JP2000316005A - カートリッジ、多機能複合端末、及び通信ネットワークシステム - Google Patents

カートリッジ、多機能複合端末、及び通信ネットワークシステム

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JP2000316005A
JP2000316005A JP11122583A JP12258399A JP2000316005A JP 2000316005 A JP2000316005 A JP 2000316005A JP 11122583 A JP11122583 A JP 11122583A JP 12258399 A JP12258399 A JP 12258399A JP 2000316005 A JP2000316005 A JP 2000316005A
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Atsushi Fujimoto
淳 富士本
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Seta Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 テレビゲーム機を容易かつ安価に多機能複合
端末化でき、テレビゲーム機を通信端末とする多機能通
信ネットワークを構築する。 【解決手段】 テレビゲーム機本体10に接続するカー
トリッジ20をモデム機能を含めて多機能化する。モデ
ムを構成するアナログ回路、A/D,D/A変換回路、
ROM、RAM、変復調回路、モデム用CPU、モデム
用電源、インタフェース回路のうちの、変復調回路、モ
デム用CPUの機能をソフトマイクロコード化して、テ
レビゲーム機用CPUで実現する。カートリッジ20の
電源はテレビゲーム機本体10の電源を利用する。多機
能化するために、カートリッジ20のケース21に、光
端子31a、MIDI端子31b、マイク端子31c、
電話モジュラー端子31d、ビデオキャプチャ端子31
e、ICカード挿入孔31fを設ける。テレビゲーム機
本体10にディスクドライブ60を装着し、多機能通信
ネットワークにアクセス可能なソフトを記憶した記憶媒
体Mをセットする。電話モジュラー端子31dを介して
通信ネットワークに接続する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はテレビゲーム機を主
体としたカートリッジ、多機能複合端末、及び通信ネッ
トワークシステムに係り、特にテレビゲーム機を用いて
多機能のサービスを簡易に受けられるようにしたものに
関する。
【0002】
【従来の技術】最近のテレビゲーム機では、これにモデ
ムを接続して、インターネットにアクセスできるように
なっている。テレビゲーム機に接続される従来のモデム
は、図11に示すように、インタフェース回路101、
変復調回路102、モデム用CPU(コントロール及び
プロトコルを担う)103、A/D,D/A変換器10
4、ROM105、RAM106、アナログ回路10
7、およびモデム用電源108から構成されている。
【0003】また最近では、通信端末の多機能化の要請
を受けて前記モデムを多機能化してテレビゲーム機を多
機能複合端末として位置付け、これで多機能サービスが
受けられるようにすることが提案されている。これを実
現するには、図12に示すように、多機能複合端末を、
モデム、光通信、MIDI、マイク入力、ビデオキャプ
チャ入力等の機能を実現する手段を個別に設けたハード
ウェアにて構成することになる。モデム100について
は前述したように構成する。光通信回路200に関して
は、インタフェース回路201、コントローラ202、
受信・送信システム203で構成する。MIDI−I/
F(インタフェース)300はインタフェース回路30
1、1チップマイコン302、インタフェース回路30
3で構成する。マイク入力回路400はインタフェース
回路401、A/D変換器402、オペアンプ403で
構成する。そしてビデオ入力回路500はインタフェー
ス回路501、キャプチャ回路502、アナログ回路5
03で構成する。そしてICカード+ダングル回路60
0はインタフェース回路601、1チップマイコン60
2、ROM603、RAM604、インタフェース回路
605で構成する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述した従来
のモデムおよび多機能複合端末には次のような問題があ
った。
【0005】(1)モデムにあっては、特に変復調器、
CPUの回路が複雑で高価になり、かつモデム用電源が
ゲーム機用電源とは別個に必要となるため、消費電力が
大きくなる。このためモデムが高価になる。
【0006】(2)多機能複合端末は、機能別にハード
ウェアを必要とするから、回路構成が非常に膨大とな
り、部品コストも高くなる。
【0007】(3)また、既存のネットワークは、イン
ターネットのみが充実しており、他のネット、例えばゲ
ームネット、多機能サービスネットは未だ整備されてお
らず、これらが有機的に接続されていない。このためユ
ーザは多機能サービスを簡易に受けられない。
【0008】本発明の課題は、上述した従来技術の問題
を解消して、安価で多機能なサービスを受けられるカー
トリッジ、テレビゲーム機を使った多機能複合端末、及
びテレビゲーム機で簡易にアクセスできる通信ネットワ
ークシステムを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、テレビゲ
ーム機に接続されるモデム機能を有するカートリッジで
あって、モデム機能の一部である変復調機能、コントロ
ール及びプロトコル機能をソフトマイクロコード化し
て、前記テレビゲーム機のCPUで実現するように構成
したことを特徴とするカートリッジである。具体的に
は、テレビゲーム機に形成されたコネクタに接続される
複数の接続端子を有するケースと、該ケース内にアナロ
グ回路、A/D,D/A変換回路、ROM、RAM、変
復調回路、モデム用CPU、モデム用電源、インタフェ
ース回路を備えたカートリッジにおいて、前記複数の接
続端子に、前記変復調回路、モデム用CPUの機能をソ
フトマイクロコード化して、前記テレビゲーム機のゲー
ム機用CPUの持つ演算機能を利用して実現させるため
に、テレビゲーム機用CPUに接続される変復調CPU
端子を設けたカートリッジである。
【0010】テレビゲーム機のゲーム機用CPUは、モ
デムの変復調やコントロール及びプロトコル機能をソフ
ト処理することから64bit以上の高速CPU以上が
好ましい。第1発明によれば、モデムの構成要素の一部
の機能をテレビゲーム機のCPUに担わせるようにした
ので、モデムカートリッジを簡単かつ安価に構成でき、
テレビゲーム機に相応しい周辺機器とすることができ、
テレビゲーム機の通信端末化の促進が図れる。
【0011】第2の発明は、第1の発明のカートリッジ
に、テレビゲーム機の電源を供給するようにしたもので
ある。具体的には、前記テレビゲーム機の電源を利用す
るために、前記モデム用電源に代えてテレビゲーム機用
電源に接続される電源端子を設けたものである。本発明
によれば、モデム用の電源をテレビゲーム機から供給す
るようにしたので、モデムカートリッジを簡単かつ安価
に構成できる。
【0012】また、第3の発明は、第1の発明または第
2の発明のカートリッジを多機能化するために、赤外線
などの光信号を送受信し又は光ケーブルを接続する光端
子、MIDI楽器を接続するMIDI端子、マイクを接
続するマイク端子、電話線を接続する電話モジュラー端
子、テレビまたはビデオデッキを接続するビデオキャプ
チャ端子、ICカードを接続するICカード端子のうち
の少なくとも1つの端子を設け、前記光端子に対して光
信号を送受信する光送受信回路、前記マイク端子に対し
てマイク入力信号を必要なレベルに増幅するアナログ増
幅器、前記電話モジュラー端子およびビデオキャプチャ
端子に対してアナログ信号を処理するアナログ回路を設
けたものである。
【0013】光端子は、赤外線発光の無線通信用でも光
ケーブルの有線通信用でもよい。本発明によれば、カー
トリッジに各種端末を設けるだけの簡単な構造で、モデ
ム機能を実質的に含む多機能複合端末が構成できるの
で、テレビゲーム機端末の機能アップを容易かつ安価に
実現できる。
【0014】また第4の発明は、第3の発明において、
カートリッジにダングル機能を設けたものであり、コン
ピュータ読取り可能で書換え不可能なカートリッジ固有
の番号を記録する固定記録部と、コンピュータ読取り可
能で書換え可能なカートリッジ番号を記録する可変記録
部とを備えたものである。本発明によれば、ICカード
にダングル機能を備えるようにしたので、物理的に他人
の受信端末と記憶媒体を入手しなければ、不正なアクセ
スを行うことができないので、高いセキュリティが得ら
れる。
【0015】また第5の発明は、多機能カートリッジと
ゲーム機とを備えたものであり、第3の発明又は第4の
発明において、前記カートリッジが接続されるテレビゲ
ーム機と、前記テレビゲーム機に装着され、多機能化を
実現するためのプログラムが記憶された記憶媒体からデ
ータを読み出しまたは記憶媒体にデータを書き込むこと
ができる記憶媒体ドライブと、前記テレビゲーム機に接
続される操作手段と、前記テレビゲーム機に接続される
表示手段とを備えた多機能複合端末である。本発明によ
れば、テレビゲーム機を使った多機能複合端末を容易か
つ安価に構築できる。
【0016】また第6の発明は、多機能端末+多機能ネ
ット+ゲームネット+インターネットから構成されたシ
ステムであり、第5の発明の多機能複合端末と、前記多
機能複合端末の電話モジュラー端子を介して接続される
インターネット、ゲームネット、多機能サービスネット
とを備え、前記多機能サービスネットは、多機能複合端
末によりデータを入手して3次元画像として見たり、デ
ータを加工したりするサービスを含むものであることを
特徴とする通信ネットワークシステムである。本発明に
よれば、テレビゲーム機で通信ネットワークサービスを
簡易かつ安価に受けることができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を説明
する。
【0018】図1はディスクドライブを装着したテレビ
ゲーム機本体に多機能カートリッジを接続した三次元画
像処理システムの構成を示す外観図である。画像処理シ
ステムは、画像処理機能を有するゲーム機本体10と、
ゲーム機本体10に装着される記憶媒体ドライブとして
のディスクドライブ60と、ICカードCが挿入される
モデム機能を含む多機能カートリッジ20と、ゲーム機
本体10に接続される表示手段であるTVモニタ30
と、操作手段としてのコントローラ40とを含んで構成
される。コントローラ40は、外部に操作ボタンとして
十字スイッチ48、A〜Dスイッチ49、OP1〜OP
3スイッチ50などを備える。
【0019】前記ディスクドライブ60で読み書きされ
る記憶媒体Mには大容量のディスク、例えば光磁気ディ
スク(MOディスク)を使用するとよい。この記憶媒体
Mには、ブラウザソフトや、ゲーム等の画像処理のため
の画像データやプログラムデータを記憶するとともに、
必要に応じて音楽や効果音等の音声データなどを記憶す
るものである。なお、記憶媒体Mとしては、MOディス
クの他に、磁気ディスク、フロッピーディスク、ハード
ディスク、光ディスク(CD−R、DVD等)、半導体
メモリ等、プログラムを記憶でき、かつコンピュータが
読取可能な記憶媒体であれば、その記憶形式はいずれの
形態であってもよい。
【0020】図2は上述した画像処理システムのブロッ
ク図である。ゲーム機本体10内の画像処理装置10A
には、中央処理ユニット(以下「CPU」)11および
バス制御回路12が内蔵される。CPU11は64bi
tまたはそれ以上のbit処理を高速に行うCPUが好
ましい。バス制御回路12には、多機能カートリッジ2
0を着脱自在に装着するためのカートリッジ用コネクタ
13が接続されるととともに、RAM14が接続され
る。また、バス制御回路12には、CPU11によって
処理された音声信号を出力するための音楽信号発生回路
15および画像信号を出力するための画像信号発生回路
16が接続され、さらに1つまたは複数のコントローラ
40の操作データをシリアルで転送するためのコントロ
ーラ制御回路17が接続される。コントローラ制御回路
17には、ゲーム機本体10の前面に設けられるコント
ローラ用コネクタ(以下「コネクタ」と略称する)18
1〜184が接続される。コネクタ18には、接続用ジ
ャック41およびケーブル42を介してコントローラ4
0が着脱自在に接続される。このように、コネクタ18
1〜184にコントローラ40を接続することにより、
コントローラ40がゲーム機本体10と電気的に接続さ
れ、相互間のデータの送受信が可能とされる。
【0021】より具体的には、バス制御回路12は、C
PU11からバスを介してパラレル信号で出力されたコ
マンドを受け、パラレル−シリアル変換して、シリアル
信号でコマンドをコントローラ制御回路17に出力し、
かつコントローラ制御回路17から入力したシリアル信
号のデータをパラレル信号に変換し、バスに出力する。
バスから出力されたデータは、CPU11によって処理
されたり、RAM14に記憶される等の処理が行われ
る。換言すれば、RAM14は、CPU11によって処
理されるデータを一時記憶するためのメモリであって、
バス制御回路12を介してデータの読出・書込が可能と
される。なお、図2の画像処理装置10Aに含まれるバ
ス制御回路12は、具体的には、図3に示すように、R
ISCプロセサであるRCP(Reality Co-Processor)と
して構成され、I/O制御121、信号プロセサ122
および描画プロセサ123を含む。I/O制御121
は、CPU11とRAM14との間のデータ転送を制御
するだけでなく、信号プロセサ122および描画プロセ
サ123とRAM14およびCPU11との間のデータ
の流れを制御する。すなわち、CPU11からのデータ
はI/O制御121を介してRAM14に与えられ、さ
らにRAM14からのデータが信号プロセサ122およ
び描画プロセサ123に送られて処理される。信号プロ
セサ122および描画プロセサ123は、RAM14か
ら送られた音楽信号データおよび画像信号データを処理
し、それを再びRAM14に格納する。そして、I/O
制御121が、CPU11の指示に従ってRAM14か
ら音楽信号データおよび画像信号データを読み出し、音
楽信号発生回路(D/Aコンバータ)15および画像信
号発生回路(D/Aコンバータ)16に与える。音楽信
号は、コネクタ195を通して、TVモニタ30に含ま
れるスピーカ31に与えられる。画像信号は、コネクタ
196を通して、TVモニタ30に含まれるディスプレ
イ32に与えられる。また、図3の左側部分に示すよう
に、多機能カートリッジ20と一緒に、MOディスク等
の記憶媒体Mからデータを読み出しまたはそれらにデー
タを書き込むことができるディスクドライブ60が画像
処理装置10Aに接続される。ディスクドライブ60は
コネクタ197を通して、RCP12すなわちI/O制
御121に接続される。
【0022】図4は、上述したコントローラ40のブロ
ック図である。各スイッチ48〜50の操作状態を検出
しかつその検出データを、ゲーム機本体10のコントロ
ーラ制御回路17へ転送するために、変換回路71、受
信回路73、送信回路72、制御回路74、スイッチ信
号検出回路75を備える。受信回路73は、CPU11
から送信される制御信号への書込データなどのシリアル
信号をパラレル信号に変換して制御回路74に与える。
スイッチ信号検出回路75は、制御回路74から一定周
期で与えられるスイッチ状態の出力指令信号に応答し
て、十字スイッチ48、スイッチ49〜50の押圧状態
によって変化する信号を読込み、それを制御回路74へ
与える。制御回路74は、各スイッチ48〜50の操作
状態データを所定のデータフォーマットの順序で送信回
路72に与える。送信回路72は制御回路74から出力
されたこれらのパラレル信号をシリアルデータに変換し
て、変換回路71及びコネクタ18を介してコントロー
ラ制御回路17へ転送する。
【0023】さて、図5は多機能カートリッジ20の詳
細構成図である。多機能カートリッジ20は、テレビゲ
ーム機本体10に形成されたコネクタに接続される複数
の接続端子22を有するケース21と、ケース21内に
光送受信回路23、オペアンプ24、アナログ回路2
5、A/D,D/A変換回路26、ROM27、RAM
28、インタフェース回路29を備えている。
【0024】ケース21には、多機能化のための複数の
端子を有する端子板31が設けられている。端子板31
の各端子は、光信号を送受信するための光端子31a、
MIDI機器を接続するためのMIDI端子31b、マ
イクを接続すためのマイク端子31c、電話を接続する
ための電話モジュラー端子31d、ビデオキャプチャ信
号を入力するためのビデオキャプチャ端子31eであ
る。さらにケース21にICカードを挿入するためのI
Cカード挿入孔31fが設けてある。
【0025】なお、後に説明するが、22aはモデム機
能実現端子、22dは電源モジュラ端子である。
【0026】ところで、上述した多機能カートリッジ2
0には、モデムに必要な変復調回路、コントロール及び
プロトコルを司どるモデム用CPU、モデム用電源がな
い。この点を以下に説明する。
【0027】従来のモデム回路の構成は図11で既に説
明した通りであるが、実施形態のモデムは、その機能の
一部をテレビゲーム機本体10の画像処理装置10Aに
負わせることで簡素化してある。すなわち、図6に示す
ように、従来のモデム構成要素のうち、変復調器10
2、コントロール及びプロトコルを担うモデム用CPU
103、ゲーム機本体10のCPU11の高速演算機能
実現手段11aを用いてソフトマイクロコード化して、
実施形態のモデム150から変復調回路102とモデム
用CPU103を取り除いた。前記モデム機能実現端子
22aは、変復調回路、モデム用CPUの機能をテレビ
ゲーム機用CPU11で実現させるための端子である。
【0028】また、実施形態のモデム150に電源モジ
ュラ端子22dを設け、この電源モジュラ端子22dを
介してゲーム機本体10の電源19を供給することによ
り、実施形態のモデム150からモデム用電源108を
省略した。その結果、実施形態のモデム150は、主な
回路構成がD/A,A/D変換器154のみのシンプル
な仕組みとなっている。
【0029】他方、モデム機能を含むカートリッジを多
機能化するためには、既に説明した図12のように各機
能要素を個別に組み立てる必要がある。この点でも本実
施の形態では簡素化を図っている。図12のモデム10
0の変調回路102、CPU103を廃したのと同様
に、CPU11の高速演算機能を利用して、キャプチャ
回路502、MIDIコントロール回路である1チップ
マイコン302、光インタフェース・フォーマッタとし
てのコントローラ202をソフトウェア化したうえで、
マイク入力のデジタル化、および回路の1チップ化を図
っている。このようにCPU11の高速演算機能を利用
してソフトウェア化を図ることにより、従来のものと比
べてコストが10分の1以下の多機能カートリッジ20
を実現している。多機能カートリッジ20に構築する付
加価値の高い5つの機能は次の通りである。
【0030】(1)ICカード+ダングル機能 (2)光通信 (3) MIDI インターフェイス(MIDI I/F) (4)マイク入力 (5)ビデオキャプチャ入力 以下、順に図7を用いて説明していく。 (1)ICカード+ダングル機能回路810 電子マネーとしてのICカードとダングル機能を多機能
複合端末に組み込んで、多機能複合端末に電子会員証を
付与する。
【0031】カード決算の最大の問題であるIDによる
ユーザー確認の法的責任範囲を含む問題を解決するため
に、会員証と受信端末を一体化する。ダングル機能を付
けるために多機能複合端末に、書き換え不可能の固定番
号エリア811と、ホストコンピュータから書き込める
書き換え可能な番号エリア812をハード的に持たせ
る。さらに簡単なID(3桁等)813を併用してもよ
い。契約の意志を通信で確認した場合、ホストコンピュ
ータがユーザーの固定番号を読み取ると同時に整理番号
を書き込む。これらにより、物理的に他人の多機能カー
トリッジ20と記憶媒体Mを手に入れなければ、不正ア
クセスを行うことが困難になる。
【0032】なお、ICカードで扱うには金額が大きす
ぎるときは、自動コールバックを併用するとよい。この
機能により銀行企業間の振込決済専用端末と同等の課金
機能をまかなうことができる。 (2)光通信回路820 主にデジタル画像入力用として使うが、それ以外にも同
じ通信方法に対応した端末での光通信が可能になる。例
えば、リモコン821、パソコン822、光通信液晶画
面付携帯ゲーム機823、デジタルカメラ824等が対
象となる。 (3)MIDIインターフェイス(MIDI I/F)830 MIDI楽器831を入力端子に接続し、出力端子を音源8
32に接続してMIDI音楽を楽しむことができる。 (4)マイク入力回路840 マイク841、842の出力信号はA/D変換器により
直接リアルタイムにデジタル変換されるものがよい。マ
イクの用途としては、カラオケ、音楽サンプラ、ゲーム
用音声認識、または多機能ブラウザ、画像編集、2Dエデ
ィタ、通信対応ゲーム、ワープロに搭載される簡易型音
声認識などである。 (5)インターネット電話用回路850 多機能サービスネットに通じるLINEに接続し、音声
メールBOX システム(デジタル双方向ダイヤルQ2 )等
を可能とする。 (6)ビデオ入力回路860 パソコンのビデオキャプチャーボードと同等の機能を有
する。TV861やビデオデッキ862の画像の好きな
部分をデジタル取り込み、テレビゲーム機を使って自由
に編集、加工することができるようにする。
【0033】さて図8は、上述した多機能複合端末機能
を有するテレビゲーム機を利用した三次元画像処理シス
テムと、その電話モジュラー端子を介して接続されるイ
ンターネット、ゲームネット、多機能サービスネットと
を備える通信ネットワークシステムを示す。ここで多機
能サービスネットは、多機能複合端末によりデータを入
手してTVモニタ30で3次元画像として見たり、テレ
ビゲーム機本体10でデータを加工したりするサービス
ネットである。多機能カートリッジ20を接続し、ディ
スクドライブ60を装着したテレビゲーム機本体10
は、このネットワークシステムにおいて、インターネッ
トとゲームネットワークと多機能ネットすべてを利用で
きるオールインワン端末として位置付けることができ
る。この通信ネットワークの二大特徴はICカードに
よるデータプリペイド課金システム、およびゲーム機
本体の機能を使ったマイクロコード方式モデムにある。
【0034】図8において、多機能複合端末としてのテ
レビゲーム機を使うユーザ940は、NTT950の一
般公衆回線かISDN回線、または専用回線、もしくは
PHS、携帯電話などの電波網を利用して、センタ93
0、サードパーティ(ゲームソフトメーカを含む)96
0、特定情報提供業者970、店舗910、多機能業者
サービスシステム980などの各種ネットワークに接続
する。
【0035】ユーザ940は、テレビゲーム機本体10
にディスクドライブ60を装着し、多機能カートリッジ
20を接続する。多機能カートリッジ20に液晶画面付
携帯ゲーム機823をアダプタ接続することも可能であ
る。
【0036】ディスクドライブ60には、MOディスク
などの記憶媒体Mをセットする。このとき多機能サービ
スブラウザソフトがインストール済みになっている記憶
媒体Mを用いるか、または記憶媒体Mをセット後、通信
ネットワークから多機能サービスブラウザソフトをダウ
ンロードしてもよい。記憶媒体Mに記憶される多機能サ
ービスブラウザソフトの概要(後に詳述する)は、ノ
ーマルインターネット、Eマガジンなどの多機能ブラ
ウザ、二次元デジタル画像編集(2D)、自動振
込、多機能サービス会員システム、インターネット電
話システムなどである。前記デジタル画像編集(2
D)には、例えばカラープリンタ自販機対応の葉書ツー
ルなどである。
【0037】また、多機能カートリッジ20にはICカ
ード挿入孔31fにICカードCを挿入する。ICカー
ドCを使用することによって課金が可能な電子マネーの
使用を可能にする。さらに、電話モジュラー端子31d
をNNT950に通じる電話線(LINE)に接続す
る。必要に応じて光端子31a、MIDI端子31b、
マイク端子31c、ビデオキャプチャ端子31eに、そ
れぞれデジタルカメラ824、MIDI楽器831,8
32、マイク841,842、TV861またはビデオ
デッキ862などを接続する。
【0038】ここでディスクドライブ60にセットされ
る記憶媒体Mに記憶されるソフトウェアの詳細は次の通
りである。
【0039】1.インターネットブラウザ関係 高解像度表示 M・JPEG 変調プロトコル ワープロ、音声対応 インターネット電話 2.機能関係 キャプチャーソフト ・デジタルカメラ編集ソフト ・2Dエディタ(多機能プリンタ対応) MIDI対応 ・カラオケ+エディタ ・音楽ネット仕様+エディタ ・マルチトラックシステム+エディタ ダングル仕様 ・業者ブラウザ+自動予約(条件検索)販売システム ・求人・求職:登録システム+就職情報・会社データ ・学習塾:テストデータ・過去の問題データ・全国平均 ・3Dカタログエディタ(三次元カタログを見ることが
できるソフト) センタ930は、例えば大手のゲームソフトメーカであ
って、メーカ自身が作成した種々のゲームソフト等を記
憶したデータベースサーバ931と、課金を扱う経理コ
ンピュータ934を備えている。データベースサーバ9
31はサーバ932とルータ933とを有する。センタ
930はISDN回線、PHS基地局920を介して店
舗910と情報交換を行う。情報はゲームに関するプリ
ペイド情報、新データである。またセンタ930は、専
用回線で特定情報提供業者970に接続されてプリペイ
ド情報を流す。また専用回線でゲームソフトのサードパ
ーティ960に接続され、サードパーティ960が作成
したゲームソフトをセンタ930側のサーバ932にも
記憶できるようになっている。センタ930とサードパ
ーティ960は相互にプリペイド売上情報を流し、セン
タ930からサードパーティ960および特定情報提供
業者970に振込むようになっている。また、センタ9
30は店舗910からの要求に応じて、通信の形ではな
く、CDの形で新データを店舗910に発送することが
できる。
【0040】店舗910は、店舗910を直接訪れるユ
ーザ(テレビゲーム機を使って通信を行うユーザ940
と区別するために、ここではダイレクトユーザと称す
る)の要求に応じてセンタ930からダイレクトユーザ
にゲームソフトなどのデータを配信する。そのために店
舗910はデータプリペイダ911を備え、PHS基地
局920を介してセンタ930から新データをデータプ
リペイダ911に取り込む。データプリペイダ911に
はカラープリンタ912が接続され、ゲームないし新デ
ータに関する必要な情報をカラーでプリントアウトでき
るようになっている。店舗910は、新データをCDの
形でダイレクトユーザに配布したり、集金したり、プリ
ンタ用ツールや葉書などの販売もする。
【0041】店舗910が行うデータ配信方法は次のよ
うにして行われる(例えば特開平11−53184号公
報)。ダイレクトユーザは、ユーザ固有のデータおよび
課金データを含むソフトウェアに関連する付加データが
記録されているユーザ所有のMOディスクなどの記憶媒
体Mを用いる。記憶媒体Mのユーザ固有データに該当す
る付加データをセンタ930のデータベースサーバ93
1から検索し、センタ930のサーバ932に記憶され
ている付加データと記憶媒体Mに記憶されている付加デ
ータとを照合し、付加データが合致しないとき配信処理
を中止する。付加データが合致したときダイレクトユー
ザの要求するソフトウェアに対する課金処理を含む配信
処理を行ない、この配信処理によりセンタ930からダ
イレクトユーザに配信されてきたソフトウェアと、上記
課金処理した課金データを含む上記ソフトウェアに関す
る付加データを記憶媒体Mに記録する。センタ930と
ダイレクトユーザがデータを共有するために、ダイレク
トユーザからは直接アクセスできないようにデータ管理
されているセンタ930のサーバ932にも店舗910
から上記付加データを記録する。
【0042】サードパーティ960は、センタ930の
ゲームソフト規格に合致するゲームソフトを作ることを
許可された業者である。センタ930に代わって直接ユ
ーザ940に通信ネットワークを使ってゲームソフトを
配信する。サードパーティ960が作成したゲームソフ
トを記憶するゲームサーバ961と、課金処理する経理
コンピュータ964を備える。ゲームサーバ961はア
クセスサーバ962とデータサーバ963を有する。サ
ードパーティ960はホストサービスの支払を特定情報
提供業者に行う。
【0043】特定情報提供業者970は、インターネッ
ト、ゲームネット、多機能サービスネットなどの各種通
信ネットワークサービスを提供するものである。多機能
サービスサーバ971と、経理コンピュータ972とを
備える。多機能サービスサーバ971は、Eマガジン,
Eコミックなどを含む多機能サービスサーバ973と、
ゲームサーバ(対サードパーティホストサービス)97
5と、インターネットサーバ976とから構成される。
多機能サービスサーバ973には、さらに予約・販売、
チケットシステム974などがあり、チケットシステム
974には、株、競馬、会員、宝くじなどがある。多機
能サービスは、リアルタイムな情報と販売システムを提
供するものであり、ユーザ940のテレビゲーム機本体
10が多機能サービスサーバ971に接続されると、い
わばJRのチケット自動販売機と情報端末が一体になっ
て自宅にあるようなものと解することができる。なお、
特定情報提供業者970には、カード会社振込、自
動振込契約振込、広告なども請け負う。
【0044】多機能業者システム980は、代行業者が
テレビゲーム機システムを使って予約販売入力システム
プログラム等を記憶媒体Mに構築し、ユーザに代わって
予約販売等を行う代行システムである。このような事業
は、テレビゲーム機システムは、パソコンと違い、操作
が簡単で原価が安いので、希望する業者にテレビゲーム
機システムを貸し出すことによって容易に実現可能であ
る。
【0045】つぎに特定情報提供業者970が多機能サ
ービスネット971に構築する様々な付加価値の高い次
の6つのサービスについて個々に説明する。
【0046】[1]付加価値インターネット [2]マガジン・E コミック [3]通信販売 [4]ゲームネットワーク [5]新サービス [6]音楽ネットワーク [1]付加価値インターネット インターネットとゲームネットワークと多機能ネット
すべてを含む。テレビゲーム機は、これらのネットのす
べてを利用できるオールインワン端末となる。 インターネット電話や、双方向デジタルダイヤルQ2
等が、高価な機械や、難しいセットアップなしで可能と
なる。 [2]マガジン・Eコミック 家庭用TVでの疑似高解像度技術、M・JPEG等を多
用し、ゲームでのノウハウを生かした新型専用ブラウザ
により、現行のインターネットではできない高度であり
ながら操作が簡単で、多機能ネットワーク用ブラウザに
よるサービスが可能となる。 [3]通信販売 データプリベイダ・自動振り込み契約・カード契約の
三つの支払方法を併用しながら、将来的にデータプリベ
イダ(カードを持てない子供や、試し買い用)と自動振
り込み契約(ダングル機能を使った多機能マスター会員
方式)の二つですべてのユーザーに対応させることが可
能となる。 双方向、リアルタイム予約販売 ・ゴルフ場+ホテルチケットの様に、リアルタイムな空
き情報が欲しいものや、キャンセルや売れ残りであれ
ば、ディスカウントしても売りたいもの、季節値段があ
るもの、指し値や番号指定したいものを販売(自動条件
検索仲介)集金代行等と行う。これらをユーザーが多機
能の指定席自動販売機が自宅にあるような便利さで行う
ためには、従来はユーザーとホスト間のネットワーク以
外に業者とホストのネットワーク化が必要であったが、
実施の形態では不要となる。 [4]ゲームネットワーク ダビスタ通信などが好ましい。 [5]新サービス 3次元データサービス(車、ゴルフ、釣り等) 3次元データベースカタログエディタ、すなわちコンピ
ュータゲームシミュレータ・通信・カタログ情報雑誌な
どのノウハウを融合したもので実行する。全国のゴルフ
場の三次元データベース化、及び、釣りで使える全国の
沼地、湖の三次元データ化をテレビゲーム機を土台とし
て、エディタ機能(3 次元データを生かす機能)と緻密
な2 次元データ資料とを一体とし、さらに、通信でのリ
アルタイム情報(会員権、季節価格、催しごと等)を組
み合わせたものとする。次世代機でポリゴンが増えれば
自動三次元撮影入力機を使い、中古車販売や、カスタム
メイドカーの販売にも利用できる。ここに車とゴルフの
2例をあげて新サービスを説明しよう。
【0047】(1)例えば、車の場合であれば、図9に
示すように、テレビゲーム機多機能端末をもつユーザ9
40に特定情報提供業者970から多機能サービスネッ
トを使って、カー情報、シミュレータで使える新車及び
パーツカタログ、CMなどをダウンロードする。他方、
サードパーティ(ゲームソフトメーカ)960が販売す
る車のゲームソフト、車の性能シミュレータ、車の三次
元カタログ、多機能サービスネットワーク用プロバイダ
(特定情報提供業者より提供)などをMOなどの記憶媒
体Mに取り込んで、ディスクドライブ60にセットす
る。また、サードパーティ(ゲームソフトメーカ)96
0は、センタ930に新車三次元カタログデータを供給
する。この新車三次元カタログデータは、例えばユーザ
940が好きな角度から車を見たり、車の色を変えた
り、改造したり、あるいは走らせたりできる新車データ
である。センタ930は、この新車三次元データカタロ
グを要請に応じて店舗910のデータプリペイダ911
に供給する。ダイレクトユーザは、店舗910を通じて
新車三次元カタログデータを記憶媒体Mに入手する。か
くしてユーザ940は、通信ネットワーク、サードパー
ティ(ゲームソフトメーカ)960または店舗910か
ら必要なデータを入手して、カーレースゲームを楽しむ
ことができる。
【0048】また、図10に示すように、実際に行われ
たカーレースのシミュレーションデータを通信により入
手して(ステップ701)、このシミュレーションデー
タを車のゲームソフトにを使用することもできる。この
ようにすれば、過去のレース結果に個人が参入、もしく
は過去のレース結果でゲームソフトの一部を意図的に変
えることができ、よりゲームを楽しむことができる。遊
び方としては、 通常の方法:実際のカーレースの再現映像を見る(ス
テップ702)。
【0049】(レース結果は当然実際のレースと同じ結
果である。) 車の性能(エンジン・タイヤ・サスペンション等)の
設定をチューニングし( ステップ703)、シミュレー
ションする(レース結果は車の性能に応じて、おのずと
変化する。)(ステップ704)。
【0050】自分(プレイヤー)が特定の車を操作
(運転)する(レース結果はプレイヤの技能により、お
のずと変化する。)(ステップ705)。
【0051】(2)次にゴルフの場合を例にとれば、全
国のゴルフ場の立体データをゲームやシミュレータで使
える3Dポリゴンデータベースとして作成する。 ゲームモード 全国ツアーゴルフなどの三次元データベースを使用す
る。 ゲーム企画 (1) 自分の持ち玉、スコア、平均距離など入力し、後日
でかけるコースの攻め方と難易度、予測スコアなど、キ
ャディになったつもりでシミュレートし自分の腕にあっ
た戦略を知ると同時に立体的にコースを把握する。 (2) プロゴルファーのデータを搭載し、このコースで、
この人がまわったら?…のシミュレート、また何処を狙
えなどのキャディとして自分が指示を出すなどのシミュ
レーション。多人数プレイなどその他色々。 通信 (1) 全国3Dデータベース(本社最新データ)配信サー
ビス。 (2) プロゴルファー、個人データ配信サービス。 (3) 全国ゲームツアー大会。 (4) リアルタイム2次元情報(季節価格・会員権情報・
新製品情報など) (5) テレビ局の大会放送のシミュレーション・解説(全
体ジオラマイメージでプレイヤの位置と状態データをリ
アルタイムに通信等など新型放送によるタイムアップ) (6) 新メディア化 2D情報(ゴルフ雑誌と共同でニュース等、予約販売を
統括)やコースの実体イメージを知ることが出来るため
ユーザーの人気投票などによる会員権販売価格や人気に
影響をおよぼすことが出来れば、ホテルにあるミシュラ
ン的存在になり得る。
【0052】テレビゲーム機を使った通信サービスの中
でリアルタイム対戦など遊んでいる時間や、通信(TE
L)している時間が1対1のものは、ゲーム機やソフト
にかかる金銭よりも通信費にかかるコストが大きくなり
過ぎる問題がある。しかし、データを受け取ることに大
きな価値があったり、結果のデータのみで全国大会が出
来るものは、ユーザーも通信コストを気にせず気楽に使
用できるというメリットがある。 [6]音楽ネットワーク 音楽コンテスト(プロスカウト)ネットワーク プロデビューのためのコンテストと位置づけ、あらかじ
め用意された音源で作曲、MIDIによりデジタル化さ
れた曲を取り込み、また歌、詩はマイク入力をA/D変
換し、シーケンサを使いデジタルデータ化する。それぞ
れのデータに圧縮をかけ、モデム通信により専用ネット
ワークへ応募し、審査に合格した者の中から、プロミュ
ージシャンを生み出すことができ、専属契約等のメリッ
トも考えられる。 通信カラオケ(マイク入力シーケンサー付き) 通信カラオケ専用ネットワークを設置し、曲をダウンロ
ードするためのシステムとし、ユーザーはネットワーク
使用料だけで安価に楽しめるものとする。 マルチトラック音楽エディタ 現在のCDは、ミキシング済の音楽再生を行うのみであ
る。音楽エディタは、音源、機材を自分で用意し、かつ
専門知識を要するため、素人では簡単に、操作すること
は出来なかった。しかし、マルチトラック音楽データ
(楽器ごとにデータがわかれている。)+簡易型音楽エ
ディタソフトを専用ネットワークで販売することによっ
て、音楽編集と再生が誰でも簡単に、操作することが可
能になる。また、ミキシングされたデータを、MIDI
でシンセサイザー等の外部の周辺機器への転送も可能で
あり、ユーザーの楽しみ方の幅を広げることが可能であ
る。
【0053】以上述べたように、本実施の形態によれ
ば、変復調器及びコントロール及びプロトコル用CPU
をテレビゲーム機の高速演算機能を用いてソフトマイク
ロコード化し、多機能カートリッジの電源をテレビゲー
ム機本体より供給することにより、多機能カートリッジ
の主回路構成がD/A、A/D変換器のみのシンプルな
仕組みとなるうえ、低消費電力化も図れる。このことに
より多機能カートリッジの価格を著しく低減できる。
【0054】
【発明の効果】本発明によれば、モデムの構成要素の一
部の機能をテレビゲーム機のCPUに担わせたので、モ
デムカートリッジを簡単かつ安価に構成でき、テレビゲ
ーム機に相応しい周辺機器とすることができ、テレビゲ
ーム機の通信端末化の促進が図れる。また、テレビゲー
ム機で簡易に通信ネットワークにアクセスできるので、
ネットワークの促進が図れ、安価で多機能なサービスも
受けることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態によるテレビゲーム機を使用した三
次元画像処理システムの構成を示す外観図である。
【図2】実施の形態による三次元画像処理システムのブ
ロック図である。
【図3】実施形態による画像処理装置に含まれるバス制
御回路の構成図である。
【図4】実施形態によるコントローラのブロック図であ
る。
【図5】実施形態による多機能カートリッジの構成図で
ある。
【図6】モデムの構成図であり、(a)は従来のモデ
ム、(B)は従来のモデムの(A)、(B) 部分をソフトウ
ェア化した実施形態のモデムおよびゲーム機である。
【図7】実施形態による多機能カートリッジの多機能説
明図である。
【図8】実施形態による通信ネットワークシステムの構
成図である。
【図9】実施形態による車に関する3次元データサービ
スの説明図である。
【図10】同じく実施形態による車に関する3次元デー
タサービスの説明図である。
【図11】従来のモデムの構成図である。
【図12】従来の多機能複合端末の構成図である。
【符号の説明】
10 テレビゲーム機本体 20 多機能カートリッジ 21 ケース 30 TVモニタ 31a 光端子 31b MIDI端子 31c マイク端子 31d 電話モジュラー端子 31e ビデオキャプチャ端子 31f ICカード挿入孔 40 コントローラ 60 ディスクドライブ(記憶媒体ドライブ) C ICカード M 記憶媒体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) A63F 9/22 X Fターム(参考) 2C001 AA00 AA17 CA08 CB00 CB01 CB05 CB08 CC02 5B089 GA23 GA35 HA14 JA09 KA09 LB10 LB14 5K033 AA09 CB01 DA01 DA06 DA20 DB01 DB09 DB12 DB14 DB16 DB25 5K101 KK18 LL01 MM05 NN03 NN06 NN07 NN15 NN18 NN34 NN36 NN37 9A001 BB03 BB04 CC04 CC05 CC06 FF03 HH32 JJ25 JJ27 JJ76 KK45 KK57 LL03

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】テレビゲーム機に接続されるモデム機能を
    有するカートリッジであって、 モデム機能の一部である変復調機能、コントロール及び
    プロトコル機能をソフトマイクロコード化して、前記テ
    レビゲーム機のCPUで実現するように構成したことを
    特徴とするカートリッジ。
  2. 【請求項2】前記テレビゲーム機の電源を供給するよう
    にした請求項1に記載のカートリッジ。
  3. 【請求項3】請求項1または2に記載のカートリッジを
    多機能化するために、 赤外線などの光信号を送受信し又は光ケーブルを接続す
    る光端子、MIDI楽器を接続するMIDI端子、マイ
    クを接続するマイク端子、電話線を接続する電話モジュ
    ラー端子、テレビまたはビデオデッキを接続するビデオ
    キャプチャ端子、ICカードを接続するICカード端子
    のうちの少なくとも1つの端子を設け、 前記光端子に対して光信号を送受信する光送受信回路、
    前記マイク端子に対してマイク入力信号を必要なレベル
    に増幅するアナログ増幅器、前記電話モジュラー端子お
    よびビデオキャプチャ端子に対してアナログ信号を処理
    するアナログ回路を設けたカートリッジ。
  4. 【請求項4】コンピュータ読取り可能で書換え不可能な
    カートリッジ固有の番号を記録する固定記録部と、コン
    ピュータ読取り可能で書換え可能なカートリッジ番号を
    記録する可変記録部とを設けた請求項3に記載のカート
    リッジ。
  5. 【請求項5】請求項3又は4に記載のカートリッジと、 前記カートリッジが接続されるテレビゲーム機と、 前記テレビゲーム機に装着され、多機能化を実現するた
    めのプログラムが記憶された記憶媒体からデータを読み
    出しまたは記憶媒体にデータを書き込むことができる記
    憶媒体ドライブと、 前記テレビゲーム機に接続される操作手段と、 前記テレビゲーム機に接続される表示手段とを備えた多
    機能複合端末。
  6. 【請求項6】請求項5に記載の多機能複合端末と、 前記多機能複合端末の電話モジュラー端子を介して接続
    されるインターネット、ゲームネット、多機能サービス
    ネットとを備え、 前記多機能サービスネットは、多機能複合端末によりデ
    ータを入手して3次元画像として見たり、データを加工
    したりするサービスを含むものであることを特徴とする
    通信ネットワークシステム。
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