JP2000318612A - 自動案内放送装置及び自動案内表示装置の起動方式 - Google Patents

自動案内放送装置及び自動案内表示装置の起動方式

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JP2000318612A
JP2000318612A JP12801499A JP12801499A JP2000318612A JP 2000318612 A JP2000318612 A JP 2000318612A JP 12801499 A JP12801499 A JP 12801499A JP 12801499 A JP12801499 A JP 12801499A JP 2000318612 A JP2000318612 A JP 2000318612A
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Keisuke Igarashi
啓介 五十嵐
Masao Kamao
征男 鎌尾
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Kokusai Electric Corp
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Osaka City
Kokusai Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】列車自動案内放送装置の列車位置に対応した案
内放送の起動を、既設の設備を利用し、新たな地上設備
や車上設備を設置せずに正確にする。 【解決手段】列車集中制御システムのCTC中央装置4
で得られた各列車の在線位置情報を、新たに設けた情報
変換装置20によって放送コードを付した放送起動情報
に変換して列車無線システムの遠隔制御装置11に与
え、基地局13,誘導通信線14を介して列車2に伝送
し、列車2に搭載されている自動案内放送装置30の当
該列車の位置に対応した案内放送を起動するように構成
した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、鉄道,電車,地下
鉄等の旅客列車内に装備され、乗客に対して通過中の名
所,橋,川,トンネル等の案内や、次の停車駅名,列車
時間,乗換え案内等を放送する自動案内放送装置及び表
示する自動案内表示装置に関し、特に、その放送及び表
示の起動方式に関するものである。
【0002】近年、旅客鉄道事業においても省力化が進
められており、運転士の1人乗務や無人運転等が一部で
実施されるようになってきた。列車の乗務員には、列車
を運転する運転士の業務と、駅停車時のドアの開閉,発
車の合図,車内冷暖房の操作,乗客に対する案内放送等
の車掌の業務とがあり、特に、車掌の業務に負担がかか
っている。そのため、例えば、車掌または運転士等乗務
員の手動操作により放送や表示を起動させる場合、乗務
員の作業が繁忙のため、操作忘れ、操作誤り、不適切操
作発生等の問題があった。
【0003】そこで、乗客に対する案内放送を自動化し
て車掌の負担が少しでも軽くなるように自動案内放送装
置が導入されるようになった。従来の自動案内放送装置
は、列車運転系統別の路線(または1号線,2号線など
の号線),線区毎に、上り,下り、各駅停車,準急,急
行などの列車種別によって定まる停車駅案内のメッセー
ジや乗換案内のメッセージ等を、予め女性の声で録音し
ておき、列車が、放送を開始すべき所定の位置を通過す
る時、地上設備による信号、または列車の走行距離の計
測などによって所定の位置を検出し、その検出信号によ
ってその地点に対応したメッセージを再生放送するよう
に構成されている。
【0004】地上設備による位置検知の場合の装置は、
例えば、軌道上の定点に設けた地上子の上を列車が通過
する時、列車側の車上子との電磁結合によってその定点
を検知し、その検知信号によって、即時に又は一定距離
を走行した時間後に案内放送を起動させて列車の在線位
置に対応したメッセージを再生放送するように構成され
ている。
【0005】また、列車の走行距離の計測によって列車
位置を検知する場合の装置は、出発駅でリセットした回
転計で車輪の回転数をカウントし、放送を開始すべき所
定の位置までの回転数を検出して再生放送を起動するよ
うに構成されている。
【0006】さらに、最近は放送だけでなく、各車両に
表示器を取り付け、乗客への案内を表示する自動案内表
示装置も実用化されている。これも、案内放送と同様に
列車の在線位置(列車位置)に対応してタイミング良く
表示しなければならない。この自動案内表示装置は自動
案内放送装置と同じ列車に搭載される場合も多くなって
きたが、放送と表示は必ずしも同時、同内容ではなく、
それぞれの特徴を活かして独立した起動制御がなされて
いる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の放
送装置,表示装置の地上からの放送,表示起動方式は、
地上においては、車上へ位置情報を伝送するための列車
の位置検知用の地上設備が必要であり、車上にあって
は、地上からの位置情報を受信し、距離,時間等を管理
する車上設備が専用に必要であり、設備コストが高いと
いう問題がある。また、列車が駅等で過走し、規定位置
に戻った場合、距離,時間の管理が狂い、案内放送や表
示の内容が実際の状況と異なって、乗客に迷惑がかかる
という問題が発生する。
【0008】また、車輪の回転数をカウントして出発駅
からの距離を算出して放送または表示を起動させる場
合、出発駅からの誤差が加算され、遠方に行くにしたが
って、所定の位置がずれた検出信号で起動されるため、
不適切な放送あるいは不適切な表示となるという問題が
発生する。
【0009】本発明の目的は、上記従来の問題点を解決
し、車内放送及び車内表示の正確な位置の起動を自動化
するとともに、地上の列車検知や検知情報を車上へ送る
ための新たな設備を不要にして設備コストを下げるよう
にした列車の自動案内放送装置及び自動案内表示装置の
起動方式を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の自動案内放送装
置の起動方式は、所定の線区を運行する列車の種別等を
示す「列車番号」とその線区の「列車位置」に応じた多
種類の「放送内容」に「放送コード」を付した対照表を
格納した第1のメモリを有し、「放送コード」を指定す
る「放送コード指定信号」が入力されたとき、指定され
た「放送コード」の「放送内容」を前記メモリから読み
出して各車両のスピーカから放送する自動案内放送装置
の起動方式であって、前記線区の列車集中制御システム
のCTC中央装置と列車無線システムの遠隔制御装置と
の間に、前記CTC中央装置によって得られる各列車の
「列車番号」とその「列車位置」を示す「列車位置情
報」が入力されたとき前記第1のメモリと同じ内容の第
2のメモリから該「列車位置情報」に対応する「放送コ
ード」を読み出し、該「放送コード」と前記「列車番
号」を組合わせた「放送起動情報」を作成して前記遠隔
制御装置に対して出力する情報変換装置が設けられ、前
記遠隔制御装置は、前記「放送起動情報」を変調信号と
して搬送波を変調し、前記所定の線区の沿線に配備され
た無線基地局を介して各列車の車上送受信機に対して送
信し、前記各列車の車上送受信機は、受信復調信号に含
まれる前記「放送起動情報」の中から自列車の「列車番
号」を検出したとき、該「放送起動情報」に含まれる
「放送コード」を前記「放送コード指定信号」として前
記自動案内放送装置に与えて放送を起動するようにした
ことを特徴とするものである。さらに、前記情報変換装
置は、前記CTC中央装置から入力される各列車の「列
車番号」とその「列車位置」を示す「列車位置情報」に
対応する「放送コード」を前記第2のメモリから読み出
し、該「放送コード」と前記「列車番号」とを組合わせ
た「ディジタル放送起動情報」を作成して出力する情報
組合せ作成回路と、該「ディジタル放送起動情報」を帯
域外トーン信号の前記「放送起動情報」に変換して前記
遠隔制御装置に対して出力するD/A変換器とを備えた
ことを特徴とするものである。
【0011】また、本発明の自動案内表示装置の起動方
式は、所定の線区を運行する列車の種別等を示す「列車
番号」とその線区の「列車位置」に応じた多種類の「表
示内容」に「表示コード」を付した対照表を格納した第
1のメモリを有し、「表示コード」を指定する「表示コ
ード指定信号」が入力されたとき、指定された「表示コ
ード」の「表示内容」を前記メモリから読み出して各車
両の表示器に表示する自動案内表示装置の起動方式であ
って、前記線区の列車集中制御システムのCTC中央装
置と列車無線システムの遠隔制御装置との間に、前記C
TC中央装置によって得られる各列車の「列車番号」と
その「列車位置」を示す「列車位置情報」が入力された
とき前記第1のメモリと同じ内容の第2のメモリから該
「列車位置情報」に対応する「表示コード」を読み出
し、該「表示コード」と前記「列車番号」を組合わせた
「表示起動情報」を作成して前記遠隔制御装置に対して
出力する情報変換装置が設けられ、前記遠隔制御装置
は、前記「表示起動情報」を変調信号として搬送波を変
調し、前記所定の線区の沿線に配備された無線基地局を
介して各列車の車上送受信機に対して送信し、前記各列
車の車上送受信機は、受信復調信号に含まれる前記「表
示起動情報」の中から自列車の「列車番号」を検出した
とき、該「表示起動情報」に含まれる「表示コード」を
前記「表示コード指定信号」として前記自動案内表示装
置に与えて表示を起動するようにしたことを特徴とする
ものである。さらに、前記情報変換装置は、前記CTC
中央装置から入力される各列車の「列車番号」とその
「列車位置」を示す「列車位置情報」に対応する「表示
コード」を前記第2のメモリから読み出し、該「表示コ
ード」と前記「列車番号」とを組合わせた「ディジタル
表示起動情報」を作成して出力する情報組合せ作成回路
と、該「ディジタル表示起動情報」を帯域外トーン信号
の前記「表示起動情報」に変換して前記遠隔制御装置に
対して出力するD/A変換器とを備えたことを特徴とす
るものである。
【0012】
【発明の実施の形態】図1は本発明の実施例を示す構成
概要図である。現在の鉄道,地下鉄等では、既に、各線
区毎に、列車無線システムの設備や列車集中制御(CT
C)装置が設置されている。
【0013】図において、1は軌道、2は列車、3は閉
塞区間である。13A〜13Cは列車無線の基地局であ
る。誘導無線方式やVHF帯またはUHF帯の無線通信
方式の無線基地局である。14A〜14Cは誘導通信線
やLCX(漏洩同軸)ケーブルまたは無線アンテナによ
る無線区域(ゾーン)である。閉塞区間3A〜3Gの区
間毎に設けた信号機Rの現示によって、1閉塞区間に1
列車という運転方式により列車運転の安全が図られてい
る。
【0014】4はCTC中央装置、5は列車集中表示
盤、6A,6BはCTC駅装置、10は中央制御所であ
る。これらは、各駅のCTC駅装置6A〜6Bを介して
得られる当該線区を運行する各列車の列車位置や信号現
示を列車集中表示盤5に表示し、中央制御所10の指令
員が各列車の進路を遠隔制御する列車集中制御装置(C
TC装置)である。CTC装置が運行を管理する当該線
区の各列車には列車番号が付されており、列車種別、す
なわち、客車/貨車、上り/下り、特急/急行/準急/
各駅停車、発駅/行先駅などを表している。この列車種
別によって、車内放送の放送内容や表示器の表示内容が
異なる。列車集中表示盤5には、各列車の在線位置(列
車位置)が、閉塞区間単位にランプ表示される。このよ
うに、CTC装置では、当該線区を運行中の全列車の列
車番号とその列車の現在位置が列車位置情報としてすべ
て検出されている。
【0015】図1の11は列車無線の遠隔制御装置、1
2は運転指令操作盤であり、これらは、基地局13,誘
導通信線14を介して列車2A,2Bに対して、運転指
令,営業指令,案内情報などを伝送する列車無線システ
ムの中心設備である。
【0016】20は本発明で設けた情報変換装置であ
り、情報組合せ作成回路21、メモリ22、ディジタル
/アナログ変換器(A/D変換器)23を備えている。
メモリ22には、当該線区を運行する列車の種別を示す
「列車番号」と、当該線区内の放送または表示を起動す
べき閉塞区間番号による「列車位置」と、その「列車番
号」の列車がその「列車位置」に在線したとき放送ある
いは表示すべき「放送内容」又は「表示内容」と、その
適切な「放送内容」又は「表示内容」に付した番号又は
符号を示す「放送コード」又は「表示コード」の対照表
が格納されている。後述するが、車上の自動案内放送装
置、自動案内表示装置にも同じ内容のメモリが設けられ
ている。
【0017】情報組合せ作成回路21は、CTC中央装
置4から得られる各列車の「列車番号」とその「列車位
置」からなる列車位置情報に対応する「放送コード」ま
たは「表示コード」をメモリ22の対照表から読み出し
て、「列車番号」と組合せた「放送起動情報」または
「表示起動情報」を作成し、D/A変換器23で300
Hz以下の帯域外アナログトーン信号に変換して列車無
線の遠隔制御装置11に入力する。
【0018】列車無線の遠隔制御装置11は、情報変換
装置20から得られる各列車の「放送起動情報」を変調
波として搬送波を変調し、無線基地局13を介して各列
車2へ伝送する。「放送起動情報」または「表示起動情
報」を300Hz以下の帯域外トーン信号としたのは、
音声帯域内とすると通話信号に対する雑音となり、音声
帯域より高くすると無線局の免許・許可範囲を逸脱する
ためである。
【0019】図2は軌道1上を走行する列車2の本発明
の車上装置の概要図であり、(A)は自動案内放送装置
の場合を示し、(B)は自動案内表示装置の場合を示
す。勿論、両方の装置が搭載される場合もある。図にお
いて、15は列車無線システムの車上送受信機である。
30は自動案内放送装置、31は各車両に取付けられた
拡声器(スピーカ)、40は自動案内表示装置、41は
各車両に取付けられた表示器である。
【0020】線区内を運行する各列車2に搭載された送
受信機15は、受信復調信号に含まれる放送起動情報ま
たは表示起動情報の中の「列車番号」によって自列車宛
か否かを判別し、自列車宛のとき、受信情報から「放送
コード」または「表示コード」を検出し、「放送コード
指定信号」または「表示コード指定信号」として自動案
内放送装置30または自動案内表示装置40に対して出
力する。自動案内放送装置30または自動案内表示装置
40は、指定された「放送コード」の「放送内容」、又
は「表示コード」の「表示内容」をメモリ(図示を省略
した)から読み出し、当該列車の在線位置に対応した車
内案内を放送又は表示する。
【0021】上記の本発明の実施例では、自動案内放送
装置30に設けられたメモリと情報変換装置20内のメ
モリ22の記憶内容は、いずれも、「列車番号」「列車
位置」「放送内容」「放送コード」の対照表であり、同
じである。
【0022】この2つのメモリに対する入力情報と読み
出し情報をみると、情報変換装置20の場合は、「列車
番号」と「列車位置」からなる列車位置情報を入力し
て、対応する「放送コード」を読み出し、「列車番号」
と読み出した「放送コード」を組合せて放送起動情報と
するので「放送内容」はなくてもよい。一方、自動案内
放送装置30の場合は、「放送コード」を入力して対応
する「放送内容」を読み出すので「列車番号」と「列車
位置」はなくてもよい。
【0023】このように、情報変換装置20のメモリ2
2を「列車番号」「列車位置」「放送コード」の対照表
を格納した第1のメモリとし、自動案内放送装置30の
メモリ(図示せず)を「放送コード」「放送内容」の対
照表を格納した第2のメモリとしても所望の動作を行わ
せることができる。
【0024】しかし、搭載列車の「列車番号(列車種
別)」が変更されたり、運行ダイヤが改正される等、対
照表の変更が生じた場合の各列車のメモリ内容の更新を
考慮すると、情報変換装置20と自動案内放送装置30
のメモリ内容を同一にするばかりでなく、同線区を運行
する全列車のメモリ内容を同一にしておいた方が、メモ
リ内容の違いや更新ミスによる誤動作の起こる心配がな
い。
【0025】本発明の列車無線システムを利用した起動
情報の伝送は、定常の自動案内放送又は表示を起動して
乗客に対するサービスを向上するものであるから、列車
運行業務に係る列車無線による通話、及び非常発報等を
優先し、異常時の放送を妨げないようにすることは当然
である。
【0026】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明を実
施することにより次の効果がある。 (1)既設のCTCシステムから列車種別(列車番号)
とその在線位置を得ているので列車位置検知が極めて正
確である。 (2)既設のCTCシステムから得られる列車位置情報
により自動案内放送又は表示の起動を行うので、地上に
も列車側にも位置検知設備を新設する必要がない。 (3)地上と列車間の情報伝送に、既設の業務用列車無
線システムを用いるので新規の送受信設備が不要であ
る。 (4)従来の設備に若干の付加装置を設けるだけで、正
確な列車位置に対応した自動放送又は表示の起動がで
き、かつ、経済性に優れ、実用上の効果は極めて大き
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す構成概要図である。
【図2】本発明の車上装置の概要図である。
【符号の説明】
1 軌道 2 列車 3 閉塞区間 4 CTC中央装置 5 列車集中表示盤 6 CTC駅装置 10 中央制御所 11 遠隔制御装置 12 運転指令操作盤 13 基地局 14 誘導通信線 15 車上送受信機 20 情報変換装置 21 情報組合せ作成回路 22 メモリ 23 D/A変換器 30 自動案内放送装置 31 スピーカ 40 自動案内表示装置 41 表示器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5H161 AA01 BB02 BB13 CC11 CC13 DD08 DD11 DD21 GG02 GG04 GG12 GG14 GG15 GG22 GG24 5K033 BA06 BA08 DA17 DB09 DB10 DB12

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の線区を運行する列車の種別等を示
    す「列車番号」とその線区の「列車位置」に応じた多種
    類の「放送内容」に「放送コード」を付した対照表を格
    納した第1のメモリを有し、「放送コード」を指定する
    「放送コード指定信号」が入力されたとき、指定された
    「放送コード」の「放送内容」を前記メモリから読み出
    して各車両のスピーカから放送する自動案内放送装置の
    起動方式であって、 前記線区の列車集中制御システムのCTC中央装置と列
    車無線システムの遠隔制御装置との間に、前記CTC中
    央装置によって得られる各列車の「列車番号」とその
    「列車位置」を示す「列車位置情報」が入力されたとき
    前記第1のメモリと同じ内容の第2のメモリから該「列
    車位置情報」に対応する「放送コード」を読み出し、該
    「放送コード」と前記「列車番号」を組合わせた「放送
    起動情報」を作成して前記遠隔制御装置に対して出力す
    る情報変換装置が設けられ、 前記遠隔制御装置は、前記「放送起動情報」を変調信号
    として搬送波を変調し、前記所定の線区の沿線に配備さ
    れた無線基地局を介して各列車の車上送受信機に対して
    送信し、 前記各列車の車上送受信機は、受信復調信号に含まれる
    前記「放送起動情報」の中から自列車の「列車番号」を
    検出したとき、該「放送起動情報」に含まれる「放送コ
    ード」を前記「放送コード指定信号」として前記自動案
    内放送装置に与えて放送を起動するようにした自動案内
    放送装置の起動方式。
  2. 【請求項2】 前記情報変換装置は、前記CTC中央装
    置から入力される各列車の「列車番号」とその「列車位
    置」を示す「列車位置情報」に対応する「放送コード」
    を前記第2のメモリから読み出し、該「放送コード」と
    前記「列車番号」とを組合わせた「ディジタル放送起動
    情報」を作成して出力する情報組合せ作成回路と、 該「ディジタル放送起動情報」を帯域外トーン信号の前
    記「放送起動情報」に変換して前記遠隔制御装置に対し
    て出力するD/A変換器とを備えたことを特徴とする請
    求項1記載の自動案内放送装置の起動方式。
  3. 【請求項3】 所定の線区を運行する列車の種別等を示
    す「列車番号」とその線区の「列車位置」に応じた多種
    類の「表示内容」に「表示コード」を付した対照表を格
    納した第1のメモリを有し、「表示コード」を指定する
    「表示コード指定信号」が入力されたとき、指定された
    「表示コード」の「表示内容」を前記メモリから読み出
    して各車両の表示器に表示する自動案内表示装置の起動
    方式であって、 前記線区の列車集中制御システムのCTC中央装置と列
    車無線システムの遠隔制御装置との間に、前記CTC中
    央装置によって得られる各列車の「列車番号」とその
    「列車位置」を示す「列車位置情報」が入力されたとき
    前記第1のメモリと同じ内容の第2のメモリから該「列
    車位置情報」に対応する「表示コード」を読み出し、該
    「表示コード」と前記「列車番号」を組合わせた「表示
    起動情報」を作成して前記遠隔制御装置に対して出力す
    る情報変換装置が設けられ、 前記遠隔制御装置は、前記「表示起動情報」を変調信号
    として搬送波を変調し、前記所定の線区の沿線に配備さ
    れた無線基地局を介して各列車の車上送受信機に対して
    送信し、 前記各列車の車上送受信機は、受信復調信号に含まれる
    前記「表示起動情報」の中から自列車の「列車番号」を
    検出したとき、該「表示起動情報」に含まれる「表示コ
    ード」を前記「表示コード指定信号」として前記自動案
    内表示装置に与えて表示を起動するようにした自動案内
    表示装置の起動方式。
  4. 【請求項4】 前記情報変換装置は、前記CTC中央装
    置から入力される各列車の「列車番号」とその「列車位
    置」を示す「列車位置情報」に対応する「表示コード」
    を前記第2のメモリから読み出し、該「表示コード」と
    前記「列車番号」とを組合わせた「ディジタル表示起動
    情報」を作成して出力する情報組合せ作成回路と、 該「ディジタル表示起動情報」を帯域外トーン信号の前
    記「表示起動情報」に変換して前記遠隔制御装置に対し
    て出力するD/A変換器とを備えたことを特徴とする請
    求項3記載の自動案内表示装置の起動方式。
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