JP2000319133A - 模様が施された効果を有するネイルバーニッシュ - Google Patents

模様が施された効果を有するネイルバーニッシュ

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JP2000319133A
JP2000319133A JP2000094218A JP2000094218A JP2000319133A JP 2000319133 A JP2000319133 A JP 2000319133A JP 2000094218 A JP2000094218 A JP 2000094218A JP 2000094218 A JP2000094218 A JP 2000094218A JP 2000319133 A JP2000319133 A JP 2000319133A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 適用が容易で、視認性がよく、適用後に一様
な模様が施された外観をもたらす、流動状のネイルバー
ニッシュ組成物を提供する。 【解決手段】 有機溶媒中に、被膜形成ポリマー、焼成
シリカ、金属顔料、および、オルガノポリシロキサンを
含有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明の主題は、有機溶媒中
に、被膜形成ポリマー、焼成シリカ(pyrogenic silic
a)、金属顔料、および、オルガノポリシロキサンを含有
するネイルバーニッシュ組成物である。本発明のその他
の主題は、特にヒトの爪のような爪または偽爪をメイク
アップする方法である。
【0002】
【従来の技術】一般的に、ネイルバーニッシュ組成物
は、有機溶媒に溶解された、または水性媒体に粒子形態
で分散された被膜形成ポリマーと、着色材料、特に顔料
とを含む。かかるバーニッシュは、例えば、米国特許出
願第4158053号および仏国特許出願257874
1号に開示されている。
【0003】これらのネイルバーニッシュは、組成物の
一以上の層を爪に適用して乾燥させた後、一般的に、光
沢のあるまたはつやが鈍い、滑らかで、連続的かつ均質
な被膜を形成する。一部の被膜は、爪に対する良好な保
持および特に良好な付着、並びに水、摩擦および接触に
対する良好な耐性といった、良好な化粧特性も示す。
【0004】流行が移ると、要求の多い消費者は、独創
的または独特のメイクアップ効果をもたらす新規のメイ
クアップ製品を求める。それゆえ、ヒトの爪、皮膚また
は髪のような基体に適用された際に、商業的に入手可能
な製品を用いて現在得られる滑らか、連続的かつ均質な
被膜とは異なるメイクアップ効果をもたらすメイクアッ
プ製品を利用可能なものとする必要がある。
【0005】さらに、金属表面あるいは木または紙の表
面のような、適用される基体に模様が施された外観(cha
sed appearance)を備えた被膜を生じる表面被覆組成物
が、米国特許出願第2884388号から知られてい
る。模様が施された外観は、一様に分散された、クレー
ターの外観を示す小さく盛り上がった円形の被膜の表面
において金属顔料が凝集したものに相当する。この外観
は、有機溶媒に、被膜形成ポリマー、金属顔料および特
定のシリコーン化合物を含む組成物を用いて得られる。
この組成物は、所望の模様が施された効果を得るため
に、スプレー形態での蒸発作用によって適用される。
【0006】既知のネイルバーニッシュ組成物は、通
常、ブラシを用いて適用され、適用を容易にし、かつ媒
体における着色顔料の良好な分散を確実なものとするた
めにある程度のコンシステンシー(特にチキソトロピ
ー)を示す。かくして、所望のコンシステンシーのバー
ニッシュを得るために、有機修飾されたモンモリロナイ
トのようなクレーの使用は、英国特許出願第20214
11号から周知である。
【0007】唯一のコンシステンシー剤としてモンモリ
ロナイトを含むネイルバーニッシュ組成物において、米
国特許出願2884388号に従ってシリコーン化合物
および金属顔料を用いた場合、本願出願人は、爪に適用
した後に得られた被膜が模様が施された外観を示さない
ことを見出した。この被膜は、従来のネイルバーニッシ
ュに関する限り、滑らかかつ連続的なままである。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、適用
が容易で、適用後に、視認性がよく、非常に一様な模様
が施された外観をもたらす、流動状のネイルバーニッシ
ュ組成物を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段および発明の実施の形態】
本願出願人は、驚くべきことに、爪用の新しいタイプの
メイクアップが、焼成シリカ、金属顔料および特定のシ
リコーン化合物を含む被膜形成組成物を用いて得られる
ことを見出した。
【0010】特に、本発明の主題は、少なくとも一つの
焼成シリカ、少なくとも一つの金属顔料、および、少な
くとも一つの特定のオルガノポリシロキサンを含有する
ことを特徴とする、有機溶媒中に少なくとも一つの被膜
形成ポリマーを含むネイルバーニッシュ組成物である。
【0011】本発明のその他の主題は、爪に上記組成物
を適用することからなる、爪をメイクアップする方法で
ある。
【0012】この組成物が爪に適用されると、乾燥中に
被膜の表面にクレーターが形成され、クレーターの端に
金属顔料が移動する。クレーターは種々の大きさを備
え、特に円または卵形の、多かれ少なかれ規則的な外観
を有する。このクレーターは、ゆるやかなレリーフまた
は錐体に似た傾斜したレリーフを示す。錐体の先が開口
していて、組成物が適用された基体を見えるようにする
ことができる。完全に乾燥させた後に、この被膜は模様
が施された外観を示す。
【0013】組成物中に存在する焼成シリカは、コンシ
ステンシー剤およびレオロジー剤の役割に加えて、単独
で用いられたモンモリロナイトとは対称的に、模様が施
された外観の形成に有害ではない。かくして、特に摩擦
する動きおよび削りに対する良好な保持力、および爪に
対する良好な付着力を示すオリジナルのメイクアップが
得られる。
【0014】この組成物は、一般にトップコートとして
知られる、表面製品として有利に適用することができ
る。
【0015】本発明のその他の主題は、爪に上記組成物
を適用することからなる爪をメイクアップする化粧方法
である。
【0016】本発明のさらに別の主題は、化粧的に許容
される媒体中に第一被膜形成ポリマーを含む第一化粧組
成物からなる、ベース層としても知られる第一層を爪に
適用し、かつ、少なくとも一つの第二被膜形成ポリマ
ー、少なくとも一つの金属顔料、および少なくとも一つ
のオルガノポリシロキサンを有機溶媒中に含む第二化粧
組成物からなる、表層としても知られる第二層を前記第
一層の少なくとも一部に適用することからなり、前記第
一組成物が、前記第二組成物に存在するオルガノポリシ
ロキサンを含まない、爪をメイクアップする化粧方法で
ある。
【0017】本発明のさらに別の主題は、 − 化粧的に許容される媒体中に少なくとも一つの第一
被膜形成ポリマーを含む第一化粧組成物(ベース層組成
物); − 有機溶媒中に、少なくとも一つの第二被膜形成ポリ
マー、少なくとも一つの焼成シリカ、少なくとも一つの
金属顔料、および少なくとも一つのオルガノポリシロキ
サンを含有する第二化粧組成物(表層組成物)を含み、
前記第一組成物が、前記第二組成物に存在するオルガノ
ポリシロキサンを含まない、メイクアップキットであ
る。
【0018】本発明のさらに別の主題は、上記方法に従
って得られるメイクアップを有する化粧された偽爪であ
る。
【0019】表面組成物に存在するオルガノポリシロキ
サンは、当該オルガノポリシロキサンのキシレン中にお
ける10%溶液が、25℃において0.0002m2
sないし0.01m2/s(20ないし1000センチ
ストークス)、好ましくは0.0005m2/sないし
0.005m2/s(50ないし500センチストーク
ス)、さらに好ましくは0.001m2/sないし0.
0015m2/s(100ないし150センチストーク
ス)の範囲の粘性を有するような粘性を有する。粘性
は、ガラス毛管を用いてASTM規格D−445に従っ
て測定される。
【0020】オルガノポリシロキサンは、ケイ素原子当
たり平均で1.99ないし2.01の炭化水素基を有す
る。オルガノポリシロキサンの少なくとも50%の単位
が、式RMeSiO[Rは1ないし3の炭素原子を有す
る脂肪族基を示す]の単位であり、他の残りの単位が、
式R’nSiO(2-n/2)[nは1ないし3の範囲の平均値
を有し、R’は一価の炭化水素基を示す]の単位であ
る。本発明にかかる組成物においては、シリカ/被膜形
成ポリマーの重量比が、0.0116以外である。
【0021】Rは、特に、メチル、エチル、プロピル、
ビニルまたはアリル基を示す。オルガノポリシロキサン
は、ポリジメチルシロキサン、ポリエチルメチルシロキ
サン、ポリメチルビニルシロキサン、ポリメチルプロピ
ルシロキサン、ポリメチルアリルシロキサン、フェニル
メチルポリシロキサンおよびこれらのコポリマーから選
択することができる。
【0022】一価の炭化水素基R’は、C1−C18アル
キル基、特にメチル、エチル、プロピルまたはオクタデ
シル基;C1−C6アルケニル基、特にビニル、アリルま
たはヘキセニル;C6−C12脂環式炭化水素基、特にシ
クロヘキシルまたはシクロヘキセニル基;C7−C15
ラルキル炭化水素基、特にベンジル基;または、C6
20炭化水素芳香族基、特にフェニル、トリル、キセニ
ルまたはナフチルを示すことができる。
【0023】オルガノポリシロキサンは、好ましくは、
ポリジメチルシロキサン、ポリメチルエチルシロキサ
ン、ジメチルシロキサンとメチルビニルシロキサンとの
コポリマー、またはジメチルシロキサンと50mol%
までのフェニルメチルシロキサンとのコポリマーから選
択することができる。
【0024】ポリジメチルシロキサンを有利に使用する
ことができる。
【0025】オルガノポリシロキサンは、模様が施され
た効果(クレーター形成)を生じるのに効果的な濃度、
特に組成物の全重量に対して0.0001から1.25
重量%、好ましくは0.001から0.5重量%、さら
に好ましくは0.001から0.25重量%の範囲の濃
度で表面組成物中に存在させることができる。
【0026】オルガノポリシロキサンとして、Dow Corn
ing社から“Dow Corning 61 additive”の商品名でキシ
レン中の溶液として市販されているもの、あるいは、Rh
one-Poulenc社から“Rhodorsil Sil Aid 16”の商品名
で市販されているものを使用することができる。
【0027】模様が施された外観を示す被膜を得るため
に、表面組成物は、少なくとも一つの金属顔料を含まな
ければならない。金属顔料として、例えば、アルミニウ
ム粉、銅粉、亜鉛粉、ブロンズ粉、ニッケル粉またはク
ロム粉、もしくはこれらと等価の粉を用いることができ
る。
【0028】金属顔料は、例えば、オレイン酸またはリ
ノール酸のような、脂肪酸またはロジンを用いて被覆す
ることができる。
【0029】金属顔料は、5ないし150μm、好まし
くは10ないし60μmの範囲の平均粒径を有すること
ができる。
【0030】金属顔料として、Eckart社から“Stapa No
n Leafing Grade”、“Stapa Metallic”または“Metal
ure L55350”の商品名で、Wolstenholme International
社から“Aluminium Super 800”の商品名で、またはSil
berline社から“Silvet ET 1630”の商品名で市販され
ているアルミニウム粉;あるいは、Eckart社から“Stap
a Golden Bronze”の商品名、またはWolstenholme Inte
rnational社から“Pastel Standard”の商品名で市販さ
れているブロンズ粉を用いることができる。
【0031】金属顔料は、組成物の全重量に対して0.
1ないし25重量%、好ましくは1ないし10重量%、
さらに好ましくは1ないし5重量%の範囲の含有量で表
面組成物中に存在させることができる。
【0032】オルガノポリシロキサンと金属顔料は、好
ましくは、0.1/100ないし5/100、さらに好
ましくは0.5/100ないし1.5/100の範囲の
オルガノポリシロキサン/金属顔料の重量比で、表面組
成物中に存在させることができる。良好な模様が施され
た効果を示す被膜は、この重量比で得られる。
【0033】本発明では、ベース組成物の化粧品に許容
できる媒体は、水性媒体または有機溶媒を含むことがで
きる。
【0034】本願では、用語“被膜形成ポリマー”は、
それのみまたは可塑化剤の存在下で、分離可能な被膜を
形成することができるポリマーを意味すると解する。ベ
ース組成物の被膜形成ポリマーは、組成物の化粧品に許
容できる媒体に粒子形態で分散または溶解させることが
できる。
【0035】被膜形成ポリマーは、ラジカルポリマー、
重縮合物および天然由来のポリマー、特にビニルポリマ
ー、ポリウレタン、ポリエステル、アルキド樹脂、エポ
キシエステル樹脂、ニトロセルロースまたはセルロース
エステルのようなセルロースポリマー、ホルムアルデヒ
ドとアリールスルホンアミドの縮合によって得られた樹
脂、およびこれらの混合物からなる群から選択すること
ができる。
【0036】被膜形成ポリマーは、好ましくは有機溶媒
に溶解される。
【0037】表面組成物の被膜形成ポリマーは、好まし
くは少なくとも一つのセルロースエステルを含むことが
できる。これは、セルロースエステルが、爪に表面組成
物の適用中に形成されたクレーターを急速に凝固させ、
美しい模様が施された効果を示すメイクアップを生じる
ことが見出されたからである。
【0038】本発明に従って用いられるセルロースエス
テルは、アシル基、R-CO-[そのR基は1ないし3の
炭素原子を有する直鎖または側鎖状のアルキル基または
その混合物を示す]を含むことができる。
【0039】特に、セルロースエステルは、セルロース
アセタート、セルロースアセトプロピオナートまたはセ
ルロースアセトブチラートから選択することができ、好
ましくはセルロースアセトブチラートおよびセルロース
アセトプロピオナートから、そしてさらに好ましくはセ
ルロースアセトブチラートから選択することができる。
【0040】セルロースアセトブチラートは、1ないし
18%の範囲のアセタート基の重量レベルと、30ない
し60%の範囲のブチラート基の重量レベルを含むこと
ができる。セルロースアセトブチラート(CABとして
知られる)として、EastmanChemical社から“CAB−
551”、“CAB−500”、“CAB−553”ま
たは“CAB−381”の商品名で市販されているもの
を挙げることができる。
【0041】表面組成物に含まれる被膜形成ポリマー
は、上述したように、ニトロセルロースとセルロースエ
ステルの混合物を有利に含むことができる。
【0042】ニトロセルロースは、特にHercules社から
市販されている、ニトロセルロースRS 1/8 sec.;RS 1/
4 sec.;RS 1/2 sec;RS 5 sec.;RS 15 sec.;RS 35 s
ec.;RS 75 sec.;RS 150 sec.;AS 1/4 sec.;AS 1/2
sec.;SS 1/4 sec.;SS 1/2sec.;SS 5 sec.から選択す
ることができる。
【0043】ベースおよび/または表面組成物は、組成
物の全重量に対して、好ましくは、0.05から30重
量%のニトロセルロースおよび0.05から30重量%
のセルロースエステル、特にセルロースアセトブチラー
トを含むことができる。セルロースエステルは、有利
に、組成物中に存在するセルロースエステルとニトロセ
ルロースの全重量に対して、10ないし80重量%の範
囲の重量濃度で組成物中に存在させることができる。
【0044】本発明にかかる別の実施態様によれば、ベ
ース組成物は水性媒体を含むことができる。被膜形成ポ
リマーは、一般に、水性媒体中の分散物中の粒子の形態
で存在する。
【0045】水性分散物中のポリマーとして、Zeneca社
からNeocryl XK-90(登録商標)、Neocryl A-1070(登
録商標)、Neocryl A-1090(登録商標)、Neocryl BT-6
2(登録商標)、Neocryl A-1079(登録商標)またはNeo
cryl A-523(登録商標)の商品名で、あるいはDow Chem
ical社からDow Latex 432(登録商標)の商品名で市販
されているアクリルポリマーの分散物を挙げることがで
きる。ポリウレタン、特にGoodrich社から“Avalure UR
-405(登録商標)”、“Avalure UR-410(登録商
標)”、“Avalure UR-425(登録商標)”または“Sanc
ure 2060(登録商標)”の商品名で市販されているポリ
エステルポリウレタン、並びに、Goodrich社から“Sanc
ure 878(登録商標)”またはICI社から“Neorez R 970
(登録商標)”の商品名で市販されているポリエーテル
ポリウレタンの水性分散物を用いることもできる。
【0046】ベースおよび表面組成物の被膜形成ポリマ
ーは、本発明によれば、乾燥量基準で、被膜を形成する
のに有効な濃度、特に、組成物の全重量に対して1ない
し60重量%、好ましくは5ないし45重量%の範囲の
濃度で存在させることができる。
【0047】本発明において用いられる有機溶剤とし
て、 − 室温で液状のケトン、例えばメチルエチルケトン、
メチルイソブチルケトン、ジイソブチルケトン、イソホ
ロン、シクロヘキサノンまたはアセトン; − 室温で液状のアルコール、例えばエタノール、イソ
プロパノール、ジアセトンアルコール、2-ブトキシエ
タノールまたはシクロヘキサノール; − 室温で液状のグリコール、例えばエチレングリコー
ル、プロピレングリコール、ペンチレングリコールまた
はグリセロール; − 室温で液状のプロピレングリコールエーテル、例え
ばプロピレングリコールモノメチルエーテル、プロピレ
ングリコールモノメチルエーテルアセタートまたはジプ
ロピレングリコールモノ(n-ブチル)エーテル; − 短鎖エステル(全部で3から8の炭素原子を有す
る)、例えばエチルアセタート、メチルアセタート、プ
ロピルアセタート、n-ブチルアセタートまたはイソペ
ンチルアセタート; − 室温で液状のエーテル、例えばジエチルエーテル、
ジメチルエーテルまたはジクロロジエチルエーテル; − 室温で液状のアルカン、例えばデカン、ヘプタン、
ドデカンまたはシクロヘキサン、 − 室温で液状の芳香族環式化合物、例えばトルエンお
よびキシレン; − 室温で液状のアルデヒド、例えばベンズアルデヒド
またはアセトアルデヒド; − これらの混合物 を挙げることができる。
【0048】有機溶媒として、ブチルアセタート、エチ
ルアセタート、イソプロピルアルコールおよびこれらの
混合物を用いることができる。
【0049】有機溶媒を用いた各組成物では、有機溶媒
を、組成物の全重量に対して25ないし95重量%、好
ましくは60ないし80重量%の範囲の量で存在させる
ことができる。
【0050】本発明にかかるベース組成物が水性媒体を
含む場合には、水性媒体は、本質的に、水、または特に
低級C1−C5モノアルコールを含む水/アルコール性混
合物からなるものであってもよい。水性媒体を含む組成
物中の水の含有量は、各組成物の全重量に対して30な
いし95重量%、好ましくは60ないし90重量%の範
囲とすることができる。
【0051】表面組成物中に存在する焼成シリカは、親
水性焼成シリカまたは疎水性焼成シリカの形態で提供さ
れる。好ましくは親水性焼成シリカを使用することがで
きる。
【0052】焼成シリカは、微細に分裂したシリカを生
じる、酸水素炎中での揮発性ケイ素化合物の高温加水分
解によって得ることができる。この方法は、表面に多数
のシラノール基を示す親水性シリカを得ることを可能に
する。かかる親水性シリカは、例えば、Degussa社から
“Aerosil 130(登録商標)”、“Aerosil 200(登録商
標)”、“Aerosil 255(登録商標)”、“Aerosil 300
(登録商標)”、“Aerosil 380(登録商標)”の商品
名で、あるいは、Cabot社から“Cab-O-Sil HS-5(登録
商標)”、“Cab-O-Sil EH-5(登録商標)”、“Cab-O-
Sil LM-130(登録商標)”、“Cab-O-Sil MS-55(登録
商標)”または“Cab-O-Sil M-5(登録商標)”の商品
名で市販されている。
【0053】シラノール基の数に低減をもたらす化学反
応によって前記シリカの表面を化学的に修飾することが
できる。シラノール基を疎水性基で置換することもで
き、疎水性シリカが得られる。
【0054】疎水性基は、以下とすることができる: − ヘキサメチルジシラザンの存在下で焼成シリカを処
理することによって得られたトリメチルシロキシル基。
かくして処理されたシリカは、CTFA(第6版、19
95)により“シリカシリラート(Silica silylate)”
と命名されている。これらは、例えば、Degussa社から
“Aerosil R812(登録商標)”、もしくはCabot社から
“Cab-O-Sil TS-530(登録商標)”の商品名で市販され
ている。 − ポリジメチルシロキサンまたはジメチルジクロロシ
ランの存在下で焼成シリカを処理することによって得ら
れる、ジメチルシリルオキシルまたはポリジメチルシロ
キサン基。かくして処理されたシリカは、CTFA(第
6版、1995)により“シリカジメチルシリラート(S
ilica dimethyl silylate)”と命名されている。これら
は、例えば、Degussa社から“Aerosil R972(登録商
標)”または“Aerosil R974(登録商標)”、もしくは
Cabot社から“Cab-O-Sil TS-610(登録商標)”または
“Cab-O-Sil TS-720(登録商標)”の商品名で市販され
ている。
【0055】焼成シリカは、好ましくは、例えば約5な
いし200nmの範囲のナノメートルまたはマイクロメ
ートルサイズの粒径を示す。
【0056】焼成シリカは、模様が施された効果を生じ
るのに有効な量で、特に組成物の全重量に対して0.1
ないし5重量%、さらに好ましくは0.5ないし2重量
%の範囲の含有量で、本発明にかかる表面組成物中に存
在することができる。
【0057】有機修飾されたベントナイトのようなクレ
ーを、被膜の特性を害することなく表面組成物中に導入
することもできる。
【0058】このクレーは、組成物の全重量に対して
0.1ないし3重量%、好ましくは0.5ないし1.5
重量%の範囲の量で、かつ、クレー/焼成シリカ重量比
が0ないし0.5となる範囲で存在させることができ
る。
【0059】ベントナイトとして、Rheox社から“Bento
ne 27(登録商標)”、“Bentone 34(登録商標)”ま
たは“Bentone 38(登録商標)”の商品名で、あるいは
Sud Chemie社から“Tixogel LG(登録商標)”の商品名
で市販されているものを用いることができる。
【0060】被膜を形成することができる付加的な薬剤
は、組成物、特に本発明にかかるベース組成物および/
または表面組成物の被膜形成特性を改善するために添加
されうる。
【0061】被膜を形成することができる上記付加的な
薬剤は、所望の役割を満足することが当業者に知られて
いるあらゆる化合物から選択され、また特に可塑化剤か
ら選択される。
【0062】さらに、本発明にかかるベース組成物が水
性媒体中に分散された粒子形態で被膜形成ポリマーを含
む場合には、被膜を形成することができる付加的な薬剤
は、合体剤(coalescence agent)から選択することもで
きる。
【0063】本発明によるメイクアップキットおよび方
法の好ましい実施態様によれば、ベース組成物は、表面
組成物を用いて得られた模様が施された被膜の色とは異
なる色を有する被膜を形成することができる。特に、模
様が施された被膜が開口を示すクレーターを含む場合に
は(すなわち、クレーターの錐体の先端が開口している
場合)、開口によりベース層の色が見えるようにするこ
とができる。ベース層の色と模様が施された表層の色と
の間にコントラストが見られる。メイクアップ被膜は、
オリジナルの色彩効果を示す。
【0064】本発明にかかるベースおよび表面組成物
は、ネイルバーニッシュに通常用いられているアジュバ
ントをさらに含むことができる。これらのアジュバント
の中では、増粘剤、展着剤、湿潤剤、分散剤、消泡剤、
防腐剤、UVスクリーニング剤、染料、上記金属顔料以
外の顔料、活性成分、界面活性剤、保湿剤、香料、中和
剤、安定化剤または酸化防止剤を挙げることができる。
【0065】もちろん、当業者であれば、本発明にかか
る組成物の有利な特性が、計画された添加によって不利
な影響を受けないように、これらの任意添加化合物およ
び/またはそれらの量を選択することに注意を払う。
【0066】本発明にかかるベースおよび表面組成物
は、当業者の常識と技術水準に基づいて当業者が調製す
ることができる。
【0067】ベースおよび表面組成物は、ブラシ、ペン
またはスポンジのような、同一または相違する、適切な
適用手段を備えた仕切りまたは容器に有利に収容するこ
とができる。
【0068】表面組成物は、ベース層の一端または中
間、あるいは不連続的に、特に、シャープまたはにじん
だ輪郭を備え、不規則または規則的に配置された、対称
または非対称の幾何学的デザインの形態(例えば点、四
角、円または星の形状)で適用することができる。
【0069】本発明を、以下の実施例においてより詳細
に例証する。
【0070】
【実施例】実施例1:以下の組成を有するネイルバーニ
ッシュを調製した。 − ニトロセルロース 15g − セルロースアセトブチラート (Eastman Chemical社のCab 381-05) 0.5g − アルキド樹脂 9g − 焼成シリカ(Degussa社のAerosil 200) 1g − キシレン中に10%溶液とされたポリジメチルシロキサン (Dow Corning 61 Additive) 0.3g − ロジンで被覆されたアルミニウム粉 (Silberline社のSilvet ET1630) 3g − 可塑剤 6g − ヘクトライト 0.3g − 顔料 0.2g − 溶媒(エチルアセタート、ブチルアセタート) 全体を100gとする量
【0071】爪にこのバーニッシュを適用すると、模様
が施された効果を有するメイクアップを与える、被膜の
表面における小さなクレーターの即時的な形成が観察さ
れた。
【0072】実施例2:二つの以下のネイルバーニッシ
ュ組成物AおよびBを調製した。 ベース組成物A: − ニトロセルロース 15g − アルキド樹脂 9g − 可塑剤 6g − ヘクトライト 1.5g − 赤色顔料 1.5g − エチルアセタート、ブチルアセタート 全体を100gとする量 表面組成物B: − ニトロセルロース 15g − セルロースアセトブチラート (Eastman Chemical社のCab 381-05) 0.5g − アルキド樹脂 9g − 焼成シリカ(Degussa社のAerosil 200) 1g − キシレン中に10%溶液とされたポリジメチルシロキサン (Dow Corning 61 Additive) 0.1g − ロジンで被覆されたアルミニウム粉 (Silberline社のSilvet ET1630) 1g − 可塑剤 6g − ヘクトライト 0.3g − 顔料 0.2g − 溶媒(エチルアセタート、ブチルアセタート) 全体を100gとする量
【0073】組成物Aを用いてベース層、次いで乾燥
後、組成物Bを用いて表層を爪に適用した。模様が施さ
れた効果を有するメイクアップが得られた。表層のクレ
ーターは、ベース層の被膜の赤色が見えるようにする開
口を示す。
【0074】得られたメイクアップは、全体的にバイオ
レット-ピンク色を有する。
【0075】実施例3:以下の組成を有するネイルバー
ニッシュを調製した。 − ニトロセルロース 15g − セルロースアセトプロピオナート (Eastman Chemical社のCAP 482-0.5) 0.5g − アルキド樹脂 9g − 焼成シリカ(Degussa社のAerosil 200) 1g − キシレン中に10%溶液とされたポリジメチルシロキサン (Dow Corning 61 Additive) 0.1g − ブロンズ粉(Wolstenholme International社の Pastel Standard) 1g − 可塑剤 6g − 溶媒(エチルアセタート、ブチルアセタート) 全体を100gとする量
【0076】爪にこのバーニッシュを適用すると、模様
が施された効果を有するメイクアップを与える、被膜の
表面におけるクレーターの即時的な形成が観察された。
【0077】実施例4:(本発明以外)以下の組成を有
する、本発明の一部を形成しないネイルバーニッシュを
調製した: − ニトロセルロース 15g − セルロースアセトブチラート (Eastman Chemical社のCab 381-05) 0.5g − アルキド樹脂 9g − キシレン中に10%溶液とされたポリジメチルシロキサン (Dow Corning 61 Additive) 0.3g − ロジンで被覆されたアルミニウム粉 (Silberline社のSilvet ET1630) 3g − 可塑剤 6g − ヘクトライト 1.5g − 顔料 0.2g − 溶媒(エチルアセタート、ブチルアセタート) 全体を100gとする量
【0078】この組成物は、増粘剤としてヘクトライト
のみを含む。
【0079】爪に適用すると、このバーニッシュはクレ
ーターを形成せず、被膜が滑らかかつ連続的であること
が観察された。

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも一つの焼成シリカ、少なく
    とも一つの金属顔料、および、少なくとも一つのオルガ
    ノポリシロキサンを含有し、当該オルガノポリシロキサ
    ンはケイ素原子当たり平均で1.99ないし2.01の
    炭化水素基を有し、当該オルガノポリシロキサンの少な
    くとも50%の単位が、式RMeSiO[Rは1ないし
    3の炭素原子を有する脂肪族基を示す]の単位であり、
    他の残りの単位が、式R’nSiO(2-n/2)[nは1ない
    し3の範囲の平均値を有し、R’は一価の炭化水素基を
    示す]の単位であり、当該オルガノポリシロキサンのキ
    シレン中における10重量%溶液が、25℃において
    0.0002m2/sないし0.01m2/sの範囲の粘
    性を有し、シリカ/被膜形成ポリマーの重量比が、0.
    0116以外であることを特徴とする、有機溶媒中に少
    なくとも一つの被膜形成ポリマーを含むネイルバーニッ
    シュ組成物。
  2. 【請求項2】 Rがメチル基を示すことを特徴とす
    る、請求項1記載の組成物。
  3. 【請求項3】 オルガノポリシロキサンが、ポリジメ
    チルシロキサン、ポリメチルエチルシロキサン、ジメチ
    ルシロキサンとメチルビニルシロキサンとのコポリマ
    ー、およびジメチルシロキサンとフェニルメチルシロキ
    サンとのコポリマーからなる群から選択されたことを特
    徴とする、請求項1または2記載の組成物。
  4. 【請求項4】 オルガノポリシロキサンが、組成物の
    全重量に対して0.0001から1.25重量%、好ま
    しくは0.001から0.5重量%、さらに好ましくは
    0.001から0.25重量%の範囲の含有量で存在す
    ることを特徴とする、請求項1ないし3のいずれか一項
    に記載の組成物。
  5. 【請求項5】 被膜形成ポリマーが、組成物の全重量
    に対して1ないし60重量%、好ましくは5ないし45
    重量%の範囲の含有量で存在することを特徴とする、請
    求項1ないし4のいずれか一項に記載の組成物。
  6. 【請求項6】 金属顔料が、アルミニウム粉、銅粉、
    亜鉛粉、ブロンズ粉、ニッケル粉、クロム粉およびこれ
    らの混合物からなる群から選択されたことを特徴とす
    る、請求項1ないし5のいずれか一項に記載の組成物。
  7. 【請求項7】 金属顔料が、組成物の全重量に対して
    0.1ないし25重量%、さらに好ましくは1ないし1
    0重量%の範囲の含有量で存在することを特徴とする、
    請求項1ないし6のいずれか一項に記載の組成物。
  8. 【請求項8】 オルガノポリシロキサンと金属顔料
    が、0.1/100ないし5/100、さらに好ましく
    は0.5/100ないし1.5/100の範囲のオルガ
    ノポリシロキサン/金属顔料の重量比で、組成物中に存
    在することを特徴とする、請求項1ないし7のいずれか
    一項に記載の組成物。
  9. 【請求項9】 焼成シリカが、組成物の全重量に対し
    て0.1ないし5重量%、さらに好ましくは0.5ない
    し2重量%の範囲の含有量で存在することを特徴とす
    る、請求項1ないし8のいずれか一項に記載の組成物。
  10. 【請求項10】 クレー/焼成シリカの重量比が、0
    ないし0.5の範囲となるような量で、クレーを付加的
    に含むことを特徴とする、請求項1ないし9のいずれか
    一項に記載の組成物。
  11. 【請求項11】 請求項1ないし10のいずれか一項
    に記載の組成物を爪に適用することを特徴とする、爪を
    メイクアップする化粧方法。
  12. 【請求項12】 − 化粧的に許容される媒体中に第
    一被膜形成ポリマーを含む第一組成物からなる第一層を
    爪に適用し、かつ、− 少なくとも一つの焼成シリカ、
    少なくとも一つの金属顔料、および、少なくとも一つの
    オルガノポリシロキサンを含有し、当該オルガノポリシ
    ロキサンはケイ素原子当たり平均で1.99ないし2.
    01の炭化水素基を有し、当該オルガノポリシロキサン
    の少なくとも50%の単位が、式RMeSiO[Rは1
    ないし3の炭素原子を有する脂肪族基を示す]の単位で
    あり、他の残りの単位が、式R’nSiO(2-n/2)[nは
    1ないし3の範囲の平均値を有し、R’は一価の炭化水
    素基を示す]の単位であり、当該オルガノポリシロキサ
    ンのキシレン中における10重量%溶液が、25℃にお
    いて0.0002m2/sないし0.01m2/sの範囲
    の粘性を有し、有機溶媒中に少なくとも一つの第二被膜
    形成ポリマーを含む第二組成物からなる第二層を、前記
    第一層の少なくとも一部に適用することからなり、 − 前記第一組成物は、前記第二組成物に存在するオル
    ガノポリシロキサンを含まないことを特徴とする、爪を
    メイクアップする化粧方法。
  13. 【請求項13】 − 化粧的に許容される媒体中に少
    なくとも一つの第一被膜形成ポリマーを含む第一組成
    物、および、 − 少なくとも一つの焼成シリカ、少なくとも一つの金
    属顔料、および、少なくとも一つのオルガノポリシロキ
    サンを含有し、当該オルガノポリシロキサンはケイ素原
    子当たり平均で1.99ないし2.01の炭化水素基を
    有し、当該オルガノポリシロキサンの少なくとも50%
    の単位が、式RMeSiO[Rは1ないし3の炭素原子
    を有する脂肪族基を示す]の単位であり、他の残りの単
    位が、式R’nSiO(2-n/2)[nは1ないし3の範囲の
    平均値を有し、R’は一価の炭化水素基を示す]の単位
    であり、当該オルガノポリシロキサンのキシレン中にお
    ける10重量%溶液が、25℃において0.0002m
    2/sないし0.01m2/sの範囲の粘性を有し、有機
    溶媒中に少なくとも一つの第二被膜形成ポリマーを含む
    第二組成物を含み、 − 前記第一組成物は、前記第二組成物に存在するオル
    ガノポリシロキサンを含まないことを特徴とする、メイ
    クアップキット。
  14. 【請求項14】 請求項11または12に記載の化粧
    方法に従って得られたメイクアップを有する化粧された
    偽爪。
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