JP3113898U - 横断幕 - Google Patents

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Abstract

【課題】ハトメ止めのためのあて皮などを使わず、辺部折り返し部に布製テープからなる補強部材を用い、薄い生地であっても、強化された隅部と辺部を有し、製作容易な横断幕を提供する。
【解決手段】使用生地の4隅を補強する手段としてのあて皮をつかわず、横断幕設置ロープのためのハトメを使わない横断幕Dであって、横断幕の辺部上下折り返し部2に布製テープからなる補強部材が設けられてなる横断幕。
【選択図】図1

Description

本考案は、用済み後に特別工程を設けず焼却処理が容易な、環境に優しい横断幕に関するものである。
旗、幕、幟などの縫製加工による騒音、また、熟練作業員の確保が難しく、かつ、労賃の上昇が著しい現在、生産性の低下、コストの著しい上昇等の問題が生じ、縫製という熟練を必要とする作業を止め、これを誰にでも簡単にでき熟練を要しない、かつ、自動化も容易な熱接着の作業に改めることにした。
旗、幕、幟などの隅部及び辺部補強部に、一面にホットメルトタイプの接着剤を施したフイルムを形成した補強片を隅部及び辺部補強部に加熱加圧により接着し、補強片を接着した隅部及び辺部補強部に紐を挿通するための孔を設け、前記孔の縁に金属製の補強リングを固定した旗、幕、幟(特開H04-146481)が実用に供されているが、フイルム、金属製の補強リングなどが使われているため、用済み後の焼却処理で、フイルム、金属製の補強リングの素材が公害につながるため処理できないという欠点があった。
また、加工が簡単で、強度も確保できる補強部材の固定方法を適用した布製の横断幕、懸吊幕も提供されているが、布製の横断幕、懸吊幕の辺部に設けられた補強部材に布製テープを用い、辺部を内側に折り返し、補強用の紐を包み込み、長手方向に二つ折りした補強部材を、辺部折り返し部に綴じ込み縫いし、本体に補強部材を重ねたままハトメ打ち加工を施した横断幕、懸吊幕(特開2000-322015)も実用に供されているが、強度確保のため、ハトメが用いられているため、用済み後の焼却処理前に、ハトメを本体幕から外さなければ成らないなどの問題があった。
この改善策として、ハトメを使わない横断幕で、薄い布地でも風によるホツレが生ぜず、製作容易なロープ捲き込み仕立て横断幕が提供されている。(実登3105616)
ロープ捲き込み仕立て横断幕はあて皮、ハトメなどの補強材を一切用いず、辺部を折り返し部にロープを捲き込みながら包み込み、辺部を縫着した辺部折り返し部と、辺部折り返し部の端部から引き出されたロープ材よりなる隅部取付部と、を備えた横断幕であって、横断幕の辺部折り返し部にチギレからなる補強部材を同時縫製加工を施す。
補強のためのあて皮、ハトメ打ち加工が省け作業性も良くなりコスト的にも低価格が維持でき、用済み後の焼却処理もでき、環境保全に貢献できる横断幕の提供。
特開平成4年-146481号公報 特開2000-322015号公報 実登3105616号公報
本考案は、従来の有するこれらの問題点に鑑みて、発案されたものであり、その目的とするところは、ハトメ止めのためのあて皮などを使わず、辺部折り返し部に布製テープからなる補強部材を用い、薄い布地であっても、強化された隅部と辺部を有し、製作容易な横断幕を提供することにある。
本考案は、使用生地の4隅を補強する手段としてのあて皮を使わず、横断幕設置用ロープのためのハトメを使わない横断幕であって、前記横断幕の辺部上下折り返し部に布製テープからなる補強部材が設けられてなる横断幕。
本考案の横断幕は、横断幕長手方向の中間補強部材に布製テープを使用するため、辺部縫製加工時に容易に取り付けが可能であり、しかも、安価に取り付けが出来るという経済効果もある。また、あて皮を使わないので、材料費の削減に寄与するばかりでなく、縫製工数が著しく軽減し、経済効果は大きい。ハトメが不用であるので、打ち込み時間が不用で、経済的であるばかりでなく、用済み後の焼却時に分別処理を考慮する必要がないという利点がある。さらに、ハトメを使わないので、横断幕を自動車などに設置した場合、自動車の車体を傷つけることもない。ロープ材を辺部に捲き込みながら包み込んだので、隅部及び辺部は強化され、トロピカルのような厚手の生地のみならずポンジ程度の薄手の生地でも使える横断幕を提供することが出来た。
布地の隅部を折り曲げ、さらに辺部を折り曲げそのなかにロープ材を捲き込みながら中間補強部材の布製テープを同時縫着することによって、隅部と辺部の強度を確保した製作容易な横断幕を実現した。
図1は、本考案の横断幕の背面図である。図1a詳細図は布製テープからなる補強部材を示す図である。図1b詳細図はロープからなる補強部材を示す図である。また、補強部材の取り付け方向は、上向き下向き自由である。
図2は、従来技術の横断幕を示す背面図である。横断幕の4隅にはあて皮にハトメが打ち込まれ、中間補強部に布製テープを二つ折りし辺部に同時縫製加工をし、ハトメ打ちを施した横断幕である。
図1において、横断幕Dの布地(以下布地という。)の隅部を両辺均等に一辺約5cm、布地の裏側に折り返して隅部折り返し部1を形成する。隅部折り返し部1を有する布地の隅部を除く布地の全周辺6を、周辺に平行して約2cm、布地の裏側に折り返し辺部折り返し部2を形成する。布地の角部を両辺均等に布地の裏側に折り返し、さらに布地の隅部を除く全週辺6を周辺に平行して布地の裏側に折り返して、出来た辺部折り返し部2の端部は、布地が2重になっているので、横断幕設置時に、ロープにかかる不測の力に対しても実用上の強度は充分確保されるという効果がある。隅部及び辺部の折り込み量は、横断幕の大きさによって変わるので、上記の量に限定されるものではない。
布地の辺部を裏側に折り返す時に、ロープ材3を捲き込みながら布製テープ補強部材4、ロープ補強部材5を辺部折り返し部2に綴じ込み同時縫着し辺部折り返し部2を形成する。また、布製テープ補強部材4,ロープ材補強部材5を辺部折り返し部2に重ね同時縫着し辺部折り返し部2を形成する。辺部折り返し部2の端部において、辺部折り返し部2の端部よりロープ材隅部取り付け具31を、先端が輪形状をなすように形成し、ロープ材隅部取り付け具31とする。先端の輪形状の大きさは横断幕Dの掲示手段によって変わる。布地は、ロープ材3を周辺に捲き込みながら包み込んだので、丈夫になり、トロピカルのような厚手の生地を使わずポンジ程度の薄手の生地が利用でき、従って風抜き穴を設ける必要なく、経済的効果がある。
横断幕Dを屋外で使用する場合、風で煽られると、ロープ材3と布地の位置関係が変化することが考えられる。これを防ぐために、ロープ材3を布地に固定しておく必要がある。ロープ材3を布地に固定しておくために、辺部折り返し部2にロープ材3の縫着部は任意の位置に設けることが出来る。
ハトメ止めのためのあて皮が使用されていないため、用済み後の焼却時に分別処理を考慮する必要がないという利点があり、ハトメを使わないので、横断幕を自動車などに設置した場合、自動車の車体を傷つけることもなく、傷つきやすい設置物などの用途にも適用できる。
本考案の横断幕の背面図である。 a、布製テープからなる補強部材を示す図である。 b、ロープからなる補強部材を示す図である。 従来技術による横断幕の背面図である。
符号の説明
D 本考案の横断幕
E 従来技術の横断幕
1 隅部折り返し部
2 辺部折り返し部
3 ロープ材
31 ロープ材隅部取り付け具
4 布製テープ補強部材
5 ロープ補強部材
6 全周辺
7 あて皮
8 二つ折り補強部材
9 ハトメ
10 固定ロープ

Claims (1)

  1. 布製の横断幕、の4隅を両辺均等に布地の裏側に折り返してなる隅部折り返し部と、前記隅部折り返し部を有する前記布地の隅部を除く全週辺を、前記周辺に平行して前記布地の裏側に折り返し、エンドレスされたロープ材を捲き込みながら包み込み、前記周辺を縫着してなる周辺折り返し部と、前記隅部返し部より外部に引き出され、先端が輪形状を有する前記ロープ材からなる前記横断幕において、
    前記横断幕の前記辺部上下の複数箇所に布製テープからなる補強部材を取り付けてなることを特徴とする横断幕。
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