JP2000321829A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2000321829A
JP2000321829A JP11128244A JP12824499A JP2000321829A JP 2000321829 A JP2000321829 A JP 2000321829A JP 11128244 A JP11128244 A JP 11128244A JP 12824499 A JP12824499 A JP 12824499A JP 2000321829 A JP2000321829 A JP 2000321829A
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Noriyuki Usui
則之 碓井
Masaru Amamiya
賢 雨宮
Haruji Mizuishi
治司 水石
Hiroshi Mizusawa
浩 水沢
Mayumi Ohori
真由美 大堀
Masaru Tanaka
勝 田中
Kenzo Tatsumi
謙三 巽
Toshitaka Yamaguchi
俊隆 山口
Hideki Yoshinami
英樹 善波
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 この発明は、短期間で多くの画像形成を行う
と現像剤の帯電量が上昇し経時と共に画像濃度の低下が
生じるという課題を解決しようとするものである。 【解決手段】 この発明は、トナー濃度検出手段10の
出力値と基準値との結果に基づいてトナー補給手段4b
を制御する手段15と、画像濃度検出手段7の出力値に
基づき基準値を補正する手段16と、画像濃度検出手段
7の出力値に基づいて基準値の補正された値は像担持体
1上の基準画像形成時に補正分の消去された基準値に設
定する手段16を備え、画像濃度検出手段7の出力値に
基づいて補正される基準値VTrefの補正量を画像形
成枚数により変更するものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はトナー濃度制御機能
を有する複写機、プリンタ、ファクシミリ装置等の画像
形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電子写真方式を用いる複写機、プリン
タ、ファクシミリ装置等の画像形成装置においては、現
像装置内に設けられているTセンサと呼ばれる透磁率セ
ンサにより現像装置内の2成分系現像剤におけるトナー
濃度を検出し、このTセンサの出力値を基準値と比較し
てその比較結果に基づいて現像装置の現像部へトナー補
給部からトナーを補給している。通常、トナー濃度は画
像濃度に影響するため、トナー濃度を一定に保つことが
望ましく、また、画像濃度は現像剤の経時における物性
の変化、温湿度等の環境条件や現像条件等に大きく左右
される。
【0003】そこで、通常は、予め定められた感光体の
表面電位と現像バイアス電位との差である現像ポテンシ
ャルによって感光体上に基準画像を形成し、この基準画
像の画像濃度をPセンサと呼ばれる反射型フォトセンサ
により検出し、その検出結果に基づいてTセンサの制御
レベル(上記基準値)を補正して目標とするTセンサの
出力値としてトナー濃度を決定することにより安定した
画像が得られる。
【0004】例えば図3に示すようにPセンサの制御点
を現像ポテンシャルが400Vのときの基準画像に対す
るPセンサの出力値Vspと非画像部に対するPセンサ
の出力値Vsgとの比Vsp/VsgがVsp/Vsg
=0.1となる点とする(Vsp/Vsgが0.1とな
るようにトナー補給を制御する)と、現像剤が劣化して
いなくてその帯電能力が正常であるときには、現像ポテ
ンシャル−画像濃度ID特性が図3に示す現像ポテンシ
ャル−画像濃度ID特性Aのようになり、目標とする画
像濃度が得られる。しかし、経時により現像剤が劣化し
てその帯電能力が低下してくると、現像ポテンシャル−
画像濃度ID特性が図3に示す現像ポテンシャル−画像
濃度ID特性Bのようになり、目標とする画像濃度が得
られなくなる。
【0005】そこで、上記Tセンサの出力値に閾値を設
けてその出力値を制限することによりトナー濃度が所定
の濃度以下にならないようにする方法がある。この方法
では、例えば各画像形成動作時にTセンサによって現像
装置内のトナー濃度を検出し、その出力値を制御基準値
として用いてトナー補給量を制御する。そして、所定回
数の画像形成時毎に、像担持体上に基準画像を形成し、
その画像濃度をPセンサで検出し、その出力値に基づい
て制御基準値Vtrefの補正量ΔVTを算出する。さ
らに、この補正量ΔVTと基準画像形成時におけるTセ
ンサの出力値VTによりVTref=VT+ΔVTのよ
うに制御目標値VTrefを決定し、この補正した制御
目標値が閾値よりも小さい場合には、その補正した制御
目標値を制御基準値として設定する。また、その補正し
た制御目標値が閾値よりも大きい場合には、閾値を制御
基準値として設定して次の基準画像形成時までのトナー
補給制御に用いる。
【0006】また、特開平5−134548号公報に
は、TセンサとPセンサとを併用してトナー濃度制御を
行う画像形成装置であって、一定の画像形成枚数毎にP
センサで画像濃度の検出を行うものが記載されている。
特開平8−110700号公報には、TセンサとPセン
サとを併用してトナー濃度制御を行う画像形成装置であ
って、Pセンサによる制御基準値の補正量の上下限を設
定してトナー濃度制御を行うことにより、感光体の帯電
電位の変動により生じるトナー濃度変動を防止するもの
が記載されている。
【0007】特開平8−202137号公報には、Tセ
ンサとPセンサとを併用してトナー濃度制御を行う画像
形成装置であって、Pセンサによる制御基準値の補正量
をコピー枚数等で変更することにより、現像剤の経時に
よる特性の変動に伴うトナー濃度変動を防止するものが
記載されている。
【0008】特開平10−186830号公報には、電
子写真装置のトナー濃度制御装置であって、現像装置内
の現像剤の透磁率から現像剤濃度を検知するトナー濃度
センサと、感光体上に作像された基準パターンの濃度を
検知するパターン濃度センサとを備え、通常動作時は、
前記パターン濃度センサの出力と基準値との差からトナ
ー補給量を決定し、所定のタイミングで感光体上に基準
パターンを作ってその濃度を前記パターン濃度センサで
検知し、その検知結果に応じて前記基準値を修正するよ
うに構成したトナー濃度制御装置において、現像剤交換
直後に現像装置を駆動して前記トナー濃度センサの出力
を検知し、その出力値Vtiをもとに基準値Vrefの
上限値VrefH及び加減値VrefLを決定し、次の
現像剤交換までの間、前記パターン濃度センサの検知結
果による基準値の修正はVrefH〜VrefLの範囲
内で行うようにしたことを特徴とするトナー濃度制御装
置が記載されている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上述の方法では、図4
に示すように短期間で(1日で)多くの画像形成を行う
と、現像剤の帯電量Q/M(μc/g)が上昇して経時
と共に画像濃度の低下が生じる。この時、所定回数の画
像形成時毎に、像担持体上に基準画像を形成し、その画
像濃度をPセンサで検出し、その出力値に基づいて制御
基準値Vtrefの補正量ΔVTを算出するが、現像剤
の帯電量の変化が大きく、同一の補正量では、補正量が
少なく、画像濃度IDの低下が生じてしまう。また、画
像形成枚数に関係なく初めから制御基準値の補正量を多
くすると、逆に補正過多による、地肌汚れやトナー飛散
を生じることがある。
【0010】請求項1に係る発明は、画像形成条件等に
より現像剤の特性が大きく変化したことにより生じるト
ナー濃度変動を防止することができて地肌汚れの解消、
画像濃度の安定化を図ることができる画像形成装置を提
供することを目的とする。請求項2に係る発明は、画像
形成枚数の増加に伴う現像剤の帯電量変化による画像濃
度の低下を防止することができる画像形成装置を提供す
ることを目的とする。請求項3に係る発明は、基準値の
補正過多に伴うトナー濃度低下による画像濃度低下を防
止することができる画像形成装置を提供することを目的
とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に係る発明は、像担持体上に形成された潜
像を現像剤で顕像化する現像装置と、この現像装置の現
像部へトナーを補給するトナー補給手段と、前記現像装
置内の現像剤におけるトナー濃度を検出するトナー濃度
検出手段と、このトナー濃度検出手段の出力値と基準値
とを比較してその結果に基づいて前記トナー補給手段を
制御するトナー補給制御手段と、前記像担持体上に形成
された画像濃度検出用基準画像の画像濃度を検出する画
像濃度検出手段と、この画像濃度検出手段の出力値に基
づいて前記基準値を補正する基準値補正手段とを有する
画像形成装置において、前記画像濃度検出手段の出力値
に基づいて前記基準値の補正された新しい値は、再度、
前記像担持体上に画像濃度検出用基準画像が形成された
際に前記基準値の補正分が消去された基準値に設定する
手段を備え、前記基準値補正手段により前記画像濃度検
出手段の出力値に基づいて補正される前記基準値の補正
量を画像形成枚数により変更するものである。
【0012】請求項2に係る発明は、請求項1記載の画
像形成装置において、前記基準値補正手段により前記画
像濃度検出手段の出力値に基づいて補正される前記基準
値のトナー濃度が増加する方向の補正量を画像形成枚数
の増加に伴い大きくしたものである。
【0013】請求項3に係る発明は、請求項1又は2記
載の画像形成装置において、前記基準値補正手段により
前記画像濃度検出手段の出力値に基づいて補正される前
記基準値のトナー濃度が低下する方向の補正量を画像形
成枚数の増加に伴い小さくしたものである。
【0014】
【発明の実施の形態】図1は本発明の実施の一形態を示
す。この実施形態は、請求項1〜3に係る発明の実施の
一形態であり、電子写真方式を用いた画像形成装置の一
形態である。像担持体としての感光体1は、例えば感光
体ドラムが用いられ、図示矢印の方向に回転可能に構成
される。この感光体1は感光体ベルトなどを用いてもよ
い。
【0015】感光体1の周りには、その回転方向へ順
に、感光体1を均一に帯電する帯電器2、感光体1を露
光光3により露光して感光体1に画像を書き込む露光装
置、感光体1上の静電潜像を顕像化する現像装置4、感
光体1上のトナー像を転写材としての転写紙に転写する
転写手段としての転写装置5、転写紙を感光体1から分
離する分離装置6、感光体1上に形成された画像の画像
濃度を検出する画像濃度検出手段としてのPセンサと呼
ばれる反射型フォトセンサ7、感光体1をクリーニング
するクリーニング装置8などが配置されている。
【0016】感光体1は、図示しない感光体駆動部によ
り回転駆動され、帯電器2により均一に帯電された後に
露光装置により露光光3で露光されて静電潜像が形成さ
れることにより画像が書き込まれる。感光体1上の静電
潜像は現像装置4により2成分系現像剤で現像されてト
ナー像となり、一方、図示しない給紙装置から転写紙が
給紙される。この転写紙は、ローラ9により搬送されて
感光体1上のトナー像が転写装置5により転写された後
に分離装置6により徐電されて感光体1から分離され、
図示しない定着装置によりトナー像が定着されて排出さ
れる。感光体1は、トナー像転写後にクリーニング装置
8によりクリーニングされ、次の画像形成動作に備え
る。このような画像形成動作は、操作部による画像形成
開始指示で開始され、操作部により設定された枚数分だ
け繰り返して連続的に行われる。
【0017】現像装置4は、感光体1上の静電潜像を現
像する現像部4aと、この現像部4aにトナーを補給す
るトナー補給手段としてのトナー補給部4bと、現像部
4a内の現像剤におけるトナー濃度を検出するトナー濃
度検出手段としてのTセンサと呼ばれる透磁率センサ1
0とを有する。現像部4aは、内部に収容されているト
ナーとキャリアとからなる2成分系現像剤を撹拌部材1
1、12により撹拌して現像剤担持体としての現像ロー
ラ13へ搬送し、現像ローラ13によりその現像剤を担
持して搬送し、この現像ローラ13上の現像剤により感
光体1上の静電潜像にトナーを付着させて感光体1上の
静電潜像を現像する。ここに、現像ローラ13及び撹拌
部材11、12は図示しない現像装置駆動部により回転
駆動され、現像ローラ13は図示しない現像バイアス電
源から所定の現像バイアス電圧が印加される。
【0018】トナー補給部4bは、トナー補給部材とし
てのトナー補給ローラ14を有し、このトナー補給ロー
ラ14が回転することにより、内部に収容されているト
ナーを現像部4aへ補給する。また、Pセンサ7の出力
信号及びTセンサ10の出力信号はトナー補給制御手段
としてのトナー補給ローラ制御手段15、基準値補正手
段16に入力される。トナー補給ローラ14はトナー補
給クラッチにより回転駆動源に接続されて回転駆動され
るが、トナー補給ローラ制御手段15はPセンサ7の出
力値及びTセンサ10の出力値に基づいてそのトナー補
給クラッチを制御することでトナー補給ローラ14を制
御する。
【0019】図2は本実施形態のトナー補給制御フロー
を示す。本実施形態の図示しない制御部は、ステップS
2で本実施形態のメインスイッチがオンされると、ステ
ップS3で定着装置において定着温度を検出する定着温
度検出手段からの定着温度検出信号をチェックして定着
装置の定着温度が50℃以下であるか否かを判断し、定
着装置の定着温度が50℃以下である時には朝一である
(本実施形態が1日の朝一番に画像形成動作を開始する
以前である:1日の画像形成動作を開始していない)と
判断し、本実施形態における1日の画像形成枚数(コピ
ー枚数)を積算する積算カウンタをステップS5でクリ
アする。制御部は、定着装置の定着温度が50℃以上の
時には既に本実施形態において画像形成動作が行われて
いると判断して積算カウンタのクリアを行わない(ステ
ップS4)。
【0020】次に、制御部は、ステップS6で感光体1
上に基準画像が形成されるように本実施形態の各部を制
御する。これにより、感光体1は、帯電器2により均一
に帯電された後に、露光装置により露光光3で露光され
又は露光装置による露光がなされず、感光体1の表面電
位と現像バイアス電位との差である現像ポテンシャルが
予め定められた値となることによって感光体1上に画像
濃度検出用基準画像の静電潜像が形成される。
【0021】この感光体1上の基準画像の静電潜像は現
像装置4の現像部4aで現像されて基準画像のトナー像
となり、この感光体1上の基準画像のトナー像は不動作
状態の転写装置5及び分離装置6をそのまま通過してP
センサ7により画像濃度が検出された後にクリーニング
装置8により除去される。また、基準値補正手段16
は、ステップS6でトナー補給制御用の基準値VTre
fをデフォルト値の2.0Vに設定して記憶手段に記憶
する。
【0022】次に、基準値補正手段16は、ステップS
7で感光体1上の基準画像のトナー像に対するPセンサ
7の出力値Vspと感光体1上の非画像部に対するPセ
ンサ7の出力値Vsgとを取り込んでその比Vsp/V
sgを算出する。また、Tセンサ10が現像部4a内の
2成分系現像剤におけるトナー濃度を検出し、基準値補
正手段16がステップS8でTセンサ10の出力値VT
を取り込む。そして、基準値補正手段16は、ステップ
S9で、記憶手段に予め記憶されている、1日の画像形
成枚数(コピー枚数)、Vsp/Vsgと基準値VTr
efの補正量との関係を示す補正テーブルを参照して本
日の画像形成枚数(コピー枚数)と今算出したVsp/
Vsgとにより基準値VTrefの補正量(シフト量)
ΔVT=f(Vsp/Vsg)を算出し、上記記憶手段
に記憶されている基準値VTrefをその補正量ΔVT
だけシフトして補正して新しい基準値VTrefとして
決定して(設定して)記憶手段に記憶する。
【0023】しかる後に、制御部は、ステップS11で
本実施形態の各部を制御して上述のように画像形成動作
(コピー動作)を行わせ、ステップS12で上記積算カ
ウンタにて1枚分(1回分)の画像形成動作が行われる
毎に画像形成枚数(コピー枚数)を積算する。次に、ト
ナー補給ローラ制御手段15は、ステップS13でTセ
ンサ10の出力値VTを取り込み、このTセンサ10の
出力値VTを上記基準値VTrefと比較し、その比較
結果によりトナー補給時間t=f(VTref−VT)
を決定する。
【0024】そして、トナー補給ローラ制御手段15
は、ステップS14で、トナー補給クラッチを制御して
トナー補給ローラ14をその決定した時間tだけ回転さ
せることによりトナー補給部4bから現像部4aへトナ
ーを補給させる。制御部は、ステップS15で1ジョブ
(job)、つまり、設定枚数分の連続的な画像形成動
作が終了したか否かを判断し、1ジョブが終了しなけれ
ばステップS12に戻り、1ジョブが終了するまでステ
ップS12〜S15の処理が繰り返して行われる。
【0025】図5は現像部4a内の現像剤におけるトナ
ー濃度とTセンサ10の出力値VTとの関係を示す。制
御部は、現像部4aに新しい初期の現像剤が投入された
時には所定の時間だけ現像装置の空回しを行ってTセン
サ10の出力値を安定させ、トナー補給ローラ制御手段
15がその安定したTセンサ10の出力値を基準値VT
refと比較してその比較結果によりトナー補給ローラ
14を制御することでトナー濃度制御を行う。本実施形
態では、初期の現像剤のトナー濃度を4.0wt%、基
準値VTrefを2.0Vに設定している。
【0026】図6に示す補正テーブルは、Pセンサ7の
出力値によるTセンサ10出力値の補正量(基準値VT
refの補正量)を1日の画像形成枚数(コピー枚数)
により変えており、基準値VTrefのトナー濃度が増
加する方向の補正量を1日の画像形成枚数(コピー枚
数)の増加に伴い大きくしている。
【0027】例えば、Pセンサ7の出力値Vsp、Vs
gの比Vsp/VsgがVsp/Vsg=0.17で1
日の画像形成枚数(コピー枚数)が10枚であれば、次
の基準値VTrefはVTref=2.0+0.2=
2.2Vとなり、次のPセンサ7による基準画像の画像
濃度検出時まで、トナー補給がトナー補給時間t=f
(VTref−VT)sec行われる。同様に、Vsp
/Vsg=0.17で1日の画像形成枚数(コピー枚
数)が1700枚であれば、次の基準値VTrefはV
Tref=2.0+0.4=2.4Vとなり、次のPセ
ンサ7による基準画像の画像濃度検出時まで、トナー補
給がトナー補給時間t=f(VTref−VT)sec
行われる。
【0028】また、図6に示す補正テーブルは、基準値
VTrefのトナー濃度が低下する方向の補正量を1日
の画像形成枚数(コピー枚数)の増加に伴い小さくして
いる。例えば、Pセンサ7の出力値Vsp、Vsgの比
Vsp/VsgがVsp/Vsg=0.006で1日の
画像形成枚数(コピー枚数)が10枚であれば、次の基
準値VTrefはVTref=2.0−0.2=1.8
Vとなり、次のPセンサ7による基準画像の画像濃度検
出時まで、トナー補給がトナー補給時間t=f(VTr
ef−VT)sec行われる。同様に、Vsp/Vsg
=0.006で1日の画像形成枚数(コピー枚数)が1
700枚であれば、次の基準値VTrefはVTref
=2.0−0.1=1.9Vとなり、次のPセンサ7に
よる基準画像の画像濃度検出時まで、トナー補給がトナ
ー補給時間t=f(VTref−VT)sec行われ
る。
【0029】このように、この実施形態は、Pセンサ7
の出力値によるTセンサ10出力値の補正量(基準値V
Trefの補正量)を1日の画像形成枚数(コピー枚
数)により変えねので、画像形成枚数(コピー枚数)等
により現像剤の特性が大きく変化したことにより生じる
トナー濃度変動を防止することができ、地肌汚れの解
消、画像濃度の安定化を図ることができる。
【0030】この実施形態では、像担持体としての感光
体1上に形成された潜像を現像剤で顕像化する現像装置
4と、この現像装置4の現像部4aへトナーを補給する
トナー補給手段としてのトナー補給部4bと、前記現像
装置4内の現像剤におけるトナー濃度を検出するトナー
濃度検出手段としてのTセンサ10と、このトナー濃度
検出手段10の出力値VTと基準値VTrefとを比較
してその結果に基づいて前記トナー補給手段4bを制御
するトナー補給制御手段としてのトナー補給ローラ制御
手段15と、前記像担持体1上に形成された画像濃度検
出用基準画像の画像濃度を検出する画像濃度検出手段と
してのPセンサ7と、この画像濃度検出手段7の出力値
に基づいて前記基準値VTrefを補正する基準値補正
手段16とを有する画像形成装置において、前記画像濃
度検出手段7の出力値に基づいて前記基準値VTref
の補正された新しい値は、再度、前記像担持体1上に画
像濃度検出用基準画像が形成された際に前記基準値VT
refの補正分が消去された基準値に設定する手段とし
ての基準値補正手段16を備え、前記基準値補正手段1
6により前記画像濃度検出手段7の出力値に基づいて補
正される前記基準値VTrefの補正量を画像形成枚数
により変更するので、画像形成条件等により現像剤の特
性が大きく変化したことにより生じるトナー濃度変動を
防止することができて地肌汚れの解消、画像濃度の安定
化を図ることができる。
【0031】また、この実施形態では、前記基準値補正
手段16により前記画像濃度検出手段7の出力値に基づ
いて補正される前記基準値VTrefのトナー濃度が増
加する方向の補正量を画像形成枚数の増加に伴い大きく
したので、画像形成枚数の増加に伴う現像剤の帯電量変
化による画像濃度の低下を防止することができる。
【0032】さらに、この実施形態では、前記基準値補
正手段16により前記画像濃度検出手段7の出力値に基
づいて補正される前記基準値VTrefのトナー濃度が
低下する方向の補正量を画像形成枚数の増加に伴い小さ
くしたので、基準値の補正過多に伴うトナー濃度低下に
よる画像濃度低下を防止することができる。
【0033】
【発明の効果】以上のように請求項1に係る発明によれ
ば、上記構成により、画像形成条件等により現像剤の特
性が大きく変化したことにより生じるトナー濃度変動を
防止することができて地肌汚れの解消、画像濃度の安定
化を図ることができる。
【0034】請求項2に係る発明によれば、上記構成に
より、画像形成枚数の増加に伴う現像剤の帯電量変化に
よる画像濃度の低下を防止することができる。
【0035】請求項3に係る発明によれば、上記構成に
より、基準値の補正過多に伴うトナー濃度低下による画
像濃度低下を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態を示す概略図である。
【図2】同実施形態のトナー補給制御フローを示すフロ
ーチャートである。
【図3】画像形成装置の現像ポテンシャル、画像濃度、
Pセンサ出力値の比Vsp/Vsgの関係の例を示す特
性図である。
【図4】画像形成装置のコピー枚数、現像剤帯電量Q/
M、画像濃度IDの関係の例を示す特性図である。
【図5】上記実施形態の現像部内の現像剤におけるトナ
ー濃度とTセンサ出力値との関係を示す特性図である。
【図6】上記実施形態の補正テーブルを示す図である。
【符号の説明】
1 感光体 4 現像装置 4a 現像部 4b トナー補給部 10 Tセンサ 15 トナー補給ローラ制御手段 7 Pセンサ 16 基準値補正手段。
フロントページの続き (72)発明者 水石 治司 東京都大田区中馬込1丁目3番6号・株式 会社リコー内 (72)発明者 水沢 浩 東京都大田区中馬込1丁目3番6号・株式 会社リコー内 (72)発明者 大堀 真由美 東京都大田区中馬込1丁目3番6号・株式 会社リコー内 (72)発明者 田中 勝 東京都大田区中馬込1丁目3番6号・株式 会社リコー内 (72)発明者 巽 謙三 東京都大田区中馬込1丁目3番6号・株式 会社リコー内 (72)発明者 山口 俊隆 東京都大田区中馬込1丁目3番6号・株式 会社リコー内 (72)発明者 善波 英樹 東京都大田区中馬込1丁目3番6号・株式 会社リコー内 Fターム(参考) 2H027 DA10 DA45 DA46 DE02 EA06 EC03 EC06 EC08 HB02 ZA07

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】像担持体上に形成された潜像を現像剤で顕
    像化する現像装置と、この現像装置の現像部へトナーを
    補給するトナー補給手段と、前記現像装置内の現像剤に
    おけるトナー濃度を検出するトナー濃度検出手段と、こ
    のトナー濃度検出手段の出力値と基準値とを比較してそ
    の結果に基づいて前記トナー補給手段を制御するトナー
    補給制御手段と、前記像担持体上に形成された画像濃度
    検出用基準画像の画像濃度を検出する画像濃度検出手段
    と、この画像濃度検出手段の出力値に基づいて前記基準
    値を補正する基準値補正手段とを有する画像形成装置に
    おいて、前記画像濃度検出手段の出力値に基づいて前記
    基準値の補正された新しい値は、再度、前記像担持体上
    に画像濃度検出用基準画像が形成された際に前記基準値
    の補正分が消去された基準値に設定する手段を備え、前
    記基準値補正手段により前記画像濃度検出手段の出力値
    に基づいて補正される前記基準値の補正量を画像形成枚
    数により変更することを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の画像形成装置において、前
    記基準値補正手段により前記画像濃度検出手段の出力値
    に基づいて補正される前記基準値のトナー濃度が増加す
    る方向の補正量を画像形成枚数の増加に伴い大きくした
    ことを特徴とする画像形成装置。
  3. 【請求項3】請求項1又は2記載の画像形成装置におい
    て、前記基準値補正手段により前記画像濃度検出手段の
    出力値に基づいて補正される前記基準値のトナー濃度が
    低下する方向の補正量を画像形成枚数の増加に伴い小さ
    くしたことを特徴とする画像形成装置。
JP11128244A 1999-05-10 1999-05-10 画像形成装置 Pending JP2000321829A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011150088A (ja) * 2010-01-20 2011-08-04 Ricoh Co Ltd 画像形成装置

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