JP3105616U - ロープ捲き込み仕立て横断幕 - Google Patents

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株式会社田原屋
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Abstract

【課題】はと目を使わない横断幕であって、薄い生地でも、風によるホツレが生ぜず、製作容易なロープ捲き込み仕立て横断幕を提供する。
【解決手段】本考案は、4隅を両辺均等に折り返してなる隅部折り返し部3と、布地周辺を折り返してロープ材5を捲き込みながら包み込み、周辺を縫着した周辺折り返し部4と、周辺折り返し部4の端部42から引き出されたロープ材5よりなる隅部取付具51と、を備えたことを特徴とする。本考案の横断幕は、あて皮を使わないので、材料費と縫製工数が軽減し、はと目が不用であるので、打ち込み時間が不用で、経済的であり、用済み後の焼却処理を考慮する必要がない。布地の隅部を折り曲げ、さらに周辺を折り曲げたので、隅部は強化され、ポンジ程度の薄手の生地でも使え、ロープ材を周辺に捲き込みながら包み込んだので、製作費は安価となる。
【選択図】図1

Description

本考案は、隅部と周辺部を強化したロープ捲き込み仕立て横断幕に関するものである。
横断幕を掲示する場合、横断幕の4隅に打ち付けられたはと目を利用する。横断幕に強度を与え、ホツレを防止するため布地の4隅にあて皮を縫着し、そのあて皮にはと目を打ち付ける方法が実用されている。
図3(a)は、一例である。布地2の隅部を補強するために、補強材6としてあて皮を縫着し、そのあて皮にはと目61を打ち付けて固定する。このあて皮を隅部に縫着するとき、縫製用ミシン上で横断幕を大きく振り回す作業が伴い、熟練と工数を必要としていた。あて皮は、耐候性に乏しく、縫製工数もかかり、はと目を打ち付ける工程が加わるばかりでなく、用済み後の焼却処理でも、はと目の素材が処理できないという欠点があった。あて皮とはと目を使わずに、ホツレを防ぎ、なおかつ薄い布地でも横断幕として美観をそこなうことがないようにする必要性があった。
この改善策として、あて皮とはと目を使わない方法もある。図3(b)は、この一例である。布地2の隅部を補強するために、補強材6として補強布を縫着し、その補強布にボタン穴62を縫製加工したものである。この方法は、はと目を使わないメリットがあるが、補強布を隅部に縫着し、ボタン穴62の縫製加工をするとき、縫製用ミシン上で横断幕を大きく振り回す作業が伴い、熟練と工数を必要としていた。
横断幕のように大型の掲示物を掲示する場合、布地の周辺を補強する必要がある。このために布地の周辺を折り返し袋状部とし、その袋状部にロープを挿入して補強する方式が提案(登録実用新案3096696号)されているが、隅部からホツレなどが発生するという欠点があり、挿入部を保護するための手段を要するなどの問題がある。
登録実用新案第3096696号
本考案は、従来の技術の有するこれらの問題点に鑑みて、発案されたものであり、その目的とするところは、はと目を使わず、薄い生地であっても、強化された隅部と周辺部を有し、製作容易な横断幕を提供することにある。
本考案は、使用生地の4隅を補強する手段としてのあて皮を使わず、横断幕設置用ロープのためのはと目を使わない横断幕に関するものであって、布地の4隅を両辺均等に布地の裏側に折り返してなる隅部折り返し部と、前記隅部折り返し部を有する前記布地の隅部を除く全周辺を、前記周辺に平行して前記布地の裏側に折り返し、ロープ材を捲き込みながら包み込み、前記周辺を縫着してなる周辺折り返し部と、前記周辺折り返し部の両端部より外部に引き出され、先端が輪状形状を有する前記ロープ材よりなる隅部取付具と、を具備し、前記周辺折り返し部は、少なくとも1箇所の縫着部を有し、前記ロープ材は、前記縫着部に縫着されていることを特徴とする。
本考案のロープ捲き込み仕立て横断幕は、あて皮を使わないので、材料費削減に寄与するばかりでなく、縫製工数が著しく軽減し、経済効果は大きい。また、はと目が不用であるので、打ち込み時間が不用で、経済的であるばかりでなく、用済み後の焼却処理を考慮する必要がないという利点がある。さらに、はと目を使わないので、横断幕を自動車などに設置した場合、自動車の車体を傷つけることもない。ロープ材を周辺に捲き込みながら包み込んだので、隅部及び周辺部は強化され、トロピカルのような厚手の生地のみならずポンジ程度の薄手の生地でも使え、また、時折横断幕に使われる風抜き加工も必要としないので、製作費は安価となる。
布地の隅部を折り曲げ、さらに周辺を折り曲げそのなかにロープ材を捲き込むように包み込ことによって、隅部と周辺部の強度を確保した製作容易な横断幕を実現した。
図1は、本考案のロープ捲き込み仕立て横断幕の背面図である。図2は、図1のA部拡大図である。
図1において、布地2の隅部を両辺均等に一辺約5cm、布地2の裏側に折り返して隅部折り返し部3を形成する。隅部折り返し部3を有する布地2の隅部を除く布地2の全周辺を、周辺に平行して約2cm、布地2の裏側に折り返して周辺折り返し部4を形成する。布地2の角部を両辺均等に布地2の裏側に折り返し、さらに布地2の隅部を除く全周辺を周辺に平行して布地2の裏側に折り返して、出来た周辺折り返し部4の端部42は、布地2が2重なっているので、横断幕設置時に、ロープにかかる不測の力に対しても実用上の強度は充分確保されるという効果がある。隅部及び周辺の折り込み量は、横断幕の大きさによって変わるので、上記の量に限定されるものではない。
布地2の周辺を裏側に折り返す時に、ロープ材5を捲き込みながら包み込み、周辺近傍の縫着線41に沿って縫着して周辺返し部4形成する。周辺折り返し部4の端部42において、ロープ材5を周辺折り返し部4の端部42から2cm程度引き出し、先端が輪状形状をなすように形成し、隅部取付具51とする。引き出し量は横断幕1の掲示手段によって変わる。布地2は、ロープ材5を周辺に捲き込みながら包み込んだので、丈夫になり、トロピカルのような厚手の生地を使わずポンジ程度の薄手の生地が利用でき、従って風抜き穴を設ける必要がなく、経済的な効果がある。
横断幕1を屋外で使用する場合、風で煽られると、ロープ材5と布地2の位置関係が変化することが考えられる。これを防ぐために、ロープ材5を布地2に固定しておく必要がある。ロープ材5を布地2に固定しておくために、周辺折り返し部4にロープ材縫着部54を設ける。
ロープ材縫着には、3通りの方法が考えられる。第1の方法は、布地2の1隅において、ロープ材5の両端部52,53を周辺折り返し部4のロープ材縫着部54に縫着する。第2の方法は、ロープ材5の両端52,53を周辺折り返し部4のロープ材縫着部54に縫着するのに加え、布地2の対角線の隅において、ロープ材5を周辺折り返し部4のロープ材縫着部54に縫着する。第3の方法は、布地2の4隅において、ロープ材5を周辺折り返し部4のロープ材縫着部54に縫着
図2は、図1のA部の拡大図である。ロープ材5の両端部52,53を周辺折り返し部4のロープ材縫着部54に縫着した状況を例示した。ロープ材5の両端部52,53は周辺折り返し部4の外部で結束してもよい。
本考案の横断幕の背面図である。 は、図1のA部拡大図である。 は、従来技術による隅部補強法を示した説明図である。
符号の説明
1 ロープ捲き込み仕立て横断幕
2 布地
3 隅部折り返し部
4 周辺折り返し部
41 縫着線
42 端部
5 ロープ材
51 隅部取付具
52 53 ロープ両端部
54 ロープ材縫着部
6 補強材
61 はと目
62 ボタン穴

Claims (1)

  1. 4隅を両辺均等に布地の裏側に折り返してなる隅部折り返し部と、前記隅部折り返し部を有する前記布地の隅部を除く全周辺を、前記周辺に平行して前記布地の裏側に折り返し、ロープ材を捲き込みながら包み込み、前記周辺を縫着してなる周辺折り返し部と、前記周辺折り返し部の両端部より外部に引き出され、先端が輪状形状を有する前記ロープ材よりなる隅部取付具と、
    を具備し、
    前記周辺折り返し部は、少なくとも1箇所のロープ材縫着部を有し、前記ロープ材は、前記ロープ材縫着部に縫着されていることを特徴とするロープ捲き込み仕立て横断幕。
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