JP2000321693A - X線透視撮影装置用速写装置 - Google Patents

X線透視撮影装置用速写装置

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JP2000321693A
JP2000321693A JP11132928A JP13292899A JP2000321693A JP 2000321693 A JP2000321693 A JP 2000321693A JP 11132928 A JP11132928 A JP 11132928A JP 13292899 A JP13292899 A JP 13292899A JP 2000321693 A JP2000321693 A JP 2000321693A
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film
ray
magazine
roller
holder
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JP11132928A
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English (en)
Inventor
Yuji Sato
祐司 佐藤
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Hitachi Healthcare Manufacturing Ltd
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Hitachi Medical Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 小型、軽量化が行えるX線透視撮影装置用速
写装置を提供する。 【解決手段】 天板13上に載置された被検体8とイメ
ージインテンシファイア6との間に設けられた速写装置
1において、待機位置Bにあるフィルムホルダ5に対
し、フィルム供給マガジン2(又は3)から未撮影のフ
ィルム1枚を、フィルム取り出し吸着パッド21(又は
23)により取り出し、搬送ローラ23(又は24)、
フィルムガイド30、フィルムホルダ出入口搬入排出ロ
ーラ25を介し、搬送供給する。撮影指令によりフィル
ムホルダは撮影位置Aに移送され、X線撮影後、元の待
機位置Bに戻る。撮影済みのフィルムは前記ローラ2
5、フィルムガイド30、収納ローラ26を介して収納
マガジン4に収納される。供給マガジン2(又は3)か
らフィルムホルダ5まで、フィルムホルダ5から収納マ
ガジン4までのフィルムの搬入・排出経路の方向を、被
検体8の長手方向(Y方向)とすることにより、搬送機
構が簡単になり、速写装置を小型、軽量化できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、X線透視撮影装置
用速写装置に係り、特にX線フィルム位置制御機構を改
良したX線透視撮影装置用速写装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】図4はX線透視撮影台の概略構成図であ
る。床面100に固設された基台11に支持枠12が紙
面に垂直な軸の回りに回動できるように取り付けられて
いる。その上面には、被検体8を載せる天板13が取り
付けられている。支持枠12の下方にはX線速写装置1
が設けられ、基台11により支持されている。
【0003】上記速写装置1には、例えば四切X線フィ
ルム供給マガジン2、大角X線フィルム供給マガジン3
及び撮影済みのX線フィルムを収納する撮影済みX線フ
ィルム収納マガジン4が装着されている。また、大角X
線フィルム供給マガジン3の代わりに、大四切X線供給
マガジン(図示せず)を装着することも可能である。こ
れらフィルム供給マガジン2、3及びフィルム収納マガ
ジン4は、X線照射範囲から外れた、例えば被検体の下
半身側において、被検体の長手方向と垂直方向、即ち図
4の紙面に対し手前から奥の方に向かって装着し、また
取り出すようになっている。
【0004】X線速写装置の下側にはX線蛍光倍増管
(イメージインテンシファイア(I・I))6が、基台
により支持されたX線管装置10からのX線の放射中心
に設けられており、X線管装置10から被検体に向けて
X線を照射し、被検体を透過したX線をX線蛍光倍増管
6によって光学像に変換して、被検体のX線透視撮影を
行うようになっている。通常の状態では、これとX線テ
レビ7とテレビモニタ(図示せず)によって透視観察を
行う。
【0005】次に図5及び図6により、X線速写装置1
内の作動状態を説明する。X線速写装置1は、未撮影の
複数枚のX線フィルムを供給マガジン2(又は3)にセ
ットし、取り出し用吸着パッド21(又は22)でフィ
ルムを1枚取り出して、搬入ローラ23a(又は24
a)、搬送ローラ23(又は24)及びフィルムガイド
30により案内して、フィルムホルダ入口搬入・排出ロ
ーラ25を介して、フィルムホルダ5に搬送する。この
搬入・搬送フィルムを図5ではF1で示す。
【0006】X線照射ボタンを押すと、フィルムホルダ
5が図5のBの位置からAの位置に移送され、X線照射
して撮影されたのち、フィルムホルダ5はAの位置から
Bの位置に戻る。次いで、フィルムホルダ内の撮影済み
X線フィルムF2は、図5に示す搬出経路を経て収納マ
ガジン4に収納される。即ち、図6に示すように、フィ
ルムホルダ5内の撮影済みフィルムは、前記ローラ2
5、フィルムガイド30、搬送ローラ27、収納ローラ
26を介して、収納マガジン4に収納される。なお、図
5においては、フィルムホルダ5のX線撮影位置Aと被
検体8の位置が、便宜上ずれて示されているが、実際に
は被検体8の被照射部の下方に、フィルムホルダ5のX
線照射位置Aに配置されている。
【0007】以上説明したように、X線フィルムの搬送
は被検体の長手方向と直角方向(図ではX方向)に行わ
れる。このフィルムホルダ5には、X線の蛍光作用を増
加させる増感紙が2枚対向して設けられており、X線フ
ィルムはこの間に搬入され保持される。そして、X線蛍
光倍増管6を用いたX線透視像をX線テレビ7を介して
操作室のモニタで観察しながら、X線透視撮影台を移動
させて被検体8のX線撮影部位の位置決めを行う。この
X線透視観察時には、フィルムホルダ5は図5に示すよ
うに、X線カブリを起こさない位置であるX線照射範囲
以外の、X線撮影時におけるフィルムホルダ5と同じ2
次元平面上で待機状態(Bの位置)になっており、撮影
指令によりX線照射範囲のX線撮影位置Aに移動し、X
線撮影が行われる。
【0008】撮影後フィルムホルダ5は、また元の位置
に戻り、図5と図6により説明したように、撮影済みの
フィルムはフィルムホルダ5から搬送機構により、被検
体の長手方向(図ではYの方向)と直角な横方向(X方
向)に搬送され、収納マガジン4に収納される。フィル
ムホルダはキャリア(図示せず)に保持され、その中で
横方向(X方向)に移動を行う。また縦方向(Y方向)
移動はキャリアごとに行われる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】従来のX線透視撮影装
置用速写装置では、図5及び図6により説明したよう
に、フィルムホルダ5が平面的に撮影位置Aと待機位置
Bを往復するため、フィルムホルダ5におけるフィルム
の搬入・排出は、キャリアの移動範囲外で行必要があ
る。つまり、フィルムホルダ5のフィルムの搬入・排出
は、撮影状態5aと待機状態5bの他に、別の空間で行
う必要がある。こうした3つの状態を作り出すための駆
動機構も複雑になり、速写装置も大きくなっていた。従
って、速写装置を小型、軽量化する上での障害となって
いた。
【0010】本発明は、小型、軽量化が行えるX線透視
撮影装置用速写装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本願の発明は以下の通りである。寝台に乗せた被検体
にX線を照射するX線源と、このX線源と対向配置され
撮影時には前記被検体の透過X線の有る撮影位置にX線
フィルムを位置させると共に、待機時には前記透過X線
の無い待機位置に前記X線フィルムを位置させるフィル
ム位置制御機構とを備えたX線透視撮影装置用速写装置
において、前記フィルム位置制御機構は、前記撮影位置
と前記待機位置とのなす方向が前記被検体の体軸方向
(長手方向ともいう)とほぼ一致させて配置されること
を特徴とするX線透視撮影装置用速写装置。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本願発明の
実施の形態を詳細に説明する。図1は、本願発明におけ
るX線透視撮影台用速写装置の正面概略構成図、図2
は、本実施形態の概観図である。本実施形態のカセッテ
レスX線速写装置は、図1、図2に示すように、フィル
ムホルダ5のX線フィルムを搬入・排出させる搬送装置
において、X線フィルムの搬送方向を透視撮影台に乗る
被検体8の長手方向足側、つまり縦方向(Y方向)で搬
送させている。
【0013】図1に示すX線透視撮影台で撮影を行う場
合、選択されたX線フィルムが四切サイズであれば、四
切X線フィルム供給マガジン2から、大角または大四切
サイズであれば、大角、大四切X線フィルム供給マガジ
ン3から、それぞれ四切サイズであれば、四切X線フィ
ルム取り出し吸着パッド21、大角または大四切サイズ
であれば大角、大四切X線フィルム取り出し吸着パッド
22より、被検体長手方向(Y方向)に未撮影のフィル
ムが1枚取り出される。取り出し吸着パッド21または
22により取り出されたX線フィルムは、それぞれ四切
X線フィルム搬送ローラ23、または大角、大四切X線
フィルム搬送ローラ24にかみ込まれ、被検体長手方向
(Y方向)に搬送される。搬送ローラ23または24に
かみ込まれたX線フィルムは、フィルムガイド30によ
りガイドされ、フィルムホルダ出入口搬入排出ローラ2
5を介し、待機位置Bにあるフィルムホルダ5に搬入さ
れる。フィルム搬入に先立ち、フィルムホルダ5の上下
2枚の蓋を開いてフィルムを搬入し、次いで蓋を閉じて
待機状態をとる。
【0014】フィルムホルダへ搬入されたフィルムは、
X線撮影指令により、フィルムホルダと共に撮影位置A
に移送されてX線撮影され、撮影済みのX線フィルムは
フィルムホルダと共に待機位置Bに移動し、ここでフィ
ルムはフィルムホルダ出入口搬入排出ローラ25、フィ
ルムガイド30、撮影済みフィルム収納ローラ26を介
し、撮影済みX線フィルム収納マガジン4に収納され
る。図2において被検体8は、便宜上ずれて示している
が、実際には、フィルムホルダ5の撮影位置Aの上方に
ある。
【0015】図2の実施の形態において、フィルムホル
ダ5を待機位置Bと撮影位置Aの間に移動させるキャリ
ア9を、図3に示す2枚の平板状のキャリア9Bで構成
し、これに直線状のガイド溝9Cを設けたものを用い
る。また図7に示すように、フィルムの取り出し、収納
に際してのフィルムの搬送方向(Y方向)を、マガジン
の装着、脱着(取り外し)方向(X方向)と直角な方向
とした供給マガジン、収納マガジンとを用いることによ
り、図2に示すように、被検体の足側で、被検体の長手
方向に直角方向(X方向)から前記供給マガジン、収納
マガジンを装着、脱着し、フィルムの取り出し、収納は
Y方向とすることができる。
【0016】このようにすることによりマガジンの速写
装置への装着、脱着操作は容易に、かつフィルムの取り
出し、収納も容易となる。なお、比較のため、図8に従
来の供給マガジン、収納マガジンを示す。また、本実施
の形態では、供給マガジン、収納マガジン等のそれぞれ
の位置のなす方向を正に被検体の長手方向に配置する例
を説明したが、両者の方向が若干ずれていてもこの発明
に含まれる。
【0017】
【発明の効果】本願発明のX線透視撮影装置用速写装置
においては、フィルム供給マガジンからフィルムホルダ
への、またフィルムホルダからフィルム収納マガジンへ
のX線フィルムの搬送方向を透視撮影台に載る被検体の
長手方向(足側)で行うことにより、速写装置の機構が
簡素で小型、かつ軽量化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明におけるX線透視撮影台用速写装置の
実施形態の正面概略構成図である。
【図2】図1に示すX線透視撮影台用速写装置の動作を
示す概観図である。
【図3】本願発明の実施形態で使用するフィルムホルダ
のキャリアの部分を示す図である。
【図4】従来のX線透視撮影台の概略構成図である。
【図5】従来のX線透視撮影台用速写装置の動作を示す
概観図である。
【図6】従来のX線透視撮影台用速写装置を示す側面概
略構成図である。
【図7】本願発明において使用するフィルム供給マガジ
ン、または収納マガジンの蓋の開閉方向を示す図であ
る。
【図8】従来のマガジンの蓋の開閉方向を示す図であ
る。
【符号の説明】
1 X線透視撮影台用速写装置 2 四切X線フィルム供給マガジン 3 大角X線フィルム供給マガジン 4 撮影済みX線フィルム供給マガジン 5 フィルムホルダ 6 イメージインテンシファイア(I・I) 7 X線テレビカメラ 8 被検体 9 キャリア 21 四切X線フィルム取り出しパッド 22 大角、大四切X線フィルム取り出しパッド 23 四切X線フィルム搬送ローラ 24 大角、大四切X線フィルム搬送ローラ 25 フィルムホルダ出入口搬入排出ローラ 26 撮影済みX線フィルム収納ローラ 30 X線フィルム搬送ガイド

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 寝台に乗せた被検体にX線を照射するX
    線源と、このX線源と対向配置され撮影時には前記被検
    体の透過X線の有る撮影位置にX線フィルムを位置させ
    ると共に、待機時には前記透過X線の無い待機位置に前
    記X線フィルムを位置させるフィルム位置制御機構とを
    備えたX線透視撮影装置用速写装置において、前記フィ
    ルム位置制御機構は、前記撮影位置と前記待機位置との
    なす方向が前記被検体の体軸方向とほぼ一致させて配置
    されることを特徴とするX線透視撮影装置用速写装置。
JP11132928A 1999-05-13 1999-05-13 X線透視撮影装置用速写装置 Pending JP2000321693A (ja)

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