JP2000317800A - 光コネクタ用研磨盤およびそれを装備した光コネクタ用研磨機 - Google Patents

光コネクタ用研磨盤およびそれを装備した光コネクタ用研磨機

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JP2000317800A
JP2000317800A JP12865599A JP12865599A JP2000317800A JP 2000317800 A JP2000317800 A JP 2000317800A JP 12865599 A JP12865599 A JP 12865599A JP 12865599 A JP12865599 A JP 12865599A JP 2000317800 A JP2000317800 A JP 2000317800A
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polishing
abrasive
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recesses
connector
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Takaaki Iso
孝昭 磯
Michiyasu Kamiko
通康 神子
Akio Goto
昭夫 後藤
Akira Nakatani
晃 中谷
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Furukawa Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 目詰まりを抑制して長寿命化が可能な光コネ
クタ用研磨盤を提供する。 【解決手段】 金属板14の平坦表面に無数の微細な凹
部を近接形成する。この凹部が形成された金属板14の
表面に研磨材砥粒をバインド材とともに電着して、平坦
な砥粒研磨表面15に金属板14の表面上の凹部に対応
した無数の凹部16を近接形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は主として光コネクタ
の接続端面を研磨するための光コネクタ用研磨盤および
その研磨盤を装備した光コネクタ用研磨機に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】図6には研磨対象の一般的な光コネクタ
の構成が示されている。同図において、光コネクタ1は
プラスチック樹脂のフェルール2を有し、このフェルー
ル2にはその基端側3から先端側の接続端面4にかけて
複数のファイバ挿通孔5が所定ピッチ間隔をもって貫通
形成されており、各ファイバ挿通孔5には先端側の被覆
部が除去されて露出した光テープ心線9の光ファイバ6
が挿通されてその光ファイバ6の挿通先端は接続端面4
から突き出されている。前記フェルール2の上面には接
着剤注入穴7が設けられており、この接着剤注入穴7に
接着剤8が注入されている。この接着剤8はファイバ挿
通孔5を通して接続端面4側に染み出し、各光ファイバ
6はファイバ挿通孔5内で、接着剤8によってフェルー
ル2に対し、一体的に固定されている。
【0003】上記のように、光ファイバ6がフェルール
2に挿通固定された状態で、光コネクタ1の接続端面4
の研磨が行われる。この光コネクタ1の研磨は光コネク
タ用研磨機に研磨盤をセットし、研磨液を供給しながら
回転している研磨盤の砥粒研磨表面に光コネクタ1の接
続端面4を研磨圧を与えて押し付けることにより行われ
る。この研磨作業は複数の研磨工程を経て行われるもの
で、研磨の最初の工程では砥粒の粒度の粗い研磨盤を使
用して粗研磨が行われ、接続端面4から突き出されてい
る光ファイバ6が研磨される。次に、順次砥粒の粒度の
細かい研磨盤が使用されて光ファイバ6とフェルール2
が共に研磨され、最終工程の仕上研磨を経て研磨作業が
終了する。
【0004】これら、粗研磨から最終の仕上研磨が行わ
れることによって、光コネクタ1は光ファイバ6の突出
先端からΔLの位置(図6参照)まで研磨され、フェル
ール2の接続端面4は光ファイバ6の先端面と一致した
平坦面に仕上げられ、これにより、光コネクタ相互の好
適な接続(接続端面4同士を突き合わせてのコネクタ接
続)が達成されるものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
研磨盤は、周知のように、平坦な砥粒電着形成面に研磨
材砥粒をバインド材とともに電着したものであるため、
図5の(a)に示すように、研磨盤10の砥粒電着形成
面11に形成された砥粒研磨表面15は砥粒12のみが
凹凸した平坦状の面となっている。そのため、光コネク
タ1の接続端面4を研磨したときに生じる研磨滓(研磨
屑)が流出され難く、その逃げ場が砥粒間隙間13しか
なく、研磨時にこの隙間空間の狭い(小さい)砥粒間隙
間13に研磨滓が入り込み、研磨液の流通性(水はけ)
が悪くなる上に、砥粒間隙間13に満杯となった研磨滓
が光コネクタ1の接続端面4から研磨圧を受けて圧接し
て固着されるために、砥粒間隙間13に詰まった研磨滓
は研磨液によって益々流出され難くなる。
【0006】また、研磨終了後に、研磨盤10を水洗い
しても、その砥粒間隙間13に詰まった滓が固着状態の
ために取り除かれずに残留しがちとなる。そして、次の
使用時には、この残留した滓の上に新たな研磨滓が固着
して行くため、研磨盤10の短期間の使用のうちに砥粒
間隙間13の全体に研磨滓が固着して、目詰まり状態と
なり、研磨の機能および研磨品質が低下し、研磨盤10
の寿命が短命化してしまうという問題があった。
【0007】特に、粗仕上の研磨盤10を用いての粗研
磨に際しては、接続端面4から突出している光ファイバ
6にファイバ挿通孔5を通って染み出した多量の接着剤
8が付着しているため、この接着剤8の研磨滓が多量に
発生て、砥粒間隙間13に入り込むこととなる。接着剤
8の研磨滓はプラスチック(フェルール2の材料)やガ
ラス(光ファイバ6の材料)の研磨滓よりも粘着性が高
いため、研磨圧力を受けて砥粒間隙間13内に固着され
易く、目詰まりの進行を促進させて、粗仕上の研磨盤1
0の寿命が特に短命化するという問題があった。
【0008】本発明は上記従来の課題を解決するために
成されたものであり、その目的は、研磨滓の目詰まりを
抑制して寿命の長命化を達成することが可能な光コネク
タ用研磨盤およびそれを装備した光コネクタ用研磨機を
提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、次のような構成をもって課題を解決する手
段としている。すなわち、光コネクタ用研磨盤の第1の
発明は、平坦な砥粒電着形成面に複数の凹部が形成さ
れ、この凹部が形成された砥粒電着形成面に研磨材砥粒
がバインド材とともに電着されて砥粒研磨表面に複数の
凹部が形成されている構成をもって課題を解決する手段
としている。
【0010】また、光コネクタ用研磨盤の第2の発明
は、前記光コネクタ用研磨盤の第1の発明はの構成を備
えたものにおいて、凹部は穴形状の凹部と溝形状の凹部
の少なくとも一方を含む構成としたことをもって課題を
解決する手段としている。
【0011】さらに、本発明の光コネクタ用研磨機は前
記光コネクタ用研磨盤の第1又は第2の発明のコネクタ
用研磨盤が装備されている構成をもって課題を解決する
手段としている。
【0012】本発明における研磨盤は、複数の凹部が形
成されている砥粒電着形成面に砥粒が電着形成されるた
めに、研磨盤の砥粒研磨表面には複数の凹部が形成され
ることになる。したがって、研磨盤を用いて、光コネク
タの接続端面を研磨する際、発生する研磨滓は凹部に落
とし込まれるため、砥粒間隙間に研磨滓が溜まるのが抑
制され、砥粒研磨表面の研磨液の流通性(水はけ)がよ
くなり、発生する研磨滓は効率よく研磨液とともに排出
される。一方、凹部に入り込んだ研磨滓は遊び間隙を有
してフリーな状態のため、光コネクタの接続端面側から
強い研磨圧を受けることがないので固着せずに研磨終了
に至るまでフリーな状態を保つ。
【0013】また、研磨時に発生する大部分の滓は研磨
液とともに排出され、研磨表面に残った大部分の研磨滓
は凹部に落とし込まれるので、砥粒間隙間に入り込む研
磨滓の量は非常に少なく、そのため、砥粒間隙間に入り
込んだ研磨滓も固着されずフリーな状態のため、研磨液
とともに砥粒間隙間から流出して排出され易く、砥粒間
隙間に研磨滓が固着残留するのが抑制される。
【0014】したがって、研磨作業時に前記凹部や砥粒
間隙間に研磨滓が多少残留していても、固着状態でない
ので、研磨終了後の水洗いによって、これらの残留して
いた研磨滓は効率的に除去されることとなり、これによ
り、研磨滓による目詰まりが抑制され、研磨盤の長寿命
化が達成されるものである。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態例を図面
に基づき説明する。図1は本発明に係る光コネクタ用研
磨盤の一実施形態例を示す。本実施形態例の光コネクタ
用研磨盤20は表面が平坦な金属板14の砥粒電着形成
面11の表面に複数(無数)の微細な凹部を形成し、こ
の凹部が形成された金属板14の表面に砥粒(研磨材砥
粒)をバインド材とともに電着形成したものである。
【0016】このように、複数(無数)の凹部が形成さ
れた金属板表面に砥粒電着層が形成されることで、砥粒
研磨表面(砥粒電着層の表面)15に前記金属板表面の
凹部の部分が凹部となる砥粒形成面の凹部16が無数に
形成される。
【0017】なお、金属板14の表面に無数の凹部を形
成する手法としては、例えば、マスキングシート表面に
円形、四角、三角等の適宜の断面形状の孔、或いは溝形
状のスリット孔をパンチング等により無数に近接形成
し、この孔が形成されたマスキングシートを金属板14
の表面に貼り付け、この状態で、サンドブラスト処理を
行うことにより、マスキングシートの孔に対応する金属
板14の平坦表面(砥粒電着形成面11)にマスキング
シートの孔形状に対応した穴形状の凹部が近接形成され
ることになる。このように金属板14の砥粒電着形成面
11の表面に凹部を形成した後、マスキングシートを剥
がし、砥粒電着形成面11の表面に砥粒をバインド材と
ともに電着することにより、金属板14の砥粒電着形成
面11の表面の凹部の形状に応じた形状の無数の凹部1
6を持った砥粒研磨表面15が研磨盤20の表面に得ら
れる。
【0018】図2、図3は上記研磨盤20を装備する研
磨機の実施形態例を示す。図2は研磨機の本体を示し、
研磨機本体21の上面には研磨盤装着部22が設けられ
ており、この研磨盤装着部22に基台23が設けられて
いる。この基台23は研磨機本体21の内部に収容され
ているモータ(図示せず)によって、回転駆動されるよ
うになっており、基台23の上面には一対の取り付け軸
24が上方に向けて突設されている。
【0019】研磨盤20はその下面が接着剤により基盤
25の上面に貼着されて基盤25と一体化されており、
基盤25の下面には前記取り付け軸24に嵌合する穴部
が形成され、この穴部が取り付け軸24に嵌め込まれる
ことで、研磨盤20は基台23に着脱自在に装着され
る。なお、図2中、29a〜29eはモータの起動(研
磨盤20の回転起動)、その起動停止、回転速度の調
節、等の各種操作を行うスイッチ群、26は研磨領域に
研磨液(例えば水)を供給するノズル等の研磨液供給手
段、27は研磨液の排出口、28は排出口27から排出
される研磨液を受ける液受け容器をそれぞれ示してい
る。
【0020】図3は研磨対象の光コネクタ1を研磨機本
体21の研磨盤20の上にセットする機構を示してい
る。このコネクタセット機構は、研磨機本体21の上側
に設けられるもので、コネクタ取り付け具29とコネク
タ収容具30を有して構成されている。コネクタ取り付
け具29は軸部31とアーム部32を有し、アーム部3
2は外向きのL字形状を呈し、そのL字形の底部に光コ
ネクタ1が接続端面4を下方に突き出した状態で、コネ
クタ固定具33に固定されて装着されている。図3の例
では、軸部31に5個のアーム部32が設けられてお
り、各アーム部32に1個ずつの合計5個の光コネクタ
1がコネクタ取り付け具29に装着されるようになって
いる。
【0021】コネクタ収容具30はコネクタ配置板34
の中心部から上方へ軸部35を突設した形態と成し、コ
ネクタ配置板34の面上には貫通の5個のコネクタ収容
穴36が円周方向にほぼ等間隔に配置形成されている。
前記コネクタ取り付け具29の軸部31の軸孔を軸部3
5に嵌合挿通することにより、光コネクタ1はアーム部
32の底部と共にコネクタ収容穴36に挿入されて、光
コネクタ1の下端の接続端面4は研磨盤20の砥粒研磨
表面15に当接する。
【0022】なお、軸部31の軸孔に軸部35が嵌合挿
通した状態で、軸部35の上端は軸部31の上端より上
方に突出し、図4に示すように、軸部35の突出先端部
に揺動アーム37の先端が連結されてコネクタ収容具3
0はそのコネクタ配置板34の下面が研磨盤20の砥粒
研磨表面15に対し微小隙間を持って浮上した位置で揺
動アーム37に保持されている。このとき、光コネクタ
1の接続端面4にはコネクタ取り付け具29の荷重が研
磨圧として加わって、研磨盤20の砥粒研磨表面15に
圧接する。揺動アーム37の基端側はモータ(図示せ
ず)等の駆動源によって正逆方向に揺動回転する揺動軸
38に連結固定されている。
【0023】上記のように光コネクタ1が研磨盤20の
上にセットされた状態で、研磨液供給手段26から研磨
液を供給しながら、基台23とともに研磨盤20を回転
し、揺動アーム37によって光コネクタ1をコネクタ取
り付け具29およびコネクタ収容具30とともに揺動す
ることにより、光コネクタ1の接続端面4は研磨盤20
の砥粒研磨表面15の砥粒12によって研磨される。な
お、この光コネクタ1の端面研磨に際しては、粗研磨か
ら仕上研磨へと順次研磨工程が切り替わる毎に、研磨盤
20も砥粒粒度の粗いものから砥粒粒度の細かいものへ
順次交換使用されることになる。
【0024】本実施形態例によれば、図5の(b)に示
すように、平坦状の砥粒研磨表面15に無数の凹部16
が隣接配置されているので、光コネクタ1の接続端面4
を研磨する際、発生する研磨滓は効率よく凹部16内に
落とし込まれる。したがって、砥粒間隙間13に入り込
む研磨滓が少なくなり、砥粒間隙間13内に研磨滓が圧
着されて固化(固着)されることがない上に、砥粒研磨
表面上の研磨液の流れ(水はけ)がよくなり、砥粒研磨
表面上の研磨滓の排出性能がアップする。このため、研
磨中に、たとえ、研磨滓が砥粒間隙間13に入り込んで
も、圧着状態ではなく砥粒間隙間13内で遊び間隙を有
してフリーな状態であることから研磨液の流れによって
容易に流出し、研磨盤20の外に排出される。
【0025】また、凹部16に入り込んだ研磨滓も凹部
16内で遊び間隙を有することから、研磨圧によって研
磨滓が凹部16内に圧着されて固化(固着)されること
がなくフリーな状態を保つ。このように、本実施形態例
の研磨盤20においては、砥粒間隙間13や凹部16に
研磨滓が固着されることがないので、たとえ、これら砥
粒間隙間13や凹部16に研磨滓が残留していても、研
磨終了後の水洗いによって、きれいに除去することが可
能となる。
【0026】したがって、砥粒間隙間13に研磨滓が入
り込み固着して目詰まり状態になるのを効果的に回避で
き、これに伴い、長期にわたり砥粒の切れ味を維持し、
研磨盤20の長寿命化を達成することができる。
【0027】本発明は上記実施形態例に限定されること
なく様々な実施の形態を採り得る。例えば、研磨盤20
の砥粒研磨表面15に形成する凹部16の断面形状は、
円形、四角形、三角形以外のどのような形状でもよく、
また、凹部16を溝形状とする場合もその溝断面の形状
は限定されない。また、凹部16は一種類の断面形状の
もので構成するとは限らず、2種類以上の断面形状の凹
部16を組み合わせて構成してもよく、穴形状の凹部1
6と溝形状の凹部16とを混在させたものでもよい。
【0028】また、砥粒研磨表面15に形成される複数
の凹部16は必ずしも近接(隣接)配置しなくてもよ
い。しかし、どちらかと言えば、間隔を離して配置する
よりも近接(隣接)配置の方が研磨滓による目詰まりを
抑制する上では望ましい。
【0029】また、研磨盤が装備される研磨機の構成は
限定されず、本発明に係る研磨盤が装備されてその研磨
盤を使用して光コネクタ1の端面研磨を行う構成のもの
であればよい。
【0030】
【発明の効果】本発明は、光コネクタの接続端面を研磨
する研磨盤の砥粒研磨表面に複数の凹部を配置した構成
としたものであるから、研磨中に発生する研磨滓は前記
凹部内に効果的に落とし込まれることとなり、砥粒研磨
表面の砥粒間隙間に研磨滓が入り込むのが抑制される。
たとえ、砥粒間隙間に研磨滓が入り込んだとしても、そ
の量は少ないから、研磨圧を受けて研磨滓が砥粒間隙間
に圧着されて固着されることがないので、砥粒間隙間に
入り込んだ研磨滓は研磨液によって、直ちに流出除去さ
れることとなる。同様に、凹部に入り込んだ研磨滓も圧
着状態ではなく遊び間隙を持つので、研磨液の流れによ
って、容易に研磨盤の外に流出排去されることとなる。
仮に、砥粒間隙間や凹部内に研磨滓が残存しても、固着
状態ではないので、研磨終了後の水洗いによって、その
研磨滓をきれいに除去することができる。
【0031】上記のように、本発明の研磨盤は砥粒間隙
間や凹部内に研磨滓が固着されるのを効果的に抑制する
ので、砥粒間の目詰まりを防止でき、これにより、長期
にわたって良好な砥粒切れ味を維持し、研磨盤の大幅な
長寿命化を達成することが可能である。
【0032】また、常時目詰まりのない状態で光コネク
タの端面研磨を行い得るので、安定した良好な研磨品質
を維持でき、研磨の信頼性を高めることができるもので
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る光コネクタ用研磨盤の実施形態例
を示す図であり、(a)は平面図であり、(b)は
(a)のA−A断面図である。
【図2】本発明に係る光コネクタ用研磨機の本体部の構
成例を示す図である。
【図3】本発明に係る光コネクタ用研磨機の光コネクタ
セット機構の一例を示す図であり、(a)は平面図であ
り、(b)は光コネクタセット機構を構成するコネクタ
取り付け具29とコネクタ収容具30との嵌合関係を示
す図である。
【図4】本実施形態例における研磨盤を用いた光コネク
タの端面研磨の状況を模式的に示す図である。
【図5】本実施形態例の研磨盤の砥粒研磨表面と従来例
の研磨盤の砥粒研磨表面を比較状態で示す図であり、そ
のうち(a)は従来例の砥粒研磨表面を示す図であり、
(b)は本実施形態例の砥粒研磨表面を示す図である。
【図6】研磨前の光コネクタの状態説明図である。
【符号の説明】
1 光コネクタ 2 フェルール 4 接続端面 6 光ファイバ 11 砥粒電着形成面 12 砥粒 13 砥粒間隙間 15 砥粒研磨表面 20 研磨盤 21 研磨機本体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G02B 6/00 335 G02B 6/00 335 6/36 6/36 (72)発明者 後藤 昭夫 東京都千代田区丸の内2丁目6番1号 古 河電気工業株式会社内 (72)発明者 中谷 晃 東京都千代田区丸の内2丁目6番1号 古 河電気工業株式会社内 Fターム(参考) 2H036 QA29 2H038 CA22 3C049 AA04 AA09 AC04 CA01 CA06 CB04 CB06 3C058 AA07 AA09 AB04 CA01 CB03 CB05 3C063 AA02 AB05 BA24 BC02 BG04 BG05 BG07 CC12 EE01 FF20

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 平坦な砥粒電着形成面に複数の凹部が形
    成され、この凹部が形成された砥粒電着形成面に研磨材
    砥粒がバインド材とともに電着されて砥粒研磨表面に複
    数の凹部が形成されていることを特徴とする光コネクタ
    用研磨盤。
  2. 【請求項2】 凹部は穴形状の凹部と溝形状の凹部の少
    なくとも一方を含むことを特徴とする請求項1記載の光
    コネクタ用研磨盤。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2記載のコネクタ用
    研磨盤が装備されていることを特徴とする光コネクタ用
    研磨機。
JP12865599A 1999-05-10 1999-05-10 光コネクタ用研磨盤およびそれを装備した光コネクタ用研磨機 Pending JP2000317800A (ja)

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