JP2000320405A - Lpgエンジン燃料供給装置 - Google Patents

Lpgエンジン燃料供給装置

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JP2000320405A
JP2000320405A JP11132350A JP13235099A JP2000320405A JP 2000320405 A JP2000320405 A JP 2000320405A JP 11132350 A JP11132350 A JP 11132350A JP 13235099 A JP13235099 A JP 13235099A JP 2000320405 A JP2000320405 A JP 2000320405A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ガソリン燃料使用と同等の走行性能を引き出
せる低公害燃料であるLPG燃料使用の車両に使用する
ためのLPGエンジン燃料供給装置を提供する。 【解決手段】 LPG高圧ガス容器1から延設した気相
部配管3、液相部配管4夫々の下流側を、LPG気相部
供給経路PまたはLPG液相部供給経路Qのいずれかを
形成するよう相互間の弁開閉の切換え可能なフィルター
付ソレノイドバルブ5A,5Bを介して分岐導管15の
下側一端管口、下側他端管口夫々に接続する。また、分
岐導管15の上側一端管口には、LPGソレノイドバル
ブ8Aを介して温水気化器10を接続し、さらに減圧器
11を介してジャンクションパイプ12の一端に接続す
る。一方、分岐導管15の上側他端管口には、LPGソ
レノイドバルブ8Bを介してベーパライザ9を接続し、
このベーパライザ9と各シリンダー内部に気化したLP
Gを強制的に噴射分配するための複数のLPGインジェ
クション13に接続したジャンクションパイプ12の他
端とを接続する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、LPG燃料の供給
方式をミキサーによる吸込み方式から、LPG燃料加圧
噴射方式に改良させたことに特徴のあるLPGエンジン
燃料供給装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近時、欧州において、低公害化と低燃費
化のためにプロパン、プロピレン、ブタン、ブチレン等
の液化石油ガスの総称であるLPG燃料を使用した車両
が開発されつつある。その理由はLPG燃料の比重がガ
ソリン燃料に比し小さく、単位量あたりのカロリーが小
さくなるものであっても、高気圧のLPGをエンジン内
に送り込むことで燃費を1割近くも高めることができ、
しかも窒素酸化物や炭化水素等の有害物質の排気量が減
るものとして知られているためである。そのため例えば
燃料タンクをLPG燃料用、ガソリン燃料用の二つのタ
ンクにして設け、普段はLPG燃料で走行し、途中でガ
ソリン燃料に切替えて使用することでLPG燃料給油所
が少なくても安心して走れるという長所を有する燃料供
給装置が提案されている。ただ、このような普段はLP
G燃料で走行し、途中でガソリン燃料に切替えて使用す
る従来提案のLPGエンジン燃料供給装置は、未だ殆ど
国内では開発されていないのが現状である。
【0003】また、欧州におけるLPG燃料自動車にお
いては、車両トランク内に搭載されたLPGタンク内に
加圧装置を設け、LPG燃料を一度加圧して高圧状態の
ままでエンジンに供給する装置が開発されている。た
だ、このLPG燃料自動車のようにLPGタンク内に加
圧装置を設けているものを日本国内で適用する場合で
は、高圧ガス保安法の高圧ガス製造行為に当たるものと
見なされ危険であるとして法的な規制を受けるものとな
り、そのため車両の周囲約8メートル以上の保安距離が
求められ、事実上走行が不可能なのである。
【0004】一方、LPG燃料をエンジンに直接供給す
ると、気化潜熱すなわちLPG燃料が気化するときに必
要な多量の熱を周囲から奪うため、エンジンへのLPG
燃料供給口が冷却されてエンジンが作動しなくなるので
ある。そのため、LPG燃料のミキサーによる吸込み方
式による燃料供給装置として例えば図2に示すようなも
のが提案されている。すなわち、LPG燃料を貯留する
LPG高圧ガス容器100から、高圧パイプ101、フ
ィルタ102、そして運転席から自由に始動操作できる
イグニッションスイッチ103により開閉できるソレノ
イドバルブ104夫々を介して高圧液体燃料をベーパラ
イザー105の吸入導管106に供給し、エンジン10
7の冷却水(冷却によって加温されている)を冷却水案
内導管108を介してベーパライザー105に送る。そ
して、冷却水を熱源として高圧液体燃料を気化させるこ
とによりベーパライザー105の一次ダイヤフラムを弾
性変形させ、気化した燃料を大気圧よりも高圧状態に調
圧すると共に、調圧された高圧気化燃料を導入すること
によりベーパライザー105の二次ダイヤフラムを弾性
変形させる。このときベーパライザー105の二次室内
に流れ込んだ高圧気化燃料を大気圧よりも高い圧力とす
る反面、一次室の内圧よりも低く調圧させ、二次室で調
圧された高圧気化燃料を低圧ホース109を介し、且つ
べーパライザー105の二次室の内圧を利用してエンジ
ン側のミキサー110に吸い込ませるようにしたもので
ある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】すなわち、これはLP
G燃料の供給をミキサーによるベーパライザーからの吸
込み方式により行うというものである。しかしながら、
従来のこの吸込み方式によるLPGエンジン燃料供給装
置は、ベーパライザー105で調圧された高圧の気化燃
料を自体の内圧のみを利用して低圧ホースによりエンジ
ン107側のミキサーにそのまま圧送させるという方式
であり、そのためエンジン107の冷時から高温時に至
るまで安定したLPG燃料の供給が維持はされるが、こ
まかな制御が不可能であり、現在のガソリン燃料使用の
車両と同等のスピードとなる大きな走行性能を引き出す
ことが不可能なものであった。しかも、排出ガスの今後
の規制に対しては制御が非常に難しいものである等の問
題点を有していた。
【0006】そこで本発明は叙上のような従来存した諸
事情に鑑み創出されたもので、低公害・低燃費燃料であ
るLPG燃料使用の車両に対して、従来の吸込み方式に
よるLPGエンジン燃料供給装置に比べてガソリン燃料
使用の車両と同等のスピードの大きな走行性能を引き出
させることができ、しかも高圧ガス保安法の高圧ガス製
造行為に当たる法的規制を回避できると共に、排気ガ
ス、特に窒素酸化物や炭酸ガスの減少、省エネルギー対
策等に対して十分な効果を発揮させることができるよう
なLPG燃料加圧噴射方式に改良させたLPGエンジン
燃料供給装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ため、本発明にあっては、LPG燃料、ガソリン燃料相
互間の供給の切換えによって駆動されるようにしたエン
ジン20におけるLPGエンジン燃料供給装置におい
て、エンジン20の駆動開始時ではLPG高圧ガス容器
1内の気化されているLPGガスをエンジン20に強制
的に噴射供給するLPG気相部供給経路Pと、エンジン
20の暖気後ではLPG高圧ガス容器1内の液化されて
いるLPGを加熱気化してエンジン20に強制的に噴射
供給するLPG液相部供給経路Qとを備えて成るもので
ある。LPG高圧ガス容器1の気相部にベーパライザ9
を介して接続させると共に、液相部に温水気化器10、
減圧器11を介して接続させたジャンクションパイプ1
2と、このジャンクションパイプ12にエンジン20に
配した複数のシリンダーに対応して延設させた複数のL
PG導管16の下流側に設けられ、各シリンダー内部に
気化されたLPGを強制的に噴射分配させる複数のLP
Gインジェクション13とを有するものである。LPG
高圧ガス容器1から延設させた気相部配管3の下流側を
フィルター付ソレノイドバルブ5Aを介して下側一端管
口に接続させ、LPG高圧ガス容器1から延設させた液
相部配管4の下流側をフィルター付ソレノイドバルブ5
Bを介して下側他端管口に接続させた分岐導管15と、
この分岐導管15の上側一端管口を、LPGソレノイド
バルブ8Aを介して接続させ、減圧器11を介してジャ
ンクションパイプ12の一端に接続させた温水気化器1
0と、分岐導管15の上側他端管口を、LPGソレノイ
ドバルブ8Bを介して接続させ、ジャンクションパイプ
12の他端に接続させたベーパライザ9と、このジャン
クションパイプ12にエンジン20に配した複数のシリ
ンダーに対応して延設させた複数のLPG導管16と、
このLPG導管16の下流側に設けられ、各シリンダー
内部に気化されたLPGを強制的に分配噴射させる複数
のLPGインジェクション13と、両フィルター付ソレ
ノイドバルブ5A,5B、両LPGソレノイドバルブ8
A,8B、各LPGインジェクション13夫々にドライ
バー6を介して接続された電子制御装置18とを有する
LPGエンジン燃料供給装置であって、気相部配管3下
流側のフィルター付ソレノイドバルブ5Aを開弁し、液
相部配管4下流側のフィルター付ソレノイドバルブ5B
を閉弁することにより、気相部配管3と、この気相部配
管3にフィルター付ソレノイドバルブ5Aを介して連通
する分岐導管15と、この分岐導管15にLPGソレノ
イドバルブ8Bを介して接続するベーパライザ9とを通
じてジャンクションパイプ12まで気化されたLPGを
供給させるLPG気相部供給経路Pを構成し、また気相
部配管3下流側のフィルター付ソレノイドバルブ5Aを
閉弁し、液相部配管4下流側のフィルター付ソレノイド
バルブ5Bを開弁することにより、液相部配管4と、こ
の液相部配管4にフィルター付ソレノイドバルブ5Bを
介して連通する分岐導管15と、この分岐導管15にL
PGソレノイドバルブ8Aを介して接続する温水気化器
10と、この温水気化器10により気化された高圧ガス
を減圧させるようこの温水気化器10に接続した減圧器
11とを通じてジャンクションパイプ12まで気化され
たLPGを供給させるLPG液相部供給経路Qを構成す
るものである。液相部配管4下流側のフィルター付ソレ
ノイドバルブ5B直前には逆止弁14を取り付けてある
ものとすることができる。ドライバー6には、LPG燃
料使用状態・ガソリン燃料使用状態の相互を手動により
瞬時に切り替えるLPG燃料・ガソリン燃料供給切替ス
イッチ7を有するものとすることもできる。
【0008】以上のように構成された本発明に係るLP
Gエンジン燃料供給装置にあって、エンジン冷時におい
ては気化されたLPGを供給させるLPG気相部供給経
路Pが形成される。すなわち、ドライバー6を介しての
電子制御装置18による出力信号により液相部配管4下
流側のフィルター付ソレノイドバルブ5B、温水気化器
10側のLPGソレノイドバルブ8A夫々を閉弁させる
と同時に、気相部配管3下流側のフィルター付ソレノイ
ドバルブ5A、ベーパライザー9側のLPGソレノイド
バルブ8B夫々を開弁させ、気相部配管3を介してLP
G高圧ガス容器1内の気相側LPGを取り出してベーパ
ライザー9へ送られ、ここで減圧気化されてからジャン
クションパイプ12に供給させる。そして、ジャンクシ
ョンパイプ12は、複数のLPG導管16を介してエン
ジン20に配した複数のシリンダー内部の各LPGイン
ジェクション13側へ気化されたLPGを給送させ、ド
ライバー6により増幅させた電子制御装置18によるガ
ソリンエンジン用の噴射信号に基づき、気化されたLP
GをLPGインジェクション13を介してシリンダー内
部へ強制的に噴射分配させエンジン20を始動させる。
その後、暖気運転して一定の温度になると、液化された
LPGを供給させるLPG液相部供給経路Qが形成され
る。すなわち、気相部配管3下流側のフィルター付ソレ
ノイドバルブ5Aを閉弁し、液相部配管4下流側のフィ
ルター付ソレノイドバルブ5Bを開弁することでLPG
の液相部供給状態に切替えられ、さらに温度が上昇する
とドライバー6を介しての電子制御装置18による出力
信号でLPGソレノイドバルブ8Aを開弁して温水気化
器10への通路を開き、減圧器11で減圧されたLPG
をジャンクションパイプ12に加給させる。このとき、
液相部配管4下流側のフィルター付ソレノイドバルブ5
B直前に配した逆止弁14は、液相部配管4からLPG
高圧ガス容器1内への高圧LPGの逆流を阻止させ、こ
の高圧LPGの戻りガスは気相部配管3を介してLPG
高圧ガス容器1内に戻される。ドライバー6に配したL
PG燃料使用状態・ガソリン燃料使用状態の相互を手動
により瞬時に切り替えるLPG燃料・ガソリン燃料供給
切替スイッチ7は、必要に応じてエンジンのLPG使用
状態・ガソリン使用状態の相互を瞬時に切り替えさせ
る。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図1を参照して本発明の一
実施の形態を説明すると、図において示される符号1
は、インジェクション方式エンジンとして車両トランク
内に搭載されたLPGエンジン燃料供給装置におけるプ
ロパン、プロピレン、ブタン、ブチレン等の液化石油ガ
スの総称であるLPG燃料を充填用管路2を介して気体
状態の約1/250に圧縮した高圧状態で貯留充填させ
たLPG高圧ガス容器である。このLPG高圧ガス容器
1には容器内部の気相側に臨ませた逆U字供給管3Aを
介して気相部配管3を外部に延設させると共に、この気
相部配管3と並列に容器内部の液相側に浸漬させた供給
用ノズル4Aを介して液相部配管4を外部に延設させて
ある。
【0010】そして、LPG高圧ガス容器1側を上流側
とし、後述するジャンクションパイプ12側を下流側と
した場合において、この気相部配管3の下流側にはフィ
ルター付ソレノイドバルブ5Aを介して、例えばH型管
路に形成した分岐導管15の下側一端管口に接続され、
一方、液相部配管4の下流側はフィルター付ソレノイド
バルブ5Bを介して分岐導管15の下側他端管口に接続
してある。
【0011】分岐導管15の上側一端管口は、LPGソ
レノイドバルブ8Aを介して温水気化器10に接続し、
この温水気化器10は減圧器11を介してジャンクショ
ンパイプ12の一端に接続してある。一方、分岐導管1
5の上側他端管口は、LPGソレノイドバルブ8Bを介
して小型のベーパライザ9に接続し、このベーパライザ
9はジャンクションパイプ12の他端に接続してある。
また、このベーパライザ9は、LPG高圧ガス容器1か
らの高圧液体燃料を大気圧よりも多少高い一定圧力の高
圧気化燃料に減圧調整するものであり、これによりエン
ジン20の暖気前の低温時において気相部配管3より取
り出されたLPG燃料を減圧気化してジャンクションパ
イプ12に供給するようにしてある。更に、このベーパ
ライザ9および温水気化器10は冷却水案内部材(図示
せず)を介してエンジン20のラジエター側の水を循環
させることにより、液相部から供給されたLPG燃料を
エンジンによって得られるラジエター等の温水により暖
めて気化させると共に、気化により高圧力となったLP
G燃料を減圧器11により減圧してからジャンクション
パイプ12に供給させるものとしてある。
【0012】液相部配管4下流側のフィルター付ソレノ
イドバルブ5B直前には逆止弁14を取り付けてあり、
例えば高速道路等の連続走行時において高温水によりL
PGが膨張して高圧状態となるため一時的に逆流してL
PG燃料の流れが停止して高速運転性能が低下するのを
防止すべく、高圧になった戻りガスを気相部配管3を介
してLPG高圧ガス容器1に戻すようにしてある。
【0013】両フィルター付ソレノイドバルブ5A,5
B、両LPGソレノイドバルブ8A,8B、各LPGイ
ンジェクション13夫々は、LPG燃料使用状態・ガソ
リン燃料使用状態の相互を手動により瞬時に切り替える
ためのLPG燃料・ガソリン燃料供給切替スイッチ7
と、LPG燃料使用状態の手動によるON/OFF切替
操作のためのLPGスイッチ17とを配したドライバー
6に接続してある。また、ドライバー6はイグニッショ
ンスイッチ19の一方の接点を介して電気制御装置(E
CU)18に接続してあり、ドライバー6を介しての電
気制御装置18から出力された電気的信号により、両フ
ィルター付ソレノイドバルブ5A,5B、両LPGソレ
ノイドバルブ8A,8B夫々のバルブ開閉動作を行うと
共に、ドライバー6にりLPGインジェクション13に
ガソリン用の噴射信号を増幅させ、LPG用インジェク
ターを作動させるものとしてある。
【0014】一方、イグニッションスイッチ19の他方
の接点は電気制御装置18とエンジン20側のガソリン
インジェクター21とを接続してあり、電気制御装置1
8でエンジン20の燃料噴射時間が決定され、それに見
合った駆動信号により燃料を噴射するようにしてある。
また電気制御装置18はエンジン20側のエキゾースト
・マニホールドに配したO2センサー22に接続され、
排気ガス中の酸素濃度を検出して出力電圧を電気制御装
置18へ送り、エンジン20の燃焼噴射時間を制御して
理論空燃比を得るようにしてある。
【0015】ジャンクションパイプ12の側面にはエン
ジン20に配した複数のシリンダーに対応して複数のL
PG導管16を延設させ、各シリンダー内部に気化され
たLPGを強制的に噴射分配させるために夫々のシリン
ダーに対応した複数のLPGインジェクション13を設
けてある。このLPGインジェクション13は、ドライ
バー6を介しての電気制御装置18による出力信号で始
動時でのエンジン20のLPG燃料噴射時間が決定さ
れ、それに見合った駆動信号によりLPG燃料を噴射さ
せることにより、気化されたLPG燃料を供給させるL
PG気相部供給経路Pを構成するものとしてある。
【0016】また、暖気運転して一定の温度になると気
相部配管3下流側のフィルター付ソレノイドバルブ5A
を閉弁し、液相部配管4下流側のフィルター付ソレノイ
ドバルブ5Bを開弁することでLPG燃料の液相部供給
状態に切替えられ、さらに温度が上昇することによって
ドライバー6を介しての電気制御装置18による出力信
号でLPGソレノイドバルブ8Aを開弁して温水気化器
10への通路を開き、減圧器11で減圧されたLPG燃
料をジャンクションパイプ12に加給させることで平常
運転モードとなるようにしてあり、これにより気化され
たLPG燃料を供給させるLPG液相部供給経路Qを構
成するものとしてある。
【0017】尚、図中符号30は、エンジン20にガソ
リン燃料を供給するためにガソリンインジェクター21
に接続されているガソリン供給パイプである。
【0018】次に以上のように構成された実施の形態に
ついての使用、動作の一例を説明するに、図に示すよう
に、先ず、エンジン冷時においてはLPGスイッチ17
を手動によりON状態にしてLPG燃料使用状態として
おき、ドライバー6を介しての電気制御装置18による
出力信号により液相部配管4下流側のフィルター付ソレ
ノイドバルブ5B、温水気化器10側のLPGソレノイ
ドバルブ8A夫々を閉弁させると同時に、気相部配管3
下流側のフィルター付ソレノイドバルブ5A、ベーパラ
イザー9側のLPGソレノイドバルブ8B夫々を開弁さ
せておく。このとき気相部配管3を介してLPG高圧ガ
ス容器1内の気相側LPG燃料を取り出してベーパライ
ザー9へ送り、ここで減圧気化されてからジャンクショ
ンパイプ12に供給される。そして、ジャンクションパ
イプ12の複数のLPG導管16を通してエンジン20
に配した複数のシリンダー内部の各LPGインジェクシ
ョン13側へ給送され、ドライバー6により増幅させた
電気制御装置18によるガソリンエンジン用の噴射信号
に基づき、気化されたLPG燃料をLPGインジェクシ
ョン13を介してシリンダー内部へ強制的に噴射分配さ
せエンジン20を始動させる。
【0019】その後、暖気運転して一定の温度になる
と、気相部配管3下流側のフィルター付ソレノイドバル
ブ5Aを閉弁し、液相部配管4下流側のフィルター付ソ
レノイドバルブ5Bを開弁することでLPG燃料の液相
部供給状態に切替える。さらに温度が上昇するとドライ
バー6を介しての電気制御装置18による出力信号でL
PGソレノイドバルブ8Aを開弁して温水気化器10へ
の通路を開き、温水気化器10で気化加圧されたLPG
燃料を減圧器11で減圧させ、この減圧されたLPG燃
料をジャンクションパイプ12に加給させることで平常
運転モードとなる。このとき、高速道路等の連続運転の
場合では、高温水によりLPG燃料が膨張して高圧にな
り、一時期的に逆流して流れが停止するため、逆止弁1
4により液相部配管4からLPG高圧ガス容器1内への
高圧LPG燃料の逆流を阻止させ、この高圧LPG燃料
の戻りガスは気相部配管3を介してLPG高圧ガス容器
1内に戻される。そして、LPG燃料・ガソリン燃料供
給切替スイッチ7により、必要に応じてエンジンのLP
G燃料使用状態・ガソリン燃料使用状態の相互を瞬時に
切り替えれば良い。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、L
PG燃料、ガソリン燃料相互間の供給の切換えによって
駆動されるようにしたエンジン20におけるLPGエン
ジン燃料供給装置において、エンジン20の駆動開始時
ではLPG高圧ガス容器1内の気化されているLPGガ
スをエンジン20に強制的に噴射供給するLPG気相部
供給経路Pと、エンジン20の暖気後ではLPG高圧ガ
ス容器1内の液化されているLPGを加熱気化してエン
ジン20に強制的に噴射供給するLPG液相部供給経路
Qとを備えて成るものとしたので、低公害・低燃費燃料
であるLPG燃料使用の車両に対して、限りなくガソリ
ン燃料使用の車両と同等のスピードの大きな走行性能を
引き出させることができ、しかも高圧ガス保安法の高圧
ガス製造行為に当たる法的規制を回避することができる
と共に、排気ガス、特に窒素酸化物や炭酸ガスの減少、
省エネルギー対策、二酸化炭素減少等に対して十分な効
果を発揮させることができる。
【0021】LPG高圧ガス容器1の気相部にベーパラ
イザ9を介して接続させると共に、液相部に温水気化器
10、減圧器11を介して接続させたジャンクションパ
イプ12と、このジャンクションパイプ12にエンジン
20に配した複数のシリンダーに対応して延設させた複
数のLPG導管16の下流側に設けられ、各シリンダー
内部に気化されたLPGを強制的に噴射分配させる複数
のLPGインジェクション13とを有するものとしたの
で、ガソリン燃料使用の車両と同等のスピードの大きな
走行性能を引き出させることができ、しかも高圧ガス保
安法の高圧ガス製造行為に当たる法的規制を回避するこ
とができる。
【0022】気相部配管3下流側のフィルター付ソレノ
イドバルブ5Aを開弁し、液相部配管4下流側のフィル
ター付ソレノイドバルブ5Bを閉弁することにより、気
相部配管3と、この気相部配管3にフィルター付ソレノ
イドバルブ5Aを介して連通する分岐導管15と、この
分岐導管15にLPGソレノイドバルブ8Bを介して接
続するベーパライザ9とを通じてジャンクションパイプ
12まで気化されたLPG燃料を供給させるLPG気相
部供給経路Pを構成し、気相部配管3下流側のフィルタ
ー付ソレノイドバルブ5Aを閉弁し、液相部配管4下流
側のフィルター付ソレノイドバルブ5Bを開弁すること
により、液相部配管4と、この液相部配管4にフィルタ
ー付ソレノイドバルブ5Bを介して連通する分岐導管1
5と、この分岐導管15にLPGソレノイドバルブ8A
を介して接続するLPG液相部の液を気化加圧するため
の温水気化器10と、この温水気化器10に接続した減
圧器11を通じてジャンクションパイプ12まで気化さ
れたLPG燃料を供給させるLPG液相部供給経路Qを
構成するものとしたので、LPG気相部供給経路PとL
PG液相部供給経路Qとを相互に切替えることにより、
車両の冷気運転から暖気運転にかけてエンジン20に配
した複数のシリンダー内への強制的なLPG燃料の高圧
噴射を能率的且つ連続的に行うことができ、しかもLP
G高圧ガス容器1の液相部・気相部共に無駄なく利用す
ることができる。
【0023】液相部配管4下流側のフィルター付ソレノ
イドバルブ5B直前には逆止弁14を取り付けてあるの
で、液相部配管4からLPG高圧ガス容器1内への高圧
LPGの逆流を阻止でき、この高圧LPGの戻りガスを
気相部配管3を介してLPG高圧ガス容器1内に能率良
く戻すことができることとなり、高速運転性能の低下を
未然に防止することができる。
【0024】ドライバー6には、LPG燃料使用状態・
ガソリン燃料使用状態の相互を手動により瞬時に切り替
えるLPG燃料・ガソリン燃料供給切替スイッチ7を有
するので、必要に応じてエンジンのLPG燃料使用状態
・ガソリン燃料使用状態の相互を瞬時に切り替えること
ができ、しかもLPG燃料・ガソリン燃料のどちらの燃
料を使用してもその性能を最大限に発揮することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態における概略構成図であ
る。
【図2】従来例を示す概略構成図である。
【符号の説明】
P…LPG気相部供給経路 Q…LPG液相
部供給経路 1…LPG高圧ガス容器 2…充填ホース 3…気相部配管 3A…逆U字供
給管 4…液相部配管 4A…供給用ノ
ズル 5A,5B…フィルター付ソレノイドバルブ 6…ドライバー 7…LPG燃料
・ガソリン燃料供給切替スイッチ 8A,8B…LPGソレノイドバルブ 9…ベーパライ
ザー 10…温水気化器 11…減圧器 12…ジャンクションパイプ 13…LPGイ
ンジェクション 14…逆止弁 15…分岐導管 16…LPG導管 17…LPGス
イッチ 18…電子制御装置(ECU) 19…イグニッ
ションスイッチ 20…エンジン 21…ガソリン
インジェクター 22…O2センサー 30…ガソリン供給パイプ 100…LPG高圧ガス容器 101…高圧パ
イプ 102…フィルタ 103…イグニ
ッションスイッチ 104…ソレノイドバルブ 105…ベーパ
ライザー 106…吸入導管 107…エンジ
ン 108…冷却水案内導管 109…低圧ホ
ース 110…ミキサー

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 LPG燃料、ガソリン燃料相互間の供給
    の切換えによって駆動されるようにした車両エンジンに
    おけるLPGエンジン燃料供給装置において、エンジン
    の駆動開始時ではLPGタンク内の気化されているLP
    Gガスをエンジンに強制的に噴射供給するLPG気相部
    供給経路と、エンジンの暖気後ではLPGタンク内の液
    化されているLPGを加熱気化してエンジンに強制的に
    噴射供給するLPG液相部供給経路とを備えていること
    を特徴とするLPGエンジン燃料供給装置。
  2. 【請求項2】 LPG高圧ガス容器の気相部にベーパラ
    イザを介して接続させると共に、液相部に温水気化器、
    減圧器を介して接続させたジャンクションパイプと、こ
    のジャンクションパイプにエンジンに配した複数のシリ
    ンダーに対応して延設させた複数のLPG導管の下流側
    に設けられ、各シリンダー内部に気化されたLPGを強
    制的に噴射分配させる複数のLPGインジェクションと
    を有することを特徴とするLPGエンジン燃料供給装
    置。
  3. 【請求項3】 LPG高圧ガス容器から延設させた気相
    部配管の下流側をフィルター付ソレノイドバルブを介し
    て下側一端管口に接続させ、LPG高圧ガス容器から延
    設させた液相部配管の下流側をフィルター付ソレノイド
    バルブを介して下側他端管口に接続させた分岐導管と、
    この分岐導管の上側一端管口を、LPGソレノイドバル
    ブを介して接続させ、減圧器を介してジャンクションパ
    イプの一端に接続させた温水気化器と、分岐導管の上側
    他端管口を、LPGソレノイドバルブを介して接続さ
    せ、ジャンクションパイプの他端に接続させたベーパラ
    イザと、このジャンクションパイプにエンジンに配した
    複数のシリンダーに対応して延設させた複数のLPG導
    管と、このLPG導管の下流側に設けられ、各シリンダ
    ー内部に気化されたLPGを強制的に分配噴射させる複
    数のLPGインジェクションと、両フィルター付ソレノ
    イドバルブ、両LPGソレノイドバルブ、各LPGイン
    ジェクション夫々にドライバーを介して接続された電子
    制御装置とを有するLPGエンジン燃料供給装置であっ
    て、気相部配管下流側のフィルター付ソレノイドバルブ
    を開弁し、液相部配管下流側のフィルター付ソレノイド
    バルブを閉弁することにより、気相部配管と、この気相
    部配管にフィルター付ソレノイドバルブを介して連通す
    る分岐導管と、この分岐導管にLPGソレノイドバルブ
    を介して接続するベーパライザとを通じてジャンクショ
    ンパイプまで気化されたLPGを供給させるLPG気相
    部供給経路を構成し、また、気相部配管下流側のフィル
    ター付ソレノイドバルブを閉弁し、液相部配管下流側の
    フィルター付ソレノイドバルブを開弁することにより、
    液相部配管と、この液相部配管にフィルター付ソレノイ
    ドバルブを介して連通する分岐導管と、この分岐導管に
    LPGソレノイドバルブを介して接続する温水気化器
    と、この温水気化器により気化されたLPG高圧ガスを
    減圧させるようこの温水気化器に接続した減圧器とを通
    じてジャンクションパイプまで気化されたLPGを供給
    させるLPG液相部供給経路を構成したことを特徴とす
    るLPGエンジン燃料供給装置。
  4. 【請求項4】 液相部配管下流側のフィルター付ソレノ
    イドバルブ直前には逆止弁を取り付けてある請求項3記
    載のLPGエンジン燃料供給装置。
  5. 【請求項5】 ドライバーには、LPG燃料使用状態・
    ガソリン燃料使用状態の相互を手動により瞬時に切り替
    えるLPG燃料・ガソリン燃料供給切替スイッチを設け
    た請求項3または4記載のLPGエンジン燃料供給装
    置。
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