JP2000317891A - フィルム状基板切断時のカット型セット方法とその装置 - Google Patents

フィルム状基板切断時のカット型セット方法とその装置

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JP2000317891A
JP2000317891A JP11128447A JP12844799A JP2000317891A JP 2000317891 A JP2000317891 A JP 2000317891A JP 11128447 A JP11128447 A JP 11128447A JP 12844799 A JP12844799 A JP 12844799A JP 2000317891 A JP2000317891 A JP 2000317891A
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cutting
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Tadao Uehara
忠雄 上原
Tomio Tanaka
富雄 田中
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 フィルム状基板を置くワーク設置台のワーク
基準部とカット型基準部を嵌合させて位置補正し、加工
精度を向上させることができる方法及びその装置を提供
する。 【解決手段】 フィルム状液晶基板2を部分切断したり
分割するための刃14を取り付けたカット型1に対し、
同基板2を載置したワーク設置台12をフィルム状基板
の厚さ方向に作動F1することにより基板2を押し切る
切断装置Aのカット工程に先立ち実施され、ワーク設置
台12上のワーク基準ピン21とカット型1のカット型
基準穴15を合わせるフィルム状基板切断時のカット型
セット方法において、切断装置Aが備えたカット型支持
台5にカット型1を仮止めした後、ワーク設置台12を
作動してワーク基準ピン21とカット型基準穴15を嵌
合させてカット型1をワーク基準ピン21に沿って位置
補正する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はフィルム状基板を部
分的に切断したり所定サイズの分割体に分割するための
フィルム状基板切断時のカット型セット方法とその装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】フィルム状基板、例えばポリマー・フィ
ルム状基板を用いた液晶ディスプレイの生産では、ロー
ル状とされたポリマー・フィルムを所定数のセルの生産
に適した大きさのフィルム状基板として裁断する。裁断
された各フィルム状基板はそこに配向層や透明電極の成
膜処理を成され、更に、一枚のポリマー・フィルム状基
板上に複数配列された液晶表示素子の透明電極取り出し
のためフィルムを部分的に切断する電極取り出し口加工
が成される。次いで、一対のポリマー・フィルム状基板
が重ね接合され、両基板間に設けた空隙に液晶を保持す
るフィルム状液晶基板(液晶ディスプレイのセルを所定
数保持)を形成し、その後フィルム状液晶基板に配列さ
れた各液晶表示パネルを所定サイズの分割体に分割する
ための分割切断加工がなされ、所定数のセルの液晶ディ
スプレイを得ている。このような液晶ディスプレイの生
産で行われる電極取り出し口加工や分割切断加工ではカ
ット型を取り付けた枚葉式カット装置が使用されてい
る。
【0003】従来、このような液晶表示パネルの開発に
おいては素子微細化、液晶表示パネルの小形化が進んで
おり、より高精度な液晶表示パネルの電極取り出し口加
工及び切断加工が必要となってきている。そこで、この
精度向上を図るため、カット型精度向上、切断装置精度
向上、作業方法による精度向上などが行われている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、例えば、図
6(a)、(b)に示すようなポリマー・フィルム状基
板の切断装置100において、装置のカット型支持台1
10に刃120を取付け可能なカット型130を固定す
る処理では、被加工物であるポリマー・フィルム状基板
140を載置するワーク設置台150とカット型支持台
110のカット型固定穴160の位置関係が不動のもの
と見做している。ここでカット型130はカット型支持
台110のカット型固定穴160に位置合わせされ、固
定用ボルト及びナット170,180で締付結合され、
ポリマー・フィルム状基板140はワーク設置台150
のワーク基準ピン190に嵌着されるというように別々
に位置合わせして固定し、その後ワーク設置台150が
プレス作動Fし、切断加工が成されていた。しかし、切
断装置100での切断加工では、ワーク設置台150と
カット型支持台110のカット型固定穴160との相対
位置精度が直接加工精度に影響を与える。またこの位置
関係の精度の保証も難しいという問題があった。
【0005】上述の課題を考察し、請求項1,2の各発
明は、実際に加工を行うフィルム状基板を置くワーク設
置台のワーク基準部とカット型基準部を嵌合させて直接
位置補正し、加工精度を向上させるフィルム状基板切断
時のカット型セット方法を提供することを目的とする。
【0006】請求項3乃至5の各発明は、カット型とカ
ット型支持台とを仮止めした状態でカット型をワーク基
準部を基準に高精度に位置決めし、高精度な加工を可能
とする切断装置を提供することを目的とし、特に、カッ
ト型をワーク基準ピンを基準に位置決めする機能を比較
的簡単な構成で達成でき、更に、カット型とカット型支
持台の各締結部材挿通穴及び締結部材の相対形状を異な
らせて、カット型をワーク基準ピンを基準に位置決めす
る機能を比較的簡単な構成で達成できる各切断装置を提
供すことを目的とする。
【0007】請求項6の発明は、カット型が移動できる
寸法の最適化を行うことにより隙間が少なすぎて位置補
正マージンが少なく、十分に位置補正ができない。また
は隙間が大きすぎて仮止めの位置のずれが大きくなり、
カット型とワーク設置台が接触される際に、位置補正用
キャップまたはカット型の基準穴を破損するといった不
具合を解消できる切断装置を提供すことを目的とする。
【0008】請求項7,8の各発明は、ワーク基準ピン
やカット型基準穴と他部材との間の共用化を図り、部品
数を低減できる切断装置を提供すことを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上述の課題を達成するた
めに、請求項1の発明は、フィルム状基板を部分切断し
たり所定サイズの分割体に分割するための刃を取り付け
たカット型に対し、フィルム状基板を載置したワーク設
置台をフィルム状基板の厚さ方向に作動することにより
フィルム状基板を押し切る切断装置のカット工程に先立
ち実施され、ワーク設置台上のワーク基準部とカット型
のカット型基準部を合わせるフィルム状基板切断時のカ
ット型セット方法において、上記切断装置が備えたカッ
ト型支持台に上記カット型を仮止めした後、上記ワーク
設置台をフィルム状基板の厚さ方向に作動して上記ワー
ク基準部とカット型基準部を嵌合させてカット型をワー
ク基準部に沿って位置補正している。このように、カッ
ト型支持台にカット型を仮止めした後、ワーク設置台を
フィルム状基板の厚さ方向に機械的に作動して、ワーク
基準部とカット型基準部を嵌合させてカット型をワーク
基準に沿って直接に位置補正し位置決めするので、カッ
ト型をワーク設置台のワーク基準部に合わせるカット型
セットを高精度に容易に行える。
【0010】請求項2の発明は、請求項1記載のフィル
ム状基板切断時のカット型セット方法において、上記ワ
ーク基準部とカット型基準部を嵌合させてカット型をワ
ーク基準部に沿って位置補正した後、カット型支持台に
上記カット型を本固定している。このように、カット型
をワーク基準に沿って直接に位置補正し位置合わせした
後、カット型を本固定するので、カット型とワーク設置
台の両者の基準位置関係を確保でき、以後のカット工程
で高精度な加工を行うことが可能となる。
【0011】請求項3の発明は、切断装置のカット型支
持台に締結部材で結合されたカット型とフィルム状基板
を載置するワーク設置台をプレス作動するプレス機とを
有し、同プレス機が上記フィルム状基板をカット型に取
付けられた刃に押し付けフィルム状基板を部分切断した
り所定サイズの分割体に分割する切断装置において、上
記カット型と上記カット型支持台に形成した各締結部材
挿通穴の少なくとも一方が上記締結部材に対して隙間を
保つよう形成され、上記ワーク設置台に形成したワーク
基準部と上記カット型に形成したカット型基準部を嵌合
させてカット型をワーク基準部を基準に位置決めしてい
る。この場合、締結部材によりカット型支持台にカット
型を仮止めでき、その状態でワーク設置台をプレス作動
すると、ワーク基準部がカット型基準部と嵌合してカッ
ト型をワーク基準部を基準に直接に位置補正し位置決め
することができ、カット型をワーク設置台のワーク基準
部に高精度に位置決めし、高精度な加工が可能となる。
【0012】請求項4の発明は、請求項3の切断装置に
おいて、上記ワーク基準部は上記ワーク設置台に突設さ
れたワーク基準ピンであり、上記カット型基準部は上記
カット型に形成されたカット型基準穴であるとしてい
る。このように、ワーク基準ピンがカット型基準穴と嵌
合でき、カット型をワーク基準ピンを基準に位置決めす
る機能を比較的簡単な構成で達成でき、容易に実施でき
る。
【0013】請求項5の発明は、請求項3又は4の切断
装置において、上記締結部材はカット型固定用ボルト及
びナットから成り、同カット型固定用ボルト及びナット
の外径が上記カット型と対向するカット型対向部と上記
カット型支持台と対向する支持台対向部とで異なるよう
形成され、または、上記カット型とカット型支持台の各
締結部材挿通穴の内径が相互に異なるよう形成されてい
る。このように、締結部材を成すカット型固定用ボルト
及びナットの外径がカット型対向部と支持台対向部とで
異なるよう形成され、または、カット型とカット型支持
台の各締結部材挿通穴の内径が相互に異なるよう形成さ
れるという比較的簡単な構成を用いて、カット型をワー
ク基準に沿って直接に位置補正し高精度に位置決めで
き、高精度な加工が可能となった。
【0014】請求項6の発明は、請求項5の切断装置に
おいて、上記カット型固定用ボルト及びナットの内上記
カット型対向部と上記カット型支持台との外径差、また
は、上記カット型とカット型支持台の各締結部材挿通穴
の内径差が0.5mm以上1.0mm以下であるように
している。このように、カット型対向部と上記カット型
支持台との外径差、または、カット型とカット型支持台
の各締結部材挿通穴の内径差を、0.5mm〜1.0m
mの寸法にすることにより、隙間が少なすぎて位置補正
マージンが少なく、十分に位置補正ができない。また
は、隙間が大きすぎて仮止めの位置のずれが大きくな
り、ワーク基準部とカット型基準部を嵌合させる際に、
両基準部を破損するといった不具合を解消できる。
【0015】請求項7の発明は、請求項4に記載の切断
装置において、上記ワーク基準ピンが上記フィルム状基
板を位置決めするよう形成されている。このように、ワ
ーク基準ピンがフィルム状基板の位置決め部材として兼
用されるので、部品数を低減できる。
【0016】請求項8の発明は、請求項4に記載の切断
装置において、上記カット型基準穴が上記刃を位置決め
するよう形成されている。このように、カット型基準穴
が刃の位置決め部材として兼用されるので、構造を簡素
化できる。
【0017】
【実施例】以下、図示実施例により本発明の詳細を説明
する。図1、図2は本発明のフィルム状基板切断時のカ
ット型セット方法を用いてカット型1のセットが成され
る切断装置Aを示し、図3はカット型セット工程説明図
である。切断装置Aは図示しない液晶ディスプレイ生産
ラインに配備されている。この切断装置Aは、図1に示
すように、基枠4上部に固定台6を介してカット型支持
台5を固定し、その下方にプレス機7を配設している。
カット型支持台5はカット型1を固定用ボルト及びナッ
ト8,9を介し締付結合する。カット型1は下面に図4
に示すフィルム状基板としてのフィルム状液晶基板2を
所定サイズの分割体に分割するための抜き用の刃14を
装備でき、この刃14はカット型基準部を成す一対のカ
ット型基準穴15を基準に取付け固定される。
【0018】プレス機7はその昇降台11にワーク設置
台12を適宜の固着装置13を介し離脱可能に固着して
いる。なお、プレス機7は、図4に示すような一対のポ
リマー・フィルム状基板s1,s2に成膜処理等を施し
た上で両者を接合して成るフィルム状液晶基板2の供給
を受ける。プレス機7はそのプレス作動F1時に昇降台
11と一体のワーク設置台12を垂直方向であるフィル
ム状液晶基板2の厚さ方向に作動でき、ワーク設置台1
2上にカット工程時に載置されるフィルム状液晶基板2
を刃14に押しあて、フィルム状液晶基板2に配列され
た所定サイズの各液晶表示パネル3を切断し、各分割体
とする。なお、図4に示す符号10はフィルム状液晶基
板2に形成される位置決め穴を示し、これは後述するワ
ーク設置台12上のワーク基準ピン21に嵌合する。
【0019】カット型1はその下面にフィルム状液晶基
板2を分割する刃14を取り付けるためのカット型基準
穴15を備えるが、このカット型基準穴15は後述のカ
ット型セット工程においては刃14を排除した状態でカ
ット型支持台5に取付られる。カット型支持台5は矩形
の肉厚台として形成され、その上面は固定台6に結合さ
れ、図2に示すように、その四角近傍に締結部材挿通穴
としての支持台穴16をそれぞれ形成する。図5(a)
に示すように、各支持台穴16は拡径部161と小径部
162を段差をもって上下に連続形成される。このカッ
ト型支持台5の下面の左右端近傍にはカット型支持用フ
レーム18が図1、図2において左右一対取付けられ
る。各カット型支持用フレーム18は断面L型の直状フ
レームでその図示しない上端縁がカット型支持台5に固
着され下端の屈曲部がカット型1の端部を載置し、仮止
めできるように形成される。
【0020】カット型1はその四角近傍にカット型支持
台5の支持台穴16と対向する位置に締結部材挿通穴と
してのカット型穴17をそれぞれ上下に連続形成する。
このようなカット型1のカット型穴17をカット型支持
台5の支持台穴16に対向させ、両穴を重ね、図5
(a)に示すように固定用ボルト及びナット8,9を挿
通し、締め付け、カット型支持台5にカット型1を締付
ることができる。ここで、小径部162とカット型穴1
7は同一内径を保持する。固定用ナット9はカット型1
と対向するヘッド901を備え、同ヘッド901より延
出するカット型対向部902の外径がカット型穴17の
内径とほぼ同等に形成され、カット型支持台5と対向す
る支持台対向部903の外径が2×tだけ支持台穴16
の内径より小さく形成される。
【0021】なお、ここで固定用ナット9はカット型対
向部902の外径と支持台対向部903の外径との差2
×tは0.5mm以上1.0mm以下に形成される。こ
れにより、2×tの隙間が少なすぎて後述する基準位置
調整時の位置補正可能量(位置補正可能マージン)が少
なく、十分に位置補正ができない。または、2×tの隙
間が大きすぎて後述の仮止め時のワーク基準ピン21と
カット型基準穴15のずれ量が大きすぎ、ワーク基準ピ
ン21とカット型基準穴15を嵌合させる際に、両基準
部を破損するといった不具合を解消できる。支持台対向
部903は内螺子を形成され同内螺子には固定用ボルト
8の螺子部803が螺合するように形成される。なお、
固定用ボルト8はそのヘッド801とそれに連続して段
部802を形成され、段部802の先端に螺子部803
を備え、段部802は支持台穴16の拡径部161の内
径より小さく小径部162の内径より大きく、固定用ボ
ルト及びナット8,9の螺合時に固定用ボルトの段部8
02と固定用ナット9のヘッド901とがカット型1及
びカット型支持台5に締付力を加えるように構成され
る。
【0022】カット型1はその下面に一対のカット型基
準穴15を形成され、同穴は刃14の取付け基準穴とし
て機能すると共にフィルム状基板2を置くワーク設置台
12のワーク基準部としても機能する。即ち、図2に示
すように、一対のカット型基準穴15はワーク設置台1
2に突設されるワーク基準ピン21と同一中心線L上に
配備され、プレス機7のプレス作動F1時にワーク設置
台12に突設される一対のワーク基準ピン21がカット
型1の一対のカット型基準穴15と嵌合可能に形成され
る。カット型基準穴15は刃14の取付け基準穴でもあ
りワーク基準ピン21の外径より大きな内径で形成され
る。ここではカット型固定用ナット9の外径がカット型
対向部902と支持台対向部903とで異なるよう形成
されるという比較的簡単な構成を用いて、カット型支持
台5に対してカット型1をずれ作動Qできるように形成
できる。
【0023】一方、ワーク設置台12には敷板19及び
被加工物であるフィルム状液晶基板2を重ねて載置さ
れ、その際、ワーク設置台12に突設されたワーク基準
ピン21は敷板19の基準穴22及びフィルム状液晶基
板2の基準穴10を重ねて位置決めして載置するもの
で、両者を重ねた時の厚さより僅かに小さく形成され
る。このようにワーク基準ピン21はその外径がカット
型基準穴15の内径より小さく、突出し量も比較的小さ
く、ここでは、図1、図2に示すように、ワーク基準ピ
ン21に敷板19のみを嵌着した状態でカット型位置補
正用のキャップ20を嵌着可能に形成される。ここで、
キャップ20は硬質樹脂製でワーク基準ピン21にがた
なく帽着するように形成され、これを取付けたワーク基
準ピン21がカット型基準穴15に嵌合することで、両
者を同一の中心線L上に保持すると共にワーク設置台1
2に対してカット型1を位置決めできる。
【0024】このように、切断装置Aはカット型1をワ
ーク基準ピン21を基準に位置決めする機能を比較的簡
単なワーク基準ピン21とカット型基準穴15を採用す
ることで達成でき、容易に実施することができる。更
に、切断装置Aは、フィルム状液晶基板2の位置決め部
材であるワーク基準ピン21をワーク基準部としても兼
用するので、別途ワーク基準部専用の位置決めピンを設
ける必要がなく、位部品数を低減できる。更に、刃14
の位置決め部であるカット型基準穴15をカット型基準
部としても兼用するので、別途カット型基準部専用の位
置決め穴を設ける必要がなく、部品数を低減できる。上
述の切断装置Aはフィルム状液晶基板2を載置したワー
ク設置台12をフィルム状基板の厚さ方向である垂直方
向にプレス作動F1することによりフィルム状液晶基板
2を押し切り、所定サイズの各液晶表示パネル3を分割
体として切断するが、このカット工程に先立ち本発明方
法であるフィルム状基板切断時のカット型セット方法に
基づくカット型セット工程が行われる。ここでは、図3
(a)に示すように、まず、断装置Aのワーク設置台1
2に一対のワーク基準ピン21を確実に固定し以後の位
置決め作業の基準位置を確保する。次いで、ワーク設置
台12に敷物19の基準穴22をワーク基準ピン21に
嵌合させ(図3(a)乃至(d)には図示せず)、これ
によりワーク設置台12が位置決め作業中に傷付くこと
を防ぐ。更にワーク基準ピン21に上方よりカット型位
置補正用のキャップ20を被せる。
【0025】次に、図3(c)に示すように、カット型
支持台5の下面の左右一対のカット型支持用フレーム1
8間にカット型1を差し込み、仮止めする。次いで、カ
ット型1のカット型穴17をカット型支持台5の支持台
穴16に重ね、ここに固定用ボルト及びナット8,9を
挿通し、カット型支持台5にカット型1を仮止めする。
この場合、図5(a)に示すように、小径部162と支
持台対向部903の外径が2×tだけ支持台穴16の内
径より小さく、この隙間分だけカット型支持台5に対し
てカット型1はずれ作動可能であり、基準位置へのずれ
作動を許容された仮止め状態を保持する。この後、プレ
ス機7を起動させ、フィルム状基板の厚さ方向である垂
直方向にワーク設置台12をプレス作動させ、カット型
1にワーク設置台12の敷物19が接する位置、即ち、
フィルム状液晶基板2が切断される位置にて停止させ
る。この時、図5(a)に示すように、ワーク設置台1
2のワーク基準ピン21及びキャップ20がカット型基
準穴15に進入する。この際、カット型基準穴15が破
線で示す初期位置でキャップ20と当接し、押圧作動P
によりカット型1がカット型支持台5に対して2×tだ
けの隙間の範囲でずれ作動Qし、破線で示す初期位置よ
りずれ量aだけ移動した実線で示す位置でカット型基準
穴15にキャップ20及びワーク基準ピン21が嵌合を
完了する。これによりカット型1をワーク基準ピン21
に対して直接に位置補正し、位置合わせでき、この後、
固定用ボルト及びナット8,9を本締めし、カット型を
本固定する。
【0026】この後、ワーク設置台12が図1に実線で
示す初期位置に戻され、ワーク基準ピン21よりキャッ
プ20及び使用済の敷物19が排除され、被加工物であ
るフィルム状液晶基板2及び新たな敷物19が重なった
状態でワーク基準ピン21に嵌着される。更に、カット
型1のカット型基準穴15には刃14が位置決めされて
固定される。この後、プレス機7は起動されしてカット
工程に進むこととなる。
【0027】このように、カット型支持台5にカット型
1を仮止めした後、ワーク設置台12をフィルム状基板
の厚さ方向である垂直方向に機械的に作動して、ワーク
基準ピン21とカット型基準穴15を嵌合させてカット
型1をワーク基準に沿って直接に位置補正し位置決めす
ることとなる。このため、カット型1をワーク設置台1
2のワーク基準ピン21に合わせるカット型セットを高
精度に容易に行える。しかも、このようなカット型セッ
ト工程の後実施されるカット工程でフィルム状液晶基板
2に配列された各液晶表示パネル3を所定サイズの分割
体に高精度に分割加工できる。図1の切断装置Aのワー
ク設置台12にカット型1を締付固定するにあたり、図
5(a)に示すように、切断装置Aの小径部162と固
定用ナット9の支持台対向部903との間に2×tの隙
間を保持し、カット型1がカット型支持台5に対してず
れ作動Q可能とし、これによりカット型1をワーク基準
ピン21に対して直接に位置補正し、位置決めできるよ
うに構成されていたが、これに代えて、図5(b)、
(c)に示すように構成しても良い。
【0028】図5(b)に示す変形例では、支持台穴1
6aが拡径部161a及び小径部162aを備え、小径
部162aがカット型穴17aより内径が大きく形成さ
れる。固定用ナット9aはカット型1と対向するヘッド
901aより延出するカット型対向部902a及び支持
台対向部903aの外径が一定で、カット型穴17aの
内径とほぼ同等に形成される。この場合も、固定用ボル
ト8aはヘッド801aと段部802aと螺子部803
aを備え、螺子部803aが支持台対向部903aに螺
合する。ここで、カット型セット工程において、ワーク
基準ピン21及びキャップ20がカット型基準穴15に
進入する際の押圧作動Pにおいて、カット型1がカット
型支持台5に対して2×taだけの隙間の範囲でずれ作
動Qし、ずれ量aだけ移動した位置でカット型基準穴1
5にキャップ20及びワーク基準ピン21が嵌合を完了
する。これによりカット型1をワーク基準ピン21に対
して直接に位置補正し、位置合わせできる。この場合、
カット型支持台5の小径部162aをカット型1のカッ
ト型穴17aの内径より大きく形成されるという比較的
簡単な構成を用いて、カット型支持台5に対してカット
型1をずれ作動Qでき、しかも、固定用ナット9aの形
状を比較的簡素化できる。
【0029】図5(c)に示す変形例では、支持台穴1
6bが拡径部161b及び小径部162bを備える。固
定用ナット9bはカット型1と対向するヘッド901b
より延出するカット型対向部902b及び支持台対向部
903bの外径が一定で、小径部162bの内径とほぼ
同等に形成される。カット型穴17bは小径部162b
より内径が大きく、カット型対向部902bの外径より
2×tbだけ大きく形成される。この場合、カット型セ
ット工程において、ワーク基準ピン21及びキャップ2
0がカット型基準穴15に進入する際の押圧作動Pにお
いて、カット型1がカット型支持台5に対して2×tb
だけの隙間の範囲でずれ作動Qでき、ずれ量aだけ移動
した位置でカット型基準穴15にキャップ20及びワー
ク基準ピン21が嵌合を完了する。これによりカット型
1をワーク基準ピン21に対して直接に位置補正し、位
置決めできる。この場合、カット型1の小径部162b
よりカット型支持台5のカット型穴17bの内径を大き
く形成するという比較的簡単な構成を用いて、カット型
支持台5に対してカット型1をずれ作動Qでき、しか
も、固定用ナット9bの形状を比較的簡素化できる。
【0030】上述の切断装置Aはカット型支持台5にカ
ット型1を仮止めした後、ワーク基準部であるワーク基
準ピン21をカット型基準部であるカット型基準穴15
に嵌合させてカット型1をワーク基準ピン21に沿って
位置補正しているが、これに代えて、ワーク設置台12
にワーク基準部である図示しないワーク基準穴を、カッ
ト型1にカット型基準部である図示しないカット型基準
ピンを形成し、このワーク基準穴にカット型基準ピンを
嵌合させてカット型1を図示しないワーク基準穴に対し
て位置補正するよう構成しても良く、この場合も図1の
切断装置Aと同様の作用効果を得られる。
【0031】上述の切断装置Aはカット型支持台5のカ
ット型1に対してプレス機7側のワーク設置台12をプ
レス作動させ、フィルム状基板切断時のカット型セット
方法に基づくカット型セット工程やカット工程を行うも
のとして説明したが、これに代えて、図示しない切断装
置が固定状態のワーク設置台と、その上方に配備される
プレス機で駆動可能なカット型支持台を備え、このカッ
ト型支持台に支持されるカット型が上下に作動して上述
と同様のカット型セット工程やカット工程を行うように
構成しても良く、この場合も図1の切断装置Aと同様の
作用効果を得られる。上述の切断装置Aは図4に示すよ
うなフィルム状基板としてのフィルム状液晶基板2よ
り、各液晶表示パネル3を所定サイズの分割体に分割加
工するものとして説明したが、フィルム状基板は各ポリ
マー・フィルム状基板s1,s2の単体でも良く、紙そ
の他のシート状の基板でも良く、これらの場合も図1の
フィルム状液晶基板2と同様に切断装置Aを用い同様の
カット型セット工程やカット工程を行うことができる。
【0032】
【発明の効果】請求項1の発明は、ワーク基準部とカッ
ト型基準部を嵌合させてカット型をワーク基準部に沿っ
て直接に位置補正し位置決めするので、カット型をワー
ク設置台のワーク基準部に合わせるカット型セットを高
精度に容易に行える。請求項2の発明は、カット型をワ
ーク基準に沿って直接に位置補正し位置合わせした後、
カット型を本固定するので、カット型とワーク設置台の
両者の基準位置関係を確保でき、以後のカット工程で高
精度な加工を行うことが可能となる。
【0033】請求項3の発明は、締結部材によりカット
型支持台にカット型を仮止めでき、その状態でワーク設
置台をプレス作動すると、ワーク基準部がカット型基準
部と嵌合してカット型をワーク基準部を基準に直接に位
置補正し位置決めすることができ、カット型をワーク設
置台のワーク基準部に高精度に位置決めし、高精度な加
工が可能となる。請求項4の発明は、ワーク基準ピンが
カット型基準穴と嵌合でき、カット型をワーク基準ピン
を基準に位置決めする機能を比較的簡単な構成で達成で
き、容易に実施できる。請求項5の発明は、締結部材を
成すカット型固定用ボルト及びナットの外径がカット型
対向部と支持台対向部とで異なるよう形成され、また
は、カット型とカット型支持台の各締結部材挿通穴の内
径が相互に異なるよう形成されるという比較的簡単な構
成を用いて、カット型をワーク基準に沿って直接に位置
補正し高精度に位置決めでき、高精度な加工が可能とな
る。
【0034】請求項6の発明は、カット型対向部と上記
カット型支持台との外径差、または、カット型とカット
型支持台の各締結部材挿通穴の内径差を、0.5mm〜
1.0mmの寸法にすることにより、隙間が少なすぎて
位置補正マージンが少なく、十分に位置補正ができな
い。または、隙間が大きすぎて仮止めの位置のずれが大
きくなり、ワーク基準部とカット型基準部を嵌合させる
際に、両基準部を破損するといった不具合を解消でき
る。請求項7の発明は、ワーク基準ピンがフィルム状基
板の位置決め部材として兼用されるので、部品数を低減
できる。請求項8の発明は、カット型基準穴が刃の位置
決め部材として兼用されるので、構造を簡素化できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例としての切断装置の全体構成
図である。
【図2】図1の切断装置の要部分解斜視図である。
【図3】本発明の一実施例としてのフィルム状基板切断
時のカット型セット方法に基づくカット型セット工程の
工程説明図で、(a)はワーク設置台の初期時の状態
を、(b)はワーク設置台のキャップ嵌着時の状態を、
(c)はカット型支持台がカット型を仮止めする時の状
態を、(d)はカット型基準穴にワーク基準ピン及びキ
ャップが嵌合した時の状態をそれぞれ示す。
【図4】図1の切断装置に切断されるフィルム状液晶基
板の斜視図である。
【図5】本発明の一実施例としての切断装置で採用する
締結部位の部分拡大断面図で、(a)は図1の切断装置
の要部を、(b)は図1の切断装置に代えて採用される
第1の変形例を、(c)は図1の切断装置に代えて採用
される第2の変形例を示す。
【図6】従来のカット型セット方法に基づくカット型セ
ット工程の工程説明図で、(a)はカット型及びカット
型支持台の締付時の状態を、(b)は切断加工時の状態
を示す。
【符号の説明】
1 カット型 2 フィルム状液晶基板 3 液晶表示パネル 4 基枠 5 カット型支持台 7 プレス機 8,8a,8b 固定用ボルト 9,9a,9b 固定用ナット 12 ワーク設置台 14 刃 15 カット型基準穴 16 敷物 20 キャップ 21 ワーク基準ピン F1 プレス作動 16,16a,16b 支持台穴 17,17a,17b カット型穴 s1,s2 ポリマー・フィルム状基板 A 切断装置

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】フィルム状基板を部分切断したり所定サイ
    ズの分割体に分割するための刃を取り付けたカット型に
    対し、フィルム状基板を載置したワーク設置台をフィル
    ム状基板の厚さ方向に作動することによりフィルム状基
    板を押し切る切断装置のカット工程に先立ち実施され、
    ワーク設置台上のワーク基準部とカット型のカット型基
    準部を合わせるフィルム状基板切断時のカット型セット
    方法において、上記切断装置が備えたカット型支持台に
    上記カット型を仮止めした後、上記ワーク設置台をフィ
    ルム状基板の厚さ方向に作動して上記ワーク基準部とカ
    ット型基準部を嵌合させてカット型をワーク基準部に沿
    って位置補正することを特徴としたフィルム状基板切断
    時のカット型セット方法。
  2. 【請求項2】請求項1記載のフィルム状基板切断時のカ
    ット型セット方法において、上記ワーク基準部とカット
    型基準部を嵌合させてカット型をワーク基準部に沿って
    位置補正した後、カット型支持台に上記カット型を本固
    定することを特徴としたフィルム状基板切断時のカット
    型セット方法。
  3. 【請求項3】切断装置のカット型支持台に締結部材で結
    合されたカット型とフィルム状基板を載置するワーク設
    置台をプレス作動するプレス機とを有し、同プレス機が
    上記フィルム状基板をカット型に取付けられた刃に押し
    付けフィルム状基板を部分切断したり所定サイズの分割
    体に分割する切断装置において、上記カット型と上記カ
    ット型支持台に形成した各締結部材挿通穴の少なくとも
    一方が上記締結部材に対して隙間を保つよう形成され、
    上記ワーク設置台に形成したワーク基準部と上記カット
    型に形成したカット型基準部を嵌合させてカット型をワ
    ーク基準部を基準に位置決めすることを特徴とした切断
    装置。
  4. 【請求項4】請求項3記載の切断装置において、上記ワ
    ーク基準部は上記ワーク設置台に突設されたワーク基準
    ピンであり、上記カット型基準部は上記カット型に形成
    されたカット型基準穴であることを特徴とした切断装
    置。
  5. 【請求項5】請求項3又は4記載の切断装置において、
    上記締結部材はカット型固定用ボルト及びナットから成
    り、同カット型固定用ボルト及びナットの外径が上記カ
    ット型と対向するカット型対向部と上記カット型支持台
    と対向する支持台対向部とで異なるよう形成され、また
    は、上記カット型とカット型支持台の各締結部材挿通穴
    の内径が相互に異なるよう形成されることを特徴とした
    切断装置。
  6. 【請求項6】請求項5記載の切断装置において、上記カ
    ット型固定用ボルト及びナットの内上記カット型対向部
    と上記カット型支持台との外径差、または、上記カット
    型とカット型支持台の各締結部材挿通穴の内径差が0.
    5mm以上1.0mm以下であることを特徴とした切断
    装置。
  7. 【請求項7】請求項4記載の切断装置において、上記基
    準ピンが上記フィルム状基板を位置決めするよう形成さ
    れたことを特徴とした切断装置。
  8. 【請求項8】請求項4に記載の切断装置において、上記
    カット型基準穴が上記刃を位置決めするよう形成された
    ことを特徴とした切断装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100894739B1 (ko) 2007-11-02 2009-04-24 주식회사 에이디피엔지니어링 기판합착장치
CN102083760A (zh) * 2008-06-25 2011-06-01 三星宝石工业株式会社 划线装置
CN103568043A (zh) * 2012-07-23 2014-02-12 三星显示有限公司 显示装置用单元切割装置及显示装置的制造方法

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