JP2000315969A - 光ネットワーク監視システム - Google Patents

光ネットワーク監視システム

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JP2000315969A
JP2000315969A JP12417899A JP12417899A JP2000315969A JP 2000315969 A JP2000315969 A JP 2000315969A JP 12417899 A JP12417899 A JP 12417899A JP 12417899 A JP12417899 A JP 12417899A JP 2000315969 A JP2000315969 A JP 2000315969A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、光ケーブルを敷設して構築される光
ネットワークシステムに於いて、ケーブル切断等、光ケ
ーブルに障害が発生した際に、効率良く迅速に復旧作業
を行うことができ、因って復旧までに要する時間を大幅
に短縮できる光ネットワーク監視システムを提供するこ
とを課題とする。 【解決手段】監視システム(CT−CTV)40に設け
られた制御部(CONT)41は、ケーブルセンサシス
テム(CA−SEN)32から障害発生地点の情報を受
けると、当該障害発生地点の情報をもとにITVカメラ
管理テーブル(TBL)を参照して映像切替処理部(C
TV−SW)42を切替制御し、上記障害発生地点に最
も近い場所に設置された監視用ITVカメラ(ITV
C)21iを選択して、当該ITVカメラ(ITVC)
21iで撮影した映像をモニタ表示部(MON)43)
に表示出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば幹線道路等
に沿って敷設された光ケーブルを監視対象とする光ネッ
トワーク監視システム関する。
【0002】また本発明は、敷設された光ケーブルの障
害発生地点を特定する障害検知手段と、前記光ケーブル
の敷設路に沿って複数の監視用カメラを設けたモニタ表
示による監視手段とを有してなる光ネットワーク監視シ
ステムに関する。
【0003】
【従来の技術】従来、光ケーブルを埋設等により敷設し
て構築される光ネットワークシステムに於いては、例え
ば工事によるケーブル切断等、光ケーブルに障害が発生
した際、その発生地点を特定する技術として、光パルス
の後方散乱を監視して障害の大きさ及び位置を特定す
る、光パルス試験器(OTDR)を用いた障害検知手段
が存在する。この技術を用いることにより、ケーブル切
断等、光ケーブルの障害発生地点を特定でき、当該情報
に従い障害発生現場に迅速に赴くことができる。
【0004】しかしながら、従来では、障害発生現場に
赴くまでは、その障害発生の原因、状況等を把握でき
ず、障害発生現場に赴き、障害発生の原因、状況等を把
握した後に復旧対策を講じなくてはならないことから、
障害発生から復旧までに多くの時間と労力を要するとい
う問題があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
では、光ケーブルを敷設して構築される光ネットワーク
システムに於いて、例えば工事によるケーブル切断等、
光ケーブルに障害が発生した際に、障害発生現場に赴く
まで、その障害発生の原因、状況等を把握できず、障害
発生現場に赴いて、障害発生の原因、状況等を把握した
後に復旧対策を講じなくてはならないことから、障害発
生から復旧までに多くの時間と労力を要するという問題
があった。
【0006】本発明は上記実情に鑑みなされたもので、
光ケーブルを敷設して構築される光ネットワークシステ
ムに於いて、ケーブル切断等、光ケーブルに障害が発生
した際に、効率良く迅速に復旧作業を行うことができ、
復旧までに要する時間を大幅に短縮できる光ネットワー
ク監視システムを提供することを目的とする。
【0007】また本発明は、光ケーブルを敷設して構築
される光ネットワークシステムに於いて、既設環境設備
を有効に活用して、ケーブル切断等、光ケーブルに障害
が発生した際に、効率良く迅速に復旧作業を行うことの
できる光ネットワーク監視システムを提供することを目
的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、光ケーブルを
用いた通信システムに於いて、光伝送路の障害を検知
し、障害地点を特定して、その障害地点(障害発生現
場)の状況を監視カメラでモニタする監視機能を備えた
ことを特徴とする。
【0009】即ち、本発明は、敷設された光ケーブルの
障害発生地点を特定する障害検知手段と、前記光ケーブ
ルの敷設路に沿って複数の監視用カメラを設け当該カメ
ラで撮影した映像をモニタ表示する監視手段とを有して
なる光ネットワーク監視システムであって、前記障害検
知手段により特定された障害発生地点の情報をもとに前
記監視手段が障害発生地点の映像をモニタ表示すること
を特徴とする。
【0010】また、本発明は、ネットワークエリアに敷
設された光ケーブルと、光ケーブルの敷設路に沿い所定
の間隔で設置された複数の監視用カメラと、前記光ケー
ブルの障害発生地点を特定する光パルスを用いた障害検
知手段と、前記障害検知手段で特定された障害発生地点
に最も近い監視用カメラを選択し当該カメラを操作して
前記障害発生地点を撮影するカメラ制御手段と、前記選
択された監視用カメラにより撮影された映像をモニタ表
示する手段とを具備してなることを特徴とする。
【0011】また本発明は、ネットワークエリアに敷設
された光ケーブルと、当該光ケーブルの敷設路に沿い所
定の間隔で設置された複数の監視用カメラと、前記光ケ
ーブルと前記監視用カメラ各々の配設位置関係を定義し
たテーブルと、前記光ケーブルに含まれる特定の光ファ
イバを用いて前記光ケーブルの障害発生を検知し当該発
生地点を特定する障害検知手段と、前記障害検知手段で
特定された障害発生地点の情報をもとに前記テーブルを
参照して前記障害発生地点に最も近い監視用カメラを選
択し当該カメラを操作して前記障害発生地点を撮影する
カメラ制御手段と、前記カメラ制御手段による制御で撮
影された映像をモニタ表示する手段とを具備してなるこ
とを特徴とする。
【0012】また、本発明は、上記光ネットワーク監視
システムに於いて、障害検知手段の障害検知信号をもと
に、ネットワークを構成する光ケーブルを切り替える切
替制御手段を有してなることを特徴とする。
【0013】また、本発明は、上記光ネットワーク監視
システムに於いて、障害が発生しない状態下では監視用
カメラが、例えば道路監視用カメラ等、特定設備又は特
定施設の監視用カメラとして用いられ、障害が発生した
ときのみネットワーク監視用のカメラとして障害発生地
点を撮影することを特徴とする。
【0014】上記したような本発明の監視機構を備える
ことにより、例えば地中に埋設して敷設された光ケーブ
ルが工事等により切断されネットワークが寸断された場
合等、光ケーブルに障害が発生した際に、その障害発生
地点の映像をリアルタイムで管理者等に提供できること
から、現場(障害発生地点)での復旧作業を効率良く迅
速に行うことができ、これにより復旧までに要する時間
を大幅に短縮できる。
【0015】また本発明は、例えば道路監視用カメラ等
の既設環境設備を有効に活用し、ケーブル切断等、光ケ
ーブルに障害が発生した際にのみ、上記カメラをネット
ワーク監視用のカメラとして用い、障害発生地点の映像
をリアルタイムで管理者等に提供できることから、経済
的に有利な構成で、効率の良い迅速な復旧作業が行え、
復旧までに要する時間を大幅に短縮できる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態を説明する。
【0017】図1は本発明に係るシステムの要部の構成
を示すブロック図、図7は当該システムの概要説明図で
ある。
【0018】図中、10は例えば地中に埋設され敷設さ
れた、監視の対象となる、光ネットワークを構成する主
データ伝送用の光ケーブルであり、ここでは、m本の光
ファイバ(芯線)を束ねて構成され、そのうちの1本が
センサ(障害発生検知)用の光ファイバ(センサ用ケー
ブル)として用いられるものとする。
【0019】20は予め定められた複数監視地点の各監
視用映像信号を管理センタの監視システムに伝送するた
めの監視カメラ用の光ケーブルであり、ここでは上記監
視の対象となる光ネットワークを構成する光ケーブル1
0とは独立した別個のケーブル構成でなり、当該光ケー
ブル10の敷設路に沿い例えば所定の間隔を隔てて敷設
(例えば埋設又は架設)される例を示しているが、光ネ
ットワークを構成する光ケーブル10内に設けた構成で
あってもよい。
【0020】211,212,…21nはそれぞれ上記光
ケーブル10の敷設路に沿い所定距離離間して設置され
た監視用ITVカメラ(ITVC)であり、光ケーブル
20を介して管理センタの監視システムに接続され、当
該監視システムの制御(旋回(パン)制御、ズーム制御
等)の下に撮影した映像(映像信号)を光ケーブル20
を介し管理センタの監視システムに伝送する。
【0021】30は管理センタ側に設けられたネットワ
ーク管理システム(CT−TRF)であり、伝送システ
ム(TRF−SYS)31、ケーブルセンサシステム
(CA−SEN)32、表示システム(EM−DIS
P)33等を有して構成される。
【0022】上記伝送システム(TRF−SYS)31
は、上記光ケーブル10を用いて構成される光ネットワ
ークのデータ伝送制御を司る。
【0023】上記ケーブルセンサシステム(CA−SE
N)32はマイクロプロセッサを用いて構成され、上記
光ケーブル10に含まれるセンサ用光ファイバを用いて
光パルスの反射(後方散乱)及び減衰量から障害の発生
及び大きさと位置(障害発生地点)を特定し、その障害
発生及び障害発生地点を表示システム(EM−DIS
P)33に表示してコンソールを操作する管理者に提示
するとともに、当該障害発生地点の情報を監視システム
(CT−CTV)40に送出する。ここでは、上記光ケ
ーブル10の障害発生を検知したとき、監視システム
(CT−CTV)40に割込みをかけ、障害発生地点の
情報(例えば管理センタを基点とした障害発生地点まで
のKP(キロポイント)情報)を監視システム(CT−
CTV)40に送出する。
【0024】40は同じく管理センタ側に設けられた監
視システム(CT−CTV)であり、制御部(CON
T)41、映像切替処理部(CTV−SW)42、モニ
タ表示部(MON)43等を有して構成される。
【0025】制御部(CONT)41は、マイクロプロ
セッサを用いて構成され、コンソール操作、プログラム
操作等に従い上記監視用ITVカメラ(ITVC)21
1,212,…21nの駆動制御(パン制御、ズーム制御
等)及び映像切替制御等を司る。
【0026】更に上記制御部(CONT)41は、上記
ケーブルセンサシステム(CA−SEN)32から障害
発生地点の情報を受けると、当該情報をもとに図4に示
すようなITVカメラ管理テーブル(TBL)を参照し
て、上記障害発生地点に最も近い場所に設置された監視
用ITVカメラ(ITVC)21i(i=1/2/…/n)を選
択し、当該選択した監視用ITVカメラ(ITVC)2
1iを必要に応じ、旋回(パン)制御、ズーム制御等、
駆動制御して、当該選択したITVカメラ(ITVC)
21iが障害発生地点(現場)を撮影するように制御す
る。
【0027】映像切替処理部(CTV−SW)42は、
上記監視用ITVカメラ(ITVC)211,212,…
21nで撮影した映像(映像信号)を光ケーブル20を
介して入力し、上記制御部(CONT)41の制御の下
に切替制御して、その切替により選択した映像(映像信
号)をモニタ表示部(MON)43に表示し、コンソー
ルを操作する管理者に提供する。
【0028】図2は上記実施形態に於けるネットワーク
管理システム(CT−TRF)30に設けられたケーブ
ルセンサシステム(CA−SEN)32の処理手順を示
すフローチャートである。
【0029】図3は上記実施形態に於ける監視システム
(CT−CTV)40に設けられた制御部(CONT)
41の処理手順を示すフローチャートである。
【0030】図4は上記制御部(CONT)41により
参照されるITVカメラ管理テーブル(TBL)の構成
例を示す図であり、制御部(CONT)41の図示しな
いメモリ内に格納される。
【0031】図5は上記実施形態に於ける動作説明図で
あり、ここでは図4に示すITVカメラ管理テーブル
(TBL)に登録された情報をもとに、障害発生地点に
最も近い監視用ITVカメラ(ITVC)21iを選択
し制御する例について示している。
【0032】ここで、図1乃至図5、及び図7を参照し
て本発明の第1実施形態に於ける動作を説明する。
【0033】ネットワーク管理システム(CT−TR
F)30に設けられたケーブルセンサシステム(CA−
SEN)32は、光ケーブル10のセンサ用光ファイバ
(センサ用ケーブル)を用いて、光パルスにより、光ケ
ーブル10の状態を常時監視している。
【0034】また、監視システム(CT−CTV)40
に設けられた制御部(CONT)41は、通常処理モー
ド下に於いて、コンソール操作、プログラム操作等に従
い上記監視用ITVカメラ(ITVC)211,212
…21nを駆動制御(パン制御、ズーム制御等)し、映
像切替処理部(CTV−SW)42を切替制御して、当
該各監視用ITVカメラ(ITVC)211,212,…
21nで撮影した映像(映像信号)を選択しモニタ表示
部(MON)43に表示する。例えば、通常処理モード
下では、図4に示すITVカメラ管理テーブル(TB
L)を参照して、その設定情報に従い、カメラの撮影方
向、撮影範囲等を制御し、監視対象となる道路の状況を
撮影している(図3ステップS21)。
【0035】ここで、例えば図7に示すように、工事等
により、地中に埋設して敷設された光ケーブル10が切
断され又は損傷を受けて、光ケーブル10に障害が発生
すると、上記ケーブルセンサシステム(CA−SEN)
32は、上記光ケーブル10に含まれるセンサ用光ファ
イバを用いて光パルスの反射(後方散乱)及び減衰量か
ら障害の発生、及び大きさと位置(障害発生地点)を特
定し(図2ステップS11〜S13)、その障害発生及
び障害発生地点を表示システム(EM−DISP)33
に表示して、障害発生状態をコンソールを操作する管理
者に提示するとともに、監視システム(CT−CTV)
40に割込みをかけて、当該障害発生地点の情報を監視
システム(CT−CTV)40に送出する(図2ステッ
プS14)。
【0036】監視システム(CT−CTV)40に設け
られた制御部(CONT)41は、上記ケーブルセンサ
システム(CA−SEN)32から割込要求を受付け
(図3ステップS21)、障害発生地点の情報を受ける
と、上述した通常処理モードから、ケーブルセンサシス
テム(CA−SEN)32と連動する連動処理モードに
切り替え(図3ステップS23)、当該障害発生地点の
情報をもとに、図4に示すITVカメラ管理テーブル
(TBL)を参照して映像切替処理部(CTV−SW)
42を切替制御し、上記障害発生地点に最も近い場所に
設置された監視用ITVカメラ(ITVC)21iを選
択する(図3ステップS24)。そして当該選択した監
視用ITVカメラ(ITVC)21iを必要に応じ、旋
回制御、ズーム制御等、駆動制御して、当該選択したI
TVカメラ(ITVC)21iが障害発生地点(現場)
を撮影するように制御する。更に予め設定された情報に
従い上記ITVカメラ(ITVC)21iで撮影した映
像を表示する表示デバイスを選択し、当該表示デバイス
(この例ではモニタ表示部(MON)43)に上記選択
したITVカメラ(ITVC)21iで撮影した映像を
表示する(図3ステップS25)。
【0037】この際の具体的な一例を図4及び図5を参
照して説明する。この例では、図5に示すように、光ケ
ーブル10の敷設路に於いて、[B]地点と監視用IT
Vカメラ(ITVC)212を設置した[C2]地点と
の間で、障害(図5の×印参照)が発生すると、光ケー
ブル20が正常状態にあるときは、ITVカメラ管理テ
ーブル(TBL)を参照して、監視用ITVカメラ(I
TVC)212を選択し、当該ITVカメラ(ITV
C)212で障害発生現場を撮影するが、光ケーブル2
0が光ケーブル10と共に切断又は損傷し、共に障害発
生状態にあるときは、ITVカメラ管理テーブル(TB
L)を参照して、正常な動作状態にある監視用ITVカ
メラ(ITVC)の中から障害発生現場に最も近い、正
常に動作する監視用ITVカメラ(ITVC)211
選択し、当該監視用ITVカメラ(ITVC)211
旋回制御して、当該選択したITVカメラ(ITVC)
211が障害発生現場を撮影するように制御する。
【0038】このような制御により、障害発生時点に於
ける障害発生現場の状況を即時にコンソールを操作する
管理者に提示することができ、これにより障害発生現場
での復旧作業を効率良く迅速に行うことができ、復旧ま
でに要する時間を大幅に短縮できる。また、道路監視用
カメラ等の既設環境設備を有効に活用して、光ケーブル
に障害が発生した際にのみ、上記カメラをネットワーク
監視用のカメラとして用いることができることから、経
済的に有利なシステムを構築できる。
【0039】図6は本発明の第2実施形態に於ける要部
の構成を示すブロック図である。この第2実施形態が上
記第1実施形態と特に異なるところは、上記第1実施形
態による障害発生に伴う情報提供機能に加え、光ケーブ
ル10Aを用いた現用回線に障害が発生した際に、当該
現用回線の光ケーブル10Aをシステムから切り離し、
代わって予備回線の光ケーブル10Bをシステムに接続
する、現用/予備の切り替え制御機能を付加した点であ
る。
【0040】即ち、ケーブルセンサシステム(CA−S
EN)32は、現用回線として用いている光ケーブル1
0Aの障害発生を検知すると、当該現用回線として用い
ている光ケーブル10Aに於ける障害の発生、及び障害
発生地点を表示システム(EM−DISP)33に表示
してコンソールを操作する管理者に提示するとともに、
当該障害発生地点の情報を割込みにより監視システム
(CT−CTV)40の制御部(CONT)41に送出
し、更に、回線切替手段34を切替制御して、光ケーブ
ル10Aを用いた現用回線をシステムから切り離し、代
わって光ケーブル10Bを用いた予備回線をシステムに
接続して、光ケーブル10Aを用いた現用回線を光ケー
ブル10Bを用いた予備回線に切り替え制御する。
【0041】このような光ケーブルの切替接続機能をも
つことにより、光ケーブル10Aを用いた現用回線に障
害が発生した際に、障害発生に伴う障害発生現場の映像
提供機能に加え、予備回線の光ケーブル10Bを用いて
光ネットワークを継続運用する障害回復機能を実現でき
る。
【0042】尚、上記した実施形態では、データ伝送用
光ケーブルと、監視用ITVカメラ(ITVC)の制御
及び映像伝送用光ケーブルとをそれぞれ独立して敷設し
た例を示しているが、監視用ITVカメラ(ITVC)
の制御及び映像伝送用光ケーブルをデータ伝送用光ケー
ブルに含む敷設手段に於いても本発明を適用できる。
【0043】また上記した実施形態では、監視用ITV
カメラ(ITVC)を道路監視と障害発生現場の撮影用
とに適用した例について示したが、これに限らず、例え
ば鉄道路線の監視、給配電線路の監視等、他の設備監視
と障害発生現場の撮影用とに適用してもよい。
【0044】
【発明の効果】以上詳記したように本発明によれば、光
ケーブルを敷設して構築される光ネットワークシステム
に於いて、ケーブル切断等、光ケーブルに障害が発生し
た際に、効率良く迅速に復旧作業を行うことができ、こ
れにより復旧までに要する時間を大幅に短縮できる。
【0045】また本発明によれば、光ケーブルを敷設し
て構築される光ネットワークシステムに於いて、既設環
境設備を有効に活用し、経済的に有利な構成で、ケーブ
ル切断等、光ケーブルに障害が発生した際に、効率良く
迅速に復旧作業を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るシステムの要部の構成を示すブロ
ック図。
【図2】上記実施形態に於けるネットワーク管理システ
ム(CT−TRF)に設けられたケーブルセンサシステ
ム(CA−SEN)の処理手順を示すフローチャート。
【図3】上記実施形態に於ける監視システム(CT−C
TV)に設けられた制御部(CONT)の処理手順を示
すフローチャート。
【図4】上記実施形態に於ける制御部(CONT)41
により参照されるITVカメラ管理テーブル(TBL)
の構成例を示す図。
【図5】上記実施形態に於ける動作説明図。
【図6】本発明の第2実施形態に於ける要部の構成を示
すブロック図。
【図7】本発明に係るシステムの概要説明図。
【符号の説明】
10…主データ伝送用光ケーブル 10A…現用回線用の光ケーブル 10B…予備回線用の光ケーブル 20…監視カメラ用光ケーブル 211,212,…21n…監視用ITVカメラ(ITV
C) 30…ネットワーク管理システム(CT−TRF) 31…伝送システム(TRF−SYS) 32…ケーブルセンサシステム(CA−SEN) 33…表示システム(EM−DISP) 34…回線切替手段 40…監視システム(CT−CTV) 41…制御部(CONT) 42…映像切替処理部(CTV−SW) 43…モニタ表示部(MON) TBL…ITVカメラ管理テーブル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04L 12/28 H04B 9/00 K 5K035 12/56 H04L 11/00 310D 5K042 29/14 11/20 102Z H04N 7/18 13/00 313 Fターム(参考) 5C054 AA02 CA01 CC02 CG07 CH04 CH08 DA01 DA05 DA10 EA01 EA05 FE26 FF02 HA01 HA31 5C087 AA02 AA03 AA09 AA19 BB15 BB74 CC05 CC22 CC46 DD08 DD15 DD33 EE05 EE16 FF01 FF04 FF30 GG10 GG54 GG59 GG66 5K002 EA07 FA01 5K030 GA12 HC01 HC14 JA14 JL03 JT04 MB04 MB20 5K033 AA06 BA08 EA02 EA04 5K035 DD01 JJ01 KK04 MM07 5K042 CA10 DA33 EA15 HA02 JA03 LA01 MA09

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 敷設された光ケーブルの障害発生地点を
    特定する障害検知手段と、前記光ケーブルの敷設路に沿
    って設けられた複数の監視用カメラにより撮影した映像
    をモニタ表示する監視手段とを有してなる光ネットワー
    ク監視システムであって、前記障害検知手段により特定
    された障害発生地点の情報をもとに前記監視手段が障害
    発生地点の映像をモニタ表示することを特徴とする光ネ
    ットワーク監視システム。
  2. 【請求項2】 ネットワークエリアに敷設された光ケー
    ブルと、 前記光ケーブルの敷設路に沿い所定の間隔で設置された
    複数の監視用カメラと、 前記光ケーブルの障害発生地点を特定する光パルスを用
    いた障害検知手段と、 前記障害検知手段で特定された障害発生地点に最も近い
    監視用カメラを選択し当該カメラを操作して前記障害発
    生地点を撮影するカメラ制御手段と、 前記選択された監視用カメラにより撮影された映像をモ
    ニタ表示する手段とを具備してなることを特徴とする光
    ネットワーク監視システム。
  3. 【請求項3】 ネットワークエリアに敷設された光ケー
    ブルと、 光ケーブルの敷設路に沿い所定の間隔で設置された複数
    の監視用カメラと、 前記光ケーブルと前記監視用カメラ各々の配設位置関係
    を定義したテーブルと、 前記光ケーブルに含まれる特定のケーブルを用いて前記
    光ケーブルの障害発生を検知し当該発生地点を特定する
    障害検知手段と、 前記障害検知手段で特定された障害発生地点の情報をも
    とに前記テーブルを参照して前記障害発生地点に最も近
    い監視用カメラを選択し当該カメラを操作して前記障害
    発生地点を撮影するカメラ制御手段と、 前記選択された監視用カメラにより撮影された映像をモ
    ニタ表示する手段とを具備してなることを特徴とする光
    ネットワーク監視システム。
  4. 【請求項4】 前記障害検知手段の障害検知信号をもと
    に、ネットワークを構成する光ケーブルを切り替える切
    替制御手段を有してなる請求項1又は2又は3記載の光
    ネットワーク監視システム。
  5. 【請求項5】 前記監視用カメラは前記障害発生が検知
    されないとき、特定設備又は特定施設の監視用カメラと
    して用いられる請求項1又は2又は3記載の光ネットワ
    ーク監視システム。
  6. 【請求項6】 監視対象となる光ケーブルに、前記監視
    用カメラの信号伝送路を形成する光ケーブルが含まれる
    請求項1又は2又は3記載の光ネットワーク監視システ
    ム。
  7. 【請求項7】 前記監視用カメラは、前記障害発生時に
    於いて、前記カメラ制御手段により、少なくともパン制
    御、又はズーム制御される請求項2又は3記載の光ネッ
    トワーク監視システム。
JP12417899A 1999-04-30 1999-04-30 光ネットワーク監視システム Expired - Fee Related JP3721006B2 (ja)

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