JP2000320695A - 成形品連結方法及びフラップ弁アセンブリ - Google Patents

成形品連結方法及びフラップ弁アセンブリ

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JP2000320695A
JP2000320695A JP11125162A JP12516299A JP2000320695A JP 2000320695 A JP2000320695 A JP 2000320695A JP 11125162 A JP11125162 A JP 11125162A JP 12516299 A JP12516299 A JP 12516299A JP 2000320695 A JP2000320695 A JP 2000320695A
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frame
opening
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flap
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アグネス クール
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 剛性を有する材料に可撓性を有する材料をヒ
ンジ動作可能に連結する。 【解決手段】 例えば、自動車の内部を換気するための
換気装置30は、剛性を有する熱可塑性材料から成形し
たフレーム32を包含し、フレーム32は開口を形成す
る側壁(例えば32A)と端壁32C、32Dと隔壁3
2Eとを有し、開口はフラップ弁38、40により制御
される。フラップ弁38、40は可撓性を有する材料か
らその位置に成形されるが、フレーム32の剛性を有す
る材料と適合しないので、成形工程ではフレーム32に
接着しない。フラップ弁38、40の材料はスタッド5
8、60を突出させる一連の孔を備え、スタッド58、
60は拡大頭部を有してヒンジ42、44を形成し、フ
ラップ弁38、40を開位置と閉位置の間で曲がり得る
ようにする。閉位置においてフラップ弁38、40は弁
座50、52を密封する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば自動車の換
気装置に使用されるフレーム・フラップ弁装置におい
て、押出成形品又は型成形品から成るフレームとフラッ
プ弁を連結する成形品連結方法及びフラップ弁アセンブ
リに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の方法とアセンブリは、次
のように英国公報A2−298917において開示され
ている。
【0003】押出成形又は型成形した2つの部材間をヒ
ンジ動作可能に連結し得る成形品連結方法は、第1の比
較的な剛性を有する部材を押出成形又は型成形する工程
と、第2の部材を押出成形又は型成形する工程と、それ
らの2つの部材のそれぞれの領域を相互にヒンジ動作可
能に連結する工程とから構成されている。
【0004】フラップ弁アセンブリは、開口を形成する
フレームと、このフレームにヒンジ動作可能に取り付け
たフラップ弁とから成り、フラップ弁は開口を閉じた閉
位置と開口を開いた開位置との間を移動可能であり、フ
レームは比較的な剛性を有する材料から形成されてい
る。
【0005】押出成形又は型成形した2つの部材をヒン
ジ動作可能に連結する成形品連結方法は、それらの部材
のうちの第1の部材を比較的な剛性を有する材料から押
出成形又は型成形する工程と、それらの部材のうちの第
2の部材を比較的な剛性を有する材料から押出成形又は
型成形する工程とから構成されている。
【0006】フラップ弁アセンブリは、開口を形成する
フレームと、このフレームにヒンジ動作可能に取り付け
たフラップ弁とから成り、このフラップ弁は開口を閉じ
た閉位置と開口を開いた開位置との間を移動可能であ
り、フレームとフラップ弁は比較的な剛性を有する材料
から形成されている。
【0007】フラップ弁アセンブリは、開口を形成する
フレームと、このフレームにヒンジ動作可能に取り付け
たフラップ弁とから成り、このフラップ弁は開口を閉じ
た閉位置と開口を開いた開位置との間を移動可能であ
り、フレームとフラップ弁は比較的な剛性を有する材料
から製造し、フレームは開口の周囲の少なくとも一部に
延在してフラップ弁のシールを受け止める弁座を備えて
いる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上述の従
来例には、剛性を有する材料と剛性を有する材料とをヒ
ンジ動作可能に結合する方法か、或いは剛性を有するフ
レームと剛性を有するフラップ弁とをヒンジ動作可能に
連結して成るフラップ弁アセンブリしか開示されていな
い。
【0009】本発明の目的は、上述の問題点を解消し、
剛性を有する材料に可撓性を有する材料をヒンジ動作可
能に連結し得る新規な成形品連結方法及びフラップ弁ア
センブリを提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、最初に
記載した成形品連結方法は、第2の部材が比較的な可撓
性を有し、第2の部材の残部が第1の部材に対してその
可撓性によりヒンジ動作可能であることを特徴とする。
【0011】本発明によれば、最初に記載したフラップ
弁アセンブリは、フラップ弁を比較的な可撓性を有する
材料からその領域をフレームの対応する領域に機械的に
連結する状態で製造し、フラップ弁の材料の可撓性がフ
ラップ弁の残部を閉位置と開位置の間でヒンジ動作させ
ることを特徴とする。
【0012】本発明によれば、2番目に記載した成形品
連結方法は、第1の部材の領域に相互連結構造を設ける
工程と、第2の部材の領域に相補的構造を設ける工程
と、それらの構造がヒンジ動作可能に組み合うように2
つの領域を合わせる工程とによることを特徴とする。
【0013】本発明によれば、2番目に記載したフラッ
プ弁アセンブリは、フレームの領域が相互連結構造を一
体に有し、フラップ弁の領域が相補的な相互連結構造を
一体に有し、2つの構造をヒンジ動作可能に組み合わせ
ることを特徴とする。
【0014】本発明によれば、3番目に記載したフラッ
プ弁アセンブリは、弁座をフレームに機械的に連結する
ことを特徴とする。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明を図示の実施例に基づいて
詳細に説明する。なお、個々の図において、同じ作用を
する部品には同じ符号を付している。図1に示すよう
に、2つの部品10、12は共に連結されており、熱可
塑性材料又は類似の成形可能材料から、型成形又は押出
成形、或いは他の類似の方法により製造されている。し
かしながら、これらは金属製の部品、又は他の材料から
製造した部品に代えることもできる。各部品10、12
には孔14、16がそれぞれ形成されている。これらの
部品10、12は、孔14、16を含む領域を合わせて
射出成形型の内部に配置することにより合わせられ、そ
の後に熱可塑性材料のような適当な材料が成形型内に射
出される。成形型の幾何学的形状は、整合した双方の孔
14、16を成形材料18が通過して拡大頭部20、2
2を形成するようになっている。成形材料18は固化し
た後に、2つの部材10、12を堅固に合わせ持つよう
になっている。
【0016】このように、成形材料18の拡大頭部2
0、22が2つの部品を機械的に合わせ持つ場合には、
成形材料18の材料と部品10、12の材料の物理化学
的適合性は皆無か極めて低い。しかしながら、或る場合
に、特に部品10、12を適当な熱可塑性材料から製造
する場合には、成形材料18が部品10、12の材料と
物理化学的適合性を持つ可能性があるので、成形材料1
8による2つの部品10、12の相互連結は、少なくと
も部分的に物理化学的接着によってなされる。
【0017】図2は図1に示した方法と構造の変形例を
示し、成形材料18は部品10、12の端縁を合わせる
ように抱持している。また、成形材料18の把持作用は
純粋に機械的であるか、或いは適当な物理化学的適合性
が存在する場合には、部分的に少しは成形材料18と部
品10、12の材料との間の物理化学的接着による。
【0018】その上に、図2は部品10、12を共に連
結する作用ばかりでなく、更なる作用を呈するように成
形材料18を形成する方法を示し、この場合には成形材
料18を延在させてシールリップ24を設けている。
【0019】図3、図4は自動車用の換気グリルアセン
ブリ30を断面で示し、例えばアセンブリ30は車室を
制御可能に換気するための換気グリルとされている。図
3及び図4に示すように、アセンブリ30はポリアミド
又はポリプロピレンのような適切な熱可塑性材料から成
形した剛性を有するフレーム32を有する。図4に示す
ように、フレーム32は側壁32A、32Bと、端壁3
2C、32Dと、隔壁32Eとを有し、これらの壁32
A〜32Eは2つの略矩形状の開口34、36を形成し
ている。開口34、36はそれぞれのフラップ弁38、
40により制御可能に開閉されるようになっている。フ
ラップ弁38、40は可撓性ゴムから押出成形又は型成
形により製造され、図3は閉位置にあるフラップ弁3
8、40を示している。
【0020】フラップ弁38、40はフレーム32にヒ
ンジ42、44を介してヒンジ動作可能に取り付けられ
ている。このように、ヒンジ42はフラップ弁38を、
隔壁32Eから横の傾斜方向に剛性を有して延在する肩
部46にヒンジ動作可能に連結している。ヒンジ44は
フラップ弁40を、端壁32Dから一体に横の傾斜方向
に延在する剛性を有する肩部48にヒンジ動作可能に連
結している。
【0021】ヒンジ42、44の近傍の縁部を除くフラ
ップ弁38、40の縁部は、閉位置において弁座50、
51に密封状態で接触している。
【0022】図3、図4に示すように、開口34、36
には側壁32A、32Bの間に延在する剛性を有する支
持部54、56が架けられている。支持部54、56は
閉位置にあるフラップ弁38、40の中間部を支持する
助けをしている。特に、開口34、36の断面積が比較
的少ない場合には、支持部54、56は必要にならな
い。
【0023】ヒンジ42、44は、剛性を有する熱可塑
性材料から形成した一連のスタッド58、60を有して
いる。スタッド58、60はフレーム32と一体に成形
され、傾斜した肩部46、48に沿って一列に連続し、
フラップ弁38、40の通孔に延在し、フラップ弁3
8、40を所定位置に保持するための拡大頭部を有して
いる。フラップ弁38、40を製造する過程において、
フラップ弁38、40にはヒンジ42、44を形成する
ためのスタッド58、60を受け入れる孔が必要位置に
確実に形成される。代りに、射出成形過程においてスタ
ッド58、60がフラップ弁38、40の材料に突き刺
されるようになる。ヒンジ動作はフラップ弁38、40
を製造した材料の可撓性のために生ずる。矢印Aはフラ
ップ弁38、40が開口34、36を開くためにヒンジ
動作する方向を示している。開口34、36の開閉は、
フラップ弁38、40の一方の側面と他方の側面の間に
適正な圧力差を作り出すことにより発生するようになっ
ている。
【0024】図3に示すようなフラップ弁38、40の
閉位置では、フラップ弁38、40を製造した可撓性を
有する材料は、弁座50、52に対して実質的気密状態
で確実に封止している。
【0025】製造工程はフラップ弁38、40を適切な
熱可塑性材料、ゴム又はシリコンゴムから押出成形又は
型成形により製造する初期段階を包含する。材料は織物
で覆ってもよい。その後に、フレーム32を製造するた
めに設計した他の金型にフラップ弁38、40を配置す
るか、又は自動的に搬送し、フレーム32を製造する成
形工程を遂行する。
【0026】フラップ弁38、40を製造する材料は、
フレーム32を製造するときに金型の内部に存在する条
件(特に温度及び圧力)に耐えることが可能でなければ
ならない。その上に、フラップ弁38、40の材料は、
フレーム32を製造する材料と物理化学的適合性を持た
ないように選択される。これにより、フラップ弁38、
40の材料とフレーム32の間の接着又は実質的な接着
が防止される。希望であれば、フレーム32の成形作業
の間にフレーム32の材料と接触するであろうフラップ
弁38、40の領域を適切な材料で覆い、それらが接着
しないように特別に保護することができる。
【0027】図5はヒンジ42(ヒンジ44も同様)の
変形例を示し、ここではフレーム32の隔壁32E上の
図3に示す肩部46は、溝62を生ずるように成形され
ている。溝62はフラップ弁38の対応する縁部を抱持
し、フラップ弁38を固定して必要なヒンジ効果を有し
ている。
【0028】図6は図5の変形例を示し、フラップ弁3
8は溝62の把持効果を増大させるための押出成形又は
型成形による一連のボス64を備えている。
【0029】フラップ弁38、40の要部を増強するこ
とは有益であり、図7はこのことを例えば金属材料又は
他の剛性を有する図8に示すような材料から成る補強材
66を取り付けることにより達成できる方法を示してい
る。補強材66は製造工程の間にフラップ弁38、40
の上に成形される。図7は補強材66をフラップ弁3
8、40の孔を貫通して拡大頭部68を有する一体スタ
ッドを介して取り付け得る方法を示している。
【0030】場合によっては、フラップ弁38、40の
位置を、圧力差に応じて単に位置付けるよりもむしろ積
極的に制御することが望ましい。図9はコントロールタ
ブ70をフラップ弁38、40の本体に製造時に更なる
成形作業によって固定する方法を示し、タブ70はフラ
ップ弁38、40の孔を貫通し、拡大頭部72で終端す
るスタッドを介して取り付けられている。タブ70は孔
74を有し、この孔74を介して図示しないコントロー
ルレバーが、フラップ弁38、40の位置を制御するた
めに取り付けられるようになっている。
【0031】図10のアセンブリ80では、フレーム3
2はポリアミド又はポリプロピレンのような剛性を有す
る熱可塑性材料により成形されている。しかしながらこ
の場合に、フラップ弁38、40は剛性を有する熱可塑
性材料、例えばフレーム32の材料と類似又は同一の材
料により成形され或いは製造されている。即ち、図10
のフラップ弁38、40は、可撓性材料から製造されて
いる図3及び図4のアセンブリ30のフラップ弁38、
40と相違している。
【0032】アセンブリ80では、閉じたフラップ弁3
8、40のフレーム32に対する密封は、弁座50、5
2及び肩部46、48の上に成形された可撓性材料から
成る可撓性シールリップ82、84によってなされる。
明らかにシールリップ82、84の可撓性材料は、フレ
ーム32の材料と適切な物理化学的適合性を持つ必要が
ある。
【0033】アセンブリ80のヒンジ42、44は、フ
ラップ弁38、40用の拡大縁部により形成されてい
る。これらの縁部は断面略円形とされ、剛性を有する肩
部46、48の相補的溝86、88に嵌め込まれてい
る。これらの溝86、88の内部にはフラップ弁38、
40の関節動作を許容する十分な遊びが存在している。
【0034】製造に際して、初期段階は熱可塑性材料の
射出によってフレーム32を形成でき、これにはシール
リップ82、84を形成するための重ね成形工程が続
く。フラップ弁38、40は、例えば射出成形によって
フレーム32の成形と同時又は全く別個に形成できる。
その後に、フラップ弁38、40の拡大縁部を溝86、
88に嵌めることにより、フラップ弁38、40をフレ
ーム32に組み付ける。
【0035】図11、図12のアセンブリ90は例とし
て単一の開口92を有している。アセンブリ90では、
フレーム32は図12に示す側壁32A、32Bと端壁
32C、32Dを有するが、図3、図10で示した隔壁
32Eを持たず、上述のようにフレーム32はポリプロ
ピレンのような剛性を有する熱可塑性材料により成形さ
れている。開口92は単一のフラップ弁38により制御
され、このフラップ弁38も剛性を有する熱可塑性材
料、好ましくはフレーム32と同様な材料により成形さ
れている。フラップ弁38はヒンジ94により壁32D
に取り付けられており、ヒンジ94は可撓性を有する熱
可塑性材料から成り、2つの材料の物理化学的適合性に
よってフラップ弁38を壁32Dに固定している。
【0036】弁座96は剛性を有する例えばポリアミド
から成る熱可塑性材料によって形成され、開口92の3
つの側面、即ちヒンジ94側を除く全ての側面32A〜
32Cを囲み、一連のスタッド98によって端壁32C
に機械的に固定されている。スタッド98は壁32Cに
一体の剛性を有する舌部100から一体に立ち上がり、
弁座96に形成された一連の相補的孔を貫通し、拡大頭
部102を持っている。2つの材料の間の物理化学的適
合性の不足のため、弁座96は舌部100に固定される
ようにはならない。
【0037】フラップ弁38と弁座96の間は、シール
104により密封されている。シール104はフラップ
弁38のヒンジ94側を含む4つの側面を囲み、フラッ
プ弁38の上に成形され、対応する材料の間の物理化学
的適合性のためにフラップ弁38に固定されている。
【0038】製造工程の初期段階は弁座96を形成する
ための射出成形工程から成り、次の段階でフレーム32
の残部とフラップ弁38を形成するための材料を射出
し、最後にシール104とヒンジ94を製造するために
射出する。これらの工程は3つの全成形段階を行い得る
三射出成形機を使用して遂行できるが、第3段階を単射
出成形機で行うようにして、2つの初期段階を二射出成
形機で行うこともできる。部品を成形機間で搬送するた
めに適切なマニピュレータを使用できるが、代りに3つ
の単射出成形機を使用できる。
【0039】図13に示す変形例では、図11、図12
に示すような別体の弁座96が使用されない代りに、図
11の剛性を有する肩部100が弁座100Aを形成す
るために延設されている。
【0040】図13はヒンジ94の材料とシール104
の材料をフラップ弁38の対応する縁部の少なくとも一
部に機械的形状によって固定するように成形する方法を
示し、ヒンジ94を除く全部品はポリアミドから製造さ
れている。
【0041】製造に際して、初期段階では弁座100A
を含むフレーム32とフラップ弁38の本体とを形成す
るための材料を射出し、その後にヒンジ94とシール1
04を形成するために射出する。
【0042】図14に示す変形アセンブリ90では、次
のことを除いて図13に示す構造と概略類似している。
弁座96は図11に示すように端壁32Cの剛性を有す
る肩部100と別体であるが、成形作業中になされる機
械的取付部106の介在により端壁32Cに取り付けら
れる。成形作業では可撓性を有する材料をフラップ弁3
8に取り付けてヒンジ94とシール104を形成する。
この成形工程では、追加した可撓性を有する熱可塑性材
料106が弁座96を肩部100に取り付ける。
【0043】図14のアセンブリ90の製造工程の初期
段階は、弁座96を形成するための材料を射出し、次の
段階でフレーム32とフラップ弁38を形成するための
類似した剛性を有する材料を射出し、その後にヒンジ9
4、シール104及び取付部106を形成するための可
撓性を有する熱可塑性材料を射出する。
【0044】各例において、フレーム32は取付具、エ
ア・デフレクタ等の付属品を取り付けるような補充作用
を行うための一体成形要素を追加することにより、変形
することが可能である。同様に、各例においてフラップ
弁38、40は、図7、図8及び図9に示すような付加
要素を備えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】2つの部品の相互連結状態の側面断面図であ
る。
【図2】図1に対応し2部材を相互連結し得る方法の変
形例の側面断面図である。
【図3】フラップ弁アセンブリの1つの断面図である。
【図4】図3のフラップ弁アセンブリの平面図である。
【図5】図3の一部に対応する変形例の断面図である。
【図6】図5に対応する他の変形例の断面図である。
【図7】図3の一部に対応する更なる変形例の断面図で
ある。
【図8】図7の変形例の補強部の側面図である。
【図9】更なる変形例の図3の一部の断面図である。
【図10】他のフラップ弁アセンブリの断面図である。
【図11】その他のフラップ弁アセンブリの断面図であ
る。
【図12】図11のフラップ弁アセンブリの平面図であ
る。
【図13】図11に対応する変形例の断面図である。
【図14】図11に対応する更なる変形例の断面図であ
る。
【符号の説明】
32 フレーム 34、36、92 開口 38、40 フラップ弁 42、44、94 ヒンジ 46、48、100 肩部 50、52、96、100A 弁座 54 56 支持部 58、60、98 スタッド 82、84 シールリップ 104 シール 106 連結部
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F16K 27/00 F16K 27/00 Z Fターム(参考) 3H051 AA01 BB01 BB02 CC11 DD07 EE04 EE05 FF08

Claims (23)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2つの押出成形又は型成形可能な部材
    (32、38)の間をヒンジ動作可能に連結する成形品
    連結方法において、第1の比較的な剛性を有する部材
    (32)を押出成形又は型成形する工程と、第2の部材
    (38)を押出成形又は型成形する工程と、前記2つの
    部材(32、38)のそれぞれの領域をヒンジ動作可能
    に連結する工程とから成り、前記第2の部材(38)が
    比較的な可撓性を有し、前記第2の部材(38)の残部
    が可撓性によって前記第1の部材(32)に対してヒン
    ジ動作可能であることを特徴とする成形品連結方法。
  2. 【請求項2】 一方の前記部材(32、38)の領域に
    相互連結構造(58)を一体に押出成形又は型成形し、
    他方の前記部材(32、38)をその領域が前記相互連
    結構造(58)と相互連結する相補的構造を持つように
    押出成形又は型成形することにより前記連結工程を行う
    ことを特徴とする請求項1に記載の成形品連結方法。
  3. 【請求項3】 前記一方の構造(58)は突起から成
    り、前記他方の構造は開口から成る請求項2に記載の成
    形品連結方法。
  4. 【請求項4】 前記第1、第2の部材(32、38)の
    材料は実質的に物理化学的適合性を持たないことを特徴
    とする請求項1〜3の何れか1つの請求項に記載の成形
    品連結方法。
  5. 【請求項5】 前記第1、第2の部材(32、38)の
    材料は物理化学的適合性を持つことを特徴とする請求項
    1〜3のうちの何れか1つの請求項に記載の成形品連結
    方法。
  6. 【請求項6】 開口(34)を形成するフレーム(3
    2)と、該フレーム(32)にヒンジ動作可能に取り付
    け前記開口(34)を閉じている閉位置と前記開口(3
    4)が開いている開位置との間を可動であるフラップ弁
    (38)とから成り、前記フレーム(32)を比較的な
    剛性を有する材料から製造したフラップ弁アセンブリに
    おいて、前記フラップ弁(38)をその領域が前記フレ
    ーム(32)の対応する領域に機械的に連結する状態に
    比較的な可撓性を有する材料から製造し、前記フラップ
    弁(38)の材料の可撓性が前記フラップ弁(38)の
    残部を前記閉位置と前記開位置の間でヒンジ動作させる
    ことを特徴とするフラップ弁アセンブリ。
  7. 【請求項7】 一方の構造は隆起(58)であり、他方
    の構造は開口であることを特徴とする請求項6に記載の
    フラップ弁アセンブリ。
  8. 【請求項8】 前記フレーム(32)と前記フラップ弁
    (38)の材料は実質的に物理化学的適合性を持たない
    ことを特徴とする請求項6又は7に記載のフラップ弁ア
    センブリ。
  9. 【請求項9】 前記フレーム(32)と前記フラップ弁
    (38)の材料は物理化学的に適合することを特徴とす
    る請求項6又は7に記載のフラップ弁アセンブリ。
  10. 【請求項10】 前記フレーム(32)は前記フラップ
    弁(38)の縁部を受けるための弁座(50)を有し、
    前記フラップ弁(38)の前記閉位置において前記開口
    (34)を密封することを特徴とする請求項6〜9のう
    ちの何れか1つの請求項に記載のフラップ弁アセンブ
    リ。
  11. 【請求項11】 前記開口(34)を横断する剛性支持
    部(54)によって前記フラップ弁(38)を前記閉位
    置に支持することを特徴とする請求項6〜10のうちの
    何れか1つの請求項に記載のフラップ弁アセンブリ。
  12. 【請求項12】 前記フレーム(32)と前記フラップ
    弁(38)は熱可塑性材料から押出成形又は型成形した
    請求項6〜11のうちの何れか1つの請求項に記載のフ
    ラップ弁アセンブリ。
  13. 【請求項13】 押出成形又は型成形した2つの部材
    (32、38)の間をヒンジ動作可能に連結する成形品
    連結方法において、前記2つの部材のうちの第1の部材
    (32)を比較的な剛性を有する材料により押出成形又
    は型成形する工程と、前記2つの部材のうちの第2の部
    材(38)を比較的な剛性を有する部材により押出成形
    又は型成形する工程とから成り、前記第1の部材(3
    2)の領域に相互連結構造(46)を設ける工程と、前
    記第2の部材(38)の領域に相補的構造を設ける工程
    と、前記構造同士がヒンジ動作可能に組み合うように2
    つの領域を合わせる工程とによることを特徴とする成形
    品連結方法。
  14. 【請求項14】 前記部材の材料は実質的に物理化学的
    適合性を持たないことを特徴とする請求項13に記載の
    成形品連結方法。
  15. 【請求項15】 前記開口(34)を形成する前記フレ
    ーム(32)と、該フレーム(32)にヒンジ動作可能
    に取り付け前記開口(34)を閉じている閉位置と前記
    開口(34)が開いている開位置との間を可動であるフ
    ラップ弁(38)とから成り、前記フレーム(32)と
    前記フラップ弁(38)を比較的な剛性を有する材料か
    ら製造したフラップ弁アセンブリにおいて、前記フレー
    ム(32)の領域が相互連結構造(46)を一体に有
    し、前記フラップ弁(38)の領域が相補的な相互連結
    構造を一体に有し、前記2つの構造がヒンジ動作可能に
    組み合っていることを特徴とするフラップ弁アセンブ
    リ。
  16. 【請求項16】 前記一方の構造は縦に延在し前記開口
    (34)面に略平行な溝(86、88)から成り、前記
    他方の構造は縦に延在する構造であって、前記溝(8
    6、88)の内部における角移動可能な配置のために、
    前記溝(86、88)面の少なくとも一部に整合する面
    を有することを特徴とするフラップ弁アセンブリ。
  17. 【請求項17】 前記フレーム(32)は、前記開口
    (34)の周りの少なくとも一部に延在して前記フラッ
    プ弁(38)が閉位置にあるときに前記フラップ弁(3
    8)の縁部を密封するように受ける弁座(50)を有す
    ることを特徴とする請求項15又は16に記載のフラッ
    プ弁アセンブリ。
  18. 【請求項18】 前記弁座(50)は前記フレーム(3
    2)の剛性を有する材料に取り付けた可撓性を有する材
    料(82)を一体に有することを特徴とする請求項17
    に記載のフラップ弁アセンブリ。
  19. 【請求項19】 前記可撓性を有する材料(82)は前
    記フレーム(32)の材料に重ね成形により取り付けた
    ことを特徴とする請求項18に記載のフラップ弁アセン
    ブリ。
  20. 【請求項20】 前記フレーム(32)と前記フラップ
    弁(38)は剛性を有する熱可塑性材料により押出成形
    又は型成形したことを特徴とする請求項15〜19のう
    ちの何れか1つの請求項に記載のフラップ弁アセンブ
    リ。
  21. 【請求項21】 開口(34)を形成するフレーム(3
    2)と、該フレーム(32)にヒンジ動作可能に取り付
    け前記開口(34)を閉じている閉位置と開口(34)
    が開いている開位置との間を移動可能なフラップ弁(3
    8)とから成り、前記フレーム(32)と前記フラップ
    弁(38)は比較的な剛性を有する材料から製造し、前
    記フレーム(32)は前記開口(34)の周囲に少なく
    とも部分的に延在して前記フラップ弁(38)のシール
    (104)を受ける弁座(96)を有するフラップ弁ア
    センブリにおいて、前記弁座(96)を前記フレーム
    (32)に機械的に連結したことを特徴とするフラップ
    弁アセンブリ。
  22. 【請求項22】 前記フレーム(32)と前記弁座(9
    6)の相互連結構造(98)によって前記弁座(96)
    を前記フレーム(32)に連結したことを特徴とする請
    求項21に記載のフラップ弁アセンブリ。
  23. 【請求項23】 前記弁座(96)と前記フレーム(3
    2)に重ね成形しそれらの間に延在する連結部(10
    6)によって前記弁座(96)を前記フレーム(32)
    に連結したことを特徴とする請求項21に記載のフラッ
    プ弁アセンブリ。
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KR101169727B1 (ko) 2005-06-10 2012-07-30 한라공조주식회사 듀얼타입 공조장치용 케이스

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