JP2000323235A - コネクタ嵌合構造 - Google Patents

コネクタ嵌合構造

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JP2000323235A JP11127398A JP12739899A JP2000323235A JP 2000323235 A JP2000323235 A JP 2000323235A JP 11127398 A JP11127398 A JP 11127398A JP 12739899 A JP12739899 A JP 12739899A JP 2000323235 A JP2000323235 A JP 2000323235A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 一組の雌雄コネクタの嵌合操作時に中途嵌合
状態が確実に検知されると共に、嵌合解除操作が容易な
コネクタ嵌合構造を提供する。 【解決手段】 本発明のコネクタ嵌合構造1は、雄コネ
クタ10が係合突起43に係合するハウジングロック1
8を先端に有し、上部に押圧部19を有するロックアー
ム16と、アウタハウジング11裏面に第1係合部46
と、ロックアーム16下部のアウタハウジング11に第
2係合部48を備えている。また、このアウタハウジン
グ11内には嵌合方向に摺動可能で圧縮バネ33を挟持
する第1及び第2スライド部材21、26を設け、第2
スライド部材26には第1係合部46に係合する第1係
合アーム28と、第2係合部48に係合する第2係合ア
ーム47と、嵌合解除時にロックアーム16を下方に撓
ませてハウジングロック18の係合状態を解除させるた
めの解除突起50が離脱防止部29の前端下面に設けら
れている。また、第1スライド部材21には第1係合ア
ーム28を逃がすスライド溝22とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、相互に嵌合接続さ
れる一組の雌雄コネクタの少なくとも一方のハウジング
に装着した弾性部材の反発力により中途嵌合を確実に防
止すると共に、相手コネクタとの嵌合ロックを確実に行
い、かつ容易に解除操作を行うことができるコネクタ嵌
合構造に関する。
【0002】
【従来の技術】通常、自動車等の車両には、多数の電子
機器が搭載されており、それら機器への電源供給や制御
のために様々なケーブルとそのケーブル接続用の雌雄コ
ネクタが多用されている。この雌雄コネクタにおいて
は、振動や冠水など厳しい環境で使用される場合を考慮
して防水機能を有すると共に、組み立て工程やメンテナ
ンス時を考慮してケーブルを簡便に接続したり取り外す
ことができる機能を有している。そして、この雌雄コネ
クタの嵌合状態を検知できるコネクタ嵌合構造も種々な
ものが提案されている。
【0003】従来の雌雄コネクタの嵌合状態を検知でき
るコネクタ嵌合構造の一例を図9〜図13を参照して説
明する。図9に示すように従来のコネクタ嵌合構造51
を構成する一方のコネクタである雄コネクタ60は、端
子収容室を備え前方に開口したインナハウジング62
と、その上部に後述するスライダ70を摺動可能に装着
するとともに、前記インナハウジング62外周を覆うフ
ード部を形成するアウタハウジング61とから構成され
ている。
【0004】前記アウタハウジング61は、スライダ7
0を収容するスライダ収容部63を形成するためのもの
であり、その両側端のハウジング内壁にはスライダ70
の両側端部を案内するガイド溝65が設けられている。
このスライダ収容部63内のインナハウジング62上に
は嵌合方向の軸線に沿って前方側に自由端部を有するロ
ックアーム66が一体的に設けられている。
【0005】また、ロックアーム66の先端上部には後
述する相手側ハウジング91の係合突起93(図9参
照)を係止する一対のハウジングロック68が設けられ
ており、中央上部には嵌合解除時に操作する押圧部69
が設けられている。また、スライダ収容部63後方の嵌
合方向の軸線に沿って後方側に、自由端部の後端に係止
突起67aを備え、スライダ70の後方への移動を一時
的に阻止する一対の係止アーム67が設けられている。
【0006】また、スライダ70は、ガイド溝65に案
内されてスライダ収容部63内を摺動する第1スライド
部材71と、該第1スライド部材71後方に係合される
第2スライド部材76と、該第2スライド部材76内に
保持される弾性部材である圧縮バネ83とから構成され
ている。第1スライド部材71は、後方に延びると共に
圧縮バネ83の一方端と当接する一対のストッパアーム
部73、73と、ストッパアーム部73を連結する連結
部74から成っている。この連結部74の下方には後述
する雌コネクタ90側の押圧リブ92が当接する当接部
75が設けられている。また、連結部74の両側端に
は、後述する第2スライド部材76側の係合アーム部7
8の移動を許容する一対のスライド溝72、72が設け
られている。
【0007】また、第2スライド部材76は、ガイド溝
65内に外側部分が摺動自在に嵌入され、前端下部にロ
ックアーム66先端のハウジングロック68を変位時に
係止する係止部77が前方に延設されている。また、第
2スライド部材76の中央上部には嵌合解除時に操作す
る可撓性を有する操作部79が設けられ、スライダー収
容部63内への挿着時にロックアーム66の押圧部69
を上方から覆うようになる。また、第2スライド部材7
6の両側端には第1スライド部材71のストッパアーム
部73に係止される一対の係合アーム部78、78が設
けられている。また、第2スライド部材76の両内壁部
分には、圧縮バネ83を収容保持するバネ収容室81が
設けられている。
【0008】次に、他方のコネクタである雌コネクタ9
0は、前方に開口したハウジング挿入口94を備え、ハ
ウジング91上の外壁中央部分に第1スライド部材71
の当接部75に衝き当たる押圧リブ92が立設されてお
り、該押圧リブ92の対向した両側部にロックアーム6
6を撓ませ、かつハウジングロック68を係合する一対
の係合突起93、93が設けられている。
【0009】次に、上述した構成のコネクタ嵌合構造5
1における雌雄コネクタ60、90の嵌合作用を説明す
る。先ず、図9に示すようにスライダ70の組付けを行
う。即ち、スライダ70の組付けは、1組の圧縮バネ8
3を第2スライド部材76内のバネ収容室81内に挿着
してから、第1スライド部材71のストッパアーム部7
3をバネ収容室81内に保持した状態で第1スライド部
材71と第2スライド部材76が一体化される。
【0010】次に、スライダ70の雄コネクタ60への
組付けは、雄コネクタ60の前方からスライダ収容部6
3内にスライダ70が押し込まれる。この時、第1スラ
イド部材71のストッパアーム部73および連結部74
の側端部分、並びに第2スライド部材76の側端部分が
ガイド溝65内に嵌入され、第2スライド部材76の後
端部分が係止アーム67に突き当たってスライダ70の
装着が完了する。
【0011】次に、上述した従来形態のコネクタ嵌合構
造51を構成する雌雄コネクタ60、90の嵌合作用に
ついて図10〜図12を参照しながら説明する。図10
に示すように雄コネクタ60のインナハウジング62と
雌コネクタ90のハウジング挿入口94を対峙させた状
態から雄コネクタ60のアウタハウジング61を雌コネ
クタ90のハウジング91に外嵌させるように雌雄コネ
クタの嵌合操作を開始する。この時、雌コネクタ90の
押圧リブ92が第2スライド部材76の挿通切欠部77
a(図9参照)に嵌入され、押圧リブ92前端が第1ス
ライド部材71の当接部75に当接する。
【0012】そして、図11に示すように雌コネクタ9
0の押圧リブ92が、第1スライド部材71を押し込み
ながら雄コネクタ60のロックアーム66の挿通空間6
6a(図9参照)内に挿入される。この時、ロックアー
ム66先端部分のハウジングロック68の傾斜面と押圧
リブ92前端部分の係合突起93が摺接して、ロックア
ーム66先端側を雌コネクタ90のハウジング91側
(図中下方)に変位させる。従って、ハウジングロック
68先端部分が第2スライド部材76の係止部77に係
合され、第2スライド部材76が第1スライド部材71
と共に一体的に摺動できない状態となる。
【0013】さらに、嵌合操作を進めると、押圧リブ9
2に押されて第1スライド部材71が後方に移動する。
この時、第1スライド部材71側部のスライド溝72
(図9参照)内への第2スライド部材76の係合アーム
部78(図9参照)の移動が許容される。この第2スラ
イド部材76が制止された状態で第1スライド部材71
が移動することで、第2スライド部材76内の圧縮バネ
83が圧縮され、弾性復帰しようとする復元力が発生す
る。仮に、この雄コネクタ60側のハウジングロック6
8と雌コネクタ90側の係合突起93が完全に係合して
いない中途嵌合状態で、嵌合動作を停止させると圧縮バ
ネ83の復元力で嵌合方向とは逆の離脱方向に第1スラ
イド部材71が押し戻される。これにより、第1スライ
ド部材71の当接部75に当接していた押圧リブ92を
介して雌コネクタ90が離脱方向に押し戻され、中途嵌
合状態を防止することができる。
【0014】さらに、図12に示すように圧縮バネ83
に抗して嵌合操作を進めると、雌コネクタ90側の係合
突起93がロックアーム66先端のハウジングロック6
8を乗り越えて弾性復帰する。これにより、ハウジング
ロック68先端部分と第2スライド部材76先端の係止
部77との係合状態が解除され、ハウジングロック68
が係合突起93後端に係合される。従って、雄コネクタ
60と雌コネクタ90が完全嵌合状態になり、双方のコ
ンタクト64、95も電気的に完全な接続状態となる。
【0015】次に、図13に示すように上記完全嵌合状
態を解除する場合は、第2スライド部材76の操作部7
9を手指等で押さえながら露出していたロックアーム6
6の押圧部69を覆う位置まで圧縮バネ83の復元力に
抗して前方に移動させる。そして、操作部79を下方向
に押圧させると、押圧部69が下方に押され、ロックア
ーム66のハウジングロック68が下方に変位すること
で、ハウジングロック68と係合突起93との係合状態
が解除される。この時、圧縮されていた圧縮バネ83の
復元力で第1スライド部材71が前方に押し戻される。
これにより、第1スライド部材71の当接部75に当接
していた雌コネクタ90側の押圧リブ92を介して雌コ
ネクタ90が離脱方向に押し戻される。よって、コネク
タ離脱時の離脱力を低減させることができ、離脱作業の
向上を図ることができる。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のコネクタ嵌合構造51は、前述したように嵌合解除
時に、第2スライド部材76の操作部79を手指等で押
さえながら露出していたロックアーム66の押圧部69
を覆う位置まで圧縮バネ83の復元力に抗して前方に移
動させてから、操作部79を下方に押圧しなければなら
ないので、操作性が悪いという問題があった。また、第
2スライド部材76を圧縮バネ83の復元力に抗して強
い力で押しながら操作部79を下方に押圧するので、必
要以上に大きな過度の押圧力を加えてしまう可能性があ
る。これにより、ロックアーム66を過度に変位させる
ことになり、場合によってはロックアーム66を破損さ
せてしまうという問題があった。
【0017】本発明の目的は、上記課題に鑑みてなされ
たものであり、一組の雌雄コネクタの嵌合操作時に中途
嵌合状態が確実に検知されると共に、嵌合解除操作が容
易なコネクタ嵌合構造を提供することである。
【0018】
【課題を解決するための手段】本発明に係わる上記課題
は、下記1)及び2)項に記載したコネクタ嵌合構造に
よって解決することができる。 1)相互に嵌合接続される一組の雌雄コネクタの内、前
方に開口したインナハウジングと該インナハウジングを
覆いスライダを摺動可能に装着するアウタハウジングと
から構成され、前記インナハウジング上の前端にハウジ
ングロックを備えたロックアームが設けられた一方のコ
ネクタと、ハウジング上に前記スライダに衝き当たる押
圧リブを備え、該押圧リブ先端の対向した両側部に前記
ロックアームを撓ませ、かつ前記ハウジングロックを係
合する一対の係合突起が設けられた他方のコネクタと、
前記スライダが前記アウタハウジング内を軸方向に摺動
する第1スライド部材と、該第1スライド部材後方に係
合される第2スライド部材と、該第2スライド部材内に
保持され、かつ前記第1、第2スライド部材を互に離反
させる方向に弾性力が働く弾性部材とから構成されてい
るコネクタ嵌合構造において、前記第2スライド部材上
部の嵌合解除時に操作する離脱防止部の前端下面に解除
突起が設けられ、嵌合解除時に前記第2スライド部材を
前方に移動させることで前記解除突起が前記ロックアー
ム上部に設けられた押圧部に当接して前記ロックアーム
を下方に撓ませることで前記一方のコネクタの前記ハウ
ジングロックと前記他方のコネクタの前記係合突起との
係合状態が解除されることを特徴とするコネクタ嵌合構
造。
【0019】2)前記コネクタ嵌合構造において、好ま
しくは前記第2スライド部材が、前記アウタハウジング
の裏面に設けられた第1係合部に係合される第1係合ア
ームを備え、嵌合解除時に前記第2スライド部材を前方
に移動させることで、該第1係合アームが前記第1スラ
イド部材に設けられたスライド溝内に逃げることを特徴
とするコネクタ嵌合構造。
【0020】上記構成のコネクタ嵌合構造によれば、第
2スライド部材が一方のコネクタのアウタハウジングの
裏面に設けられた第1係合部に係合する可撓性の第1係
合アームを備えているので、他方のコネクタのハウジン
グが一方のコネクタに嵌入して、他方のコネクタの係合
突起がハウジングロックを押し下げた後、スライド溝内
に第1係合アームの先端部分を逃がさない限り第1係合
アームは第1係合部から解除されない。そして、第2ス
ライド部材に嵌合解除時に操作する離脱防止部の前端下
面に解除突起が設けられているので、雌雄コネクタの嵌
合解除時に第2スライド部材を直接又は離脱防止部を介
して前方へ押し出すだけで良いから、嵌合解除時の操作
が容易となり作業性の向上を図ることができる。また、
ロックアームの撓み量は解除突起と押圧部の高さで決ま
るので、ロックアームが過度に変位されて破損するよう
なことはなく、雌雄コネクタの耐久性を向上させること
ができる。
【0021】また、第2スライド部材がアウタハウジン
グの裏面に設けられた第1係合部に係合される第1係合
アームを備え、嵌合解除時に第2スライド部材を前方に
移動させることで、該第1係合アームが第1スライド部
材に設けられたスライド溝内に逃げるので、比較的小さ
な押圧力でロックアームのハウジングロックと他方のコ
ネクタの係合突起との係合状態を解除することができ
る。従って、雌雄コネクタの嵌合解除時の作業性を一層
向上させることができる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明のコネクタ嵌合構造
の一実施形態を図1乃至図8に基づいて詳細に説明す
る。図1は本発明のコネクタ嵌合構造の一実施形態を示
す縦断面図、図2は図1におけるスライダの分解斜視
図、図3は図1における雌雄コネクタハウジングの斜視
図、図4は図1における嵌合開始時の作動説明図、図5
は図1における嵌合途中の作動説明図、図6は図1にお
けるさらに嵌合が進んだ状態を示す作動説明図、図7は
図1における嵌合完了時の縦断面図、図8は図7におけ
る嵌合解除時の作動説明図である。
【0023】図1乃至図3に示すコネクタ嵌合構造1
は、相互に嵌合接続される一組の雌雄コネクタの内、一
方のコネクタとしての雄コネクタ10にはソケットコン
タクト14を嵌入し前方に開口したインナハウジング1
2と、該インナハウジング12の上部にスライダ20を
摺動可能に装着すると共に、インナハウジング12を覆
うフード状のアウタハウジング11とから構成されてい
る。前記インナハウジング12上には嵌合方向の軸線に
沿って設けられた可撓性を有するロックアーム16が、
前端に鈎状のハウジングロック18を備え、該ロックア
ーム16の中央上部には嵌合解除時に操作する押圧部1
9が設けられている。
【0024】さらに詳しくは、上記インナハウジング1
2の上面とアウタハウジング11の上面裏側との間はス
ライダ収容部13が形成されており、その両側端のハウ
ジング内壁にはスライダ20の両側端部を案内するガイ
ド溝15が設けられている。また、ロックアーム16と
アウタハウジング11内壁との間にスライダ20を挿入
するための側方空間13aが設けられている。また、ロ
ックアーム16及びハウジングロック18の間には挿通
空間16aが設けられており、インナハウジング12の
外周にはシール部材12a(図4参照)が被せられてい
る。さらに、アウタハウジング11の裏面には、後述す
る第1係合アーム28を係合する第1係合部46が設け
られ、後述する第2係合アーム47に係合する第2係合
部48が設けられている。
【0025】上記スライダ20は、アウタハウジング1
1内を軸方向に摺動する第1スライド部材21と、該第
1スライド部材21後方に係合される第2スライド部材
26と、該第2スライド部材26内に保持され、第1、
第2スライド部材21、26を互に離反させる方向に弾
性力が働く弾性部材としての圧縮バネ33とから構成さ
れている。
【0026】上記第1スライド部材21は、後方に延設
されると共に圧縮バネ33の一方端と当接する一対のス
トッパアーム部23と、該一対のストッパアーム部23
を前端部で連結する連結部24とから成り、該連結部2
4の前端部下方には後述する雌コネクタ40側の押圧リ
ブ42が当接する当接部25が設けられている。また、
ストッパアーム部23の上部には後述する係止補助アー
ム49を係止するための係止補助面23aが設けられて
いる。また、雌雄コネクタの嵌合操作時に第1、第2ス
ライド部材21、26が接近する際、後述する第1係合
アーム28の先端部分を逃がすためのスライド溝22が
連結部24の後端部に設けられている。
【0027】上記第2スライド部材26は、前端下部に
ハウジングロック18の下方向変位を押さえる係止部2
7が前方に延設され、中央上部に嵌合解除時に操作する
ための離脱防止部29が設けられ、スライダ20のアウ
タハウジング11への装着時には前述した押圧部19を
覆うようになる。また、雌雄コネクタ10、40の嵌合
時に雌コネクタ40の後述する押圧リブ42が干渉しな
いように、一対の係止部27、27間には切欠き部27
aが設けられている。また、、嵌合解除時に第2スライ
ド部材26を前方に移動させることでロックアーム16
の押圧部19に当接して、該ロックアーム16を下方に
撓ませてハウジングロック18の係合状態を解除させる
ための解除突起50が離脱防止部29の前端下面に設け
られている。また、第1スライド部材21の係止補助面
23aに係止される係止補助突起49aを前端下面に有
し、平板状で可撓性を有する一対の係止補助アーム49
を備えている。また、係止部27の後端面に後方下がり
の傾斜角βの傾斜面30が設けられている(図8参
照)。
【0028】さらに、第2スライド部材26は、アウタ
ハウジング11の裏面に設けられた第1係合部46に係
合される鉤状の第1係止突起28aを前端上面に有し、
可撓性を有する一対の第1係合アーム28を離脱防止部
29の両側に備え、アウタハウジング11に設けられた
第2係合部48に係合される鉤状の第2係止突起47a
を前端下面に有し、可撓性を有する第2係合アーム47
を離脱防止部29の下方に備えている。
【0029】また、他方のコネクタとしての雌コネクタ
40のハウジング41内には、ピンコンタクト45が嵌
合方向に突出しており、ハウジング41上の外壁中央部
分には、前述した第1スライド部材21の当接部25に
突き当たる押圧リブ42が嵌合方向に沿って延設されて
いる。また、押圧リブ42先端の対向した両側部にはロ
ックアーム16を撓ませ、ハウジングロック18を係合
する一対の係合突起43が設けられている。
【0030】次に、上述した構成のコネクタ嵌合構造1
の嵌合作用を説明する。先ず、図2に示すように第2ス
ライド部材26の両側に圧縮バネ33をセットした後、
第1スライド部材21のストッパアーム部23を当接さ
せると、係止補助面23aに係止補助アーム49の係止
補助突起49aが係止されることでスライダ20の組み
付けが完了する。
【0031】次に、図3に示したようにアウタハウジン
グ11のガイド溝15に沿ってスライダ収容部13内に
スライダ20の第1スライド部材21の連結部24の前
端面が面一になるまで挿入する。すると、図1に示した
ように第2スライド部材26の第1係合アーム28の第
1係止突起28aがアウタハウジング11の第1係合部
46に係止されると共に、第2係合アーム47の第2係
止突起47aが第2係合部48に係止される。従って、
第2スライド部材26は、一対の第1係合アーム28と
第2係合アーム47の計3箇所で雄コネクタ10のアウ
タハウジング11に係止されるので、アウタハウジング
11の第1、第2係合部46、48から第1、第2係合
アーム28、47が外れて後方に移動するようなことは
ない。
【0032】次に、図4に示すように雌コネクタ40の
ハウジング41の内壁が雄コネクタ10のインナハウジ
ング12の外周に案内されるように挿入されると、押圧
リブ42の先端は第1スライド部材21の当接部25に
当接されると共に、第2スライド部材26の係止部27
はハウジング41上面に滑入される。
【0033】次に、図5に示すように嵌合が進むと、第
2スライド部材26はその位置を保持されたまま第1ス
ライド部材21のみが圧縮バネ33の弾性力に抗して雌
コネクタ40の押圧リブ42に押圧され、圧縮バネ33
を縮めながらスライダ収容部13内の後方へ移動する。
すると、係合突起43はハウジングロック18を押下げ
るのでロックアーム16は下方へ撓む。
【0034】次に、図6に示すように更に嵌合が進む
と、第1係合アーム28は第1係合部46から解除され
てスライド溝22内に逃げるようにもぐり込むと共に、
第2係合アーム47も雌コネクタ40のハウジング41
先端部に押圧されて第2係合部48から解除される。そ
して、圧縮バネ33の弾性力により第2スライド部材2
6の係止部27はハウジングロック18先端を後方へ押
圧する。この段階で、仮に雌コネクタ40の嵌合力を解
除すると、第1スライド部材21は圧縮バネ33の弾性
力によって前方へ押圧されているから当接部25及び押
圧リブ42を介して雌コネクタ40が離反方向に押し戻
される。また、コネクタ嵌合が完了していないと、ロッ
クアーム16上の押圧部19が第2スライド部材26の
離脱防止部29にほぼ覆われているので不完全嵌合であ
ることを目視でも検知できる。
【0035】次に、図7に示すように雌コネクタ40が
嵌合方向に更に押されると、下方へ撓んでいるロックア
ーム16は元の位置に復帰すると共に、ハウジングロッ
ク18は係合突起43に係合される。すると、係止部2
7がハウジングロック18から解除されるので、圧縮バ
ネ33の弾性力により第2スライド部材26は雄コネク
タ10の後部へ移動する。この時、係止部27はハウジ
ングロック18の下面に潜り込むので、ハウジングロッ
ク18は係合突起43に係合されたまま撓めない状態に
ロックされる。従って、雌雄コネクタ10、40は完全
嵌合状態となり、振動等により嵌合状態が解除されるよ
うなことはない。また、第2スライド部材26の離脱防
止部29はロックアーム16上部の押圧部19より後方
へ離れているので、目視により完全嵌合状態であること
が検知できる。また、圧縮バネ33の反発力が急減する
節度感でも完全嵌合状態を検知できる。
【0036】次に、上述した構成のコネクタ嵌合構造1
の嵌合解除操作を説明する。図8に示すように完全嵌合
状態の雌雄コネクタ10、40は、先ず第2スライド部
材26の離脱防止部29が手指等により圧縮バネ33の
反発力に抗して前方に押されると、第1係合アーム28
が第1係合部46に当接して押し下げられてから、第1
スライド部材21のスライド溝22内に逃げる。この
時、離脱防止部29の前端下面に設けられた解除突起5
0がロックアーム16上部の押圧部19に当接する。そ
して、さらに第2スライド部材26が前方へ押される
と、第2スライド部材26の係止部27もハウジングロ
ック18の前方に前進してロック状態が解除されるの
で、ロックアーム16は下方に撓む。この撓みによりハ
ウジングロック18と係合突起43との係合状態が解除
され、圧縮バネ33の反発力によって雄コネクタ10と
雌コネクタ40は離反方向に引き離される。
【0037】上述したように本実施形態におけるコネク
タ嵌合構造によれば、雌コネクタ40のハウジング41
が雄コネクタ10に嵌入して、係合突起43がハウジン
グロック18を押し下げた後、第1係合アーム28がス
ライド溝22内に逃げることで、該第1係合アーム28
は第1係合部46から解除される。この時、第2係合ア
ーム47が雌コネクタ40のハウジング41先端部に押
圧されて第2係合部48から解除されることで、下方へ
撓んでいたロックアーム16が元の位置に復帰してハウ
ジングロック18が係合突起43に係合されて完全嵌合
状態となる。
【0038】そして、雌雄コネクタ10、40の嵌合解
除時は、第2スライド部材26の離脱防止部29が前方
に押されることで、第1係合アーム28が第1スライド
部材21のスライド溝22内に逃げると共に、解除突起
50が押圧部19に当接する。そして、さらに第2スラ
イド部材26が前方へ押されると、ロックアーム16が
下方に撓んでハウジングロック18と係合突起43との
係合状態が解除されて、圧縮バネ33の反発力によって
雄コネクタ10と雌コネクタ40は離反方向に容易に引
き離される。従って、嵌合解除時に第2スライド部材を
比較的小さな押圧力で前方へ押し出すだけで良いから、
解除操作が容易となり作業性の向上を図ることができる
と共に、ロックアームが過度に変位されて破損するよう
なことはなく雌雄コネクタの耐久性を向上させることが
できる。
【0039】なお、本発明は上述した実施形態に限定さ
れるものでないことはいうまでもなく、種々な実施形態
に適用することが可能である。例えば、本実施形態では
スライダ20は雄コネクタ10側に収容されていたが、
雌コネクタ40側に収容することも可能である。また、
ロックアーム16や第1係合アーム28が各々一対ずつ
設けられていたが、1本であっても対応できる。また、
第2係合アーム47は必ずしも1本ではなく、一対であ
っても差支えない。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように本発明のコネクタ嵌
合構造によれば、嵌合解除時に操作するための離脱防止
部の前端下面に解除突起が設けられ、該嵌合解除時に第
2スライド部材を前方に移動させることで解除突起がロ
ックアームの押圧部に当接してロックアームを下方に撓
ませ、一方のコネクタのハウジングロックと他方のコネ
クタの係合突起との係合状態を解除させる。従って、雌
雄コネクタの嵌合解除時に第2スライド部材を前方へ押
し出すだけで良いから、嵌合解除時の操作が容易となり
作業性の向上を図ることができる。また、ロックアーム
の撓み量は解除突起と押圧部の高さで決まるので、ロッ
クアームが過度に変位されて破損するようなことはな
く、雌雄コネクタの信頼性と共に耐久性を向上させるこ
とができる。
【0041】また、前記コネクタ嵌合構造において、好
ましくは第2スライド部材がアウタハウジングの裏面に
設けられた第1係合部に係合される第1係合アームを備
え、嵌合解除時に第2スライド部材を前方に移動させる
ことで、該第1係合アームが第1スライド部材に設けら
れたスライド溝内に逃げる。従って、比較的小さな押圧
力でロックアームのハウジングロックと他方のコネクタ
の係合突起との係合状態を解除することができるので、
雌雄コネクタの嵌合解除時の作業性を一層向上させるこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のコネクタ嵌合構造の一実施形態を示す
縦断面図である。
【図2】図1におけるスライダの分解斜視図である。
【図3】図1における雄コネクタ及び雌コネクタ要部の
斜視図である。
【図4】図1における嵌合開始時の作動説明図である。
【図5】図1における嵌合途中の作動説明図である。
【図6】図1におけるさらに嵌合の進んだ状態の作動説
明図である。
【図7】図1における嵌合完了時の作動説明図である。
【図8】図1における嵌合解除時の作動説明図である。
【図9】従来のコネクタ嵌合構造の一例を示す分解斜視
図である。
【図10】図9における嵌合開始時の作動説明図であ
る。
【図11】図9における嵌合途中の作動説明図である。
【図12】図9における嵌合完了時の作動説明図であ
る。
【図13】図12における嵌合解除時の作動説明図であ
る。
【符号の説明】
1 コネクタ嵌合構造 10 雄コネクタ(一方のコネクタ) 11 アウタハウジング 12 インナハウジング 16 ロックアーム 18 ハウジングロック 19 押圧部 20 スライダ 21 第1スライド部材 22 スライド溝 23 ストッパアーム 23a 係止補助面 24 連結部 25 当接部 26 第2スライド部材 27 係止部 28 第1係合アーム 28a 第1係止突起 29 離脱防止部 30 傾斜面 33 弾性部材(圧縮バネ) 40 雌コネクタ(他方のコネクタ) 41 ハウジング 42 押圧リブ 43 係合突起 46 第1係合部 47 第2係合アーム 47a 第2係止突起 48 第2係合部 49 係止補助アーム 49a 係止補助突起 50 解除突起

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 相互に嵌合接続される一組の雌雄コネク
    タの内、前方に開口したインナハウジングと該インナハ
    ウジングを覆いスライダを摺動可能に装着するアウタハ
    ウジングとから構成され、前記インナハウジング上の前
    端にハウジングロックを備えたロックアームが設けられ
    た一方のコネクタと、 ハウジング上に前記スライダに衝き当たる押圧リブを備
    え、該押圧リブ先端の対向した両側部に前記ロックアー
    ムを撓ませ、かつ前記ハウジングロックを係合する一対
    の係合突起が設けられた他方のコネクタと、 前記スライダが前記アウタハウジング内を軸方向に摺動
    する第1スライド部材と、該第1スライド部材後方に係
    合される第2スライド部材と、該第2スライド部材内に
    保持され、かつ前記第1、第2スライド部材を互に離反
    させる方向に弾性力が働く弾性部材とから構成されてい
    るコネクタ嵌合構造において、 前記第2スライド部材上部の嵌合解除時に操作する離脱
    防止部の前端下面に解除突起が設けられ、嵌合解除時に
    前記第2スライド部材を前方に移動させることで前記解
    除突起が前記ロックアーム上部に設けられた押圧部に当
    接して前記ロックアームを下方に撓ませることで前記一
    方のコネクタの前記ハウジングロックと前記他方のコネ
    クタの前記係合突起との係合状態が解除されることを特
    徴とするコネクタ嵌合構造。
  2. 【請求項2】 前記第2スライド部材が、前記アウタハ
    ウジングの裏面に設けられた第1係合部に係合される第
    1係合アームを備え、嵌合解除時に前記第2スライド部
    材を前方に移動させることで、該第1係合アームが前記
    第1スライド部材に設けられたスライド溝内に逃げるこ
    とを特徴とする請求項1記載のコネクタ嵌合構造。
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