JP2000316400A - 浮力式自動水やり装置並びに該装置に用いる水受け皿及びその使用方法 - Google Patents
浮力式自動水やり装置並びに該装置に用いる水受け皿及びその使用方法Info
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- JP2000316400A JP2000316400A JP11167238A JP16723899A JP2000316400A JP 2000316400 A JP2000316400 A JP 2000316400A JP 11167238 A JP11167238 A JP 11167238A JP 16723899 A JP16723899 A JP 16723899A JP 2000316400 A JP2000316400 A JP 2000316400A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 浮き玉の浮力を利用してシリコンチューブを
折り曲げるだけで、電動装置を使わない、環境に優しい
自然自動装置で水の使用量を従来の１／５以下にする、
浮力式自動水やり装置並びに該装置に用いる水受け皿及
びその使用方法を提供する。 【構成】浮き玉箱（１）の側面下部にホース継ぎ手
（２）を設け、浮き玉箱（１）の内部に浮き玉支持０点
棒（３）を固着し、浮き玉支持０点棒（３）に水位０点
調整用クリップ管（４）を取り付け、水位０点調整用ク
リップ管（４）の上部に給水タンク（Ａ）につなぐ給水
ホース（５）をはめ込み、下部に折り曲げ流量調整用シ
リコンチューブ（６）をはめ込み、その先に管付き浮き
玉（７）を取り付け、浮き玉箱（１）のホース継ぎ手
（２）と水受け皿（８）のホース継ぎ手（９）を通水ホ
ース（１６）でつなぎ、最後の水受け皿（８）のホース
継ぎ手（９）に水位覗き（１４）を取り付ける。
折り曲げるだけで、電動装置を使わない、環境に優しい
自然自動装置で水の使用量を従来の１／５以下にする、
浮力式自動水やり装置並びに該装置に用いる水受け皿及
びその使用方法を提供する。 【構成】浮き玉箱（１）の側面下部にホース継ぎ手
（２）を設け、浮き玉箱（１）の内部に浮き玉支持０点
棒（３）を固着し、浮き玉支持０点棒（３）に水位０点
調整用クリップ管（４）を取り付け、水位０点調整用ク
リップ管（４）の上部に給水タンク（Ａ）につなぐ給水
ホース（５）をはめ込み、下部に折り曲げ流量調整用シ
リコンチューブ（６）をはめ込み、その先に管付き浮き
玉（７）を取り付け、浮き玉箱（１）のホース継ぎ手
（２）と水受け皿（８）のホース継ぎ手（９）を通水ホ
ース（１６）でつなぎ、最後の水受け皿（８）のホース
継ぎ手（９）に水位覗き（１４）を取り付ける。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、管付き浮き玉に折り曲
げ流量調整用シリコンチューブをはめ込み、管付き浮き
玉の浮力によって、その折り曲げ流量調整用シリコンチ
ューブを折り曲げ、その中を流れる水の流量を自動調整
出来るようにした、浮力式自動水やり装置並びに該装置
に用いる水受け皿及びその使用方法に関するものであ
る。
げ流量調整用シリコンチューブをはめ込み、管付き浮き
玉の浮力によって、その折り曲げ流量調整用シリコンチ
ューブを折り曲げ、その中を流れる水の流量を自動調整
出来るようにした、浮力式自動水やり装置並びに該装置
に用いる水受け皿及びその使用方法に関するものであ
る。
【０００２】
【従来の技術】従来の自動水やり装置には、タイマー式
とセンサー式の２つの灌水方式があって、センサー式で
は芝ユニットの下に湿潤センサーを設置、太陽電池によ
って土中の水分を感知して、不足時にスプリンクラーで
散水するもの、また時間に合わせるタイマー式では、散
水を１日数回から数日に１回に設定ができる。
とセンサー式の２つの灌水方式があって、センサー式で
は芝ユニットの下に湿潤センサーを設置、太陽電池によ
って土中の水分を感知して、不足時にスプリンクラーで
散水するもの、また時間に合わせるタイマー式では、散
水を１日数回から数日に１回に設定ができる。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】従来の自動水やり装置
は高価で、また植物が生長に必要とする実際の水量を遙
かに越えた水を使用し、資源のむだ使いをしていると言
う問題点を見落としていた。また電動装置を使用してい
るので、これまた資源のむだ使いである。本発明はこの
むだを無くするために、電動装置を使用せず、植物の生
長力と水分の蒸発力と重力と浮力を組み合わせ、環境に
やさしい水の自然循環力を動力源に利用して、植物が生
長に必要とする実際の水量を適時適切に植物に供給す
る、浮力式自動水やり装置並びに該装置に用いる水受け
皿及びその使用方法を提供することを目的にしている。
は高価で、また植物が生長に必要とする実際の水量を遙
かに越えた水を使用し、資源のむだ使いをしていると言
う問題点を見落としていた。また電動装置を使用してい
るので、これまた資源のむだ使いである。本発明はこの
むだを無くするために、電動装置を使用せず、植物の生
長力と水分の蒸発力と重力と浮力を組み合わせ、環境に
やさしい水の自然循環力を動力源に利用して、植物が生
長に必要とする実際の水量を適時適切に植物に供給す
る、浮力式自動水やり装置並びに該装置に用いる水受け
皿及びその使用方法を提供することを目的にしている。
【０００４】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の浮力式自動水やり装置においては、浮き玉
箱の側面下部にホース継ぎ手を設け、浮き玉箱の内部に
Ｌ字型をした浮き玉支持０点棒をねじで固着し、浮き玉
支持０点棒に水位０点調整用クリップ管を取り付け、上
部に給水タンクＡにつないぐ給水ホースをはめ込み、下
部に折り曲げ流量調整用シリコンチューブをはめ込み、
その先に管付き浮き玉を取り付けたものである。上記水
位０点調整用クリップ管の取り付け位置は、浮き玉箱の
深さの１／２位の水位になるところがよい。また浮き玉
箱にごみ、光が入らないように蓋を付け、さらに藻が発
生するので光りが通らないように、給水タンクＡ、給水
ホース、通水ホース、浮き玉箱を黒色にすると良い。ま
た本発明の浮力式自動水やり装置用水受け皿は、従来の
水受け皿又は角形の容器の両側面下部にホース継ぎ手を
設け、水受け皿の内部のホース継ぎ手間に穴あきホース
を取り付けたものである。また上記き水受け皿の使用方
法は、水受け皿のホース継ぎ手と浮き玉箱のホース継ぎ
手を通水ホースでつなぎ、最後の水受け皿のホース継ぎ
手に水位覗きを取り付け、水受け皿の内部を鹿沼土等で
満たし、その上に植木鉢等を載せて使用する方法であ
る。そして、水受け皿は水平な場所がある限り次々と何
個でも通水ホースで連結して使用するこができる。ま
た、水位覗きは透明なホース等をＪ字状に針金などで曲
げて取り付け水止めも兼ねたものである。また水位覗き
のでの水位の調整は、浮き玉箱の据え付け台のパッキン
等を増減することで容易に出来る。
に、本発明の浮力式自動水やり装置においては、浮き玉
箱の側面下部にホース継ぎ手を設け、浮き玉箱の内部に
Ｌ字型をした浮き玉支持０点棒をねじで固着し、浮き玉
支持０点棒に水位０点調整用クリップ管を取り付け、上
部に給水タンクＡにつないぐ給水ホースをはめ込み、下
部に折り曲げ流量調整用シリコンチューブをはめ込み、
その先に管付き浮き玉を取り付けたものである。上記水
位０点調整用クリップ管の取り付け位置は、浮き玉箱の
深さの１／２位の水位になるところがよい。また浮き玉
箱にごみ、光が入らないように蓋を付け、さらに藻が発
生するので光りが通らないように、給水タンクＡ、給水
ホース、通水ホース、浮き玉箱を黒色にすると良い。ま
た本発明の浮力式自動水やり装置用水受け皿は、従来の
水受け皿又は角形の容器の両側面下部にホース継ぎ手を
設け、水受け皿の内部のホース継ぎ手間に穴あきホース
を取り付けたものである。また上記き水受け皿の使用方
法は、水受け皿のホース継ぎ手と浮き玉箱のホース継ぎ
手を通水ホースでつなぎ、最後の水受け皿のホース継ぎ
手に水位覗きを取り付け、水受け皿の内部を鹿沼土等で
満たし、その上に植木鉢等を載せて使用する方法であ
る。そして、水受け皿は水平な場所がある限り次々と何
個でも通水ホースで連結して使用するこができる。ま
た、水位覗きは透明なホース等をＪ字状に針金などで曲
げて取り付け水止めも兼ねたものである。また水位覗き
のでの水位の調整は、浮き玉箱の据え付け台のパッキン
等を増減することで容易に出来る。
【０００５】
【作用】上記のように構成された浮力式自動水やり装置
並びに該装置に用いる水受け皿及びその使用方法、の作
用は、 （イ）浮力式自動水やり装置は、管付き浮き玉に折り曲
げ流量調整用シリコンチューブをはめ込み、管付き浮き
玉の浮力によって、折り曲げ流量調整用シリコンチュー
ブを折り曲げ、シリコンチューブは折り曲げられると、
その折り目に弁と弁座が形成され、その中を流れる水の
流量を自動的に調整する。まず水は重力によって給水タ
ンクＡより給水ホース、水位０点調整用クリップ管、折
り曲げ流量調整用シリコンチューブ、管付き浮き玉、浮
き玉箱のホース継ぎ手を通って水受け皿に流れ、水受け
皿の水位が上がると、浮き玉箱の水位が上がり管付き浮
き玉が浮力によって浮き上がり、それに取り付けられた
折り曲げ流量調整用シリコンチューブが折り曲げられ、
その中を流れる水又は水溶液の流量が自動的に調整され
浮き玉箱の水位が上がる、通常、管付き浮き玉は浮き玉
箱の水位０点下付近で上下している、従ってそれに取り
付けられた折り曲げ流量調整用シリコンチューブは、自
動流量調整弁として作用する。また雨天などには雨水に
よって、水は水受け皿より浮き玉箱に逆流して管付き浮
き玉が浮き玉箱の水位０点以上に押し上げられ、それに
取り付けられた折り曲げ流量調整用シリコンチューブは
さらに折り曲げられ、給水タンクＡよりの水の流れが止
まる、従ってこの場合、折り曲げ流量調整用シリコンチ
ューブは、自動仕切り弁として作用する。 （ロ）水受け皿の作用は、浮き玉箱の水位を決定し地下
水タンクとして働き、そして水受け皿の水位は植物が生
長に必要とする実際の水量で決まる。 （ハ）水受け皿の使用方法は、水受け皿の内部を鹿沼土
等で満たし、その上に植木鉢等を載せて使用する方法
で、植木鉢等の植物は水受け皿よりの水分の蒸発力と植
物自体の生長力で、水を必要な時に必要な量だけ自然に
吸収する。
並びに該装置に用いる水受け皿及びその使用方法、の作
用は、 （イ）浮力式自動水やり装置は、管付き浮き玉に折り曲
げ流量調整用シリコンチューブをはめ込み、管付き浮き
玉の浮力によって、折り曲げ流量調整用シリコンチュー
ブを折り曲げ、シリコンチューブは折り曲げられると、
その折り目に弁と弁座が形成され、その中を流れる水の
流量を自動的に調整する。まず水は重力によって給水タ
ンクＡより給水ホース、水位０点調整用クリップ管、折
り曲げ流量調整用シリコンチューブ、管付き浮き玉、浮
き玉箱のホース継ぎ手を通って水受け皿に流れ、水受け
皿の水位が上がると、浮き玉箱の水位が上がり管付き浮
き玉が浮力によって浮き上がり、それに取り付けられた
折り曲げ流量調整用シリコンチューブが折り曲げられ、
その中を流れる水又は水溶液の流量が自動的に調整され
浮き玉箱の水位が上がる、通常、管付き浮き玉は浮き玉
箱の水位０点下付近で上下している、従ってそれに取り
付けられた折り曲げ流量調整用シリコンチューブは、自
動流量調整弁として作用する。また雨天などには雨水に
よって、水は水受け皿より浮き玉箱に逆流して管付き浮
き玉が浮き玉箱の水位０点以上に押し上げられ、それに
取り付けられた折り曲げ流量調整用シリコンチューブは
さらに折り曲げられ、給水タンクＡよりの水の流れが止
まる、従ってこの場合、折り曲げ流量調整用シリコンチ
ューブは、自動仕切り弁として作用する。 （ロ）水受け皿の作用は、浮き玉箱の水位を決定し地下
水タンクとして働き、そして水受け皿の水位は植物が生
長に必要とする実際の水量で決まる。 （ハ）水受け皿の使用方法は、水受け皿の内部を鹿沼土
等で満たし、その上に植木鉢等を載せて使用する方法
で、植木鉢等の植物は水受け皿よりの水分の蒸発力と植
物自体の生長力で、水を必要な時に必要な量だけ自然に
吸収する。
【０００６】
【実施例】実施例について図面を参照して説明すると、
図１において、合成樹脂製の浮き玉箱１の側面下部にホ
ース継ぎ手２を設け、浮き玉箱１の内部に浮き玉支持０
点棒３をねじ１３によって固着し、浮き玉支持０点棒３
に水位０点調整用クリップ管４を取り付け、水位０点調
整用クリップ管４の上部に給水タンクＡにつなぐ給水ホ
ース５をはめ込み、下部に折り曲げ流量調整用シリコン
チューブ６をはめ込み、その先に管付き浮き玉７を取り
付ける。また、浮き玉箱１は約２００ｃｃの蓋付き容
器。折り曲げ流量調整用シリコンチューブ６は太さ内径
３ｍｍ、外径５ｍｍ、長さ２０ｍｍのシリコンチュー
ブ。管付き浮き玉７は２０ｃｃの調味料入れに、内径３
ｍｍ、外径４ｍｍ、長さ１０ｍｍの真鍮管を取り付けた
もの。水位０点調整用クリップ管４は内径３ｍｍ、外径
４ｍｍ、の真鍮管を長さ２０ｍｍと５ｍｍに切り、５ｍ
ｍを中央位置に半田付けし、５ｍｍの方に縦切り目を入
れクリップにした。浮き玉支持０点棒３は、太さ３ｍ
ｍ、長さ３０ｍｍの真鍮棒に３ｍｍのナットを半田付け
したもの、これは合成樹脂等で一体形成してもよい。ホ
ース継ぎ手２は、外径１０ｍｍ、長さ３０ｍｍ、の真鍮
管と太さ内径９ｍｍ、外径１１ｍｍ、のホースを長さ１
０ｍｍに輪切りにしたものをパッキンにして取り付けた
もので、これは合成樹脂等で一体形成してもよい。また
水位０点調整用クリップ管４を浮き玉支持０点棒３に取
り付ける位置は、浮き玉箱１の深さの１／２位の水位に
なる所がよい。またその調整方法は、 （イ）浮き玉箱１のホース継ぎ手２に栓をする。 （ロ）浮き玉箱１の深さの１／２まで水を入れる。 （ハ）給水ホース５に空気を吹き込みながら、管付き浮
き玉７の管より泡が出なくなる位置まで、水位０点調整
用クリップ管４を浮き玉支持０点棒３にクリップしたま
ま、その上を滑らせて調整する。 以上で浮き玉箱１の水位０点が決まる。
図１において、合成樹脂製の浮き玉箱１の側面下部にホ
ース継ぎ手２を設け、浮き玉箱１の内部に浮き玉支持０
点棒３をねじ１３によって固着し、浮き玉支持０点棒３
に水位０点調整用クリップ管４を取り付け、水位０点調
整用クリップ管４の上部に給水タンクＡにつなぐ給水ホ
ース５をはめ込み、下部に折り曲げ流量調整用シリコン
チューブ６をはめ込み、その先に管付き浮き玉７を取り
付ける。また、浮き玉箱１は約２００ｃｃの蓋付き容
器。折り曲げ流量調整用シリコンチューブ６は太さ内径
３ｍｍ、外径５ｍｍ、長さ２０ｍｍのシリコンチュー
ブ。管付き浮き玉７は２０ｃｃの調味料入れに、内径３
ｍｍ、外径４ｍｍ、長さ１０ｍｍの真鍮管を取り付けた
もの。水位０点調整用クリップ管４は内径３ｍｍ、外径
４ｍｍ、の真鍮管を長さ２０ｍｍと５ｍｍに切り、５ｍ
ｍを中央位置に半田付けし、５ｍｍの方に縦切り目を入
れクリップにした。浮き玉支持０点棒３は、太さ３ｍ
ｍ、長さ３０ｍｍの真鍮棒に３ｍｍのナットを半田付け
したもの、これは合成樹脂等で一体形成してもよい。ホ
ース継ぎ手２は、外径１０ｍｍ、長さ３０ｍｍ、の真鍮
管と太さ内径９ｍｍ、外径１１ｍｍ、のホースを長さ１
０ｍｍに輪切りにしたものをパッキンにして取り付けた
もので、これは合成樹脂等で一体形成してもよい。また
水位０点調整用クリップ管４を浮き玉支持０点棒３に取
り付ける位置は、浮き玉箱１の深さの１／２位の水位に
なる所がよい。またその調整方法は、 （イ）浮き玉箱１のホース継ぎ手２に栓をする。 （ロ）浮き玉箱１の深さの１／２まで水を入れる。 （ハ）給水ホース５に空気を吹き込みながら、管付き浮
き玉７の管より泡が出なくなる位置まで、水位０点調整
用クリップ管４を浮き玉支持０点棒３にクリップしたま
ま、その上を滑らせて調整する。 以上で浮き玉箱１の水位０点が決まる。
【０００７】図２に示される実施例では、合成樹脂製の
水受け皿８の両側面下部にホース継ぎ手９、９を設け、
水受け皿８の内部のホース継ぎ手９、９間に穴あきホー
ス１０を取り付けたものである。また水受け皿８は従来
の水受け皿又は角形の容器でよい。また穴あきホース１
０は内径９ｍｍ、外径１１ｍｍ、のホースの中間に径２
ｍｍの水漏らし穴１５を２ケ所設けたものである。また
ホース継ぎ手９、９は外径１０ｍｍ、長さ５０ｍｍ、の
真鍮管と太さ内径９ｍｍ、外径１１ｍｍ、のホースを長
さ１０ｍｍに輪切りにしたものをパッキンにして取り付
けたもので、これは合成樹脂で一体形成してもよい。
水受け皿８の両側面下部にホース継ぎ手９、９を設け、
水受け皿８の内部のホース継ぎ手９、９間に穴あきホー
ス１０を取り付けたものである。また水受け皿８は従来
の水受け皿又は角形の容器でよい。また穴あきホース１
０は内径９ｍｍ、外径１１ｍｍ、のホースの中間に径２
ｍｍの水漏らし穴１５を２ケ所設けたものである。また
ホース継ぎ手９、９は外径１０ｍｍ、長さ５０ｍｍ、の
真鍮管と太さ内径９ｍｍ、外径１１ｍｍ、のホースを長
さ１０ｍｍに輪切りにしたものをパッキンにして取り付
けたもので、これは合成樹脂で一体形成してもよい。
【０００８】図３に示される実施例では、水受け皿８の
ホース継ぎ手９と浮き玉箱１のホース継ぎ手２を通水ホ
ース１６でつなぎ、最後の水受け皿８のホース継ぎ手に
水位覗き１４を取り付け、水受け皿８の内部を鹿沼土等
１１で満たし、その上に植木鉢等１２を載せて使用する
方法である。また水受け皿８は水平な場所がある限り、
何個でも通水ホース１６で次々と連結して使用すること
が出来る。また水面硯き１４は、最後の水受け皿８のホ
ース継ぎ手９に取り付けるもので透明なホース等をＪ字
状に曲げて水止めも兼ねたものである。また水受け皿８
が必要以上に深い場合などは、水位覗き１４を少し斜め
に取り付けて雨降時の雨水を漏らす事も出来る。
ホース継ぎ手９と浮き玉箱１のホース継ぎ手２を通水ホ
ース１６でつなぎ、最後の水受け皿８のホース継ぎ手に
水位覗き１４を取り付け、水受け皿８の内部を鹿沼土等
１１で満たし、その上に植木鉢等１２を載せて使用する
方法である。また水受け皿８は水平な場所がある限り、
何個でも通水ホース１６で次々と連結して使用すること
が出来る。また水面硯き１４は、最後の水受け皿８のホ
ース継ぎ手９に取り付けるもので透明なホース等をＪ字
状に曲げて水止めも兼ねたものである。また水受け皿８
が必要以上に深い場合などは、水位覗き１４を少し斜め
に取り付けて雨降時の雨水を漏らす事も出来る。
【０００９】図４に示される実施例は、本発明の浮力式
自動水やり装置を使用した水の流れの一連の系統縦断面
図で、先ず水は重力によって給水タンクＡのこし網Ｄよ
り止水栓Ｂ、沈殿排水栓Ｃの上部より給水ホース５、水
位０点調整用クリップ管４、折り曲げ流量調整用シリコ
ンチューブ６、管付き浮き玉７、浮き玉箱１、ホース継
ぎ手２、通水ホース１６を通って水受け皿８に流れる、
そして水受け皿８に流れる水量は、鹿沼土等１１で満た
した水受け皿８の上に載せた植木鉢等１２の植物が生長
に必要として吸収する実際の水量と、鹿沼土等１１より
蒸発する水分の量で決まる。 また、上記したように水
受け皿８は鹿沼土等１１で満たされているため、その水
位を知ることが出来ないので、最後の水受け皿８のホー
ス継ぎ手９に透明なホース等をＪ字状に曲げた水位覗き
１４を取り付ける、これは水止めも兼ねたものである。
また水位覗き１４での水位の調整は浮き玉箱１の据え付
け台ＦのパッキンＥを増したり減らしたりすることで容
易にできる。注、浮き玉箱１を上げると水受け皿８の水
位が上がる。
自動水やり装置を使用した水の流れの一連の系統縦断面
図で、先ず水は重力によって給水タンクＡのこし網Ｄよ
り止水栓Ｂ、沈殿排水栓Ｃの上部より給水ホース５、水
位０点調整用クリップ管４、折り曲げ流量調整用シリコ
ンチューブ６、管付き浮き玉７、浮き玉箱１、ホース継
ぎ手２、通水ホース１６を通って水受け皿８に流れる、
そして水受け皿８に流れる水量は、鹿沼土等１１で満た
した水受け皿８の上に載せた植木鉢等１２の植物が生長
に必要として吸収する実際の水量と、鹿沼土等１１より
蒸発する水分の量で決まる。 また、上記したように水
受け皿８は鹿沼土等１１で満たされているため、その水
位を知ることが出来ないので、最後の水受け皿８のホー
ス継ぎ手９に透明なホース等をＪ字状に曲げた水位覗き
１４を取り付ける、これは水止めも兼ねたものである。
また水位覗き１４での水位の調整は浮き玉箱１の据え付
け台ＦのパッキンＥを増したり減らしたりすることで容
易にできる。注、浮き玉箱１を上げると水受け皿８の水
位が上がる。
【００１０】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、以下に記載されるような効果を奏する。 （イ）浮き玉の浮力を利用してシリコンチューブを折り
曲げるだけで、電動装置を使わない、自然自動装置で環
境に優しく安価にできる。 （ロ）植物自体が生長に必要な実際の水量だけを吸収す
る仕組みなので、水の使用量を従来の１／５以下にでき
る。 （ハ）装置が浮き玉で径３〜５ｍｍ、長さ１５〜２０ｍ
ｍのシリコンチューブを折り曲げるだけなのでその容量
が１００〜２００ｃｃと小型にでき、そしてそのシリコ
ンチューブが自動流量調整弁又は自動仕切り弁として簡
単に作用するので、その応用範囲が広い。 （ニ）余分な水が一滴も植木鉢等より流れ出ないので、
植木棚などを腐食から守り植木棚を清潔にできる。 （ホ）上記（ロ）の植物自体が生長に必要な実際の水量
だけを吸収する仕組みなので、水やり１０年の技術は必
要なく初心者でもプロ級の鉢物を育てることができる。 （ヘ）植木鉢等の植物の水の管理は、最後の水受け皿の
水位覗きを点検するだけでストレスの解消になり、施
肥、消毒は水溶液にして給水タンクＡに混入するだけで
便利である。 （ト）給水タンクＡに雨樋をつなげば水道水を使わずに
済む。 （チ）自然環境方式として植物の栽培に期待できる。
ているので、以下に記載されるような効果を奏する。 （イ）浮き玉の浮力を利用してシリコンチューブを折り
曲げるだけで、電動装置を使わない、自然自動装置で環
境に優しく安価にできる。 （ロ）植物自体が生長に必要な実際の水量だけを吸収す
る仕組みなので、水の使用量を従来の１／５以下にでき
る。 （ハ）装置が浮き玉で径３〜５ｍｍ、長さ１５〜２０ｍ
ｍのシリコンチューブを折り曲げるだけなのでその容量
が１００〜２００ｃｃと小型にでき、そしてそのシリコ
ンチューブが自動流量調整弁又は自動仕切り弁として簡
単に作用するので、その応用範囲が広い。 （ニ）余分な水が一滴も植木鉢等より流れ出ないので、
植木棚などを腐食から守り植木棚を清潔にできる。 （ホ）上記（ロ）の植物自体が生長に必要な実際の水量
だけを吸収する仕組みなので、水やり１０年の技術は必
要なく初心者でもプロ級の鉢物を育てることができる。 （ヘ）植木鉢等の植物の水の管理は、最後の水受け皿の
水位覗きを点検するだけでストレスの解消になり、施
肥、消毒は水溶液にして給水タンクＡに混入するだけで
便利である。 （ト）給水タンクＡに雨樋をつなげば水道水を使わずに
済む。 （チ）自然環境方式として植物の栽培に期待できる。
【図１】本発明の浮力式自動水やり装置の縦断面図
【図２】本発明の浮力式自動水やり装置用水受け皿の縦
断面図
断面図
【図３】本発明の浮力式自動水やり装置用水受け皿の使
用法方の実施例を示す縦断面図
用法方の実施例を示す縦断面図
【図４】本発明の浮力式自動水やり装置を使用した水の
流れの実施例を示す一連の系統縦断面図
流れの実施例を示す一連の系統縦断面図
１ 浮き玉箱 ２ ホース継ぎ手 ３ 浮き玉支持０点棒 ４ 水位０点調整用クリップ管 ５ 給水ホース ６ 折り曲げ流量調整用シリコンチューブ ７ 管付き浮き玉 ８ 水受け皿 ９ ホース継ぎ手、１０ 穴あきホース、１１ 鹿沼土
等、１２ 植木鉢等、 １３ ねじ、１４ 水位覗き、１５ 水漏らし穴、１６
通水ホース、 Ａ 給水タンク Ｂ 止水栓 Ｃ 沈殿排水栓 Ｄ こし網 Ｅ パッキン Ｆ 浮き玉箱据え付け台 Ｇ 植木棚
等、１２ 植木鉢等、 １３ ねじ、１４ 水位覗き、１５ 水漏らし穴、１６
通水ホース、 Ａ 給水タンク Ｂ 止水栓 Ｃ 沈殿排水栓 Ｄ こし網 Ｅ パッキン Ｆ 浮き玉箱据え付け台 Ｇ 植木棚
Claims (3)
- 【請求項１】 （イ）浮き玉箱（１）の側面下部にホー
ス継ぎ手（２）を設ける。 （ロ）浮き玉箱（１）の内部に浮き玉支持０点棒（３）
を固着する。 （ハ）浮き玉支持０点棒（３）に水位０点調整用クリッ
プ管（４）を取り付ける。 （ニ）水位０点調整用クリップ管（４）の上部に給水タ
ンク（Ａ）につなぐ給水ホース（５）をはめ込み、下部
に折り曲げ流量調整用シリコンチューブ（６）をはめ込
み、その先に管付き浮き玉（７）を取り付ける。以上の
構成によりなる浮力を利用したことを特徴とする図１に
示すような、浮力式自動水やり装置。 - 【請求項２】 水受け皿（８）の両側面下部にホース継
ぎ手（９）（９）を設け、水受け皿（８）の内部のホー
ス継ぎ手（９）（９）間に穴あきホース（１０）を取り
付ける。以上の構成によりなる図２に示すような、浮力
式自動水やり装置用水受け皿。 - 【請求項３】 水受け皿（８）のホース継ぎ手（９）と
浮き玉箱（１）のホース継ぎ手（２）を通水ホース（１
６）でつなぎ、最後の水受け皿（８）のホース継ぎ手
（９）に水位覗き（１４）を取り付け、水受け皿（８）
の内部を鹿沼土等（１１）で満たし、そのに植木鉢等
（１２）をのせて使用することを特徴とする図３に示す
ような、浮力式自動水やり装置用水受け皿の使用方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11167238A JP2000316400A (ja) | 1999-05-12 | 1999-05-12 | 浮力式自動水やり装置並びに該装置に用いる水受け皿及びその使用方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11167238A JP2000316400A (ja) | 1999-05-12 | 1999-05-12 | 浮力式自動水やり装置並びに該装置に用いる水受け皿及びその使用方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000316400A true JP2000316400A (ja) | 2000-11-21 |
Family
ID=15846029
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11167238A Pending JP2000316400A (ja) | 1999-05-12 | 1999-05-12 | 浮力式自動水やり装置並びに該装置に用いる水受け皿及びその使用方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000316400A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005102523A (ja) * | 2003-09-29 | 2005-04-21 | Seikoen:Kk | 植物栽培容器への自動給水装置及び自動給水システム |
| JP2011097893A (ja) * | 2009-11-09 | 2011-05-19 | Hokkaido Porakon Kk | 設計水位給水装置 |
| JP2017175926A (ja) * | 2016-03-28 | 2017-10-05 | 株式会社クボタケミックス | 給水装置 |
-
1999
- 1999-05-12 JP JP11167238A patent/JP2000316400A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005102523A (ja) * | 2003-09-29 | 2005-04-21 | Seikoen:Kk | 植物栽培容器への自動給水装置及び自動給水システム |
| JP2011097893A (ja) * | 2009-11-09 | 2011-05-19 | Hokkaido Porakon Kk | 設計水位給水装置 |
| JP2017175926A (ja) * | 2016-03-28 | 2017-10-05 | 株式会社クボタケミックス | 給水装置 |
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