JP2000320896A - 空気清浄機付温風暖房装置 - Google Patents
空気清浄機付温風暖房装置Info
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- Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 温風暖房装置の上方に設けた空気清浄部おい
て、フィルターのほこり詰まりの検出及び器具上方への
タオルなどの異物付着時の検出手段と器具部品への損傷
防止をする。 【解決手段】 温風暖房装置の上方に設けた空気清浄部
のフィルター１３と空気清浄用ファン１５の連結部の上
方中央部に設けられた風量検出器２２にてフィルター１
３のほこり詰まりによるダクト１８内の風量変化を的確
に検出し、風量検出器２２の出力信号で制御し、制御装
置２３にてフィルター１３のほこり詰まりの報知や異常
時には温風暖房器や空気清浄機の運転を停止させる。
て、フィルターのほこり詰まりの検出及び器具上方への
タオルなどの異物付着時の検出手段と器具部品への損傷
防止をする。 【解決手段】 温風暖房装置の上方に設けた空気清浄部
のフィルター１３と空気清浄用ファン１５の連結部の上
方中央部に設けられた風量検出器２２にてフィルター１
３のほこり詰まりによるダクト１８内の風量変化を的確
に検出し、風量検出器２２の出力信号で制御し、制御装
置２３にてフィルター１３のほこり詰まりの報知や異常
時には温風暖房器や空気清浄機の運転を停止させる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は空気清浄機を付けた
温風暖房装置の構成に関する。
温風暖房装置の構成に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来の空気清浄機付の温風暖房装置を図
５に示す。バーナー１にて供給されたガスの燃焼を行
い、燃焼により発生した排ガスと空気を混合する燃焼室
２がある。バーナー１の下方には温風３を送出するため
の対流ファン４を設け、対流ファン４の前方には温風吹
出口５が取りつけられている。ケース６の後面には対流
用空気７を取り入れるための対流用フィルター８があ
り、その内側にはほこりや臭いを除去するための空気清
浄用フィルター９を取り付けてある。空気清浄用フィル
ター９は、においを吸着する活性炭等からなる脱臭部
と、ほこりの粒子を取る綿状あるいは粒状の集塵部から
なる。
５に示す。バーナー１にて供給されたガスの燃焼を行
い、燃焼により発生した排ガスと空気を混合する燃焼室
２がある。バーナー１の下方には温風３を送出するため
の対流ファン４を設け、対流ファン４の前方には温風吹
出口５が取りつけられている。ケース６の後面には対流
用空気７を取り入れるための対流用フィルター８があ
り、その内側にはほこりや臭いを除去するための空気清
浄用フィルター９を取り付けてある。空気清浄用フィル
ター９は、においを吸着する活性炭等からなる脱臭部
と、ほこりの粒子を取る綿状あるいは粒状の集塵部から
なる。
【０００３】次にその動作について説明する。バーナー
１でガスを燃焼させ、発生する高温の燃焼排ガス１０
と、燃焼室２の燃焼風路１１内で対流用フィルター８と
空気清浄用フィルター９を通過した対流用空気７ａが混
合される。混合された温風は、対流用ファン４によって
前面下部の温風吹出口５から温風３となって送出され、
暖房を行う。
１でガスを燃焼させ、発生する高温の燃焼排ガス１０
と、燃焼室２の燃焼風路１１内で対流用フィルター８と
空気清浄用フィルター９を通過した対流用空気７ａが混
合される。混合された温風は、対流用ファン４によって
前面下部の温風吹出口５から温風３となって送出され、
暖房を行う。
【０００４】また、空気中に含まれるたばこの粒子やほ
こりは、空気清浄用フィルター９を通過する際に、綿状
または粒状になっている集塵部に付着する。細かい粒子
は、この綿状粒状の集塵部が細かく、しかも通過する距
離が長いほど付着される。においは、活性炭等で構成さ
れている脱臭部に吸着することにより脱臭される。
こりは、空気清浄用フィルター９を通過する際に、綿状
または粒状になっている集塵部に付着する。細かい粒子
は、この綿状粒状の集塵部が細かく、しかも通過する距
離が長いほど付着される。においは、活性炭等で構成さ
れている脱臭部に吸着することにより脱臭される。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】ほこりの集塵率と臭気
の除去率を向上させるためには、空気清浄用フィルター
の目を細かくして、しかも厚さを厚くして空気と接触す
る面積をふやしてやる必要がある。しかしながら従来の
ような風路構成では、前記のような空気清浄用フィルタ
ーを取りつけると抵抗が大きく圧損が増え、対流用空気
が減って、温風温度が上昇してしまう。そのため、集塵
性能が高く目の細かい空気清浄用フィルターを取り付け
ることができず、集塵性能が低くなり、ほこりやにおい
を迅速に取ることができない。
の除去率を向上させるためには、空気清浄用フィルター
の目を細かくして、しかも厚さを厚くして空気と接触す
る面積をふやしてやる必要がある。しかしながら従来の
ような風路構成では、前記のような空気清浄用フィルタ
ーを取りつけると抵抗が大きく圧損が増え、対流用空気
が減って、温風温度が上昇してしまう。そのため、集塵
性能が高く目の細かい空気清浄用フィルターを取り付け
ることができず、集塵性能が低くなり、ほこりやにおい
を迅速に取ることができない。
【０００６】また温風温度を下げるためには対流用ファ
ンの回転数を上げる必要があり、そうすると騒音が上昇
してしまう。
ンの回転数を上げる必要があり、そうすると騒音が上昇
してしまう。
【０００７】さらに、暖房運転時には、対流用ファンに
より温風を温風吹出口一ヵ所より吹き出して暖房してい
るため、天井付近ほど室温が高くなってしまい、なかな
か室温が均一にならない。
より温風を温風吹出口一ヵ所より吹き出して暖房してい
るため、天井付近ほど室温が高くなってしまい、なかな
か室温が均一にならない。
【０００８】また、温風暖房機に本格的なフィルター方
式の空気清浄機を搭載すると、フィルターのほこり詰ま
りにて、空気清浄用ファンを回すファンモーターが空回
りし高温となり且つ耐久性も低下させる。またフィルタ
ーのほこり詰まりを検出する手段は、フィルターはグリ
ル内側に取り付けられているためフィルターのほこり詰
まりを告知しさらに空気清浄運転と温風暖房運転を停止
する必要がある。
式の空気清浄機を搭載すると、フィルターのほこり詰ま
りにて、空気清浄用ファンを回すファンモーターが空回
りし高温となり且つ耐久性も低下させる。またフィルタ
ーのほこり詰まりを検出する手段は、フィルターはグリ
ル内側に取り付けられているためフィルターのほこり詰
まりを告知しさらに空気清浄運転と温風暖房運転を停止
する必要がある。
【０００９】さらに、温風暖房器と空気清浄機を同時に
運転している場合に機器の上面からタオル等の異物をか
ぶせられた場合は、温風暖房器の温風がタオル等に当た
り、空気清浄機のグリルよりタオルに当たった温風が吸
い込まれ、温風は樹脂で構成された部品やその他の主要
部品を損傷することがあるため、温風暖房器と空気清浄
機の運転を停止する必要がある。
運転している場合に機器の上面からタオル等の異物をか
ぶせられた場合は、温風暖房器の温風がタオル等に当た
り、空気清浄機のグリルよりタオルに当たった温風が吸
い込まれ、温風は樹脂で構成された部品やその他の主要
部品を損傷することがあるため、温風暖房器と空気清浄
機の運転を停止する必要がある。
【００１０】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために、対流用ファンを運転させ、燃焼することに
より発生した温風を送り出して暖房する温風暖房部の上
部に、空気清浄用ファンと空気清浄用フィルター等で構
成された空気清浄部を設けた構成になっている。
するために、対流用ファンを運転させ、燃焼することに
より発生した温風を送り出して暖房する温風暖房部の上
部に、空気清浄用ファンと空気清浄用フィルター等で構
成された空気清浄部を設けた構成になっている。
【００１１】しかもグリルの内側で、フィルターと空気
清浄用ファンの連結部の上方中央部に設けられた風量検
出器はフィルターのほこり詰まりによるダクト内の風量
変化を的確に検出し、風量検出器の出力信号で制御する
制御装置を備えており、制御装置にてフィルターのほこ
り詰まりの報知や異常時には温風暖房器や空気清浄機の
運転を停止する。
清浄用ファンの連結部の上方中央部に設けられた風量検
出器はフィルターのほこり詰まりによるダクト内の風量
変化を的確に検出し、風量検出器の出力信号で制御する
制御装置を備えており、制御装置にてフィルターのほこ
り詰まりの報知や異常時には温風暖房器や空気清浄機の
運転を停止する。
【００１２】そして圧損に対しても強く、大きな風量を
得ることができ、ほこりやにおいを十分に取る集塵効率
が高く目の細かい表面積の大きい空気清浄用フィルター
を取り付けることが可能になり、集塵効率・臭気除去率
が向上する。よって迅速ににおいやほこりを除去でき
る。
得ることができ、ほこりやにおいを十分に取る集塵効率
が高く目の細かい表面積の大きい空気清浄用フィルター
を取り付けることが可能になり、集塵効率・臭気除去率
が向上する。よって迅速ににおいやほこりを除去でき
る。
【００１３】
【発明の実施の形態】本発明は、バーナーと、燃焼によ
り発生した高温の排ガスと外部より取り込んだ空気を混
合する燃焼室と、温風を外部へ送出するための対流用フ
ァンと、前記温風を吹き出す温風吹出口を有した温風暖
房部と、前記温風暖房部よりも上部に設けた空気清浄部
において、ほこりや臭いを除去するためのフィルター
と、外気を取り入れ送風する空気清浄用ファンと、前記
空気清浄用ファンのファン吸込口とフィルターを連結す
るダクトと前記フィルターを覆い、このフィルター交換
時には取り外すグリルを設け、前記ダクトの略中央上方
部に風量検出器を設け、前記風量検出器の出力で制御す
る制御回路部により第１の所定の値でほこり詰まりを器
具操作部に表示し、第２の値にて空気清浄機の運転及び
温風暖房器の運転を停止する制御装置を備えたものであ
る。
り発生した高温の排ガスと外部より取り込んだ空気を混
合する燃焼室と、温風を外部へ送出するための対流用フ
ァンと、前記温風を吹き出す温風吹出口を有した温風暖
房部と、前記温風暖房部よりも上部に設けた空気清浄部
において、ほこりや臭いを除去するためのフィルター
と、外気を取り入れ送風する空気清浄用ファンと、前記
空気清浄用ファンのファン吸込口とフィルターを連結す
るダクトと前記フィルターを覆い、このフィルター交換
時には取り外すグリルを設け、前記ダクトの略中央上方
部に風量検出器を設け、前記風量検出器の出力で制御す
る制御回路部により第１の所定の値でほこり詰まりを器
具操作部に表示し、第２の値にて空気清浄機の運転及び
温風暖房器の運転を停止する制御装置を備えたものであ
る。
【００１４】そしてフィルターのほこり詰まり時のダク
ト内の風量変化を検出し、風量検出器の出力にて制御部
で出力値を判定し、操作部へのほこり詰まりの表示にて
フィルターの掃除の喚起と、また空気清浄機の運転及び
温風暖房器の運転を停止する。
ト内の風量変化を検出し、風量検出器の出力にて制御部
で出力値を判定し、操作部へのほこり詰まりの表示にて
フィルターの掃除の喚起と、また空気清浄機の運転及び
温風暖房器の運転を停止する。
【００１５】また制御装置は風量検出器の出力変化量と
出力変化時間にて風量検出器がフィルターの急激なほこ
り詰まりや機器上方への異物付着を検知し空気清浄機の
運転及び温風暖房器の運転を停止するものである。
出力変化時間にて風量検出器がフィルターの急激なほこ
り詰まりや機器上方への異物付着を検知し空気清浄機の
運転及び温風暖房器の運転を停止するものである。
【００１６】そして機器上方にタオルなどの異物が掛け
られた場合、風量検出器がダクト内の急激風量変化を検
出するため、風量検出器の出力と出力変化時間にて異常
を検知し制御部で判定し空気清浄機の運転及び温風暖房
器の運転を停止する。
られた場合、風量検出器がダクト内の急激風量変化を検
出するため、風量検出器の出力と出力変化時間にて異常
を検知し制御部で判定し空気清浄機の運転及び温風暖房
器の運転を停止する。
【００１７】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面に基づい
て説明する。
て説明する。
【００１８】（実施例１）図１は本発明の実施例１にお
ける空気清浄機付温風暖房装置の断面図を示すものであ
る。
ける空気清浄機付温風暖房装置の断面図を示すものであ
る。
【００１９】図１において，温風暖房部は従来例と同一
であり説明は省略する。温風暖房部の上部に空気清浄部
を配設している。２０はグリルであり、ここのグリル吸
込口１２から、空気を吸い込む。１３はほこりや臭いを
除去するためのフィルターで、においを吸着する活性炭
などからなる脱臭部と、ほこりの粒子を取る綿状あるい
は粒状の集塵部からなり、グリル吸込口１２の内側に取
り付ける。１４は清浄された空気の吹出口である。その
下部には、空気清浄用ファン１５が空気清浄風路１７の
中に取り付く。１８はダクトで、フィルター１３と空気
清浄用ファン１５のファン吸込口１９が連結され、隙間
なく接続されている。これらの空気清浄用ファン１５、
ファン吸込口１９、ダクト１８は夫々樹脂で成形されて
いる。
であり説明は省略する。温風暖房部の上部に空気清浄部
を配設している。２０はグリルであり、ここのグリル吸
込口１２から、空気を吸い込む。１３はほこりや臭いを
除去するためのフィルターで、においを吸着する活性炭
などからなる脱臭部と、ほこりの粒子を取る綿状あるい
は粒状の集塵部からなり、グリル吸込口１２の内側に取
り付ける。１４は清浄された空気の吹出口である。その
下部には、空気清浄用ファン１５が空気清浄風路１７の
中に取り付く。１８はダクトで、フィルター１３と空気
清浄用ファン１５のファン吸込口１９が連結され、隙間
なく接続されている。これらの空気清浄用ファン１５、
ファン吸込口１９、ダクト１８は夫々樹脂で成形されて
いる。
【００２０】次にその動作について説明する。空気清浄
用ファン１５が回転して空気清浄用空気１６ａがグリル
２０のグリル吸込口１２より吸い込まれ、フルター１３
でほこりやにおいが除去され、吹出口１４よりきれいに
なつた空気が１６ｂが吹き出される。
用ファン１５が回転して空気清浄用空気１６ａがグリル
２０のグリル吸込口１２より吸い込まれ、フルター１３
でほこりやにおいが除去され、吹出口１４よりきれいに
なつた空気が１６ｂが吹き出される。
【００２１】温風暖房部（燃焼室２）と完全に独立し、
ほこりや臭いを十分に取る目が細かく表面積の大きい空
気清浄用のフィルター１３が取り付けられているため、
集塵効率臭気除去率が向上し、迅速にほこり・においを
除去できる。
ほこりや臭いを十分に取る目が細かく表面積の大きい空
気清浄用のフィルター１３が取り付けられているため、
集塵効率臭気除去率が向上し、迅速にほこり・においを
除去できる。
【００２２】また暖房運転時に、混合された温風は、対
流ファン４によって前面下部の温風吹出口５から温風３
となって送出され暖房を行う。温風３は機器の前方に吹
き出されるが、温風は風速がなくなると温度が高いた
め、室内の高い方へと上昇する暖房運転時に空気清浄用
ファン１５を運転させることにより、天井付近にある温
度の高い空気を攪拌して、室温を均一にできる。
流ファン４によって前面下部の温風吹出口５から温風３
となって送出され暖房を行う。温風３は機器の前方に吹
き出されるが、温風は風速がなくなると温度が高いた
め、室内の高い方へと上昇する暖房運転時に空気清浄用
ファン１５を運転させることにより、天井付近にある温
度の高い空気を攪拌して、室温を均一にできる。
【００２３】フィルター１３は、長時間使用すると脱臭
性能または集塵性能が低下するため、交換する必要があ
る。グリル２０は、フィルター１３を覆いフィルター１
３の交換時には使用者が取り外す。これも樹脂で成形さ
れている。フィルター１３と空気清浄用ファン１５のフ
ァン吸込口１９が連結され、隙間なく接続されている。
フィルター１３から吸われた空気は、ダクト１８を通っ
て空気清浄用ファン１５のファン吸込口１９から吸引さ
れる。ダクト１８があるため、フィルター１３以外の箇
所から吸われることはなく、部品の突き合わせがあるた
め隙間から吸うことはない。空気清浄用ファン１５のフ
ァン吸込口とフィルター１３を連結するダクト１８間の
中央上方部に風量検出器２２を設けており、フィルター
１３のほこり詰まり時にダクト１８内の風量変化を検出
する。
性能または集塵性能が低下するため、交換する必要があ
る。グリル２０は、フィルター１３を覆いフィルター１
３の交換時には使用者が取り外す。これも樹脂で成形さ
れている。フィルター１３と空気清浄用ファン１５のフ
ァン吸込口１９が連結され、隙間なく接続されている。
フィルター１３から吸われた空気は、ダクト１８を通っ
て空気清浄用ファン１５のファン吸込口１９から吸引さ
れる。ダクト１８があるため、フィルター１３以外の箇
所から吸われることはなく、部品の突き合わせがあるた
め隙間から吸うことはない。空気清浄用ファン１５のフ
ァン吸込口とフィルター１３を連結するダクト１８間の
中央上方部に風量検出器２２を設けており、フィルター
１３のほこり詰まり時にダクト１８内の風量変化を検出
する。
【００２４】２３は制御装置であり、空気清浄用ファン
１５と、対流ファン４と、バーナー１と風量検出器２２
は図の破線で電気的に接続されている。
１５と、対流ファン４と、バーナー１と風量検出器２２
は図の破線で電気的に接続されている。
【００２５】図２においては、図２（ａ）は風量検出器
２２と制御装置２３の動作図、図２（ｂ）は動作のフロ
ー図である。ダクト１８内の風量検出器２２がフィルタ
ー１３のほこり詰まりによりダクト１８内の風量変化を
検出し、第１の所定の風量２４にてほこり詰まり表示の
信号を制御装置２３が出し、器具操作部へのフィルター
ほこり詰まりの表示については、ランプの点滅又は、点
灯もしくは警告音等で行う。第２の値２５にてほこり詰
まりが大量と制御装置２３が判定し空気清浄機の運転及
び温風暖房器の停止をする。
２２と制御装置２３の動作図、図２（ｂ）は動作のフロ
ー図である。ダクト１８内の風量検出器２２がフィルタ
ー１３のほこり詰まりによりダクト１８内の風量変化を
検出し、第１の所定の風量２４にてほこり詰まり表示の
信号を制御装置２３が出し、器具操作部へのフィルター
ほこり詰まりの表示については、ランプの点滅又は、点
灯もしくは警告音等で行う。第２の値２５にてほこり詰
まりが大量と制御装置２３が判定し空気清浄機の運転及
び温風暖房器の停止をする。
【００２６】図３においては、空気清浄機と温風暖房器
の同時運転時、タオルなどの異物が器具上部にかぶせら
れた場合の温風の流れを示している。タオルなどの異物
２８が器具上部にかぶせられた場合温風暖房器の温風吹
出口５より吹出された温風３はタオルなどの異物２８に
当たり上方へ行く。空気清浄機が運転されているため空
気清浄用空気１６ａは異物２８に阻害され下方の温風暖
房器の温風吹出口５より吹出された温風３をグリル２０
より吸い込む。異物２８はグリル２０の上方を塞ぎ、風
量検出器２２を空気清浄用ファン１５とフィルター１３
のダクト１８内の中央上方の連結部に設けているため、
的確にダクト１８内の風量変化を風量検出器２２が検出
できる。
の同時運転時、タオルなどの異物が器具上部にかぶせら
れた場合の温風の流れを示している。タオルなどの異物
２８が器具上部にかぶせられた場合温風暖房器の温風吹
出口５より吹出された温風３はタオルなどの異物２８に
当たり上方へ行く。空気清浄機が運転されているため空
気清浄用空気１６ａは異物２８に阻害され下方の温風暖
房器の温風吹出口５より吹出された温風３をグリル２０
より吸い込む。異物２８はグリル２０の上方を塞ぎ、風
量検出器２２を空気清浄用ファン１５とフィルター１３
のダクト１８内の中央上方の連結部に設けているため、
的確にダクト１８内の風量変化を風量検出器２２が検出
できる。
【００２７】図４（ａ）は、図３のタオルなどの異物が
器具上部にかぶせられた場合の風量検出器２２の急激な
風量変化が発生した時の、風量検出器２２と制御装置２
３の動作説明図である。空気清浄機と温風暖房器の同時
運転時、異物２８が器具上部にかぶせられた場合、風量
検出器２２がダクト１８内のの急激な風量変化を検出
し、風量検出器２２の風量変化が、Ｔ秒間２６に風量変
化量がＴ１値２７以上の風量変化にて温風暖房機と空気
清浄機の運転停止をする。図４（ｂ）は動作フロー図で
ある。
器具上部にかぶせられた場合の風量検出器２２の急激な
風量変化が発生した時の、風量検出器２２と制御装置２
３の動作説明図である。空気清浄機と温風暖房器の同時
運転時、異物２８が器具上部にかぶせられた場合、風量
検出器２２がダクト１８内のの急激な風量変化を検出
し、風量検出器２２の風量変化が、Ｔ秒間２６に風量変
化量がＴ１値２７以上の風量変化にて温風暖房機と空気
清浄機の運転停止をする。図４（ｂ）は動作フロー図で
ある。
【００２８】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、空気清浄
用ファンのファン吸込口とフィルターを連結するダクト
間の中央上方部に風量検出器を設けており、フィルター
のほこり詰まり時のダクト内の風量変化を検出する。フ
ィルターはグリル内に設けられておりほこり付着状態が
直接目視出来ないため、ほこり詰まりの表示にてフィル
ターの掃除の喚起と、大量のほこり詰まり時には空気清
浄機の運転を停止し空気清浄用ファンを回すファンモー
ターの耐久性能の低下も防止する。
用ファンのファン吸込口とフィルターを連結するダクト
間の中央上方部に風量検出器を設けており、フィルター
のほこり詰まり時のダクト内の風量変化を検出する。フ
ィルターはグリル内に設けられておりほこり付着状態が
直接目視出来ないため、ほこり詰まりの表示にてフィル
ターの掃除の喚起と、大量のほこり詰まり時には空気清
浄機の運転を停止し空気清浄用ファンを回すファンモー
ターの耐久性能の低下も防止する。
【００２９】さらに、温風暖房器と空気清浄機を同時に
運転している場合に機器の上面からタオル等の異物をか
ぶせられた場合は、温風暖房器の温風は異物に当たり上
方へ行く。空気清浄機が運転されているため空気清浄用
空気は異物に阻害され下方の温風暖房器の温風をグリル
２０より吸い込むため、このような場合は風量検出器が
ダクト内の急激風量変化を検出するため、風量検出器の
出力変化量と出力変化時間にて異常を検知し空気清浄機
の運転及び温風暖房器の運転を停止するため、樹脂で構
成された部品やその他の主要部品の損傷を防止できる。
運転している場合に機器の上面からタオル等の異物をか
ぶせられた場合は、温風暖房器の温風は異物に当たり上
方へ行く。空気清浄機が運転されているため空気清浄用
空気は異物に阻害され下方の温風暖房器の温風をグリル
２０より吸い込むため、このような場合は風量検出器が
ダクト内の急激風量変化を検出するため、風量検出器の
出力変化量と出力変化時間にて異常を検知し空気清浄機
の運転及び温風暖房器の運転を停止するため、樹脂で構
成された部品やその他の主要部品の損傷を防止できる。
【図１】本発明の実施例１における空気清浄機付ガス温
風暖房装置の断面図
風暖房装置の断面図
【図２】（ａ）本発明の実施例１における風量検出器と
制御装置の動作図 （ｂ）同動作のフロー図
制御装置の動作図 （ｂ）同動作のフロー図
【図３】本発明の実施例２における空気清浄機付ガス温
風暖房装置の断面図
風暖房装置の断面図
【図４】（ａ）本発明の実施例２における風量検出器と
制御装置の動作図 （ｂ）同動作フロー図
制御装置の動作図 （ｂ）同動作フロー図
【図５】従来例における空気清浄機付ガス温風暖房装置
の断面図
の断面図
１ バーナー ２ 燃焼室 ４ 対流用ファン ５ 温風吹出口 １３ 空気清浄用フイルター １５ 空気清浄用ファン １８ ダクト １９ ファン吸込口 ２０ グリル ２１ グリル開口部 ２２ 風量検出器 ２３ 制御装置
Claims (2)
- 【請求項１】バーナーと、燃焼により発生した高温の排
ガスと外部より取り込んだ空気を混合する燃焼室と、温
風を外部へ送出するための対流用ファンと、前記温風を
吹き出す温風吹出口を有した温風暖房部と、前記温風暖
房部よりも上部に設けた空気清浄部において、ほこりや
臭いを除去するためのフィルターと、外気を取り入れ送
風する空気清浄用ファンと、前記空気清浄用ファンのフ
ァン吸込口とフィルターを連結するダクトと前記フィル
ターを覆い、このフィルター交換時には取り外すグリル
を設け、前記ダクトの略中央上方部に風量検出器を設
け、前記風量検出器の出力で制御する制御回路部に上り
第１の所定の値でほこり詰まりを器具操作部に表示し、
第２の値で空気清浄機の運転及び温風暖房器の運転を停
止する制御装置を備えた空気清浄機付温風暖房装置。 - 【請求項２】制御装置は風量検出器の出力変化量と出力
変化時間で風量検出器がフィルターの急激なほこり詰ま
りや機器上方への異物付着を検知し空気清浄機の運転及
び温風暖房器の運転を停止する請求項１記載の空気清浄
機付温風暖房装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11132263A JP2000320896A (ja) | 1999-05-13 | 1999-05-13 | 空気清浄機付温風暖房装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11132263A JP2000320896A (ja) | 1999-05-13 | 1999-05-13 | 空気清浄機付温風暖房装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000320896A true JP2000320896A (ja) | 2000-11-24 |
Family
ID=15077200
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11132263A Pending JP2000320896A (ja) | 1999-05-13 | 1999-05-13 | 空気清浄機付温風暖房装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000320896A (ja) |
-
1999
- 1999-05-13 JP JP11132263A patent/JP2000320896A/ja active Pending
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Legal Events
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