JP2000322015A - 布製の横断幕、懸垂幕 - Google Patents

布製の横断幕、懸垂幕

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JP2000322015A
JP2000322015A JP11161421A JP16142199A JP2000322015A JP 2000322015 A JP2000322015 A JP 2000322015A JP 11161421 A JP11161421 A JP 11161421A JP 16142199 A JP16142199 A JP 16142199A JP 2000322015 A JP2000322015 A JP 2000322015A
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cloth
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JP11161421A
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Isao Tawara
績 田原
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TAHARAYA KK
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TAHARAYA KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】加工が簡単であり、強度も確保できる補強部材
の固定方法を適用した布製の横断幕、懸垂幕を提供す
る。 【解決手段】布製の横断幕、懸垂幕において、辺部に配
設する補強部材5に布製テープを用いる。辺部を内側に
折り返し、該折り返し部8に補強用の紐2を包み込み、
折り返し部8を縫製するときに、長手方向に二つ折りに
した補強部材5を同時に折り返し部8の縁に沿って、綴
じ込み縫いする。しかるのち、本体1に補強部材5を重
ねたままハトメ6の打ち加工を施す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、布製の横断幕、懸
垂幕における、補強部材の取付方法に係るものである。
詳しくは、布製テープを補強部材とし、該補強部材を横
断幕、懸垂幕の辺部縫製加工と同時に縫着し、前記補強
部材に、ハトメ打ち加工を施した横断幕、懸垂幕に関す
る。
【0002】
【従来の技術】布製の横断幕、懸垂幕は、宣伝広告用と
して、また広報用として広く活用されている。布製の横
断幕、懸垂幕は、各隅部及び各辺部に、補強部材が配設
され、該補強部材にハトメが設置されている。該ハトメ
に、紐を通して懸架すべき構造物に締結したり、又は懸
架すべき構造物に設置された取付金具にハトメを係止し
て横断幕、懸垂幕を懸架している。
【0003】横断幕、懸垂幕にハトメを固定する場合、
一般には、あらかじめ各隅部及び各辺部に補強部材を縫
着しておき、該補強部材にハトメを固定する方法がとら
れる。補強部材には通常三角形の豚革製などが用いられ
る。
【0004】しかしながら、三角形の豚革製などの補強
部材を横断幕、懸垂幕に縫着するには、該三角形の周辺
部を縫製する必要があるため、横断幕、懸垂幕をミシン
のテーブル上で大きく振り回す作業が伴い、熟練を要
し、工数がかかり、ミシンの騒音の発生、生産性があが
らないなどの問題点があった。
【0005】そこで、補強部材を縫製によらないで、接
着テープ若しくは熱接着フィルムを本体に貼着する方法
が提案されている。しかし、前記方法は接着テープ若し
くは熱接着フィルムなどの特殊な素材が必要であった。
【0006】横断幕、懸垂幕は、劣悪な環境下で使用さ
れる場合が多い。従って、幕本体の傷みが激しく、特に
補強部材として使われている豚革は耐候性に弱点があ
り、長年月使用すると、劣化が著しい。
【0007】さらに、耐久性の高い横断幕、懸垂幕を、
加工工数をかけずに製作することが要求されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題とすると
ころは、従来の技術の有するこれらの問題点にかんがみ
創案されたもので、布製の横断幕、懸垂幕の辺部の縫製
加工において、該横断幕、懸垂幕の辺部に、耐候性のあ
る材質の補強部材を簡単に固定する点にある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、創案された技術手段は、(1)補強部材として布
製テープを用い、(2)横断幕、懸垂幕の周辺部を内側
に折り返し、該折り返し部分に補強用の紐を包み込み縫
製するときに、辺部において上記補強部材を同時に縫着
し、(3)上記補強部材にハトメ打ち加工を施す、こと
を特徴とするものである。
【0010】
【発明の実施の形態】(実施の形態1)図3は、本発明
に係る横断幕Dの完成図である。図4は、本発明に係る
懸垂幕Eの完成図である。図1は、本発明に係る布製テ
ープの縫着状況をしめした。図1(a)は、図3のC部
の拡大斜視図であり、図1(b)は、図1(a)のA−
A断面図である。
【0011】図5(a)は、従来の技術による横断幕F
をしめす。横断幕Fの各隅部には、三角形の豚革製など
の補強部材4aが縫着されており、各辺部3には、三角
形の豚革製などの補強部材4bが縫着されている。図5
(b)は、図5(a)のG部の拡大図である。上記辺部
3に三角形の豚革製などの補強部材4bをミシンにより
縫着する場合、辺部に重ね縫いを行い、完成時には外観
上ミシン目7、ミシン目9のようになる。補強部材を縫
着した後三角形のほぼ中央に孔を打ち抜き、ハトメ6の
取り付けを行い、孔の補強をする。
【0012】本発明の特徴は、上記三角形の豚革製など
の補強部材4bに代えて、布製テープを用いたことにあ
る。図1において、横断幕、懸垂幕の本体1の辺部3を
折り返し、折り返し部8を形成し、該折り返し部8に紐
2を包み込む。補強部材5は布製テープであり、該補強
部材5をテープの長手方向に二つ折りにし、二つ折り部
5aの他方の端、反対側部5bを重ねて、上記折り返し
部8の中に綴じ込み、本体1の辺部3を縫製するとき
に、同時に補強部材5を縫着する。補強部材5の縫製
は、辺部折り返し部8の縁に沿って行う。ミシンの往復
縫いなどによる複数回ミシン掛けが望ましい。
【0013】(実施の形態2)図2は、本発明に係る布
製テープの縫着状況をしめした。図2(a)は、他の実
施例の拡大斜視図であり、図2(b)は、図2(a)の
B−B断面図である。
【0014】図2において、横断幕、懸垂幕の本体1の
辺部3を折り返し、折り返し部8を形成し、該折り返し
部8に紐2を包み込む。補強部材5は、布製テープであ
り、該補強部材5をテープの長手方向に二つ折りにし、
二つ折り部5aの他方の端、反対側部5bを上記折り返
し部8の上に重ねて、本体1の辺部3を縫製するとき
に、同時に補強部材5を縫着する。補強部材5の縫製
は、辺部折り返し部8の縁に沿って行う。ミシンの往復
縫いなどによる複数回ミシン掛けが望ましい。
【0015】図1(a)及び図2(a)にしめすよう
に、前記補強部材5の縫着の後、本体1と補強部材5を
重ねたままハトメ6加工を施す。
【0016】
【発明の効果】本発明は、次に記載する効果を奏する。
横断幕、懸垂幕の辺部加工時において、三角形の豚革製
補強部材の縫着に代わって、補強部材に布製テープを用
いたので、ミシン縫製加工が容易になった。また、三角
形の周辺に沿って縫製していたものを、上記に記載のご
とく、辺部を縫製するときに同時に布製テープを逢着で
きるので、加工工数が著しく削減された。さらに、補強
材に用いた布製テープの巾方向は織り巾で決められてい
るので、ホツレの心配がなく、布製テープの長手方向の
切り口は辺部折り返し部に綴じ込まれ、又は、作業が簡
単にできるので、往復縫いが容易であり、従ってホツレ
の心配がない。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)本発明の実施例、図3のC部の拡大斜視
図である。 (b)図1(a)のA−A断面図である。
【図2】(a)本発明の他の実施例であり、拡大斜視図
である。 (b)図2(a)のB−B断面図である。
【図3】本発明の横断幕の実施例である。
【図4】本発明の懸垂幕の実施例である。
【図5】(a)従来技術による横断幕である。 (b)図5(a)のG部拡大図である。
【符号の説明】
D 横断幕 E 懸垂幕 F 従来技術の横断幕 1 横断幕、懸垂幕の本体 2 紐 3 辺部 4a 隅部豚革製補強部材 4b 辺部豚革製補強部材 5 辺部布製テープ補強部材 5a 補強部材の二つ折り部 5b 補強部材の二つ折りの反対側部 6 ハトメ 7 辺部豚革製補強部材のミシン目 8 辺部折り返し部 9 辺部ミシン目

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】布製の横断幕、懸垂幕の辺部の縫製加工に
    おいて、補強部材に布製テープを用い、該布製テープの
    長手方向を二つ折りにし、二つ折りの他方の端を、横断
    幕、懸垂幕の本体の辺部の折り返し部分に綴じ込み、辺
    部折り返し部の縫製加工と同時に、上記布製テープを縫
    着したことを特徴とする布製の横断幕、懸垂幕。
  2. 【請求項2】布製の横断幕、懸垂幕の辺部の縫製加工に
    おいて、補強部材に布製テープを用い、該布製テープの
    長手方向を二つ折りにし、二つ折りの他方の端を、横断
    幕、懸垂幕の本体の辺部の折り返し部分の上に重ねて、
    辺部折り返し部の縫製加工と同時に、上記布製テープを
    縫着したことを特徴とする布製の横断幕、懸垂幕。
  3. 【請求項3】前記布製テープよりなる補強部材に、ハト
    メ打ち加工を施した請求項1及び請求項2の布製の横断
    幕、懸垂幕。
JP11161421A 1999-05-06 1999-05-06 布製の横断幕、懸垂幕 Pending JP2000322015A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
ES2347622A1 (es) * 2008-09-22 2010-11-02 Vicente Arcos Repiso Mastil con banderola.
EP2372678A1 (en) * 2008-12-29 2011-10-05 Plasticos Alco, S.L. Device for fixing sheet-like objects

Cited By (3)

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EP2372678A1 (en) * 2008-12-29 2011-10-05 Plasticos Alco, S.L. Device for fixing sheet-like objects
EP2372678A4 (en) * 2008-12-29 2012-08-08 Plasticos Alco S L DEVICE FOR FIXING LAMINATED BODIES

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