JP2000321622A - レンズフード兼用レンズバリア - Google Patents
レンズフード兼用レンズバリアInfo
- Publication number
- JP2000321622A JP2000321622A JP11131713A JP13171399A JP2000321622A JP 2000321622 A JP2000321622 A JP 2000321622A JP 11131713 A JP11131713 A JP 11131713A JP 13171399 A JP13171399 A JP 13171399A JP 2000321622 A JP2000321622 A JP 2000321622A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lens
- blades
- hood
- barrier
- lens barrier
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Landscapes
- Blocking Light For Cameras (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 レンズバリアとして使用する際に携帯性の良
いレンズフード兼用レンズバリアを提供する。 【解決手段】 可撓性材料により略半円形に形成された
4枚の羽根1,2,3,4と、隣接し合うこれらの羽根
1,2,3,4を回動可能となるように互いに連結する
ヒンジ5と、上記羽根1,2,3,4を互いに面同士が
重なり合って略平面状態となる閉位置と互いに撓んで面
同士が離間して略円筒形状となる開位置とに回動可能に
支持する開閉アーム7と、この開閉アーム7を回動させ
るリング10と、レンズ鏡筒11のフィルタねじ11a
に取り付けるためのねじ部9cと、を備え、上記羽根
1,2,3,4が閉位置にあるときはレンズバリアとし
て機能し、開位置にあるときはレンズフードとして機能
するようにしたレンズフード兼用レンズバリア。
いレンズフード兼用レンズバリアを提供する。 【解決手段】 可撓性材料により略半円形に形成された
4枚の羽根1,2,3,4と、隣接し合うこれらの羽根
1,2,3,4を回動可能となるように互いに連結する
ヒンジ5と、上記羽根1,2,3,4を互いに面同士が
重なり合って略平面状態となる閉位置と互いに撓んで面
同士が離間して略円筒形状となる開位置とに回動可能に
支持する開閉アーム7と、この開閉アーム7を回動させ
るリング10と、レンズ鏡筒11のフィルタねじ11a
に取り付けるためのねじ部9cと、を備え、上記羽根
1,2,3,4が閉位置にあるときはレンズバリアとし
て機能し、開位置にあるときはレンズフードとして機能
するようにしたレンズフード兼用レンズバリア。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、レンズフード兼用
レンズバリア、より詳しくは、不要光を除去する機能と
レンズを保護する機能とを備えたレンズフード兼用レン
ズバリアに関する。
レンズバリア、より詳しくは、不要光を除去する機能と
レンズを保護する機能とを備えたレンズフード兼用レン
ズバリアに関する。
【0002】
【従来の技術】カメラのレンズは、光学ガラスや光学プ
ラスチックにより高精度に形成された光学部品であり、
撮影等を行う場合以外は、不要な損傷等を防ぐために保
護することが望ましい。こうしたレンズの保護は、いわ
ゆるコンパクトカメラではカメラ本体やレンズ鏡筒の先
端部に設けられたレンズバリアにより行うことが多く、
一方、一眼レフレックスカメラなどにおいては、レンズ
の先端部に別体のレンズキャップを取り付けることが多
い。
ラスチックにより高精度に形成された光学部品であり、
撮影等を行う場合以外は、不要な損傷等を防ぐために保
護することが望ましい。こうしたレンズの保護は、いわ
ゆるコンパクトカメラではカメラ本体やレンズ鏡筒の先
端部に設けられたレンズバリアにより行うことが多く、
一方、一眼レフレックスカメラなどにおいては、レンズ
の先端部に別体のレンズキャップを取り付けることが多
い。
【0003】また、カメラによる撮影を行う際には、例
えば直射日光等の不要光が外部から入るのを防ぐため
に、レンズ先端の周囲を覆うレンズフードを取り付ける
ことが一般的に行われている。
えば直射日光等の不要光が外部から入るのを防ぐため
に、レンズ先端の周囲を覆うレンズフードを取り付ける
ことが一般的に行われている。
【0004】こうしたレンズの保護機能と、撮影時の不
要光除去の機能とを兼ね備えるレンズフード兼用レンズ
バリアが従来より提案されている。
要光除去の機能とを兼ね備えるレンズフード兼用レンズ
バリアが従来より提案されている。
【0005】このようなものの一例としては、例えばラ
イツ社のライカ用折り畳みレンズフードが挙げられる。
イツ社のライカ用折り畳みレンズフードが挙げられる。
【0006】これは、撮影レンズ鏡筒の先端に取り付け
ることができるようにした長方形の土台の4辺に、4枚
の羽根が回動自在に軸支されたものであり、羽根を折り
畳むとレンズバリアとなり、重畳されている4枚の羽根
の内の、上になっている2枚の羽根をばねの付勢力に抗
して開くと、残りの2枚の羽根が他のばねの付勢力によ
って開いてレンズフードを構成するようになっている。
ることができるようにした長方形の土台の4辺に、4枚
の羽根が回動自在に軸支されたものであり、羽根を折り
畳むとレンズバリアとなり、重畳されている4枚の羽根
の内の、上になっている2枚の羽根をばねの付勢力に抗
して開くと、残りの2枚の羽根が他のばねの付勢力によ
って開いてレンズフードを構成するようになっている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たような従来の技術では、羽根を折り畳んでレンズバリ
アの状態としたときに、該レンズバリアが略四角形状と
なってレンズ鏡筒よりも大きくなってしまうために、携
帯性が良いとはいえなかった。
たような従来の技術では、羽根を折り畳んでレンズバリ
アの状態としたときに、該レンズバリアが略四角形状と
なってレンズ鏡筒よりも大きくなってしまうために、携
帯性が良いとはいえなかった。
【0008】本発明は上記事情に鑑みてなされたもので
あり、レンズバリアとして使用する際に携帯性の良いレ
ンズフード兼用レンズバリアを提供することを目的とし
ている。
あり、レンズバリアとして使用する際に携帯性の良いレ
ンズフード兼用レンズバリアを提供することを目的とし
ている。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、第1の発明によるレンズフード兼用レンズバリア
は、可撓性材料からなる複数枚の羽根部材と、上記羽根
部材を回動自在とすると共に該羽根部材を互いに連結し
合うように同羽根部材に設けられたヒンジ部と、を備え
たものである。
めに、第1の発明によるレンズフード兼用レンズバリア
は、可撓性材料からなる複数枚の羽根部材と、上記羽根
部材を回動自在とすると共に該羽根部材を互いに連結し
合うように同羽根部材に設けられたヒンジ部と、を備え
たものである。
【0010】また、第2の発明によるレンズフード兼用
レンズバリアは、上記第1の発明によるレンズフード兼
用レンズバリアにおいて、可撓性材料からなる略半円形
の互いに隣接し合う複数枚の羽根部材と、上記羽根部材
を互いに面同士が重なり合った閉位置と互いに面同士が
離間した開位置とに回動可能に支持する回動軸と、上記
羽根部材に設けられ、隣接し合う上記羽根部材を互いに
連結し合うヒンジ部と、を備え、上記羽根部材が閉位置
にあるときはレンズバリアとして機能し、開位置にある
ときはレンズフードとして機能するものである。
レンズバリアは、上記第1の発明によるレンズフード兼
用レンズバリアにおいて、可撓性材料からなる略半円形
の互いに隣接し合う複数枚の羽根部材と、上記羽根部材
を互いに面同士が重なり合った閉位置と互いに面同士が
離間した開位置とに回動可能に支持する回動軸と、上記
羽根部材に設けられ、隣接し合う上記羽根部材を互いに
連結し合うヒンジ部と、を備え、上記羽根部材が閉位置
にあるときはレンズバリアとして機能し、開位置にある
ときはレンズフードとして機能するものである。
【0011】さらに、第3の発明によるレンズフード兼
用レンズバリアは、上記第1または第2の発明によるレ
ンズフード兼用レンズバリアにおいて、上記複数の羽根
部材が、上記閉位置にあるときは互いに重なり合った略
同一平面状態に、また、上記開位置にあるときは互いに
撓んで略円筒状態に、変化するものである。
用レンズバリアは、上記第1または第2の発明によるレ
ンズフード兼用レンズバリアにおいて、上記複数の羽根
部材が、上記閉位置にあるときは互いに重なり合った略
同一平面状態に、また、上記開位置にあるときは互いに
撓んで略円筒状態に、変化するものである。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。図1から図6は本発明の第1の実
施形態を示したものであり、図1は閉じた状態のレンズ
フード兼用レンズバリアを示す斜視図、図2は開閉途中
の状態のレンズフード兼用レンズバリアを示す斜視図、
図3は開いた状態のレンズフード兼用レンズバリアを示
す斜視図である。
施の形態を説明する。図1から図6は本発明の第1の実
施形態を示したものであり、図1は閉じた状態のレンズ
フード兼用レンズバリアを示す斜視図、図2は開閉途中
の状態のレンズフード兼用レンズバリアを示す斜視図、
図3は開いた状態のレンズフード兼用レンズバリアを示
す斜視図である。
【0013】まず、これら図1から図3を参照して、本
実施形態のレンズフード兼用レンズバリアの概略につい
て説明する。
実施形態のレンズフード兼用レンズバリアの概略につい
て説明する。
【0014】このレンズフード兼用レンズバリアは、光
遮断性を有すると共に可撓性を有する材料により、略半
円形の薄板形状に形成された例えば4枚の羽根1,2,
3,4を有している。
遮断性を有すると共に可撓性を有する材料により、略半
円形の薄板形状に形成された例えば4枚の羽根1,2,
3,4を有している。
【0015】これら4枚の羽根1,2,3,4は、周方
向に隣接する羽根とともにヒンジ5により回動自在に支
持され連結されていて、すなわち、左右に隣接する各羽
根と共通するように、各羽根が2ヶ所のヒンジ5により
支持されている。こうして、ヒンジ5は、全部で4ヶ所
設けられている。
向に隣接する羽根とともにヒンジ5により回動自在に支
持され連結されていて、すなわち、左右に隣接する各羽
根と共通するように、各羽根が2ヶ所のヒンジ5により
支持されている。こうして、ヒンジ5は、全部で4ヶ所
設けられている。
【0016】このとき、上記ヒンジ5の位置は、上記羽
根1,2,3,4を開いたときに構成されるバリアフー
ドの径が、後述するようなリング押え6の外径よりも大
きくなるような位置に配設されている。
根1,2,3,4を開いたときに構成されるバリアフー
ドの径が、後述するようなリング押え6の外径よりも大
きくなるような位置に配設されている。
【0017】このように連結された上記羽根1,2,
3,4は、それぞれ左右のヒンジ5のほぼ中央となる位
置において回動軸たる開閉アーム7に取り付けられるよ
うになており、該開閉アーム7によって、後述するよう
に、閉位置と開位置とを移動されるようになっている。
3,4は、それぞれ左右のヒンジ5のほぼ中央となる位
置において回動軸たる開閉アーム7に取り付けられるよ
うになており、該開閉アーム7によって、後述するよう
に、閉位置と開位置とを移動されるようになっている。
【0018】次に、このようなレンズフード兼用レンズ
バリアの動作の概略について説明する。
バリアの動作の概略について説明する。
【0019】まず、カメラが非撮影状態であって、この
レンズフード兼用レンズバリアをレンズバリアとして用
いる場合には、略半円形である4枚の羽根を図1に示す
ように折り畳むことにより、光軸方向から見たときの形
状を略円形とすることができ、良好な携帯性を確保する
ことができる。
レンズフード兼用レンズバリアをレンズバリアとして用
いる場合には、略半円形である4枚の羽根を図1に示す
ように折り畳むことにより、光軸方向から見たときの形
状を略円形とすることができ、良好な携帯性を確保する
ことができる。
【0020】続いて、撮影状態に入るために、レンズバ
リアとしての使用形態からレンズフードとしての使用形
態に移行しようとする場合には、図2に示すように、上
記開閉アーム7等の作用により上記各羽根1,2,3,
4を起こして開くと、図3に示すように、略円筒状をな
すレンズフードとして用いることができる状態になる。
リアとしての使用形態からレンズフードとしての使用形
態に移行しようとする場合には、図2に示すように、上
記開閉アーム7等の作用により上記各羽根1,2,3,
4を起こして開くと、図3に示すように、略円筒状をな
すレンズフードとして用いることができる状態になる。
【0021】次に、上述したようなレンズフード兼用レ
ンズバリアの詳細な構成について、図4から図6を参照
して説明する。図4は羽根を閉じた状態のレンズフード
兼用レンズバリアを示す(A)平面図および(B)A−
A断面図、図5は羽根を開いた状態のレンズフード兼用
レンズバリアを示す(A)平面図および(B)B−B断
面図、図6は羽根を開閉動作させるための開閉アームを
示す斜視図である。
ンズバリアの詳細な構成について、図4から図6を参照
して説明する。図4は羽根を閉じた状態のレンズフード
兼用レンズバリアを示す(A)平面図および(B)A−
A断面図、図5は羽根を開いた状態のレンズフード兼用
レンズバリアを示す(A)平面図および(B)B−B断
面図、図6は羽根を開閉動作させるための開閉アームを
示す斜視図である。
【0022】上記羽根1,2,3,4は、上述したよう
に、遮光性および可撓性を有する素材により形成されて
いて、例えば可撓性を有する薄い金属板等を略半円形状
に形成してなる。
に、遮光性および可撓性を有する素材により形成されて
いて、例えば可撓性を有する薄い金属板等を略半円形状
に形成してなる。
【0023】これら4枚の羽根1,2,3,4は、上述
したように、左右の2ヶ所で各隣接する羽根と共にヒン
ジ5により互いに連結された状態で回動自在に支持され
ている。
したように、左右の2ヶ所で各隣接する羽根と共にヒン
ジ5により互いに連結された状態で回動自在に支持され
ている。
【0024】また、上記各羽根1,2,3,4は、その
ほぼ中央部において、上記開閉アーム7に対して取り付
けられるようになっている。すなわち、この開閉アーム
7の上面の基端側(回転軸側)には、複数の突起7eが
突設されており、これらの突起7eに各羽根1,2,
3,4の孔部を挿入し、その上から押え板8の凹部8a
を上記突起7eに嵌合させることにより、開閉アーム7
と押え板8との間に挟持して取り付けるようになってい
る。
ほぼ中央部において、上記開閉アーム7に対して取り付
けられるようになっている。すなわち、この開閉アーム
7の上面の基端側(回転軸側)には、複数の突起7eが
突設されており、これらの突起7eに各羽根1,2,
3,4の孔部を挿入し、その上から押え板8の凹部8a
を上記突起7eに嵌合させることにより、開閉アーム7
と押え板8との間に挟持して取り付けるようになってい
る。
【0025】上記開閉アーム7は、光軸に直交する方向
の回転軸7a周りに回動可能となるようにリング押え6
に支持されていて、図6に示すように、略円柱形状をな
す基端部7bから腕部7cを延設しており、該基端部7
bの周面にはカム溝7dが刻設されている。
の回転軸7a周りに回動可能となるようにリング押え6
に支持されていて、図6に示すように、略円柱形状をな
す基端部7bから腕部7cを延設しており、該基端部7
bの周面にはカム溝7dが刻設されている。
【0026】これにより、開閉アーム7は、図4に示す
ような羽根1,2,3,4を閉じた状態においては腕部
7cを光軸中心側に向けて延出し、図5に示すような羽
根1,2,3,4を開いた状態においては腕部7cを光
軸にほぼ平行に延出するようになっている。
ような羽根1,2,3,4を閉じた状態においては腕部
7cを光軸中心側に向けて延出し、図5に示すような羽
根1,2,3,4を開いた状態においては腕部7cを光
軸にほぼ平行に延出するようになっている。
【0027】上記リング押え6は、中央部に光通過孔6
aが形成された部材であり、その下側に配置される基台
9に固定されるようになっている。
aが形成された部材であり、その下側に配置される基台
9に固定されるようになっている。
【0028】この基台9には、円周状をなす凹部9aが
形成されていて、そこにリング10が取り付けられるよ
うになっており、上記リング押え6はこのリング10を
該基台9に対して固定する役割を果たすものである。
形成されていて、そこにリング10が取り付けられるよ
うになっており、上記リング押え6はこのリング10を
該基台9に対して固定する役割を果たすものである。
【0029】すなわち、上記リング10は、基台9とリ
ング押え6によって光軸周りに回動可能となるように保
持されており、外周側の相対する2ヶ所からつまみ部1
0aを突設するとともに、上面の周方向の4等分位置に
カムピン10bを突設しており、これらのカムピン10
bは、上記開閉アーム7のカム溝7dにそれぞれ係合す
るようになっている。
ング押え6によって光軸周りに回動可能となるように保
持されており、外周側の相対する2ヶ所からつまみ部1
0aを突設するとともに、上面の周方向の4等分位置に
カムピン10bを突設しており、これらのカムピン10
bは、上記開閉アーム7のカム溝7dにそれぞれ係合す
るようになっている。
【0030】上記リング押え6には径方向の凹部6bが
形成されると共に、上記基台9にもこの凹部6bに対応
する径方向の凹部9bが形成されていて、これらの凹部
6b,9bを合わせて構成される孔内に、例えばコイル
ばねでなる弾性部材12を介してボール13が配設され
ており、このボール13の外側には上記リング10の内
周側が当接するようになっている。
形成されると共に、上記基台9にもこの凹部6bに対応
する径方向の凹部9bが形成されていて、これらの凹部
6b,9bを合わせて構成される孔内に、例えばコイル
ばねでなる弾性部材12を介してボール13が配設され
ており、このボール13の外側には上記リング10の内
周側が当接するようになっている。
【0031】一方、上記リング10の内周面の所定位置
には、図示しない凹部が形成されていて、上記ボール1
3がこの凹部に落ち込むことによって、同リング10の
回動方向の位置決めを行い回転位置規制手段を構成する
ようになっている。すなわち、リング10の内周側に
は、図4に示すような羽根1,2,3,4が閉じた位置
と、図5に示すような羽根1,2,3,4が開いた位置
と、に各対応する凹部が設けられている。
には、図示しない凹部が形成されていて、上記ボール1
3がこの凹部に落ち込むことによって、同リング10の
回動方向の位置決めを行い回転位置規制手段を構成する
ようになっている。すなわち、リング10の内周側に
は、図4に示すような羽根1,2,3,4が閉じた位置
と、図5に示すような羽根1,2,3,4が開いた位置
と、に各対応する凹部が設けられている。
【0032】また、上記基台9には、ねじ部9cが螺刻
されており、レンズ鏡筒11の先端部に螺刻されている
フィルタねじ11aに取り付けることができるようにな
っている。
されており、レンズ鏡筒11の先端部に螺刻されている
フィルタねじ11aに取り付けることができるようにな
っている。
【0033】すなわち、このレンズフード兼用レンズバ
リアは、フィルタねじ11aを有する一般的な撮影レン
ズについて、フィルタを取り付けるのと同様な手段によ
り取り付けることができるようになっており、極めて広
い範囲のレンズ鏡筒に適用することが可能なものとなっ
ている。
リアは、フィルタねじ11aを有する一般的な撮影レン
ズについて、フィルタを取り付けるのと同様な手段によ
り取り付けることができるようになっており、極めて広
い範囲のレンズ鏡筒に適用することが可能なものとなっ
ている。
【0034】次に、このようなレンズフード兼用レンズ
バリアの作用は次のようになる。
バリアの作用は次のようになる。
【0035】まず、このレンズフード兼用レンズバリア
をレンズ鏡筒11に取り付ける際には、上記ねじ部9c
をフィルタねじ11aに螺合することにより行う。これ
によって、レンズフード兼用レンズバリアは、レンズ鏡
筒11に固定される。
をレンズ鏡筒11に取り付ける際には、上記ねじ部9c
をフィルタねじ11aに螺合することにより行う。これ
によって、レンズフード兼用レンズバリアは、レンズ鏡
筒11に固定される。
【0036】固定した後には、レンズフード兼用レンズ
バリアは、例えば上記図4に示すような状態となってい
て、レンズ鏡筒11内のレンズを保護するレンズバリア
としての機能を果たすようになっている。
バリアは、例えば上記図4に示すような状態となってい
て、レンズ鏡筒11内のレンズを保護するレンズバリア
としての機能を果たすようになっている。
【0037】続いて、このレンズフード兼用レンズバリ
アを、図4に示すようなレンズバリアとして機能する状
態から、図5に示すようなレンズフードとして機能する
状態に移行するためは、使用者が上記つまみ部10aを
例えば指先で摘んで回転操作させる。
アを、図4に示すようなレンズバリアとして機能する状
態から、図5に示すようなレンズフードとして機能する
状態に移行するためは、使用者が上記つまみ部10aを
例えば指先で摘んで回転操作させる。
【0038】これにより、上記カムピン10bがカム溝
7dに作用して、開閉アーム7が軸7a周りに回転し、
この開閉アーム7に支持された羽根1,2,3,4がヒ
ンジ5の周りに回動する。
7dに作用して、開閉アーム7が軸7a周りに回転し、
この開閉アーム7に支持された羽根1,2,3,4がヒ
ンジ5の周りに回動する。
【0039】そして、上記ボール13が弾性部材12の
付勢力により上記リング10の内周側に設けられた所定
の凹部に落ち込んだところで、図5に示すような開位置
となり、レンズ鏡筒の先端部が、羽根1,2,3,4に
より円筒状に覆われて、レンズフードとして機能する状
態となる。
付勢力により上記リング10の内周側に設けられた所定
の凹部に落ち込んだところで、図5に示すような開位置
となり、レンズ鏡筒の先端部が、羽根1,2,3,4に
より円筒状に覆われて、レンズフードとして機能する状
態となる。
【0040】また、このレンズフード兼用レンズバリア
を、図5に示すようなレンズフードとして機能する状態
から、図4に示すようなレンズバリアとして機能する状
態に移行するためは、使用者が上記つまみ部10aを例
えば指先で摘んで、上述とは逆の方向に回転操作させる
ことにより同様にして行われる。
を、図5に示すようなレンズフードとして機能する状態
から、図4に示すようなレンズバリアとして機能する状
態に移行するためは、使用者が上記つまみ部10aを例
えば指先で摘んで、上述とは逆の方向に回転操作させる
ことにより同様にして行われる。
【0041】なお、上述では4枚の羽根1,2,3,4
を支持する4つの開閉アーム7の全てにカム溝7dを設
けるようにしているが、これに限るものではない。
を支持する4つの開閉アーム7の全てにカム溝7dを設
けるようにしているが、これに限るものではない。
【0042】すなわち、例えば羽根1,2を支持する開
閉アーム7にはカム溝7dを形成せず、羽根3,4を支
持する開閉アーム7にのみカム溝7dを形成する。そし
て、リング10が回転されると、カム溝7dを有する開
閉アーム7の作用により下側の羽根3,4が開かれる動
作を行い、これらの羽根3,4の動作に従動して、他の
羽根1,2が開かれるようにする構成も考えられる。
閉アーム7にはカム溝7dを形成せず、羽根3,4を支
持する開閉アーム7にのみカム溝7dを形成する。そし
て、リング10が回転されると、カム溝7dを有する開
閉アーム7の作用により下側の羽根3,4が開かれる動
作を行い、これらの羽根3,4の動作に従動して、他の
羽根1,2が開かれるようにする構成も考えられる。
【0043】また、上述ではレンズ鏡筒の先端部に別体
として螺合して取り付ける例を示したが、これに限るも
のではなく、レンズ鏡筒と一体に構成することも可能で
ある。
として螺合して取り付ける例を示したが、これに限るも
のではなく、レンズ鏡筒と一体に構成することも可能で
ある。
【0044】さらに、上述では手動によりリング10を
回動させて、羽根1,2,3,4の開閉動作を行うよう
にしているが、モータ等により回動させるようにするこ
とも可能であり、例えばカメラの電源スイッチがオンさ
れるのに連動して、自動的に羽根1,2,3,4を開く
動作を行い、電源スイッチがオフされるのに連動して自
動的に羽根1,2,3,4を閉じる動作を行うようにし
ても良い。
回動させて、羽根1,2,3,4の開閉動作を行うよう
にしているが、モータ等により回動させるようにするこ
とも可能であり、例えばカメラの電源スイッチがオンさ
れるのに連動して、自動的に羽根1,2,3,4を開く
動作を行い、電源スイッチがオフされるのに連動して自
動的に羽根1,2,3,4を閉じる動作を行うようにし
ても良い。
【0045】このような第1の実施形態によれば、羽根
を開いたときには円筒形状を呈するレンズフードとな
り、かつ羽根を閉じたときにはレンズ鏡筒の外径とほぼ
同径の略円板形状を呈するレンズバリアとなるために、
携帯性の良いレンズフード兼用レンズバリアとすること
ができる。
を開いたときには円筒形状を呈するレンズフードとな
り、かつ羽根を閉じたときにはレンズ鏡筒の外径とほぼ
同径の略円板形状を呈するレンズバリアとなるために、
携帯性の良いレンズフード兼用レンズバリアとすること
ができる。
【0046】また、このレンズフード兼用レンズバリア
は、レンズ鏡筒のフィルタねじに取り付けることができ
るために、一般的なレンズ鏡筒に広く適用することが可
能となり、既に販売されているレンズ鏡筒を使い易くす
ることが可能となる。すなわち、このレンズフード兼用
レンズバリアは、銀塩カメラや電子カメラ、ビデオカメ
ラなどに適用可能であるだけでなく、さらに、望遠鏡な
どの光学機器などにも広く用いることができる。
は、レンズ鏡筒のフィルタねじに取り付けることができ
るために、一般的なレンズ鏡筒に広く適用することが可
能となり、既に販売されているレンズ鏡筒を使い易くす
ることが可能となる。すなわち、このレンズフード兼用
レンズバリアは、銀塩カメラや電子カメラ、ビデオカメ
ラなどに適用可能であるだけでなく、さらに、望遠鏡な
どの光学機器などにも広く用いることができる。
【0047】図7,図8は本発明の第2の実施形態を示
したものであり、図7は羽根の構成を示す斜視図、図8
は羽根の構成の(A)一例と(B)他の例を示す要部断
面図である。この第2の実施形態において、上述の第1
の実施形態と同様である部分については説明を省略し、
主として異なる点についてのみ説明する。
したものであり、図7は羽根の構成を示す斜視図、図8
は羽根の構成の(A)一例と(B)他の例を示す要部断
面図である。この第2の実施形態において、上述の第1
の実施形態と同様である部分については説明を省略し、
主として異なる点についてのみ説明する。
【0048】この第2の実施形態は、上述した第1の実
施形態に対して、羽根の材質や構成を変えたものとなっ
ており、第1の実施形態の羽根と開閉アームとを一体に
したような構成となっていて、その他のリング押え6,
リング10,基台9などの構成は同様である。
施形態に対して、羽根の材質や構成を変えたものとなっ
ており、第1の実施形態の羽根と開閉アームとを一体に
したような構成となっていて、その他のリング押え6,
リング10,基台9などの構成は同様である。
【0049】すなわち、この実施形態の羽根21は、そ
の翼部分21cを可撓性を有するポリプロピレン等の材
質により上記第1の実施形態の羽根よりは厚肉となるよ
うに形成されており、この翼部分21cの基端部側に、
カム軸部21bを一体で形成して、回転軸21a周りに
回動可能となるように構成されている。
の翼部分21cを可撓性を有するポリプロピレン等の材
質により上記第1の実施形態の羽根よりは厚肉となるよ
うに形成されており、この翼部分21cの基端部側に、
カム軸部21bを一体で形成して、回転軸21a周りに
回動可能となるように構成されている。
【0050】このカム軸部21bには、上記リング10
のカムピン10bに係合するためのカム溝21dが、上
述と同様に設けられている。
のカムピン10bに係合するためのカム溝21dが、上
述と同様に設けられている。
【0051】上記翼部分21cの基端部側の左右両端部
には、上記ヒンジ5に係合するための孔21fが穿設さ
れている。また、この翼部分21cには、上記回転軸2
1aに略垂直となる方向に、複数の溝部21eが形成さ
れている。
には、上記ヒンジ5に係合するための孔21fが穿設さ
れている。また、この翼部分21cには、上記回転軸2
1aに略垂直となる方向に、複数の溝部21eが形成さ
れている。
【0052】この溝部21eは、例えば図8に示すよう
な形状に形成されている。図8(A)に羽根21の断面
形状の一例を、図8(B)に羽根21の断面形状の他の
例をそれぞれ示している。
な形状に形成されている。図8(A)に羽根21の断面
形状の一例を、図8(B)に羽根21の断面形状の他の
例をそれぞれ示している。
【0053】まず、図8(A)に示したものは、深部側
に向かってテーパ状をなす断面略等脚台形状の溝部21
e1 の例である。
に向かってテーパ状をなす断面略等脚台形状の溝部21
e1 の例である。
【0054】一方、図8(B)に示したものは、開口側
が幅狭となる断面略袋状の溝部21e2 の例である。こ
の例は、羽根21を閉じてレンズバリアとして機能する
状態としたときに、羽根21を光軸方向から押されたと
しても、溝部21e2 の開口部の先端同士が当接して、
それ以上押し込まれてレンズに接触することがないよう
にするための形状である。
が幅狭となる断面略袋状の溝部21e2 の例である。こ
の例は、羽根21を閉じてレンズバリアとして機能する
状態としたときに、羽根21を光軸方向から押されたと
しても、溝部21e2 の開口部の先端同士が当接して、
それ以上押し込まれてレンズに接触することがないよう
にするための形状である。
【0055】なお、図7に示した例では、羽根21の翼
部分21cを、6本の溝部21eにより7つの部分に分
割されているが、もちろんこれに限るものではなく、幾
つに分割されていても良い。
部分21cを、6本の溝部21eにより7つの部分に分
割されているが、もちろんこれに限るものではなく、幾
つに分割されていても良い。
【0056】このような第2の実施形態によれば、上述
した第1の実施形態とほぼ同様の効果を奏するととも
に、羽根の肉厚を厚くしたために、レンズバリアとして
機能する状態において、レンズ鏡筒の前側から押圧され
たときの強度を、より高いものにすることができる。さ
らに、羽根と開閉アームとが一体に形成されているため
に、部品点数を減らしてコストを削減することができる
と共に、組立時の作業工程を減らして生産性を向上する
ことも可能となる。
した第1の実施形態とほぼ同様の効果を奏するととも
に、羽根の肉厚を厚くしたために、レンズバリアとして
機能する状態において、レンズ鏡筒の前側から押圧され
たときの強度を、より高いものにすることができる。さ
らに、羽根と開閉アームとが一体に形成されているため
に、部品点数を減らしてコストを削減することができる
と共に、組立時の作業工程を減らして生産性を向上する
ことも可能となる。
【0057】なお、本発明は上述した実施形態に限定さ
れるものではなく、発明の主旨を逸脱しない範囲内にお
いて種々の変形や応用が可能であることは勿論である。
れるものではなく、発明の主旨を逸脱しない範囲内にお
いて種々の変形や応用が可能であることは勿論である。
【0058】[付記]以上詳述したような本発明の上記
実施形態によれば、以下のごとき構成を得ることができ
る。
実施形態によれば、以下のごとき構成を得ることができ
る。
【0059】(1) 可撓性材料からなる略半円形の互
いに隣接し合う複数枚の羽根部材と、上記羽根部材を、
互いに面同士が重なり合った閉位置と、互いに面同士が
離間した開位置とに、回動可能に支持する回動軸と、上
記羽根部材に設けられ、隣接し合う上記羽根部材を互い
に連結し合うヒンジ部と、を具備し、上記羽根部材が閉
位置にあるときはレンズバリアとして機能し、開位置に
あるときはレンズフードとして機能することを特徴とす
るレンズフード兼用レンズバリア。
いに隣接し合う複数枚の羽根部材と、上記羽根部材を、
互いに面同士が重なり合った閉位置と、互いに面同士が
離間した開位置とに、回動可能に支持する回動軸と、上
記羽根部材に設けられ、隣接し合う上記羽根部材を互い
に連結し合うヒンジ部と、を具備し、上記羽根部材が閉
位置にあるときはレンズバリアとして機能し、開位置に
あるときはレンズフードとして機能することを特徴とす
るレンズフード兼用レンズバリア。
【0060】(2) 可撓性材料からなる略半円形の複
数枚の羽根部材と、上記羽根部材を回動可能に支持する
回動軸と、上記羽根部材に設けられ、該羽根部材を互い
に連結し合うヒンジ部と、を具備することを特徴とする
レンズフード兼用レンズバリア。
数枚の羽根部材と、上記羽根部材を回動可能に支持する
回動軸と、上記羽根部材に設けられ、該羽根部材を互い
に連結し合うヒンジ部と、を具備することを特徴とする
レンズフード兼用レンズバリア。
【0061】(3) 可撓性材料からなる略半円形の互
いに隣接し合う複数枚の羽根部材と、上記羽根部材を、
互いに面同士が重なり合った閉位置と、互いに面同士が
離間してレンズフードとしての機能も有する開位置と
に、回動可能に支持する回動軸と、上記羽根部材に設け
られ、隣接し合う上記羽根部材を互いに連結し合うヒン
ジ部と、を具備することを特徴とするレンズフード兼用
レンズバリア。
いに隣接し合う複数枚の羽根部材と、上記羽根部材を、
互いに面同士が重なり合った閉位置と、互いに面同士が
離間してレンズフードとしての機能も有する開位置と
に、回動可能に支持する回動軸と、上記羽根部材に設け
られ、隣接し合う上記羽根部材を互いに連結し合うヒン
ジ部と、を具備することを特徴とするレンズフード兼用
レンズバリア。
【0062】(4) 上記複数枚の羽根部材は、4枚の
羽根部材で構成されていることを特徴とする付記
(1)、付記(2)、または付記(3)に記載のレンズ
フード兼用レンズバリア。
羽根部材で構成されていることを特徴とする付記
(1)、付記(2)、または付記(3)に記載のレンズ
フード兼用レンズバリア。
【0063】(5) 上記回動軸はカム溝を有してな
り、このカム溝に係合するカムピンを備え、自身が光軸
周りに回転することにより上記回動軸を回転させるリン
グ部材をさらに具備したことを特徴とする付記(1)、
付記(2)、または付記(3)に記載のレンズフード兼
用レンズバリア。
り、このカム溝に係合するカムピンを備え、自身が光軸
周りに回転することにより上記回動軸を回転させるリン
グ部材をさらに具備したことを特徴とする付記(1)、
付記(2)、または付記(3)に記載のレンズフード兼
用レンズバリア。
【0064】(6) 上記リング部材の回転方向位置を
規制するための回転位置規制手段をさらに具備したこと
を特徴とする付記(5)に記載のレンズフード兼用レン
ズバリア。
規制するための回転位置規制手段をさらに具備したこと
を特徴とする付記(5)に記載のレンズフード兼用レン
ズバリア。
【0065】(7) レンズ鏡筒のフィルタねじに螺合
して取り付けるためのねじ部をさらに具備したことを特
徴とする付記(1)、付記(2)、または付記(3)に
記載のレンズフード兼用レンズバリア。
して取り付けるためのねじ部をさらに具備したことを特
徴とする付記(1)、付記(2)、または付記(3)に
記載のレンズフード兼用レンズバリア。
【0066】(8) 上記羽根部材と上記回動軸は、一
体に成型されたものであることを特徴とする付記
(1)、付記(2)、または付記(3)に記載のレンズ
フード兼用レンズバリア。
体に成型されたものであることを特徴とする付記
(1)、付記(2)、または付記(3)に記載のレンズ
フード兼用レンズバリア。
【0067】(9) 上記羽根部材には、肉厚方向の溝
部が上記回動軸に略垂直な方向に複数形成されているこ
とを特徴とする付記(8)に記載のレンズフード兼用レ
ンズバリア。
部が上記回動軸に略垂直な方向に複数形成されているこ
とを特徴とする付記(8)に記載のレンズフード兼用レ
ンズバリア。
【0068】
【発明の効果】以上説明したように本発明のレンズフー
ド兼用レンズバリアによれば、レンズバリアとして使用
する際の携帯性を向上させることができる。
ド兼用レンズバリアによれば、レンズバリアとして使用
する際の携帯性を向上させることができる。
【図1】本発明の第1の実施形態において、閉じた状態
のレンズフード兼用レンズバリアを示す斜視図。
のレンズフード兼用レンズバリアを示す斜視図。
【図2】上記第1の実施形態において、開閉途中の状態
のレンズフード兼用レンズバリアを示す斜視図。
のレンズフード兼用レンズバリアを示す斜視図。
【図3】上記第1の実施形態において、開いた状態のレ
ンズフード兼用レンズバリアを示す斜視図。
ンズフード兼用レンズバリアを示す斜視図。
【図4】上記第1の実施形態において、羽根を閉じた状
態のレンズフード兼用レンズバリアを示す平面図および
A−A断面図。
態のレンズフード兼用レンズバリアを示す平面図および
A−A断面図。
【図5】上記第1の実施形態において、羽根を開いた状
態のレンズフード兼用レンズバリアを示す平面図および
B−B断面図。
態のレンズフード兼用レンズバリアを示す平面図および
B−B断面図。
【図6】上記第1の実施形態において、羽根を開閉動作
させるための開閉アームを示す斜視図。
させるための開閉アームを示す斜視図。
【図7】本発明の第2の実施形態の羽根の構成を示す斜
視図。
視図。
【図8】上記第2の実施形態の羽根の構成の一例と他の
例を示す要部断面図。
例を示す要部断面図。
1,2,3,4,21…羽根(羽根部材) 5…ヒンジ(ヒンジ部) 7…開閉アーム(回動軸) 7d,21d…カム溝 9…基台 9c…ねじ部 10…リング(リング部材) 10b…カムピン 11…レンズ鏡筒 11a…フィルタねじ 12…弾性部材(回転位置規制手段) 13…ボール(回転位置規制手段) 21e,21e1,21e2…溝部
Claims (3)
- 【請求項1】 可撓性材料からなる複数枚の羽根部材
と、 上記羽根部材を回動自在とすると共に、該羽根部材を互
いに連結し合うように、同羽根部材に設けられたヒンジ
部と、 を具備することを特徴とするレンズフード兼用レンズバ
リア。 - 【請求項2】 可撓性材料からなる略半円形の互いに隣
接し合う複数枚の羽根部材と、 上記羽根部材を、互いに面同士が重なり合った閉位置
と、互いに面同士が離間した開位置とに、回動可能に支
持する回動軸と、 上記羽根部材に設けられ、隣接し合う上記羽根部材を互
いに連結し合うヒンジ部と、 を具備し、 上記羽根部材が閉位置にあるときはレンズバリアとして
機能し、開位置にあるときはレンズフードとして機能す
ることを特徴とするレンズフード兼用レンズバリア。 - 【請求項3】 上記複数の羽根部材は、上記閉位置にあ
るときは互いに重なり合った略同一平面状態に、また、
上記開位置にあるときは互いに撓んで略円筒状態に、変
化することを特徴とする請求項2に記載のレンズフード
兼用レンズバリア。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11131713A JP2000321622A (ja) | 1999-05-12 | 1999-05-12 | レンズフード兼用レンズバリア |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11131713A JP2000321622A (ja) | 1999-05-12 | 1999-05-12 | レンズフード兼用レンズバリア |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000321622A true JP2000321622A (ja) | 2000-11-24 |
Family
ID=15064468
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11131713A Withdrawn JP2000321622A (ja) | 1999-05-12 | 1999-05-12 | レンズフード兼用レンズバリア |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000321622A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2006064654A1 (ja) * | 2004-12-14 | 2006-06-22 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | レンズフード装置、およびそれを用いた撮像装置 |
KR101492362B1 (ko) | 2008-09-22 | 2015-02-11 | 펜타콘 게엠베하 포토-운드 페인벌크테크니크 | 광학용 성형품, 특히 필터 링 또는 렌즈 홀더 |
-
1999
- 1999-05-12 JP JP11131713A patent/JP2000321622A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2006064654A1 (ja) * | 2004-12-14 | 2006-06-22 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | レンズフード装置、およびそれを用いた撮像装置 |
JP2006195418A (ja) * | 2004-12-14 | 2006-07-27 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | レンズフード装置、およびそれを用いた撮像装置 |
KR101492362B1 (ko) | 2008-09-22 | 2015-02-11 | 펜타콘 게엠베하 포토-운드 페인벌크테크니크 | 광학용 성형품, 특히 필터 링 또는 렌즈 홀더 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3590488B2 (ja) | シャッタ兼用絞り装置 | |
JP4697587B2 (ja) | レンズ鏡胴 | |
US20230185166A1 (en) | Camera | |
CA2470382C (en) | Integral lens attachment, sunshade and camera lens cover | |
JP3360818B2 (ja) | レンズフード | |
JP2004204953A (ja) | 一時角度設定機能付ヒンジ装置 | |
JP2000321622A (ja) | レンズフード兼用レンズバリア | |
JP2009265517A (ja) | レンズ装置および撮像装置 | |
JP2008185728A (ja) | レンズ鏡筒およびレンズ鏡筒を備える撮像装置 | |
JP2002148682A (ja) | カメラのレンズバリア装置 | |
US5923913A (en) | Iris diaphragm | |
JPH10221582A (ja) | Afコンパクトカメラの組立時ピント調節機構 | |
US6749349B2 (en) | Sector blade driving device of a camera | |
JP2002040517A (ja) | バリア装置 | |
GB2435108A (en) | Telescope and lens cap | |
JP2007163827A (ja) | 光路開閉装置及び撮像装置 | |
JPH0637400Y2 (ja) | 遮光羽根装置 | |
JP3548265B2 (ja) | レンズバリア機構 | |
JP2004184585A (ja) | カメラ用レンズバリアユニット | |
JP3962470B2 (ja) | レンズ鏡筒およびカメラ | |
JP2005128125A (ja) | カメラおよびキャップ部材 | |
KR200353389Y1 (ko) | 휴대폰의 폴더부 회전각도 고정장치 | |
JP2002236304A (ja) | レンズフード | |
JPH0527301A (ja) | バリア機構 | |
JP2016029422A (ja) | レンズキャップ |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20060801 |