JP2000324005A - ディジタル放送の受信機、再生装置及び記録再生装置 - Google Patents

ディジタル放送の受信機、再生装置及び記録再生装置

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JP2000324005A
JP2000324005A JP11126731A JP12673199A JP2000324005A JP 2000324005 A JP2000324005 A JP 2000324005A JP 11126731 A JP11126731 A JP 11126731A JP 12673199 A JP12673199 A JP 12673199A JP 2000324005 A JP2000324005 A JP 2000324005A
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Hitoaki Owashi
仁朗 尾鷲
Takaharu Noguchi
敬治 野口
Hiroo Okamoto
宏夫 岡本
Toshimitsu Watanabe
敏光 渡辺
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】蓄積媒体の再生装置とディジタル放送受信機を
ディジタル的に接続し、それぞれの機器で共通に持つ回
路を削減し、機器コストを低減する。またテレビ受信機
から直接記録再生装置や再生装置を制御可能とし、使い
勝手を向上する。 【解決手段】再生されたプログラムストリームをトラン
スポートストリームに変換することでディジタル放送受
信機のMPEG復調回路を使用できるようにする。ま
た、ディジタル放送の番組情報と蓄積媒体の番組情報を
合成して番組ガイド画面を作り、この画面から視聴しこ
こから蓄積媒体の再生装置を制御する制御信号を出力す
ることにより、自動的に蓄積媒体を再生する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は互いに接続するのに
好適なディジタル放送の受信機、蓄積媒体の再生装置及
び記録再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ビット圧縮して送信されたディジタル放
送信号の受信機と、映像信号と音声信号をビット圧縮し
てディジタル記録する記録再生装置、あるいはビット圧
縮して記録された蓄積媒体を再生する再生装置とを、接
続するのに、従来は記録再生装置や再生装置にディジタ
ル伸長回路を持ち、且つディジタル放送の受信機の外部
入力端子にアナログ映像信号、音声信号を入力してい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この様な接続
方式では、各々の機器に大規模のビット伸長回路を持つ
必要があり、システム全体として冗長であるし、各々の
機器コストの上昇を招く。また、記録再生装置や再生装
置、ディジタル放送受信機各々を個別に制御する必要が
あり、使い勝手上も不便であった。
【0004】本発明の目的は、各々の機器をディジタル
的に接続し、ディジタル放送の受信機に内蔵するビット
伸長回路を使って、圧縮された信号を伸長することで、
余分な回路を削減し、機器コストを低減したシステムを
提供することである。また前記のディジタル接続を双方
向接続とすることで、ディジタル放送受信機から直接記
録再生装置や再生装置を制御可能とし、使い勝手を格段
に向上する技術を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明のディジタル放送
の受信機は、番組情報を含むディジタル放送の入力手段
と、蓄積媒体の再生装置から送出された番組情報の入力
手段と、これらの番組情報を合成して画面情報を作成す
る手段と、この画面情報を基に視聴する番組を選択する
手段と、蓄積媒体の再生装置を制御する制御信号の出力
手段とを持つことにより、番組情報を選択することで自
動的に蓄積媒体を再生することができ、使い勝手を向上
することができる。
【0006】また、本発明の蓄積媒体の再生装置は、デ
ィジタル放送信号の入力手段と、蓄積媒体の再生手段
と、ディジタル放送信号と再生信号とを切換える切換え
手段と、再生手段の制御手段と、切換えられた信号に蓄
積媒体より得た番組情報を多重して出力する出力手段
と、再生手段の制御信号の入力手段とを有することによ
り、ディジタル放送の番組ガイドに再生装置で再生する
番組の情報を組みあわせた番組ガイドを基に再生装置を
制御することが可能となり、使い勝手を向上することが
できる。
【0007】さらにはまた、本発明の蓄積媒体の再生装
置は、プログラムストリーム信号の記録された蓄積媒体
を再生する再生手段と、再生手段で再生されたプログラ
ムストリーム信号をトランスポートストリーム信号に変
換する変換回路と、ディジタル放送信号の入力手段と、
変換回路で変換されたトランスポートストリーム信号を
ディジタル放送信号と同じ変調方式を用いて変調する変
調回路と、ディジタル放送信号と前記変調回路で変調さ
れた信号を切換えて出力する切換え回路とを持ち、前記
切換え回路の出力信号を出力することで、再生された番
組をディジタル放送受信機で復調することが可能とな
り、システムを簡略化できる。
【0008】さらに、本発明の記録再生装置は、変調さ
れたディジタル放送信号から少なくとも1つの番組を選
択して復調する復調回路と、蓄積メディアへ記録再生す
る記録再生手段と、再生された番組と復調された番組を
切換え出力する切換え手段と、出力された番組と制御信
号を多重して出力するインタフェース回路とを持つこと
で、受信機と接続するのに簡略で、使い勝手の良いシス
テムを提供できる。
【0009】さらに、本発明の記録再生装置は、前記し
た切換え手段で切換え出力された番組を基に8値VSB
変調する8値VSB変調回路を持つことで、受信機と接
続するのに簡略で、使い勝手の良いシステムを提供でき
る。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
図面を用いて詳細に説明する。
【0011】図1は本発明に係る蓄積媒体の再生装置の
一実施形態を示す図である。図1において、10は蓄積
媒体を再生するドライブ装置、20は信号のフォーマッ
トを変換する変換回路、30は変調回路、40は認証回
路、50はディジタル放送の入力端子、60は切換え回
路、70は多重・分離回路、80は変復調回路、90は
マイクロコントローラ、100はインタフェース回路、
110、120はディジタル映像信号の入出力端子、1
30は再生装置である。
【0012】再生装置130に内蔵されたドライブ装置
10は例えば光ディスクのドライブ装置である。但し、
これは光ディスクのドライブ装置に限定するものではな
く、ディジタルビデオテープレコーダやハードディスク
ドライブ装置等でも良い。ドライブ装置10ではMPE
G2(Motion Picture Experts
Group Phase2)方式で圧縮された映像信
号と、適宜圧縮された音声信号がMPEG2システムで
規定された方式で多重され、各蓄積媒体のフォーマット
に従い記録されている。
【0013】MPEG2システムではプログラムストリ
ーム(通常PSと呼ばれている)とトランスポートスト
リーム(通常TSと呼ばれている)が規定されている。
このうち、プログラムストリームは単一の番組(プログ
ラム)を取り扱うのに適した方式で、蓄積媒体の記録に
用いられる。一方、トランスポートストリームは複数の
番組(プログラム)を多重して送信し、受信側で送信側
のクロック信号を復元しながら復調することができる方
式であり、ディジタル放送に適した方式である。なお、
プログラムストリームとトランスポートストリームはパ
ケッタイズドエレメンタリストリーム(通常、PESと
呼ばれている)から各々作ることができ、従って、プロ
グラムストリームからトランスポートストリームへの変
換、及びのその逆の変換はパケッタイズドエレメンタリ
ストリームPESを経由することで実現できる。
【0014】ここでは、先ずプログラムストリームが記
録された蓄積媒体を再生する場合について説明する。ド
ライブ装置10で、蓄積媒体に記録されているプログラ
ムストリームを再生する。再生されたプログラムストリ
ームは変換回路20に入力され、トランスポートストリ
ームに変換される。変換されたトランスポートストリー
ムは変調回路30に入力される。
【0015】一方、端子50からはディジタル放送信号
が入力され、ディジタル放送信号は切換回路60に入力
される。
【0016】変調回路30では端子50から入力される
ディジタル放送方式と同じ変調方式を用い入力されたト
ランスポートストリームで、ディジタル放送受信機の所
定のチャンネルの信号帯域に変調する。一例として、米
国の地上波ディジタル放送では、変調方式として8値V
SB(残留側波帯変調)が用いられている。それ以外の
方式としては、OFDM(直行周波数分割多重)、QP
SK(4相位相偏移変調)等の変調方式が用いられてい
る。変調回路30で変調したトランスポートストリーム
TSは切換え回路60に入力される。
【0017】切換え回路60にはマイクロコントローラ
90からの制御信号が入力され、再生時には変調回路3
0から入力された信号が、再生時以外には端子50から
入力されるディジタル放送信号が選択され、多重・分離
回路70に入力される。多重・分離回路70には変復調
回路80からの信号も入力され、両者が周波数多重され
る。変復調回路80で使用するキャリアの周波数帯域は
ディジタル放送に割り当てられた周波数帯域および、変
調回路30で使用する周波数帯域と異なる帯域を使用す
る。通常切換え回路60から入力される信号の周波数は
高く、低域の周波数帯域が空いている。しかも、変復調
回路80からの信号レートは低いので、その変調周波数
は変調回路30やディジタル放送信号よりも低く選ばれ
る。多重・分離回路70で周波数多重された信号は端子
110から出力され、ディジタル放送の受信機に入力さ
れる。
【0018】図2は、本発明に関するディジタル放送の
受信機の実施の形態の一例を示す。図2において、20
0、201は入出力端子、205はインタフェース回
路、210は周波数同期・分離・多重回路、220は復
調回路、230は暗号復号回路、240は分離回路、2
50はMPEG復調回路、260は増幅回路、270は
スピーカ、280は多重回路、290はディスプレイ、
300はEPG復調回路、310はEPG画面作成回
路、320は変復調回路、330は認証回路、340は
マイクロコントローラ、350は受信回路、360はリ
モコン、370はディジタル放送の受信機である。
【0019】図1に示す蓄積媒体の再生装置130の端
子110は、図2に示すディジタル放送の受信機370
の端子200に接続されている。蓄積媒体の再生装置1
30からの出力信号はディジタル放送の受信機370の
端子200から入力され、周波数同期・分離・多重回路
210に入力される。周波数同期・分離・多重回路21
0ではマイクロコントローラ340からの制御信号に従
い、視聴するディジタル放送の番組または、蓄積媒体の
再生装置130の変調回路30の周波数に同期をとり、
必要な信号を分離し復調回路220に出力する。
【0020】復調回路220は変調回路30及び、端子
50から入力されるディジタル放送の変調方式に対応し
た復調回路であって、入力信号を復調し、トランスポー
トストリームを得、暗号復号回路230に入力する。暗
号復号回路230は暗号化されて送信された信号につい
ては暗号を復号し分離回路240に入力する。
【0021】分離回路240では映像信号のパケット、
音声信号のパケットをMPEG復調回路250に入力す
る。MPEG復調回路250で復調された音声信号は増
幅回路260に入力され、増幅された後スピーカ270
に入力され、復調された映像信号は多重回路280を介
してディスプレイ290に入力されて、所望のディジタ
ル放送の番組ないしは蓄積媒体の再生番組を視聴でき
る。
【0022】分離回路240では電子番組ガイド(通常
EPGと呼ばれる)情報が分離され、EPG復調回路3
00に入力される。EPG復調回路300では入力信号
を復調して電子番組ガイド情報を得てEPG画面作成回
路310に入力する。EPG画面作成回路310では入
力された電子番組ガイド情報を基に電子番組ガイド画面
を構成し、多重回路280に入力し、必要に応じMPE
G復調回路250で復調された映像信号と多重してディ
スプレイ290に出力される。
【0023】以上、説明したように、蓄積メディアの再
生装置130にプログラムストリームからトランスポー
トストリームの変換回路をもつことで、蓄積メディアの
再生装置130にMPEG復調回路をもつ必要がなく、
ディジタル放送の受信機370に持つMPEG復調回路
250を用いて再生信号の伸長を行うことができ機器コ
ストを低減したシステムを実現できる。
【0024】蓄積媒体の再生装置130とディジタル放
送の受信機370を接続し、再生する場合に違法な再生
や複製を防止するために、互いに認証をすることでそれ
を防止できる。図1に示す蓄積媒体の再生装置130の
認証回路40から受信機を認証するために、認証情報を
変復調回路80に向けて出力し、この情報を基に変調し
て多重・分離回路70を介して端子110に出力する。
端子110から出力された信号は、端子110が接続さ
れている図2のディジタル放送の受信機370の端子2
00を介して周波数同期・分離・多重回路210に入力
される。周波数同期・分離・多重回路210では認証情
報が分離されて変復調回路320に入力される。変復調
回路320は変復調回路80に対応するもので、復調し
て認証情報を得て、認証回路330に入力される。認証
回路330では入力された認証情報に呼応して応答情報
を変復調回路320に入力する。変復調回路では応答情
報で変調して周波数同期・分離・多重回路210を介し
て端子200から出力する。応答情報は、端子110か
ら蓄積媒体の再生装置130に入力され、多重・分離回
路で分離されて変復調回路80に入力される。変復調回
路80では入力された応答情報を復調し、認証回路40
に応答情報を入力する。この応答情報が予期したもので
あれば、正しく認証が行われたものと判断する。
【0025】同様に、ディジタル放送の受信機370の
認証回路330から認証情報が変復調回路320に入力
され、この情報を基に変調して周波数同期・分離・多重
回路210、端子200を介して図1の蓄積メディアの
再生装置130に認証情報が入力される。蓄積メディア
の再生装置130の端子110から入力された認証情報
は、多重・分離回路70を介して変復調回路80に入力
され、復調して認証回路40に入力される。認証回路4
0では入力された認証情報に呼応して応答情報を変復調
回路80に入力する。変復調回路80では応答情報を変
調して多重・分離回路70、端子110を介して応答情
報を図2のディジタル放送の受信機370に送信する。
端子200から入力された応答情報は周波数同期・分離
・多重回路210を介して変復調回路320に入力さ
れ、復調し、認証回路330に応答情報が入力される。
この応答情報が予期したものであれば正しく認証が行わ
れたものと判断する。
【0026】本実施形態では機器の認証を双方で行う場
合について示したが、一方からのみ行うことでも一定の
効果を得ることはできる。もし、機器認証がうまく動作
しなかった場合には他方が正規の機器でないと判断し、
例えば、蓄積メディアの再生装置130が信号を送出す
る相手先の機器を正規の機器でないと判断した場合に
は、認証回路40は変調回路30での変調動作を停止す
る制御信号を変調回路30に向けて出力する。また、デ
ィジタル放送の受信機370が信号の送出元の機器が正
規の機器でないと判断した場合には、認証回路330か
ら復調回路220に復調処理を停止する制御信号を送
り、復調回路220での復調処理を停止する。これによ
り、違法機器での再生、あるいは伸長処理を防止するこ
とができる。
【0027】次に、図3に本発明に関する電子番組ガイ
ドの一実施形態を示すと共に、それを用いた図1の蓄積
媒体の再生装置130の自動再生制御について説明す
る。図3において、ディスク、200、210、…はチ
ャンネル番号、翔子の大冒険、サッカーA対B、野球X
対Y…は番組名を示す。ここで、チャンネル番号の部分
にディスクと表示したのは、例えば蓄積媒体として光デ
ィスク再生装置を接続していることを示し、その番組名
に翔子の大冒険と示されているのは光ディスク再生装置
に光ディスクが載せられており、いつでも再生できる状
態にあることを示している。チャンネル番号200、2
10…は通常のディジタル放送のチャンネル番号を示し
ており、それらに対応するサッカーA対B、野球X対Y
はそのチャンネルで予定されている番組名を示す。図2
において、電子番組ガイドの情報は端子200から入力
されており、特に、ディジタル放送の放送予定について
は放送と同時に送信されている電子ガイド情報を用い
て、すでに説明したように、EPG画面作成回路310
で図3に示す表示を作成する。
【0028】蓄積媒体の再生装置130が接続されてい
ること、および、媒体が再生できる状況にあることやそ
の番組情報は以下のようにして得ることができる。図1
において、ドライブ装置10から再生しようとする蓄積
媒体の番組名、番組の再生に要する時間、出演者名や粗
筋などのいわゆる番組詳細情報などがテキスト情報とし
てマイクロコントローラ90に送られる。マイクロコン
トローラ90から図2のディジタル放送の受信機370
で受け取れる形にして変復調回路80に送り、変復調回
路80では変調して多重・分離回路70、端子110を
介して図2のディジタル放送の受信機370の端子20
0に入力される。入力された信号は周波数同期・分離・
多重回路210を介して変復調回路320に入力され復
調されてマイクロコントローラ340に入力される。マ
イクロコントローラ340では、得られた情報をEPG
画面作成回路310に入力し、図3に示す様にディジタ
ル放送の電子番組ガイド情報に付加して蓄積媒体の再生
装置の情報も表示する。
【0029】図3に示す電子番組ガイドを見ながらリモ
コン360を用いてどのチャンネルのどの番組を視聴す
るのかを選択する。蓄積媒体の再生装置130(図3の
例ではディスクと表示された光ディスク再生装置)で再
生される番組を視聴する場合には、電子番組ガイドから
ディスクを選択すると、リモコン360から赤外線を用
いてディスクを選択する信号が送信され、受信回路35
0で受信し、マイクロコントローラ340に選択情報が
送信される。
【0030】マイクロコントローラ340は蓄積媒体の
再生装置130の再生制御信号を発生し変調回路32
0、周波数同期・分離・多重回路端子200を介して蓄
積媒体の再生装置130に制御信号を送信する。制御信
号は端子110、多重・分理回路70、変復調回路80
を介してマイクロコントローラ90に入力され、マイク
ロコントローラ90からドライブ装置10を再生制御す
る。再生された信号は初めに図1、図2を用いて説明し
たように信号処理されて、ディスプレイ290、スピー
カ270で視聴できる。
【0031】この様に、ディジタル放送の受信機370
の電子番組ガイドを用いて直接蓄積媒体の再生装置を制
御することができ、使いがっての良いシステムを実現で
きる。
【0032】また、図1に示す実施形態はベースバンド
のディジタルインタフェースを持つ場合も示している。
この場合のディジタルインタフェースとしてはIEEE
1394規格に準じたものである。変換回路20から変
換されたトランスポートストリーム信号がインタフェー
ス回路100に入力される。インタフェース回路100
では入力されたトランスポートストリーム信号をIEE
E1394規格に準じた形に変換し端子120から出力
する。インタフェース回路100には必要に応じて暗号
化回路も含み、IEEE1394バス上で違法に複製が
作られないようにすることもできる。
【0033】また、認証を行う場合には認証回路40か
ら認証情報をインタフェース回路100に入力し、IE
EE1394規格に準じた形に変換して端子120から
出力する。端子120はIEEE1394用のケーブル
で図2に示す端子201に接続される。
【0034】端子201から入力された再生トランスポ
ート信号および認証情報はインタフェース回路205そ
れぞれ分離され、トランスポート信号は暗号復号回路2
30に入力され、端子200から入力された場合と同様
に暗号が復号され分離回路240に入力され、以下同様
に信号処理される。
【0035】また、認証情報についても認証回路330
に入力され、認証情報に応じて応答情報を出力し、認証
回路330からインタフェース回路205に応答情報を
入力する。インタフェース回路205ではIEEE13
94規格に準拠した形で応答情報を端子201、図1の
端子120を介してインタフェース回路100に入力す
る。インタフェース回路100でIEEE1394規格
に従った形式で送信された情報から応答情報を抜き出
し、認証回路40に入力する。以上のようにして認証処
理を行うことができる。
【0036】また、再生される蓄積媒体の番組情報につ
いても、同様に、ベースバンドのディジタルインタフェ
ースを使用して送信、および蓄積媒体の再生装置130
の再生制御を行うことができる。その場合にはマイクロ
コントローラ90から変復調回路80に入力されるのと
同じ様にインタフェース回路100に入力される。イン
タフェース回路100から出力された番組情報は端子1
20、図2の端子210を介してインタフェース回路2
05に入力され、ここからさらに、マイクロコントロー
ラ340に入力される。以下の処理は変復調回路320
から番組情報が入力された場合と同様である。
【0037】また、図2のディジタル放送の受信機37
0から図1の蓄積媒体の再生装置130に制御信号を送
信するのはちょうどこの逆の経路になり、変復調回路3
20、80を用いた場合と同様の処理となる。
【0038】なお、ベースバンドのディジタルインタフ
ェース回路100、205を使用した場合には図1の端
子50に入力されたディジタル放送信号は図2に示す端
子200に直接接続されることになり、端子50と端子
110の接続は不要になる。
【0039】ベースバンドのディジタルインタフェース
回路は全ての機器が持つわけではない。一方、ディジタ
ル放送の受信機370には必ずディジタル放送の入力端
子200を持つので、初めに説明した再生信号を変調し
てディジタル放送の受信機370に入力する方式は有効
である。
【0040】図4は蓄積媒体の記録再生装置の実施形態
を示す。図4は一部図1と同じであり、その同一部分に
は同一符号を付しその詳細説明は省略する。図4におい
て、11はドライブ装置、31は変調回路、51は入力
端子、52は復調回路、53は記録信号処理回路、61
は切換え回路、71は多重・分離回路、91はマイクロ
コントローラ、101はインタフェース回路、131は
蓄積媒体の記録再生装置である。
【0041】端子51から入力されたディジタル放送信
号は復調回路52に入力され、マイクロコントローラ9
1から選択された番組の信号が選択されて復調される。
この番組の選択は、図3に示すプログラムガイドから行
うことができ、端子110からの制御信号あるいは端子
120からの制御信号によりマイクロコントローラ91
を介して行われる。復調されたトランスポート信号は記
録信号処理回路53と切換え回路61に入力される。記
録信号処理回路53では蓄積媒体に記録するフォーマッ
トに従った信号処理を行い、ドライブ装置11で蓄積媒
体に選択された番組が記録される。ディジタル放送信号
はトランスポート信号なので、蓄積媒体への記録はトラ
ンスポート信号の形式で行う。
【0042】再生時には、ドライブ装置11で再生され
たトランスポート信号が、変換回路20を介して切換え
回路61に入力される。トランスポート信号が記録され
た蓄積媒体を再生する場合には変換回路20は変換処理
を行わず、そのままトランスポート信号を切換え回路6
1に出力する。切換え回路61は図1に示す切換え回路
60の働きをするもので、再生時には変換回路20の出
力信号を、再生以外のモードでは復調回路52からの信
号の選択を、マイクロコントローラ91からの制御信号
により行う。
【0043】切換え回路61からの出力信号は変調回路
31で変調され、多重・分離回路71に入力される。変
調回路31は図1に示す実施形態では変調回路30に対
応し、多重・分離回路71は図1に示す実施形態では多
重・分離回路70に対応するものである。
【0044】切換え回路61の出力信号はインタフェー
ス回路101にも入力されるが、インタフェース回路1
01は図1に示す実施形態ではインタフェース回路10
0に対応するものである。なお、図4に示す実施形態で
は端子51から入力されるディジタル放送信号を復調回
路52で復調し、ベースバンド信号としているため、ベ
ースバンドのディジタルインタフェース101にもディ
ジタル放送信号を出力することができ、端子120と図
4の端子201をIEEE1394ケーブルで接続する
場合には端子200にディジタル放送信号を接続する必
要が無くなる。
【0045】以上のように、図4の蓄積媒体の記録再生
装置131と図2のディジタル放送の受信機370を接
続する場合にもディジタル放送受信機370のMPEG復調
回路250を用いてビット圧縮された信号の復調を行う
ことができ、回路規模の削減ができる。また、ディジタ
ル放送受信機370の電子番組ガイドから蓄積媒体の記
録再生装置131の制御を行うことができ使い勝手を良
くすることができる。
【0046】
【発明の効果】本発明によれば、ディジタル放送の番組
情報と蓄積媒体の番組情報を合成して番組ガイド画面を
作り、この画面から視聴しここから蓄積媒体の再生装置
を制御する制御信号を出力することにより、自動的に蓄
積媒体を再生することができ、使い勝手を向上すること
ができる。
【0047】また、ディジタル放送の番組ガイドに再生
装置で再生する番組の情報を組みあわせた番組ガイドを
基に再生装置を制御することが可能となり、使い勝手を
向上することができる。
【0048】さらにはまた、再生されたプログラムスト
リーム信号をトランスポートストリーム信号に変換する
ことで再生された番組をディジタル放送受信機で復調す
ることが可能となり、システムを簡略化できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の蓄積媒体の再生装置の一実施形態を示
すブロック図である。
【図2】本発明のディジタル放送の受信機の一実施形態
を示すブロック図である。
【図3】番組ガイドの一実施形態を示す図である。
【図4】本発明の蓄積媒体の記録再生装置の一実施形態
を示すブロック図である。
【符号の説明】
10、11…ドライブ装置、20…変換回路、30、3
1…変調回路、52…復調回路、53…記録信号処理回
路、60、61…切換え回路、80、320…変復調回
路、90、91、340…マイクロコントローラ、13
0…蓄積媒体の再生装置、131…蓄積媒体の記録再生
装置、220…復調回路、230…暗号復調回路、25
0…MPEG復調回路、310…EPG画面作成回路、
360…リモコン。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岡本 宏夫 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地株式 会社日立製作所マルチメディアシステム開 発本部内 (72)発明者 渡辺 敏光 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地株式 会社日立製作所マルチメディアシステム開 発本部内 Fターム(参考) 5C025 BA03 BA21 BA25 BA28 CB08 DA01 5C053 FA20 FA21 FA23 GA11 GB38 JA16 KA08 LA06 5K061 AA16 BB06 BB19 CC45 DD12 JJ07

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1の番組情報を含むディジタル放送信号
    の入力手段と、 蓄積媒体の再生装置から送出された第2の番組情報の入
    力手段と、 前記第1の番組情報と前記第2の番組情報を合成して画
    面情報を作成する手段と、 前記画面情報を基に視聴する番組を選択する手段と、 前記蓄積媒体の再生装置を制御する制御信号の出力手段
    とを有することを特徴とするディジタル放送の受信機。
  2. 【請求項2】前記ディジタル放送信号と、前記第2の番
    組情報と、前記制御信号は同一の接続端子を用いて入出
    力することを特徴とする請求項1記載のディジタル放送
    の受信機。
  3. 【請求項3】ディジタル放送信号の入力手段と、 蓄積媒体の再生手段と、 前記ディジタル放送信号と前記再生手段で再生された再
    生信号とを切換える切換え手段と、 前記再生手段の制御手段と、 前記切換え手段により切換えられた信号に前記蓄積媒体
    より得た番組情報を多重して出力する出力手段と、 前記再生手段の制御信号の入力手段とを有することを特
    徴とする再生装置。
  4. 【請求項4】前記出力手段と前記入力手段は同一の接続
    端子を用いて入出力することを特徴とする請求項3記載
    の再生装置。
  5. 【請求項5】プログラムストリーム信号の記録された蓄
    積媒体を再生する再生手段と、 前記再生手段で再生されたプログラムストリーム信号を
    第1のトランスポートストリーム信号に変換する変換回
    路と、 第2のトランスポートストリーム信号を変調したディジ
    タル放送信号の入力手段と、 前記変換回路で変換されたトランスポートストリーム信
    号を基に前記ディジタル放送信号と同じ変調方式を用い
    て変調する変調回路と、 前記ディジタル放送信号と前記変調回路で変調された信
    号を切換えて出力する切換え回路とを有し、前記切換え
    回路の出力信号を出力することを特徴とする再生装置。
  6. 【請求項6】変調されたディジタル放送信号の入力手段
    と、 前記変調されたディジタル放送信号から少なくとも1つ
    の番組を選択して復調する復調回路と、 前記選択され復調された番組を蓄積メディアへ記録再生
    する記録再生手段と、 前記記録再生手段で再生された番組と前記選択され復調
    された番組を切換え出力する切換え手段と、 前記切換え手段で切換え出力された番組と制御信号を多
    重して出力するインタフェース回路とを有することを特
    徴とする記録再生装置。
  7. 【請求項7】変調されたディジタル放送信号の入力手段
    と、 前記変調されたディジタル放送信号から少なくとも1つ
    の番組を選択して復調する復調回路と、 前記選択され復調された番組を蓄積メディアへ記録再生
    する記録再生手段と、 前記記録再生手段で再生された番組と前記選択され復調
    された番組を切換え出力する切換え手段と、 前記切換え手段で切換え出力された番組を基に8値VS
    B変調する8値VSB変調回路とを有することを特徴と
    する記録再生装置。
  8. 【請求項8】制御信号を変復調する変復調回路と、 前記8値VSB変調回路で変調された信号と前記変復調
    回路で変調された制御信号を多重して出力する多重回路
    とを有することを特徴とする請求項7記載の記録再生装
    置。
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