JP2000316186A - 情報通信システムと情報通信システムの通報方法と携帯端末 - Google Patents

情報通信システムと情報通信システムの通報方法と携帯端末

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JP2000316186A
JP2000316186A JP11123936A JP12393699A JP2000316186A JP 2000316186 A JP2000316186 A JP 2000316186A JP 11123936 A JP11123936 A JP 11123936A JP 12393699 A JP12393699 A JP 12393699A JP 2000316186 A JP2000316186 A JP 2000316186A
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read
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Yasuo Ichijo
泰男 一條
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Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】この発明は、緊急連絡などの情報を再度通知す
る場合に、対象となる携帯電話つまり駅員を増やすこと
ができ、緊急連絡による駅員の対応を迅速に行うことが
できる。 【解決手段】この発明は、駅務無線システムにおいて、
駅員に携帯電話などを用いて緊急連絡などの情報を通知
する場合、事前に駅員の担当エリア毎のグループを登録
しておき、そのグループの駅員に通知するものにおい
て、そのグループの駅員からの応答がなかった際に、他
の担当エリアのグループたとえば隣の担当エリアのグル
ープの駅員にも緊急連絡などの情報を通知するようにし
たものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、鉄道の駅に設置
された自動券売機、自動改札機、自動精算機などの駅務
機器の状態を監視して制御し、各駅員が携帯している携
帯端末との通信により種々の情報のやり取りを行う駅務
無線システムにおける情報通信システムと情報通信シス
テムの通報方法と携帯端末に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、鉄道の駅には、自動券売機、自
動改札機、自動精算機などの駅務機器が設けられ、これ
らの駅務機器の状態を監視するとともに各駅務機器を制
御する機器監視制御システムとしての駅務無線システム
が設けられている。
【0003】このような、駅務無線システムでは、駅務
機器の監視機能を係員が携帯する無線携帯電話器等の携
帯端末に持たせる事により、係員が監視業務に専念して
一個所に駅員が固定されることがなくなり、並行して、
他の業務を遂行しながらでも機器の監視が可能となるも
のが提案されている。
【0004】このような駅務無線システムでは、駅員に
携帯電話などを用いて機器故障や緊急連絡などの情報を
通知する場合、1名だけに通知するのではなく、事前に
駅員の職種や担当機器や勤務エリア毎のグループを登録
しておき、そのグループ全員に通知する場合があった。
【0005】更に、情報通知に対する応答が要求される
場合、例えば機器故障で確実に一名には情報が伝わった
ことを確認したい場合などには、情報通知先の誰からも
応答がなかった場合には、操作者がグループを選択し直
して再通知するなどの方法を取っていた。
【0006】しかし、グループに登録された駅員の中に
は、現在勤務中でなく情報を通知されても対応すること
ができない者や、故障機器から離れた場所にいて迅速に
対応することができないなど、特定の場所にいる者にし
か有効な情報でない場合があり、同じグループに属して
はいても、さらに絞り込んだメンバだけに情報を通知す
る方法が望まれている。
【0007】更に、情報通知先の誰からも応答がなく、
再通知を行わなければならない場合などの操作が煩雑で
あり、確実かつ容易に再通知を行う方法が求められてい
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、上記の事
情に鑑みてなされたもので、緊急通報、機器故障の通報
など、情報通知が確実に行われなければならない場合に
おいても、容易かつ確実に再通知を行うことができる情
報通信システムと情報通信システムの通報方法と携帯端
末を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明の情報通信シス
テムは、駅内を移動可能な駅員が携帯する複数の携帯端
末と、駅内に設けられ、それぞれ別々の所定の電波範囲
を有し、この電波範囲内の携帯端末と通信を行う複数の
基地局と、上記携帯端末と上記基地局を介して情報の通
信を行う上位装置とからなり、上記上位装置が、上記複
数の基地局を関連する基地局ごとのグループ分けを記憶
する第1の記憶手段と、上記各基地局に位置している携
帯端末を記憶する第2の記憶手段と、所定のグループの
基地局に位置している携帯端末への緊急通報の送信に対
して応答がなかった際に、追加して送信するグループを
記憶する第3の記憶手段と、緊急通報を行う際に、上記
グループ分けした1つのグループの基地局を上記第1の
記憶手段から読出し、この読出した基地局に位置してい
る携帯端末を上記第2の記憶手段から読出す第1の読出
手段と、この第1の読出手段により読出された携帯端末
に対して、緊急通報を送信する送信手段と、この送信手
段による緊急通報の送信に対して応答がなかった際に、
上記第3の記憶手段に記憶されているグループの基地局
を上記第1の記憶手段から読出し、この読出した基地局
に位置している携帯端末を上記第2の記憶手段から読出
す第2の読出手段と、この第2の読出手段により読出さ
れた携帯端末と、上記第1の読出手段により読出された
携帯端末に対して、上記送信手段により緊急通報を送信
する処理手段とからなり、上記携帯端末が、上記上位装
置からの緊急通報を報知する報知手段と、この報知手段
の報知に対して回答を応答する応答手段とからなる。
【0010】この発明の情報通信システムは、駅内を移
動可能な駅員が携帯する複数の携帯端末と、駅内に設け
られ、それぞれ別々の所定の電波範囲を有し、この電波
範囲内の携帯端末と通信を行う複数の基地局と、上記携
帯端末と上記基地局を介して情報の通信を行う上位装置
とからなり、上記上位装置が、上記複数の基地局を関連
する基地局ごとのグループ分けを記憶する第1の記憶手
段と、上記各基地局に位置している携帯端末を記憶する
第2の記憶手段と、所定のグループの基地局に位置して
いる携帯端末への緊急通報の送信に対して応答がなかっ
た際に、追加して送信するグループを記憶する第3の記
憶手段と、所定の基地局に位置している携帯端末からの
緊急通報を受け付ける受付手段と、この受付手段により
受け付けた携帯端末が位置する基地局を含むグループの
基地局を上記第1の記憶手段から読出し、この読出した
基地局に位置している携帯端末を上記第2の記憶手段か
ら読出す第1の読出手段と、この第1の読出手段により
読出された携帯端末に対して、緊急通報を送信する送信
手段と、この送信手段による緊急通報の送信に対して応
答がなかった際に、上記第3の記憶手段に記憶されてい
るグループの基地局を上記第1の記憶手段から読出し、
この読出した基地局に位置している携帯端末を上記第2
の記憶手段から読出す第2の読出手段と、この第2の読
出手段により読出された携帯端末と、上記第1の読出手
段により読出された携帯端末に対して、上記送信手段に
より緊急通報を送信する処理手段とからなり、上記携帯
端末が、上記上位装置からの緊急通報を報知する報知手
段と、この報知手段の報知に対して回答を応答する応答
手段とからなる。
【0011】この発明の情報通信システムは、駅内を移
動可能な駅員が携帯する複数の携帯端末と、駅内に設け
られ、それぞれ別々の所定の電波範囲を有し、この電波
範囲内の携帯端末と通信を行う複数の基地局と、上記携
帯端末と上記基地局を介して情報の通信を行う上位装置
とからなり、上記上位装置が、上記複数の基地局を関連
する基地局ごとのグループ分けを記憶する第1の記憶手
段と、上記各基地局に位置している携帯端末を記憶する
第2の記憶手段と、所定のグループの基地局に位置して
いる携帯端末への緊急通報の送信に対して応答がなかっ
た際に、追加して送信するグループを記憶する第3の記
憶手段と、上記携帯端末ごとのこの携帯端末を携帯する
駅員の勤務時間を記憶する第4の記憶手段と、緊急通報
を行う際に、上記グループ分けした1つのグループの基
地局を上記第1の記憶手段から読出し、この読出した基
地局に位置している携帯端末を上記第2の記憶手段から
読出す第1の読出手段と、この第1の読出手段により読
出され、かつ上記第4の記憶手段により現在時刻を含む
勤務時間の携帯端末に対して、緊急通報を送信する送信
手段と、この送信手段による緊急通報の送信に対して応
答がなかった際に、上記第3の記憶手段に記憶されてい
るグループの基地局を上記第1の記憶手段から読出し、
この読出した基地局に位置している携帯端末を上記第2
の記憶手段から読出す第2の読出手段と、この第2の読
出手段により読出されかつ上記第4の記憶手段により現
在時刻を含む勤務時間の携帯端末と、上記第1の読出手
段により読出されかつ上記第4の記憶手段により現在時
刻を含む勤務時間の携帯端末に対して、上記送信手段に
より緊急通報を送信する処理手段とからなり、上記携帯
端末が、上記上位装置からの緊急通報を報知する報知手
段と、この報知手段の報知に対して回答を応答する応答
手段とからなる。
【0012】この発明の情報通信システムは、駅内を移
動可能な駅員が携帯する複数の携帯端末と、駅内に設け
られ、それぞれ別々の所定の電波範囲を有し、この電波
範囲内の携帯端末と通信を行う複数の基地局と、上記携
帯端末と上記基地局を介して情報の通信を行う上位装置
とからなり、上記上位装置が、上記複数の基地局を関連
する基地局ごとのグループ分けを記憶する第1の記憶手
段と、上記各基地局に位置している携帯端末を記憶する
第2の記憶手段と、所定のグループの基地局に位置して
いる携帯端末への緊急通報の送信に対して応答がなかっ
た際に、追加して送信するグループを記憶する第3の記
憶手段と、上記携帯端末ごとのこの携帯端末を携帯する
駅員の勤務時間を記憶する第4の記憶手段と、所定の基
地局に位置している携帯端末からの緊急通報を受け付け
る受付手段と、この受付手段により受け付けた携帯端末
が位置する基地局を含むグループの基地局を上記第1の
記憶手段から読出し、この読出した基地局に位置してい
る携帯端末を上記第2の記憶手段から読出す第1の読出
手段と、この第1の読出手段により読出され、かつ上記
第4の記憶手段により現在時刻を含む勤務時間の携帯端
末に対して、緊急通報を送信する送信手段と、この送信
手段による緊急通報の送信に対して応答がなかった際
に、上記第3の記憶手段に記憶されているグループの基
地局を上記第1の記憶手段から読出し、この読出した基
地局に位置している携帯端末を上記第2の記憶手段から
読出す第2の読出手段と、この第2の読出手段により読
出されかつ上記第4の記憶手段により現在時刻を含む勤
務時間の携帯端末と、上記第1の読出手段により読出さ
れかつ上記第4の記憶手段により現在時刻を含む勤務時
間の携帯端末に対して、上記送信手段により緊急通報を
送信する処理手段とからなり、上記携帯端末が、上記上
位装置からの緊急通報を報知する報知手段と、この報知
手段の報知に対して回答を応答する応答手段とからな
る。
【0013】この発明の携帯端末は、駅内を移動可能な
駅員が携帯する複数の携帯端末と、駅内に設けられ、そ
れぞれ別々の所定の電波範囲を有し、この電波範囲内の
携帯端末と通信を行う複数の基地局と、上記携帯端末と
上記基地局を介して情報の通信を行う上位装置とからな
り、上記上位装置が、上記複数の基地局を関連する基地
局ごとのグループ分けを記憶する第1の記憶手段と、上
記各基地局に位置している携帯端末を記憶する第2の記
憶手段と、所定のグループの基地局に位置している携帯
端末への緊急通報の送信に対して応答がなかった際に、
追加して送信するグループを記憶する第3の記憶手段
と、緊急通報を行う際に、上記グループ分けした1つの
グループの基地局を上記第1の記憶手段から読出し、こ
の読出した基地局に位置している携帯端末を上記第2の
記憶手段から読出す第1の読出手段と、この第1の読出
手段により読出された携帯端末に対して、緊急通報を送
信する送信手段と、この送信手段による緊急通報の送信
に対して応答がなかった際に、上記第3の記憶手段に記
憶されているグループの基地局を上記第1の記憶手段か
ら読出し、この読出した基地局に位置している携帯端末
を上記第2の記憶手段から読出す第2の読出手段と、こ
の第2の読出手段により読出された携帯端末と、上記第
1の読出手段により読出された携帯端末に対して、上記
送信手段により緊急通報を送信する処理手段とからなる
情報通信システムに用いられる携帯端末において、上記
上位装置からの緊急通報を報知する報知手段と、この報
知手段の報知に対して回答を応答する応答手段とからな
る。
【0014】この発明の情報通信システムは、駅内を移
動可能な駅員が携帯する複数の携帯端末と、駅内に設け
られ、それぞれ別々の所定の電波範囲を有し、この電波
範囲内の携帯端末と通信を行う複数の基地局と、駅内に
設けられ、上記複数の基地局のいずれかに対応し、自動
改札機、自動券売機、または自動精算機等の種々の駅務
機器と、上記携帯端末と上記基地局を介して情報の通信
を行い、かつ上記駅務機器と接続され駅務機器の機器障
害が供給される上位装置とからなり、上記上位装置が、
上記駅務機器の種類ごとに担当する駅員が携帯する携帯
端末を、位置している基地局ととともに記憶する第1の
記憶手段と、各基地局ごとの隣接する基地局を記憶する
第2の記憶手段と、所定の基地局に位置している駅務機
器からの機器障害を受け付ける受付手段と、この受付手
段により機器障害を受け付けた駅務機器が位置する基地
局における上記機器障害の駅務機器の種類に対応した携
帯端末を上記第1の記憶手段から読出す第1の読出手段
と、この第1の読出手段により読出された携帯端末に対
して、機器障害の通報を送信する送信手段と、この送信
手段による機器障害の通報に対して応答がなかった際
に、上記機器障害を受け付けた駅務機器が位置する基地
局に対して上記第2の記憶手段に記憶されている隣接す
る基地局における上記機器障害の駅務機器の種類に対応
した携帯端末を上記第1の記憶手段から読出す第2の読
出手段と、この第2の読出手段により読出された携帯端
末と、上記第1の読出手段により読出された携帯端末に
対して、上記送信手段により機器障害の通報を送信する
処理手段とからなり、上記携帯端末が、上記上位装置か
らの機器障害の通報を報知する報知手段と、この報知手
段の報知に対して回答を応答する応答手段とからなる。
【0015】この発明の情報通信システムは、駅内を移
動可能な駅員が携帯する複数の携帯端末と、駅内に設け
られ、それぞれ別々の所定の電波範囲を有し、この電波
範囲内の携帯端末と通信を行う複数の基地局と、駅内に
設けられ、上記複数の基地局のいずれかに対応し、自動
改札機、自動券売機、または自動精算機等の種々の駅務
機器と、上記携帯端末と上記基地局を介して情報の通信
を行い、かつ上記駅務機器と接続され駅務機器の機器障
害が供給される上位装置とからなり、上記上位装置が、
上記駅務機器の種類ごとに担当する駅員が携帯する携帯
端末を、位置している基地局ととともに記憶する第1の
記憶手段と、各基地局ごとの隣接する基地局を記憶する
第2の記憶手段と、上記携帯端末ごとのこの携帯端末を
携帯する駅員の勤務時間を記憶する第3の記憶手段と、
所定の基地局に位置している駅務機器からの機器障害を
受け付ける受付手段と、この受付手段により機器障害を
受け付けた駅務機器が位置する基地局における上記機器
障害の駅務機器の種類に対応した携帯端末を上記第1の
記憶手段から読出す第1の読出手段と、この第1の読出
手段により読出され、かつ上記第3の記憶手段により現
在時刻を含む勤務時間の携帯端末に対して、機器障害の
通報を送信する送信手段と、この送信手段による機器障
害の通報に対して応答がなかった際に、上記機器障害を
受け付けた駅務機器が位置する基地局に対して上記第2
の記憶手段に記憶されている隣接する基地局における上
記機器障害の駅務機器の種類に対応した携帯端末を上記
第1の記憶手段から読出す第2の読出手段と、この第2
の読出手段により読出され、かつ上記第3の記憶手段に
より現在時刻を含む勤務時間の携帯端末と、上記第1の
読出手段により読出された携帯端末に対して、上記送信
手段により機器障害の通報を送信する処理手段とからな
り、上記携帯端末が、上記上位装置からの機器障害の通
報を報知する報知手段と、この報知手段の報知に対して
回答を応答する応答手段とからなる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照してこの発明の
実施の形態について説明する。
【0017】図1は、鉄道の駅に設置された自動券売
機、自動改札機、自動精算機などの駅務機器に状態を監
視して制御する駅務無線システムとしての情報通信シス
テムのシステム全体構成を示すブロック図である。
【0018】この駅務無線システムは、鉄道の各駅A〜
N毎に専用線(音声系)を扱う構内交換機Eとともに設
置された複数の無線交換機1を介して比較的規模の大き
い大・中規模駅(A駅)と、比較的規模の小さい小規模
駅(B駅)を接続して構成されている。
【0019】各駅A〜Nは、LAN(データ系)を介し
て駅管理センタ(ホストコンピュータ)7に接続されて
いる。
【0020】駅構内外には利用者による金銭の投入をう
けて乗車券を自動的に発券する自動券売機、普通乗車券
や定期乗車券の投入を受けて利用者の通過を許可する自
動改札機、乗車券の投入をうけて出改時に不足分の運賃
精算をする自動精算機などの駅務機器5がそれぞれ所定
台数づつ並設されている。
【0021】また、駅務機器5の近くには、駅務機器5
のトラブル発生時などに利用者による通話を受けるため
のインターホン6がそれぞれ設置されている。
【0022】携帯端末4はシステム内で勤務している駅
員にそれぞれ1台ずつ割り当てられ、無線交換機1に接
続された基地局3の通信エリア内にある全ての携帯端末
4の位置が監視される。
【0023】システム内の全ての携帯端末4のID番号
と各駅員の勤務時間帯、所属エリアとしての基地局I
D、職種や担当機器や勤務エリア(担当エリア)などの
担当データとしてのグループ分けは、駅務機器制御装置
2のデータベースで管理され、書き換え可能に格納され
ている。また、再通知を行う際に用いる他のグループや
近接基地局IDも、駅務機器制御装置2のデータベース
で管理され、書き換え可能に格納されている。
【0024】図2は、駅務無線システムの駅単位のシス
テム構成を示すブロック図である。
【0025】自動券売機、自動改札機、自動精算機など
の駅務機器5において券詰まりなどのトラブルが発生し
たり利用者によってインターホン6の呼出ボタンが押下
されると、データ集計機9、駅務機器制御装置2、無線
交換機1、基地局3を介して、駅員の携帯端末4に機器
障害情報や呼出が通知される。
【0026】なお、自動改札機は、自動改札機制御機5
aを介してデータ集計機9に接続され、自動改札機制御
機5aに接続されている監視盤5bにより監視されてい
る。
【0027】また、無線交換機1には、構内放送用のス
ピーカS、連絡用の電話Tが接続されている。
【0028】尚、駅務機器制御装置2と無線交換機1と
は、コントロール(TCP/IP)、プッシュボタン回
線、デジタルメール回線を介して接続されている。
【0029】これにより、駅員はトラブルの発生場所や
トラブルに関する状況を把握し、携帯端末4を介してト
ラブルを解除するための操作入力をすると共に、インタ
ーホン6を介して音声通話により接客対応を行う。
【0030】また、自動券売機、自動精算機、自動改札
機などの駅務機器5で、稼働中に各種の異常を発生した
駅務機器5の状態情報、機種、号機等の情報は、その内
容に応じてコード化されデータ集計機9を通し、駅務機
器制御装置2に送られる。
【0031】図3は、この実施の形態に関するシステム
全体のハードウェア構成を示すブロック図である。
【0032】このブロック図での必須構成要素は、無線
交換機1、駅務機器制御装置2、基地局3、携帯端末
4、駅管理センタ7である。
【0033】ここで、無線交換機1は、各基地局(K1
〜K3)3、…、と接続されているデータ通信部(M1
〜M3)1a、…、駅務機器制御装置2と接続されてい
るデータ通信部(E1)1a、制御プログラム等が記憶
される不揮発性記憶部1b、無線交換機1の全体を制御
する制御部1d、データ記憶用の記憶部1cとを有して
いる。
【0034】図4は、駅務機器制御装置2および駅務無
線システムに関する駅単位のシステム構成を示すブロッ
ク図である。
【0035】ここで、駅務機器制御装置2は、無線交換
機1と接続されているデータ通信部(B)2e、駅管理
センタ7と接続されているデータ通信部(A)2a、デ
ータ集計機9と接続されているデータ通信部(C)2
p、制御プログラム等が記憶されるとともに上述したデ
ータベースとしての二次記憶部2b、駅務機器制御装置
2の全体を制御する制御部2d、データ記憶用の記憶部
2c、管理している各駅務機器5の状態等を表示する表
示部2m、管理している各駅務機器5等に対する指示等
を入力する入力部2nを有している。
【0036】二次記憶部2bには、システム内の全ての
携帯端末4のID番号と各駅員の勤務時間帯、所属エリ
アとしての基地局ID、担当業務や担当機器や担当エリ
アなどの担当データとしてのグループ分け、再通知を行
う際に用いる他のグループや近接基地局IDが登録され
るようになっている。
【0037】二次記憶部2bには、複数の携帯端末4ご
とのグループが登録されているグループテーブル11、
携帯端末4ごとの電話番号が登録されている電話番号テ
ーブル12、携帯端末4ごとの勤務時間帯が登録されて
いる勤務時間帯テーブル13、携帯端末4ごとの位置が
登録されている位置情報テーブル14、通知を行ったグ
ループに対する再通知を行う際の他のグループが登録さ
れている再通知グループテーブル15、通知を行った位
置に対して再通知を行う際に通知を行う位置を広げるの
に用いる近接位置情報が登録されている近接位置情報テ
ーブル16を格納したデータベースが備えられている。
【0038】図5は、基地局3のハードウェア構成を示
すブロック図である。
【0039】ここで、基地局3は、無線交換機1と接続
されているデータ通信部3d、アンテナa1に接続され
ている無線通信部3a、制御プログラム等が記憶される
不揮発性記憶部3b、基地局3の全体を制御する制御部
3e、データ記憶用の記憶部3cとを有している。
【0040】図6は、携帯端末4のハードウェア構成を
示すブロック図である。
【0041】この携帯端末4は、携帯端末4の全体を制
御するCPU等の制御部4gと、この制御部4gに接続
されている制御プログラム等が記憶される不揮発性記憶
部4i、データ記憶用の記憶部4j、アンテナa2に接
続されている無線通信部4b、報知用のブザー部4h、
音声を変換する音声変換部4d、音声入力部(マイクロ
ホン部)4f、音声出力部(スピーカ部)4e、指示入
力用の入力部4c、案内等が表示される表示部4aで構
成されている。音声変換部4dは、音声入力部(マイク
ロホン部)4fからの音声を電気信号に変換したり、電
気信号を変換して音声出力部(スピーカ部)4eから音
声を出力するものである。
【0042】図7は、駅管理センタ7のハードウェア構
成を示すブロック図である。
【0043】この駅管理センタ7は、駅管理センタ7の
全体を制御するCPU等の制御部7dと、この制御部7
dに接続されている制御プログラム等が記憶される不揮
発性記憶部7f、データ記憶用の記憶部7g、駅務機器
制御装置2と接続されているデータ通信部7e、バック
アップ用のバックアップ部7a、指示入力用の入力部7
c、案内等が表示される表示部7bとで構成されてい
る。
【0044】上記駅務機器制御装置2の二次記憶部2b
に記憶される各テーブルの記憶内容について、図8から
図11を用いて説明する。図8は、各ホームごとの基地
局を説明するものであり、ホーム番号1のホーム上に基
地局B1、B2、B3が配置され、ホーム番号2のホー
ム上に基地局B4、B5、B6、B7が配置され、ホー
ム番号3のホーム上に基地局B8、B9、B10が配置
されるようになっている。図10は、A駅における基地
局を説明するものであり、A駅が9つの基地局B1〜B
10により構成されるようになっている。
【0045】まず、各携帯端末4のグループ分けが担当
エリアごとに行われる場合について、図8、図9の
(a)から(e)を用いて説明する。この場合、担当エ
リアとしては図8に示す各ホームごとに対応しており、
例えばグループAがホーム番号1のホーム上の各基地局
B1、B2、B3に対応し、グループBがホーム番号2
のホーム上の各基地局B4、B5、B6、B7に対応
し、グループCがホーム番号3のホーム上の各基地局B
8、B9、B10に対応するようになっている。また、
端末IDがT1〜T4の携帯端末4を持つ駅員の担当エ
リアがホーム番号1のホーム上となっており、端末ID
がT5〜T8の携帯端末4を持つ駅員の担当エリアがホ
ーム番号2のホーム上となっている。
【0046】このような条件に基づく、各テーブルの記
憶例を、図9の(a)から(e)を用いて説明する。
【0047】すなわち、図9の(a)は、上記グループ
テーブル11を示し、ホーム番号1のホーム上が担当エ
リアであるグループAの携帯端末4、…として、端末I
D「T1、T2、T3、T4」が格納され、ホーム番号
2のホーム上が担当エリアであるグループBの携帯端末
4、…として、端末ID「T5、T6、T7、T8」が
格納されている。
【0048】この場合、端末ID「T1、T2、T3、
T4」の携帯端末4、…を所持する駅員の担当エリアが
ホーム番号1のホーム上であることを示しており、これ
をグループAとしている。また、端末ID「T5、T
6、T7、T8」の携帯端末4、…を所持する駅員の担
当エリアがホーム番号2のホーム上であることを示して
おり、これをグループBとしている。
【0049】また、図9の(b)は、上記電話番号テー
ブル12を示し、各端末ID(T1、T2、T3、T
4、T5、T6、…)に対応する電話番号が格納されて
いる。
【0050】また、図9の(c)は、上記勤務時間帯テ
ーブル13を示し、各端末ID(T1、T2、T3、T
4、T5、T6、…)に対応する勤務時間帯が、時間順
に格納されている。この場合、勤務時間帯を複数持つ端
末IDも存在する。
【0051】また、図9の(d)は、上記位置情報テー
ブル14を示し、各端末ID(T1、T2、T3、T
4、T5、T6、…)に対応する位置情報としての基地
局ID(B1、B2、B3、B4、…)が格納されてい
る。
【0052】また、図9の(e)は、上記再通知グルー
プテーブル15を示し、各グループA、B、…に対応す
る再通知を行う別のグループ名としての再通知グループ
名A、B、…が格納されている。
【0053】この場合、グループAに対して、グループ
Bが再通知グループ名として格納され、グループAに対
応するホーム番号1のホーム上からの応答がなかった際
に、グループBに対応するホーム番号2のホーム上も通
知の対象に広げるようになっている。
【0054】上記グループテーブル11、電話番号テー
ブル12、勤務時間帯テーブル13、再通知グループテ
ーブル15の内容は、あらかじめ格納されているもので
あり、上記位置情報テーブル14の内容は、携帯端末4
を所持する駅員の移動に伴って変更されるようになって
いる。
【0055】次に、各携帯端末4のグループ分けが担当
機種(あるいは職種)ごとに行われる場合について図1
0、図11の(a)から(c)を用いて説明する。この
場合、担当機種としては、例えばグループAが自動改札
機に対応し、グループBが自動券売機に対応するように
なっている。この際、グループAの各端末IDの携帯端
末4を持つ駅員は、図10のような所定の駅における種
々のエリアに分散して配置され、グループBの各端末I
Dの携帯端末4を持つ駅員は、図10のような所定の駅
における種々のエリアに分散して配置される。
【0056】上記の場合、複数のグループつまり複数の
担当機種を1人の駅員が担当しても良い。
【0057】このような条件に基づく、各テーブルの記
憶例を、図11の(a)から(c)を用いて説明する。
【0058】すなわち、図11の(a)は、上記グルー
プテーブル11を示し、担当機種が自動改札機であるグ
ループAの携帯端末4、…として、端末ID「T1、T
2、T3、T4」が格納され、担当機種が自動改札機で
あるグループBの携帯端末4、…として、端末ID「T
2、T3、T5、T6」が格納されている。
【0059】また、図11の(b)は、上記位置情報テ
ーブル14を示し、各端末ID(T1、T2、T3、T
4、T5、T6、…)に対応する位置情報としての基地
局ID(B1、B2、B3、B4、…)が格納されてい
る。
【0060】また、図11の(c)は、上記近接位置情
報テーブル16を示し、各基地局B1、…の基地局ID
に対応して、さらに再通知を行う別の基地局としての近
接基地局IDが格納されている。
【0061】この場合、基地局B1に対して、基地局B
2、B4が近接基地局IDとして格納され、基地局B2
に対して、基地局B1、B3、B5が近接基地局IDと
して格納され、基地局B3に対して、基地局B2、B6
が近接基地局IDとして格納され、基地局B4に対し
て、基地局B1、B5、B7が近接基地局IDとして格
納され、基地局B5に対して、基地局B2、B4、B
6、B8が近接基地局IDとして格納され、基地局B6
に対して、基地局B3、B5が近接基地局IDとして格
納される。
【0062】図8、図10において、各基地局3のそれ
ぞれ基地局電波範囲(図の〇)内に各駅員が所持する複
数の携帯端末4が配置されていることにより、ある駅員
がどの基地局3の基地局電波範囲にいても、その携帯端
末4の位置情報をいずれかの基地局3で取得することが
できるようになる。
【0063】次に、上記携帯端末(端末ID「T1」)
4を所持する駅員が、異なる基地局(B2からB1:図
8、図10参照)に移動した際の処理について、図12
に示すフローチャートを参照しつつ説明する。たとえば
この場合、位置情報テーブル14には端末ID「T1」
に対応して基地局ID「B2」が格納されているものと
する。
【0064】この状態において、端末ID「T1」の携
帯端末4を所持する駅員が、基地局B2から基地局B1
に移動する(ST1)。すると、基地局B1は端末ID
「T1」の携帯端末4が電波範囲内に入ったことを検知
した際に(ST2)、この端末ID「T1」の基地局I
D「B1」への移動を無線交換機1を介して駅務機器制
御装置2に通知する(ST3、4)。この通知により、
駅務機器制御装置2は位置情報テーブル14の端末ID
「T1」に対応する基地局IDを「B1」に更新する
(ST5)。
【0065】次に、上記した図8、図9を用いて説明し
たグループ分けが担当エリアごとの場合において、携帯
端末(端末ID「T3」)4を所持する駅員が、緊急連
絡として障害者の補助を通知した際の処理について、図
13から図17に示すフローチャートを参照しつつ説明
する。
【0066】すなわち、携帯端末(端末ID「T3」)
4からの緊急連絡は、無線交換機1を介して駅務機器制
御装置2に通知される。この通知により、駅務機器制御
装置2は緊急連絡などの情報通知事象の発生を判断し
(ST11)、連絡のあった携帯端末(端末ID「T
3」)4と同じグループ(担当エリアが同一)つまりグ
ループAを通知先グループとして選択し(ST12)、
グループテーブル11(図9の(a))から緊急連絡を
した携帯端末4を除く該当する端末IDを検索し(T
2、T3、T4)(ST13)、現在時刻を取得し(S
T14)、この取得した現在時刻(10:00)と勤務
時間帯テーブル13の該当する端末IDの勤務時間帯に
より現在勤務中の端末IDを検索する(T1、T2)
(ST15)。ついで、駅務機器制御装置2はこの検索
した端末ID「T1、T2」の携帯端末4に対する回線
接続要求を無線交換機1に通知する(電話番号テーブル
12参照)(ST18)。
【0067】また、無線交換機1、基地局ID「B1、
B2」の基地局3、端末ID「T1、T2」の携帯端末
4は、それぞれ回線接続待ち状態となっている(ST1
9、22、25)。
【0068】したがって、駅務機器制御装置2からの回
線接続要求が無線交換機1、基地局ID「B1、B2」
の基地局3を介して端末ID「T1、T2」の携帯端末
4に通知される(ST20、21、23、24、2
6)。
【0069】また、駅務機器制御装置2、無線交換機
1、基地局ID「B1、B2」の基地局3、端末ID
「T1、T2」の携帯端末4は、それぞれ完了通知待ち
状態となっている(ST34、31、27)。
【0070】そして、端末ID「T1、T2」の携帯端
末4による接続完了通知は、基地局ID「B1、B2」
の基地局3、無線交換機1を介して駅務機器制御装置2
に通知される(ST28、29、30、32、33、3
5)。
【0071】この接続完了通知により、駅務機器制御装
置2からの緊急連絡の内容としての障害者の補助要求が
無線交換機1、基地局ID「B1、B2」の基地局3を
介して端末ID「T1、T2」の携帯端末4に通知され
る(ST36、37、38、39)。
【0072】この通知が、携帯端末4の表示部4aに表
示されるとともに、ブザー部4h荷より通知を報知す
る。この表示に基づいて、端末ID「T1、T2」の携
帯端末4を所持する駅員は対応可能な場合、入力部4c
により応答を入力する。
【0073】これにより、端末ID「T1、T2」の携
帯端末4からの応答が、基地局ID「B1、B2」の基
地局3、無線交換機1を介して駅務機器制御装置2に通
知される(ST41、42、43、44)。
【0074】したがって、駅務機器制御装置2はステッ
プ36による通知を行った後、端末ID「T1、T2」
の携帯端末4からの応答待ち状態となり(ST51)、
所定時間内に応答が来た際に(ST52)、緊急連絡の
処理を終了する。
【0075】また、駅務機器制御装置2は所定時間経過
しても応答がない場合に(ST52)、再通知グループ
テーブル15(図9の(e))により上記グループAに
対応する再通知グループ名としてグループBを検索し
(ST53)、この検索したグループBと最初に選択さ
れたグループAとを通知先グループとして選択し(ST
54)、ステップ13に戻り、グループA、Bを通知先
グループとしてステップ13から44が処理される。
【0076】これにより、上記端末ID「T1、T2」
の携帯端末4に対して緊急連絡の内容としての障害者の
補助要求が通知されるとともに、グループB内の現在勤
務中の端末ID「T5、T6」の携帯端末4に対しても
緊急連絡の内容としての障害者の補助要求が通知され
る。
【0077】なお、上記ステップ15の後、通知する携
帯端末4を絞り込む場合には以下のステップ16、17
を、上記ステップ15と18の間に挿入する。すなわ
ち、駅務機器制御装置2は緊急連絡をした携帯端末(端
末ID「T3」)が位置する基地局ID「B1」を通知
位置として選択し(ST16)、この選択した基地局I
D「B1」に対応する端末ID「T1」を位置情報テー
ブル14(図9の(d))から検索する(ST17)。
【0078】上記したように、駅務無線システムにおい
て、駅員に携帯電話などを用いて緊急連絡などの情報を
通知する場合、事前に駅員の担当エリア毎のグループを
登録しておき、そのグループの駅員に通知するものにお
いて、そのグループの駅員からの応答がなかった際に、
他の担当エリアのグループたとえば隣の担当エリアのグ
ループの駅員にも緊急連絡などの情報を通知するように
したものである。
【0079】これにより、緊急連絡などの情報を再度通
知する場合に、対象となる携帯電話つまり駅員を増やす
ことができ、緊急連絡による駅員の対応を迅速に行うこ
とができる。
【0080】次に、上記した図10、図11を用いて説
明したグループ分けが担当機種(職種)ごとの場合にお
いて、図10に示す基地局ID「B1」の基地局3の電
波範囲内における駅務機器5の機器障害(機器故障)の
連絡が通知された際の処理について、図13から図1
6、図18に示すフローチャートを参照しつつ説明す
る。
【0081】すなわち、基地局ID「B1」の基地局3
の電波範囲内における自動改札機としての駅務機器5に
おいて券詰まりなどのトラブルが発生したり利用者によ
ってインターホン6の呼出ボタンが押下されると、機器
障害情報がデータ集計機9を介して、駅務機器制御装置
2に通知される。この通知により、駅務機器制御装置2
は機器障害連絡などの情報通知事象の発生を判断し(S
T11)、連絡のあった駅務機器5(自動改札機)と同
じ機種に対応するグループつまりグループAを通知先グ
ループとして選択し(ST12)、グループテーブル1
1(図11の(a))から該当する端末IDを検索し
(T1、T2、T3、T4)(ST13)、現在時刻を
取得し(ST14)、この取得した現在時刻(10:0
0)と勤務時間帯テーブル13(図9の(c))の該当
する端末IDの勤務時間帯により現在勤務中の端末ID
を検索する(T1、T2、T3、T4)(ST15)。
ついで、駅務機器制御装置2は機器障害の連絡をした駅
務機器5が位置する基地局ID「B1」を通知位置とし
て選択し(ST16)、この選択した基地局ID「B
1」に対応する端末ID「T1、T4」を位置情報テー
ブル14(図11の(b))から検索する(ST1
7)。ついで、駅務機器制御装置2はこの検索した端末
ID「T1、T4」の携帯端末4に対する回線接続要求
を無線交換機1に通知する(電話番号テーブル12参
照)(ST18)。
【0082】また、無線交換機1、基地局ID「B1」
の基地局3、端末ID「T1、T4」の携帯端末4は、
それぞれ回線接続待ち状態となっている(ST19、2
2、25)。
【0083】したがって、駅務機器制御装置2からの回
線接続要求が無線交換機1、基地局ID「B1」の基地
局3を介して端末ID「T1、T4」の携帯端末4に通
知される(ST20、21、23、24、26)。
【0084】また、駅務機器制御装置2、無線交換機
1、基地局ID「B1」の基地局3、端末ID「T1、
T4」の携帯端末4は、それぞれ完了通知待ち状態とな
っている(ST34、31、27)。
【0085】そして、端末ID「T1、T4」の携帯端
末4による接続完了通知は、基地局ID「B1」の基地
局3、無線交換機1を介して駅務機器制御装置2に通知
される(ST28、29、30、32、33、35)。
【0086】この接続完了通知により、駅務機器制御装
置2からの緊急連絡の内容としての障害者の補助要求が
無線交換機1、基地局ID「B1」の基地局3を介して
端末ID「T1、T4」の携帯端末4に通知される(S
T36、37、38、39)。
【0087】この通知が、携帯端末4の表示部4aに表
示されるとともに、ブザー部4h荷より通知を報知す
る。この表示に基づいて、端末ID「T1、T4」の携
帯端末4を所持する駅員は対応可能な場合、入力部4c
により応答を入力する。
【0088】これにより、端末ID「T1、T4」の携
帯端末4からの応答が、基地局ID「B1」の基地局
3、無線交換機1を介して駅務機器制御装置2に通知さ
れる(ST41、42、43、44)。
【0089】したがって、駅務機器制御装置2はステッ
プ36による通知を行った後、端末ID「T1、T4」
の携帯端末4からの応答待ち状態となり(ST61)、
所定時間内に応答が来た際に(ST62)、機器障害の
連絡の処理を終了する。
【0090】また、駅務機器制御装置2は所定時間経過
しても応答がない場合に(ST62)、近接位置情報テ
ーブル16(図11の(c))により上記基地局ID
「B1」に対応する近接基地局IDとして基地局ID
「B2、B4」を検索し(ST63)、この検索した基
地局ID「B2、B4」と最初に選択された基地局ID
「B1」とを通知先グループとして選択し(ST6
4)、ステップ16に戻り、基地局ID「B1、B2」
を通知先グループとしてステップ16から44が処理さ
れる。
【0091】これにより、上記端末ID「T1、T2、
T4」の携帯端末4に対して機器障害の連絡が通知され
る。
【0092】また、勤務時間について考慮せずに通知を
行うようにしても良い。
【0093】上記したように、駅務無線システムにおい
て、駅員に携帯電話などを用いて機器障害の連絡などの
情報を通知する場合、事前に駅員の担当機器毎のグルー
プを登録しておき、そのグループの上記障害機器の基地
局に対応している駅員に通知するものにおいて、その駅
員からの応答がなかった際に、隣接する基地局の担当機
器が同じ駅員にも機器障害の情報を通知するようにした
ものである。
【0094】これにより、機器障害の連絡などの情報を
再度通知する場合に、対象となる携帯電話つまり駅員を
増やすことができ、機器障害の連絡による駅員の対応を
迅速に行うことができる。
【0095】上記の結果、現在勤務中でなく情報を通知
されても対応することができない者や、故障機器から離
れた場所にいて迅速に対応することができない者など、
無駄な情報通知を行うことを防止することができる。そ
の結果、本当に必要な情報だけを該当者に通知すること
ができ、業務効率の向上が期待できる。
【0096】更に、緊急通報、機器故障の対応など、情
報通知が確実に行われなければならない場合において
も、容易かつ確実に情報再通知を行うことができ、シス
テムの安定性が向上する。
【0097】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、緊急通報、機器故障の通報など、情報通知が確実に
行われなければならない場合においても、容易かつ確実
に再通知を行うことができる情報通信システムと情報通
信システムの通報方法と携帯端末を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施形態に係る駅務無線システムの
全体構成を示すブロック図。
【図2】駅務無線システムの駅単位のシステム構成を示
すブロック図。
【図3】システム全体のハードウェア構成を示すブロッ
ク図。
【図4】駅務機器制御装置および駅務無線システムに関
する駅単位のシステム構成を示すブロック図。
【図5】基地局のハードウェア構成を示すブロック図。
【図6】携帯端末の概要構成をより具体化して示すブロ
ック図。
【図7】駅管理センタのハードウェア構成を示すブロッ
ク図。
【図8】各ホームごとの基地局を説明する図。
【図9】二次記憶部における各テーブルの記憶例を説明
する図。
【図10】駅における基地局を説明する図。
【図11】二次記憶部における各テーブルの記憶例を説
明する図。
【図12】携帯端末を所持する駅員が、異なる基地局に
移動した際の処理を説明するためのフローチャート。
【図13】緊急連絡、機器障害の連絡が通知された際の
処理を説明するためのフローチャート。
【図14】緊急連絡、機器障害の連絡が通知された際の
処理を説明するためのフローチャート。
【図15】緊急連絡、機器障害の連絡が通知された際の
処理を説明するためのフローチャート。
【図16】緊急連絡、機器障害の連絡が通知された際の
処理を説明するためのフローチャート。
【図17】緊急連絡の連絡が通知された際の処理を説明
するためのフローチャート。
【図18】機器障害の連絡が通知された際の処理を説明
するためのフローチャート。
【符号の説明】
1…無線交換機 2…駅務機器制御装置 3…基地局 4…携帯端末 5…駅務機器 6…インターホン 7…駅管理センタ 9…データ集計機

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 駅内を移動可能な駅員が携帯する複数の
    携帯端末と、 駅内に設けられ、それぞれ別々の所定の電波範囲を有
    し、この電波範囲内の携帯端末と通信を行う複数の基地
    局と、 上記携帯端末と上記基地局を介して情報の通信を行う上
    位装置とからなり、 上記上位装置が、 上記複数の基地局を関連する基地局ごとのグループ分け
    を記憶する第1の記憶手段と、 上記各基地局に位置している携帯端末を記憶する第2の
    記憶手段と、 所定のグループの基地局に位置している携帯端末への緊
    急通報の送信に対して応答がなかった際に、追加して送
    信するグループを記憶する第3の記憶手段と、 緊急通報を行う際に、上記グループ分けした1つのグル
    ープの基地局を上記第1の記憶手段から読出し、この読
    出した基地局に位置している携帯端末を上記第2の記憶
    手段から読出す第1の読出手段と、 この第1の読出手段により読出された携帯端末に対し
    て、緊急通報を送信する送信手段と、 この送信手段による緊急通報の送信に対して応答がなか
    った際に、上記第3の記憶手段に記憶されているグルー
    プの基地局を上記第1の記憶手段から読出し、この読出
    した基地局に位置している携帯端末を上記第2の記憶手
    段から読出す第2の読出手段と、 この第2の読出手段により読出された携帯端末と、上記
    第1の読出手段により読出された携帯端末に対して、上
    記送信手段により緊急通報を送信する処理手段とからな
    り、 上記携帯端末が、 上記上位装置からの緊急通報を報知する報知手段と、 この報知手段の報知に対して回答を応答する応答手段と
    からなる、 ことを特徴とする情報通信システム。
  2. 【請求項2】 駅内を移動可能な駅員が携帯する複数の
    携帯端末と、 駅内に設けられ、それぞれ別々の所定の電波範囲を有
    し、この電波範囲内の携帯端末と通信を行う複数の基地
    局と、 上記携帯端末と上記基地局を介して情報の通信を行う上
    位装置とからなり、 上記上位装置が、 上記複数の基地局を関連する基地局ごとのグループ分け
    を記憶する第1の記憶手段と、 上記各基地局に位置している携帯端末を記憶する第2の
    記憶手段と、 所定のグループの基地局に位置している携帯端末への緊
    急通報の送信に対して応答がなかった際に、追加して送
    信するグループを記憶する第3の記憶手段と、 所定の基地局に位置している携帯端末からの緊急通報を
    受け付ける受付手段と、 この受付手段により受け付けた携帯端末が位置する基地
    局を含むグループの基地局を上記第1の記憶手段から読
    出し、この読出した基地局に位置している携帯端末を上
    記第2の記憶手段から読出す第1の読出手段と、 この第1の読出手段により読出された携帯端末に対し
    て、緊急通報を送信する送信手段と、 この送信手段による緊急通報の送信に対して応答がなか
    った際に、上記第3の記憶手段に記憶されているグルー
    プの基地局を上記第1の記憶手段から読出し、この読出
    した基地局に位置している携帯端末を上記第2の記憶手
    段から読出す第2の読出手段と、 この第2の読出手段により読出された携帯端末と、上記
    第1の読出手段により読出された携帯端末に対して、上
    記送信手段により緊急通報を送信する処理手段とからな
    り、 上記携帯端末が、 上記上位装置からの緊急通報を報知する報知手段と、 この報知手段の報知に対して回答を応答する応答手段と
    からなる、 ことを特徴とする情報通信システム。
  3. 【請求項3】 駅内を移動可能な駅員が携帯する複数の
    携帯端末と、 駅内に設けられ、それぞれ別々の所定の電波範囲を有
    し、この電波範囲内の携帯端末と通信を行う複数の基地
    局と、 上記携帯端末と上記基地局を介して情報の通信を行う上
    位装置とからなり、 上記上位装置が、 上記複数の基地局を関連する基地局ごとのグループ分け
    を記憶する第1の記憶手段と、 上記各基地局に位置している携帯端末を記憶する第2の
    記憶手段と、 所定のグループの基地局に位置している携帯端末への緊
    急通報の送信に対して応答がなかった際に、追加して送
    信するグループを記憶する第3の記憶手段と、 上記携帯端末ごとのこの携帯端末を携帯する駅員の勤務
    時間を記憶する第4の記憶手段と、 緊急通報を行う際に、上記グループ分けした1つのグル
    ープの基地局を上記第1の記憶手段から読出し、この読
    出した基地局に位置している携帯端末を上記第2の記憶
    手段から読出す第1の読出手段と、 この第1の読出手段により読出され、かつ上記第4の記
    憶手段により現在時刻を含む勤務時間の携帯端末に対し
    て、緊急通報を送信する送信手段と、 この送信手段による緊急通報の送信に対して応答がなか
    った際に、上記第3の記憶手段に記憶されているグルー
    プの基地局を上記第1の記憶手段から読出し、この読出
    した基地局に位置している携帯端末を上記第2の記憶手
    段から読出す第2の読出手段と、 この第2の読出手段により読出されかつ上記第4の記憶
    手段により現在時刻を含む勤務時間の携帯端末と、上記
    第1の読出手段により読出されかつ上記第4の記憶手段
    により現在時刻を含む勤務時間の携帯端末に対して、上
    記送信手段により緊急通報を送信する処理手段とからな
    り、 上記携帯端末が、 上記上位装置からの緊急通報を報知する報知手段と、 この報知手段の報知に対して回答を応答する応答手段と
    からなる、 ことを特徴とする情報通信システム。
  4. 【請求項4】 駅内を移動可能な駅員が携帯する複数の
    携帯端末と、 駅内に設けられ、それぞれ別々の所定の電波範囲を有
    し、この電波範囲内の携帯端末と通信を行う複数の基地
    局と、 上記携帯端末と上記基地局を介して情報の通信を行う上
    位装置とからなり、 上記上位装置が、 上記複数の基地局を関連する基地局ごとのグループ分け
    を記憶する第1の記憶手段と、 上記各基地局に位置している携帯端末を記憶する第2の
    記憶手段と、 所定のグループの基地局に位置している携帯端末への緊
    急通報の送信に対して応答がなかった際に、追加して送
    信するグループを記憶する第3の記憶手段と、 上記携帯端末ごとのこの携帯端末を携帯する駅員の勤務
    時間を記憶する第4の記憶手段と、 所定の基地局に位置している携帯端末からの緊急通報を
    受け付ける受付手段と、 この受付手段により受け付けた携帯端末が位置する基地
    局を含むグループの基地局を上記第1の記憶手段から読
    出し、この読出した基地局に位置している携帯端末を上
    記第2の記憶手段から読出す第1の読出手段と、 この第1の読出手段により読出され、かつ上記第4の記
    憶手段により現在時刻を含む勤務時間の携帯端末に対し
    て、緊急通報を送信する送信手段と、 この送信手段による緊急通報の送信に対して応答がなか
    った際に、上記第3の記憶手段に記憶されているグルー
    プの基地局を上記第1の記憶手段から読出し、この読出
    した基地局に位置している携帯端末を上記第2の記憶手
    段から読出す第2の読出手段と、 この第2の読出手段により読出されかつ上記第4の記憶
    手段により現在時刻を含む勤務時間の携帯端末と、上記
    第1の読出手段により読出されかつ上記第4の記憶手段
    により現在時刻を含む勤務時間の携帯端末に対して、上
    記送信手段により緊急通報を送信する処理手段とからな
    り、 上記携帯端末が、 上記上位装置からの緊急通報を報知する報知手段と、 この報知手段の報知に対して回答を応答する応答手段と
    からなる、 ことを特徴とする情報通信システム。
  5. 【請求項5】 駅内を移動可能な駅員が携帯する複数の
    携帯端末と、 駅内に設けられ、それぞれ別々の所定の電波範囲を有
    し、この電波範囲内の携帯端末と通信を行う複数の基地
    局と、 上記携帯端末と上記基地局を介して情報の通信を行う上
    位装置とからなるものにおいて、 上記上位装置が、 上記複数の基地局を関連する基地局ごとのグループ分け
    を第1の記憶手段で記憶し、 上記各基地局に位置している携帯端末を第2の記憶手段
    で記憶し、 所定のグループの基地局に位置している携帯端末への緊
    急通報の送信に対して応答がなかった際に、追加して送
    信するグループを第3の記憶手段で記憶し、 所定の基地局に位置している携帯端末からの緊急通報を
    受け付け、 この受け付けた携帯端末が位置する基地局を含むグルー
    プの基地局を上記第1の記憶手段から読出し、 この読出した基地局に位置している携帯端末を上記第2
    の記憶手段から読出し、 この読出された携帯端末に対して、緊急通報を送信し、 この送信に対して応答がなかった際に、上記第3の記憶
    手段に記憶されているグループの基地局を上記第1の記
    憶手段から読出し、 この読出した基地局に位置している携帯端末を上記第2
    の記憶手段から読出し、 この読出された携帯端末と、上記読出された携帯端末に
    対して緊急通報を送信するものであり、 上記携帯端末が、 上記上位装置からの緊急通報を報知し、 この報知に対して回答を応答する、 ことを特徴とする情報通信システムの通報方法。
  6. 【請求項6】 駅内を移動可能な駅員が携帯する複数の
    携帯端末と、 駅内に設けられ、それぞれ別々の所定の電波範囲を有
    し、この電波範囲内の携帯端末と通信を行う複数の基地
    局と、 上記携帯端末と上記基地局を介して情報の通信を行う上
    位装置とからなり、 上記上位装置が、 上記複数の基地局を関連する基地局ごとのグループ分け
    を記憶する第1の記憶手段と、 上記各基地局に位置している携帯端末を記憶する第2の
    記憶手段と、 所定のグループの基地局に位置している携帯端末への緊
    急通報の送信に対して応答がなかった際に、追加して送
    信するグループを記憶する第3の記憶手段と、 緊急通報を行う際に、上記グループ分けした1つのグル
    ープの基地局を上記第1の記憶手段から読出し、この読
    出した基地局に位置している携帯端末を上記第2の記憶
    手段から読出す第1の読出手段と、 この第1の読出手段により読出された携帯端末に対し
    て、緊急通報を送信する送信手段と、 この送信手段による緊急通報の送信に対して応答がなか
    った際に、上記第3の記憶手段に記憶されているグルー
    プの基地局を上記第1の記憶手段から読出し、この読出
    した基地局に位置している携帯端末を上記第2の記憶手
    段から読出す第2の読出手段と、 この第2の読出手段により読出された携帯端末と、上記
    第1の読出手段により読出された携帯端末に対して、上
    記送信手段により緊急通報を送信する処理手段とからな
    る情報通信システムに用いられる携帯端末において、 上記上位装置からの緊急通報を報知する報知手段と、 この報知手段の報知に対して回答を応答する応答手段
    と、 を具備したことを特徴とする携帯端末。
  7. 【請求項7】 駅内を移動可能な駅員が携帯する複数の
    携帯端末と、 駅内に設けられ、それぞれ別々の所定の電波範囲を有
    し、この電波範囲内の携帯端末と通信を行う複数の基地
    局と、 駅内に設けられ、上記複数の基地局のいずれかに対応
    し、自動改札機、自動券売機、または自動精算機等の種
    々の駅務機器と、 上記携帯端末と上記基地局を介して情報の通信を行い、
    かつ上記駅務機器と接続され駅務機器の機器障害が供給
    される上位装置とからなり、 上記上位装置が、 上記駅務機器の種類ごとに担当する駅員が携帯する携帯
    端末を、位置している基地局ととともに記憶する第1の
    記憶手段と、 各基地局ごとの隣接する基地局を記憶する第2の記憶手
    段と、 所定の基地局に位置している駅務機器からの機器障害を
    受け付ける受付手段と、 この受付手段により機器障害を受け付けた駅務機器が位
    置する基地局における上記機器障害の駅務機器の種類に
    対応した携帯端末を上記第1の記憶手段から読出す第1
    の読出手段と、 この第1の読出手段により読出された携帯端末に対し
    て、機器障害の通報を送信する送信手段と、 この送信手段による機器障害の通報に対して応答がなか
    った際に、上記機器障害を受け付けた駅務機器が位置す
    る基地局に対して上記第2の記憶手段に記憶されている
    隣接する基地局における上記機器障害の駅務機器の種類
    に対応した携帯端末を上記第1の記憶手段から読出す第
    2の読出手段と、 この第2の読出手段により読出された携帯端末と、上記
    第1の読出手段により読出された携帯端末に対して、上
    記送信手段により機器障害の通報を送信する処理手段と
    からなり、 上記携帯端末が、 上記上位装置からの機器障害の通報を報知する報知手段
    と、 この報知手段の報知に対して回答を応答する応答手段と
    からなる、 ことを特徴とする情報通信システム。
  8. 【請求項8】 駅内を移動可能な駅員が携帯する複数の
    携帯端末と、 駅内に設けられ、それぞれ別々の所定の電波範囲を有
    し、この電波範囲内の携帯端末と通信を行う複数の基地
    局と、 駅内に設けられ、上記複数の基地局のいずれかに対応
    し、自動改札機、自動券売機、または自動精算機等の種
    々の駅務機器と、 上記携帯端末と上記基地局を介して情報の通信を行い、
    かつ上記駅務機器と接続され駅務機器の機器障害が供給
    される上位装置とからなり、 上記上位装置が、 上記駅務機器の種類ごとに担当する駅員が携帯する携帯
    端末を、位置している基地局ととともに記憶する第1の
    記憶手段と、 各基地局ごとの隣接する基地局を記憶する第2の記憶手
    段と、 上記携帯端末ごとのこの携帯端末を携帯する駅員の勤務
    時間を記憶する第3の記憶手段と、 所定の基地局に位置している駅務機器からの機器障害を
    受け付ける受付手段と、 この受付手段により機器障害を受け付けた駅務機器が位
    置する基地局における上記機器障害の駅務機器の種類に
    対応した携帯端末を上記第1の記憶手段から読出す第1
    の読出手段と、 この第1の読出手段により読出され、かつ上記第3の記
    憶手段により現在時刻を含む勤務時間の携帯端末に対し
    て、機器障害の通報を送信する送信手段と、 この送信手段による機器障害の通報に対して応答がなか
    った際に、上記機器障害を受け付けた駅務機器が位置す
    る基地局に対して上記第2の記憶手段に記憶されている
    隣接する基地局における上記機器障害の駅務機器の種類
    に対応した携帯端末を上記第1の記憶手段から読出す第
    2の読出手段と、 この第2の読出手段により読出され、かつ上記第3の記
    憶手段により現在時刻を含む勤務時間の携帯端末と、上
    記第1の読出手段により読出された携帯端末に対して、
    上記送信手段により機器障害の通報を送信する処理手段
    とからなり、 上記携帯端末が、 上記上位装置からの機器障害の通報を報知する報知手段
    と、 この報知手段の報知に対して回答を応答する応答手段と
    からなる、 ことを特徴とする情報通信システム。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20030005761A (ko) * 2001-07-10 2003-01-23 주식회사 니츠 내부통신망 불법사용방지방법 및 그 장치
JP2005045551A (ja) * 2003-07-22 2005-02-17 Kyocera Mita Corp 部門管理機能を有する画像処理装置

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KR20030005761A (ko) * 2001-07-10 2003-01-23 주식회사 니츠 내부통신망 불법사용방지방법 및 그 장치
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