JP2000323884A - 樹脂製ケースおよび樹脂製成形品 - Google Patents

樹脂製ケースおよび樹脂製成形品

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JP2000323884A
JP2000323884A JP11106619A JP10661999A JP2000323884A JP 2000323884 A JP2000323884 A JP 2000323884A JP 11106619 A JP11106619 A JP 11106619A JP 10661999 A JP10661999 A JP 10661999A JP 2000323884 A JP2000323884 A JP 2000323884A
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case
resin
electromagnetic wave
wave shielding
shielding fiber
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Katsumi Kameda
田 克 巳 亀
Masahiro Yoshikawa
川 正 浩 吉
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Dai Nippon Printing Co Ltd
Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電磁波シールドを効果的に行なうことがで
き、製造が容易な携帯電話用ケースを提供する。 【解決手段】 携帯電話用ケース30は一方のケース部
分30aと、他方のケース部分30bとからなってい
る。両ケース部分30a,30b内に電気回路35が収
納されている。両ケース部分30a,30bは、射出樹
脂12と、この射出樹脂12の内側に配置された電磁波
シールド繊維11とからなっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は樹脂製ケースおよび
樹脂製成形品に係り、とりわけ製造が容易な樹脂製ケー
スおよび樹脂製成形品に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の樹脂製ケースまたは樹脂製成形
品、例えば携帯電話用ケースは射出樹脂と、この射出樹
脂の内面に設けられた電磁波シールド用のメッキあるい
はシールドテープとを備えている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の携帯電話用ケー
スを製造する場合、射出樹脂により成形品を成形し、そ
の後成形品の内面に電磁波シールド用のメッキあるいは
シールドテープを設けている。しかしながら成形品を成
形した後、メッキあるいはシールドテープを設ける作業
は、製造工程が多くなり煩雑である。
【0004】本発明はこのような点を考慮してなされた
ものであり、製造工程を短くすることができ、かつ電磁
波を確実にシールドすることができる樹脂製ケースおよ
び樹脂製成形品を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、一方のケース
部分と、一方のケース部分に連結されるとともに、一方
のケース部分との間に電気回路を収納する他方のケース
部分とを備え、一方のケース部分と他方のケース部分
は、いずれも射出樹脂と、この射出樹脂の内面に設けら
れた電磁波シールド繊維とを有することを特徴とする樹
脂製ケース、および内部に電気回路を収納する収納ケー
スの開口に固定された樹脂製成形品において、収納ケー
スの開口を覆う本体部と、本体部の周縁に設けられるケ
ース内面に当接する外周部とを備え、本体部は射出樹脂
と、射出樹脂に接着された加飾材および軟質性メッシュ
状物とからなり、本体部のメッシュ状物は外周部まで延
びていることを特徴とする樹脂製成形品である。
【0006】本発明によれば、確実に電磁波をシールド
することができる樹脂製ケースおよび収納ケースに固定
される樹脂製成形品を容易に製造することができる。
【0007】
【発明の実施の形態】第1の実施の形態 以下、図面を参照して本発明の第1の実施の形態につい
て説明する。本発明による携帯電話用ケース(樹脂製ケ
ース)30は図1に示すように、一方のケース部分30
aと、この一方のケース部分30aに連結された他方の
ケース部分30bとを備え、この一方のケース部分30
aと他方のケース部分30bとの間の空間に電気回路3
5を収納するようになっている。
【0008】このうち、一方のケース部分30aには押
ボタン31とマイク32が取付けられており、他方のケ
ース部分30bにはイヤホーン端子34が取付けられて
いる。また一方のケース部分30aおよび他方のケース
部分30bには、端子操作用の開口33,33が形成さ
れている。
【0009】図2に示すように、一方のケース部分30
aおよび他方のケース部分30bはいずれも射出樹脂1
2と、この射出樹脂12の内側に配置された軟質性の電
磁波シールド繊維(メッシュ状物)11とを備えてい
る。このうち電磁波シールド繊維11は、インサート物
として電磁波を遮へいするものであり、具体的には図1
5(a)(b)に示すように多数の線状体15からなる
メッシュ状の多孔性繊維からなっている。
【0010】また各線状体15は合成樹脂、例えばポリ
エステル製、アクリル製またはナイロン製の芯材15a
と、この芯材15aの外面を覆う金属層15bとからな
っており、金属層15bは銅またはニッケルを芯材15
aの外面に無電解メッキすることにより形成される。な
お、線状体15をガラス製芯材15aと、このガラス性
芯材15aの外面を覆う金属層15bとから構成しても
よく、また線状体15を金属芯材のみから構成しても良
い。さらに電磁波シールド繊維11は、布または不織布
であってもよい。
【0011】また射出樹脂12としては汎用の熱可塑性
樹脂を用いることができるが、例えばPC、HIPS、
PS、PP、PE、ABS、PVC、ナイロン、AS等
を用いることができる。
【0012】更に透明性をもった射出樹脂12を用い、
かつ電磁波シールド繊維11が所望の光透過率を有する
ことにより、電磁波シールド特性に優れ、かつ全体とし
て透明性を有するケース部分30a,30bを得ること
ができる。
【0013】次にこのような構成からなるケース部分3
0a,30bの製造方法について説明する。まず図3に
示すように、雌型2と、ゲート3aを有する雄型3とを
準備する。次に、雌型2と雄型3とを開とした状態で、
電磁波シールド繊維11が巻出ロール5から巻出されて
雌型2と雄型3との間のキャビティ7内に配置される。
【0014】このとき、キャビティ7内に配置された電
磁波シールド繊維11は、巻出ロール5と巻取ロール6
との間で若干の張力をかけた状態で保持されている。
【0015】次に図3に示すように、雄型3に対してス
トリッパ8が接近し、雄型3とストリッパ8との間で電
磁波シールド繊維が挟持される。
【0016】このとき、キャビティ7内に配置された電
磁波シールド繊維11は軟質性となっており、かつ若干
の張力がかけられているので、雄型3上において電磁波
シールド繊維11は雄型3の表面形状にしわが寄ること
なく追従して変形する。このようにして、雄型3の表面
上の所定位置に、所望の形状に変形した電磁波シールド
繊維11を配置することができる。
【0017】次に雄型3と雌型2とが型締めされ、雄型
3のゲート3aから射出樹脂12が電磁波シールド繊維
11の粗い目を介してキャビティ7内に射出され、射出
樹脂12に押されて電磁波シールド繊維11が雄型3側
へ押付けられる。
【0018】この場合、電磁波シールド繊維11は多孔
性を有するため、その表面に適度な凹凸を有している。
このため電磁波シールド繊維11の凹凸部分に射出樹脂
12が入り込むことによって、電磁波シールド繊維11
と射出樹脂12との密着性を向上させることができる。
【0019】このようにして雌型2と雄型3との間のキ
ャビティ7内でケース部分30a,30bが得られる。
その後、電磁波シールド繊維11がケース部分30a,
30bの形状分だけ図示しないカッターで破断され、電
磁波シールド繊維11の抜きかすは、さらに巻取ロール
6によって巻取られる。
【0020】このように本実施の形態によれば、電磁波
シールド特性を有するケース部分30a,30bを容易
かつ簡単に製造することができる。
【0021】なお上記実施の形態において、ケース部分
30a,30bを作製した後で電磁波シールド繊維11
を破断した例を説明したが、図4に示すようにストリッ
パ8上に摺動カッタ28を摺動自在に設け、ストリッパ
8を雄型3に押付ける際、予め摺動カッタ28により電
磁波シールド繊維11を破断しておいてもよい。
【0022】次に図5および図6により、ボタン31の
取付構造について説明する。ボタン31は一方のケース
部分30aに取付けられている。すなわち一方のケース
部分30aの射出樹脂12に貫通穴12aが形成され、
この貫通穴12aに対応して電磁波シールド繊維11に
貫通口21が形成され、これら貫通穴12aと貫通口2
1内にボタン31が摺動自在に取付けられている(図
6)。
【0023】ボタン31は導電性エラストマから作製さ
れるが、エラストマと他の合成樹脂との二色成形により
作製してもよい。
【0024】ボタン31が取付けられる貫通穴12aと
貫通口21は、雌型2側に設けられた突出型2bにより
雌型2と雄型3との型締め時に形成することができる
(図5)。
【0025】なお、一方のケース部分30aにマイク3
2を設ける場合は、同様に雌型2側に設けられた突出型
2bを用い、この突出型2bによって電磁波シールド繊
維11を残しながら射出樹脂12のうちマイク32に対
応する箇所のみに貫通穴12aを形成する。
【0026】また一方のケース部分30aおよび他方の
ケース部分30bの内面に、複数のリブ37およびボス
38が設けられている。これらリブ37およびボス38
は、キャビティ7内に射出された射出樹脂12が電磁波
シールド繊維11の粗い目を通り、雄型3側に設けられ
た成形溝37a,38a内に充てんされることにより成
形される(図7)。
【0027】この場合は、電磁波シールド繊維11を以
下のような形状とすることにより、射出樹脂12を容易
に通過させることができる。 線径 50〜300μm 開孔面積 0.04mm2 以上 開孔率 40%以上 ここで開孔率とは電磁波シールド繊維11の全体面積に
占める開孔面積の割合である。
【0028】次に図8乃至図11により、ケース部分3
0a,30b内に収納された電気回路35と電磁波シー
ルド繊維11との絶縁構造について述べる。
【0029】図8に示すように射出樹脂12に電磁波シ
ールド繊維11を貫通して突出するリブ37および座3
9を設け、これらリブ37および座39によって電気回
路35と電磁波シールド繊維11との絶縁を図ってもよ
い。
【0030】また図9に示すように、電磁波シールド繊
維11と電気回路35との間に絶縁板43を介在させて
電気回路35と電磁波シールド繊維11との絶縁を図っ
てもよい。
【0031】さらに図10に示すように、射出樹脂12
の貫通穴12aおよび電磁波シールド繊維11の貫通口
21内にコネクタ45を設け、このコネクタ45を電気
回路35に接続させる場合、電磁波シールド繊維11の
貫通口21の形状を射出樹脂12の貫通穴12aの形状
より大きくとって電磁波シールド繊維11の端縁がコネ
クタ45に接触しないようにする。
【0032】また図11に示すように、射出樹脂12の
貫通穴12aおよび電磁波シールド繊維11の貫通口2
1の内周縁に絶縁リング46を取付けて電磁波シールド
繊維11の端縁とコネクタ45との接触を防止してもよ
い。
【0033】次に図12(a)−(c)および図13に
より、一方のケース部分30aと他方のケース部分30
bの連結部分の構造について述べる。
【0034】図12(a)に示すように、一方のケース
部分30aと他方のケース部分30bの端部において、
射出樹脂12と電磁波シールド繊維11の端縁が揃えら
れている。このことにより、両ケース部分30a,30
bを連結した場合に、両ケース部分30a,30bの電
磁波シールド繊維11が接触して導通が行なわれる。こ
のためケース部分30a,30bの連結部において、電
磁波シールドを効果的に行なうことができる。
【0035】また図12(b)に示すように、一方のケ
ース部分30aと他方のケース部分30bの端部におい
て、電磁波シールド繊維11を射出樹脂12からわずか
に突出させ、両ケース部分30a,30bの各々の電磁
波シールド繊維11,11をより確実に接触させること
もできる。
【0036】さらにまた、図12(c)に示すように両
ケース部分30a,30b間に導電性ガスケット48を
介在させることにより、両ケース部分30a,30bの
連結部における電磁波シールド特性をより向上させるこ
とができる。この場合、導電性ガスケット48は、一方
のケース部分30aの端部に設けられた収納凹部49内
に配置される。
【0037】このような導電性ガスケット48として
は、発泡ウレタン48aと、この発泡ウレタン48aの
外周に設けられた導電性布48bまたは導電性エラスト
マ48bとを有するものを用いることができる(図1
3)。
【0038】なお雄型3のゲート3aから射出樹脂12
を射出する際、電磁波シールド繊維11の粗い目から射
出樹脂12を射出する例を示したが(図3)、これに限
らず図14(a)(b)に示すように雌型2の収納溝4
2内に駆動ピン40を摺動自在に設け、この駆動ピン4
0を雄型3側へスプリング41により付勢してもよい。
また、駆動ピン40をスプリング41に変えて油圧シリ
ンダー、エアシリンダー等で駆動させるようにしてもよ
い。
【0039】図14(a)(b)において、雄型3と雌
型2との型締め時に雄型3側へ付勢された駆動ピン40
により電磁波シールド繊維11に開口45が形成され
る。その後ゲート3aからキャビティ7内に射出樹脂1
2が開口45を介して射出される。このとき、射出樹脂
12の圧力により駆動ピン40が雌型2側へ引込むた
め、この駆動ピン40により射出樹脂12に凹部等が形
成されることはない。
【0040】第2の実施の形態 次に本発明の第2の実施の形態について、図16乃至図
19により説明する。
【0041】図16(a)(b)に示すように、電気回
路65を収納する樹脂製ケース60は、一方のケース部
分60aと、一方のケース部分60aに連結された他方
のケース部分60bとを備えている。一方のケース部分
60aと他方のケース部分60bは、いずれも射出樹脂
12と、射出樹脂12の内面に設けられた電磁波シール
ド繊維11とを有している。また一方のケース部分60
aにはその内面側に、凹部61が形成され、他方のケー
ス部分60bにはその内面側に、一方のケース部分60
aの凹部61に係合する凸部62が設けられている。
【0042】一方のケース部分60aの電磁波シールド
繊維11は、凹部61表面まで延びており、また他方の
ケース部分60bの電磁波シールド11は凸部62の表
面まで延びている。このため一方のケース部分60aの
凹部61に他方のケース部分60bの凸部62を係合さ
せた場合、双方の電磁波シールド繊維11が互いに当接
して導通し、完全な電磁波シールドを行なうことができ
る。
【0043】他方のケース部分60bの凸部62の表面
に電磁波シールド繊維11を配置する場合、電磁波シー
ルド繊維11の先端に延長部64を設けておき、この延
長部64を凸部62表面に巻付けて接着する(図17
(a)(b))。なお、図18に示すように他方のケー
ス部分60b内面から凸部62外面へ向かって電磁波シ
ールド繊維11を傾斜して延ばし、この電磁波シールド
繊維11を凸部62の外面に露出してもよい。この場
合、電磁波シールド繊維11の両面に射出樹脂がくるよ
う、電磁波シールド繊維11の目を粗くして、射出樹脂
が通過できるようにしておく。
【0044】次に図19(a)(b)により本発明の変
形例について説明する。図19(a)(b)に示すよう
に、内部に電気回路65を収納した収納ケース80の開
口68に、カバー(樹脂製成形品)70が配置されてい
る。カバー70は開口68を覆う本体部70aと、本体
部70aの周縁に設けられ収納ケース80内面に当接す
る外周部70bとを備えている。
【0045】このうち本体部70aは、図19(a)に
示すように射出樹脂12と、射出樹脂12の外面に設け
られた電磁波シールド繊維11および加飾材9とを有し
ている。本体部70aの電磁波シールド繊維11および
加飾材9は、本体部70aの周縁まで延びて外周部70
bを構成し、この外周部70bは収納ケース80の内面
に導通ビス81により固定されている。この場合、収納
ケース80の内面には、金属、金属導電性の金属メッキ
または導電層が設けられ、導通ビス81により収納ケー
ス80の内面と電磁波シールド繊維11が導通する。
【0046】なお、図19(a)において電磁波シール
ド繊維11と加飾材9を射出樹脂12の外面に設けた例
を示したが、図19(b)に示すように電磁波シールド
繊維11と加飾材9を射出樹脂12の内面に設けてもよ
い。
【0047】図19(a)(b)において、射出樹脂1
2としては汎用の熱可塑性樹脂を用いることができる
が、例えばPC、HIPS、PS、PP、PE、AB
S、PVC、ナイロン、AS等を用いることができる。
【0048】更に透明性をもった射出樹脂12を用い、
かつ電磁波シールド繊維11が所望の光透過率を有する
ことにより、電磁波シールド特性に優れ、かつ全体とし
て透明性を有する本体部70aを得ることができる。電
磁波シールド繊維11としては金属メッキされたポリエ
ステル、ナイロン、またはアクリル、もしくは金属の繊
維が用いられる。また加飾材9は、PET、AS、P
P,PE,PC,Ny、PSからなっている。このよう
に電磁波シールド繊維11を射出樹脂12と加飾材9と
で挟む構造をとることによって、本体部70aを全体と
して透明体とすることができる。
【0049】このような構成からなるカバー70は、例
えば携帯電話用ケースの表示板、またはディスプレイ面
を構成し、収納ケース80の電磁波シールドを行なうこ
とができる。
【0050】図19(a)(b)において、収納ケース
80の内面は、ビス81を介して電磁波シールド繊維1
1に接続され(図19(a))、あるいは直接的に電磁
波シールド繊維11に接続されて(図19(b))、電
磁波シールド繊維11と導通している。
【0051】なお、カバー70の外周部70bをビス8
1により収納ケース80の内面に固定した例を示した
が、これに限らず導電性粘着テープにより外周部70b
を収納ケース80内面に固定してもよい。
【0052】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、確実に電
磁波シールドすることができる樹脂製ケースおよび収納
ケースに固定される樹脂製成形品を容易に製造すること
ができる。この場合、成形品にメッキあるいはシールド
テープを設ける作業が不要となるので製造工程の短縮を
図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態を示す携帯電話用ケ
ースの分解斜視図。
【図2】携帯電話用ケースの各ケース部分を示す断面
図。
【図3】各ケース部分の製造方法を示す図。
【図4】雄型と雌型とストリッパの詳細を示す図。
【図5】ボタンの取付方法を示す図。
【図6】ボタンの取付構造を示す図。
【図7】リブとボスの取付構造を示す図。
【図8】電気回路と電磁波シールド繊維との絶縁構造を
示す図。
【図9】電気回路と電磁波シールド繊維との絶縁構造を
示す図。
【図10】電気回路とコネクタの絶縁構造を示す図。
【図11】電気回路とコネクタの絶縁構造を示す図。
【図12】両ケース部分間の連結部の構造を示す図。
【図13】ガスケットを示す断面図。
【図14】雌型に設けられた駆動ピンを示す図。
【図15】電磁波シールド繊維を示す図。
【図16】本発明の第2の実施の形態を示す樹脂製ケー
スを示す図。
【図17】一方のケース部分と他方のケース部分を示す
拡大図。
【図18】他方のケース部分の変形例を示す図。
【図19】樹脂製成形品を示す図。
【符号の説明】
2 雌型 3 雄型 7 キャビティ 9 可飾材 10 樹脂成形品 11 電磁波シールド繊維 12 射出樹脂 12a 貫通穴 21 貫通口 30 携帯電話用ケース 30a,30b ケース部分 31 ボタン 32 マイク 35 電気回路 45 コネクタ 46 絶縁リング 48 ガスケット 60 樹脂製ケース 60a,60b ケース部分 61 凹部 62 凸部 65 空気回路 70 樹脂製成形品 70a 本体部 70b 外周部 80 収納ケース 81 導通ビス

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一方のケース部分と、 一方のケース部分に連結されるとともに、一方のケース
    部分との間に電気回路を収納する他方のケース部分とを
    備え、 一方のケース部分と他方のケース部分は、いずれも射出
    樹脂と、この射出樹脂の内面に設けられた電磁波シール
    ド繊維とを有することを特徴とする樹脂製ケース。
  2. 【請求項2】一方のケース部分、および他方のケース部
    分の少なくとも一方の射出樹脂に、貫通穴が設けられて
    いることを特徴とする請求項1記載の樹脂製ケース。
  3. 【請求項3】射出樹脂の貫通穴は電磁波シールド繊維に
    より覆われていることを特徴とする請求項2記載の樹脂
    製ケース。
  4. 【請求項4】射出樹脂の貫通穴に対応して、電磁波シー
    ルド繊維に貫通口が設けられていることを特徴とする請
    求項2記載の樹脂製ケース。
  5. 【請求項5】射出樹脂の貫通穴および電磁波シールド繊
    維の貫通口内に、導電性樹脂ボタンを設けたことを特徴
    とする請求項4記載の樹脂製ケース。
  6. 【請求項6】射出樹脂の貫通穴および電磁波シールド繊
    維の貫通口内に、コネクタを設けたことを特徴とする請
    求項4記載の樹脂製ケース。
  7. 【請求項7】射出樹脂の貫通穴および電磁波シールド繊
    維の貫通口の内周縁に、絶縁リングを設けたことを特徴
    とする請求項6記載の樹脂製ケース。
  8. 【請求項8】一方のケース部分と他方のケース部分は、
    各々の端部において電磁波シールド繊維が射出樹脂から
    突出していることを特徴とする請求項1記載の樹脂製ケ
    ース。
  9. 【請求項9】一方のケース部分と他方のケース部分との
    間に、導電性ガスケットを介在させたことを特徴とする
    請求項1記載の樹脂製ケース。
  10. 【請求項10】一方のケース部分に凹部を設け、他方の
    ケース部分に一方のケース部分の凹部に接合する凸部を
    設けたことを特徴とする請求項1記載の樹脂製ケース。
  11. 【請求項11】電磁波シールド繊維は、一方のケース部
    分の凹部表面、他方のケース部分の凸部の表面の各々に
    配置され、一方のケース部分の電磁波シールド繊維は他
    方のケース部分の電磁波シールド繊維と導通しているこ
    とを特徴とする請求項10記載の樹脂製ケース。
  12. 【請求項12】他方のケース部分の電磁波シールド繊維
    は凸部内部に延びていることを特徴とする請求項11記
    載の樹脂製ケース。
  13. 【請求項13】内部に電気回路を収納する収納ケースの
    開口に固定された樹脂製成形品において、 収納ケースの開口を覆う本体部と、 本体部の周縁に設けられケース内面に当接する外周部と
    を備え、 本体部は射出樹脂と、射出樹脂に接着された加飾材およ
    び軟質性メッシュ状物とからなり、 本体部のメッシュ状物は外周部まで延びていることを特
    徴とする樹脂製成形品。
  14. 【請求項14】本体部の加飾材は外周部まで延びている
    ことを特徴とする請求項13に記載の樹脂製成形品。
  15. 【請求項15】本体部は、射出樹脂と、加飾材と、射出
    樹脂と加飾材との間に介在された軟質性メッシュ状物と
    からなることを特徴とする請求項13に記載の樹脂製成
    形品。
JP11106619A 1999-03-08 1999-04-14 樹脂製ケースおよび樹脂製成形品 Withdrawn JP2000323884A (ja)

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