JP2000321007A - 伸び測定装置 - Google Patents
伸び測定装置Info
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- JP2000321007A JP2000321007A JP11128560A JP12856099A JP2000321007A JP 2000321007 A JP2000321007 A JP 2000321007A JP 11128560 A JP11128560 A JP 11128560A JP 12856099 A JP12856099 A JP 12856099A JP 2000321007 A JP2000321007 A JP 2000321007A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】試験片を挟む挟持力を試験片の材質や硬さに関
わらず最適とする。 【解決手段】試験片10を挟むための一対のアームの一
端はベース板15にピン19でその軸のまわりで自由に
回動できるように固定されている。アームの他端の内側
には試験片10に接触させるための右圧子13と左圧子
14が取り付けられており、またアームの中程には左右
のアームが互いに近づく方向の力を付勢するバネ17が
設けられている。このバネ17は、モータ16の回転に
よってブラケット20が前後し、長さが変えられるよう
になっている。片方の圧子に荷重検出器18が設置され
圧子にかかる力を測定することができる。この力が所定
の値となるよう制御器21はモータを駆動してバネ17
の長さを変え挟持力を制御し常に最適な挟持力とする。
わらず最適とする。 【解決手段】試験片10を挟むための一対のアームの一
端はベース板15にピン19でその軸のまわりで自由に
回動できるように固定されている。アームの他端の内側
には試験片10に接触させるための右圧子13と左圧子
14が取り付けられており、またアームの中程には左右
のアームが互いに近づく方向の力を付勢するバネ17が
設けられている。このバネ17は、モータ16の回転に
よってブラケット20が前後し、長さが変えられるよう
になっている。片方の圧子に荷重検出器18が設置され
圧子にかかる力を測定することができる。この力が所定
の値となるよう制御器21はモータを駆動してバネ17
の長さを変え挟持力を制御し常に最適な挟持力とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、試験片に引張り荷
重をかけながら試験片の伸び量を求め荷重と伸び量との
関係を測定するための材料試験機に付属し、引張られた
結果生じる試験片の伸び量を測定する伸び測定装置に関
する。特にゴムなどの比較的伸び量の大きい材料、また
は、いろいろな材料からなる試験片を、試験片供給装置
によって次々に試験機本体に供給し、試験機本体によっ
て引張試験する自動試験装置に適用することが好適な伸
び測定装置に関する。
重をかけながら試験片の伸び量を求め荷重と伸び量との
関係を測定するための材料試験機に付属し、引張られた
結果生じる試験片の伸び量を測定する伸び測定装置に関
する。特にゴムなどの比較的伸び量の大きい材料、また
は、いろいろな材料からなる試験片を、試験片供給装置
によって次々に試験機本体に供給し、試験機本体によっ
て引張試験する自動試験装置に適用することが好適な伸
び測定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】材料試験機はベースの上に立てられた2
本の支柱とその最上部で左右に渡されたクロスヨークか
らなるフレームの中に、支柱に内蔵されたネジ竿などに
よって上下動可能なクロスヘッドが設けられている。ベ
ース上に上方を向いた形で固定された下チャックとクロ
スヘッドにぶら下がる形で固定された上チャックに試験
片の両端を把持させる。この上下一対のチャックで試験
片を把持させたままクロスヘッドを上方に移動させるこ
とによって試験片を引張り、そのときの引張り荷重は上
チャックに取り付けられたロードセルによって測定さ
れ、試験片の伸びは試験片に取り付けられた伸び測定装
置によって測定される。
本の支柱とその最上部で左右に渡されたクロスヨークか
らなるフレームの中に、支柱に内蔵されたネジ竿などに
よって上下動可能なクロスヘッドが設けられている。ベ
ース上に上方を向いた形で固定された下チャックとクロ
スヘッドにぶら下がる形で固定された上チャックに試験
片の両端を把持させる。この上下一対のチャックで試験
片を把持させたままクロスヘッドを上方に移動させるこ
とによって試験片を引張り、そのときの引張り荷重は上
チャックに取り付けられたロードセルによって測定さ
れ、試験片の伸びは試験片に取り付けられた伸び測定装
置によって測定される。
【0003】伸び測定装置にはいろいろな形式のものが
知られているが、伸び量が比較的大きな材料の場合には
図4および図5に示すような伸び測定装置が使われてい
る。これらの図に示された伸び測定装置において、左右
から試験片を挟む形のアームが試験片の所定位置を挟ん
で試験片に取り付けられている。試験片が伸びるのに従
ってそのアームも追随して移動するようにしておき、そ
の移動量を測定して試験片の伸びを測定する。図4にお
いて、伸び測定装置は二つのアーム51と52が立設さ
れたシャフト53に沿って上下動可能となっている。そ
れぞれのアームはローラ54を介して線材によっておも
り56と連結され、その重量が互いにバランスしてお
り、二つのアームはそれぞれがシャフト53に沿って非
常に小さな力で上下に自在に動くことができる。そして
アームの移動量に比例してローラ54は回転するが、こ
のローラの回転量をその回転軸に取り付けられたエンコ
ーダ55などにより検出し、ローラ54の直径値などの
データを用いて演算することによってアームの移動量を
算出することができる。
知られているが、伸び量が比較的大きな材料の場合には
図4および図5に示すような伸び測定装置が使われてい
る。これらの図に示された伸び測定装置において、左右
から試験片を挟む形のアームが試験片の所定位置を挟ん
で試験片に取り付けられている。試験片が伸びるのに従
ってそのアームも追随して移動するようにしておき、そ
の移動量を測定して試験片の伸びを測定する。図4にお
いて、伸び測定装置は二つのアーム51と52が立設さ
れたシャフト53に沿って上下動可能となっている。そ
れぞれのアームはローラ54を介して線材によっておも
り56と連結され、その重量が互いにバランスしてお
り、二つのアームはそれぞれがシャフト53に沿って非
常に小さな力で上下に自在に動くことができる。そして
アームの移動量に比例してローラ54は回転するが、こ
のローラの回転量をその回転軸に取り付けられたエンコ
ーダ55などにより検出し、ローラ54の直径値などの
データを用いて演算することによってアームの移動量を
算出することができる。
【0004】一方、上下のチャック58、57に把持さ
れた試験片50には所定距離だけ離れた2つの位置が伸
び測定の基準位置として指定されている。伸びを測定す
る場合には、そのうち上側の位置にアーム51を取り付
け、下側の位置にアーム52を取り付ける。アーム51
とアーム52はそれぞれがシャフト53に沿って非常に
軽い力で上下動可能であるから、上側のチャック58が
上方に移動して試験片50が引張られて伸びるのに従っ
て、アーム51とアーム52も上方に移動していくが、
このアーム51とアーム52の移動距離の差が試験片5
0の伸び量として計測される。
れた試験片50には所定距離だけ離れた2つの位置が伸
び測定の基準位置として指定されている。伸びを測定す
る場合には、そのうち上側の位置にアーム51を取り付
け、下側の位置にアーム52を取り付ける。アーム51
とアーム52はそれぞれがシャフト53に沿って非常に
軽い力で上下動可能であるから、上側のチャック58が
上方に移動して試験片50が引張られて伸びるのに従っ
て、アーム51とアーム52も上方に移動していくが、
このアーム51とアーム52の移動距離の差が試験片5
0の伸び量として計測される。
【0005】図5に平面図で示すように、一つのアーム
は試験片50を挟む右アーム61と左アーム62が一枚
のベース板65に取り付けられている。左右のアームは
ピン69を中心に自由に回動できるようになっており、
その左右のアームには互いに引きつけるような力を付勢
するバネ67が渡されている。アームの先端には当たり
63および64が設けられており、試験片50を挟むに
あたって圧子63と64がバネ67の力によって試験片
を挟み込み、試験片の所定の位置にアームが固定され
る。
は試験片50を挟む右アーム61と左アーム62が一枚
のベース板65に取り付けられている。左右のアームは
ピン69を中心に自由に回動できるようになっており、
その左右のアームには互いに引きつけるような力を付勢
するバネ67が渡されている。アームの先端には当たり
63および64が設けられており、試験片50を挟むに
あたって圧子63と64がバネ67の力によって試験片
を挟み込み、試験片の所定の位置にアームが固定され
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】アームが試験片を挟む
力の大きさは左右のアームを引きつけるバネ定数とバネ
の変位量(長さ)によって決定される。バネ定数は固定
であるから実際に試験片を挟む力の大きさは試験片の厚
さによって変化する。すなわち、厚い試験片を挟んだと
きはバネは伸ばされるから挟持力が大きくなり、薄い試
験片を挟んだときにはそれに比較して挟持力は小さくな
る。また試験片を引張っていくと、試験片は伸びていく
ので、伸び方向と垂直の2軸方向すなわち試験片の幅お
よび厚さは小さくなっていくが、試験片の厚さが変化す
るとそれを挟持している伸び計アームの挟持力も変化す
ることになる。これらの現象に対応するよう挟持力を変
更するためにはバネ自身を交換するかバネに合わせて強
制的に変位を与えておく必要がある。
力の大きさは左右のアームを引きつけるバネ定数とバネ
の変位量(長さ)によって決定される。バネ定数は固定
であるから実際に試験片を挟む力の大きさは試験片の厚
さによって変化する。すなわち、厚い試験片を挟んだと
きはバネは伸ばされるから挟持力が大きくなり、薄い試
験片を挟んだときにはそれに比較して挟持力は小さくな
る。また試験片を引張っていくと、試験片は伸びていく
ので、伸び方向と垂直の2軸方向すなわち試験片の幅お
よび厚さは小さくなっていくが、試験片の厚さが変化す
るとそれを挟持している伸び計アームの挟持力も変化す
ることになる。これらの現象に対応するよう挟持力を変
更するためにはバネ自身を交換するかバネに合わせて強
制的に変位を与えておく必要がある。
【0007】一般的に試験片に対する挟持力が過大であ
ると挟持部で試験片が破断しやすくなり、逆に小さいと
伸び試験の過程において試験片とアームが相対的に滑っ
てしまう。このため、試験片の材質や硬さなどの性質に
あった挟持力によって伸び計アームが試験片を挟持する
必要がある。挟持力変更のために行うバネの交換やバネ
に強制的に変位を与える作業はいずれも手作業のため手
間がかかるとともに、試験中に挟持力を調整することは
できないため試験片が薄くなっていくとその分バネが縮
むことで押しつけ力も小さくなり滑ってしまう問題があ
る。これを防ぐために最初に強く押しつけ過ぎてしまう
とそこから試験片が破断してしまう問題が発生する。
ると挟持部で試験片が破断しやすくなり、逆に小さいと
伸び試験の過程において試験片とアームが相対的に滑っ
てしまう。このため、試験片の材質や硬さなどの性質に
あった挟持力によって伸び計アームが試験片を挟持する
必要がある。挟持力変更のために行うバネの交換やバネ
に強制的に変位を与える作業はいずれも手作業のため手
間がかかるとともに、試験中に挟持力を調整することは
できないため試験片が薄くなっていくとその分バネが縮
むことで押しつけ力も小さくなり滑ってしまう問題があ
る。これを防ぐために最初に強く押しつけ過ぎてしまう
とそこから試験片が破断してしまう問題が発生する。
【0008】本発明は、このような事情に鑑みてなされ
たものであり、試験片の材質や試験状態に関わらず伸び
測定装置のアームが常に最適な力で試験片を挟持するこ
とのできる伸び測定装置を提供することを目的とする。
たものであり、試験片の材質や試験状態に関わらず伸び
測定装置のアームが常に最適な力で試験片を挟持するこ
とのできる伸び測定装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するために、試験片の所定箇所を挟持するアームを有
し、引張り荷重をかけられた該試験片の伸びに追随して
移動する前記アームの試験片伸び方向の移動量を測定す
ることによって前記試験片の伸び量を測定する伸び測定
装置において、前記アームが試験片を挟持する挟持力を
変更する挟持力変更手段と、前記アームが試験片を挟持
する力を測定する力検出器と、この力検出器が検出する
挟持力が所定の値となるように前記挟持力変更手段を制
御する挟持力制御手段を備えることを特徴とする。
決するために、試験片の所定箇所を挟持するアームを有
し、引張り荷重をかけられた該試験片の伸びに追随して
移動する前記アームの試験片伸び方向の移動量を測定す
ることによって前記試験片の伸び量を測定する伸び測定
装置において、前記アームが試験片を挟持する挟持力を
変更する挟持力変更手段と、前記アームが試験片を挟持
する力を測定する力検出器と、この力検出器が検出する
挟持力が所定の値となるように前記挟持力変更手段を制
御する挟持力制御手段を備えることを特徴とする。
【0010】本発明の伸び測定装置では、試験片を挟持
するアームの力を測定し、その力が所定の値となるよう
アームの挟持力を制御するから、試験片の種類や厚さに
関わりなく常に所定の力で試験片を挟持することができ
る。また、試験片が伸ばされるにつれて試験片の厚さが
変化していっても、力検出器の出力をその都度測定して
厚さの変化に追随してアームの挟持力を変更するからア
ームの挟持力は常に所定の値に保たれる。さらに、挟持
力の目標となる所定の値を試験片の伸びの進行に合わせ
て変化させていくこともでき、そのような制御を行えば
より試験片の変化に則した最適な力で試験片を挟持する
ことができる。
するアームの力を測定し、その力が所定の値となるよう
アームの挟持力を制御するから、試験片の種類や厚さに
関わりなく常に所定の力で試験片を挟持することができ
る。また、試験片が伸ばされるにつれて試験片の厚さが
変化していっても、力検出器の出力をその都度測定して
厚さの変化に追随してアームの挟持力を変更するからア
ームの挟持力は常に所定の値に保たれる。さらに、挟持
力の目標となる所定の値を試験片の伸びの進行に合わせ
て変化させていくこともでき、そのような制御を行えば
より試験片の変化に則した最適な力で試験片を挟持する
ことができる。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の一実施の形態を図面を参
照しながら説明する。図1は本発明の伸び測定装置2を
試験片に伸び荷重を与える材料試験機本体1とともに示
す図である。材料試験機本体1はベース3の上に立てら
れた2本の支柱4とその最上部で左右に渡されたクロス
ヨーク5からなるフレームの中に、支柱4に内蔵された
ネジ竿などによって上下動可能なクロスヘッド6が設け
られている。ベース上に上方を向いた形で固定された下
チャック7とクロスヘッド6にぶら下がる形で固定され
た上チャック8に試験片10の両端を把持させる。この
上下一対のチャックで試験片を把持させたままクロスヘ
ッドを上方に移動させることによって試験片を引張り、
そのときの引張り荷重は上チャック8に取り付けられた
ロードセル9によって測定され、試験片10の伸びは試
験片10に取り付けられた伸び測定装置2によって測定
される。
照しながら説明する。図1は本発明の伸び測定装置2を
試験片に伸び荷重を与える材料試験機本体1とともに示
す図である。材料試験機本体1はベース3の上に立てら
れた2本の支柱4とその最上部で左右に渡されたクロス
ヨーク5からなるフレームの中に、支柱4に内蔵された
ネジ竿などによって上下動可能なクロスヘッド6が設け
られている。ベース上に上方を向いた形で固定された下
チャック7とクロスヘッド6にぶら下がる形で固定され
た上チャック8に試験片10の両端を把持させる。この
上下一対のチャックで試験片を把持させたままクロスヘ
ッドを上方に移動させることによって試験片を引張り、
そのときの引張り荷重は上チャック8に取り付けられた
ロードセル9によって測定され、試験片10の伸びは試
験片10に取り付けられた伸び測定装置2によって測定
される。
【0012】図3に本発明の伸び測定装置2の概略を立
面図で示し、図2には本発明の要部がわかるように伸び
測定装置2のアームの部分を平面図で示している。はじ
めに図2を用いて伸び測定装置のアームを試験片に取り
付ける方法を説明する。図2に示されるように、試験片
10を挟むための一対のアーム(右アーム11と左アー
ム12)の一端はベース板15にピン19でそのピンの
軸のまわりで自由に回動できるように固定されている。
アームの他端の内側には試験片10に接触させるための
右圧子13と左圧子14が取り付けられており、またア
ームの中程には左右のアームが互いに近づく方向の力を
付勢するバネ17が設けられている。このバネ17は、
モータ16の回転によってブラケット20が前後し、長
さが変えられるようになっている。
面図で示し、図2には本発明の要部がわかるように伸び
測定装置2のアームの部分を平面図で示している。はじ
めに図2を用いて伸び測定装置のアームを試験片に取り
付ける方法を説明する。図2に示されるように、試験片
10を挟むための一対のアーム(右アーム11と左アー
ム12)の一端はベース板15にピン19でそのピンの
軸のまわりで自由に回動できるように固定されている。
アームの他端の内側には試験片10に接触させるための
右圧子13と左圧子14が取り付けられており、またア
ームの中程には左右のアームが互いに近づく方向の力を
付勢するバネ17が設けられている。このバネ17は、
モータ16の回転によってブラケット20が前後し、長
さが変えられるようになっている。
【0013】試験片10を挟む挟持力はバネ17によっ
て発生しているが、ブラケット20の位置が変化するこ
とによってこのバネの長さが変えられ、挟持力が変更さ
れる。例えば、モータ16の軸には雄ネジが切ってあ
り、ブラケット20にはそれに螺合する雌ネジが切って
あって、互いに適当な長さの分だけはまりこんでいる。
さらにブラケット20自体には回転止めが施してある。
このような状態でモータ16が回転すると回転方向に応
じてブラケット20は前または後に移動し、バネ17の
長さを変えることができる。
て発生しているが、ブラケット20の位置が変化するこ
とによってこのバネの長さが変えられ、挟持力が変更さ
れる。例えば、モータ16の軸には雄ネジが切ってあ
り、ブラケット20にはそれに螺合する雌ネジが切って
あって、互いに適当な長さの分だけはまりこんでいる。
さらにブラケット20自体には回転止めが施してある。
このような状態でモータ16が回転すると回転方向に応
じてブラケット20は前または後に移動し、バネ17の
長さを変えることができる。
【0014】右圧子13は右アーム11先端に直接固定
されているが、左圧子14は左アーム12に荷重検出器
18を介して固定されており、左圧子14にかかる力を
荷重検出器18によって測定することができる。右圧子
13と左圧子14によって試験片10が挟まれるときの
挟持力は荷重検出器18によって測定され制御器21に
取り込まれる。また制御器21はモータを駆動16を駆
動してバネ17の長さを変え、結果として試験片10が
左右の圧子によってかけられる挟持力を制御することが
できる。すなわち、制御器21に対して図示していない
入力装置などによって所定の挟持力を設定しておくと、
荷重検出器18によって検出される値がその所定値にな
るよう制御器21がモータ16が駆動し、試験片10に
かかる挟持力が所定の値となるよう制御される。
されているが、左圧子14は左アーム12に荷重検出器
18を介して固定されており、左圧子14にかかる力を
荷重検出器18によって測定することができる。右圧子
13と左圧子14によって試験片10が挟まれるときの
挟持力は荷重検出器18によって測定され制御器21に
取り込まれる。また制御器21はモータを駆動16を駆
動してバネ17の長さを変え、結果として試験片10が
左右の圧子によってかけられる挟持力を制御することが
できる。すなわち、制御器21に対して図示していない
入力装置などによって所定の挟持力を設定しておくと、
荷重検出器18によって検出される値がその所定値にな
るよう制御器21がモータ16が駆動し、試験片10に
かかる挟持力が所定の値となるよう制御される。
【0015】次に図3を用いて伸び測定の手順を説明す
る。伸び測定装置は試験片に設定された上側標線の移動
量を測定するための上アーム31と下側標線の移動量を
測定する下アーム32を有する。この二つのアームはそ
れぞれが図2を用いて上記で説明したような構造となっ
ている。二つのアームは一本のシャフト33に対して自
由に上下できるように軸受37を介して取り付けられて
いる。そしてそれぞれのアームの端に固定されたワイヤ
38がプーリ34に巻き付けられ、ワイヤ38の他端に
はおもり36がぶら下げられている。アーム部分とおも
り36が重量的に釣り合っており、上下のアーム31お
よび32は非常に小さな力で上下に自由に動くことがで
きる。プーリ34の回転量はプーリ34の回転軸に取り
付けられたロータリーエンコーダ35などによって測定
され、回転量とプーリ34の直径値などからアーム31
および32の移動量が計算される。
る。伸び測定装置は試験片に設定された上側標線の移動
量を測定するための上アーム31と下側標線の移動量を
測定する下アーム32を有する。この二つのアームはそ
れぞれが図2を用いて上記で説明したような構造となっ
ている。二つのアームは一本のシャフト33に対して自
由に上下できるように軸受37を介して取り付けられて
いる。そしてそれぞれのアームの端に固定されたワイヤ
38がプーリ34に巻き付けられ、ワイヤ38の他端に
はおもり36がぶら下げられている。アーム部分とおも
り36が重量的に釣り合っており、上下のアーム31お
よび32は非常に小さな力で上下に自由に動くことがで
きる。プーリ34の回転量はプーリ34の回転軸に取り
付けられたロータリーエンコーダ35などによって測定
され、回転量とプーリ34の直径値などからアーム31
および32の移動量が計算される。
【0016】試験片には基準の長さを示す一組の標線
(仮想的なものでもよい)があり、その上側の標線の位
置に上アームが取り付けられ、下側の標線の位置に下ア
ームが取り付けられる。材料試験機本体1の作用によっ
て試験片10を保持している上チャック8が上昇を始め
ると、試験片10は引き伸ばされ、それにつれて上アー
ム31と下アーム32がそれぞれ上方に移動していく。
この移動量は上記したようにロータリーエンコーダ35
によって測定され、上アーム31の移動量と下アーム3
2の移動量の差が試験片10の伸び量となる。このよう
にして得られた試験片10の伸び量と材料試験機本体1
が有するロードセル9によって測定された荷重値に基づ
いて各種の材料試験が行われる。
(仮想的なものでもよい)があり、その上側の標線の位
置に上アームが取り付けられ、下側の標線の位置に下ア
ームが取り付けられる。材料試験機本体1の作用によっ
て試験片10を保持している上チャック8が上昇を始め
ると、試験片10は引き伸ばされ、それにつれて上アー
ム31と下アーム32がそれぞれ上方に移動していく。
この移動量は上記したようにロータリーエンコーダ35
によって測定され、上アーム31の移動量と下アーム3
2の移動量の差が試験片10の伸び量となる。このよう
にして得られた試験片10の伸び量と材料試験機本体1
が有するロードセル9によって測定された荷重値に基づ
いて各種の材料試験が行われる。
【0017】本発明の伸び測定装置の構成によると、試
験される材料の材質や硬度あるいは大きさに応じて最適
の挟持力で試験片を挟むことができる。また、試験片1
0が伸ばされていく過程において、右アーム11と左ア
ーム12とで挟んでいる試験片の厚さが小さくなってい
くが、制御器21の働きによって常に一定の挟持力とな
るよう制御されている。さらには、試験片が薄くなるの
にしたがって挟持力が小さくなるよう目標となる挟持力
の所定値を変更するようにしていってもよい。
験される材料の材質や硬度あるいは大きさに応じて最適
の挟持力で試験片を挟むことができる。また、試験片1
0が伸ばされていく過程において、右アーム11と左ア
ーム12とで挟んでいる試験片の厚さが小さくなってい
くが、制御器21の働きによって常に一定の挟持力とな
るよう制御されている。さらには、試験片が薄くなるの
にしたがって挟持力が小さくなるよう目標となる挟持力
の所定値を変更するようにしていってもよい。
【0018】
【発明の効果】本発明の伸び測定装置では、試験片を挟
持する挟持力を所定の値に簡単に設定できるので試験さ
れる材料の材質や硬さなどに合わせた最適の挟持力で試
験片を挟むことができる。これは手作業でバネを交換す
るなどして挟持力を設定することに比較すると、試験片
が一つの種類の材料だけでなくいろいろな種類の試験片
を次々に試験していく場合に手間がかからず特に効果的
である。また、試験中にも挟持力の制御が可能であるか
ら試験片が伸ばされていく過程において試験片の厚さが
小さくなっていっても常に一定の挟持力となるよう制御
でき、挟持力過大による挟持部での破断あるいは挟持力
過小による挟持部での滑りなどの不具合を防止できる。
さらに、挟持力の制御値を一定値ではなく試験の進行に
合わせて変更するようにすれば、よりきめ細かな挟持力
の設定が可能であり、特殊な材料の試験も可能である。
持する挟持力を所定の値に簡単に設定できるので試験さ
れる材料の材質や硬さなどに合わせた最適の挟持力で試
験片を挟むことができる。これは手作業でバネを交換す
るなどして挟持力を設定することに比較すると、試験片
が一つの種類の材料だけでなくいろいろな種類の試験片
を次々に試験していく場合に手間がかからず特に効果的
である。また、試験中にも挟持力の制御が可能であるか
ら試験片が伸ばされていく過程において試験片の厚さが
小さくなっていっても常に一定の挟持力となるよう制御
でき、挟持力過大による挟持部での破断あるいは挟持力
過小による挟持部での滑りなどの不具合を防止できる。
さらに、挟持力の制御値を一定値ではなく試験の進行に
合わせて変更するようにすれば、よりきめ細かな挟持力
の設定が可能であり、特殊な材料の試験も可能である。
【図1】本発明の伸び測定装置を材料試験機に組み合わ
せた状態を示す図である。
せた状態を示す図である。
【図2】本発明の伸び測定装置のアーム部を示す平面図
である。
である。
【図3】本発明の伸び測定装置を示す立面図である。
【図4】従来の伸び測定装置を示す立面図である。
【図5】従来の伸び測定装置のアーム部を示す平面図で
ある。
ある。
1…材料試験機本体 2…伸び測定装置 3…ベース 4…支柱 5…クロスヨーク 6…クロスヘッド 7…下チャック 8…上チャック 9…ロードセル 10…試験片 11…右アーム 12…左アーム 13…右圧子 14…左圧子 15…ベース板 16…モータ 17…バネ 18…荷重検出器 19…ピン 20…ブラケット 21…制御器 31…上アーム 32…下アーム 33…シャフト 34…プーリ 35…ロータリーエンコーダ 36…おもり 37…軸受 38…ワイヤ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2F062 AA02 BB14 CC04 EE04 EE63 FF03 GG51 HH05 HH13 HH22 HH32 2F069 AA02 AA68 CC06 DD30 GG02 GG18 GG52 GG59 GG63 HH02 JJ06 LL02 2G061 AA01 AB01 DA19 EA01 EA02 EB02 EB05
Claims (1)
- 【請求項1】 試験片の所定箇所を挟持するアームを有
し、引張り荷重をかけられた該試験片の伸びに追随して
移動する前記アームの試験片伸び方向の移動量を測定す
ることによって前記試験片の伸び量を測定する伸び測定
装置において、前記アームが試験片を挟持する挟持力を
変更する挟持力変更手段と、前記アームが試験片を挟持
する力を測定する力検出器と、この力検出器が検出する
挟持力が所定の値となるように前記挟持力変更手段を制
御する挟持力制御手段を備えることを特徴とする伸び測
定装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11128560A JP2000321007A (ja) | 1999-05-10 | 1999-05-10 | 伸び測定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11128560A JP2000321007A (ja) | 1999-05-10 | 1999-05-10 | 伸び測定装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000321007A true JP2000321007A (ja) | 2000-11-24 |
Family
ID=14987793
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11128560A Withdrawn JP2000321007A (ja) | 1999-05-10 | 1999-05-10 | 伸び測定装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000321007A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20100110020A (ko) * | 2009-04-02 | 2010-10-12 | 주식회사 포스코 | 강판 경도 측정 장치 |
| CN104534970A (zh) * | 2014-11-24 | 2015-04-22 | 重庆光荣摩托车配件有限公司 | 摩托车组合式后挡泥板变形检测工装 |
| CN104534971A (zh) * | 2014-11-24 | 2015-04-22 | 重庆光荣摩托车配件有限公司 | 摩托车后挡泥板侧边变形检测装置 |
| CN104534969A (zh) * | 2014-11-24 | 2015-04-22 | 重庆光荣摩托车配件有限公司 | 摩托车组合式前挡泥板变形检测工装 |
| KR20220073120A (ko) | 2020-11-26 | 2022-06-03 | 주식회사 엘지에너지솔루션 | 인장강도 측정기용 고정 그리퍼 및 인장강도 측정기 |
-
1999
- 1999-05-10 JP JP11128560A patent/JP2000321007A/ja not_active Withdrawn
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| KR101641735B1 (ko) | 2009-04-02 | 2016-07-29 | 주식회사 포스코 | 강판 경도 측정 장치 |
| CN104534970A (zh) * | 2014-11-24 | 2015-04-22 | 重庆光荣摩托车配件有限公司 | 摩托车组合式后挡泥板变形检测工装 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20050922 |
|
| A761 | Written withdrawal of application |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761 Effective date: 20070327 |