JP2000322463A - 回路シンボル自動生成システム - Google Patents

回路シンボル自動生成システム

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JP2000322463A
JP2000322463A JP11132825A JP13282599A JP2000322463A JP 2000322463 A JP2000322463 A JP 2000322463A JP 11132825 A JP11132825 A JP 11132825A JP 13282599 A JP13282599 A JP 13282599A JP 2000322463 A JP2000322463 A JP 2000322463A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】回路シンボルデータを自動的に生成する。ま
た、自動的に生成された回路シンボルデータのデータフ
ォーマットを自動的にCADシステムに登録可能なデー
タフォーマットに変換する。 【解決手段】ピンマップデータベースとコンパイルテク
ノロジとシンボル形状テンプレートとに基づいて、所定
のデータフォーマットの回路シンボルデータを生成する
シンボルコンパイラ手段と、部品属性仕様に基づいて、
シンボルコンパイラ手段によって生成された所定のデー
タフォーマットの回路シンボルデータをCADシステム
のライブラリデータフォーマットとしてのファイル形式
の回路シンボルデータに変換するファーマットコンバー
タ手段とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、回路シンボル自動
生成システムに関し、さらに詳細には、電子機器の製造
に使用するプリント基板や半導体などの電子回路設計に
おいて、設計者などが使用するCADシステムに登録す
る回路シンボルデータを生成する際に用いて好適な回路
シンボル自動生成システムに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、CADシステムを使用して、電
子機器の製造に使用するプリント基板や半導体などの電
子回路を設計する場合には、予め回路シンボルデータを
生成しておき、この生成した回路シンボルデータをCA
Dシステムに登録し、登録した回路シンボルデータを使
用して電子回路の設計作業を行うようになされている。
【0003】ところで、従来においては、上記した回路
シンボルデータを生成する作業や、この生成した回路シ
ンボルデータをCADシステムに登録可能なデータフォ
ーマットに変換して、CADシステムに登録可能なデー
タフォーマットに変換した回路シンボルデータをCAD
システムに登録するという作業は、全て手作業により行
われていた。
【0004】このため、こうした回路シンボルデータの
生成ならびに生成した回路シンボルデータのデータフォ
ーマットをCADシステムに登録可能なデータフォーマ
ットに変換してCADシステムに登録するという作業
が、極めて煩雑なものとなっていたという問題点があっ
た。
【0005】また、回路シンボルデータを生成する作業
を行う作業者に対しては、過誤のない回路シンボルデー
タを生成することが要求されるものである。
【0006】しかしながら、過誤のない回路シンボルデ
ータを生成するためには、作業者が回路設計の知識なら
びに制約となる各種の規格や独自の標準仕様などにも精
通していていなければならず、このような作業者の育成
には時間がかかるため、回路シンボルデータの生成を全
て手作業により行うには人的な限界があるという問題点
もあった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記したよ
うな従来の技術の有する問題点に鑑みてなされたもので
あり、その目的とするところは、回路シンボルデータを
自動的に生成することができるようにし、また、当該自
動的に生成された回路シンボルデータのデータフォーマ
ットを自動的にCADシステムに登録可能なデータフォ
ーマットに変換することができるようにして、回路シン
ボルデータの生成ならびに生成した回路シンボルデータ
のCADシステムへの登録の作業の簡便化を図るように
するとともに、回路シンボルデータを生成する作業を行
う際に、各種知識に精通した人を必要としないようにし
た回路シンボル自動生成システムを提供しようとするも
のである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のうち請求項1に記載の発明は、回路シンボ
ル図形で表現する電子部品についてファンクションブロ
ックの構成および各ピンの電気信号の入出力特性を定義
するファイルであるピンマップデータベースと、回路シ
ンボル図形の形状パラメータであって処理の実行時に指
定する処理パラメータを設定するコンパイルテクノロジ
と、回路シンボル図形形状の寸法を設定するファイルで
あるシンボル形状テンプレートとに基づいて、所定のデ
ータフォーマットの回路シンボルデータを生成するシン
ボルコンパイラ手段と、各回路シンボル図形または部品
論理情報について該特性情報を中心とする属性を書き込
むファイルである部品属性仕様に基づいて、上記シンボ
ルコンパイラ手段によって生成された所定のデータフォ
ーマットの回路シンボルデータをCADシステムのライ
ブラリデータフォーマットとしてのファイル形式の回路
シンボルデータに変換するファーマットコンバータ手段
とを有するようにしたものである。
【0009】また、本発明のうち請求項2に記載の発明
は、本発明のうち請求項1に記載の発明において、上記
シンボルコンパイラ手段が、回路シンボル図形を生成す
る回路シンボル図形生成処理と、上記回路シンボル図形
生成処理により生成された回路シンボル図形に文字情報
を付加して回路シンボルデータを生成する文字情報付加
処理とを行うようにしたものである。
【0010】また、本発明のうち請求項3に記載の発明
は、本発明のうち請求項2に記載の発明において、上記
回路シンボル図形生成処理が、生成する回路シンボル図
形の形状を判断する形状判断の処理と、上記形状判断の
処理において判断された形状について、ピンの順列を作
成するピン順列作成の処理と、上記形状判断の処理にお
いて判断された形状について、ボディの形状を作成する
とともにピンを配置するボディ形状作成およびピン配置
の処理と、上記形状判断の処理において判断された形状
について、図面のサイズを作成するとともに原点の調節
を行う図面サイズおよび原点調節の処理とを行うように
したものである。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、添付の図面を参照しなが
ら、本発明による回路シンボル自動生成システムの実施
の形態の一例を詳細に説明する。
【0012】なお、本発明による回路シンボル自動生成
システムの実施の形態の一例の説明においては、発明の
理解を容易にするために、「(1)全体構成につい
て」、「(2)シンボルコンパイラ部について」、
「(3)シンボルデータ(IPSファイル)につい
て」、「(4)シンボルエディタ部について」ならびに
「(5)フォーマットコンバータ部について」の5つの
項目に分けて説明を行うこととする。
【0013】(1)全体構成について 図1には、本発明による回路シンボル自動生成システム
の実施の形態の一例を表すブロック構成図が示されてい
る。
【0014】この図1に示す本発明による回路シンボル
自動生成システムは、マイクロコンピューターにより動
作の制御をされる処理装置10と、各種のデータを記憶
したメモリ(メモリは、100a〜100kの記憶領域
を有している。)と、表示装置20と、入力装置30と
を有して構成されている。
【0015】処理装置10は、メモリの記憶領域100
aに格納されたRDBファイル形式(ただし、本明細書
ならびに図面においては、「RDBファイル形式」を、
単に「RDBファイル」と適宜称することとする。)ピ
ンマップデータベース(RDBファイル)と、メモリの
記憶領域100bに格納されたTECファイル形式(た
だし、本明細書ならびに図面においては、「TECファ
イル形式」を、単に「TECファイル」と適宜称するこ
ととする。)コンパイルテクノロジ(TECファイル)
と、メモリの記憶領域100cに格納されたISRファ
イル形式(ただし、本明細書ならびに図面においては、
「ISRファイル形式」を、単に「ISRファイル」と
適宜称することとする。)シンボル形状テンプレート
(ISRファイル)とに基づいて、この実施の形態にお
ける第1の回路シンボルデータとして、所定のデータフ
ォーマットとしてのシンボルデータ(IPS)ファイル
形式(ただし、本明細書ならびに図面においては、「I
PSファイル形式」を、単に「IPSファイル」と適宜
称することとする。)の回路シンボルデータであるシン
ボルデータ(IPSファイル)を自動的に生成して、生
成したシンボルデータ(IPSファイル)をメモリの記
憶領域100dに出力して自動的に格納するシンボルコ
ンパイラ部12を有している。
【0016】なお、シンボルコンパイラ部12において
は、ピンマップデータベース(RDBファイル)を、P
MPファイル形式(ただし、本明細書ならびに図面にお
いては、「PMPファイル形式」を、単に「PMPファ
イル」と適宜称することとする。)ピンマップ中間デー
タ(PMPファイル)に変換し、メモリの記憶領域10
0eに一時保存し、この変換したピンマップ中間データ
(PMPファイル)を用いて処理が行われる。
【0017】さらに、処理装置10は、シンボルコンパ
イラ部12の起動処理と、後述するフォーマットコンバ
ータ部16の起動処理と、メモリの記憶領域100bに
格納されたコンパイルテクノロジ(TECファイル)の
更新処理と、メモリの記憶領域100cに格納されたシ
ンボル形状テンプレート(ISRファイル)の更新処理
と、メモリの記憶領域100dに格納されたシンボルデ
ータ(IPSファイル)の更新処理と、メモリの記憶領
域100fに格納されたIPRファイル形式(ただし、
本明細書ならびに図面においては、「IPRファイル形
式」を、単に「IPRファイル」と適宜称することとす
る。)部品属性仕様定義(IPRファイル)に基づい
て、メモリの記憶領域100gに格納されたIPPファ
イル形式(ただし、本明細書ならびに図面においては、
「IPPファイル形式」を、単に「IPPファイル」と
適宜称することとする。)部品属性仕様(IPPファイ
ル)の更新処理とを行うシンボルエディタ部14を有し
ている。
【0018】さらにまた、処理装置10は、メモリの記
憶領域100gに格納された部品属性仕様(IPPファ
イル)に基づいて、メモリの記憶領域100dに格納さ
れたシンボルデータ(IPSファイル)を、この実施の
形態における第2の回路シンボルデータとして、CAD
システムのライブラリデータフォーマットとしてのファ
イル形式のシンボルデータに自動的に変換して、この変
換したシンボルデータをメモリの所定の記憶領域に設け
られた各種CAD用CADライブラリファイルに出力す
るフォーマットコンバータ部16を有している。
【0019】なお、この実施の形態においては、CAD
システムのライブラリデータフォーマットとしてのファ
イル形式として、SMBファイル形式(ただし、本明細
書および図面においては、「SMBファイル形式」を、
単に「SMBファイル」と適宜称することとする。)、
FDLファイル形式(ただし、本明細書および図面にお
いては、「FDLファイル形式」を、単に「FDLファ
イル」と適宜称することとする。)、CSAファイル形
式(ただし、本明細書および図面においては、「CSA
ファイル形式」を、単に「CSAファイル」と適宜称す
ることとする。)、EDIFファイル形式(ただし、本
明細書および図面においては、「EDIFファイル形
式」を、単に「EDIFファイル」と適宜称することと
する。)が設定されている。
【0020】そして、フォーマットコンバータ部16に
よって変換された変換済みシンボルデータファイル(S
MBファイル)は、メモリの記憶領域100hに設けら
れたCADライブラリ(SMBファイル)に出力され、
フォーマットコンバータ部16によって変換された変換
済みシンボルデータ(FDLファイル)は、メモリの記
憶領域100iに設けられたCADライブラリ(FDL
ファイル)に出力され、フォーマットコンバータ部16
によって変換された変換済みシンボルデータ(CSAフ
ァイル)は、メモリの記憶領域100jに設けられたC
ADライブラリ(CSAファイル)に出力され、フォー
マットコンバータ部16によって変換された変換済みシ
ンボルデータ(EDIFファイル)は、メモリの記憶領
域100kに設けられたCADライブラリ(EDIFフ
ァイル)に出力される。
【0021】なお、上記したCADシステムのライブラ
リデータフォーマットとしてのファイル形式は例示に過
ぎず、他のファイル形式を採用してもよいことは勿論で
ある。
【0022】そして、表示装置20は、フォーマットコ
ンバータ部起動画面22と、システム起動および(&)
入力・編集画面表示部24と、他システムとのインタフ
ェース表示画面26とを有するものである。
【0023】フォーマットコンバータ部起動画面22
は、フォーマットコンバータ部16のファイルダウンロ
ード起動画面を表示装置20の画面上に表示するもので
ある。
【0024】また、システム起動ならびに入力、編集画
面表示部24は、シンボルデータ(IPSファイル)の
示す回路シンボル図形や各種パラメータを表示装置20
の画面上に表示するものである。
【0025】また、他システムとのインタフェース表示
画面26は、部品情報管理システムなどの他のシステム
とのインタフェース表示画面を表示装置20の画面上に
表示するものである。
【0026】そして、入力装置30は、例えば、キーボ
ードやマウスなどであり、表示装置20の画面上におけ
る所望の位置を選択することにより、作業者の所望の指
示を入力するものである。
【0027】以上の構成において、本発明による回路シ
ンボル自動生成システムは、作業者が入力装置30によ
って他システムとのインタフェース表示画面26の所定
の位置を選択することによって起動されるものである。
【0028】図2には他システムとのインタフェース表
示画面26の一例が示されており、上記所定の位置であ
る「ピンマップ&シンボル」の欄を、作業者がマウスで
クリックすることにより、本発明による回路シンボル自
動生成システムが起動される。
【0029】そして、本発明による回路シンボル自動生
成システムが起動されると、システム起動&入力・編集
画面表示部24に回路シンボル自動生成システム起動画
面が表示される(図3参照)。
【0030】なお、ピンマップデータベース(RDBフ
ァイル)、シンボル形状テンプレート(ISRファイ
ル)、コンパイルテクノロジ(TECファイル)、ピン
マップ中間データ(PMPファイル)、部品属性仕様
(IPPファイル)ならびに部品属性仕様定義(IPR
ファイル)を総称して、リソースデータファイルと称す
る。
【0031】(2)シンボルコンパイラ部12について まず、シンボルコンパイラ部12において用いられる各
種データについて説明することとする。
【0032】(2−1)ピンマップデータベース(RD
Bファイル)について ピンマップデータベース(RDBファイル)は、図4
(a)に示すように、回路シンボル図形で表現する電子
部品について、ファンクションブロック(ゲート)の構
成および各端子(ピン)の電気信号の入出力特性を定義
するファイルである。そして、ピンマップデータベース
(RDBファイル)には、「パート情報」、「パートピ
ン情報」、「ファンクション構成」、「ファンクション
情報」、「ファンクションピン情報」、「ピン等価関
係」ならびに「ピンマップ」が設定されている。
【0033】ここで、パート情報とは、電子部品のそれ
ぞれについての全体的な機能を表す情報であり、内部フ
ァンクション数やピン数などを示すものである。
【0034】また、パートピン情報とは、電子部品の各
端子についての電気的特性を表す情報であり、ピンの電
気的特性として入出力、信号種類、ダイナミック特性、
コントロール特性、極性、従属特性ならびにグループ情
報(バスの表現)などを示すものである。
【0035】また、ファンクション構成とは、パートを
構成するファンクションの識別情報を番号付けにより示
すものである。
【0036】また、ファンクション情報とは、ファンク
ションブロックそれぞれについての機能を表す情報であ
り、ピン数などを示すものである。
【0037】また、ファンクションピン情報とは、ファ
ンクションの各ピンについての電気的特性を表す情報で
あり、パートピン情報と同様に入出力、信号種類、ダイ
ナミック特性、コントロール特性、極性、従属特性なら
びにグループ情報(バスの表現)などを示すものであ
る。
【0038】また、ピン等価関係とは、パートピン間お
よびファンクションピン間の等価関係を示すものであ
る。ちなみに、各ピン間が等価であるということは、内
部的に接続状態にあり、電気的に等価であるということ
である。
【0039】また、ピンマップとは、パートピンとファ
ンクションピン間の等価関係を示すものである。
【0040】(2−2)ピンマップ中間データ(PMP
ファイル)について そして、上記したピンマップデータベースを変換したピ
ンマップ中間データ(PMPファイル)は、図5に示す
ように、シンボルコンパイラ部12においてシンボルデ
ータ(IPSファイル)を自動的に生成するために必要
なシンボル名称、テンプレートタイプや、上記したピン
マップデータベースから読み込んだピンマップ情報など
を一時的に保存するファイルである。具体的には、ピン
マップ中間データ(PMPファイル)には、「シンボル
名」、「ターゲットタイプ」、「テンプレートタイ
プ」、「ピン数」、「作成者名」、「パートID」、
「ピン」、「ピンマップ」、「ゲート」ならびに「ピン
関係」が設定されている。
【0041】ここで、シンボル名とは、シンボルの名称
を示すものである。
【0042】また、ターゲットタイプとは、生成するシ
ンボルデータのタイプを表す情報であり、「STD」は
国際標準規格(IEC,ANSI,JIS)を示し、
「MIL1」はMIL規格シンボル(ピンホール非表
示)を示し、「MIL2」はMIL規格シンボル(ピン
ホール表示)を示し、「PSV」は受動部品(抵抗、コ
ンデンサ、コイル、サーミスタ)を示し、「SMC」は
セミコン部品(ダイオード、光素子、トランジスタ、サ
イリスタ)を示すものである。
【0043】また、テンプレートタイプとは、生成され
るシンボルデータのテンプレートタイプを表す情報であ
り、「D1P,SOP,IR_SOP」はDIP,SO
P,特殊SOPテンプレートシンボル(MIL規格)を
示し、「LCC」はLCCテンプレートシンボル(MI
L規格)を示し、「QFP」はQFPテンブレートシン
ボル(MlL規格)を示し、「SIP,ZIP」はSI
P,ZIPテンプレートシンボル(MIL規格)を示
し、「STD_NG」は国際標準規格シンボル(ゲート
を持たない)を示し「STD_GT」は国際標準規格シ
ンボル(ゲートを持つ)を示し、「STD_IC」は国
際標準規格シンボル(インターコネクションを持つ)を
示し、「STD_SP」は国際標準規格シンボル(特殊
ケース)を示し、「R」は抵抗を示し、「C」はコンデ
ンサを示し、「L」はコイルを示し、「TH」はサーミ
スタを示し、「D」はダイオードを示し、「O」は光素
子を示し、「Q」はトランジスタを示し、「TY」はサ
イリスタを示すものである。
【0044】また、ピン数とは、シンボルに含まれるピ
ン数を示すものである。
【0045】また、作成者名とは、このデータの作成者
の名前を示すものである。
【0046】また、パートIDとは、部品型名を示すも
のである。
【0047】また、ピンとは、ピンデータ(ピン番号、
ラベル、シグナルなど)を示すものである。
【0048】また、ピンマップとは、ピンマップデータ
(ピンマップID、ゲート数など)を示すものである。
【0049】また、ゲートとは、ゲートデータ(インデ
ックス番号、ファンクション名など)を示すものであ
る。
【0050】また、ピン関係とは、シンボルとゲートの
ピンとの関係を示すものである。
【0051】(2−3)コンパイルテクノロジ(TEC
ファイル)について 次に、コンパイルテクノロジ(TECファイル)は、図
4(c)に示すように、上記したシンボルデータ(IP
Sファイル)の示す回路シンボル図形の形状パラメータ
であり、シンボルコンパイラ部12の処理の実行時に指
定する処理パラメータを設定するものである。そして、
コンパイルテクノロジ(TECファイル)としては、
「ファイル名」、「図形サイズ設定パラメータ」、「ピ
ン引き出し線長さ・信号特性記号寸法・文字寸法」なら
びに「一般的な図形処理パラメータ」が設定されてい
る。
【0052】ここで、ファイル名とは、生成されたシン
ボルデータ(IPSファイル)を記憶させるファイル名
を示すものである。
【0053】また、図形サイズ設定パラメータとは、生
成されたシンボルデータ(IPSファイル)の示す回路
シンボル図形に関し、当該回路シンボル図形からのマー
ジンである図面サイズや座標原点を示すものである。
【0054】また、ピン引き出し線長さ・信号特性記号
寸法・文字寸法とは、シンボル形状テンプレート(IS
Rファイル)の選択肢テーブルからの択一指定を示すも
のである。
【0055】また、一般的な図形処理パラメータとは、
寸法単位、スケール、図面座標系に対するシンボルの配
置角度の指定を示すものである。
【0056】(2−4)シンボル形状テンプレート(I
SRファイル)について シンボル形状テンプレート(ISRファイル)は、図4
(b)に示すように、回路シンボル図形形状を国際規格
やパッケージ形状に沿って想定し、各図形形状の寸法を
設定するファイルである。そして、シンボル形状テンプ
レート(ISRファイル)としては、「集積素子(I
C)の国際規格形状寸法」、「ディスクリート素子の国
際規格形状寸法」、「集積回路(IC)のパッケージ形
状別寸法」、「ピン引き出し線長さテーブル」、「信号
特性記号寸法テーブル」ならびに「文字寸法テーブル」
が設定されている。
【0057】ここで、集積素子(IC)の国際規格形状
寸法とは、ピン間ピッチ、ボディ形状幅、オーバーハン
グ、コントロールブロック寸法などを定義するものであ
る。
【0058】また、ディスクリート素子の国際規格形状
寸法とは、抵抗、コンデンサ、コイル、ダイオード、ト
ランジスタなど単一の機能を持つ素子について、規格で
定められた各形状ごとの寸法を定義するものである。
【0059】また、集積回路のパッケージ形状別寸法と
は、実際の部品形状を簡易化したものとして回路シンボ
ル図形を作成する場合、パッケージ形状であるSIP、
DIP、ZIP、SOP、QFP、LCC毎に寸法を定
義するものである。
【0060】また、ピン引き出し線長さテーブルとは、
回路シンボル図形のボディ本体から、どれくらいの位置
まで端子を引き出して描くか、引き出し距離の選択肢を
定義するものである。
【0061】また、信号特性記号寸法テーブルとは、極
性記号やダイナミック入力記号など信号特性に従って、
ピンの側に描く記号の寸法の選択肢を定義するものであ
る。
【0062】また、文字寸法テーブルとは、素子名称や
信号名称をシンボルとして描く場合に参照する文字の大
きさや文字間隔の選択肢を定義するものである。
【0063】さらに、シンボル形状テンプレート(IS
Rファイル)には、各種回路シンボル図形の基本図形を
示すテンプレートデータを定義する42のセクションが
設定されており、各セクションで定義されるテンプレー
トデータの示す基本図形が図6乃至図18に示されてい
る。
【0064】即ち、図6(a)に示すDIP,SOP,
IR_SOP,LCC,QFP,SIP,ZIP,MI
NIセクションでは、ICの回路シンボル図形のテンプ
レートデータを定義する。
【0065】また、図6(b)に示すGATEセクショ
ンでは、ICの国際標準規格の回路シンボル図形のテン
プレートデータを定義する。
【0066】また、図6(c)に示すR−STD−1セ
クションでは、ICの国際標準規格の回路シンボル図形
のテンプレートデータを定義し、originは原点位
置を示し、drawsizeで示される矩形の左下の角
からの位置を示し、mainfigは回路シンボル図形
の中心となる図形のサイズを与えたものである。
【0067】また、図7(a)に示すR−STD−2セ
クションでは、シンボル名称「R−STD−2」の回路
シンボル図形のテンプレートデータを定義する。
【0068】また、図7(b)に示すR−VR−J1、
R−VR−J2セクションでは、シンボル名称「R−V
R−J1」、「R−VR−J2」の回路シンボル図形の
テンプレートデータを定義し、arrowで矢印の先端
部分のサイズを、arrowp1ならびにarrowp
2で矢印の直線部分の頂点座標を記述する。
【0069】また、図7(c)に示すR−VR−J3セ
クションでは、シンボル名称「R−VR−J3」の回路
シンボル図形のテンプレートデータを定義する。
【0070】また、図7(d)に示すR−TAP2,R
−TAP2−2セクションでは、シンボル名称「R−T
AP2」、「R−TAP2−2」の回路シンボル図形の
テンプレートデータを定義する。
【0071】また、図8(a)に示すC−STD−1,
C−EC−1,C−EC−3,C−EC−NPセクショ
ンでは、シンボル名称「C−STD−1」、「C−EC
−1」、「C−EC−3」、「C−EC−NP」の回路
シンボル図形のテンプレートデータを定義する。
【0072】また、図8(b)に示すC−STD−2,
C−EC−2セクションでは、シンボル名称「C−ST
D−2」、「C−EC−2」の回路シンボル図形のテン
プレートデータを定義する。
【0073】また、図8(c)に示すC−FT−FIG
−1セクションでは、シンボル名称「C−FT−FIG
−1」の回路シンボル図形のテンプレートデータを定義
する。
【0074】また、図8(d)に示すC−FT−FIG
−2セクションでは、シンボル名称「C−FT−FIG
−2」の回路シンボル図形のテンプレートデータを定義
する。
【0075】また、図9(a)に示すC−VC−1,C
−VC−2セクションでは、シンボル名称「C−VC−
1」、「C−VC−2」の回路シンボル図形のテンプレ
ートデータを定義する。
【0076】また、図9(b)に示すL−STD−2セ
クションでは、シンボル名称「L−STD−2」の回路
シンボル図形のテンプレートデータを定義する。
【0077】また、図9(c)に示すTH−STD−1
セクションでは、シンボル名称「TH−STD−1」の
回路シンボル図形のテンプレートデータを定義する。
【0078】また、図9(d)に示すTH−STD−2
セクションでは、シンボル名称「D−STD−1」、
「D−TUNNEL」、「D−ZENER」の回路シン
ボル図形のテンプレートデータをサブセクションを用い
て定義し、rect1には矩形の対角点座標を与え、r
ect1で与えられるテンプレートデータは内側の矩形
のものとし、外側の矩形に関してはmainfigのサ
ブセクションを用いる。
【0079】また、図10(a)に示すD−STD−
1,D−TUNNEL,D−ZENERセクションで
は、シンボル名称「D−STD−1」、「D−TUNN
EL」、「D−ZENER」の回路シンボル図形のテン
プレートデータを定義し、ダイオードの回路シンボル図
形はこの向きを基準とし、向きを変える場合にはdio
delのangleを指定することにより、半時計周り
に回転する。
【0080】また、図10(b)に示すD−STD2−
1,D−STD2−2,D−STD2−3,D−ZEN
ER2−1,D−ZENER2−2セクションでは、シ
ンボル名称「D−STD2−1」、「D−STD2−
2」、「D−STD2−3」、「D−ZENER2−
1」、「D−ZENER2−2」の回路シンボル図形の
テンプレートデータをサブセクションを用いて定義し、
line1、line2は始点座標終点座標を与え、c
ircleは中心座標と半径を与える。
【0081】また、図10(c)に示すD−STD2−
4,D−STD2−5,D−B−ZENERセクション
では、シンボル名称「D−STD2−4」、「D−ST
D2−5」、「D−B−ZENER」の回路シンボル図
形のテンプレートデータを定義する。
【0082】また、図11(a)に示すD−STD2−
6セクションでは、シンボル名称「D−STD2−6」
の回路シンボル図形のテンプレートデータを定義する。
【0083】また、図11(b)に示すD−VC,D−
VC2−1,D−VC2−2,D−VC2−4セクショ
ンでは、シンボル名称「D−VC」、「D−VC2−
1」、「D−VC2−2」、「D−VC2−4」の回路
シンボル図形のテンプレートデータをサブセクションを
用いて定義し、subfigによりサイズを与え、su
b1p,sub2pによりその位置を与える。
【0084】また、図11(c)に示すD−BRIDG
E−1セクションでは、シンボル名称「D−BRIDG
E−1」の回路シンボル図形のテンプレートデータを定
義し、diode1,diode2,circleの座
標値が図に示す位置の座標値を与える。
【0085】また、図12(a)に示すD−CURRE
NTセクションでは、シンボル名称「D−CURREN
T」の回路シンボル図形のテンプレートデータを定義す
る。
【0086】また、図12(b)に示すD−VARIS
TORセクションでは、シンボル名称「D−VARIS
TOR」の回路シンボル図形のテンプレートデータを定
義し、subfigのサブセクションによってアルファ
ベットの「N」の字の形の図形を定義する。
【0087】また、図12(c)に示すD−PHOT
O,D−AVALANCHEPHOTO,D−LEDセ
クションでは、シンボル名称「D−PHOTO」、「D
−AVALANCHEPHOTO」、「D−LED」の
回路シンボル図形のテンプレートデータを定義し、su
bfigのangleによって指定されただけで反時計
回りに回転し、全体の大きさはsubfigで与えら
れ、先端の大きさはarrowにより与えられ、矢印の
位置はsub1p,sub2pにより与えられる。
【0088】また、図12(d)に示すD−LASER
セクションでは、シンボル名称「D−LASER」の回
路シンボル図形のテンプレートデータを定義し、矢印の
ところの直線部分をline1のサブセクションによっ
て定義し始点座標と終点座標を与える。
【0089】また、図13(a)に示すD−CELLセ
クションでは、シンボル名称「D−CELL」の回路シ
ンボル図形のテンプレートデータをサブセクションを用
いて定義し、line1,line2,line3は始
点座標と終点座標を与え、rectは矩形の対角座標を
与える。
【0090】また、図13(b)に示すQ−PHOTO
−PNP,Q−PHOTO−NPN,Q−PHOTO−
PNP−B,Q−PHOTO−NPN−Bセクションで
は、シンボル名称「Q−PHOTO−PNP」、「Q−
PHOTO−NPN」、「Q−PHOTO−PNP−
B」、「Q−PHOTO−NPN−B」の回路シンボル
図形のテンプレートデータをサブセクションを用いて定
義する。transistorによりトランジスタの回
路シンボル図形のサイズが決まり、parameter
3の値が0のとき左側の水平な線が省かれ、trans
pの座標値によりそのトランジスタの回路シンボル図形
の位置が決まり、トランジスタの矢印の部分はarro
wp1に矢印の中心の位置座標を与え、arrowp
2,arrowp3にはその中心(arrowp1)か
らの相対座標を与える。
【0091】また、図13(c)に示すQ−PHOTO
COUPLER−PNP,Q−PHOTOCOUPLE
R−NPNセクションでは、シンボル名称「Q−PHO
TOCOUPLER−PNP」「Q−PHOTOCOU
PLER−NPN」の回路シンボル図形のテンプレート
データをサブセクションを用いて定義し、シンボル形状
中央の矢印は右下の矢印の向きを基準として各値を与え
る。
【0092】また、図14(a)に示すPHOTOCO
UPLER−D1セクションでは、シンボル名称「PH
OTOCOUPLER−D1」の回路シンボル図形のテ
ンプレートデータをサブセクションを用いて定義する。
【0093】また、図14(b)に示すPHOTOCO
UPLER−D2セクションでは、シンボル名称「PH
OTOCOUPLER−D2」の回路シンボル図形のテ
ンプレートデータをサブセクションを用いて定義し、回
路シンボル図形中央の矢印は図左に示す向きを基準と
し、subfigのangleによって反時計回りに回
転させる。
【0094】また、図15(a)に示すPHOTOCO
UPLER−Rセクションでは、シンボル名称「PHO
TOCOUPLER−R」の回路シンボル図形のテンプ
レートデータをサブセクションを用いて定義する。
【0095】また、図15(b)に示すQ−PNP,Q
−PNP−2,Q−NPN,Q−NPN−2セクション
では、シンボル名称「Q−PNP」、「Q−PNP−
2」、「Q−NPN」、「Q−NPN−2」の回路シン
ボル図形のテンプレートデータをサブセクションを用い
て定義し、矢印の部分はarrowp1がその位置座標
を与え、arrowp2、arrowp3がarrow
p1からの相対座標を表す。
【0096】また、図15(c)に示すQ−NMOSF
ET−DD,Q−NMOSFET−DD−2,Q−NM
OSFET−SD,Q−NMOSFET−SD−2,Q
−PMOSFET−DD,Q−PMOSFET−DD−
2,Q−PMOSFET−SD,Q−PMOSFET−
SD−2セクションでは、シンボル名称「Q−NMOS
FET−DD」、「Q−NMOSFET−DD−2」、
「Q−NMOSFET−SD」、「Q−NMOSFET
−SD−2」、「Q−PMOSFET−DD」、「Q−
PMOSFET−DD−2」、「Q−PMOSFET−
SD」、「Q−PMOSFET−SD−2」の回路シン
ボル図形のテンプレートデータをサブセクションを用い
て定義する。矢印の部分はarrowp1は原点からの
絶対座標を与え、arrowp2、arrowp3がa
rrowp1からの相対座標を与え、subfigによ
って与えられる図形は図左のアルファベット「L」のよ
うな向きを基準として、subfigのangleで指
定された分だけ反時計回りに回転させる。
【0097】また、図16(a)に示すQ−NMOSF
ET−SE,Q−NMOSFET−SE−2,Q−NM
OSFET−DE,Q−NMOSFET−DE−2,Q
−PMOSFET−SE,Q−PMOSFET−SE−
2,Q−PMOSFET−DE,Q−PMOSFET−
DE−2セクションでは、シンボル名称「Q−NMOS
FET−SE」、「Q−NMOSFET−SE−2」、
「Q−NMOSFET−DE」、「Q−NMOSFET
−DE−2」、「Q−PMOSFET−SE」、「Q−
PMOSFET−SE−2」、「Q−PMOSFET−
DE」、「Q−PMOSFET−DE−2」の回路シン
ボル図形のテンプレートデータをサブセクションを用い
て定義する。
【0098】また、図16(b)に示すQ−NJFE
T,Q−NJFET−2,Q−PJFET,Q−PJF
ET−2セクションでは、シンボル名称「Q−NJFE
T」、「Q−NJFET−2」、「Q−PJFET」、
「Q−PJFET−2」の回路シンボル図形のテンプレ
ートデータをサブセクションを用いて定義する。
【0099】また、図16(c)に示すQ−NIGB
T,Q−NIGBT−2,Q−PIGBT,Q−PIG
BT−2セクションでは、シンボル名称「Q−NIGB
T」、「Q−NIGBT−2」、「Q−PIGBT」、
「Q−PIGBT−2」の回路シンボル図形のテンプレ
ートデータをサブセクションを用いて定義する。
【0100】また、図17(a)に示すSR−PNPN
−SWセクションでは、シンボル名称「SR−PNPN
−SW」の回路シンボル図形のテンプレートデータをサ
ブセクションを用いて定義する。
【0101】また、図17(b)に示すSR−SCR−
RB−P,SR−SCR−RB−N,SR−SCR−R
C−P,SR−SCR−RC−Nセクションでは、シン
ボル名称「SR−SCR−RB−P」、「SR−SCR
−RB−N」、「SR−SCR−RC−P」、「SR−
SCR−RC−N」の回路シンボル図形のテンプレート
データをサブセクションを用いて定義する。
【0102】また、図17(c)に示すSR−TRIA
C,SR−DIACセクションでは、シンボル名称「S
R−TRIAC」、「SR−DIAC」の回路シンボル
図形のテンプレートデータをサブセクションを用いて定
義し、右のsubfigによって示すされる図形、この
図に向きに基準とし、subfigのangleによっ
てその向きを指定する。
【0103】また、図18(a)に示すSR−SCS,
SR−GTO−P,SR−GTO−Nセクションでは、
シンボル名称「SR−SCS」、「SR−GTO−
P」、「SR−GTO−N」の回路シンボル図形のテン
プレートデータをサブセクションを用いて定義し、li
neで示される部分をline1,line2,lin
e3のサブセクションで各々の始点、終点座標値を与え
る。
【0104】また、図18(b)に示すSR−EUJT
−P,SR−EUJT−P−2,SR−EUJT−N,
SR−EUJT−N−2セクションでは、シンボル名称
「SR−EUJT−P」、「SR−EUJT−P−
2」、「SR−EUJT−N」、「SR−EUJT−N
−2」の回路シンボル図形のテンプレートデータをサブ
セクションを用いて定義し、矢印の部分は、arrow
p1は原点からの絶対座標、arrowp2,arro
wp3はarrowp1からの相対座標を与える。
【0105】また、図18(c)に示すSR−SBSセ
クションでは、シンボル名称「SR−SBS」の回路シ
ンボル図形のテンプレートデータをサブセクションを用
いて定義し、このシンボル形状はアルファベットの
「N」の字の形の図形を2つならべることによって定義
する。
【0106】(2−5)シンボルコンパイラ部12の内
部処理について 以上のようなピンマップデータベース(RDBファイ
ル)、ピンマップ中間データ(PMPファイル)、コン
パイルテクノロジ(TECファイル)ならびにシンボル
形状テンプレート(ISRファイル)を用いることによ
り、シンボルコンパイラ部12は、シンボルデータ(I
PSファイル)を生成するものであり、図19に示すシ
ンボルコンパイラ部12の内部処理の説明図を参照しな
がらシンボルコンパイラ部12により実行される処理に
ついて説明することとする。
【0107】なお、図19に示すシンボルコンパイラ部
12の内部処理は、入力装置30において、表示装置2
0のシステム起動&入力・編集画面表示部24に表示さ
れたシンボルエディタ部14の起動処理が作業者によっ
て選択されて、後述するシンボルエディタ部14による
シンボルコンパイラ部12の駆動処理によって駆動され
て実行されるものである。
【0108】この図19に示すシンボルコンパイラ部1
2の内部処理説明図の各ステップは、それぞれこのシン
ボルコンパイラ部12で実行される各処理の処理単位を
示しており、このシンボルコンパイラ部12は、ある処
理単位を終了すると次の処理単位の処理へ進むように構
成されている。
【0109】この図19に示すシンボルコンパイラ部1
2の内部処理が起動されると、まず、ステップS190
2においてピンマップデータベース(RDBファイル)
の読込処理が行われ、読み込まれたデータがピンマップ
中間データ(PMPファイル)に変換されてメモリの記
憶領域100eに一時保存される。
【0110】そして、ステップS1902においてメモ
リの記憶領域100eに一時保存されたピンマップ中間
データ(PMPファイル)を用いて、ステップS190
4においては回路シンボル図形生成処理が行われる。
【0111】この回路シンボル図形生成処理において
は、まず、形状判断の処理(ステップS1906)がな
され順次、ピン順列作成の処理(ステップS190
8)、ボディ形状作成およびピン配置の処理(ステップ
S1910)、図形サイズおよび原点調節の処理(ステ
ップS1912)が行われる。
【0112】(2−6)形状判断の処理(ステップS1
916)について 図20には、形状判断の処理(ステップS1916)の
説明図が示されており、この形状判断の処理(ステップ
S1916)の処理においては、コンパイルテクノロジ
(TECファイル)、ピンマップ中間データ(PMPフ
ァイル)ならびにシンボル形状テンプレート(ISRフ
ァイル)に基づいて、生成する回路シンボル図形の形状
が、国際規格形状シンボル、パッケージシンボル、ロジ
ックゲートシンボル、ディスクリートシンボルならびに
コネクタ・スイッチの5つの種別のうちの何れの形状で
あるかが判断されることになる。
【0113】まず、ピンマップ中間データ(PMPファ
イル)の部品種別情報に基づいて部品種別判定の処理が
行われ、IC、ロジックゲート、ディスクリート部品な
らびにコネクタ・スイッチに分類される(ステップS2
002)。
【0114】ステップS2002においてICに分類さ
れた場合は、さらに、コンパイルテクノロジ(TECフ
ァイル)のシンボル種別に基づいてシンボル種別判定の
処理が行われて、国際規格形状シンボルとパッケージシ
ンボルとの何れかに分類される(ステップS200
4)。
【0115】そして、パッケージシンボルについては、
コンパイルテクノロジ(TECファイル)のパッケージ
種別に基づいてパッケージ種別判定の処理が行われて、
SIP、ZIP、DIP/SOP/SOJ、QFP/
QFJ、LCCならびにPGA/BGAの何れかに分類
される(ステップS2006)。
【0116】また、ステップS2002においてロジッ
クゲートに分類された場合は、さらに、コンパイルテク
ノロジ(TECファイル)のシンボル種別に基づいてシ
ンボル種別判定の処理が行われて、NOT系、AND
系、OR系、XOR系ならびにその他の何れかに分類さ
れる(ステップS2008)。
【0117】ステップS2002においてディスクリー
ト部品に分類された場合は、さらに、コンパイルテクノ
ロジ(TECファイル)のシンボル種別に基づいてシン
ボル種別判定の処理が行われて、抵抗系、コンデンサ
系、ダイオード系、トランジスタ系ならびにその他の何
れかに分類される(ステップS2010)。
【0118】(2−7)ピン順列作成の処理(ステップ
S1908)について 上記したような形状判断処理(ステップS1906)を
終了すると、図21に示すピン順列作成の処理(ステッ
プS1908)に進み、ピンマップ中間データ(PMP
ファイル)とシンボル形状テンプレート(ISRファイ
ル)とに基づいて、国際規格形状シンボル、パッケージ
シンボル、ロジックゲートシンボル、ディスクリートシ
ンボルならびにコネクタ・スイッチの5つの種別の各々
についてピンの順列が作成される。
【0119】まず、国際規格形状シンボル(IC)につ
いては、ピンマップ中間データ(PMPファイル)のピ
ン属性の情報に基づいて、電源・グランド・非接続ピン
削除の処理を行い(ステップS2102)、コントロー
ルピン分類の処理を行い(ステップS2104)、ファ
ンクション構成分類の処理を行い(ステップS210
6)、入出力分類の処理を行う(ステップS210
8)。
【0120】上記処理によって、国際規格形状シンボル
(IC)においてはコントロール信号のピンはコントロ
ールボックス部に接続され、データ信号やその他のピン
は内部ファンクション別にブロック化して接続され、入
力信号のピンは左側に接続され、出力信号のピンは右側
に接続され、ファンクションと入出力を共有するピンは
ピンのインデックス番号順に反時計回りに並べられる。
【0121】また、パッケージシンボル(IC)につい
ては、ピンマップ中間データ(PMPファイル)のピン
数の情報ならびにシンボル形状テンプレート(ISRフ
ァイル)の1番ピン位置の情報に基づいて、1番ピンを
起点として、ピン番号順に反時計回りに配列する。
【0122】また、コネクタ・スイッチについては、上
記パッケージシンボル(IC)と同様にして、ピンマッ
プ中間データ(PMPファイル)のピン数の情報ならび
にシンボル形状テンプレート(ISRファイル)の1番
ピン位置の情報に基づいて、1番ピンを起点として、ピ
ン番号順に反時計回りに配列する。
【0123】また、ロジックゲートシンボルについて
は、シンボル形状テンプレート(ISRファイル)のピ
ン数ならびにピン順列の情報に基づいて、シンボル形状
テンプレートのテンプレートデータのピン順列に従って
配列する。
【0124】また、ディスクリートシンボルについて
は、上記ロジックゲートシンボルと同様にして、シンボ
ル形状テンプレート(ISRファイル)のテンプレート
データのピン数ならびにピン順列の情報に基づいて、シ
ンボル形状テンプレートのピン順列に従って配列する。
【0125】(2−8)ボディ形状作成およびピン配置
の処理(ステップS1910)について 上記したようなピン順列作成処理(ステップS190
8)が終了すると、図22に示すボディ形状作成および
ピン配置の処理(ステップS1910)に進み、ピンマ
ップ中間データ(PMPファイル)とコンパイルテクノ
ロジ(TECファイル)とシンボル形状テンプレート
(ISRファイル)とに基づいて、国際規格形状シンボ
ル、パッケージシンボル、ロジックゲートシンボル、デ
ィスクリートシンボルならびにコネクタ・スイッチの5
つの種別の各々についてボディ形状の作成およびピンが
配置される。
【0126】ここで、5つの種別の全てについて、コン
パイルテクノロジ(TECファイル)とシンボル形状テ
ンプレート(ISRファイル)との形状タイプ別寸法
値、ピン引き出し線長ならびにラベル相対位置の情報が
用いられる。
【0127】まず、国際規格形状シンボル(IC)につ
いては、ピンマップ中間データ(PMPファイル)のピ
ン属性の情報に基づいて、コントロールボックス形状作
成の処理を行い(ステップS2202)、ファンクショ
ン別形状作成の処理を行い(ステップS2204)、フ
ァンクション配置の処理を行い(ステップS220
6)、ピンおよびピンラベルの位置を算出する処理を行
い(ステップS2208)、ピンラベル重複回避の処理
を行う(ステップS2210)。
【0128】上記処理によって、国際規格形状シンボル
(IC)においては、例えば、左右のラベルの重なりが
無いようにシンボルの幅や高さを広げたりする(図22
における符号+α参照)。
【0129】また、パッケージシンボル(IC)につい
ては、ピンマップ中間データ(PMPファイル)のピン
数の情報に基づいて、タイプ別基本形状作成の処理を行
い(ステップS2212)、この際、形状はシンボル形
状テンプレートのテンプレートデータに従って、ピン数
とピン間ピッチとなどから大きさを判定するものであ
る。
【0130】そして、国際規格形状シンボル(IC)と
同様に、ピンおよびピンラベルの位置を算出する処理を
行い(ステップS2208)、ピンラベル重複回避の処
理を行う(ステップS2210)。
【0131】また、コネクタ・スイッチについては、上
記パッケージシンボル(IC)と同様にして、形状はシ
ンボル形状テンプレートのテンプレートデータに従っ
て、ピン数とピン間ピッチなどから大きさを判定して、
ピンマップ中間データ(PMPファイル)のピン数の情
報に基づいて、タイプ別基本形状作成の処理を行い、ピ
ンおよびピンラベルの位置を算出する処理を行い(ステ
ップS2208)、ピンラベル重複回避の処理を行う
(ステップS2210)。
【0132】また、ロジックゲートシンボルならびにデ
ィスクリートシンボルについては、シンボル形状テンプ
レートのテンプレートデータに従ってボディ形状の作成
およびピンが配置される。
【0133】(2−9)図形サイズおよび原点調節の処
理(ステップS1912)について 上記したようなボディ形状作成およびピン配置の処理
(ステップS1910)が終了すると、図23に示す図
形サイズおよび原点調節の処理(ステップS1912)
に進み、コンパイルテクノロジ(TECファイル)に基
づいて、国際規格形状シンボル、パッケージシンボル、
ロジックゲートシンボル、ディスクリートシンボルなら
びにコネクタ・スイッチの5つの種別の各々について図
面サイズの作成および原点が調節される。
【0134】ここで、5つの種別の全てについて、コン
パイルテクノロジ(TECファイル)の原点位置、図形
サイズマージン、スケールならびにシンボル方向の情報
が用いられ、後述する処理内容も全てのタイプに共通す
るものである。
【0135】まず、ボディ形状・ピン形状のバウンダリ
ボックスの縦横サイズを算出し、指定されたマージンを
加える図形サイズ作成の処理を行う(ステップS230
2)。
【0136】ステップS2302に続いて、指定された
位置が原点(座標値が(0.0))となるように全ての
座標値をシフトする原点移動の処理を行う(ステップS
2304)。
【0137】それから、ステップS2306においてシ
ンボルの方向を「垂直にする」が指定された場合、原点
を中心として、回路シンボル図形全体を反時計回りに9
0度回転する90度回転の処理を行う。
【0138】そして、ステップS2308においては、
指定されたスケールの倍率で、回路シンボル図形全体を
縮小または拡大するスケール処理を行う。この際、スケ
ールの値が1.0が通常の状態である。
【0139】(2−10)文字情報付加処理(ステップ
S1914)について 上記したような図面サイズ作成および原点調節の処理
(ステップS1912)が終了すると、回路シンボル図
形生成処理(ステップS1904)を終了して、文字情
報付加処理(ステップS1914)に進み、ピンマップ
中間データ(PMPファイル)とコンパイルテクノロジ
(TECファイル)とに基づいて、回路シンボル図形に
文字情報が付加されてシンボルデータ(IPSファイ
ル)が生成され、生成されたシンボルデータ(IPSフ
ァイル)はメモリの記憶領域100dに出力されて自動
的に格納される。
【0140】(3)シンボルデータ(IPSファイル)
について ここで、生成されたシンボルデータ(IPSファイル)
には、図24の表に示すように、STATUSセクショ
ン、DRAWINGセクション、SYMBOLセクショ
ン、PINMAPセクション、PINセクションならび
にPROPERTYセクションの6つのセクションから
構成される情報が設定されている。
【0141】STATUSセクションとは、シンボルデ
ータ(IPSファイル)の一般的な情報であり、具体的
には、シンボルデータ(IPSファイル)の書式のバー
ジョンを識別する「バージョン」と、シンボルデータ
(IPSファイル)の作成または最終更新日付を示す
「日付」と、シンボルデータ(IPSファイル)の作成
者または管理者を示す「作成者・オーナー」との情報に
より構成されるものである。
【0142】また、DRAWINGセクションとは、シ
ンボルデータ(IPSファイル)の示す回路シンボル図
形を描く画面の大きさや原点位置、後述するシンボルエ
ディタ部において参照される引き込みグリッドのピッチ
などを記述する「図面情報」の情報により構成されるも
のである。
【0143】また、SYMBOLセクションとは、シン
ボルデータ(IPSファイル)の示す回路シンボル図形
の種類や図形情報の概略を表す情報であり、具体的に
は、ボディ形状とピン引き出し線と各種信号記号を描く
際に使用する線の太さや色を記述する「共通図形仕様」
と、ボディ形状とピン引き出し線と各種信号記号の形状
種別やサイズを記述する「図形種類別形状・寸法」と、
上記回路シンボル図形が表す電気部品の種類を示す「部
品種別」と、回路図上での上記回路シンボル図形の識別
子を示す「回路記号」と、上記回路シンボル図形を構成
するファンクションの名称とファンクションの位置を示
す「ファンクション名」と、上記回路シンボル図形の所
有するピンの総数を示す「ピン数」と、polylin
eやpolygonなどの2次元の図形表現を用いた形
状データを示す「ボディ形状」との情報により構成され
るものである。
【0144】また、PINMAPセクションとは、ピン
マップデータベースから継承するピンマップ情報を表す
情報であり、具体的には、ピンマップ名(識別名)や内
部ファンクションブロック数やピン数などを示す「パー
ト情報」と、パートを構成するファンクションの識別を
番号付けにより示す「ファンクション構成」と、ファン
クションブロックについての機能名を示す「ファンクシ
ョン情報」と、パートピンとファンクションピンとの間
の等価関係を示す「ピンマップ」との情報により構成さ
れるものである。
【0145】また、PINセクションとは、上記回路シ
ンボル図形の所有するピンの各々ピンについて、各ピン
に所属する図形形状および信号特性を表す情報であっ
て、上記回路シンボル図形が所有するぴの数だけ繰り返
し記述されるものであり、具体的には、上記回路シンボ
ル図形の中での識別番号としてのピンにつける連番を示
す「インデックス番号」と、グループ番号が同じピン同
士が等価であることを示す「等価ピングループ番号」
と、上記回路シンボル図形のボディ本体からピンを引き
出す長さや方向を定義する「ピン引き出し線仕様」と、
ピンの座標値を示す「ピン位置」と、ピン番号を記述す
る「ピン番号」と、ピンの信号種類を表す文字列の記述
する「ピンラベル」と、ピンの信号種類や入出力、ダイ
ナミック特性、コントロール特性、極性などを示す記号
を記述する「信号種別」との情報により構成されるもの
である。
【0146】なお、上記ピン番号ならびにピンラベルに
ついては、通常、電子部品カタログと一致するものであ
り、ピンマップデータベースから継承される。
【0147】また、PROPERTYセクションとは、
上記回路シンボル図形に付加する任意属性を示す情報で
あり、具体的には、属性を識別する名称を示す「属性名
称」と、上記回路シンボル図形に設定される属性の内容
を示す「属性値」との情報により構成されるものであ
る。
【0148】なお、上記任意属性を示す情報は、シンボ
ルデータ(IPSファイル)を生成・編集するアプリケ
ーション側で必要な属性を任意個数分設定し、繰り返し
記述することができるものである。
【0149】そして、シンボルデータ(IPSファイ
ル)はメモリの記憶領域100dに格納されており、随
時読み出し可能となされている。
【0150】また、シンボルデータ(IPSファイル)
の示す回路シンボル図形の詳細については、後述するこ
ととする。
【0151】そして 、上記したようなシンボルデータ
(IPSファイル)の示す回路シンボル図形は、ディス
クリート部品等に対応するパターン化された回路シンボ
ル図形として、電気的特性が正確に反映されているもの
である(図25参照)。
【0152】さらに、上記回路シンボル図形は、JI
S、ANSI/IEEE、MIL、IECなどの各規格
に準拠するものであり、当該各規格に図形的に違反しな
いものである。
【0153】なお、上記回路シンボル図形に関しては、
コンパイルテクノロジ(TECファイル)における回路
の接続関係を示すピンアサインデータおよびシンボル形
成テンプレート(ISRファイル)から、ピン数やピン
ラベルについてのデータだけでなく、入出力属性やダイ
ナミック特性やインピーダンスなどの信号属性やコモン
ピンについてのデータ等のシンボル生成に必要なデータ
は得られているので、上記JIS、ANSI/IEE
E、MIL、IECの各規格の全ての表現方法に対応す
る回路シンボルデータが生成されるものである。
【0154】また、シンボルデータ(IPSファイル)
の示す回路シンボル図形には、パッケージシンボル図形
(図25(a)参照)とIEC規格シンボル図形(図2
5(b)参照)との2つの系列が存在するものである。
【0155】図25(a)はMIL規格に準拠した集積
回路の回路シンボル図形を示すものであり、例えば、ピ
ンを引き出す長さや方向は、図24に示したシンボルデ
ータ(IPS)のPINセクションのうちのピン引き出
し線仕様の情報によって定義され、またピンの座標値
は、同じくPINセクションのうちのピン位置の情報に
よって定義されるものである。
【0156】そして、パッケージシンボル図形(図25
(a)参照)は、パッケージとリード線の形とを投影し
たものであり、ピン(端子)の配列がパッケージでの配
列に従って1番ピンから順に当該パッケージの周りを反
時計回りに並べられ、かつ、電源/グランドピンの省略
がなく、かつ、極性マークを有するものである。
【0157】また、上記パッケージシンボル図形は機能
記号として、メーカー型名を割り当てるようになされて
いるものである。
【0158】一方、IEC規格シンボル図形(図25
(b)参照)は、電気的な部品の機能を投影したもので
あり、ピン(端子)の配列がパッケージでの配列とは関
係なく、入力端子を左側に、出力端子を右側に配列さ
れ、かつ、各ピンの側に信号特性を明らかにするラベル
を有するものである。
【0159】また、上記IEC規格シンボル図形は機能
記号として、上記CADライブラリー管理システムにお
ける回路の接続関係を示すピンマップデータベースを用
いた場合は、ピンマップ名またはピンマップデータベー
スに登録されている機能記号を割り当てられるようにな
さている。
【0160】そして、上記IEC規格シンボル図形にお
ける各ピンは入出力属性を有するものであり、仮に、当
該IEC規格シンボル図形における各ピンが上記入出力
属性を有することがない場合は、IEC規格シンボルは
作成しない。
【0161】(4)シンボルエディタ部14について 次に、シンボルエディタ部14は、シンボルコンパイラ
部12の起動処理と、後述するフォーマットコンバータ
部16の起動処理と、コンパイルテクノロジ(TECフ
ァイル)の更新処理と、シンボル形状テンプレート(I
SRファイル)の更新処理と、シンボルデータ(IPS
ファイル)の更新処理と、部品属性仕様定義(IPRフ
ァイル)に基づいて部品属性仕様(IPPファイル)の
更新処理とを行うものであり、図26に示すシンボルエ
ディタ部14の内部処理の説明図を参照しながら、シン
ボルエディタ部14により実行される処理について説明
することとする。
【0162】(4−1)部品属性仕様定義(IPRファ
イル)について まず、シンボルエディタ部14において用いられる部品
属性仕様定義(IPRファイル)について説明すること
とする(図27(b)参照)。
【0163】部品属性仕様定義(IPRファイル)は、
回路設計・基板設計を行うチームやセクション毎にひと
つだけ存在させ、その環境での部品管理情報の共有ルー
ルとして利用される情報を持つファイルである。
【0164】即ち、その共通ルールとは、なんという名
称の属性はこれこれの意味を持ち、なんという種類の部
品はこれこれの属性を持たなければならないという情報
である。
【0165】そして、部品属性仕様定義(IPRファイ
ル)の上記したような構造により、IPRファイルの内
容を変更することによって、ユーザ別に異なる部品属性
仕様に対応することが可能になるものである。
【0166】この部品属性仕様定義(IPRファイル)
は、具体的には、「プロパティ」と、「クラス」と、
「選択」との情報により構成されている。
【0167】ここで、プロパティとは、1つの部品区分
について、必要なプロパティのリストを設定するもので
ある。
【0168】また、クラスとは、1つのプロパティのデ
ータ型を設定し、「int」は整数型で32ビットで表
せる範囲の整数であり、「decimal」は10進数
実数型で小数型でE表現も可能であり、また、小数点を
省略しても内部的には実数扱いになり、「strin
g」は文字列型で文字数は256文字以内であり、「n
umber」は番号型で1以上8桁以内の自然数であ
り、「char」はアルファベット文字型えアルファベ
ット1文字のデータでケース、即ち、大文字と小文字と
を識別せず、「choise」は選択型で選択肢は別に
choiseセクションで指定する。
【0169】また、選択とは、複数個のOPTIONサ
ブセクションを並列に持つことによって、選択型プロパ
ティの選択肢リストを表現するものである。
【0170】(4−2)部品属性仕様(IPPファイ
ル)について 次に、シンボルエディタ部14において用いられる部品
属性仕様(IPPファイル)について説明することとす
る(図27(a)参照)。
【0171】部品属性仕様(IPPファイル)は、各シ
ンボルまたは部品論理情報について、その特性情報を中
心とする属性を書き込むファイルである。
【0172】この部品属性仕様(IPPファイル)は、
具体的には、「IPR名」と、「カテゴリ」と、「イン
スタンス」との情報により構成されている。
【0173】ここで、IPR名とは、参照するIPRフ
ァイルの名称、またはパスを指定し、拡張子は不要であ
る。また、パスは相対・絶対のどちらで指定されてもよ
い。
【0174】また、カテゴリとは、部品の種別を名称で
定義し、定義されるべきブ口パティの種類はこの部品種
別によって分類される。1バイト文字32文字以内で定
義するものである。
【0175】また、インスタンスとは、プロパティの種
類を識別する名称を指定し、この名称は、参照するIP
Rファイルの中で定義されているもの以外は無効にな
る。また、プロパティの値を指定し、確定していない場
合は省略するものである。
【0176】なお、図28には、シンボルエディタ部1
4のコンパイルテクノロジ(TECファイル)入力と部
品属性仕様(IPPファイル)編集画面を示している。
【0177】(5)フォーマットコンバータ部16につ
いて また、CADシステムに登録可能なデータフォーマット
がIPS形式以外の場合には、さらに、フォーマットコ
ンバータ部16においてファイル形式を自動的に変換し
てCADシステムに登録可能なデータフォーマットとす
ることができるものである。
【0178】フォーマットコンバータ部16は、シンボ
ルデータ(IPSファイル)を用いることにより、この
実施の形態における第2の回路シンボルデータとして、
CADシステムのライブラリデータフォーマットとして
のファイル形式のシンボルデータに自動的に変換して、
この変換したシンボルデータをメモリの所定の記憶領域
に自動的に格納し、各種CAD用CADライブラリファ
イルに出力するものである。
【0179】以下、図29に示すフォーマットコンバー
タ部16の内部処理の説明図を参照しながら、フォーマ
ットコンバータ部16により実行される処理について説
明することとする。
【0180】なお、図29に示すフォーマットコンバー
タ部16の内部処理は、マウスやキーボードなどの入力
装置30によって、表示装置20のシステム起動ならび
に入力、編集画面表示部24に表示されたシンボルエデ
ィタ部14の起動処理が作業者によって選択されて、フ
ォーマットコンバータ部16の起動処理が起動され実行
されるものである。
【0181】この図29に示すフォーマットコンバータ
部16の内部処理が起動されると、まず、ステップS2
902においてシンボルデータ(IPSファイル)の読
込処理が行われ、シンボルデータ(内部記憶装置のファ
イル形式)に変換されて内部記憶装置の記憶領域に一時
保存される。
【0182】そして、ステップS2902において読み
込まれたシンボルデータ(内部記憶装置のファイル形
式)を用いて、ステップS2904においてはCADシ
ステム書式変換処理が行われる(ステップS290
4)。
【0183】このCADシステム書式変換処理において
は、IPSからSMBへの変換処理(ステップS290
6)と、IPSからFDLへの変換処理(ステップS2
908)と、IPSからCSAへの変換処理(ステップ
S2910)と、IPSからEDIFへの変換処理(ス
テップS2912)とがある。
【0184】そして、IPSからSMBへの変換処理
(ステップS2906)によって生成された変換済みシ
ンボルデータファイル(SMBファイル)は、メモリの
記憶領域100hに格納されてCADライブラリ(SM
Bファイル)に出力される。
【0185】また、IPSからFDLへの変換処理(ス
テップS2908)によって生成された変換済みシンボ
ルデータ(FDLファイル)は、メモリの記憶領域10
0iに格納されてCADライブラリ(FDLファイル)
に出力される。
【0186】また、IPSからFDLへの変換処理(ス
テップS2910)によって生成された変換済みシンボ
ルデータ(CSAファイル)は、メモリの記憶領域10
0jに格納されてCADライブラリ(CSAファイル)
に出力される。
【0187】また、IPSからEDIFへの変換処理
(ステップS2912)によって生成された変換済みシ
ンボルデータ(EDIFファイル)は、メモリの記憶領
域100kに格納されてCADライブラリ(EDIFフ
ァイル)に出力される。
【0188】そして、CADライブラリ(EDIFファ
イル)に出力する際には、フォーマットコンバータ部起
動画面22は、ファイルダウンロード起動画面が表示さ
れており(図30参照)、CADシステムに登録可能な
データフォーマットに応じたファイル形式のシンボルデ
ータを用いればよく、例えば、CADシステムに登録可
能なデータフォーマットがSMB形式の場合には、上記
したようにして自動的に変換されメモリ100hに格納
されているシンボルデータ(SMBファイル)を用いれ
ばよい。
【0189】以上のようにして、ピンマップデータベー
スに基づいて、シンボルコンパイラ部12によって、シ
ンボルデータ(IPS)が生成され、当該シンボルデー
タ(IPS)に基づいて、シンボルエディタ部14によ
って、登録済みシンボルデータ(IPS)が生成され、
当該登録済みシンボルデータ(IPS)に基づいて、フ
ォーマットコンバータ部16によって、シンボルデータ
(SMBなど)が生成される。
【0190】このような本発明による回路シンボル自動
生成システムが、回路シンボルデータに関するコンテン
ツ自動生成ツールとして動作することにより、CADシ
ステムのメモリ100にCADライブラリ回路シンボル
データとして自動的に生成されることになる。
【0191】また、このような本発明による回路シンボ
ル自動生成システムが、回路シンボルデータに関するサ
ーバープログラムとして動作することにより、回路シン
ボルデータとしてシンボルデータ(IPS)が自動的に
生成されて、自動的に生成された回路シンボルデータが
CADシステムのメモリ100に登録され、さらに作業
者の所望のCADシステムの回路シンボル図形を得て、
ダウンロードすることも可能になる。
【0192】さらに、本発明による回路シンボル自動生
成システムの実施の形態の一例においては、回路シンボ
ル図形の再構築が行える。
【0193】システム起動ならびに入力、編集画面表示
部24によって表示装置20の画面上に表示された回路
シンボル図形は、入力装置30によって作業者の所望の
図形パラメータが変更されるのに応じて、再構築された
回路シンボル図形となるものである(図31参照)。
【0194】つまり、作業者は所望の図形パラメータの
欄を入力装置30によって選択することにより、当該所
望の図形パラメータの変更を行うことができ、当該変更
された図形パラメータに応じて、システム起動ならびに
入力、編集画面表示部24に表示された回路シンボル図
形が再構築されることになるので、所望の再構築された
回路シンボル図形を得ることができる。
【0195】なお、上記所望の再構築された回路シンボ
ル図形と、上記変更された図形パラメータとは、図示は
省略するが、メモリ100に格納されて随時読み出し可
能となされ、再度利用されるものである。
【0196】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、回路シンボルデータを自動的に生成するこ
とができるようにし、また、当該自動的に生成された回
路シンボルデータのデータフォーマットを自動的にCA
Dシステムに登録可能なデータフォーマットに変換する
ことができるようにし、回路シンボルデータの生成なら
びに生成した回路シンボルデータのデータフォーマット
をCADシステムに登録可能なデータフォーマットに変
換する際に、作業の簡便化と各種知識に精通した人を必
要としないようにすることができるようになるという優
れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による回路シンボル自動生成システムの
実施の形態の一例を表すブロック構成図である。
【図2】他システムとのインタフェース表示画面の一例
を示す説明図である。
【図3】回路シンボル自動生成システム起動画面を示す
説明図である。
【図4】リソースデータファイルの構成を示す説明図で
ある。
【図5】リソースデータファイルの構成を示す説明図で
ある。
【図6】テンプレートデータの示す基本図形の説明図で
ある。
【図7】テンプレートデータの示す基本図形の説明図で
ある。
【図8】テンプレートデータの示す基本図形の説明図で
ある。
【図9】テンプレートデータの示す基本図形の説明図で
ある。
【図10】テンプレートデータの示す基本図形の説明図
である。
【図11】テンプレートデータの示す基本図形の説明図
である。
【図12】テンプレートデータの示す基本図形の説明図
である。
【図13】テンプレートデータの示す基本図形の説明図
である。
【図14】テンプレートデータの示す基本図形の説明図
である。
【図15】テンプレートデータの示す基本図形の説明図
である。
【図16】テンプレートデータの示す基本図形の説明図
である。
【図17】テンプレートデータの示す基本図形の説明図
である。
【図18】テンプレートデータの示す基本図形の説明図
である。
【図19】シンボルコンパイラ部の内部処理の説明図で
ある。
【図20】形状判断の処理の説明図である。
【図21】ピン順列作成の処理の説明図である。
【図22】ボディ形状作成およびピン配置の処理の説明
図である。
【図23】図形サイズおよび原点調節の処理の説明図で
ある。
【図24】シンボルデータ(IPSファイル)の構成を
示す説明図である。
【図25】シンボルデータ(IPSファイル)の示す2
系列の回路シンボル図形であり、(a)はパッケージシ
ンボル図形を示し、(b)はIEC規格シンボル図形を
示す。
【図26】シンボルエディタ部の内部処理の説明図であ
る。
【図27】リソースデータファイルの構成を示す説明図
である。
【図28】シンボルエディタ部のコンパイルテクノロジ
(TECファイル)入力と部品属性仕様(IPPファイ
ル)編集画面を示す説明図である。
【図29】フォーマットコンバータ部の内部処理の説明
図である。
【図30】ファイルダウンロード起動画面を示す説明図
である。
【図31】回路シンボル編集画面を示す説明図である。
【符号の説明】
10 処理装置 12 シンボルコンパイラ部 14 シンボルエディタ部 16 フォーマットコンバータ部 20 表示画面 22 フォーマットコンバータ部起動画面 24 システム起動および入力・編集画面
表示部 26 他システムとのインタフェース表示
画面 30 入力装置 100a〜100k メモリの記憶領域

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回路シンボル図形で表現する電子部品に
    ついてファンクションブロックの構成および各ピンの電
    気信号の入出力特性を定義するファイルであるピンマッ
    プデータベースと、回路シンボル図形の形状パラメータ
    であって処理の実行時に指定する処理パラメータを設定
    するコンパイルテクノロジと、回路シンボル図形形状の
    寸法を設定するファイルであるシンボル形状テンプレー
    トとに基づいて、所定のデータフォーマットの回路シン
    ボルデータを生成するシンボルコンパイラ手段と、 各回路シンボル図形または部品論理情報について該特性
    情報を中心とする属性を書き込むファイルである部品属
    性仕様に基づいて、前記シンボルコンパイラ手段によっ
    て生成された所定のデータフォーマットの回路シンボル
    データをCADシステムのライブラリデータフォーマッ
    トとしてのファイル形式の回路シンボルデータに変換す
    るファーマットコンバータ手段とを有する回路シンボル
    自動生成システム。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の回路シンボル自動生成
    システムにおいて、 前記シンボルコンパイラ手段は、 回路シンボル図形を生成する回路シンボル図形生成処理
    と、 前記回路シンボル図形生成処理により生成された回路シ
    ンボル図形に文字情報を付加して回路シンボルデータを
    生成する文字情報付加処理とを行うものである回路シン
    ボル自動生成システム。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の回路シンボル自動生成
    システムにおいて、 前記回路シンボル図形生成処理は、 生成する回路シンボル図形の形状を判断する形状判断の
    処理と、 前記形状判断の処理において判断された形状について、
    ピンの順列を作成するピン順列作成の処理と、 前記形状判断の処理において判断された形状について、
    ボディの形状を作成するとともにピンを配置するボディ
    形状作成およびピン配置の処理と、 前記形状判断の処理において判断された形状について、
    図面のサイズを作成するとともに原点の調節を行う図面
    サイズおよび原点調節の処理とを有するものである回路
    シンボル自動生成システム。
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