フラッグFyが0でない場合に
は、ステップ94において、読出回数フラッグFyを0
に設定した後、ステップ88に戻る。それにより、映像
信号データDiAの第2フィールド期間分における1ラ
イン期間分について2回のデータ変換読出しが行われる
ことになる。
【0100】ステップ93での判断の結果、読出回数フ
ラッグFyが0である場合には、ステップ95におい
て、変数yがm2 −1に達したか否か、即ち、映像信号
データDiAの第2フィールド期間分における最後より
1つ手前のライン期間分についての2回のデータ変換読
出しが行われたか否かを判断する。その結果、変数yが
2 −1に達した場合には、ステップ96において、変
数yを1だけ増加させて、ステップ88に戻る。それに
より、映像信号データDiAの第2フィールド期間分に
おける最後のライン期間分についてのデータ変換読出し
が1回行われることになる。
【0101】一方、ステップ95での判断の結果、変数
yがm2 −1に達していない場合には、ステップ97に
おいて、変数yがm2 に達したか否か、即ち、映像信号
データDiAの第2フィールド期間分における最後のラ
イン期間分についての1回のデータ変換読出しが行われ
た状態か否かを判断する。その結果、変数yがm2 に達
していない場合には、ステップ98において、変数yを
1だけ増加させて、ステップ87に戻り、変数yがm2
に達した場合には、当該プログラムを終了し、別のプロ
グラムに移行する。
【0102】
【発明の効果】以上の説明から明らかな如く、本願の特
許請求の範囲における請求項1から請求項9までのいず
れかに記載された発明に係る映像及び音声情報提供装置
にあっては、複数のデコーダ部から夫々得られる複数の
映像及び音声情報信号の処理に、それらの複数の映像及
び音声情報信号に基づく複数の映像情報データ及び複数
の音声情報データを得て、複数の映像情報データの夫々
に縮小変換処理を施し、縮小変換された複数の映像情報
データに基づく複合映像情報データを得て、複合映像情
報データについての圧縮符号化処理により圧縮複合映像
情報データを得るとともに、複数の音声情報データにつ
いての圧縮符号化処理により圧縮音声情報データを得
て、圧縮複合映像情報データと圧縮音声情報データとに
多重化処理を施して圧縮映像及び音声情報データを得
る、1個のエンコーダ部が用いられる。
【0103】また、それとともに、エンコーダ部から得
られる圧縮映像及び音声情報データを記録媒体に記録
し、必要に応じて記録媒体から圧縮映像及び音声情報デ
ータを読み出し、読み出された圧縮映像及び音声情報デ
ータについての復号化処理により得られる複合映像情報
データ及び音声情報データから選択された映像情報デー
タ及び音声情報データを得て、選択された映像情報デー
タ及び音声情報データを映像及び音声信号に変換して提
供するサーバー部が用いられる。
【0104】そして、本願の特許請求の範囲における請
求項1から請求項9までのいずれかに記載された発明に
係る映像及び音声情報提供装置によれば、上述の如くの
エンコーダ部とサーバー部とが用いられた構成がとられ
て、例えば、通信衛星ディジタル放送により提供される
ディジタル映像及び音声情報データに基づいて得られる
映像及び音声信号を、CATVシステムにおけるチャン
ネルを通じて送出すべく提供できることになり、従っ
て、複数のデコーダ部から夫々得られる複数の映像及び
音声情報信号の処理を行うにあたって、複数のデコーダ
部の夫々に個別に対応する複数のエンコーダ部が必要と
されることなく、エンコーダ部が1個で済み、それゆ
え、製造コストの低減を図ることができ、価格の高騰が
抑えられることになる。
【0105】また、それに加えて、エンコーダ部から得
られる圧縮映像及び音声情報データは、実質的に複数チ
ャンネルの映像情報データ及び音声情報データが多重化
さたものとなるので、それを記録媒体に記録するサーバ
ー部が具える記録容量を効率良く利用できることにな
る。
【0106】さらに、本願の特許請求の範囲における請
求項9に記載された発明に係る映像及び音声情報提供装
置によれば、サーバー部による映像及び音声信号の提供
状態の管理を、制御部によって的確に行うことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本願の特許請求の範囲における請求項1から
請求項9までのいずれかに記載された発明に係る映像及
び音声情報提供装置の一例を示すブロック接続図であ
る。
【図2】 図1に示される例におけるエンコーダ部の一
例を示すブロック接続図である。
【図3】 図2に示されるエンコーダ部の例において得
られる映像情報データの説明に供されるデータフォーマ
ットを示すタイムチャートである。
【図4】 図2に示されるエンコーダ部の例におけるフ
レームメモリ制御部及びフレームメモリ部の一例を示す
ブロック接続図である。
【図5】 図4に示されるフレームメモリ制御部及びフ
レームメモリ部の例の動作説明に供される概念図であ
る。
【図6】 図4に示されるフレームメモリ制御部及びフ
レームメモリ部の例の動作説明に供される概念図であ
る。
【図7】 図4に示されるフレームメモリ制御部及びフ
レームメモリ部の例の動作説明に供される概念図であ
る。
【図8】 図4に示されるフレームメモリ制御部の例に
おけるメモリ書込み制御部が、フレームメモリ部の例へ
の縮小変換された映像情報データの書込みにあたって実
行する動作プログラムの一例を示すフローチャートであ
る。
【図9】 図4に示されるフレームメモリ制御部の例に
おけるメモリポインタ制御部が、メモリ書込み制御部に
対するフレームメモリ部の記憶領域における位置の割当
てにあたって実行する動作プログラムの一例を示すフロ
ーチャートである。
【図10】 図4に示されるフレームメモリ制御部の例
におけるメモリポインタ制御部が、メモリ読出し制御部
に対するフレームメモリ部の記憶領域における位置の割
当てにあたって実行する動作プログラムの一例を示すフ
ローチャートである。
【図11】 図1に示される例における動作制御部が、
圧縮映像及び音声情報データがサーバー部に登録される
ようになすにあたって実行する動作プログラムの一例を
示すフローチャートである。
【図12】 図1に示される例における動作制御部が、
サーバー部により映像信号及び音声信号が提供されるよ
うになすにあたって実行する動作プログラムの一例を示
すフローチャートである。
【図13】 図1に示されるサーバー部の例を示すブロ
ック接続図である。
【図14】 図13に示されるサーバー部の例における
復号化部に含まれる映像情報データ復号化部の一例を示
すブロック接続図である。
【図15】 図14に示される映像情報データ復号化部
の例におけるメモリ制御部及びメモリ部の動作説明に供
される概念図である。
【図16】 図14に示される映像情報データ復号化部
の例におけるメモリ制御部及びメモリ部の動作説明に供
される概念図である。
【図17】 図14に示される映像情報データ復号化部
の例におけるメモリ制御部が、メモリ部への複合映像情
報データの書込みにあたって実行する動作プログラムの
一例を示すフローチャートである。
【図18】 図14に示される映像情報データ復号化部
の例におけるメモリ制御部が、メモリ部からの複合映像
情報データの読出しにあたって実行する動作プログラム
の一例を示すフローチャートである。
【図19】図 14に示される映像情報データ復号化部
の例におけるメモリ制御部が、メモリ部に記録された複
合映像情報データの各フレーム期間分に対して、その複
合映像情報データを形成する複数の縮小変換された映像
情報データにおける映像信号データのうちの特定のもの
が選択されたもとでのデータ変換読出しが行われるにあ
たって実行する動作プログラムの一例を示すフローチャ
ートである。
【図20】 図14に示される映像情報データ復号化部
の例におけるメモリ制御部及びメモリ部の動作説明に供
される概念図である。
【図21】 CSディジタル放送により提供されるディ
ジタル映像及び音声情報データに基づいて得られる映像
及び音声信号のCATVシステムにおけるチャンネルを
通じての再提供を、サーバーを備えたもとで行うものと
して考えられる映像及び音声情報提供装置を示すブロッ
ク接続図である。
【符号の説明】
21・・・受信アンテナ, 22・・・ディジタルデー
タ受信部, 23A〜23D・・・デコーダ部, 24
・・・エンコーダ部, 25・・・サーバー部, 26
・・・RF変調部, 27,51・・・動作制御部,
28・・・出力端子, 29・・・テレビジョン受信
機, 31A〜31D,36A〜36D・・・A/D変
換部, 32・・・フレームメモリ制御部, 33・・
・フレームメモリ部, 34・・・映像データエンコー
ディング処理部, 35・・・データ多重処理部, 3
7・・・音声データエンコーディング処理部, 38・
・・出力I/F部, 41A〜41D・・・映像信号デ
ータ抽出部, 42A〜42D・・・ブランキングデー
タ抽出部, 43A〜43D・・・画像縮小処理部,4
4・・・メモリ書込み制御部, 45・・・メモリポイ
ンタ制御部, 46・・・メモリ読出し制御部, 50
・・・外部I/F部, 52・・・ハードディスク制御
部, 53・・・ハードディスク部, 54・・・復号
化部, 60・・・復号化処理部, 61・・・メモリ
制御部, 62・・・メモリ部, 63・・・映像信号
形成部

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数チャンネルのディジタル映像及び音声
    情報データを受ける受信部と、 該受信部により受けられた複数チャンネルのディジタル
    映像及び音声情報データに各チャンネル毎のデコーディ
    ング処理を施して複数の映像及び音声情報信号を得る複
    数のデコーダ部と、 上記複数の映像及び音声情報信号に基づく複数の映像情
    報データ及び複数の音声情報データを得て、上記複数の
    映像情報データの夫々に縮小変換処理を施し、縮小変換
    された複数の映像情報データに基づく複合映像情報デー
    タを得て、該複合映像情報データについての圧縮符号化
    処理により圧縮複合映像情報データを得るとともに、上
    記複数の音声情報データについての圧縮符号化処理によ
    り圧縮音声情報データを得て、上記圧縮複合映像情報デ
    ータと圧縮音声情報データとに多重化処理を施して圧縮
    映像及び音声情報データを得るエンコーダ部と、 上記圧縮映像及び音声情報データを記録媒体に記録し、
    必要に応じて上記記録媒体から圧縮映像及び音声情報デ
    ータを再生し、再生された圧縮映像及び音声情報データ
    についての復号化処理により得られる複合映像情報デー
    タ及び音声情報データから選択された映像情報データ及
    び音声情報データを得て、該選択された映像情報データ
    及び音声情報データを映像及び音声信号に変換して提供
    するサーバー部と、 上記エンコーダ部及びサーバー部の制御を行う制御部
    と、を備えて構成される映像及び音声情報提供装置。
  2. 【請求項2】エンコーダ部が、 複数の映像情報信号の夫々にアナログ/ディジタル変換
    処理を施して映像情報データを得る複数の第1のアナロ
    グ/ディジタル変換部と、 複数の音声情報信号の夫々にアナログ/ディジタル変換
    処理を施して音声情報データを得る複数の第2のアナロ
    グ/ディジタル変換部と、 上記複数の第1のアナログ/ディジタル変換部から夫々
    得られる複数の映像情報データの夫々に縮小変換処理を
    施し、縮小変換された複数の映像情報データをメモリ部
    の所定の位置に格納するとともに、上記メモリ部に格納
    された縮小変換された複数の映像情報データを上記メモ
    リ部から複合映像情報データとして読み出すメモリ制御
    部と、 上記複合映像情報データに圧縮符号化処理を施して圧縮
    複合映像情報データを得る映像データエンコーディング
    処理部と、 上記複数の音声情報データに圧縮符号化処理を施して圧
    縮音声情報データを得る音声データエンコーディング処
    理部と、 上記圧縮複合映像情報データと圧縮音声情報データとに
    多重化処理を施して圧縮映像及び音声情報データを得る
    データ多重処理部と、を備えて構成されることを特徴と
    する請求項1記載の映像及び音声情報提供装置。
  3. 【請求項3】メモリ制御部が、複数の映像情報データの
    夫々に、所定の縮小変換パターンに基づいて情報量を削
    減することにより縮小変換処理を施すことを特徴とする
    請求項2記載の映像及び音声情報提供装置。
  4. 【請求項4】メモリ制御部が、縮小変換された複数の映
    像情報データを、メモリ部における記憶領域を分割して
    得られる複数の区分領域に夫々予め設定された手順に従
    って格納することを特徴とする請求項2または3記載の
    映像及び音声情報提供装置。
  5. 【請求項5】メモリ制御部が、メモリ部における複数の
    区分領域に夫々格納されている縮小変換された複数の映
    像情報データを、順次連続的に読み出すことにより複合
    映像情報データを得ることを特徴とする請求項4記載の
    映像及び音声情報提供装置。
  6. 【請求項6】メモリ制御部が、縮小変換された複数の映
    像情報データのメモリ部における複数の区分領域への格
    納、及び、上記メモリ部における複数の区分領域からの
    縮小変換された複数の映像情報データの読出しにあた
    り、上記メモリ部の記憶領域における位置を示すポイン
    タを提供するメモリポインタ制御部を備えることを特徴
    とする請求項5記載の映像及び音声情報提供装置。
  7. 【請求項7】サーバー部が、 データの記録及び読出しが行われる記録媒体と、 該記録媒体に対する圧縮映像及び音声情報データの記録
    及び上記記録媒体からの圧縮映像及び音声情報データの
    再生を行う記録媒体制御部と、 該記録媒体制御部により上記記録媒体から再生された圧
    縮映像及び音声情報データに復号化処理を施して複合映
    像情報データ及び音声情報データを得、該複合映像情報
    データ及び音声情報データをメモリ部に格納するととも
    に、該メモリ部から選択された映像情報データ及び音声
    情報データの読出しを行い、読み出された映像情報デー
    タ及び音声情報データを映像及び音声信号に変換する復
    号化部と、 上記記録媒体制御部及び復号化部の動作を制御する動作
    制御部と、を備えて構成されることを特徴とする請求項
    1記載の映像及び音声情報提供装置。
  8. 【請求項8】復号化部が、メモリ部に格納された複合映
    像情報データ及び音声情報データを所定の読出しパター
    ンに従って上記メモリ部から読み出すことにより選択さ
    れた映像情報データ及び音声情報データの読出しを行う
    ことを特徴とする請求項7記載の映像及び音声情報提供
    装置。
  9. 【請求項9】制御部が、エンコーダ部により得られる圧
    縮映像及び音声情報データに関する各種の情報を整理し
    て管理する管理情報を生成し、サーバー部による映像及
    び音声信号の提供状態を上記管理情報に基づいて制御す
    ることを特徴とする請求項1記載の映像及び音声情報提
    供装置。
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