JP2000321856A - カラー画像形成装置 - Google Patents

カラー画像形成装置

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JP2000321856A
JP2000321856A JP11126026A JP12602699A JP2000321856A JP 2000321856 A JP2000321856 A JP 2000321856A JP 11126026 A JP11126026 A JP 11126026A JP 12602699 A JP12602699 A JP 12602699A JP 2000321856 A JP2000321856 A JP 2000321856A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 各現像器内の温度変化に応じそれぞれの現像
剤を独立して供給および回収して、温度上昇による画質
低下を防ぐ。 【解決手段】 各色の現像装置に、その内部の現像剤温
度を検出する現像剤温度センサ2kをそれぞれ設け、各
色の現像装置の現像剤供給手段18bおよび現像剤回収
手段18cを、各色の現像剤温度センサ2kの検出温度
に応じて各色毎に制御手段18aにて制御する。制御手
段18aは、現像剤温度センサ2kの検出温度が所定温
度T1以上になると現像剤供給手段18bおよび現像剤
回収手段18cを駆動させ、所定温度T2以下になると
現像剤供給手段18bおよび現像剤回収手段18cを停
止させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、2成分現像剤を
使用したカラー画像形成装置に関し、特にそれにおける
現像剤供給手段および現像剤回収手段の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、複写機やプリンタ等のカラー画像
形成装置に広く採用されている乾式型の現像装置では、
粉体の現像剤としてトナーとキャリアからなる2成分系
現像剤が用いられ、現像時には現像ローラを回転し、そ
の上に現像剤を担持しつつ搬送し、その現像剤によって
潜像担持体に形成された静電潜像を可視化している。こ
のような画像形成装置では、装置の小型化の要求に応え
るため、各ユニット間の距離を詰めて配置している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このため、画像形成装
置が稼働時、待機時に画像形成装置本体内の温度が上昇
し、現像装置内のトナーの温度が上昇することになる。
トナーの温度が上昇すると、トナー自体の帯電量(Q/
M)が低下して地汚れ等画質の低下をもたらすこととな
る。そこで、現像装置内の現像剤の温度上昇を極力抑え
たい。また、このような現像剤を用いた場合、キャリア
は経時的に劣化するため現像剤の全体を必要に応じて新
しいものと交換する必要がある。
【0004】したがって、初期の画質を維持するために
はトナーをできるだけ早く消費して新しいトナーに交換
することが求められるが、現像装置内のトナー量が少な
いと頻繁にトナー交換をすることとなる。
【0005】この交換は画像形成装置をいったん停止
し、作業することとなるため、稼働時間が中断されるこ
とになる。したがって、交換回数はできるだけ少ない方
がよいので、現像剤の量を多く現像ユニット内に入れる
ことができればよいが、潜像担持体である感光体まわり
の画像領域内にはクリーニングユニットや帯電ユニット
や転写ユニット等の他ユニットも存在し、現像装置その
ものを大きくすると画像形成装置全体の大型化や複雑化
を招くこととなる。
【0006】また、カラー画像形成装置においては複数
の現像装置を有するため、その配置によって(熱源から
近いもの遠いもの)、各現像装置内の温度には差があ
る。
【0007】そこで、この発明の第1の目的は、各現像
装置内に別々に温度センサを具備することにより、各現
像器内の温度変化に応じそれぞれの現像剤を独立して供
給および回収して、温度上昇による画質低下を防ぐこと
ができるカラー画像形成装置を提供することにある。
【0008】この発明の第2の目的は、現像剤補給タン
クの位置を、現像装置本体から独立した位置に持ってい
くことが可能で、できるだけ多くの現像剤を保持でき、
メンテナンス性の向上も図れるカラー画像形成装置を提
供することにある。
【0009】この発明の第3の目的は、現像剤濃度の均
一化が図れるカラー画像形成装置を提供することにあ
る。
【0010】この発明の第4の目的は、現像剤の移送中
に温度上昇をすることがなく供給できるカラー画像形成
装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0011】上記第1の目的を達成するため、この発明
は、各色毎の潜像担持体上で原稿内容に応じて形成され
た静電潜像を、各色毎の2成分式現像装置により可視像
処理し、その可視像を記録材に転写するカラー画像形成
装置において、各色の現像装置に、その内部の現像剤温
度を検出する現像剤温度センサをそれぞれ設け、また各
色の現像装置の現像剤供給手段および現像剤回収手段
を、各色の現像剤温度センサの検出温度に応じて各色毎
に制御する制御手段を備えたことを特徴とする。
【0012】制御手段は、現像剤温度センサの検出温度
が所定温度T1以上になると現像剤供給手段および現像
剤回収手段を駆動させ、所定温度T2以下になると現像
剤供給手段および現像剤回収手段を停止させる。
【0013】第2の目的を達成するため、各現像装置
は、トナーとキャリアを含む現像剤を担持して潜像担持
体と対向する現像領域に搬送する現像剤担持体と、該現
像剤担持体の幅方向における一端から他端に現像剤を搬
送し、また他端から一端に現像剤を搬送する横攪拌手段
と、現像剤担持体に担持されて現像領域を通過した現像
剤を該現像剤担持体の幅方向の一端から他端に現像剤を
搬送する搬送手段とを備えている。
【0014】第3の目的を達成するため、各現像装置
は、貯留する現像剤を攪拌する攪拌手段を具備してい
る。各現像装置の攪拌手段は、各々独立して制御されて
駆動する。
【0015】第4の目的を達成するため、現像剤供給手
段は、現像剤収容器の現像剤を各現像装置に向けて送り
出す第1移送手段、現像剤回収手段は、現像装置の現像
剤を前記現像剤収容器に向けて送り出す第2移送手段と
を有し、これらの第1、第2移送手段は、それぞれ回転
軸方向に現像剤を移動させるスクリュポンプと、該スク
リュポンプに現像剤を送り込む手段と、スクリュポンプ
により移動させられる現像剤を拡散させた状態で流動さ
せるための気体を供給する気体供給手段と、スクリュポ
ンプを介して現像装置と現像剤収容器とを連結するパイ
プとを具備している。
【0016】
【発明の実施の形態】次に、この発明の実施の形態を図
面にしたがって詳細に説明する。図1は、この発明によ
るカラー画像形成装置の全体概要構成を示す。
【0017】このカラー画像形成装置0は、複写機とし
て利用するため、原稿載置台CGに載置されている原稿
を露光するための光源、反射鏡、結像レンズを含む読み
取り機構8を備え、その読み取った画像に応じて書き込
みユニット9のレーザを、ブラック、イエロ、マゼン
ダ、シアンの各色の潜像担持体である感光体1BL、1
Y、1M、1Cに照射し、書き込みを行い静電潜像を作
成する。
【0018】各感光体1BL、1Y、1M、1Cに形成
された静電潜像は、各色の現像装置2BL、2Y、2
M、2Cによって可視像処理され、給紙装置11から給
送され来る記録紙Pに転写ベルト10a、各色の転写器
10BL、10Y、10M、10Cによって静電転写さ
れる。転写された記録紙は、各色の分離帯電器10bB
L、10bY、10bM、10bCによって各感光体よ
り分離され、定着器13によって定着され排紙部14か
ら排紙される。
【0019】また、転写後、転写ベルト10aに残留し
たトナー等を除去するクリーニング装置15、各色の感
光体面上の残留トナーを除去するクリーニング装置12
BL、12Y、12M、12Cを具備している。
【0020】現像剤供給装置3は、各色の現像剤供給タ
ンク3aBL、3aY、3aM、3aC、共通の廃トナ
ー収容器3e、各色のトナー収容器3dBL、3dY、
3dM、3dC、気体移送手段4、該気体移送手段4に
より移送する現像剤を流動化するための気体を供給する
気体供給手段6からなり、各色の現像装置2BL、2
Y、2M、2Cと、現像剤供給手段5および現像剤回収
手段16を介して連結されており、またトナー回収手段
17と各色のクリーニング装置12BL、12Y、12
M、12Cにも連結されており、これらを介して現像剤
の供給と回収を行っている。
【0021】気体移送手段4は、ブラック、イエロ、マ
ゼンダ、シアンの各現像剤を移送する各色の粉体ポンプ
4aBL、4aY、4aM、4aCを有しており、各色
の現像装置2BL、2Y、2M、2Cに対して、各色の
現像剤供給タンク3aBL、3aY、3aM、3aC内
の現像剤を、気体供給手段6の各色用気体ポンプ6aB
L、6aY、6aM、6aCから供給される空気との混
合気として現像剤供給手段5の各色用搬送管5aBL、
5aY、5aM、5aCを介して搬送する。
【0022】図2、3、4に一つの現像装置(ブラッ
ク)2BLを代表に示すが、その他の色の現像装置2
Y、2M、2Cはこれと同じ構造である。
【0023】感光体に向けた書き込みユニット1の開口
部から一部が露出するように現像剤担持体としてのマグ
ネット内蔵の現像ローラ2aが配設されている。そのマ
グネットは、図2において、この現像ローラ2aを時計
と見なした場合に、ほぼ7時の感光体と対向する方向に
現像主極P1、ほぼ6時と4時の方向にそれぞれに現像
剤搬送用の磁極P2、P3、ほぼ2時および1時それぞ
れの方向に第1搬送ローラ2bへの現像剤受け渡し用の
磁極P4、P5(磁極P5は省略可)、ほぼ10時の現
像ドクタ2sと対向する方向に現像剤規制のための磁極
P6が、それぞれ形成されている。各磁極の磁性は、た
とえばP1がN、P2がS、P3がN、P4がS、P5
がN、P6がSである。
【0024】そして、現像ローラ2a上方であって、現
像ローラ2a内マグネットの磁極がなく、磁力が他の方
向よりも格段に小さい方向範囲に、剤受け部材として上
方が開口している樋状の剤受けケース2dが配設されて
いる。この剤受け受けケース2dは、図2において紙面
を貫く方向(感光体の軸方向)に長さを有し、現像ロー
ラ2aの幅方向(図2におけるほぼ左右方向)の中心に
位置する最下部は、現像ローラ2aの12時よりも若干
11時よりの方向にずれている。この剤受けケース2d
の内部に、後述する横攪拌手段としての横攪拌ユニット
20が設けられている。
【0025】横攪拌ユニット20は、図2において紙面
を貫く方向(以下、中心軸方向)の奥側(一端側)から
手前側(他端側)へ現像剤を送る外側の攪拌部2lおよ
び螺旋状のスクリュウ2mと、中心軸方向の手前側(他
端側)から奥側(一端側)へ現像剤を送る内側の内側の
搬送スクリュウ2nとが協働する。
【0026】この横攪拌ユニット20はデュアルミキサ
ーであり、外側スクリュウパドル2oは中空円筒部2p
と、該中空円筒部2pの周面から放射状に伸びる複数の
軸線と平行な攪拌板部2lと中心軸方向に沿い奥側(一
端側)から手前側(他端側)に向けて現像剤を搬送する
螺旋状のスクリュウ2mとを備え、この中空円筒部2p
内に、中心軸方向に沿って手前側(他端側)から奥側
(手前側)に現像剤を搬送する内側スクリュウ2nが収
容されている。中空円筒部2pの手前側(他端側)側端
部には、スクリュウ2mで手前側(他端側)端部まで搬
送してきた現像剤を中空内部に進入させる図示しない剤
取り込み口が形成され、奥側(一端側)端部には、内側
スクリュウ2nで奥側(一端側)端部まで搬送してきた
現像剤を外部に排出させる図示しない剤排出口が形成さ
れている。
【0027】剤受けケース2dの右側には、ケース右側
壁に沿って、第1〜第3搬送ローラ2b、2e、2fが
配設され、これらで、現像ローラ2aから現像剤を除去
し、かつ、除去した現像剤を第2現像剤受けケース2g
の上部開口の右端部まで汲み上げる汲み上げ搬送手段を
構成している。
【0028】第1搬送ローラ2bは、図中ほぼ2時の方
向から現像ローラ2aに対向し、この第1搬送ローラ2
bに第2搬送ローラ2eが対向し、さらに、この第2搬
送ローラ2eに上方から第3搬送ローラ2fが対向す
る。そして、この第1〜3搬送ローラ2b、2e、2f
は、互いに同一の構造をしており、剤受けケース2dと
は反対側で現像剤を搬送するように、それぞれ内部に回
転不能のマグネットを収容している。
【0029】剤受けケース2dの左側には、書き込みユ
ニット1のケース2h内面との間に所定の間隔を有して
おり、この間隔部分が、剤受けケース2dの左側壁上端
部を越えてオーバーフローした現像剤の現像ローラ2a
表面への現像剤搬送経路2iになっている。この通路の
途中に位置するユニットケース2hの内面は、傾斜面2
h’になっており、この傾斜面に検知面2jがこの傾斜
面とほぼ同一面になるように温度センサ2kが設けられ
ている。
【0030】以上の構成において、現像ローラ2aに担
持されて感光体の対向部を通過した現像剤は、第1搬送
ローラ2bにより現像ローラ上からほぼ100パーセン
ト除去されて第2搬送ローラ2eに受け渡され、さらに
第3搬送ローラ2fに受け渡され、遠心力などで第2剤
受けケース2gの右側の上端縁を越えてこの第2剤受け
ケース2g内に流下する。流下した現像剤は、第2剤受
けケース2g内に溜まり、中心軸方向に長さを有する横
搬送スクリュウ2qによって現像装置2の奥側(一端
側)から手前側(他端側)に送られる。手前側(他端
側)に送られた現像剤は、図3に示すように第2剤受け
ケース2gの下方に開口している鉛直方向に長さを有す
るパイプ2rに落下し、溜められる。パイプ2rの下端
部は、横搬送スクリュウの部位に連通状に連結されてい
る。
【0031】図3に、横攪拌ユニット20と粉体ポンプ
ユニット(気体移送手段)4との関係を示す。横搬送ス
クリュウ40a1の軸の一端側は、軸受けおよび軸封部
を介してケースの外に突出しており、この突出部にはギ
ヤG1が固定されていて、このギヤG1はギヤG2と噛
み合い、ギヤG2はモータ40a6と連結されている。
モータ40a6は横搬送スクリュウ40a1に駆動力を
与えるものである。パイプ2rに溜められた現像剤はそ
れ自身の自重と、横搬送スクリュウ40a1により粉体
ポンプ本体40a7に移送される。
【0032】粉体ポンプ本体40a7としては、通称モ
ーノポンプと呼ばれるスクリュウポンプを用いる。この
ポンプは、駆動モータ40a6と横搬送スクリュウ40
a1を介して連結されたロータ40a2とゴム材料等の
弾性体でつくられていてロータ40a2を包囲している
固定されたステータ40a3、このステータ40a3を
保持するホルダ40a4等を具備している。
【0033】ステータ40a3の側面とホルダ40a4
の内壁面の間に1mm程度の隙間があり、現像剤通路4
0a8に連通している。この隙間から現像剤通路に、搬
送用の気体としてエアーを吹き込むように、エアー供給
口40a9が設けられている。エアー供給口40a9は
現像剤通路40a8に連通しており、外側はエアポンプ
(気体ポンプ)6aBLに設けられた管6bを介して連
通している。エアポンプ6aBLは作動すると、エアー
供給口40a9を介して現像剤にエアーを吹き込む。こ
れによりポンプから出る現像剤は流動化が促進され、粉
体ポンプでの現像剤移送がより確実なものとなる。粉体
ポンプ本体40a10を通過したトナーは現像剤供給パ
イプ16を通り、現像剤供給ユニット3aBLに送られ
る。現像剤供給パイプ16は、フレキシブルでかつ耐ト
ナー性に優れた材料を用いることが非常に有効である。
【0034】図5、6、7において、現像剤供給ユニッ
ト3aBLには、最下部に現像装置に向け現像剤を移送
する搬送スクリュウ4a1に粉体ポンプ4aBLから延
長されている軸に沿ってスクリュウの螺旋羽根がついて
いる。この粉体ポンプ4aBLの作動によって、現像剤
はフレキシブルパイプ4a7を介して現像装置2BLへ
向けて送り出される。
【0035】現像剤供給ユニット3aBLの内部で搬送
スクリュウ4a1の上方には、少なくとも1個の、通常
は複数個の攪拌移送手段3b1,3b2,3b3、(こ
の場合3個)が上下方向に間隔をあけて、配設されてい
る。
【0036】一番下の攪拌移送手段3b1は、ギヤG3
と噛み合中間ギヤG6および該中間ギヤG6と噛み合う
攪拌移送手段3b1と一体的なギヤG7を介して、モー
タM1により駆動される。中段の攪拌移送手段3b2、
最上段の攪拌移送手段3b3はそれぞれが有するモータ
M2,M3により駆動される。なお、クラッチ付き歯車
機構を介して単一の駆動手段により任意の攪拌移送手段
を駆動することも可能である。
【0037】最上段の攪拌移送手段3b3は、フレキシ
ブルパイプ16aBLを介して現像装置から移送される
現像剤と現像剤供給ユニット3aBL内の現像剤、さら
には付設のトナー収容器3dBLからの必要に応じて補
給されるトナーを攪拌して、現像剤のトナー濃度を均一
化する。攪拌移送手段3b1、3b2、3b3と搬送ス
クリュ4a1は図5の矢印D・E・F・Gのように現像
剤供給ユニット3aBLの幅方向において互いに逆向き
に収容現像剤を回転駆動される。
【0038】これにより、現像剤の一方向の片寄りを防
ぐことができ、トナーの濃度むらを回避し、早めの濃度
均一化が実現する。
【0039】また、攪拌移送手段3b1、3b2、3b
3の近傍にはそれぞれトナー濃度センサ3c1、3c
2、3c3が設けられている。このトナー濃度センサ3
c1、3c2、3c3によって、現像剤供給ユニット3
aBLのトナー濃度が一定値を下回った場合トナー収容
器3dBLよりトナーが供給され、攪拌、搬送される。
また、このトナー濃度センサ3c1、3c2、3c3
は、現像剤の透磁率変化に基づいてトナー濃度を検知す
るものである。トナー濃度センサ3c1、3c2、3c
3により検知されたトナー濃度値は基準値と比較され、
トナー濃度が一定値を下回ってトナー不足状態になった
場合に、その不足分に応じた大きさのトナー補給信号が
図示省略のトナー補給回路に出力されるようになってい
る。
【0040】図8において、温度センサ2kにより検知
された現像剤温度値は、CPU等から構成される制御手
段18aに入力される。制御手段18aでは、検知され
た現像剤の温度値がRAM、ROM等のメモリに設定さ
れている基準値と比較され、温度度が一定値を上回って
現像剤の温度が上がった状態になった場合に、動作中は
もちろん機械が停止状態においても駆動信号が出力さ
れ、現像剤供給手段18bと現像剤回収手段18cが同
時に駆動されるようになっている。
【0041】これにより現像剤の横攪拌搬送作業から粉
体ポンプによって回収され、同時に現像剤を供給し、現
像装置内の温度が所定の温度下がるまで繰り返し行われ
る。
【0042】次に、温度制御について図9を参照して説
明する。ステップS1では、温度センサ2kにより検知
された現像装置内の現像剤温度が、所定温度T1に達し
たかどうかが判断される。所定の温度に達していれば、
ステップS2に進み、現像剤供給手段、現像剤回収手段
の同時駆動を開始する。これにより現像剤収容器3aB
Lを経て循環し、現像剤の温度が低下していく。
【0043】ステップS3では、現像剤の温度が所定の
温度T2(T1>T2)以下に下がったかどうかが判断
される。所定の温度T2以下に下がったと判断されたと
きはステップ<4>に進み、現像剤供給手段、現像剤回
収手段の駆動を停止する。
【0044】以上のような構成で各色も同様に同形状の
構成になっている。また、各色感光体クリーニング装置
12BL、12Y、12M、12Cによって回収された
トナーは各々トナー回収手段17によってトナー収容器
3dBL、3dY、3dM、3dCに移送される。この
際も図示されないが粉体ポンプを使用する。回収された
各色のトナーは各トナー収容器のなかで未使用トナーと
混合されリサイクルされる。このようにして現像装置内
の現像剤の温度上昇を防ぎ画質の安定化を図る。
【0045】
【発明の効果】請求項1および2のカラー画像形成装置
によれば、温度センサで現像装置内の温度を見ながら現
像剤の供給、回収を行っているので、温度上昇による画
質低下を防ぐことができる。
【0046】請求項3のカラー画像形成装置によれば、
現像剤担持体の幅方向における一端から他端に現像剤を
搬送し、また他端から一端に現像剤を搬送すとともに、
現像剤担持体に担持されて現像領域を通過した現像剤を
該現像剤担持体の幅方向の一端から他端に現像剤を搬送
するので、現像剤補給タンクの位置を、現像装置本体か
ら独立した位置に持っていくことが可能で、できるだけ
多くの現像剤を保持でき、メンテナンス性の向上も図れ
る。
【0047】請求項4のカラー画像形成装置によれば、
現像剤収容器内に攪拌手段を有しているので、補給され
たトナー、回収された現像剤を収容器内の現像剤ととも
に攪拌して濃度の均一な現像剤を得ることができる。
【0048】請求項5のカラー画像形成装置によれば、
各現像剤収容器毎に攪拌手段が制御されるので、濃度の
異常な現像剤収容器のみ攪拌して均一な現像剤濃度にす
ることができる。
【0049】請求項6のカラー画像形成装置によれば、
現像剤を気体とともに移送するので、現像剤の移送中に
温度上昇をすることが無く供給できるので、画質低下を
防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明によるカラー画像形成装置の全体概要
構成図である。
【図2】一つの現像装置の内部構造を示す断面図であ
る。
【図3】それにおける横攪拌ユニットと粉体ポンプユニ
ット(気体移送手段)との関係を示す断面図である。
【図4】一つの現像装置と、これに現像剤を供給する現
像剤供給装置の一部の斜視図である。
【図5】現像剤供給装置の断面図である。
【図6】同上のX−X位置の断面図である。
【図7】現像剤供給装置の一部の断面図である。
【図8】現像剤供給手段および現像剤回収手段を現像剤
温度センサの検出温度に応じて制御する制御手段のブロ
ック図である。
【図9】同制御手段の動作フローチャートである。
【符号の説明】
0 カラー画像形成装置 1BL、1Y、1M、1C 感光体(潜像担持体) 2a 現像ローラ(現像剤担持体) 2BL、2Y、2M、2C 現像装置 2k 現像剤温度センサ 2q 横搬送スクリュウ 3 現像剤供給装置 3aBL、3aY、3aM、3aC 現像剤供給タン
ク 3dBL、3dY、3dM、3dC トナー収容器 4 気体移送手段 4a7 フレキシブルパイプ 5aBL、5aY、5aM、5aC 搬送管 6 気体供給手段 6aBL、6aY、6aM、6aC 気体ポンプ 18a 制御手段 18b 現像剤供給手段 18c 現像剤回収手段 20 横攪拌ユニット 40a1 横搬送スクリュウ
フロントページの続き Fターム(参考) 2H027 DA11 EA04 EB04 EC20 ED08 ED10 ED27 EE07 EF09 JA11 JA12 JC06 JC07 2H030 AD01 AD18 BB23 BB33 BB38 2H077 AA37 AA39 AB06 AB14 AB15 AC02 BA02 BA10 DA24 DA42 DB01 DB14 EA03 EA24 GA02 GA13

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各色毎の潜像担持体上で原稿内容に応じ
    て形成された静電潜像を、各色毎の2成分式現像装置に
    より可視像処理し、その可視像を記録材に転写するカラ
    ー画像形成装置において、前記各色の現像装置に、その
    内部の現像剤温度を検出する現像剤温度センサをそれぞ
    れ設け、また各色の現像装置の現像剤供給手段および現
    像剤回収手段を、各色の現像剤温度センサの検出温度に
    応じて各色毎に制御する制御手段を備えたことを特徴と
    する、カラー画像形成装置。
  2. 【請求項2】 制御手段は、現像剤温度センサの検出温
    度が所定温度T1以上になると現像剤供給手段および現
    像剤回収手段を駆動させ、所定温度T2以下になると現
    像剤供給手段および現像剤回収手段を停止させることを
    特徴とする、請求項1に記載のカラー画像形成装置。
  3. 【請求項3】 各現像装置は、トナーとキャリアを含む
    現像剤を担持して潜像担持体と対向する現像領域に搬送
    する現像剤担持体と、該現像剤担持体の幅方向における
    一端から他端に現像剤を搬送し、また他端から一端に現
    像剤を搬送する横攪拌手段と、現像剤担持体に担持され
    て現像領域を通過した現像剤を該現像剤担持体の幅方向
    の一端から他端に現像剤を搬送する搬送手段とを備えて
    いることを特徴とする、請求項1、または2に記載のカ
    ラー画像形成装置。
  4. 【請求項4】 各現像装置は、貯留する現像剤を攪拌す
    る攪拌手段を具備していることを特徴をする、請求項
    1、2、または3に記載のカラー画像形成装置。
  5. 【請求項5】 各現像装置の攪拌手段は、各々独立して
    制御されて駆動することを特徴をする、請求項4に記載
    のカラー画像形成装置。
  6. 【請求項6】 現像剤供給手段は、現像剤収容器の現像
    剤を各現像装置に向けて送り出す第1移送手段、現像剤
    回収手段は、現像装置の現像剤を前記現像剤収容器に向
    けて送り出す第2移送手段とを有し、これらの第1、第
    2移送手段は、それぞれ回転軸方向に現像剤を移動させ
    るスクリュポンプと、該スクリュポンプに現像剤を送り
    込む手段と、前記スクリュポンプにより移動させられる
    現像剤を拡散させた状態で流動させるための気体を供給
    する気体供給手段と、前記スクリュポンプを介して前記
    現像装置と前記現像剤収容器とを連結するパイプとを具
    備していること特徴とする、請求項3、4、または5に
    記載のカラー画像形成装置。
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CN103926812A (zh) * 2013-01-10 2014-07-16 株式会社东芝 图像形成装置及图像形成方法
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