JP2000319966A - 流し台用ごみ収納かご - Google Patents

流し台用ごみ収納かご

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JP2000319966A
JP2000319966A JP11135103A JP13510399A JP2000319966A JP 2000319966 A JP2000319966 A JP 2000319966A JP 11135103 A JP11135103 A JP 11135103A JP 13510399 A JP13510399 A JP 13510399A JP 2000319966 A JP2000319966 A JP 2000319966A
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JP
Japan
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inclined face
drainage
sink
inclined surface
waste water
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JP11135103A
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Keiji Koike
恵二 小池
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  • Sink And Installation For Waste Water (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡易な構成で水切れをよくする。 【解決手段】 底面部13に排水が自重によって流下す
る傾斜面15を形成した。また、傾斜面15の下部に鉛
直下方へ突出する排水ガイド突起21を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、流し台の排水口に
着脱自在に装着される流し台用ごみ収納かごに関する。
【0002】
【従来の技術】通常、飲食店や一般家庭等の台所には、
図4に示すように、流し台2が設置されている。この流
し台2を使用して調理等がなされた場合、野菜屑や魚の
骨などの厨芥が大量に出されることになる。そのため、
台所には、厨芥を収納するごみ入れが必要になるが、ご
み入れ(図示省略)が流し台2の水槽3の近傍に置かれ
ていると調理等の邪魔になるので、流し台2の水槽3か
ら少し離れた位置に置かれることが多い。
【0003】ところで、流し台2の水槽3の底面には、
図5に示すように、調理や食器洗い等で使用した水を排
出するための排水口5が設けられており、当該排水口5
には排水管7が接続されている。ここにおいて、排水口
5へ流れ込む水(排水)中には、野菜屑や食器に付着し
ていた固形の食べ残しなどが含まれるため、これらが排
水管7中に流入してしまうと管詰りなどの不具合を起こ
すおそれがある。そこで、通常、排水口5には、ごみ収
納かご10Pが取付けられている。
【0004】ごみ収納かご10Pは、図5および図6に
示すように、排水口5に着脱自在に装着された筒状本体
11Pと、この筒状本体11Pの上部開口端部に取付け
られた取手19とから構成されているのが一般的であ
る。
【0005】筒状本体11Pは、上部が開口されてお
り、その側壁部12および底面部13には多数の透孔1
7が形成されている。各透孔17の大きさは、排水管7
へ流入させては支障を来たすおそれがある大きさの固形
物(野菜屑等)の通過を阻止可能に選定されている。し
たがって、排水口5に流れ込む排水中に野菜屑等の固形
物が含まれていても、当該固形物はごみ収納かご10P
によって捕集されるので、排水管7の目詰まりは防止さ
れる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記ごみ収
納かご10Pの中に野菜屑等がある程度溜まると、流し
台2の水槽3内で使用された水が排水されにくくなる。
かかる場合には、ごみ収納かご10Pの取手19を手で
つまんで上へ持ち上げることにより筒状本体11Pを排
水口5から取外し、流し台2から少し離れた位置に置か
れたごみ入れまで移動して当該筒状本体11P内のごみ
を捨てる必要がある。
【0007】こうしたごみ捨て自体は、特に難しいもの
ではないが、ごみ収納かご10Pをごみ入れまで移動さ
せる途中で筒状本体11Pの底面部13から排水が垂れ
落ちやすい。
【0008】このような排水の垂れ落ちは、ごみ収納か
ご10Pの水切れが悪いことが原因で起こるものである
が、かかる事態が生じると、排水口5とごみ入れとの間
に置かれたガスコンロや食器あるいは台所の床面等が排
水で汚されてしまうことになる。特に、上記食器に調理
された食物が盛られていた場合には、食物が食べられな
くなってしまう。
【0009】このような不都合の発生を防止する方策と
して、ごみ収納かご10Pを排水口5から取外したら下
にキッチンタオルをあてがって移動途中での排水の垂れ
落ちを防ぐことが考えられる。しかし、これではごみ捨
て後にタオルを洗浄・消毒しなければならず、手間が掛
かる。また、洗浄・消毒が不十分な状態で食器を拭くな
どした場合には、細菌が食器について食中毒等が引き起
こされるおそれがある。
【0010】また、ごみ収納かご10Pの水切れが悪い
ことに起因して、当該かご10P内に収納された野菜屑
等の腐敗が進んで不快な臭いが発生したり、食中毒の原
因となる細菌が繁殖するおそれがある。
【0011】本発明の目的は、簡易な構成で水切れのよ
い流し台用ごみ収納かごを提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、流し
台の排水口に着脱自在に装着されかつ側壁部および底面
部に多数の透孔が形成された流し台用ごみ収納かごにお
いて、前記底面部に、排水が自重によって流下する傾斜
面を形成したことを特徴とする。
【0013】かかる発明の場合、排水口から流れ込んで
きた排水が底面部の傾斜面上に落ちた場合、当該排水は
落下位置に止まることができず自重によって当傾斜面上
を流下する。そして、傾斜面に形成されている透孔から
鉛直下方へ落下する。そのため、排水が傾斜面(すなわ
ち、底面部)に停留するようなことはない。すなわち、
従来例に比べて水切れがよくなる。
【0014】その結果、ごみ捨て等を行うために、排水
口から取外してごみ入れまで移動する途中で排水が垂れ
落ちるような事態は生じない。また、収納された野菜屑
等の腐敗が進むようなことはなく不快臭や細菌の繁殖を
招くようなことはない。
【0015】請求項2の発明は、前記傾斜面の下部に鉛
直下方へ突出する排水ガイド突起を設けた流し台用ごみ
収納かごである。
【0016】かかる発明の場合、傾斜面の下部まで流下
した排水は排水ガイド突起を伝って鉛直下方へ案内され
るので、一段と水切れがよくなる。
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面を
参照して説明する。
【0017】本発明に係る流し台用ごみ収納かご10
は、図1に示すように、基本的構成は従来例(図5およ
び図6)と同様であるが、筒状本体11の底面部13に
傾斜面15を形成し、排水口5から流れ込んできた排水
が当該傾斜面15上を流下するように構成されている。
【0018】なお、従来例(図5および図6)と共通す
る構成要素については同一の符号を付し、その説明を簡
略化又は省略する。
【0019】この実施形態では、ごみ収納かご10の筒
状本体11は、側壁部12および底面部13に多数の透
孔17が形成されており、底面部13全体が水平線HL
に対して所定角度θ傾斜した傾斜面とされている。より
具体的には、筒状本体11は、メッシュ状の側壁部12
と底面部13とを有し、抗菌処理が施された金属製(ス
テンレス製、銅製等)とされている。なお、プラスチッ
ク材料から形成してもよい。
【0020】ここで、流し台2の排水口5から筒状本体
11内へ流れ込んで傾斜面15上に落下した排水滴(T
a)には、図2に示すように、重力Wと図示しないファ
ン・デル・ワールス力(傾斜面15を形成する分子と排
水滴(Ta)の分子とが引き合う力)と傾斜面15から
の垂直抗力Rとが作用する。傾斜角度θをある角度以上
とし、垂直抗力Rの分力Ra(傾斜面15に沿う方向の
力成分)をある大きさ以上とすると、水滴(Ta)はフ
ァン・デル・ワールス力に打ち勝って当該傾斜面15上
を移動する(流下する)。
【0021】上記排水滴(Ta)を流下させることが可
能な傾斜面15の傾斜角度θは、理論的に求めるのは困
難であるので、傾斜角度θの種々異なる試作品を作って
実験したところ、θ=20°〜45°を得た。
【0022】また、この実施形態では、一段と水切れが
よくなるように、傾斜面15の下部には鉛直下方へ突出
する排水ガイド突起21が所定本数設けられている。具
体的には、排水ガイド突起21は、ステンレス製の細棒
を傾斜面15の下部に形成された隣接する透孔17に通
して2つ折りした後ねじることにより形成されている。
なお、排水ガイド突起21は、捩らずにストレート状に
形成してもよい。
【0023】かかる構成のごみ収納かご10では、排水
口5から流れ込んできた排水が底面部13(傾斜面1
5)上に落ちた場合、当該排水は落下位置に止まること
ができず自重によって当該底面部13(傾斜面15)上
を流下する。
【0024】そして、排水は、流下途中あるいは流下終
了位置で底面部13(傾斜面15)に形成されている各
透孔17から鉛直下方へ落下する。
【0025】そのため、排水が底面部13(傾斜面15)
に停留するようなことはない。また、傾斜面15の下部
まで流下した排水は排水ガイド突起21を伝って鉛直下
方へ案内される。したがって、従来例に比べて水切れが
格段によくなる。
【0026】その結果、例えば、ごみ収納かご10を、
溜まったごみを取り除くために排水口5から取外してご
み入れまで移動させても、途中で排水が垂れ落ちるよう
な事態は生じない。また、かご10内に収納された野菜
屑等の腐敗が進むようなことはなく不快臭や細菌の繁殖
を招くこともない。
【0027】なお、上記実施形態では、ごみ収納かご1
0の傾斜面15を縦断面形状が傾斜直線状となるように
形成したが、図3に示すように、縦断面形状がV字形状
となるように形成してもよい。また、ごみ収納かご10
の傾斜面15を縦断面形状が曲線状(例えば、サイクロ
イド曲線)となるように形成してもよい。また、傾斜面
15の傾斜角度θを20°〜45°としたが、これに限
定されるものではなく、排水が流下可能であればどのよ
うに選定してもよい。
【0028】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、底面部に排水
が自重によって流下する傾斜面を形成したので、排水口
から流れ込んできた排水は傾斜面上で停留することなく
流下して当該傾斜面に形成された透孔のいずれかから落
下する。そのため、水切れがよくなり、溜まったごみ等
を取り除くために排水口から取外して移動させても、途
中で排水が垂れ落ちるような事態は生じない。また、収
納された野菜屑等の腐敗が進むようなことはなく不快臭
や細菌の繁殖を招くこともない。
【0029】請求項2の発明によれば、傾斜面の下部に
鉛直下方へ突出する排水ガイド突起を設けたので、傾斜
面の下部まで流下した排水は排水ガイド突起を伝って鉛
直下方へ案内される。したがって、水切れが一段とよく
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を説明するための図である。
【図2】同じく、排水が傾斜面上を流下する原理を説明
するための図である。
【図3】同じく、変形例を説明するための縦断面図であ
る。
【図4】流し台の一般構成を説明するための斜視図であ
る。
【図5】従来のごみ収納かごを説明するための縦断面図
である。
【図6】同じく、外観を説明するための斜視図である。
【符号の説明】
2 流し台 3 水槽 5 排水口 7 排水管 10 流し台用ごみ収納かご 11 筒状本体 12 側壁部 13 底面部 15 傾斜面 17 透孔 21 排水ガイド突起
【手続補正書】
【提出日】平成11年11月1日(1999.11.
1)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0008
【補正方法】変更
【補正内容】
【0008】このような排水の垂れ落ちは、ごみ収納か
ご10Pの水切れが悪いことが原因で起こるものである
が、かかる事態が生じると、ごみ収納かご10Pを排水
口5からごみ入れ(ポリバケツ等)まで持っていくまで
の間に汚水が垂れ落ち、排水口5とごみ入れとの間に置
かれたガスコンロや食器あるいは台所の床面等が排水で
汚されてしまうことになる。特に、上記食器に調理され
た食物が盛られていた場合には、食物が食べられなくな
ってしまう。また、ごみ入れに取り付けられたポリ袋に
ごみ収納かご10Pから野菜屑等が入れられた場合、水
切れが悪いので当該袋内(あるいはごみ入れ底部)に汚
水が溜まってしまい、野菜屑等の腐敗が進んで不快な臭
いが発生したり、食中毒の原因となる細菌が繁殖するお
それがある。 ─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年11月1日(1999.11.
1)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0022
【補正方法】変更
【補正内容】
【0022】また、この実施形態では、一段と水切れが
よくなるように、傾斜面15の下部には鉛直下方へ突出
する排水ガイド突起21が所定本数設けられている。具
体的には、排水ガイド突起21は、ステンレス製(又は
銅製)の細棒を傾斜面15の下部に形成された隣接する
透孔17に通して2つ折りした後ねじることにより形成
されている。なお、排水ガイド突起21は、捩らずにス
トレート状(又は数珠状)に形成してもよい。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 流し台の排水口に着脱自在に装着されか
    つ側壁部および底面部に多数の透孔が形成された流し台
    用ごみ収納かごにおいて、 前記底面部に、排水が自重によって流下する傾斜面を形
    成したことを特徴とする流し台用ごみ収納かご。
  2. 【請求項2】 前記傾斜面の下部に鉛直下方へ突出する
    排水ガイド突起を設けたことを特徴とする請求項1記載
    の流し台用ごみ収納かご。
JP11135103A 1999-05-17 1999-05-17 流し台用ごみ収納かご Pending JP2000319966A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006002423A (ja) * 2004-06-17 2006-01-05 Matsushita Electric Ind Co Ltd 浴室の排水装置
JP2016160729A (ja) * 2015-03-05 2016-09-05 Toto株式会社 網かご
JP2017031654A (ja) * 2015-07-31 2017-02-09 パナソニックIpマネジメント株式会社 洋風便器装置

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