JP2000320480A - ロータリ式流体機械 - Google Patents

ロータリ式流体機械

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JP2000320480A
JP2000320480A JP11134921A JP13492199A JP2000320480A JP 2000320480 A JP2000320480 A JP 2000320480A JP 11134921 A JP11134921 A JP 11134921A JP 13492199 A JP13492199 A JP 13492199A JP 2000320480 A JP2000320480 A JP 2000320480A
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rotary
rotation
motor
fluid
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Hiroshi Machida
博史 町田
Hideaki Imai
英明 今井
Makoto Watabe
真 渡部
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 圧縮室から吐出される冷媒ガスの吐出脈動を
発生し難くして騒音の増大や耐久性の低下を防止する。 【解決手段】 モータ11と、モータ11の駆動シャ
フト18に直結されて回転駆動される偏心ロータ20が
1回転する過程で圧縮室Pの容積を増減させて流体を搬
送するロータリ圧縮機構12とを備えるロータリ圧縮機
について、偏心ロータ20が1回転する過程でその回転
速度を変化させるようにモータ11の駆動を制御する制
御部13を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、空気調和装置に具
備される冷媒循環用のロータリ圧縮機や液ポンプ等に代
表されるロータリ式流体機械に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のロータリ圧縮機は、円筒形状のハ
ウジングと、ハウジング内に配設されたモータと、この
モータによって駆動されて冷媒ガスを圧縮する全密閉型
のロータリ圧縮機構とを備えて構成されている。
【0003】ロータリ圧縮機構は、例えば図5に示すよ
うに、モータの駆動シャフトに接合された回転シャフト
1と、回転シャフト1に対して偏心位置に固定された偏
心ロータ2と、偏心ロータ2の外周面に1箇所で摺接す
る断面円形の空間を有しこの空間に偏心ロータ2を配置
した状態でハウジングの内側に挿嵌されたシリンダ3
と、シリンダ3の上端面に溶接されて偏心ロータ2の上
方で回転シャフト1を回転自在に支持する上部軸受4a
と、シリンダ3の下端面に溶接されて偏心ロータ2の下
方で回転シャフト1を回転自在に支持する下部軸受4b
とを備えている。
【0004】偏心ロータ2は、上部軸受4a、下部軸受
4bに上下を閉塞されることによって形成されるシリン
ダ室5に収容されており、モータによって一定の速度で
回転するようになっている。
【0005】図6に示すように、シリンダ3には、シリ
ンダ室5に出没するブレード6が設けられており、偏心
ロータ2とシリンダ3とブレード6とに囲まれた部分に
は圧縮室Pが形成されている。また、シリンダ3には、
容積が拡大する過程にある圧縮室Pに冷媒ガスを導入す
る吸入ポート7が開通され、上部軸受4には、容積が縮
小する過程にある圧縮室Pから冷媒ガスを吐出する吐出
ポート8が開通されている。図5に戻り、吐出ポート9
の上面には、所定の大きさ以上の圧力を受けた場合に開
放される吐出弁9が設けられている。
【0006】上記のようなロータリ圧縮機において、圧
縮室Pの容積は偏心ロータ2がブレード6を押し込んだ
位置で最大となり、偏心ロータ2が1回転する過程で漸
次減少する。偏心ロータ2が1回転する過程で起こる圧
縮室Pの容積の変化を図7に示す。図7では、偏心ロー
タ2がブレード6を押し込んだ位置を始点とし、偏心ロ
ータ2が1回転する過程での偏心ロータ2の回転角に対
する圧縮室Pの容積変化を示している。なお、偏心ロー
タ2の回転速度は一定に制御されるから、偏心ロータ2
がブレード6を押し込んだ位置から1回転するのに要す
る時間をTとした場合の容積変化も同じになる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】図7から解るように、
上記のようなロータリ圧縮機では、偏心ロータ2が1回
転する過程での圧縮室Pの単位時間あたりの容積変化率
が一定ではない。つまり、吐出ポート7から吐出される
冷媒ガスの流速が、偏心ロータ2が1回転する間で増減
するのである。そのため、吐出脈動を生じ易くなり、結
果的に騒音の増大や圧縮機の各部にかかる負荷の変動を
原因とする耐久性の低下を招く恐れがある。
【0008】本発明は上記の事情に鑑みてなされたもの
であり、吐出脈動の発生を抑えて騒音の増大や耐久性の
低下を防止することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めの手段として、次のような構成のロータリ式流体機械
を採用する。すなわち、請求項1記載のロータリ式流体
機械は、偏心ロータが1回転する過程で流体搬送室の容
積を増減させて流体を搬送するロータリ圧縮機構を備え
るロータリ式流体機械であって、前記偏心ロータが1回
転する過程でその回転速度を変化させることを特徴とし
ている。
【0010】このロータリ式流体機械においては、偏心
ロータが1回転する過程において、流体搬送室の容積変
化率が比較的小さい区間で偏心ロータの回転速度を高
め、流体搬送室の容積変化率が比較的大きい区間では偏
心ロータの回転速度を低下させるようにする。このよう
に偏心ロータの回転速度を変化させることで、流体搬送
室の容積変化率が比較的小さかった区間では容積変化率
が大きくなり、流体搬送室の容積変化率が比較的大きか
った区間では容積変化率が小さくなってその変動が小さ
くなる。容積変化率の変動が小さければ流体が流体搬送
室から排出されるときの吐出流速の変動も小さくなる。
【0011】請求項2記載のロータリ式流体機械は、請
求項1記載のロータリ式流体機械において、前記偏心ロ
ータを回転駆動するモータと、該モータの駆動を制御す
ることで前記偏心ロータの回転速度を変化させる制御部
を備えることを特徴としている。
【0012】このロータリ式流体機械においては、偏心
ロータを駆動するモータを制御することで偏心ロータの
回転速度を変化させることが可能になる。
【0013】請求項3記載のロータリ式流体機械は、請
求項2記載のロータリ式流体機械において、前記制御部
が、前記偏心ロータが1回転する過程での前記流体搬送
室の容積変化率が一定となるように前記モータの駆動を
制御することを特徴としている。
【0014】このロータリ式流体機械においては、モー
タの駆動を制御し、偏心ロータが1回転する過程での回
転速度を変化させて流体搬送室の容積変化率を一定とす
ることで、流体が流体搬送室から排出されるときの吐出
脈動が生じ難くなる。
【0015】請求項4記載のロータリ式流体機械は、請
求項1記載のロータリ式流体機械において、前記偏心ロ
ータに制動をかけることで前記偏心ロータの回転速度を
変化させる回転抑制部を備えることを特徴としている。
【0016】このロータリ式流体機械においては、偏心
ロータ自体に制動をかけることで偏心ロータの回転速度
を変化させることが可能になる。
【0017】請求項5記載のロータリ式流体機械は、請
求4記載のロータリ式流体機械において、前記回転抑制
部が、前記偏心ロータが1回転する過程での前記流体搬
送室の容積変化率が一定となるように偏心ロータの回転
速度を変化させることを特徴としている。
【0018】このロータリ式流体機械においては、偏心
ロータに制動をかけ、偏心ロータが1回転する過程での
回転速度を変化させて流体搬送室の容積変化率を一定と
することで、流体が流体搬送室から排出されるときの吐
出脈動が生じ難くなる。
【0019】
【発明の実施の形態】本発明に係るロータリ式流体機械
の第1実施形態を図1ないし図3に示して説明する。ロ
ータリ圧縮機(ロータリ式流体機械)は、図1に示すよ
うに円筒形状のハウジング10と、ハウジング10内に
配設されたモータ11と、モータ11によって駆動され
て冷媒ガス(流体)を圧縮するロータリ圧縮機構12
と、モータ11の回転を制御する制御部13とを備えて
構成されている。
【0020】ハウジング10は、筒状部10aの上下に
底部10bおよび蓋部10cが溶接されて閉塞された中
空円筒形状を有している。筒部10aには、ロータリ圧
縮機構12に接続された吸入管14の一端が貫通状態に
配設され、蓋部10cには、図示しない冷却機構に接続
された吐出管15が貫通状態に配設されている。
【0021】モータ11は、固定子16がハウジング1
0に固定され、回転子17が固定された駆動シャフト
(出力軸)18の下端を下方に位置するロータリ圧縮機
構12に向けて延出させている。
【0022】ロータリ圧縮機構12は、駆動シャフト1
8の下端に直結された回転シャフト19と、回転シャフ
ト19に対し偏心位置に配置された偏心ロータ20と、
偏心ロータ20の外周面に断面円形の空間を有しこの空
間に偏心ロータ20を配置した状態でハウジング10内
に挿嵌されたシリンダ21と、シリンダ21の上部に固
定されて偏心ロータ20の上方で回転シャフト19を回
転自在に支持する上部軸受22と、シリンダ21と一体
に構成されて偏心ロータ20の下方で回転シャフト19
を回転自在に支持する下部軸受23とを備えている。
【0023】偏心ロータ20は、シリンダ21に設けら
れた空間が上部軸受22に閉塞されることによって形成
されるシリンダ室24に収容されている。
【0024】シリンダ室24を形成するシリンダ21の
側面には、図2に示すように回転シャフト19の半径方
向に向けてスロット孔21aがシリンダ21の側壁を貫
通して形成されている。スロット孔21aは、シリンダ
21がハウジング10に嵌挿されることで一端が封止さ
れてシリンダ室24内の気密性が確保されており、この
スロット孔21aにはシリンダ室24に出没自在となる
ブレード25が嵌挿され、ブレード25とハウジング1
0の内側面との間にはブレード25をシリンダ室24に
向けて押し出すばね体26が配設されている。
【0025】ブレード25は偏心ロータ20の厚み方向
の長さとほぼ同じ長さの一辺を有する矩形の板状部材で
あり、ばね体26に付勢されることでその一辺を偏心ロ
ータ20の外周面に圧接されるようになっている。そし
て、偏心ロータ20とシリンダ21とブレード25とに
囲まれた部分には圧縮室(流体搬送室)Pが形成されて
いる。
【0026】さらにシリンダ室24を形成するシリンダ
21の側面には、ブレード25から偏心ロータ20の回
転方向前方に位置して吸入管14に連通する吸入ポート
27が設けられるとともに、ブレード25から偏心ロー
タ20の回転方向後方に位置して吐出ポート28が設け
られている。
【0027】吐出ポート28は上部軸受22を貫通する
平面視円形の孔として形成されており、上部軸受22の
上面を覆うカバー29によって形成された上部マフラ室
30に連通している。また、吐出ポート28の上部マフ
ラ室30側には所定の大きさ以上の圧力を受けて開かれ
る吐出弁31が設けられている。
【0028】上記のように構成されたロータリ圧縮機に
よる冷媒ガスの圧縮、搬送行程について説明する。ま
ず、モータ11を作動させると駆動シャフト18に直結
された回転シャフト19が回転して偏心ロータ20が回
転を開始する。偏心ロータ20はシリンダ室24内で偏
心回転運動を行い、これに伴って吸入管14から冷媒ガ
スの吸入が開始され、これと同時に先行する圧縮室P内
に吸入された冷媒ガスが除々に圧縮される。圧縮された
冷媒ガスは吐出弁31を押し上げて上部マフラ室30に
流入する。上部マフラ室30に流入した冷媒ガスはカバ
ー29に穿設された図示しない透孔を通過し、次いで固
定子16と回転子17とのエアギャップおよびハウジン
グ10と固定子16との間に形成されたガス通路を通過
し、吐出管15に流入してロータリ圧縮機の外に排出さ
れる。
【0029】続いて、本発明の特徴的な部分について説
明する。制御部13は、モータ11の回転速度を駆動シ
ャフト18が1回転する過程で変化させるようになって
いる。本実施形態におけるロータリ圧縮機においては、
駆動シャフト18は回転シャフト19に直結しているの
で、制御部13によってモータ11の回転速度を変化さ
せることで、偏心ロータ20が1回転する過程でその回
転速度を変化させるようになっている。
【0030】上記のように構成されたロータリ圧縮機で
は、偏心ロータ20が1回転する過程において、圧縮室
Pの容積変化率が比較的小さい区間で偏心ロータ20の
回転速度を高め、圧縮室Pの容積変化率が比較的大きい
区間では偏心ロータ20の回転速度を低下させるように
する(偏心ロータ20が1回転するのに必要な時間Tは
一定とする)。このように偏心ロータ20の回転速度を
変化させることで、圧縮室Pの容積変化率が比較的小さ
かった区間では容積変化率が大きくなり、圧縮室Pの容
積変化率が比較的大きかった区間では容積変化率が小さ
くなる。
【0031】上記のようなロータリ圧縮機においては、
偏心ロータ20が1回転する過程でその回転速度を図3
に示すように変化させることで、圧縮室Pの単位時間あ
たりの容積変化率を図3に示すように一定とすることが
可能である。そして、圧縮室Pの容積変化率が一定にな
れば、冷媒ガスが圧縮室Pから吐出ポート28を通じて
排出されるときの流速、すなわち吐出流速が一定となっ
て吐出脈動を生じ難くなる。
【0032】このように、上記ロータリ圧縮機によれ
ば、冷媒ガスの吐出流速を一定にすることで吐出脈動の
発生を抑えることができ、これによって騒音の増大や圧
縮機の各部にかかる負荷の変動を原因とする耐久性の低
下を防止することができる。
【0033】なお、本実施形態においてはロータリ圧縮
機を例に挙げて説明したが、本発明はロータリ圧縮機に
限らず、液ポンプ等各種のロータリ式流体機械に適用可
能である。
【0034】次に、本発明に係るロータリ式流体機械の
第2実施形態を図4に示して説明する。なお、本実施形
態におけるロータリ圧縮機の全体構成は上記第1実施形
態において説明したものと同様であるので、以下ではそ
の特徴的な部分についてのみ説明する。
【0035】本実施形態においては、モータ11の回転
速度を制御する制御部13は設けられておらず、モータ
11自体は一定の回転数で回転するように設定されてい
る。しかしながら、モータ11の駆動シャフト18に直
結されている回転シャフト19には、図4に示すよう
に、回転シャフト19自体に制動をかける制動部32が
設けられ、さらに制動部32には、制動部32の作動を
制御し、回転シャフト19の回転速度を変化させる制御
部33が設けられており、これらによって、回転シャフ
ト19に固定されている偏心ロータ20が1回転する過
程でその回転速度を変化させる回転抑制部35が構成さ
れている。
【0036】上記のように構成されたロータリ圧縮機で
は、回転抑制部35の働きにより偏心ロータ20の回転
速度を変化させることで、圧縮室Pの容積変化率が比較
的小さかった区間では容積変化率が大きくなり、圧縮室
Pの容積変化率が比較的大きかった区間では容積変化率
が小さくなる。
【0037】このことから、上記ロータリ圧縮機におい
ては、上記第1実施形態と同様に圧縮室Pの単位時間あ
たりの容積変化率を一定とすることが可能であり、これ
によって吐出脈動の発生を抑え、騒音の増大や圧縮機の
各部にかかる負荷の変動を原因とする耐久性の低下を防
止することができる。
【0038】なお、本実施形態における制動部32は、
回転シャフト19に対して電気的に制動をかける構造で
あっても、機械的に制動をかける構造であっても構わな
い。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る請求
項1記載のロータリ式流体機械によれば、偏心ロータが
1回転する過程において、流体搬送室の容積変化率が比
較的小さい区間では偏心ロータの回転速度を高めること
で容積変化率が大きくなり、流体搬送室の容積変化率が
比較的大きい区間では偏心ロータの回転速度を低下させ
ることで容積変化率が小さくなってその変動が小さくな
る。容積変化率の変動が小さいほど流体が流体搬送室か
ら排出されるときの吐出流速の変動も小さくなるので、
流体が排出される際に生じる吐出脈動を抑えることがで
きる。
【0040】請求項2記載のロータリ式流体機械によれ
ば、偏心ロータを駆動するモータを制御することで偏心
ロータの回転速度を変化させることが可能になるので、
これによって容積変化率を調整し吐出流速の変動を小さ
くして吐出脈動を抑えることができる。
【0041】請求項3記載のロータリ式流体機械によれ
ば、モータの駆動を制御し、偏心ロータが1回転する過
程での回転速度を変化させて流体搬送室の容積変化率を
一定とすることで、流体が流体搬送室から排出されると
きの吐出流速が一定となって吐出脈動が生じ難くなるの
で、騒音の増大やロータリ式流体機械の各部にかかる負
荷の変動を原因とする耐久性の低下を防止することがで
きる。
【0042】請求項4記載のロータリ式流体機械によれ
ば、偏心ロータ自体に制動をかけることで偏心ロータの
回転速度を変化させることが可能になるので、これによ
って容積変化率を調整し吐出流速の変動を小さくして吐
出脈動を抑えることができる。
【0043】請求項5記載のロータリ式流体機械によれ
ば、偏心ロータに制動をかけ、偏心ロータが1回転する
過程での回転速度を変化させて流体搬送室の容積変化率
を一定とすることで、流体が流体搬送室から排出される
ときの吐出流速が一定となって吐出脈動が生じ難くなる
ので、騒音の増大やロータリ式流体機械の各部にかかる
負荷の変動を原因とする耐久性の低下を防止することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るロータリ式流体機械の第1実施
形態を示す図であって、ロータリ圧縮機の断面図であ
る。
【図2】 図1におけるII−II線矢視断面図である。
【図3】 本実施形態におけるロータリ圧縮機におい
て、偏心ロータが1回転する過程での圧縮室の容積の変
化と偏心ロータの回転速度とを、偏心ロータが1回転す
るまでの時間の経過に対応して示した図表である。
【図4】 本発明に係るロータリ式流体機械の第2実施
形態を示す図であって、ロータリ圧縮機の断面図であ
る。
【図5】 従来のロータリ圧縮機に具備されるロータリ
圧縮機構を示す側断面図である。
【図6】 図5におけるVI−VI線矢視断面図である。
【図7】 従来のロータリ圧縮機において、偏心ロータ
が1回転する過程での圧縮室の容積の変化を、偏心ロー
タの回転角ならびに偏心ロータが1回転するまでの時間
の経過に対応して示した図表である。
【符号の説明】
11 モータ 12 ロータリ圧縮機構 13 制御部 18 駆動シャフト(出力軸) 19 回転シャフト 20 偏心ロータ P 圧縮室(流体搬送室)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 渡部 真 愛知県西春日井郡西枇杷島町旭町3丁目1 番地 三菱重工業株式会社エアコン製作所 内 Fターム(参考) 3H029 AA04 AA13 AA21 AB03 BB22 BB51 CC07 CC27 CC58 CC62 3H044 AA07 BB05 CC11 CC21 DD05 DD18 DD24 DD45

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 偏心ロータが1回転する過程で流体搬送
    室の容積を増減させて流体を搬送するロータリ圧縮機構
    を備えるロータリ式流体機械であって、前記偏心ロータ
    が1回転する過程でその回転速度を変化させることを特
    徴とするロータリ式流体機械。
  2. 【請求項2】 前記偏心ロータを回転駆動するモータ
    と、該モータの駆動を制御することで前記偏心ロータの
    回転速度を変化させる制御部を備えることを特徴とする
    請求項1記載のロータリ式流体機械。
  3. 【請求項3】 前記制御部が、前記偏心ロータが1回転
    する過程での前記流体搬送室の容積変化率が一定となる
    ように前記モータの駆動を制御することを特徴とする請
    求項2記載のロータリ式流体機械。
  4. 【請求項4】 前記偏心ロータに制動をかけることで前
    記偏心ロータの回転速度を変化させる回転抑制部を備え
    ることを特徴とする請求項1記載のロータリ式流体機
    械。
  5. 【請求項5】 前記回転抑制部が、前記偏心ロータが1
    回転する過程での前記流体搬送室の容積変化率が一定と
    なるように偏心ロータの回転速度を変化させることを特
    徴とする請求4記載のロータリ式流体機械。
JP11134921A 1999-05-14 1999-05-14 ロータリ式流体機械 Withdrawn JP2000320480A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003278679A (ja) * 2002-03-22 2003-10-02 Matsushita Electric Ind Co Ltd 回転式圧縮機
WO2021024841A1 (ja) * 2019-08-08 2021-02-11 株式会社デンソー ベーンポンプ

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